JP4188537B2 - 免疫クロマト試験片の測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は免疫クロマト(イムノクロマト)試験片を測定するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
免疫クロマト式分析について説明すると、免疫クロマト試験片では、検体(試料)中の抗原(又は抗体)と抗原抗体反応を起こす抗体(又は抗原)が免疫クロマト試験片の特定の位置にあらかじめ帯状に塗布されている。その免疫クロマト試験片に検体を適用した後、展開液により検体中の抗原(又は抗体)を溶出させて試験片に浸透させていくと、免疫クロマト試験片に塗布されている抗体(又は抗原)のところで抗原抗体反応により検体中の抗原(又は抗体)がトラップされる。このトラップされた量が検体中のその抗原(又は抗体)の総量であるので、検体中の抗原(又は抗体)を色素で標識しておけば吸光度等の光学的測定により抗原(又は抗体)の総量が測定できる。免疫クロマト分析法は、通常の呈色試験法に比べて極微量まで定量が可能な方法である。
【0003】
検体が展開し呈色した後の免疫クロマト試験片から検体中の特定物質の濃度を測定するための装置として、たとえば特開平7−5110号公報に記載された測定装置がある。特開平7−5110号公報に記載された測定装置は、LEDからの光を免疫クロマト試験片に照射し、免疫クロマト試験片で反射した光をCCDカラーイメージセンサーで検出して、呈色の度合いを認識しようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−5110号公報に記載された測定装置のように光源としてLED等の発光素子を用いた場合には、免疫クロマト試験片に照射される光量が少なくなり、免疫クロマト試験片の呈色した部分が細い(0.5mm程度)こともあって、呈色した部分の検出が難しいという問題点を有している。免疫クロマト試験片に照射される光量を大きくするために、光源としてナトリウム灯や蛍光灯等の発光管を用いることも考えられるが、この場合には装置が大型なものになってしまう。
【0005】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、装置を大型化することなく、免疫クロマト試験片の呈色した部分の検出を確実に行うことが可能な免疫クロマト試験片の測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る免疫クロマト試験片の測定装置は、免疫クロマト試験片に測定光を照射する照射光学系と、測定光の照射による免疫クロマト試験片からの光を検出する検出光学系と、を備えており、照射光学系は、発光素子と、発光素子から出力された光をミキシングするミキシングロッドと、を有し、ミキシングロッドから出射した光を測定光として免疫クロマト試験片に照射し、検出光学系は、免疫クロマト試験片からの光を結像させる結像レンズと、結像レンズにより免疫クロマト試験片からの光が結像される位置に配設される撮像素子と、を有し、撮像素子により免疫クロマト試験片からの透過光を検出することを特徴としている。
【0007】
本発明に係る免疫クロマト試験片の測定装置では、照射光学系と検出光学系とを備え、照射光学系は、発光素子と、発光素子から出力された光をミキシングするミキシングロッドとを有し、ミキシングロッドから出射した光を測定光として免疫クロマト試験片に照射し、検出光学系は、免疫クロマト試験片からの光を結像させる結像レンズと、結像レンズにより免疫クロマト試験片からの光が結像される位置に配設される撮像素子とを有し、撮像素子により免疫クロマト試験片からの光を受光して検出する。これにより、発光素子から出力された光はミキシングロッドによりミキシングされて免疫クロマト試験片に照射されるので、発光素子からの光の減衰が抑制され、免疫クロマト試験片に照射される光量が大きくなる。この結果、撮像素子による免疫クロマト試験片の呈色した部分の検出を確実に行うことができる。また、光源として発光素子を用いるので、装置の大型化を抑制することもできる。
【0008】
また、ミキシングロッドの光入射面側及び光出射面側には、ミキシングロッドに入射する光及びミキシングロッドから出射する光を拡散するための拡散手段が更に設けられていることが好ましい。このように、ミキシングロッドの光入射面側及び光出射面側には、ミキシングロッドに入射する光及びミキシングロッドから出射する光を拡散するための拡散手段が更に設けられることにより、免疫クロマト試験片に照射される光が略均一化され、撮像素子による免疫クロマト試験片の呈色した部分の検出をより一層確実に行うことができる。
【0009】
また、免疫クロマト試験片は、観測用ウィンドウを有したケーシングに保持され、照射光学系は、ミキシングロッドから出射した光を測定光として観測用ウィンドウに向けて照射しており、ミキシングロッドの光出射面の面積は、観測用ウィンドウの面積よりも大きいことが好ましい。このように、免疫クロマト試験片は、観測用ウィンドウを有したケーシングに保持され、照射光学系は、ミキシングロッドから出射した光を測定光として観測用ウィンドウに向けて照射しており、ミキシングロッドの光出射面の面積は観測用ウィンドウの面積よりも大きいので、免疫クロマト試験片の観測用ウィンドウに対応する位置に照射される光が略均一化され、撮像素子による免疫クロマト試験片の呈色した部分の検出をより一層確実に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明による免疫クロマト試験片の測定装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0011】
(第1実施形態)
まず、図1に基づいて、本発明の第1実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を説明する。図1は、第1実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を示す、光学系の概略構成図である。
【0012】
測定装置1は、免疫クロマト試験片10に測定光を照射する照射光学系20と、測定光の照射による免疫クロマト試験片10からの光を検出する検出光学系30とを備えている。照射光学系20は、発光素子21と、ミキシングロッド22とを有している。また、検出光学系30は、アパーチャ31と、結像レンズとしての凸レンズ33と、撮像素子としてのCCDイメージセンサ36とを有している。
【0013】
免疫クロマト試験片10はニトロセルロースメンブレンや濾紙などの材質からなり、長方形状である。この免疫クロマト試験片10は、平面視長方形状のケーシング11内に保持されており、ケーシング11には、その長辺方向に沿って検体点着ウィンドウ12と、観測用ウィンドウ13と、コントロールウィンドウ14とが設けられている。免疫クロマト試験片10は、検体点着ウィンドウ12に対応する位置に設けられる検体点着部15と、観測用ウィンドウ13及びコントロールウィンドウ14に対応する位置に設けられる検出部16,17とを有している。検出部16は、検体中の抗原(又は抗体)と反応するそれぞれの抗体(又は抗原)が塗布されて固定化されており、ライン状(又は帯状)となっている。なお、免疫クロマト試験片10が保持されたケーシング11は、図示しない保持手段により保持されている。なお、本実施形態においては、観測用ウィンドウ13は4mm×8mmの大きさを有している。
【0014】
検体は、検体点着ウィンドウ12から免疫クロマト試験片10の検体点着部15に滴下される。検体中の抗原(又は抗体)は標識色素と結合し、検体中の抗原(又は抗体)と標識色素との結合体や未反応の標識色素は免疫クロマト試験片10の長辺方向に移動する。いま、仮に検体中に抗原が含まれており、抗原が検出部とそれぞれ抗原抗体反応するものとする。検体が移動するにともなって、検体中の抗原と検出部16に固定されている抗体とが特異的に反応し、反応した検出部16には標識色素により呈色したライン状のパターン18が形成される。この呈色したライン状のパターン18は、免疫クロマト試験片10における検体中の抗原(又は抗体)の移動方向と交差する方向(たとえば、直交する方向)に延びて形成され、観測用ウィンドウ13から観測することができる。
【0015】
発光素子21は、発光波長の異なる複数のLED、本実施形態においては青色LED21Bと赤色LED21Rとを含んでいる。抗原抗体反応により形成されたライン状のパターン18を赤色に呈色させた場合には、青色LED21Bを発光させる。また、抗原抗体反応により形成されたライン状のパターン18を青色に呈色させた場合には、赤色LED21Rを発光させる。
【0016】
ミキシングロッド22は、発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)から出力された光をミキシングする透明アクリル樹脂製の角柱(又は円柱)状のロッドであり、その端部に光入射面及び光出射面を有している。ミキシングロッド22の光入射面側には上述した発光素子21が配置されている。また、ミキシングロッド22の光出射面側には免疫クロマト試験片10(ケーシング11)が配置されており、詳細には、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)は、ケーシング11の観測用ウィンドウ13がミキシングロッド22の光出射面と重なるように、ミキシングロッド22の光出射面に対向して配置される。ミキシングロッド22の光出射面は8mm×14mmの大きさを有しており、このミキシングロッド22の光出射面の面積は、ケーシング11の観測用ウィンドウ13の開口面積よりも大きく設定されている。
【0017】
ミキシングロッド22の光入射面及び光出射面には、拡散手段としての拡散板23,24が、ミキシングロッド22の光入射面及び光出射面に当接した状態で、設けられている。この拡散板23,24は、乳白アクリル樹脂製である。なお、拡散板23,24を設ける代わりに、拡散手段として、ミキシングロッド22の光入射面及び光出射面そのものをスリガラス状に加工するようにしてもよい。
【0018】
発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)から出力された光は、拡散板23により拡散された後にミキシングロッド22の光入射面からミキシングロッド22内に入る。ミキシングロッド22内に入った光は、ミキシングロッド22の側面で全反射されながら伝搬することによりミキシングされ、ミキシングロッド22の光出射面に達する。ミキシングロッド22の光出射面に達した光は、拡散板24により拡散された後に、ケーシング11の観測用ウィンドウ13の裏面側から測定光として免疫クロマト試験片10(ケーシング11の観測用ウィンドウ13)に向けて照射される。
【0019】
アパーチャ31は、絞り用穴部32を有しており、測定光の照射により免疫クロマト試験片10(ケーシング11)を透過して観測用ウィンドウ13から出た透過光は、アパーチャ31の絞り用穴部32により絞られる。凸レンズ33は、アパーチャ31の絞り用穴部32を介して入射する免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光を結像させる。
【0020】
CCDイメージセンサ36は、受光面37を有し、この受光面37が、凸レンズ33により免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光が結像される位置となるように配設されている。受光面37には、受光素子が1次元方向あるいは2次元方向に配置されており、CCDイメージセンサ36は、凸レンズ33により結像された像を受光面37にて撮像することにより、免疫クロマト試験片10の透過光を検出する。
【0021】
次に、検体の濃度を求める手法について説明する。まず、CCDイメージセンサ36により免疫クロマト試験片10の透過光を検出すると、CCDイメージセンサ36からの出力信号に基づいて、呈色して形成されたライン状のパターン18の吸光度を求める。詳細には、CCDイメージセンサ36からの出力信号強度とCCDイメージセンサ36の受光素子(チャンネル)位置とに基づいて、図2に示されるような、免疫クロマト試験片10の透過光の吸光プロファイルを作成し、作成された吸光プロファイルにおける免疫クロマト試験片10の呈色していない部分に相当する位置の出力信号強度T0、呈色した部分(ライン状のパターン18)に相当する位置の出力信号強度Tiとして、下記(1)式に基づいて吸光度ABSを算出する。
ABS=log(T0/Ti) ……… (1)
吸光度ABSが算出されると、吸光度ABSから、予め作成された検量特性線を参照して検体中に含まれる抗体又は抗原の総量(濃度)を求める。
【0022】
なお、吸光度の算出に関して、作成された吸光プロファイルにおける免疫クロマト試験片の呈色していない部分に相当する位置の平均出力信号強度Ta0、呈色した部分(ライン状のパターン)に相当する位置の平均出力信号強度Taiとして、下記(2)式に基づいて吸光度ABSを算出するようにしてもよい。
ABS=log(Ta0/Tai) ……… (2)
【0023】
このように、測定装置1にあっては、照射光学系20と検出光学系30とを備え、照射光学系20は、発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)と、ミキシングロッド22とを有し、ミキシングロッド22から出射した光を測定光として免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射し、検出光学系30は、凸レンズ33と、CCDイメージセンサ36とを有し、CCDイメージセンサ36により免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光を検出する。これにより、発光素子21から出力された光はミキシングロッド22によりミキシングされて免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射されるので、発光素子21からの光の減衰が抑制され、免疫クロマト試験片10に照射される光量が大きくなる。この結果、CCDイメージセンサ36による免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の検出を確実に行うことができる。また、光源として発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)を用いるので、測定装置1の大型化を抑制することもできる。
【0024】
また、ミキシングロッド22の光入射面側及び光出射面側には、拡散板23,24が設けられているので、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射される光が略均一化され、CCDイメージセンサ36による免疫クロマト試験片におけるライン状のパターン18の検出をより一層確実に行うことができる。
【0025】
また、ミキシングロッド22の光出射面の面積は、ケーシング11の観測用ウィンドウ13の面積よりも大きいので、免疫クロマト試験片10の観測用ウィンドウ13に対応する位置に照射される光がより一層略均一化され、CCDイメージセンサ36による免疫クロマト試験片10におけるライン状のパターン18の検出をより一層確実に行うことができる。
【0026】
また、測定装置1においては、照射光学系20及び検出光学系30は、CCDイメージセンサ36が免疫クロマト試験片10に照射された測定光の透過光を受光するように配置されており、CCDイメージセンサ36にて受光した透過光に基づいて、呈色して形成されたライン状のパターン18の吸光度を測定するので、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の呈色の度合いを精度よく簡易に測定することができる。この結果、検体中に含まれる抗原又は抗体の総量(濃度)を適切に測定することができる。
【0027】
(第2実施形態)
次に、図3に基づいて、本発明の第1実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を説明する。図3は、第2実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を示す、光学系の概略構成図である。第2実施形態に係る測定装置は、第1実施形態に係る測定装置とは、結像レンズがシリンドリカルレンズである点で相違する。
【0028】
測定装置101は、アパーチャ131と、結像レンズとしてのシリンドリカルレンズ133とを有している。このシリンドリカルレンズ133は、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向が、免疫クロマト試験片10における検体中の抗原(又は抗体)の移動方向と交差する(たとえば、直交する)ように、すなわち免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の延びる方向に向くように、配設されている。
【0029】
アパーチャ131は、シリンドリカルレンズ133の光入射面側に配設されている。また、アパーチャ131には、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向に延びる長方形状のスリット132が形成されている。
【0030】
免疫クロマト試験片10(ケーシング11)の光出射側には、観測用ウィンドウ13以外からの光がシリンドリカルレンズ133に入射するのを抑制するためのアパーチャ134が配設されている。アパーチャ134には、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光を投すための穴部135が設けられている。
【0031】
上述した構成の測定装置101においても、第1実施形態の測定装置1と同様の作用効果を奏し、CCDイメージセンサ36による免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の検出を確実に行うことができる。また、光源として発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)を用いるので、測定装置101の大型化を抑制することもできる。
【0032】
また、測定装置101は、結像レンズとしてシリンドリカルレンズ133を有しており、このシリンドリカルレンズ133は、湾曲した面の母線方向が免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に対して交差して配設されており、測定光の照射により抗原又は抗体の移動方向とは交差する方向に形成されるライン状のパターン18をCCDイメージセンサ36に結像する。これにより、免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に平行な光はCCDイメージセンサ36に結像され、免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に直交する光はぼやけて平均化されることになる。したがって、免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の延びる方向に呈色むらが発生した場合においても、シリンドリカルレンズ133により呈色むらが光学的に平均化されて、呈色むらが光学的に平均化されたパターンがCCDイメージセンサ36に結像されることになり、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の呈色の度合いを精度よく測定することができる。
【0033】
また、シリンドリカルレンズ133の光入射面側には、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向に延びる長方形状のスリット132が形成されたアパーチャ131が配設されているので、CCDイメージセンサ36において収差の小さい像を結像することができる。
【0034】
(第3実施形態)
次に、図4〜図9に基づいて、本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を説明する。第3実施形態に係る測定装置は、第2実施形態に係る測定装置とは、ミラーを用いて光路を折り曲げて構成している点で相違する。
【0035】
図4は、本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置の側面図であり、図5は、同じく免疫クロマト試験片の測定装置の正面図である。図6は、試験片ホルダーの平面図であり、図7は、試験片ホルダーの背面図であり、図8は、レンズマスクの平面図であり、図9は、リニアアレイCCDイメージセンサの平面図である。
【0036】
測定装置201は、図4及び図5に示されるように、ケース202と、ケース202に取り付けられる蓋(図示せず)を有している。ケース202には、照射光学系20と、検出光学系30と、各種演算処理を行い測定装置201の動作を制御するためのコントロール回路203とを配設するためのシャシー204が固定されている。
【0037】
発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)は、取付け台205に固定されており、この取付け台205は、ブラケット206を介してシャシー204に取り付けられている。
【0038】
ミキシングロッド22は、ミキシングロッド22の光入射面及び光出射面に拡散板23,24を当接させた状態でロッドケース207内に配設されている。ミキシングロッド22の光導波方向での位置は、ロッドケース207に一体形成された規制部208と拡散板24とが当接する、及び、ロッドケース207に組み付けられるロッド押え板209と拡散板23とが当接することにより、規定される。また、ミキシングロッド22の側面には、ミキシングロッド22の光導波方向に所定間隔を有して複数のロッドホルダー210が取り付けられており、このロッドホルダー210がロッドケース207の側壁に当接することにより、ミキシングロッド22の光導波方向に直交する方向での位置が規定される。
【0039】
規制部208の上面(拡散板24が当接する面の裏面)には、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)が挿入可能に構成された試験片ホルダー211が設けられている。この試験片ホルダー211は、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)を保持する保持手段として機能する。
【0040】
試験片ホルダー211は、アパーチャ134と試験片載置部212とが一体に形成されており、試験片ホルダー211に挿入され試験片載置部212に載置されたケーシング11とアパーチャ134とが当接するように構成されている。試験片ホルダー211は、規制部208と試験片載置部212とが当接した状態で、シャシー204に取り付けられている。免疫クロマト試験片10(ケーシング11)の長手方向での挿入位置は、ロッドケース207(規制部208)に一体形成された規制部213とケーシング11の長手方向端部とが当接することによりに規定される。
【0041】
アパーチャ134には、図6に示されるように、免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光を通すための穴部135が設けられている。アパーチャ134の穴部135は、5mm×8mmの大きさを有している。また、試験片ホルダー211の試験片載置部212には、図7に示されるように、拡散板24からの光を免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射するための穴部214が設けられている。試験片載置部212の穴部214は、8mm×14mmの大きさを有している。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、ミキシングロッド22の光出射面は8mm×14mmの大きさを有しており、観測用ウィンドウは4mm×8mmの大きさを有している。
【0042】
試験片ホルダー211の上方には、ミラー215が設けられている。このミラー215は、ミラーホルダー216を介してシャシー204に取り付けられる。ミラー215で反射した光は、シリンドリカルレンズ133に入射する。このミラー215により、測定装置201における光路が折り曲げられて、図4に示されるように、照射光学系20及び検出光学系30が逆L字状に配設されることになる。コントロール回路203は、逆L字状に配設された照射光学系20及び検出光学系30の内側に配設された状態で、シャシー204に取り付けられる。このように、照射光学系20、検出光学系30、及び、コントロール回路203をレイアウトすることにより、測定装置201の小型化を図ることができる。
【0043】
シリンドリカルレンズ133は、第2実施形態にて述べたように、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向が、免疫クロマト試験片10における検体中の抗原(又は抗体)の移動方向と交差する(たとえば、直交する)ように、すなわち免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の延びる方向に向くように、配設されている。シリンドリカルレンズ133の光入射面側には、アパーチャとしてのレンズマスク217が配設されている。レンズマスク217には、図8に示されるように、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向に延びる長方形状のスリット132が形成されている。このスリット132の大きさは、4mm×8mmに設定されている。
【0044】
シリンドリカルレンズ133及びレンズマスク217は、レンズホルダー218に押え環219を螺合することにより、レンズホルダー218と押え環219とで挟持されている。レンズホルダー218は、レンズ取付け筒220の穴部に挿入された状態で固定される。レンズホルダー218が固定されるレンズ取付け筒220は、シャシー204に取り付けられる。
【0045】
シリンドリカルレンズ133から出た光は、リニアアレイCCDイメージセンサ236に入射する。リニアアレイCCDイメージセンサ236は、図9に示されるように、1次元方向に延びる受光面237を有している。リニアアレイCCDイメージセンサ236は、受光面237がシリンドリカルレンズ133により免疫クロマト試験片10(ケーシング11)からの透過光が結像される位置となるように、配設されている。リニアアレイCCDイメージセンサ236の受光面237には、受光素子が1次元方向に複数個(本実施形態においては、2048個)配置されている。リニアアレイCCDイメージセンサ236は、基板238を介してセンサホルダー239に固定されており、このセンサホルダー239は、センサ取付け筒240を介してシャシー204に取り付けられる。リニアアレイCCDイメージセンサ236がシャシー204に対して取り付けられた状態においては、図4に示されるように、リニアアレイCCDイメージセンサ236の受光面237の延びる方向は、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向に交差する(たとえば、直交する)方向となる。
【0046】
シリンドリカルレンズ133とリニアアレイCCDイメージセンサ236との間には、迷光を除去するためのバッフル板241が設けられている。このバッフル板241には、シリンドリカルレンズ133から出た光を通すための穴部242,243が形成されている。また、バッフル板241は、シャシー204に取り付けられている。
【0047】
アパーチャ134からリニアアレイCCDイメージセンサ236までの検出光学系は、この検出光学系を遮光するための遮光筒250により覆われている。この遮光筒250は、シャシー204に取り付けられている。
【0048】
上述した構成の測定装置201においても、第1実施形態及び第2実施形態の測定装置1,101と同様の作用効果を奏し、リニアアレイCCDイメージセンサ236による免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の検出を確実に行うことができる。また、光源として発光素子21(青色LED21B又は赤色LED21R)を用いるので、測定装置201の大型化を抑制することもできる。
【0049】
また、測定装置201は、第2実施形態の測定装置101と同様に、結像レンズとしてシリンドリカルレンズ133を有しており、このシリンドリカルレンズ133は、湾曲した面の母線方向が免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に対して交差して配設されており、測定光の照射により抗原又は抗体の移動方向とは交差する方向に形成されるライン状のパターン18をリニアアレイCCDイメージセンサ236に結像する。これにより、免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に平行な光はリニアアレイCCDイメージセンサ236に結像され、免疫クロマト試験片10における抗原又は抗体の移動方向に直交する光はぼやけて平均化されることになる。したがって、免疫クロマト試験片10において呈色して形成されたライン状のパターン18の延びる方向に呈色むらが発生した場合においても、シリンドリカルレンズ133により呈色むらが光学的に平均化されて、呈色むらが光学的に平均化されたパターンがリニアアレイCCDイメージセンサ236に結像されることになり、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の呈色の度合いを精度よく測定することができる。
【0050】
また、シリンドリカルレンズ133の光入射面側には、シリンドリカルレンズ133の湾曲した面の母線方向に延びる長方形状のスリット132が形成されたレンズマスク217が配設されているので、リニアアレイCCDイメージセンサ236において収差の小さい像を結像することができる。
【0051】
また、撮像素子としてリニアアレイCCDイメージセンサ236を用いているので、安価且つ小型な構成の測定装置201を実現することができる。上述したように、シリンドリカルレンズ133により呈色むらが光学的に平均化されるので、撮像素子をリニアアレイCCDイメージセンサ236としても、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の呈色の度合いを精度よく測定することができる。
【0052】
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、上述した数値等も適宜変更して設定することができる。
【0053】
また、上述した第1実施形態〜第3実施形態においては、CCDイメージセンサ36,236にて免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射された測定光の透過光を受光し、CCDイメージセンサ36,236にて受光した透過光に基づいて、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の吸光度を測定するようにしているが、これに限られることなく、CCDイメージセンサ36,236にて免疫クロマト試験片10(ケーシング11)に照射された測定光の反射光を受光し、CCDイメージセンサ36,236にて受光した反射光に基づいて、免疫クロマト試験片10に形成されたライン状のパターン18の反射率を測定するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したとおり、本発明の免疫クロマト試験片の測定装置によれば、装置を大型化することなく、免疫クロマト試験片の呈色した部分の検出を確実に行うことが可能な免疫クロマト試験片の測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を示す、光学系の概略構成図である。
【図2】免疫クロマト試験片の透過光の吸光プロファイルを示す線図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置を示す、光学系の概略構成図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置の側面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置の正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置に含まれる、試験片ホルダーの平面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置に含まれる、試験片ホルダーの背面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置に含まれる、レンズマスクの平面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る免疫クロマト試験片の測定装置に含まれる、リニアアレイCCDイメージセンサの平面図である。
【符号の説明】
1,101,201…測定装置、10…免疫クロマト試験片、11…ケーシング、12…検体点着ウィンドウ、13…観測用ウィンドウ、15…検体点着部、16…検出部、18…ライン状のパターン、20…照射光学系、21…発光素子、21B…青色LED、21R…赤色LED、22…ミキシングロッド、23,24…拡散板、30…検出光学系、31…アパーチャ、32…絞り用穴部、33…凸レンズ、36…CCDイメージセンサ、37…受光面、131…アパーチャ、132…スリット、133…シリンドリカルレンズ、134…アパーチャ、135…穴部、236…リニアアレイCCDイメージセンサ、237…受光面。
Claims (3)
- 免疫クロマト試験片に測定光を照射する照射光学系と、
前記測定光の照射による前記免疫クロマト試験片からの光を検出する検出光学系と、を備えており、
前記照射光学系は、発光素子と、前記発光素子から出力された光をミキシングするミキシングロッドと、を有し、前記ミキシングロッドから出射した光を前記測定光として前記免疫クロマト試験片の検出部に照射し、
前記検出光学系は、前記免疫クロマト試験片からの前記光を結像させる結像レンズと、前記結像レンズにより前記免疫クロマト試験片からの前記光が結像される位置に配設される撮像素子と、を有し、前記撮像素子により前記免疫クロマト試験片からの透過光を検出し、
前記ミキシングロッドの光出射面の面積は、前記免疫クロマト試験片の前記検出部に照射される光が略均一化されるように前記免疫クロマト試験片の前記検出部の面積よりも大きいことを特徴とする免疫クロマト試験片の測定装置。 - 前記ミキシングロッドの光入射面側及び光出射面側には、前記ミキシングロッドに入射する光及び前記ミキシングロッドから出射する光を拡散するための拡散手段が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の免疫クロマト試験片の測定装置。
- 前記撮像素子が、受光素子が1次元方向あるいは2次元方向に配置されたCCDイメージセンサであって、
前記CCDイメージセンサからの出力信号強度と前記受光素子の位置とに基づいて、前記免疫クロマト試験片の呈色していない部分に相当する位置及び前記免疫クロマト試験片の呈色していない部分に相当する位置の出力信号強度から吸光度を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の免疫クロマト試験片の測定装置。
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