JP4173951B2 - 多感覚情報送信装置及び多感覚情報受信装置 - Google Patents
多感覚情報送信装置及び多感覚情報受信装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多感覚情報送信装置及び多感覚情報受信装置に係り、特に、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達する多感覚情報送信装置及び多感覚情報受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視覚,聴覚に障害を有するユーザに対し、視覚,聴覚以外の感覚を媒体に情報を伝達するための研究がなされている。
【0003】
例えば視覚に障害を有するユーザへの感覚代行として、画像から輪郭情報を抽出し、触覚受容器に2次元又は3次元の情報を伝達する「オプタコン」,「TVSS」(「視覚障害とその代行技術」,市川ほか,名古屋大学出版、「生体情報工学」,星宮ほか,共立出版など)等の情報伝達装置がある。これらの装置は、光電変換して得られた画像情報から2値化した情報を抽出し、2次元に配列された触覚刺激素子を駆動して振動で指や背中に刺激呈示するものである。
【0004】
また、3次元ディスプレイでは、「盲人用三次元情報表示装置」(医療福祉機器技術研究開発成果報告書)のように、2次元上に配置されたステッピングモータによる触覚刺激素子がコンピュータで作成された物体のデータに対応して上下に駆動され、擬似的な3次元の形状を表すものである。
【0005】
さらに、近年のバーチャルリアリティの進展により、仮想物体の立体形状を視覚,触覚へ伝達する研究がなされている。触覚への情報伝達では、例えば「PHAMTOM」(センサブルテクノロジー社)のように立体形状やテクスチャー等を指で触れて感じさせるものがある。この装置は、コンピュータで作成された立体の空間的な情報を、機械的な反力で触覚受容器にフィードバックすることで仮想的に立体感を再現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
放送・通信の分野では、視覚,聴覚を媒体に情報が伝達されている。したがって、視覚に障害を有するユーザに対し、聴覚を媒体に情報を伝達していた。しかしながら、地図や教育番組におけるグラフ等の図,又は美術品,教育番組における分子モデル,地形等の立体情報を触覚で伝達する手段は確立されておらず、前述のような図又は立体情報を音声のみで伝達することには限界があった。また、視覚及び聴覚に障害を有するユーザは触覚だけが唯一の情報入手手段であり現状では形状などの情報を伝達することができない。
【0007】
一方、従来の2次元,3次元の触覚呈示装置で利用する立体情報や図形情報をディジタルデータ放送で送信する方法も考えられる。しかしながら、限られた放送の伝送容量では十分な伝送容量を確保することが難しい。また、2次元,3次元の触覚呈示装置は空間や平面上の位置情報から立体や図形を触知することができるが、視覚に障害を有するユーザが触知だけで立体や図形の細部を理解することは困難であるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、画像に含まれる対象物の図形情報又は立体情報を触覚呈示装置に送信することができ、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達することが可能な多感覚情報送信装置及び多感覚情報受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明の多感覚情報送信装置は、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達する多感覚情報伝達システムに用いられる多感覚情報送信装置であって、前記画像に含まれる対象物の状態情報を生成する状態情報生成部と、前記生成した状態情報を送信する状態情報送信部とを備えることを特徴とする。
【0010】
このように、画像に含まれる対象物の状態情報を生成し、生成した状態情報を画像情報とは別に受信側に送信することにより、画像に含まれる対象物の状態を視覚,聴覚,触覚等の多感覚で呈示することができる。
【0011】
また、本発明の多感覚情報送信装置は、前記状態情報生成部が、前記画像に含まれる対象物を所定単位の部分に分割する分割部と、前記分割した部分の位置及び特徴を部分毎に検出し、前記検出した部分毎の位置及び特徴に応じて前記状態情報を生成する生成部と、前記生成した状態情報にアドレス情報を付加する一方、前記対象物を含む画像情報に前記アドレス情報を付加するアドレス情報付加部とを備えることを特徴とする。
【0012】
このように、状態情報生成部は、画像に含まれる対象物を所定単位(例えば、所定面積)に分割し、分割した部分の位置及び特徴(例えば、形状,固さ等)に応じて状態情報を生成することにより、受信側で画像に含まれる対象物の状態を視覚,聴覚,触覚等の多感覚で呈示することができる。
【0013】
また、本発明の多感覚情報送信装置は、前記状態情報生成部が、前記対象物の所定範囲を指定する範囲指定部と、前記分割した部分のうち前記指定された所定範囲に含まれる1以上の部分を検出する検出部と、前記検出した1以上の部分にタグ情報を付加するタグ情報付加部とを備えることを特徴とする。
【0014】
このように、対象物の所定範囲を指定し、分割した部分のうち所定範囲に含まれる1以上の部分にタグ情報を付加することにより、部分毎に名称,特徴等の情報を付加することができる。
【0015】
また、上記課題を解決するため、本発明の多感覚情報受信装置は、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達する多感覚情報伝達システムに用いられる多感覚情報受信装置であって、前記画像に含まれる対象物の状態情報を受信する状態情報受信部と、前記受信した状態情報に基づいて前記対象物の状態を抽出し、前記抽出した対象物の状態を状態呈示装置に呈示させるように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
【0016】
このように、画像に含まれる対象物の状態情報を画像情報とは別に受信し、受信した状態情報に基づいて対象物の状態を抽出し、抽出した対象物の状態を状態呈示装置に呈示させるように制御することにより、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達することができる。
【0017】
また、本発明の多感覚情報受信装置は、前記制御部が、前記受信した状態情報から前記分割した部分毎の位置及び特徴を抽出する抽出部と、前記抽出した部分毎の位置及び特徴に基づいて前記触覚呈示装置に前記対象物を触覚で呈示させる触覚呈示制御部と、前記触覚で呈示された対象物のうちユーザが触れた位置を検出する位置検出部と、前記検出されたユーザが触れた位置に付加されているタグ情報を抽出し、前記抽出したタグ情報に基づいて前記ユーザが触れた位置に関する情報をタグ情報呈示装置に呈示させるタグ情報呈示制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】
このように、制御部は、受信した状態情報から分割した部分毎の位置及び特徴を抽出し、抽出した部分毎の位置及び特徴に基づいて前記触覚呈示装置に前記対象物を触覚で呈示させる。したがって、ユーザは触覚呈示装置が触覚で呈示した対象物を触れることにより、対象物の形状を触知することができる。
【0019】
また、制御部は、ユーザが触れた位置を検出し、ユーザが触れた位置にタグ情報が付加されていれば、タグ情報に基づいて前記ユーザが触れた位置に関する情報をタグ情報呈示装置に呈示させることができる。タグ情報呈示装置は、例えばユーザが触れた位置に関する情報を音声又は点字などで出力する構成とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の多感覚情報伝送システムの一例の概要図を示す。図1の多感覚情報伝送システム1は、送信部2,受信部3,表示部4を含むように構成される。送信部2と受信部3とは、例えばインターネット等のネットワーク網5,TV放送等の放送網6を介して接続されている。
【0021】
送信部2は、図・立体オブジェクト情報生成部11,放送番組コンテンツ入力部12,インターネット発信部13,データ放送多重部14,TV送信部15を含む。図・立体オブジェクト情報生成部11は、放送番組で用いられる図,立体の位置,固さ,表面性,形状などの物理情報を検出し、検出した物理情報に基づいてオブジェクト情報を生成する。例えば、放送番組で用いられる図,立体としては、「日曜美術館」等の放送番組で紹介される美術品などがある。
【0022】
図・立体オブジェクト情報生成部11は、生成したオブジェクト情報をネットワーク網5を利用して送信する場合、そのオブジェクト情報をインターネット発信部13に供給する。また、図・立体オブジェクト情報生成部11は、生成したオブジェクト情報を放送網6を利用して送信する場合、そのオブジェクト情報をデータ放送多重部14に供給する。
【0023】
インターネット発信部13は、図・立体オブジェクト情報生成部11から供給されたオブジェクト情報をネットワーク網5に送信する。一方、データ放送多重部14は、図・立体オブジェクト情報生成部11から供給されたオブジェクト情報をデータ放送用データに挿入してTV送信部15に供給する。
【0024】
TV送信部15は、放送番組コンテンツ入力部12から通常の放送番組用データが供給されると共にデータ放送多重部14からデータ放送用データが供給され、供給された放送番組用データ及びデータ放送用データをTV放送波として放送網6に送信する。ネットワーク網5に送信されたオブジェクト情報及び通信網6に送信されたTV放送波は、受信部3に受信される。
【0025】
受信部3は、インターネット受信部16,TV受信部17,データ放送受信部18,図・立体オブジェクト情報再生部19を含む。インターネット受信部16は、ネットワーク網5を介してオブジェクト情報を受信する。インターネット受信部16は、受信したオブジェクト情報を図・立体オブジェクト情報再生部19に供給する。
【0026】
TV受信部17は、放送網6からTV放送波を受信し、受信したTV放送波から放送番組用データ及びデータ放送用データを検出する。TV受信部17は、検出した放送番組用データを後述する放送番組コンテンツ表示部23に送信すると共に、データ放送用データをデータ放送受信部18に供給する。
【0027】
データ放送受信部18は、供給されたデータ放送用データから送信部2で挿入されたオブジェクト情報を検出し、検出したオブジェクト情報を図・立体オブジェクト情報再生部19に供給する。図・立体オブジェクト情報再生部19は、インターネット受信部16,データ放送受信部18から供給されるオブジェクト情報を供給され、そのオブジェクト情報に基づいて放送番組で用いられる図,立体の位置,固さ,表面性,形状などの物理情報を再生する。図・立体オブジェクト情報再生部19は、再生した物理情報に基づいて後述する触覚・力覚呈示装置20,音声・点字出力装置21,画面出力装置22の処理を制御する。
【0028】
表示部4は、触覚・力覚呈示装置20,音声・点字出力装置21,画面出力装置22,放送番組コンテンツ表示部23を含む。触覚・力覚呈示装置20は、図・立体オブジェクト情報再生部19からの制御に応じて放送番組で用いられる図,立体を触覚で呈示する。音声・点字出力装置21は、図・立体オブジェクト情報再生部19からの制御に応じて放送番組で用いられる図,立体に関する情報を音声又は点字で出力する。
【0029】
画面出力装置22は、図・立体オブジェクトデータ再生部19からの制御に応じて放送番組で用いられる図,立体を画像で出力する。また、放送番組コンテンツ表示部23は、TV受信部17から送信される放送番組用データを受信し、放送番組を表示する。
【0030】
このように、本発明の多感覚情報伝送システム1は、通常の放送番組用データとは別に放送番組で用いられる図,立体の位置,固さ,表面性,形状などの物理情報をネットワーク網5,放送網6を用いて伝送することができ、受信側で図,立体の位置,固さ,表面性,形状などを視覚,触覚,聴覚等の多感覚で呈示することが可能である。
【0031】
以下、本発明の多感覚情報伝送システム1を構成する送信部2,受信部3の詳細について説明する。図2は、本発明の送信部の一実施例の構成図を示す。図2の送信部2は、図・立体オブジェクト情報生成部11,放送番組コンテンツ入力部12,インターネット発信部13,データ放送多重部14,TV送信部15,符号部38,URL・データアドレス付加部39,URL付加部40を含むように構成される。また、図・立体オブジェクト情報生成部11は、2・3次元オブジェクト表面分割部31,オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32,タグ情報付加位置指定部33,タグ情報空間位置検出部34,タグ情報入力部35,2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36及びオブジェクト情報生成部37を含む。
【0032】
2・3次元オブジェクト表面分割部31は、放送番組で用いられる図,立体(以下、「オブジェクト」という)の表面を適切な数に分割した部分(以下、「ポリゴン」という)に分割し、分割したポリゴンをオブジェクト空間位置&パラメータ検出部32に供給する。オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32は、各ポリゴンの空間位置,固さ,表面性,形状等のテクスチャ(Texture)を物理情報として検出する。
【0033】
タグ情報付加位置指定部33は、名称,特徴などを表すタグ情報を付加する空間位置を指定し、指定した空間位置をタグ情報空間位置検出部34に供給する。タグ情報空間位置検出部34は、指定された空間位置に含まれるポリゴンを選択し、選択した各ポリゴンの空間位置を検出する。タグ情報空間位置検出部34は、選択した各ポリゴンの空間位置をタグ情報入力部35に供給する。また、タグ情報入力部35は、タグ情報空間位置検出部34で選択された各ポリゴンにタグ情報を付加する。
【0034】
2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36は、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32から各ポリゴンの空間位置等の物理情報が供給されると共に、タグ情報入力部35からタグ情報及びそのタグ情報が付加された各ポリゴンの空間位置が供給される。
【0035】
2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36は、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32で検出した各ポリゴンの空間位置と、タグ情報空間位置検出部34で選択した各ポリゴンの空間位置との比較を行い、その比較結果をオブジェクト情報生成部37に供給する。なお、2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36は、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32から供給された各ポリゴンの空間位置等の物理情報、タグ情報入力部35から供給されたタグ情報及びそのタグ情報が付加された各ポリゴンの空間位置もオブジェクト情報生成部37に供給する。
【0036】
オブジェクト情報生成部37は、供給された比較結果に基づいて、タグ情報空間位置検出部34で選択した各ポリゴンの空間位置と一致するオブジェクトの各ポリゴンにタグ情報を付加する。そして、オブジェクト情報生成部37は、各ポリゴンの物理情報,タグ情報等からオブジェクト情報を生成し、符号部38に供給する。
【0037】
符号部38は、オブジェクト情報生成部37から供給されたオブジェクト情報をVRML(Virtual Reality Modeling Language)などで符号化し、符号化したオブジェクト情報(以下、「符号化オブジェクト情報」という)をURL付加部40,データ放送多重部14に供給する。URL付加部40は、符号部38から供給された符号化オブジェクト情報にURL(Uniform Resource Locator)を付加し、URLを付加した符号化オブジェクト情報をインターネット発信部13に供給する。インターネット発信部13は、URL付加部40から供給された符号化オブジェクト情報を符号化オブジェクト情報に付加したURLに基づいて、例えばTCP/IPフォーマットでネットワーク網5に配置されたサーバに送信する。
【0038】
URL・データアドレス付加部39は、符号化オブジェクト情報をネットワーク網5を利用して送信する場合、URLをデータ放送多重部14に供給し、符号化オブジェクト情報を放送網6を利用して送信する場合、符号化オブジェクト情報のインデックス或いはアドレスをデータ放送多重部14に供給する。
【0039】
データ放送多重部14は、符号部38から供給された符号化オブジェクト情報及びURL・データアドレス付加部39から供給されたURL,インデックス或いはアドレス等をデータ放送用データに挿入してTV送信部15に供給する。TV送信部15は、放送番組コンテンツ入力部12から通常の放送番組用データが供給されると共にデータ放送多重部14からデータ放送用データが供給され、供給された放送番組用データ及びデータ放送用データをTV放送波として放送網6に送信する。
【0040】
ここで、図・立体オブジェクト情報生成部11のオブジェクト情報生成処理について図2〜図5を参照しつつ詳細に説明する。図3は、オブジェクト情報生成処理の一例のフローチャートを示す。図4は、ポリゴンに分割されたオブジェクトの一例について説明する図を示す。図5は、空間位置情報とタグ情報との関係を説明する一例の図を示す。
【0041】
例えば放送番組で図4に示すオブジェクト42を用いる場合、図・立体オブジェクト情報生成部11は図3のフローチャートに示す手順に従ってオブジェクト情報を生成する。図3中、ステップS1では、2・3次元オブジェクト表面分割部31はオブジェクト42の表面を適切な数のポリゴンに分割する。なお、オブジェクト42の表面に記載された1〜38は、ポリゴンナンバー(ポリゴンNO)を示している。ポリゴンナンバーは、ポリゴン毎に付与される。
【0042】
ステップS1に続いてステップS2に進み、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32はステップS1で分割されたポリゴンの空間位置を例えばレーザによる距離測定手段で検出する。検出されたポリゴンの空間位置は図5の2・3次元オブジェクト空間位置情報に示すように、(X,Y,Z)座標で表された空間的な位置情報で記録される。また、ステップS2では、ポリゴンの空間位置以外の物理情報も検出される。
【0043】
ステップS2に続いてステップS3に進み、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32は全ポリゴンの物理情報を取得したか否かを判定する。全ポリゴンの物理情報を取得していないと判定すると(S3においてNO)、ステップS2に進み、オブジェクト空間位置&パラメータ検出部32は、まだ物理情報を取得していないポリゴンの物理情報を検出する。
【0044】
全ポリゴンの物理情報を取得していると判定すると(S3においてYES)、ステップS4に進み、タグ情報付加位置指定部33はタグ情報を付加する空間位置を指定する。例えばオブジェクト42の円又は楕円で囲まれたA部43,B部44に夫々「水平尾翼」,「胴体」というタグ情報を付加する場合、オブジェクト42のA部43,B部44をレーザによる距離測定手段でスキャンすることによりタグ情報の付加位置を指定する。
【0045】
ステップS4に続いてステップS5に進み、タグ情報空間位置検出部34はステップS4で指定されたタグ情報付加位置に含まれるポリゴンの空間位置を検出する。そして、ステップS5に続いてステップS6に進み、タグ情報入力部35はテキストタグ情報を入力する。
【0046】
例えばオブジェクト42の円又は楕円で囲まれたA部43,B部44に夫々「水平尾翼」,「胴体」というタグ情報を付加する場合、A部43に含まれるポリゴンの空間位置を検出すると共に、「水平尾翼」というテキストタグ情報を入力する。また、B部44に含まれるポリゴンの空間位置を検出すると共に、「胴体」というテキストタグ情報を入力する。
【0047】
ステップS6に続いてステップS7に進み、ステップS4で指定したタグ情報位置に対する全タグ情報の入力が終了したか否かを判定する。ステップS4で指定したタグ情報位置に対する全タグ情報の入力が終了していないと判定すると(S7においてNO)、ステップS5に進む。また、ステップS4で指定したタグ情報位置に対する全タグ情報の入力が終了したと判定すると(S7においてYES)、ステップS8に進む。
【0048】
ステップS8では、必要な全タグ情報の入力が終了,言い替えればタグ情報を付加したいと所望するタグ情報の位置指定が終了したか否かを判定する。全タグ情報の位置指定が終了したと判定すると(S8においてYES)、ステップS9に進む。また、全タグ情報の位置指定が終了していないと判定すると(S8においてNO)、ステップS4に進む。
【0049】
ステップS9では、2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36はステップS2で検出された各ポリゴンの空間位置と、ステップS5で検出された各ポリゴンの空間位置とを比較する。ステップS9に続いてステップS10に進み、2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36は空間位置が等しいポリゴンを検出すると(S10においてYES)、ステップS11に進み、図5の2・3次元オブジェクト空間位置情報及びタグ位置情報に示すように、ステップS2で検出されたポリゴンにタグ情報を付加する。
【0050】
タグ位置情報は、ポリゴンナンバー,(X,Y,Z)座標で表された空間的な位置情報,テキストタグ情報を含むように構成される。なお、2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部36は空間位置が等しいポリゴンを検出しないと(S10においてNO)、ステップS9に進む。そして、ステップS11に続いてステップS12に進み、オブジェクト情報生成部37は、物理情報,タグ情報等からオブジェクト情報を作成する。
【0051】
なお、ステップS9,S10において、ステップS2で検出された各ポリゴンの空間位置と、ステップS5で検出された各ポリゴンの空間位置とは測定誤差などにより完全に一致しないことがあるので、適切な誤差範囲を設定しておくことが望ましい。
【0052】
次に、本発明の多感覚情報伝送システム1を構成する受信部3の詳細について説明する。図6は、本発明の受信部及び表示部の一実施例の構成図を示す。図6の受信部3は、インターネット受信部16,TV受信部17,データ放送受信部18,図・立体オブジェクト情報再生部19,ダウンロード制御部51,URL・データアドレス抽出部52を含むように構成される。
【0053】
また、図・立体オブジェクト情報再生部19は、オブジェクト情報復号部53,触覚位置ポインタ付加部54,オブジェクト触覚情報生成部55,画面呈示出力制御部56,タグ情報抽出出力制御部57,触覚呈示出力制御部58,触覚呈示位置検出部59を含む。表示部4は、触覚・力覚呈示装置20,音声・点字出力装置21,画面出力装置22,放送番組コンテンツ表示部23,データ番組表示部60を含むように構成される。
【0054】
インターネット受信部16はネットワーク網5を介して符号化オブジェクト情報を受信し、受信した符号化オブジェクト情報をダウンロード制御部51に供給する。TV受信部17は、放送網6からTV放送波を受信し、受信したTV放送波から放送番組用データ及びデータ放送用データを検出する。TV受信部17は、検出した放送番組用データを放送番組コンテンツ表示部23に送信すると共に、データ放送用データをデータ放送受信部18に供給する。
【0055】
データ放送受信部18は、供給されたデータ放送用データを受信し、データ番組表示部60及びURL・データアドレス抽出部52にデータ番組用データを供給する。URL・データアドレス抽出部52は、データ番組用データに挿入された符号化オブジェクト情報のURL,インデックス或いはアドレス等を抽出し、抽出したURLをダウンロード制御部51に供給する一方、抽出したインデックス或いはアドレス等をデータ放送受信部18に供給する。
【0056】
ダウンロード制御部51は、URL・データアドレス抽出部52から供給されたURLに基づいて、例えばネットワーク網5に配置されたサーバから符号化オブジェクト情報をダウンロードするようにインターネット受信部16を制御する。ダウンロード制御部51は、ダウンロードした符号化オブジェクト情報をオブジェクト情報復号部53に供給する。
【0057】
データ放送受信部18は、URL・データアドレス抽出部52から供給されたインデックス或いはアドレス等に基づいて、データ放送用データに挿入した符号化オブジェクト情報を抽出する。データ放送受信部18は、抽出したオブジェクト情報をオブジェクト情報復号部53に供給する。
【0058】
オブジェクト情報復号部53は、ダウンロード制御部51又はデータ放送受信部18から供給されるVRMLなどで符号化された符号化オブジェクト情報を復号化し、復号化したオブジェクト情報に基づいてオブジェクトの物理情報,タグ情報等を再生する。オブジェクト情報復号部53は、再生した物理情報,タグ情報をオブジェクト触覚情報生成部55,画面呈示出力制御部56に供給する。
【0059】
オブジェクト触覚情報生成部55は供給された物理情報に応じて触覚情報を生成し、生成した触覚情報を触覚呈示出力制御部58に供給する。触覚呈示出力制御部58は、供給された触覚情報に応じて例えばPHAMTOMのような触覚・力覚呈示装置20を駆動制御する。触覚・力覚呈示装置20は、触覚呈示出力制御部58の制御に応じてオブジェクトを触覚で呈示する。
【0060】
触覚呈示位置検出部59は、ユーザの手,指先等が触れている触察部分の位置情報を検出し、検出した位置情報をオブジェクト触覚情報生成部55にフィードバックする。オブジェクト触覚情報生成部55は、触察部分の位置情報からその触察部分に対応する触覚情報を生成し、生成した触覚情報を触覚呈示出力制御部58に供給する。
【0061】
つまり、ユーザが手,指先等を移動することにより、その触察部分の位置情報が触覚呈示位置検出部59で検出され、検出された位置情報がオブジェクト触覚情報生成部55にフィードバックされ、フィードバックされた位置情報からその触察部分に対応する触覚情報が順次生成される。
【0062】
そして、順次生成した触覚情報を触覚呈示出力制御部58に供給し、触覚・力覚呈示装置20による反力を制御することにより、あたかもオブジェクトが存在するような感覚をユーザに与えることができ、ユーザに立体形状を認識させることができる。
【0063】
また、オブジェクト触覚情報生成部55は、触覚呈示位置検出部59から供給された位置情報とタグ情報とをタグ情報抽出出力制御部57に供給する。タグ情報抽出出力制御部57は供給された位置情報とタグ情報とを利用して触察部分のタグ情報を抽出し、抽出したタグ情報に応じて音声・点字出力装置21を駆動制御する。音声・点字出力装置21は、タグ情報抽出出力制御部57の制御に応じて音声情報又は点字情報を出力する。つまり、ユーザの手,指先等が触れている触察部分の名称,特徴などを位置情報及びタグ情報から取得し、音声又は点字でユーザに伝達することができる。
【0064】
触覚位置ポインタ付加部54は、触覚呈示位置検出部59で検出された触察部分の位置をポインタとして画面上に付加するための情報を作成し、その情報を画面呈示出力制御部56に供給する。画面呈示出力制御部56は、オブジェクト情報復号部53で再生したオブジェクトと触覚位置ポインタ付加部54で付加したポインタとを画面出力装置22に呈示させる。
【0065】
なお、放送番組コンテンツ表示部23は、TV受信部17から送信される放送番組用データを受信し、放送番組を表示する。データ番組表示部60は、データ放送受信部18から送信されるデータ番組用データを受信し、受信したデータ番組を表示する。画面出力装置22は、画面呈示出力制御部56の制御に応じてオブジェクト,ポインタを画面に呈示する。
【0066】
以上のように、放送番組で用いられる図,立体のオブジェクトは、視覚に加えて仮想的に空間上に触覚で検知できる物体として存在し、触れる位置により部分の名称,特徴を音声,点字で伝達される。したがって、ユーザは触覚で検知できる物体を触れつつ触れている位置の名称,特徴を音声,点字で確認することができ、美術品などの立体形状を容易に理解できる。
【0067】
本実施例では、触覚呈示を行う触覚受容器の一例として触覚・力覚呈示装置20を利用したが、これに限るものではなく、マイクロマシン又はその他の微小アクチュエータ等で形成される触覚受容器であってもよい。また、本実施例では、オブジェクト情報をネットワーク網5又は放送網6を利用して伝送する例について記載しているが、伝送容量に応じてネットワーク網5及び放送網6を併用する伝送,ネットワーク網又は放送網6の何れか一方を利用する伝送などが可能である。
【0068】
なお、特許請求の範囲に記載した多感覚情報送信装置は送信部2に相当し、多感覚情報受信装置は受信部3に相当し、状態情報生成部は図・立体オブジェクト情報生成部11に相当し、制御部は図・立体オブジェクト情報再生部19に相当する。
【0069】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、画像に含まれる対象物の状態情報を生成し、生成した状態情報を画像情報とは別に受信側に送信することで、受信側で画像に含まれる対象物の状態を視覚,聴覚,触覚等の多感覚で呈示することができる。
【0070】
また、対象物の所定範囲を指定し、分割した部分のうち所定範囲に含まれる1以上の部分にタグ情報を付加することにより、部分毎に名称,特徴等の情報を付加することができる。
【0071】
また、画像に含まれる対象物の状態情報を画像情報とは別に受信し、受信した状態情報に基づいて対象物の状態を抽出し、抽出した対象物の状態を状態呈示装置に呈示させるように制御することで、画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達することができる。
【0072】
また、触覚で呈示された対象物を触れることにより、ユーザは対象物の形状を触知することができる。さらに、ユーザが触れた位置に関する情報をタグ情報呈示装置に音声又は点字等で呈示させることができる。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多感覚情報伝送システムの一例の概要図である。
【図2】本発明の送信部の一実施例の構成図である。
【図3】オブジェクト情報生成処理の一例のフローチャートである。
【図4】ポリゴンに分割されたオブジェクトの一例について説明する図である。
【図5】空間位置情報とタグ情報との関係を説明する一例の図である。
【図6】本発明の受信部及び表示部の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 多感覚情報伝送システム
2 送信部
3 受信部
4 表示部
5 ネットワーク網
6 放送網
11 図・立体オブジェクト情報生成部
12 放送番組コンテンツ入力部
13 インターネット発信部
14 データ放送多重部
15 TV送信部
16 インターネット受信部
17 TV受信部
18 データ放送受信部
19 図・立体オブジェクト情報再生部
20 触覚・力覚呈示装置
21 音声・点字出力装置
22 画面出力装置
23 放送番組コンテンツ表示部
31 2・3次元オブジェクト表面分割部
32 オブジェクト空間位置&パラメータ検出部
33 タグ情報付加位置指定部
34 タグ情報空間位置検出部
35 タグ情報入力部
36 2・3次元オブジェクト/タグ空間位置比較部
37 オブジェクト情報生成部
38 符号部
39 URL・データアドレス付加部
40 URL付加部
51 ダウンロード制御部
52 URL・データアドレス抽出部
53 オブジェクト情報復号部
54 触覚位置ポインタ付加部
55 オブジェクト触覚情報生成部
56 画面呈示出力制御部
57 タグ情報抽出出力制御部
58 触覚呈示出力制御部
59 触覚呈示位置検出部
60 データ番組表示部
Claims (4)
- 図又は立体を出力する画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達する多感覚情報伝達システムに用いられる多感覚情報送信装置であって、
前記画像に含まれる対象物の状態情報を生成する状態情報生成部と、
前記生成した状態情報を送信する状態情報送信部と
を備え、
前記状態情報生成部は、前記画像に含まれる対象物を所定単位の部分に分割する分割部と、
前記分割した部分の位置及び特徴を部分毎に検出し、前記検出した部分毎の位置及び特徴に応じて前記状態情報を生成する生成部と、
前記生成した状態情報にアドレス情報を付加する一方、前記対象物を含む画像情報に前記アドレス情報を付加するアドレス情報付加部と、
前記対象物の所定範囲を指定する範囲指定部と、
前記分割した部分のうち前記指定された所定範囲に含まれる1以上の部分を検出する検出部と、
前記検出した1以上の部分にタグ情報を付加するタグ情報付加部と
を備える多感覚情報送信装置。 - 前記分割した部分の特徴は、固さ,表面性,形状を含むテクスチャであることを特徴とする請求項1記載の多感覚情報送信装置。
- 図又は立体を出力する画像に含まれる対象物の状態を多感覚でユーザに伝達する多感覚情報伝達システムに用いられる多感覚情報受信装置であって、
前記画像に含まれる対象物の状態情報を受信する状態情報受信部と、
前記受信した状態情報に基づいて前記対象物の状態を抽出し、前記抽出した対象物の状態を状態呈示装置に呈示させるように制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記受信した状態情報から前記分割した部分毎の位置及び特徴を抽出する抽出部と、
前記抽出した部分毎の位置及び特徴に基づいて前記触覚呈示装置に前記対象物を触覚で呈示させる触覚呈示制御部と、
前記触覚で呈示された対象物のうちユーザが触れた位置を検出する位置検出部と、
前記検出されたユーザが触れた位置に付加されているタグ情報を抽出し、前記抽出したタグ情報に基づいて前記ユーザが触れた位置に関する情報をタグ情報呈示装置に呈示させるタグ情報呈示制御部と
を備える多感覚情報受信装置。 - 前記分割した部分の特徴は、固さ,表面性,形状を含むテクスチャであることを特徴とする請求項3記載の多感覚情報受信装置。
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-
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