JP2006201912A - 3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法と3次元仮想オブジェクト提供システムおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】実際の美術館等では体験できない展示品を手に持っての擬似的鑑賞や、展示品の特定箇所に関する説明の提供を可能とし、デジタルミュージアムの利便性および付加価値を向上させる。
【解決手段】CGにより3次元仮想空間上に構築されたデジタルミュージアムとCG展示品とをネットワーク上に送信するサーバコンピュータと、サーバコンピュータにネットワークを介して接続され、デジタルミュージアムとCG展示品を受信して表示するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、サーバは、CG展示品の特定箇所に関する説明情報と共に、CG展示品に対して設定された触覚情報を対応付けてデータベースに記憶し、要求に応じてクライアントに送信し、クライアントは、ユーザが自触覚インタフェース装置で触れたCG展示品の、特定箇所に関する触覚情報は触覚インタフェース装置を介して、説明情報は出力装置を介して出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】CGにより3次元仮想空間上に構築されたデジタルミュージアムとCG展示品とをネットワーク上に送信するサーバコンピュータと、サーバコンピュータにネットワークを介して接続され、デジタルミュージアムとCG展示品を受信して表示するクライアントコンピュータとからなるシステムにおいて、サーバは、CG展示品の特定箇所に関する説明情報と共に、CG展示品に対して設定された触覚情報を対応付けてデータベースに記憶し、要求に応じてクライアントに送信し、クライアントは、ユーザが自触覚インタフェース装置で触れたCG展示品の、特定箇所に関する触覚情報は触覚インタフェース装置を介して、説明情報は出力装置を介して出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータにより、CG(Computer Graphics、コンピュータ・グラフィックス)プログラムを用いて生成された3次元仮想オブジェクトに関わり、特に、
博物館や美術館等のミュージアムで展示される展示品を、3次元仮想オブジェクトで表現したCG展示品として展示するデジタルミュージアムにおいて、当該CG展示品に関する情報を利用者にインタラクティブに提供するのに好適な技術に関するものである。
博物館や美術館等のミュージアムで展示される展示品を、3次元仮想オブジェクトで表現したCG展示品として展示するデジタルミュージアムにおいて、当該CG展示品に関する情報を利用者にインタラクティブに提供するのに好適な技術に関するものである。
例えば、実際の(現実の)博物館や美術館などの展示場所(ミュージアム)においては、来場者(見学者)が出土品や絵画などの展示品に関しての詳細な説明を聞きたい場合、説明員のいる場所に行って説明の依頼をする必要がある。特に、一般の来場者が、遺跡や古墳から出土した歴史的遺物の展示品や著名な画家の絵画などに関して詳細な説明あるいはガイダンスを視聴することは難しく、さらに、研究者および学芸員など高度な専門知識を要する説明を聞くことは困難である。
このように、実際の(現実の)博物館や美術館においては、一般の来場者が、複数の展示物の中で歴史的遺物の展示品などの彫刻文字の内容や、また、特に説明してほしい箇所などを口頭で説明を聞くことは難しい。
このような問題に対処するために、近年、博物館や美術館では、展示品のガイダンスを聞くための簡易なコンピュータ端末装置を置き、来場者(ユーザ)が操作することで、説明案内サービスを提供するようにしているところがある。しかし、端末装置による当該展示品のガイダンスの説明は、常に同じ内容で予め記録された時間軸に沿って行われているため、各ユーザの関心度に応じて説明の内容を変更することはできず、また、利用できるユーザ数に制限があり、さらに、その説明内容と、利用者(ユーザ)による端末装置の操作との同期がとれない場合があり、操作性およびサービス品質に問題がある。
このような問題に対処することを含め、ミュージアムに関してのコンピュータ利用技術として、例えば、特許文献1に記載の技術や非特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術は、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータとクライアントコンピュータからなるシステムにおいて、クライアントからの要求に応じてサーバ側で「仮想3次元画廊」を生成し、当該クライアントあるいは他のクライアント側に仮想展示品を提供するものである。このような「仮想3次元画廊」は、ネットワークを介して任意のユーザが訪れることができる。
また、非特許文献1に記載の3次元MUD(Multi−User Dimension/Dungeon)システムでは、実際のミュージアムにある展示品をコンピュータ処理して2次元あるいは3次元のデジタルデータ、すなわち、3次元仮想オブジェクトとして記憶装置に記憶し、コンピュータでCGを用いて3次元仮想空間上に構築された仮想博物館や仮想美術館等のデジタルミュージアムにおいて展示(表示)する。利用者(見学者、ユーザ)は任意に、例えば、自宅にあるパーソナルコンピュータ等により、インターネットを介して、当該デジタルミュージアムにアクセスすることで、各展示品(3次元仮想オブジェクト)を画面表示して鑑賞することができる。
また、利用者(ユーザ)は、表示された仮想空間の中で「分身(アバタ)」を持ち、操作手順は流通しているゲームマシンに準じ、少ないボタンとレバー、ハンドルなどのポインティングデバイスも使うようにし、コンピュータに馴染みのない者にも使いやすい操作にしている。また、利用者(ユーザ)は、仮想3次元空間内での展示物(3次元仮想オブジェクト)の前に来た際、実物を2次元でデジタル化した高精細画像に移ることもできる。さらに、仮想展示物(3次元仮想オブジェクト)の位置を自由に動かすことができ、利用者(ユーザ)は、実物では見ることのできない角度から見たり、いくつでも並べて比較することが可能であり、また、仮想展示物を見ながら他の分身(アバタ)とのコミュニケーションを行うことができる。
このようなデジタルミュージアムにおいて展示されるCG展示品(3次元仮想オブジェクト)は、実際の博物館や美術館等のミュージアムで展示されている実物の展示品とは異なり、コンピュータで人工的に生成されたものであり、例えば、デジタルミュージアムにおいては、出土品などのCG展示品を、ユーザが手で触れながら鑑賞する等の、疑似体験をすることが望まれる。また、CG展示品に関する説明を、ユーザの関心度に応じて異なる内容とすることも望まれる。
しかしながら、上述の従来技術によるデジタルミュージアムにおいては、そのような、CG展示品を、ユーザが手で触れながら鑑賞する等の、疑似体験をすることも、CG展示品に対するユーザの関心度に応じて異なる説明を提供することもできない。
解決しようとする問題点は、従来の技術では、例えばデジタルミュージアムで展示されるCG展示品(3次元仮想オブジェクト)を、ユーザが手で触れたり手に取って鑑賞する等の疑似体験を行うことや、ユーザの関心度に応じて説明内容を変更することができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、例えば、3次元仮想オブジェクトを展示するデジタルミュージアムの利便性および付加価値を向上させることである。
上記目的を達成するため、本発明では、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータとクライアントコンピュータからなるシステムにおいて、サーバコンピュータにより、例えば、3次元仮想空間の仮想博物館や仮想美術館等のデジタルミュージアムで展示する展示品(3次元仮想オブジェクト)および案内用のアバタをCGを用いて生成すると共に、3次元仮想オブジェクト(CG展示品)に対応付けて、当該CG展示品に関する説明情報、および、当該CG展示品の重さや硬さ表面のざらつき感などの触覚情報(Spring係数、Damper係数等)を対応付けて登録する。そして、クライアントコンピュータからの要求に応じて、当該デジタルミュージアムを提供する。提供を受けたクライアントコンピュータ側のユーザ(利用者)は、表示装置でデジタルミュージアム、CG展示品、アバタを画面表示し、アバタを操作してミュージアム内を移動して、各CG展示品を鑑賞する。その際、ユーザが触覚インタフェース装置を利用してCG展示品に触れると、クライアントコンピュータは、当該CG展示品に対応付けられた説明情報および触覚情報をサーバコンピュータから受信し、当該CG展示品のガイダンスを表示装置やスピーカ等の出力装置を介して出力すると共に、当該CG展示品の重さや表面の感触等を示す触覚情報を触覚インタフェース装置に出力する。ユーザは、この触覚インタフェース装置を介して当該CG展示品の重さや表面の触感を疑似体験することができる。尚、サーバコンピュータにおいて、ユーザの識別情報(ID)を登録し、登録済みのユーザのみにアクセスを許可することで、ユーザ制限を行う。また、サーバコンピュータにおいて、各CG展示品で相互に類似するもの同士を関連付けて登録し、ユーザが特定のCG展示品を選択して触れると、当該CG展示品に関連付けられた類似CG展示品をクライアントコンピュータに送信し、クライアントコンピュータ側でCG展示品と類似CG展示品を並べて表示する。また、クライアントコンピュータ側でアバタが任意のCG展示品に所定距離だけ接近すると、サーバコンピュータからクライアントコンピュータに、当該CG展示品に関する説明情報と触覚情報を事前送信する。これにより、当該CG展示品にユーザが触ると同時に説明情報と触覚情報を出力することができる。
本発明によれば、例えば、実際の美術館や博物館では体験できない、展示品の手に持っての鑑賞や、展示品の重さや表面の触感の疑似体験が可能となると共に、展示品の特定箇所に関しての説明等、関心度の高いユーザには詳細な説明を選択的に提供することが可能となり、例えば、デジタルミュージアムの利便性および付加価値を向上させることが可能である。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。
図1は、本発明に関わる3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理を実行するデジタルミュージアムサービスシステムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1におけるサービスコンピュータとクライアントコンピュータの機能構成例を示すブロック図、図3は、図1におけるデジタルミュージアムシステムの本発明に関わる3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理手順例を示すシーケンス図である。
図1において、サーバコンピュータ(図中「サーバ」と記載)3とクライアントコンピュータ(図中「ユーザ6,10の情報通信端末」と記載)7,11のそれぞれは、CPU(Central Processing Unit)や主記憶装置、表示装置、入力装置、外部記憶装置、周辺装置などを具備し、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、本発明に関わる各処理手順を実行する。
すなわち、サーバコンピュータ3は、CPUによりデータベース(図中「DB」と記載)4で記憶した各種データを読み出し、CGプログラムを実行してデジタルミュージアム(図中「仮想博物館及び仮想美術館」と記載)1と3次元仮想オブジェクトとしての各CG展示品2,14,15を生成し、各CG展示品2,14,15を当該デジタルミュージアム1に展示する。つまり、サーバコンピュータ3においては、デジタルミュージアム1の管理者あるいは運営者の操作に従って、3次元仮想空間上において、多面体のポリゴンを用いて複数の3次元のCG展示品2,14,15を作成してデジタルミュージアム1に配置する。また、各クライアントコンピュータ7,11のユーザ(図中「利用者」と記載)6,10が操作可能なアバタ5を説明員として生成し配置する。
そして、サーバコンピュータ3は、これらのデジタルミュージアム1と各CG展示品2,14,15を、インターネットからなるネットワーク(図中「通信網」と記載)13を介してクライアントコンピュータ7,11に送信する。
また、サーバコンピュータ3は、デジタルミュージアム1の管理者あるいは運営者の操作に従って、CG展示品2,14,15に関する説明情報を各CG展示品2,14,15に対応付けてデータベース4で記憶すると共に、各CG展示品2,14,15に対して設定された触覚情報(展示品の重さや表面の硬さ等を表す情報)を、各CG展示品2,14,15に対応付けてデータベース4で記憶する。本例では、CG展示品2,14,15に対しては、触覚インタフェース装置8,13での触覚動作に必要とされる反力計算に用いるSpring係数とDamper係数と摩擦係数などの触覚情報を、各CG展示品2,14,15の表面定義情報として設定する。
そして、サーバコンピュータ3は、ネットワーク13を介してクライアントコンピュータ7,11から要求されたCG展示品2,14,15に関する説明情報と当該CG展示品2,14,15に設定された触覚情報をデータベース4から読み出して当該クライアントコンピュータ7,11に送信する。
クライアントコンピュータ7,11は、ネットワーク12を介してサーバコンピュータ3にアクセスし、サーバコンピュータ3から、デジタルミュージアム1と各CG展示品2,14,15のデータを受信し、表示装置の画面上に表示する。
本例のクライアントコンピュータ7,11には、ユーザ6,10が操作する入力装置として、通常のキーボードやマウスの他に、触覚インタフェース装置8,13が接続されている。この触覚インタフェース装置8,13として、例えば、SensAble Tcchnologies社のPHANToM DESKTOP(登録商標)を用いる。
このようなクライアントコンピュータ7,11は、表示装置に表示したCG展示品2,14,15に、自クライアントコンピュータ7,11に接続された触覚インタフェース装置8,13をユーザ6,10が操作して触れると、当該CG展示品2,14,15に関する説明情報と当該CG展示品2,14,15に設定された触覚情報とをサーバコンピュータ3に要求して受信する。
そして、クライアントコンピュータ7,11は、受信した触覚情報を、自触覚インタフェース装置8,13に送出して、ユーザ6,10に、当該CG展示品に対する擬似的な触覚を提供すると共に、受信した説明情報を表示装置やスピーカ等の出力装置を介して出力する。このように、本例では、クライアントコンピュータ7,11のユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13を操作することにより、ネットワーク12を介してサーバコンピュータ3で構築されたデジタルミュージアム1における各展示品2,14,15に、擬似的に触れて、その重さや表面の触感などを疑似体験することができる。
さらに、本例では、サーバコンピュータ3において、各CG展示品2,14,15の1以上の特定箇所に当該CG展示品2,14,15の当該箇所に関する説明情報を対応付けてデータベース4に記憶し、クライアントコンピュータ7,11から要求されたCG展示品2,14,15の特定箇所に関する説明情報をデータベース4から読み出して当該クライアントコンピュータ7,11に送信する。
クライアントコンピュータ7,11においては、表示装置に表示したCG展示品2,14,15の、触覚インタフェース装置8,13を介してユーザが触れた特定箇所に関する説明情報を、サーバコンピュータ3から受信して、表示装置やスピーカ等の出力装置を介して出力する。これにより、クライアントコンピュータ7,11のユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13を介して各CG展示品2,14,15の特定箇所に触れることにより、当該接触箇所の詳細なガイダンス内容を例えば音声で聞くことができる。また、音声ガイダンスにあわせて描画およびテキストなどコンピュータデータあるいは画像と映像などで解説内容を表示することもできる。
尚、サーバコンピュータ3において、ユーザ6,10の識別情報(ID)を登録することで、登録済みのユーザ6,10からのアクセスのみを許可するよう、あるいは、識別情報(ID)に対応付けて特定され限定されたCG展示品のみを提供するようして、ユーザ制限を行う。
また、サーバコンピュータ3において、各CG展示品2,14,15で相互に類似するもの同士をデータベース4で関連付けて登録しておき、ユーザ6,10が特定のCG展示品2,14,15を選択して触覚インタフェース装置8,13を利用して触れると、当該CG展示品2,14,15に関連付けられた類似CG展示品をクライアントコンピュータ7,11に送信し、クライアントコンピュータ7,11側では、表示装置の画面上で、CG展示品と類似CG展示品を並べて表示する。
また、サーバコンピュータ3においては、クライアントコンピュータ7,11側で操作されるアバタ5、あるいは触覚インタフェース装置8,13や入力装置のカーソルと各CG展示品2,14,15との距離を検出しておき、アバタ5あるいはカーソルが任意のCG展示品2,14,15に予め登録された距離に接近すると、クライアントコンピュータ7,11に、当該CG展示品2,14,15に関する説明情報と触覚情報を事前送信し、当該クライアントコンピュータ7,11で受信して記憶装置に記憶する。これにより、クライアントコンピュータ7,11では、当該CG展示品2,14,15に、ユーザが触覚インタフェース装置8,13を利用して触れると直ちに説明情報と触覚情報を出力することができる。
このように、本例のサーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11から構成されたデジタルミュージアムサービスシステムにおいては、デジタルミュージアム1の管理者あるいは運営者は、3次元仮想空間上において、多面体のポリゴンを用いてサーバコンピュータ3上に複数の3次元のCG展示品2,14,15を作成し、デジタルミュージアム1に配置する。尚、CG展示品2,14,15に対しては、反力計算に必要であるSpring係数とDamper係数と摩擦係数などの触覚情報を設定する。また、各CG展示品2,14,15の指定した箇所に説明用ガイダンスを登録する。
ユーザ6,10が触覚インタフェース装置8,13を操作してCG展示品2,14,15に触れることにより、アバタ5が指示して当該箇所の詳細なガイダンス内容を音声で説明することが可能であり、また、音声ガイダンスにあわせて描画およびテキストなどコンピュータデータあるいは画像と映像などで解説内容が表示することができる。
このように、デジタルミュージアム1のCG展示品2,14,15を閲覧するユーザ6、10は、クライアントコンピュータ7,11を操作してCG展示品2,14,15を受信し、触覚インタフェース装置8,13を利用してCG展示品2,14,15に触れることにより、CG展示品2,14,15の触れた箇所での、当該CG展示品2,14,15に関しての詳細なガイダンス(説明)を自動的に視聴することが可能である。
また、CG展示品2,14,15を閲覧するユーザ6、10は、例えばクライアントコンピュータ7,11を介してオンラインで、デジタルミュージアム1のサーバコンピュータ3に、自ユーザ6,10のIDを登録することで、デジタルミュージアム1でのサービスの提供、あるいは、限定されたサービスの提供を受けることができる。
また、ユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13の操作により、受信したCG展示品2,14,15でガイダンスの聞きたい箇所をアバタ5の指示で触れることにより、触覚インタフェース装置8,13のカーソル9,16のある箇所のガイダンス説明を、アバタ5により、音声で視聴することができ、また、描画およびテキストなどコンピュータデータ、もしくは画像と映像などにより、音声ガイダンスとあわせて視聴することができる。
尚、CG展示品2,14は、ユーザ6,10のクライアントコンピュータ7,11のキーボードからの操作により、左回転と右回転と前進と後退と、および左移動と右移動と上移動と下移動などの視点移動が可能であり、および視点の拡大と縮小ができる。
また、ユーザ6,10は、クライアントコンピュータ7,11に接続されている触覚インタフェース装置8,13の操作を行うことにより、CG展示品2,14の位置で、アバタ5の指示で特定の彫刻文字あるいは記述文字などの箇所を指定し、その指定した箇所の彫刻文字あるいは記述文字の詳細な内容の説明をアバタ5から受けることができる。実際の(現実の)博物館あるいは美術館では、このような展示品の彫刻文字あるいは記述文字の詳細な説明を要求しても口頭では難しい場合が多い状況である。
このように、ユーザ6,10は、アバタ5の指示でCG展示品2,14,15の複数の特定に指定した箇所のガイダンス内容が視聴できるため、ユーザ6,10の興味に対応して変化したガイダンス内容を視聴することが可能である。
また、ユーザ6,10は、CG展示品2,14を、触覚インタフェース装置8,13を介して、手の指などで圧力を加えて上下および左右と移動し疑似操作をすることにより、デジタルミュージアム1内で移動させることになり、CG展示品2,14の重さを知覚することができる。
また、ユーザ6,10は、CG展示品2,14に触れることで形状を感触することが可能である。尚、触覚インタフェース装置8,13は、スタイライススイッチ等により、重さ知覚モードと感触モードの切り替え可能とする。これに伴い、重さの知覚と形状の触覚を把握し、重さと形状の触覚操作に同期したガイダンス内容の説明を視聴することもできる。
また、ユーザ6,10は、閲覧しているCG展示品2,14,15と、他の類似しているCG展示品を比較して閲覧することが可能であり、互いのCG展示品を比較しながらガイダンス内容の相違を視聴することができる。
このように、本例のデジタルミュージアム1では、音声およびコンピュータデータあるいは画像と映像などのガイダンス説明員としてアバタ5がおり、ユーザ6,10は、アバタ5を介してデジタルミュージアム1内を自由に移動しながら、アバタ5の身振りや手振りの表現でCG展示品2,14,15のガイダンス説明を音声で聞くことができ、また、CG展示品2,14の特定の彫刻文字あるいは記述文字などの箇所を指定し、その指定した箇所の詳細な説明を受けることができる。また、アバタ5の指示で複数のCG展示品2,14,15の重さの知覚と形状の感触を把握することができる。
尚、サーバコンピュータ3においては、予め定められたグループ内の複数のクライアントコンピュータ7,11に同じCG展示品2,14,15と触覚情報を送信し、同じグループの任意のクライアントコンピュータ7,11でのユーザ6,10による触覚インタフェース装置8,13を用いた同じCG展示品2,14,15に対する操作を、同じグループの各クライアントコンピュータ7,11に反映させて同じ画面内容とする一貫性制御を行い、かつ、各クライアントコンピュータ7,11においては、同じグループのユーザ6,10で一貫性制御するCG展示品2,14,15に対してユーザが入力装置を介して入力したコメント情報を、例えばTV電話システム等を用いて、各ユーザ6,10間で送受信する。
このような一貫性制御を行う際、サーバコンピュータ3は、デジタルミュージアム1のサイズおよびCG展示品2,14,15の触覚情報を少なくとも含む属性情報と、各クライアントコンピュータ7,11におけるユーザ6,10の操作結果を示す状態情報とを、各クライアントコンピュータ7,11間に配信する。特に、属性情報は、予め同じグループの各クライアントコンピュータ7,11に配信して共有しておき、状態情報は、各クライアントコンピュータ7,11でのユーザ操作毎に動的に配信するようにする。
すなわち、デジタルミュージアム1において,同一グループに属する複数のユーザ6,10による協調作業をする際、各ユーザ6,10のクライアントコンピュータ7,11間において仮想空間を構成する情報の一貫性を保つことが必要であり、各クライアントコンピュータ7,11間およびサーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11間でやり取りする情報を必要最低限として、ネットワーク12への負荷を軽減することが要求される。
仮想空間を構成する情報としては、上述の属性情報と状態情報の2種類に分類できる。属性情報の詳細としては、デジタルミュージアム1における作業空間のサイズと重力・空気抵抗などの物理係数や、オブジェクトの形状(Spring係数、Damper係数、動的摩擦係数等)および質量などがある。本例では、制御の簡単のために、これらの属性情報は、予めサーバコンピュータ3から各クライアントコンピュータ7,11に送信しておき、各クライアントコンピュータ7,11で共有することとする。
また、状態情報としては、ユーザ6,10が操作する触覚インタフェース装置8,13やキーボード、マウス等のカーソル9,16の位置、各CG展示品2,14,15の仮想空間(デジタルミュージアム1)内における位置や回転角などのユーザ6,10の操作によって更新される情報がある。この状態情報を、サーバコンピュータ3を介して、各クライアントコンピュータ7,11間でネットワーク12を通じて伝送することにより、同じグループ内の各ユーザ6,10による仮想空間(デジタルミュージアム1)の共有を行い、各クライアントコンピュータ7,11において表示される仮想空間(デジタルミュージアム1)の内容の一貫性を維持することができる。
これにより、ユーザ6,10は、デジタルミュージアム1のサーバコンピュータ3からの音声情報(音声MU、MU:メディアユニット)あるいは画像と映像MUなどの配信を利用しなくても、ユーザ6,10同士においてCG展示品2,14,15の音声MUあるいは画像と映像MUなどのガイダンス内容をお互いに配信することが可能であり、またCG展示品2,14,15に対してのお互いに感じる内容をマイクなど、図2に示す音声入力装置17と音声出力装置18、およびクライアントコンピュータ7,11を利用し、音声あるいは画像と映像などで付加情報として情報交換することが可能である。
また、ユーザ6,10が、CG展示品2,14,15を閲覧する研究者および学芸員同士の場合には、お互いの専門のCG展示品2,14,15を閲覧しながら、例えば恐竜の骨から分類学上の分析と、骨格上の部位特定と、全体の体型の想像や行動する場合の動きの解析などを仮想空間上で議論をすることが可能である。
また、遺跡や古墳から出土した歴史的遺物など、例えば陶器の破片の復元と分析と修復などの作業をする場合、遠隔地の学芸員同士が協調して仮想空間上で検討を行うことができる。また、CG展示品2,14,15は、FTTH(:Fiber to the home)など高速通信の利用により、高精細画質の画像および映像であり、詳細な彫刻文字など解析が可能であり、分析により新規な創造と発想につなげることも可能である。
次に、図2を用いて、本例のデジタルミュージアム1を構成するサーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11の処理機能に関して説明する。この図2においては、展示品を擬似的に触れることの可能なデジタルミュージアム1を構成するサーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11のそれぞれの機能を示すしている。
サーバコンピュータ3は、デジタルミュージアム1における各CG展示品2,14,15を作成して配置をする機能と、各CG展示品2,14,15の位置を更新する機能と、CG展示品2,14,15におけるユーザがガイダンスを聞きたい箇所を、ユーザが操作する触覚インタフェース装置8,13のカーソル位置とCG展示品2,14,15との位置関係で判定する機能と、アバタ5のCGMU(CGメディアユニット、CG情報)と触覚インタフェース装置8,13の操作状態で重さと形状がわかる触覚MUの状態と、接触する箇所での音声ガイダンスを、共同作業する同じグループ内の各ユーザのクライアントコンピュータ7,11において同じ内容とする一貫性制御を行う機能とを有しており、CG展示品2,14,15の音声と描画およびテキストなどコンピュータデータあるいは画像と映像のガイダンスを提供する。
また、クライアントコンピュータ7,11は、触覚インタフェース装置8,13のカーソル位置を人力する機能と、ユーザ6,10に提示する反力を計算する機能と、1kHzのサーボループ毎に触覚MUを生成して触覚インタフェース装置8,13に提供する機能と、サーバコンピュータ3から受信する触覚MUと音声MUとCGMUに対してメディア同期制御をする機能と、移動可能な複数のCG展示品2,14,15の位置を更新する機能と、ユーザ6,10間での仮想空間の整合性を行う一貫性制御の機能と、触覚、音声、CGの情報を符号化、パケット化する機能を有する。
同じグループ内での複数ユーザによる共同・協調作業を可能とする、サーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11によるデジタルミュージアム1の構築には、ユーザ6とユーザ10間で互いにCG展示品2,14,15を操作しても協調作業上問題ないように一貫性制御を行い、仮想空間の整合性を図り、また、クライアントコンピュータ7およびクライアントコンピュータ11間、あるいはサーバコンピュータ3とクライアントコンピュータ7,11間でやり取りする情報は、その情報量がネットワーク12の負荷にならないように必要最低限の情報量としている。
すなわち、デジタルミュージアム1における作業空間のサイズと重力・空気抵抗などの物理係数や、オブジェクトの形状(Spring係数、Damper係数、動的摩擦係数等)および質量などの、属性情報は、予めサーバコンピュータ3から各クライアントコンピュータ7,11に送信しておき、各クライアントコンピュータ7,11で記憶しておき、各クライアントコンピュータ7,11におけるユーザ6,10の操作結果を示す状態情報のみを、ネットワーク12上に動的に配信する。
また、サーバコンピュータ3は、デジタルミュージアム1の更新を行い、クライアントコンピュータ7,11は、ユーザ6,10に提示する反力を計算し、例えば1kHzのサーボループ毎に触覚MUを生成してサーバコンピュータ3へ送信する。
すなわち、サーバコンピュータ3は、クライアントコンピュータ7,11から触覚MUを受信すると、触覚インタフェース装置8,13のカーソルとCG展示品2,14,15との接触判定を行い、接触していると判断した場合、触覚インタフェース装置8,13からCG展示品2,14,15に加えられる力を計算する。
そして、サーバコンピュータ3は、この力を用いて、移動可能なCG展示品2,14,15の位置を更新し、その位置情報を含む触覚MUと音声MUとCGMUをクライアントコンピュータ7,11に送信する。
このように、サーバコンピュータ3からクライアントコンピュータ7,11へ送信される触覚MUは、触覚インタフェース装置8,13の位置情報の代わりにCG展示品2,14,15の位置情報を持つことである。
クライアントコンピュータ7,11は、サーバコンピュータ3から受信した触覚MUと音声MUとCGMUに対して、メディア同期制御を行い、クライアントコンピュータ7,11側の移動可能なCG展示品2,14,15の位置情報を更新する。尚、この更新レートは例えば30Hzである。また、メディア同期制御とは、サーバコンピュータ3からネットワーク12を介して受信するCG展示品2,14,15の各情報を記憶装置に一時記憶し、1つのCG展示品(2,14,15)に関する各情報のネットワーク12における遅延のばらつきを吸収して出力する処理である。
ユーザ6,10に提示される反力は、この触覚MUに含まれるCG展示品2,14,15の位置情報と、最新の触覚インタフェース装置8,13のカーソルの位置情報を用いてサーボループ毎に計算される。
尚、触覚MUは、CG展示品2,14,15に触覚するメディア情報単位であり、音声MUは、音声のメディア情報単位、そして、CGMUは、アバタ5のメディア情報単位である。
また、デジタルミュージアム1のサーバコンピュータ3に触覚インタフェース装置19を接続することにより、デジタルミュージアム1内で触覚インタフェース装置19を操作し、CG展示品2,14,15の音声およびコンピュータデータあるいは画像と映像などガイダンスを視聴することが可能であり、かつ、CG展示品2,14,15に対し、外部のユーザ6,10との間において音声MUあるいは映像MUなどの情報交換を行うことができる。
このような構成とすることにより、デジタルミュージアム1が主で、複数のユーザ2,10が仮想空間の中で従として複数のCG展示品2,14,15に触れてガイダンスの視聴ができる。
尚、サーバコンピュータ3においては、デジタルミュージアム1の管理者あるいは運営者による触覚インタフェース装置19の操作に従って、そのカーソルとCG展示品2,14,15との位置関係を時系列に記憶装置に記憶し、記憶装置から時系列の位置関係情報を読み出し可視化して出力装置で出力する。この出力内容を参考に、デジタルミュージアム1の管理者あるいは運営者は、各CG展示品2,14,15の各箇所に対応付ける説明の内容を決定することができる。
次に、図3を用いて、本例のデジタルミュージアム1による、CG展示品2,14,15に関するガイダンス提供処理動作を説明する。
サーバコンピュータ3は、デジタルミュージアム(図中「仮想博物館及び仮想美術館」と記載)1の管理者あるいは運営者からの操作に従って、3次元仮想空間上の展示室に多面体のポリゴンを用いた、複数の3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)を作成して配置すると共に(ステップS1)、各3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)に、反力計算に必要となるSpring係数とDamper係数と摩擦係数などの触覚情報を設定し(ステップS2)、さらに、各3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)の複数の箇所に対応付けて説明用ガイダンスを登録する(ステップS3)。
クライアントコンピュータ7,11は、ユーザ6,10からの操作に従って、ユーザIDを登録し、サーバコンピュータ3にアクセスする(ステップS4)。これに応じて、サーバコンピュータ3は、ユーザID認証を行った後、クライアントコンピュータ7,11に、各3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)の一覧情報を送信し、クライアントコンピュータ7,11は、受信した一覧情報を表示装置に表示する(ステップS5)。
クライアントコンピュータ7,11のユーザ6,10が、一覧表示された各3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)から見たいものを選択すると、その選択情報がクライアントコンピュータ7,11からサーバコンピュータ3に送信される(ステップS6)。
サーバコンピュータ3は、クライアントコンピュータ7,11から送信された選択情報に応じて、3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)をクライアントコンピュータ7,11に送信し、クライアントコンピュータ7,11は、3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)を受信して表示装置で表示する(ステップS7)。
表示内容を見ているユーザ6,10が、アバタ5の解説を聞きながら触覚インタフェース装置8,13を操作し、CG展示品2,14に触れると、クライアントコンピュータ7,11は、その旨をサーバコンピュータ3に通知し(ステップS8)、通知を受けたサーバコンピュータ3は、ユーザ6,10が触れた3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)の特定の箇所のガイダンス(説明情報)をクライアントコンピュータ7,11に送信し、クライアントコンピュータ7,11は、受信したガイダンスをアバタ5を介して出力する(ステップS9)。尚、ガイダンスの出力は、音声、または、描画およびテキストなどコンピュータデータあるいは画像と映像などで出力する。
さらに、ユーザ6,10が、アバタ5の指示を受けて触覚インタフェース装置8,13を操作し、表示中の3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)を例えば上下および左右へと移動させると、クライアントコンピュータ7,11は、それに応じた触覚情報をサーバコンピュータ3とやり取りして、当該3次元仮想展示品(CG展示品2,14,15)の重さの知覚と形状の感触を、接触インタフェース装置8,13を介してユーザ6,10に疑似体験させる(ステップS10)。
以上、図1〜図3を用いて説明したように、本例では、CGにより3次元仮想空間上に構築されたデジタルミュージアム1とこのデジタルミュージアム1で展示するよう生成されたCG展示品2,14,15とをネットワーク12上に送信するサーバコンピュータ3と、このサーバコンピュータ3にネットワーク12を介して接続され、デジタルミュージアム1とCG展示品2,14,15を受信して表示装置に表示するクライアントコンピュータ7,11とからなるシステムにおいて、CG展示品2,14,15に関する説明情報をクライアントコンピュータ7,11を操作するユーザ6,10に効率的に提供するために、サーバコンピュータ3は、CG展示品2,14,15に関する説明情報を当該CG展示品2,14,15に対応付けてデータベース4に記憶すると共に、CG展示品2,14,15に対して設定された触覚情報を当該CG展示品2,14,15に対応付けてデータベース4に記憶し、クライアントコンピュータ7,11から要求されたCG展示品2,14,15に関する説明情報と当該CG展示品2,14,15に設定された触覚情報をデータベース4から読み出して当該クライアントコンピュータ7,11に送信し、また、クライアントコンピュータ7,11は、表示装置に表示したCG展示品2,14,15に、自クライアントコンピュータ7,11に接続された触覚インタフェース装置8,13をユーザ6,10が操作して触れると、当該CG展示品2,14,15に関する説明情報と当該CG展示品2,14,15に設定された触覚情報とをサーバコンピュータ3に要求して受信し、受信した当該CG展示品2,14,15に設定された触覚情報を触覚インタフェース装置8,13に送出すると共に、受信した当該CG展示品2,14,15の説明情報を出力装置を介して出力する。特に、サーバコンピュータ3では、CG展示品2,14,15の1以上の特定箇所に当該CG展示品2,14,15の当該箇所に関する説明情報を対応付けてデータベース4で記憶し、クライアントコンピュータ7,11から要求されたCG展示品2,14,15の特定箇所に関する説明情報をデータベース4から読み出して当該クライアントコンピュータ7,11に送信し、クライアントコンピュータ7,11では表示装置に表示したCG展示品2,14,15の、触覚インタフェース装置8,13を介してユーザ6,10が触れた特定箇所に関する説明情報を、サーバコンピュータ3から受信して出力装置を介して出力する。
これにより、ユーザ6,10は、クライアントコンピュータ7,11により受信して表示されたCG展示品に、触覚インタフェース装置8,13を利用して擬似的に触れることにより、当該CG展示品の触れる箇所でのガイダンスを視聴することができる。
また、ユーザ6,10が、ID登録してサーバコンピュータ3にアクセスするよう制御することにより、デジタルミュージアム1の提供先、あるいは、提供するCG展示品2,14,15を制限することができる。
また、ユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13を操作し、デジタルミュージアム1におけるCG展示品2,14,15の特定の彫刻あるいは記述文字などの箇所を指定することにより、ガイダンス内容が変更され、指定した箇所の詳細なガイダンス内容を視聴することができる。
また、ユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13を操作し、CG展示品2,14,15をデジタルミュージアム1内で移動させることで、当該CG展示品2,14,15の重さを知覚し、あるいは、その形状を感触することができる。また、重さの知覚と形状の触覚を把握することで操作に連動するガイダンスの視聴が可能である。
また、ユーザ6,10は、触覚インタフェース装置8,13を操作して触れたCG展示品と類似する、他のCG展示品を並べて表示することで、それぞれを比較し、ガイダンス内容の相違を視聴することができる。
また、本例では、デジタルミュージアム1におけるガイダンスの説明員としてアバタ5がおり、ユーザ6,10は、このアバタ5を自由に移動操作することで、身振り手振りの表現でCG展示品2,14,15のガイダンス説明を受けることができる。
また、ユーザ6,10が、研究者および学芸員同士の場合、同じCG展示品を互いに閲覧しながら、分類学上の分析と、骨格上の部位特定の解析と、あるいは遺跡や古墳から出土した歴史的遺物などの分析し、仮想空間上で議論と協調作業をすることができる。
また、ユーザ6,10は、音声MUあるいは映像MUのガイダンスをサーバコンピュータ3からでなく、ユーザ6,10同士で相互に直接、音声MUあるいは画像および映像MUを付加して、転送することができる。
このように、本例では、ユーザ6,10は、CG展示品に擬似的に触れることにより、自動的に複数のCG展示品の音声およびコンピュータデータおよび画像と映像のガイダンスを視聴することが可能であり、かつ、CG展示品の複数触れる箇所で特定のガイダンス内容を聞くことができる。これにより、遺跡や古墳から出土した歴史的遺物や分類学上の分析と、あるいは著名な画家の絵画などの複数のCG展示品で、特に説明をしてほしい箇所を特定し、触覚インタフェース装置を利用してCG展示品に触れることにより、CG展示品の説明してほしい特定箇所を自動的に音声ガイダンスを受け、音声ガイダンスにあわせて描画およびテキストなどコンピュータデータあるいは画像と映像などで解説内容が表示することができる。
さらに、ユーザ6,10は、複数のCG展示品の中で特に興味のある箇所に触れることで、その箇所のガイダンス内容が触覚インタフェース装置の操作に連動して効率的に視聴することができる。また、複数のCG展示品に触覚インタフェース装置を利用し、上下および左右と視点移動して持ち上げることにより、CG展示品の重さの知覚と形状の認識をすることが可能であり、また、視覚および聴覚のガイダンスを触覚することでCG展示品を認識することができる。
このようなデジタルミュージアムシステムは、デジタル高精細画質画像および映像の複数のCG展示品を医学などの教育、あるいは学校などにおける高度な教材などに利用ができる。例えば、研究者および学芸員同士などの利用者は、複数のCG展示品を閲覧することで研究者および学芸員同士の協調作業が可能であり、CG展示品を見ながら、恐竜の骨などから分類学上の分析や骨格上の部位特定の解析などの議論をすることができる。また、遺跡や古墳から出土した歴史的遺物などを分析し、遠隔地の学芸員同士が協調して作業しコミュニケーションを図ることができる。
結果として、本例によれば、例えば、実際の美術館や博物館では体験できない、展示品の手に持っての鑑賞や、展示品の重さや表面の触感の疑似体験が可能となると共に、展示品の特定箇所に関しての説明等、関心度の高いユーザには詳細な説明を選択的に提供することが可能となり、例えば、デジタルミュージアムの利便性および付加価値を向上させることが可能である。
尚、本発明は、図1〜図3を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、デジタルミュージアムにおけるCG展示品を例として説明しているが、本発明の処理対象となる「3次元仮想オブジェクト」は、このようなデジタルミュージアムにおけるCG展示品に限定されるものではない。
また、本例では、ネットワーク12としてインターネットを用いているが、イントラネット等の他のIP通信網の利用も可能であり、また、高速なATM(:Asynchronous Trasfer Mode)通信など、他の通信方式を用いても良い。
また、本例では、サービスコンピュータ3やクライアントコンピュータ6,11の構成としても、キーボードや光ディスクの駆動装置のないコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
また、本例では、制御の簡単のため、属性情報(作業空間のサイズ、重力・空気抵抗などの物理係数、オブジェクトの形状(Spring係数,Damper係数,動的摩擦係数等)、質量など)は、同じグループの各クライアントコンピュータ7,11で予め共有しているが、サーバコンピュータ3において一括管理し、変更の必要が生じた場合に、各クライアントコンピュータ7,11に送付することでも良い。
1:デジタルミュージアム(仮想博物館及び仮想美術館)、2,14,15:CG展示品、3:サーバコンピュータ(サーバ)、4:データベース(DB)、5:アバタ(説明員)、6,10:ユーザ(利用者)、7,11:クライアントコンピュータ(利用者の情報通信端末)、8,13,19:触覚インタフェース装置、9,16:カーソル(利用者のカーソル位置)、12:ネットワーク、17:音声人力装置(マイクなど)、18:音声出力装置(スピーカなど)。
Claims (16)
- CGにより生成された3次元仮想オブジェクトをネットワーク上に送信するサーバコンピュータと、
該サーバコンピュータにネットワークを介して接続され、上記3次元仮想オブジェクトを受信して表示装置に表示するクライアントコンピュータとからなるシステムにおける、上記3次元仮想オブジェクトに関する説明情報を上記クライアントコンピュータを操作するユーザに提供する処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
上記3次元仮想オブジェクトに関する説明情報を当該3次元仮想オブジェクトに対応付けて記憶装置に記憶する手順と、
上記3次元仮想オブジェクトに対して設定された触覚情報を当該3次元仮想オブジェクトに対応付けて記憶装置に記憶する手順と、
上記クライアントコンピュータから要求された3次元仮想オブジェクトに関する説明情報と当該3次元仮想オブジェクトに設定された上記触覚情報を記憶装置から読み出して当該クライアントコンピュータに送信する手順とを有し、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記表示装置に表示した3次元仮想オブジェクトに、当該クライアントコンピュータに接続された触覚インタフェース装置をユーザが操作して触れると、当該3次元仮想オブジェクトに関する説明情報と当該3次元仮想オブジェクトに設定された触覚情報とを上記サーバコンピュータに要求して受信する手順と、
受信した当該3次元仮想オブジェクトに設定された触覚情報を上記触覚インタフェース装置に送出する手順と、
受信した当該3次元仮想オブジェクトの説明情報を出力装置を介して出力する手順とを有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1に記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
上記3次元仮想オブジェクトの1以上の特定箇所に当該3次元仮想オブジェクトの当該箇所に関する説明情報を対応付けて記憶装置に記憶する手順と、
上記クライアントコンピュータから要求された上記3次元仮想オブジェクトの特定箇所に関する説明情報を記憶装置から読み出して当該クライアントコンピュータに送信する手順とを有し、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記表示装置に表示した3次元仮想オブジェクトの、上記触覚インタフェース装置を介してユーザが触れた特定箇所に関する説明情報を、上記サーバコンピュータから受信して出力装置を介して出力する手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
複数のユーザのID情報を記憶装置に記憶する手順と、
アクセス元のクライアントコンピュータから送信されるID情報が上記記憶装置に記憶されていれば、当該クライアントコンピュータからの上記3次元仮想オブジェクトに対するアクセスを許可する手順とを有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記触覚情報は、当該3次元仮想オブジェクトの重さ情報と形状情報の一方もしくは両方を含み、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記触覚インタフェース装置を操作してユーザが上記3次元仮想オブジェクトを擬似的に触れると、当該3次元仮想オブジェクトの重さ情報と形状情報の一方もしくは両方を上記触覚インタフェース装置に送出し該触覚インタフェース装置を介してユーザに当該3次元仮想オブジェクトの重さと形状の一方もしくは両方を把握させる手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
相互に類似する3次元仮想オブジェクトを関連づける類似情報を記憶装置に記憶する手順と、
上記クライアントコンピュータに説明情報を送信した3次元仮想オブジェクトに類似する3次元仮想オブジェクトを上記類似情報を参照して特定し、特定した3次元仮想オブジェクトを当該クライアントコンピュータに送信する手順とを有し、
上記クライアントコンピュータのユーザに、該ユーザが触れた3次元仮想オブジェクトと共に、当該3次元仮想オブジェクトに類似する3次元仮想オブジェクトと該類似する3次元仮想オブジェクトの説明情報および触覚情報を提供する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが記憶する上記触覚情報として、当該3次元仮想オブジェクトの表面を定義するための、Spring係数とDamper係数および動的摩擦係数を含み、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記サーバコンピュータから受信した触覚情報におけるSpring係数とDamper係数および動的摩擦係数を用いて、当該3次元仮想オブジェクトの表面における反力計算を行い、上記触覚インタフェース装置を介してユーザに当該3次元仮想オブジェクトの表面の触感を疑似体験させる手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
上記3次元仮想オブジェクトの説明員として生成されたアバタを上記クライアントコンピュータからの指示に応じて上記3次元仮想オブジェクトに向けて移動させる手順を有し、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
ユーザによる入力装置の操作に応じて、該ユーザが上記触覚インタフェース装置を介して3次元仮想オブジェクトに触れることができる位置に上記アバタを移動させる手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
上記クライアントコンピュータのユーザ操作による上記触覚インタフェース装置もしくは入力装置のカーソルあるいは請求項7に記載のアバタの、任意の3次元仮想オブジェクトへの接近を検知すると、当該3次元仮想オブジェクトの説明情報と触覚情報の当該クライアントコンピュータへの事前送信を開始する手順を有し、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記サーバコンピュータから事前送信された3次元仮想オブジェクトの説明情報と触覚情報を記憶装置に記憶する手順と、
当該3次元仮想オブジェクトにユーザが上記触覚インタフェース装置を介して触れると、記憶装置から当該3次元仮想オブジェクトの説明情報と触覚情報を読み出して、上記触覚インタフェース装置および出力装置へ送出する手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
予め定められたグループの複数のクライアントコンピュータに同じ3次元仮想オブジェクトと触覚情報を送信する手順と、
同じグループの任意のクライアントコンピュータでのユーザによる触覚インタフェース装置もしくは入力装置を用いた任意の3次元仮想オブジェクトに対する操作を、同じグループの各クライアントコンピュータに反映させて同じ画面内容とする一貫性制御を行う手順とを有し、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
同じグループのユーザで一貫性制御する3次元仮想オブジェクトに対してユーザが入力装置を介して入力したコメント情報を各ユーザ間で直接送受信する手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項9に記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータは、上記一貫性制御手順として、
上記3次元仮想オブジェクトのサイズおよび触覚情報の少なくともいずれかを含む属性情報と、各クライアントコンピュータにおけるユーザの操作結果を示す状態情報とを、各クライアントコンピュータ間に配信する手順を含む
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項10に記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータによる上記一貫性制御手順において、
上記属性情報は、予め同じグループの各クライアントコンピュータに配信しておき、
上記状態情報は、各クライアントコンピュータでのユーザ操作毎に動的に配信する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項11のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記クライアントコンピュータが実行する処理として、
上記サーバコンピュータからネットワークを介して受信する3次元仮想オブジェクトの各情報を記憶装置に一時記憶し、1つの3次元仮想オブジェクトに関する各情報のネットワークにおける遅延のばらつきを吸収して出力するメディア同期制御を行う手順を有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項12のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記サーバコンピュータが実行する処理として、
上記クライアントコンピュータにおける上記触覚インタフェース装置のカーソルと上記3次元仮想オブジェクトとの位置関係を時系列に記憶装置に記憶する手順と、
記憶装置から上記時系列の位置関係情報を読み出し可視化して出力装置で出力する手順とを有する
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項13のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法であって、
上記3次元仮想オブジェクトは、上記サーバコンピュータにおいて、3次元仮想空間上に構築されたデジタルミュージアムで展示するCG展示品からなる
ことを特徴とする3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法。 - 請求項1から請求項14のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法における各手順をプログラムにより実行する上記サーバコンピュータと上記クライアントコンピュータとを具備し、上記サーバコンピュータから上記ネットワークを介して上記クライアントコンピュータに、上記3次元仮想オブジェクトと共に、当該3次元仮想オブジェクトの説明情報と触覚情報を提供することを特徴とする3次元仮想オブジェクト提供システム。
- 少なくとも、CPUと記憶装置を有するコンピュータに、請求項1から請求項13のいずれかに記載の3次元仮想オブジェクト情報提供サービス処理方法における各手順を実行されるためのプログラム。
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