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JP4168986B2 - Fpc用コネクタ - Google Patents

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JP4168986B2
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Description

この発明は、FPC、FFCなどと一般に呼ばれている平型柔軟ケーブル(この明細書では、これらを単に「FPC」と言う)をプリント回路基板に接続するためのFPC用コネクタに関する。
FPC用コネクタは、これまで多くのものが提案され、実用に供されている。そのうちの一つとして、前端側にFPC受入空洞が形成されている絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングの前端側から装着された複数の第1の端子と、絶縁ハウジングの後端側から装着された複数の第2の端子と、FPC受入空洞に挿入されたFPCの接点と端子に設けられたコンタクト部との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータであって、絶縁ハウジングに対して回動可能に組み付けられているアクチュエータとを備え、前記第1の端子のコンタクト部と第2の端子のコンタクト部がFPC受入空洞に千鳥状に配置されている構成のものがある。
特開2002−134194号公報 (0023〜0044、図1〜4) 特開2002−329536号公報 (0007〜0012、図1〜図6) 特開2003−45526号公報 (0015〜0026、図1〜図11)
このような、端子のコンタクト部をFPC受入空洞で千鳥状に配置した構成のものにおいては、FPCの挿入方向で見て前方(FPC受入空洞の奥)のコンタクト部には、端子に設けた突部や、絶縁ハウジングに形成した支持面をFPCの厚みに比べて狭い間隔で対向させて、これらの対向部にFPCを挿入するようにしていたので、挿入抵抗があり、接続の作業性が損なわれていた。また、挿入抵抗があるために、FPCの挿入の際にコンタクト部を損傷したり、FPCの接点を傷付けるなどの問題もあった。
このような挿入抵抗がないように、コンタクト部と、対向させた端子の突部や絶縁ハウジングの支持面との間隔をFPCの厚さよりも広くしたり、アクチュエータで端子の突部を引き上げて、FPCをゼロ挿入力(zero insartion force:ZIF)で挿入できるようにする提案もあるが、FPCの挿入が容易となり、またコンタクト部や接点の損傷をなくすることが可能である反面、挿入したFPCを安定して仮保持状態に維持できないため、接続の作業性の点で改善が求められていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、FPCをゼロ挿入力で挿入可能とすると共に、挿入したFPCを安定的に仮保持状態に維持できるようにしたFPC用コネクタを提供することを主要な目的としている。
更に、この発明は、低背化が可能なFPC用コネクタを提供することを別の目的としている。
上記の如くの目的のもとになされたこの発明のうち請求項1の発明は、前端側にFPC受入空洞が形成されている絶縁ハウジングと、
絶縁ハウジングの前端側から装着された複数の第1の端子と、絶縁ハウジングの後端側から装着された複数の第2の端子と、
FPC受入空洞に挿入されたFPCの接点と端子に設けられたコンタクト部との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータであって、絶縁ハウジングに対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータとを備え、
前記第1の端子のコンタクト部と第2の端子のコンタクト部がFPC受入空洞に配置されているFPC用コネクタにおいて、
前記第1の端子からフック状ビームがFPC受入空洞の上部に延びていると共に、前記第2の端子からガイドビームがFPC受入空洞の上部に延びており、
前記フック状ビームの先端に形成されたフック部にアクチュエータに設けられた係合ピンが収容され、前記ガイドビームの先端にアクチュエータに設けられた溝が嵌合されて、アクチュエータの姿勢変化によって、アクチュエータがガイドビームに乗り上げると共に、アクチュエータの係合ピンがフック状ビームを押し上げるようにされ、
アクチュエータの姿勢変化によってフック状ビームの中間部に設けて端子のコンタクト部と対向するようにした押下突部の上下方向の位置を変化させて、押下突部とコンタクト部の間隔をFPCの厚さより狭い間隔と広い間隔の間で変化できるように構成されていると共に、
アクチュエータの姿勢変化の途中で、アクチュエータが端子側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止するようにされ、この停止した姿勢では、前記押下突部とコンタクト部との間隔がFPCの厚さと同じ、あるいはより狭く設定されていることを特徴とするFPC用コネクタである。
また、請求項7の発明は、前端側にFPC受入空洞が形成されている絶縁ハウジングと、
絶縁ハウジングの前端側から装着された複数の第1の端子と、絶縁ハウジングの後端側から装着された複数の第2の端子と、
FPC受入空洞に挿入されたFPCの接点と端子に設けられたコンタクト部との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータであって、絶縁ハウジングに対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータとを備え、
前記第1の端子のコンタクト部と第2の端子のコンタクト部がFPC受入空洞に配置されているFPC用コネクタにおいて、
前記第1の端子からフック状ビームがFPC受入空洞の上部に延びていると共に、前記第2の端子からガイドビームがFPC受入空洞の上部に延びており、
前記フック状ビームの先端に形成されたフック部にアクチュエータに設けられた係合ピンが収容され、前記ガイドビームの先端にアクチュエータに設けられた溝が嵌合されて、アクチュエータの姿勢変化によって、アクチュエータがガイドビームに乗り上げると共に、アクチュエータの係合ピンがフック状ビームを押し上げるようにされ、
前記アクチュエータが、端子のコンタクト部とFPCの接点との間に所定の接圧を形成する接続姿勢と、FPC受入空洞に挿入されたFPCを、前記アクチュエータ(80)の姿勢変化の途中で該アクチュエータ(80)が前記(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止することで仮保持する仮保持姿勢と、FPC受入空洞にFPCをゼロ挿入力で挿入できる挿入待機姿勢とをとり得るようにされていることを特徴とするFPC用コネクタである。
更に、低背化の目的のもとになされた請求項10の発明は、前端側にFPC受入空洞が形成されている絶縁ハウジングと、
絶縁ハウジングの前端側から装着された複数の第1の端子と、絶縁ハウジングの後端側から装着された複数の第2の端子と、
FPC受入空洞に挿入されたFPCの接点と端子に設けられたコンタクト部との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータであって、絶縁ハウジングに対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータとを備え、
前記第1の端子のコンタクト部と第2の端子のコンタクト部がFPC受入空洞に配置されているFPC用コネクタにおいて、
前記第1の端子からフック状ビームがFPC受入空洞の上部に延びていると共に、前記第2の端子からガイドビームがFPC受入空洞の上部に延びており、
前記フック状ビームの先端に形成されたフック部にアクチュエータに設けられた係合ピンが収容され、前記ガイドビームの先端にアクチュエータに設けられた溝が嵌合されて、アクチュエータの姿勢変化によって、アクチュエータがガイドビームに乗り上げると共に、アクチュエータの係合ピンがフック状ビームを押し上げるようにされ、
前記アクチュエータ(80)の姿勢変化の途中で、該アクチュエータ(80)が前記端子(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止するようにされ、
前記第1の端子のコンタクト部がFPCの下面に設けられた接点と対向して突出して形成してあり、前記フック状ビームの中間部に、前記コンタクト部に対してFPCの挿入方向で前方に対向する押下突部が設けられていることを特徴とするFPC用コネクタである。
請求項1の発明によれば、アクチュエータの姿勢変化によって、端子に設けた押下突部とコンタクト部の間隔をFPCの厚さより狭い間隔と広い間隔の間で変化できるように構成したので、広い間隔としてFPCをゼロ挿入力で挿入し、端子のコンタクト部やFPCの接点を損傷するのを避けることができる。そして、アクチュエータの姿勢変化の途中では、アクチュエータが端子側から受ける反力の釣り合いによって停止するようにし、この停止した姿勢では、前記押下突部とコンタクト部との間隔がFPCの厚さより狭く設定したので、挿入したFPCを安定して仮保持状態に維持することができ、FPC接続の作業性を改善することができる。
また、請求項7の発明によれば、アクチュエータは、端子のコンタクト部とFPCの接点との間に所定の接圧を形成する接続姿勢と、FPC受入空洞に挿入されたFPCを仮保持する仮保持姿勢と、FPC受入空洞にFPCをゼロ挿入力で挿入できる挿入待機姿勢とをとり得るようにされているので、FPCの挿入が容易で、しかも挿入されたFPCを安定して仮保持状態に維持できるFPC用コネクタを構成することができる。
また、請求項10の発明によれば、第1の端子が、FPC受入空洞の下部に沿って延びる固定ビームを有し、この固定ビームの上縁にFPCの下面に設けられた接点と対向するコンタクト部が突出して形成されているので、コンタクト部が上下方向で移動しない固定部分を構成し、コネクタの低背化を可能にできる。さらに、第1の端子のフック状ビームの中間部に、第1の端子のコンタクト部に対してFPCの挿入方向で前方で対向する押下突部が設けられているので、FPCを引き回した際に、FPCが浮き上がってコンタクト部から遊離することを防止できる。
以下、この発明の実施の形態を添付の図を参照して説明する。
図1は、図2に外観を示している実施形態のFPC用コネクタ10の断面を表している。FPC用コネクタ10は、絶縁ハウジング20、第1の端子40、第2の端子60、ネイル11及びアクチュエータ80を有しており、図1(a)は第1の端子40に沿って、図1(b)は第2の端子60に沿って、そして図1(c)はネイル11に沿って示されている。FPC100の接続操作を説明する図3〜図8においても同一部分の断面となっている。
絶縁ハウジング10は、絶縁性のプラスチックを成形してなり、前端21(図1において左端)側にFPC受入空洞22が形成されている。FPC受入空洞22は前端21と上面23で開口している。絶縁ハウジング20には、幅方向(図1において紙面に垂直の方向)で、第1の端子40のための装着溝24と第2の端子60のための装着溝25が交互に設けられている。また、絶縁ハウジング20の幅方向両側端部にはネイル11のための装着溝26が前記装着溝24、25と平行に設けられている。絶縁ハウジング20は、底壁27と頂壁28を有している。底壁27は前端21から後端29の略全長に亘っている。頂壁28は、絶縁ハウジング20の中間部から後端29の範囲に延びている。
第1の端子40と第2の端子60は、りん青銅、ベリリウム銅などのばね性を有する金属薄板を打抜いてなるものである。第1の端子40は、絶縁ハウジング20の装着溝24に前端21側から装着されている。また、第2の端子60は、絶縁ハウジング20の装着溝25に後端29側から装着されている。
図1(a)に示されているように、第1の端子40は、FPC受入空洞22の下部で、絶縁ハウジング20の底壁27に沿って延びる固定ビーム41を有し、固定ビーム41の前端部に半田テイル42が形成されている。また、後端部には、係合部43が立ち上げてあり、装着溝24に挿入した第1の端子40を固定できるようになっている。固定ビーム41の後端側である係合部43の近くから、片持ち梁状のフック状ビーム44がFPC受入空洞22の上部に延びるように設けてある。フック状ビーム44は、中間部が略V字状の屈曲部45とされ、先端部がフック部46とされている。フック部46は下側に開いている。
前記固定ビーム41の中間部上縁には、コンタクト部47が突出させてある。フック状ビーム44の屈曲部45によって形成された押下突部48が、コンタクト部47の上方で、絶縁ハウジング20の後端29側(FPC100の挿入方向ではコンタクト部47の前方)に若干偏移した位置で対向するようにしてある。FPC100が挿入されておらず、端子40、60には負荷がかかっていない状態においては、押下突部48とコンタクト部47との間隔w1は、FPC受入空洞22に挿入されるFPC100の厚さtに比べて狭く設定してある。
フック状ビーム44の先端に設けたフック部46は、コンタクト部47の上方で、絶縁ハウジング20の前端21側に若干偏移している。
第2の端子60は、図1(b)に示されているように、係合部61を基部に有し、装着溝25に挿入した第2の端子60を固定できるようになっている。係合部61の下縁に半田テイル62が設けられている。そして、係合部61から片持ち梁状のコンタクトビーム63とガイドビーム64が二股状となって延びている。コンタクトビーム63は、FPC受入空洞22の下部に延び、ガイドビーム64がFPC受入空洞22の上部に延びるようにしてある。ガイドビーム64は、前記フック状ビーム44と略同じか、それより若干短い長さを有し、先端部がフック部46の中心近辺に位置するようにしてある。一方、コンタクトビーム63は、ガイドビーム64より長くしてあり、先端部の上側縁に突出させて形成したコンタクト部65が、第1の端子40のコンタクト部47よりも前端21(絶縁ハウジング20の)側に位置するようにしてある。
第1の端子40のコンタクト部47と第2の端子60のコンタクト部65の位置をこのようにすることで、FPC受入空洞22の下部において、コンタクト部47とコンタクト部65が千鳥状に配置されている。
アクチュエータ80は、絶縁ハウジング20と同様の絶縁性のプラスチックを成形してなるもので、絶縁ハウジング20の上面23で開口しているFPC受入空洞22を略塞ぐことのできる大きさの板状の形状をしている。図1、2に示したように、絶縁ハウジング20の上面23に略平行としたときには、前端部81が絶縁ハウジング20の前端21を越えて前方に突出するようにしてある。
アクチュエータ80の後端部82には、FPC受入空洞22の上部に延びている第1の端子40のフック状ビーム44と、第2の端子60のガイドビーム64とにそれぞれ対応させて溝83、84が形成してあり、各溝と対応するビームを互いに嵌合させてアクチュエータ80が組み付けられている。
フック状ビーム44に対応させて設けた溝83は、図1(a)に示すように、アクチュエータ80の厚み方向で貫通する溝となっており、溝83を横断するように係合ピン85が設けてある。フック状ビーム44のフック部46と溝83を嵌合した時に、係合ピン85がフック部46に収容されるようにしてある。係合ピン85は、断面略円形とされて、周面が円弧面85aとなっているが、一側面に平坦面85bが形成してある。フック部46の最も深い部分に形成した水平下縁46aと、水平下縁46aの前方に略直角に連続している垂直前縁46bに対応させたもので、平坦面85bが水平下縁46a及び垂直前縁46bに対して一定の幅で面接触できるようにしてある。
一方、ガイドビーム64に対応させて設けた溝84は、図1(b)に示すように、アクチュエータ80の厚み方向で約半分の深さで形成されて貫通していない。ガイドビーム64の縁と対向することになる溝84の底面は屈曲して形成され、以下の説明で明らかとなるように、ガイドビーム64の下側にもぐり込む接圧形成底面84aと、ガイドビーム64の上側に乗り上げる乗り上げ底面84bを構成している。
アクチュエータ80の下面は、段状に形成されて、アクチュエータ80の厚みが後端部82で最も厚くなっており、後端部82の下面をFPC100に対する押圧部86としている。この押圧部86が、前記第1の端子40のコンタクト部47と第2の端子60のコンタクト部65の間に位置して、各コンタクト部47、65と対向するようにしてある。
ネイル11は、ステンレススチール板その他の導電性金属板を打抜いて成形したもので、絶縁ハウジング20の前端21側から装着溝26に挿入して固定されている。前端21寄りに配置される基部12から中間部13を介して装着溝26に係合する係合部14が延びている。基部12は、断面L字形とされて、下側に前記第1、第2の端子40、60の半田テイル42、62と共に同一面内に配置される半田テイル15が形成されている。中間部13は基部12に比べて高さ方向で狭い幅とされて、それぞれの上縁12a、13aが段状に連続させてある。基部12の上縁12aの一部と、上縁12aより低くなっている中間部13の上縁13aは、絶縁ハウジング20の上面23の方向に露出している。
前記アクチュエータ80の両側端部に、ネイル11の中間部13に対応させたボス87が突出させて設けてあり、アクチュエータ80が組み付けられると、中間部13の上縁13aとボス87の周面が上下の方向で対向するようになっている。ボス87は、断面が横長扁平の形状をしており、図1の無負荷状態では、下側の平坦周面87aがネイル11の中間部13上縁13aに載って互いに接するようにしてある。また、この状態で、アクチュエータ80の係合ピン85は、前記フック部46に遊嵌状態で収容され、係合ピン85の平坦面85bはフック部46の垂直前縁46bと対向するようにしてある。即ち、このようなネイル11の上縁12aとボス87の周面の対向構造と、係合ピン85をフック部46に収容した構造が協働して、組み付けられたアクチュエータ80の脱落が防止できるようにしてある。
図3〜図8は、上記のように構成されたFPC用コネクタ10にFPC100を接続する時の、アクチュエータ80の姿勢変化を表している。FPC100を接続する場合、アクチュエータ80は、図1の略水平の姿勢から図2の傾いた姿勢を経て図4の略垂直の姿勢とし、更に図5の傾いた姿勢にする。FPC100のFPC受入空洞22への挿入は、アクチュエータ80を図5の傾いた姿勢にして行う。FPC100を挿入した後は、アクチュエータ80の姿勢変化の方向を図1〜図5の場合と反対にする。即ち、アクチュエータ80を図6の略垂直の姿勢とした後、図7の傾いた姿勢を経て図8の略水平の姿勢としてFPC100の接続を完了する。
アクチュエータ80の姿勢を図3のように変化して行くと、アクチュエータ80に設けたボス87の側部に形成されている弧状周面87bがネイル11の中間部13の上縁13aに対向して接するようになり、アクチュエータ80は上方に移動しながら姿勢変化する。そして、アクチュエータ80の後端部82に形成した溝84の乗り上げ底面84bが第2の端子60に設けたガイドビーム64の上に乗り上げていく。ボス87によるアクチュエータ80の上方への移動が乗り上げ底面84bのガイドビーム64への乗り上げを円滑にしている。
アクチュエータ80の姿勢が図4のように略垂直に変化すると、前記乗り上げ底面84bがガイドビーム64に更に乗り上げていき、ボス87はネイル11の上縁13aから離れて上方に移動する。そして、第1の端子40のフック部46に遊嵌していた係合ピン85がフック部46の水平下縁46aと平坦面85bの部分で係合するようになり、フック状ビーム44を上向きに少し弾性変形させる。フック状ビーム44の弾性変形によって反力f1が図4(a)のようにアクチュエータ80に作用するが、これに対してガイドビーム64からは図4(b)のような反力f2がアクチュエータ80に作用して釣り合い状態が形成される。このような第1、第2の端子40、60から受ける反力の釣り合いと、前記係合ピン85の平坦面85bとフック部46の水平下縁46aとの係合が相俟って、アクチュエータ80は略垂直の状態まで姿勢変化させると、そこで停止してその状態を維持することが可能である。
FPC100をFPC受入空洞22にゼロ挿入力で挿入できるようにするために、アクチュエータ80は更に図5のように傾いた姿勢に変化させる。アクチュエータ80をこの状態まで姿勢変化させると、前記乗り上げ底面84bがガイドビーム64に完全に乗り上げて、係合ピン85がフック状ビーム44を更に上方へ弾性変形させる。こうすることによって、フック状ビーム44に形成した押下突部48と第1の端子40のコンタクト部47の間隔w2がFPC100の厚みtより広い間隔となり、図示のようにFPC100をゼロ挿入力で挿入することが可能になる。図5のアクチュエータ80の姿勢を挿入待機姿勢と呼ぶことができる。
FPC100の挿入を完了した後、アクチュエータ80を図6の略垂直の姿勢まで戻す。図6のアクチュエータ80が略垂直姿勢では、フック状ビーム44の反力f3が押下突部48を介してFPC100を押し下げると共に、アクチュエータ80の後端部82がFPC100を押し下げて、第2の端子60のコンタクトビーム63を下方へ弾性変形させ、FPC100を挿入状態で仮保持する。
図6の仮保持状態では、アクチュエータ80に対するコンタクトビーム63の反力f4と、これに対抗するガイドビーム64の反力f5が釣り合い状態となり、アクチュエータ80の姿勢を停止状態で保持する。したがって、FPC100の仮保持状態が安定的に維持される。FPC100の挿入が不適切であったり、別の理由で、挿入、接続をやり直す必要が生じた場合、略垂直の姿勢のアクチュエータ80を図5の傾いた挿入待機姿勢にすることで簡単にやり直しができ、接続作業の能率改善に寄与する。図6のアクチュエータ80の姿勢を仮保持姿勢と呼ぶことができる。なお、本実施の形態では、第1の端子40のコンタクト部47と第2の端子60のコンタクト部65を千鳥状に配置しているが、コンタクト部47と65を幅方向において同一直線状に配置しても、本実施の形態と同様に仮保持を行うことができる。さらに、第1の端子40と第2の端子60を交互にハウジング20に装着しているが、必ずしも交互に装着しなくても、本実施の形態と同様に仮保持を行うことができる。
仮保持したFPC100を完全に接続する場合、アクチュエータ80を図7の傾いた姿勢から図8の略水平の姿勢に変化させる。図8のアクチュエータ80の姿勢が接続姿勢である。この接続姿勢では、第1の端子40のフック状ビーム44の押下突部48がFPC100を押し下げると共に、アクチュエータ80に形成した溝84の接圧形成底面84bがガイドビーム64の下側にもぐり込んで、押圧部86が第1の端子40のコンタクト部47と第2の端子60のコンタクト部65の間でFPC100を押し下げる。FPC100の接点と第1、第2の端子40、60のコンタクト部47、65の間で電気的接続に十分な接圧が形成される。
第1の端子40のコンタクト部47は固定ビーム41の上縁に形成されて固定されているが、FPC100の挿入方向においてコンタクト部47の前方の押下突部48と、コンタクト部47の後方の押圧部86がFPC100を押し下げるので、図9のような三点式の力関係が形成され、コンタクト部47とFPC100の接点の間に電気的接続に十分な接圧を安定して形成することができる。
第1の端子40のコンタクト部47を固定ビーム41の上縁に固定接点として設けることは、FPC用コネクタ10の高さを低背化する上で有効である。一般には、図10に示したように、固定ビーム41にコンタクトビーム411を片持ち梁状に設けて、このコンタクトビーム411にコンタクト部412を設けるようにする。この場合、矢示413の範囲にコンタクトビーム411の変形ストロークを確保する必要があり、低背化を難しくしている。
図11、12は、フック状ビーム44の形状を押下突部のない形状に変更し、絶縁ハウジング20のFPC受入空洞22にFPC100の先端部を受け入れて保持できる凹入部30を設けた実施形態を表している。他の部分は、前記の実施形態と同様であるので、同一部分には同一の符号を付して説明は省略する。
この実施形態でも、第1の端子40のコンタクト部47とFPC100の接点の間で三点構造の力関係を形成することができ、コンタクト部47を固定端として低背化に資するという利点を享受することができる。また、上記二つの実施の形態では、第1の端子40と第2の端子60を交互にハウジング20に装着しているが、必ずしも交互に装着しなくても、低背化に資するという効果は有する。
この発明の実施形態のFPC用コネクタの図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 この発明の実施形態のFPC用コネクタの斜視図である。 この発明の実施形態のFPC用コネクタのアクチュエータを姿勢変化した第1段階の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 同じく、アクチュエータを姿勢変化した第2段階の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 同じく、アクチュエータを姿勢変化した第3段階の挿入待機姿勢の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 同じく、アクチュエータを姿勢変化した第4段階の仮保持姿勢の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 同じく、アクチュエータを姿勢変化した第5段階の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 同じく、アクチュエータを姿勢変化した第6段階の接続姿勢の図で、(a)は第1の端子に沿って示した断面図、(b)は第2の端子に沿って示した断面図、(c)はネイルに沿って示した断面図である。 第1の端子のコンタクト部とFPCの力関係を説明する図である。 第1の端子のコンタクト部をコンタクトビームに設けた構造の説明図である。 この発明の他の実施形態のFPC用コネクタの、第1の端子に沿って示した断面図である。 同じく他の実施形態のFPC用コネクタの、FPCを挿入した状態における、第1の端子に沿って示した断面図である。
符号の説明
10 FPC用コネクタ
11 ネイル
12 基部
12a 上縁
13 中間部
13a 上縁
14 係合部
15 半田テイル
20 絶縁ハウジング
21 前端
22 FPC受入空洞
23 上面
24 装着溝
25 装着溝
26 装着溝
27 底壁
28 頂壁
29 後端
30 凹入部
40 第1の端子
41 固定ビーム
42 半田テイル
43 係合部
44 フック状ビーム
45 屈曲部
46 フック部
46a 水平下縁
46b 垂直前縁
47 コンタクト部
48 押下突部
60 第2の端子
61 係合部
62 半田テイル
63 コンタクトビーム
64 ガイドビーム
65 コンタクト部
80 アクチュエータ
81 前端部
82 後端部
83 溝
84 溝
84a 接圧形成底面
84b 乗り上げ底面
85 係合ピン
85a 円弧面
85b 平坦面
86 押圧部
87 ボス
87a 平坦周面
87b 弧状周面
100 FPC

Claims (13)

  1. 前端(21)側にFPC受入空洞(22)が形成されている絶縁ハウジング(20)と、
    絶縁ハウジング(20)の前端(21)側から装着された複数の第1の端子(40)と、絶縁ハウジング(20)の後端(29)側から装着された複数の第2の端子(60)と、
    FPC受入空洞(22)に挿入されたFPC(100)の接点と端子(40、60)に設けられたコンタクト部(47、65)との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータ(80)であって、絶縁ハウジング(20)に対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータ(80)とを備え、
    前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に配置されているFPC用コネクタ(10)において、
    前記第1の端子(40)からフック状ビーム(44)がFPC受入空洞(22)の上部に延びていると共に、前記第2の端子(60)からガイドビーム(64)がFPC受入空洞(22)の上部に延びており、
    前記フック状ビーム(44)の先端に形成されたフック部(46)にアクチュエータ(80)に設けられた係合ピン(85)が収容され、前記ガイドビーム(64)の先端にアクチュエータ(80)に設けられた溝(84)が嵌合されて、アクチュエータ(80)の姿勢変化によって、アクチュエータ(80)がガイドビーム(64)に乗り上げると共に、アクチュエータ(80)の係合ピン(85)がフック状ビーム(44)を押し上げるようにされ、
    アクチュエータ(80)の姿勢変化によってフック状ビーム(44)の中間部に設けて端子(40)のコンタクト部(47)と対向するようにした押下突部(48)の上下方向の位置を変化させて、押下突部(48)とコンタクト部(47)の間隔をFPC(100)の厚さ(t)より狭い間隔と広い間隔の間で変化できるように構成されていると共に、
    アクチュエータ(80)の姿勢変化の途中で、アクチュエータ(80)が端子(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止するようにされ、この停止した姿勢では、前記押下突部(48)とコンタクト部(47)との間隔がFPC(100)の厚さ(t)と同じ、あるいはより狭く設定されていることを特徴とするFPC用コネクタ。
  2. 前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に千鳥状に配置されている請求項1に記載のFPC用コネクタ。
  3. 前記アクチュエータ(80)は、FPC(100)を端子(40、60)のコンタクト部(47、65)に向けて付勢する押圧部(86)を有しており、FPC(100)の挿入方向においてこの押圧部(86)が千鳥状に配置されたコンタクト部(47、65)の中間に配置され、前記フック状ビーム(44)の押下突部(48)が千鳥状に配置されたコンタクト部(47、65)より前方に配置されている請求項1に記載のFPC用コネクタ。
  4. 前記第1の端子(40)は、FPC受入空洞(22)の下部に沿って延びる固定ビーム(41)を有し、この固定ビーム(41)の上縁にコンタクト部(47)が突出して形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のFPC用コネクタ。
  5. 前記第2の端子(60)は、FPC受入空洞(22)の下部に片持ち梁状に延びるコンタクトビーム(63)を有し、このコンタクトビーム(63)の先端部上縁にコンタクト部(65)が突出して形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のFPC用コネクタ。
  6. 前記絶縁ハウジング(20)の両側端部に沿ってネイル(11)が装着され、このネイル(11)の上縁(13a)と前記アクチュエータ(80)の両側端部に突出して設けたボス(87)が対向しており、この対向構造と、前記係合ピン(85)をフック部(46)に収容した構造が協働して、組み付けられたアクチュエータ(80)の脱落が防止されている請求項1〜5のいずれかに記載のFPC用コネクタ。
  7. 前端(21)側にFPC受入空洞(22)が形成されている絶縁ハウジング(20)と、
    絶縁ハウジング(20)の前端(21)側から装着された複数の第1の端子(40)と、絶縁ハウジング(20)の後端(29)側から装着された複数の第2の端子(60)と、
    FPC受入空洞(22)に挿入されたFPC(100)の接点と端子(40、60)に設けられたコンタクト部(47、65)との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータ(80)であって、絶縁ハウジング(20)に対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータ(80)とを備え、
    前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に配置されているFPC用コネクタ(10)において、
    前記第1の端子(40)からフック状ビーム(44)がFPC受入空洞(22)の上部に延びていると共に、前記第2の端子(60)からガイドビーム(64)がFPC受入空洞(22)の上部に延びており、
    前記フック状ビーム(44)の先端に形成されたフック部(46)にアクチュエータ(80)に設けられた係合ピン(85)が収容され、前記ガイドビーム(64)の先端にアクチュエータ(80)に設けられた溝(84)が嵌合されて、アクチュエータ(80)の姿勢変化によって、アクチュエータ(80)がガイドビーム(64)に乗り上げると共に、アクチュエータ(80)の係合ピン(85)がフック状ビーム(44)を押し上げるようにされ、
    前記アクチュエータ(80)が、端子(40、60)のコンタクト部(47、65)とFPC(100)の接点との間に所定の接圧を形成する接続姿勢と、FPC受入空洞(22)に挿入されたFPC(100)を、前記アクチュエータ(80)の姿勢変化の途中で該アクチュエータ(80)が前記(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止することで仮保持する仮保持姿勢と、FPC受入空洞(22)にFPC(100)をゼロ挿入力で挿入できる挿入待機姿勢とをとり得るようにされていることを特徴とするFPC用コネクタ。
  8. 前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に千鳥状に配置されている請求項7に記載のFPC用コネクタ。
  9. 前記仮保持姿勢は、アクチュエータ(80)が端子(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって停止するようにされている請求項7に記載のFPC用コネクタ。
  10. 前端(21)側にFPC受入空洞(22)が形成されている絶縁ハウジング(20)と、
    絶縁ハウジング(20)の前端(21)側から装着された複数の第1の端子(40)と、絶縁ハウジング(20)の後端(29)側から装着された複数の第2の端子(60)と、
    FPC受入空洞(22)に挿入されたFPC(100)の接点と端子(40、60)に設けられたコンタクト部(47、65)との間に所定の接圧を形成するためのアクチュエータ(80)であって、絶縁ハウジング(20)に対する姿勢が変化できるように組み付けられているアクチュエータ(80)とを備え、
    前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に配置されているFPC用コネクタ(10)において、
    前記第1の端子(40)からフック状ビーム(44)がFPC受入空洞(22)の上部に延びていると共に、前記第2の端子(60)からガイドビーム(64)がFPC受入空洞(22)の上部に延びており、
    前記フック状ビーム(44)の先端に形成されたフック部(46)にアクチュエータ(80)に設けられた係合ピン(85)が収容され、前記ガイドビーム(64)の先端にアクチュエータ(80)に設けられた溝(84)が嵌合されて、アクチュエータ(80)の姿勢変化によって、アクチュエータ(80)がガイドビーム(64)に乗り上げると共に、アクチュエータ(80)の係合ピン(85)がフック状ビーム(44)を押し上げるようにされ、
    前記アクチュエータ(80)の姿勢変化の途中で、該アクチュエータ(80)が前記端子(40、60)側から受ける反力の釣り合いによって且つ前記係合ピン(85)の平坦面(85b)と前記フック部(46)の水平下縁(46a)との係合によって停止するようにされ、
    前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)がFPC(100)の下面に設けられた接点と対向して突出して形成してあり、前記フック状ビーム(44)の中間部に、前記
    コンタクト部(47)に対してFPC(100)の挿入方向で前方に対向する押下突部(48)が設けられていることを特徴とするFPC用コネクタ。
  11. 前記FPC受入空洞(22)の最奥部に、FPC(100)の先端部を保持する凹入部(30)が設けられている請求項10に記載のFPC用コネクタ。
  12. 前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)は、FPC受入空洞(22)の下部に沿って延びる固定ビーム(41)の上縁に、FPC(100)の下面に設けられた接点と対向するように、突出して形成されている請求項10に記載のFPCコネクタ。
  13. 前記第1の端子(40)のコンタクト部(47)と第2の端子(60)のコンタクト部(65)がFPC受入空洞(22)に千鳥状に配置されている請求項10に記載のFPC用コネクタ。
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