JP4159704B2 - 多方向入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオゲーム等のリモートコントローラに使用される多方向入力装置であって、周方向複数箇所に配置した複数対の電極のうちのいずれかを、所定の状態に接触又は近接させることによってスイッチ動作を行わせる多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多方向入力装置としては、図9に示すような構成のものが知られていた。つまり、固定部としての基板4に設けた第1電極5と、操作力を受けて第1電極5に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極3aとからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極3aを前記基板4に載置したラバー体3に備えるとともに、前記ラバー体3に突出する状態で形成した受圧部3Aを押し込み操作し、前記第2電極3aを前記第1電極5に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタン2を設け、前記ラバー体3と前記操作ボタン2とをハウジング1の凹部に設置し、前記操作ボタン2に対する押し込み操作量を規制するセンタボス2Cを、前記操作ボタン2における前記基板4に対向する面より突出させるとともに、前記ラバー体3の中心部にそのセンタボス2Cが基板4に達することを許容する貫通孔3dを設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成においては、図9及び10に示すように、操作ボタン2の押し操作を受けるラバー体3の受圧部3Aがラバー体3より突出する状態で設けてあるので、各受圧部間に間隙が生じている。
そうすると、操作ボタン2とハウジング1との間を通して侵入した水分は図中破線で示すように、各受圧部間の間隙よりセンタボス2Cが存在する空間内に侵入し、前記ラバー体3の中心部に形成した貫通孔3dを通して第1電極5に達していた。
本発明の目的は、基板に達する水分の侵入を阻止する構造を採用する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
請求項1に係る発明による特徴構成は、固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記ラバー体を貫通したセンタボスの周面に対して水密状態で嵌合する筒状部を、前記ラバー体に形成してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0005】
〔作用〕
前記ラバー体におけるセンタボスの貫通部位に形成した筒状部がセンタボスの周面に対して水密状態で嵌合しているので、各受圧部の間の間隙を通して侵入した水分であっても、筒状部とセンタボスとの水密嵌合部で阻止されて、ラバー体内に侵入することはなく基板に至ることもない。
一方、ラバー体に設けた筒状部が弾性復帰力を発揮するので、操作ボタンに対する操作力を解除しても、操作ボタンは操作前の待機位置(ホームボジション)に復帰する復帰力を受ける。
【0006】
〔効果〕
したがって、受圧部間を通して侵入してくる水分を阻止しながら、センタボスの機能を満足する筒状部を設け、この筒状部の水密嵌合部によって、水分が電極間に達してスイッチ動作を不安定にさせることがない。
しかも、操作ボタンに対する待機位置への復帰力を筒状部が発揮するので、操作ボタンが待機位置に戻った場合に各電極との位置ズレを抑えることができるとともに、待機位置へ戻す為の他の機構(例えば専用のバネ)等を特に必要とせず、機器構成の簡素化を図ることができる。
【0007】
〔構成〕
請求項2に係る発明による特徴構成は、固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記センタボスが貫通する前記ラバー体の貫通部位に筒状部を形成し、この筒状部で前記センタボスを囲みながら前記筒状部先端を前記固定部に対向する面に水密状態で接当させている点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0008】
〔作用効果〕
前記ラバー体における貫通部位に形成した筒状部がセンタボスを囲みながらその先端部を前記操作ボタンの前記固定部に対向する面に水密状態で接当させているので、各受圧部の間の間隙を通して侵入した水分であっても、筒状部先端と前記対向する面との水密部分で阻止されて、ラバー体内に侵入して基板に至ることはない。
これによって、水分が電極間に達してスイッチ動作を不安定にさせることがない。
【0009】
〔構成〕
請求項3に係る発明による特徴構成は、固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記センタボスが貫通する前記ラバー体の貫通部位に筒状部を形成し、この筒状部を前記センタボスの周面に対して水密状態で嵌合させながら前記筒状部先端を前記固定部に対向する面に接当させている点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0010】
〔作用効果〕
前記ラバー体におけるセンタボスの貫通部位に形成した筒状部がセンタボスの周面に対して水密状態で接当しながらさらにその先端部を前記操作ボタンの前記固定電極に対向する面に水密状態で接当させているので、各電極保持部の間の間隙を通して侵入した水分であっても、筒状部先端部と前記対向する面との水密部分で阻止されて、ラバー体内に侵入して基板に至ることはない。
これによって、水分が電極間に達してスイッチ動作を不安定にさせることがない。
一方、ラバー体に設けた筒状部が弾性復帰力を発揮するので、操作ボタンに対する操作力を解除しても、操作ボタンは操作前の待機位置(ホームボジション)に復帰する復帰力を受ける。
これによって、操作ボタンに対する待機位置への復帰力を筒状部が発揮するので、操作ボタンが待機位置に戻った場合に各電極との位置ズレを抑えることができるとともに、待機位置へ戻す為の他の機構(例えば専用のバネ)等を特に必要とせず、機器構成の簡素化を図ることができる。
【0011】
〔構成〕
請求項4に係る発明による特徴構成は、請求項1〜3のうちのいずれかひとつに記載の発明による構成において、前記ハウジングの凹部内の周壁における縁部とこの縁部に対向する前記固定部を形成する基板とで、前記ラバー体の前記受圧部より外側に形成されている周縁部を挟み込んでいる点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0012】
〔作用効果〕
また、図2に示すように、ラバー体3の受圧部3Aより外側に形成されたフランジ状の周縁部3Bを、前記ハウジング1の凹部1A内の周壁1Bにおける縁部1bとこの縁部1bに対向する前記基板4とで挟み込んであるので、ハウジングの凹部1A内に侵入してラバー体3の周囲に至った水分は、前記ハウジング1の周壁1Bの縁部1bと基板4との間からはハウジング1内に入り込むことはない。
しかも、ラバー体3のフランジ状の周縁部3Bを押さえているので、ラバー体3が操作ボタン2の押し操作力を受けても、ラバー体3が移動せず第1電極5と第2電極3aとが位置ズレを起こすことを抑制できる。
【0013】
〔構成〕
請求項5に係る発明による特徴構成は、請求項1〜4のうちのいずれかひとつに記載の発明による構成において、前記ラバー体の筒状部を、その筒状部の先端側程縮径する円錐台状に形成してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0014】
〔作用効果〕
ラバー体に筒状部を設けているので、請求項1〜3に対応する作用の項で示したように、基板への水分の侵入を防止し、かつ、操作ボタンに対する待機位置復帰力を筒状部に持たせることができる。
しかも、筒状部の形状が円錐台状に形成してあるので先端部に比べて基端部が大径化されており、筒状部自体の保形性が高く、それだけ、弾性復帰力が大きい。
【0015】
〔構成〕
請求項6に係る発明による特徴構成は、請求項1〜4のうちのいずれかひとつに記載の発明による構成において、前記ラバー体の筒状部を、円筒状に形成してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0016】
〔作用効果〕
ラバー体に筒状部を設けているので、請求項1〜3に対応する作用の項で示したように、基板への水分の侵入を防止し、かつ、操作ボタンに対する待機位置復帰力を筒状部に持たせることができる。
しかも、筒状部の形状が円筒状に形成してあるので形状を簡単なものにできながら、上記したような、防水性と待機位置復帰力を持たせることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
ビデオゲームのコントローラ等に使用される多方向入力装置の一例としての十字スイッチの構造について説明する。図に示してはいないが、二つ割構成になっているハウジング1の一方の半部分に、スイッチ収納用の凹部1Aを形成し、この凹部1A内に十字スイッチAを収納する。
【0018】
図1及び図2に示すように、十字スイッチAは、凹部1Aより表面を覗かせている操作ボタン2と、この操作ボタン2より操作力を受けて変形するラバー体3と、このラバー体3を載置する固定部としてのプリント基板4とからなる。操作ボタン2は、円板状のボタン本体2Aの上面2aに十字状に配置された4つの指押さえ部2Bを設けてある。ボタン本体2Aの下面2bは平坦面に形成してあり、その平坦面の中央に下向きに突出するセンタボス2Cを設けてある。操作ボタン2は合成樹脂、アルミニュウム等の金属によって形成される。
【0019】
ラバー体3について説明する。ラバー体3は、円周方向4か所に円柱状の受圧部3Aを設け、受圧部3Aの外側にフランジ状の周縁部3Bを配置し、各受圧部3Aより内側に筒状部3Cを設けて、上端に開孔を設けてある。各受圧部3Aは周縁部3Bを含む底板より立ち上げられた円錐台状の傾斜円周壁3Dで支持されている。円柱状の受圧部3Aの下端部に第2電極としての導電ゴム部3aが設けてあり、後記する基板4に設けた第1電極5に接触することによって導通作用をなす。
ラバー体3の中央部に立設された筒状部3Cは、底板より立ち上げられた円錐台状の傾斜円周壁に形成されており、上端側程縮径する円錐台状に形成してある。円錐台の上端開孔縁3cは、操作ボタン2のセンタボス2Cを嵌入させた状態でそのセンタボス2Cの周面に水密状態で接当すると同時に操作ボタン2のセンタボス2Cを突設させた平坦面に対して水密状態で接当している。
ラバー体3は、ゴム等の弾性の高い材料を使って形成されている。
【0020】
基板4の上面には、図1に示すような、第1電極を構成するスイッチパターン5が形成されており、アース側に繋がるパターン5Aと電源側に繋がるパターン5Bとを相対向する状態で配置し、これら一対のパターン5A,5Bとを受圧部3Aに対向する状態で配置してある。
【0021】
ハウジング1に設けたスイッチ収納用の凹部1Aを囲む内壁1Bを内向きに立ち下げるとともに、内壁1Bの先端とこの先端に対向する基板4との間に、ラバー体3の周縁部3Bを挟み込み、防水構造を形成するとともにラバー体3の位置決め機構を形成している。
【0022】
操作ボタン2に設けたセンタボス2Cの機能について説明する。センタボス2Cは、押し込み操作される前においては、図2(イ)に示すように、基板4から離間した状態にある。この状態より十字状に配置された4つの指押さえ部2Bの中心を下向きに押し込み操作すると、4対の第2電極3aと第1電極5とのいずれもが接触する前に、センタボス2Cが基板4に接当して、スイッチが作動することを阻止する。つまり、センタボス2Cは4対の電極同士のうち少なくとも3対以上の電極同士が同時に作動しないように、規制機構として機能しているのである。
ただし、十字状に配置された4つの指押さえ部2Bのうちの一つを、図2(ロ)に示すように、押さえ操作すると対応する一対の電極同士が接当してスイッチ作動する。そして、十字に配置された各指押さえ部2Bの内の二つの指押さえ部2Bを同時に操作して両指押さえ部2Bの中間方向に向けて押さえ操作すると、二対の電極同士を接当させて一対の電極3a,5のみが接当した場合とは異なる操作を行うことができる。
【0023】
以上のような構成により、図2(ロ)に示すように、一つの指押さえ部2Bを押さえ操作すると、操作ボタン2のボタン本体2Aがラバー体3の対応する受圧部3Aを押さえる。そうすると、傾斜周壁3Dが撓みを生じて電極3aと電極5とが接当して、スイッチが入り動作する。
操作力を解除すると、図2(イ)に示すように、ラバー体3自体の弾性復帰力によって、受圧部3Aによって操作ボタン2が持ち上げられるとともにラバー体3の中心部の筒状部3Cの弾性復帰力の助けを受けることによってセンタボス2Cを介して操作ボタン2を待機位置に復帰させる。
【0024】
尚、図示はしていないが、上記構成になるスイッチの組付けは次のようにして行われる。まず、二つ割式ハウジング1の一方を、内部空間が上向きになるように作業台状に載置し、ハウジング1の凹部1A内に操作ボタン2を設置するとともに、操作ボタン2のセンタボス2Cに対してラバー体3の筒状部3Cを嵌め込み、さらに、基板4を所定位置に取り付けることによって、スイッチの組立は行われる。
〔別実施例〕
【0025】
(1) 図3に示すように、ラバー体3の筒状部3Cとしては、操作ボタン2のセンタボス2Cの周面に対して水密状に接触する構成を採るだけで、筒状部先端が操作ボタン2の平坦面に接当しなくてもよい(請求項1,5に対応)。
【0026】
(2) 図4に示すように、ラバー体3の筒状部3Cとしては、円錐台状のものではなく円筒状に形成されたものであってもよい(請求項1,6に対応)。
又、筒状部3Cが円筒状に形成されたものであっても、図5に示すように、円筒状の部分がセンタボス2Cに水密状態で接触しながら、円筒状部分の先端を操作ボタン2の平坦面に接当させる構成を採ってもよい。
更には、図6に示すように、円筒状の部分がセンタボス2Cに対して単に外嵌されているだけの状態であり、円筒状部分の先端を操作ボタン2の平坦面に水密状態で接当させる構成を採ってもよい。
【0027】
(3) 図7に示すように、ラバー体3の筒状部3Cの先端を、操作ボタン2の平坦面に接当させる構成としては、センタボス2Cの基端部に平坦面に入り込む係合溝2cを設けて、筒状部3Cの先端を平坦面内に入り込ませ、防水機能を高めるような構成を採ってもよい。
【0028】
(4) 図8に示すように、ラバー体3の筒状部3Cとしては、円錐台状に形成した最小径部分で、センタボス2Cの周面に水密状態で接触し、この水密嵌合部より先端側に向けては逆に先端側程大径化するように逆円錐台状に形成してもよい。
そうすると、操作ボタン2のセンタボス2Cにラバー体3を装着する場合に、筒状部3Cの先端がセンタボスより大径であるので、嵌め込み易くなる。
【0029】
(5) 上記スイッチにおいては、両電極3a,5が接触する状態で導通するスイッチとして構成してあるが、両電極3a,5が所定間隔だけ近接することによってスイッチ作動する静電容量式のスイッチであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】多方向入力スイッチの分解斜視図
【図2】多方向入力スイッチの縦断面図
【図3】筒状部の別実施構造を示す縦断面図
【図4】筒状部を円筒状にした別実施構造を示す縦断面図
【図5】図4の筒状部の別実施構造を示す縦断面図
【図6】筒状部の別実施構造を示す縦断面図
【図7】筒状部の別実施構造を示す縦断面図
【図8】筒状部の別実施構造を示す縦断面図
【図9】従来の多方向入力スイッチの構造を示す縦断面図
【図10】図9におけるラバー体の構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 ハウジング
1A 凹部
2 操作ボタン
2C センタボス
3 ラバー体
3A 受圧部
3B 周縁部
3C 筒状部
3a 第2電極
4 固定部
5 第1電極
Claims (6)
- 固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記ラバー体を貫通したセンタボスの周面に対して水密状態で嵌合する筒状部を、前記ラバー体に形成してある多方向入力装置。
- 固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記センタボスが貫通する前記ラバー体の貫通部位に筒状部を形成し、この筒状部で前記センタボスを囲みながら前記筒状部先端を前記固定部に対向する面に水密状態で接当させている多方向入力装置。
- 固定部に設けた第1電極と、操作力を受けて第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に移動する第2電極とからなる一対のスイッチを周方向複数箇所に配置し、前記第2電極を前記固定部に載置したラバー体に備えるとともに、前記ラバー体に突出する状態で形成した受圧部を押し込み操作し、前記第2電極を前記第1電極に対して所定のスイッチ入り状態に切り換える操作ボタンを設け、前記ラバー体と前記操作ボタンとをハウジングの凹部に設置し、前記操作ボタンに対する押し込み操作量を規制するセンタボスを、前記操作ボタンにおける前記固定部に対向する面より突出させるとともに前記ラバー体を貫通させ、前記センタボスが貫通する前記ラバー体の貫通部位に筒状部を形成し、この筒状部を前記センタボスの周面に対して水密状態で嵌合させながら前記筒状部先端を前記固定部に対向する面に接当させている多方向入力装置。
- 前記ハウジングの凹部内の周壁における縁部とこの縁部に対向する前記固定部を形成する基板とで、前記ラバー体の前記受圧部より外側に形成されている周縁部を挟み込んでいる請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の多方向入力装置。
- 前記ラバー体の筒状部を、その筒状部の先端側程縮径する円錐台状に形成してある請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の多方向入力装置。
- 前記ラバー体の筒状部を、円筒状に形成してある請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の多方向入力装置。
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