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JP4159440B2 - 反転式ラッチ錠 - Google Patents

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本発明は、回動式の扉に使用されるものであって、特に門扉などの扉に最適な反転式ラッチ錠に関する。
例えば、門扉の両開き扉の場合、一方の可動扉にはラッチボルトを有するラッチ錠を設けるとともに、他方の固定扉の下部にはフランス落しを掛けて該扉の位置を一応固定する。
しかし、前記フランス落しは固定扉の下部のみのため、ラッチ錠の取付け位置や扉自体のしなり又は強風等に起因して、閉扉施錠状態時の扉が大きく動き、可動扉の端面と相手方の固定扉の端面間の距離(チリ)が、相手方の扉に設けた受孔に対するラッチボルトの掛り寸法以上に広がる。このときラッチ錠のラッチボルトは相手方の受孔に単に嵌入しているだけであるから、可動扉と相手方の固定扉の距離(チリ)がラッチボルトの掛り寸法以上に広がれば、当然ながら、ラッチ錠のラッチボルトが受孔から外れるという問題があった。
従来、反転式ラッチ錠としては特許文献1のものがある。しかし、この従来公知の反転式ラッチ錠では、上記のような問題点があった。
実開昭60−68164号公報
解決しようとする問題点は、閉扉施錠状態において、可動扉と相手方の固定扉の距離(チリ)がラッチボルトの掛り寸法以上に広がった場合に、ラッチ錠のラッチボルトが受孔から外れるという点である。
上記課題を解決するため、本発明の反転式ラッチ錠は、扉の開放端側には、ラッチボルトを有するラッチ錠を設けるとともに、前記扉が対向する相手方の扉又は枠には閉扉施錠時に前記ラッチボルトを係合する受孔を有する受部材を設け;平面形状が略菱形で、先端部に少なくとも、前記受部材の受孔に係合する係合面と、傾斜面とを有し、常時はラッチバネの付勢力によってラッチケースの前面から突出するようにしたラッチボルトと;ラッチボルトの係合部に係合し、該ラッチボルトの反転を阻止するロックピースと;把手の操作によりロックピースとラッチボルトとの係合を解除してラッチボルトの反転を許容する作動部材とハブとを備え;閉扉時には、ラッチボルトの傾斜面が相手側の受部材に取り付けられた受座に接触して斜面の作用により、ラッチバネを圧縮しながらラッチケース内に後退し;開扉時には、前記作動部材とハブの作動によりロックピースがラッチボルトから係合解除し、開扉力によってラッチボルトの係合面が受座の係合部により押されて反転し、係合面が傾斜し、傾斜した係合面の作用によりラッチボルトがラッチバネを圧縮してラッチケース内に後退して開扉されるようにしてある反転式ラッチ錠において、
前記反転式ラッチ錠のラッチボルトの係合面の一部に凹部を形成するとともに、閉扉施錠状態時において、扉の端面と相手方の扉又は枠の端面間の距離(チリ)が受孔に対するラッチボルトの掛り寸法以上に広がるのを阻止するために、前記受部材側にはラッチボルトの前記凹部に係止される係止部を有する係止機構が設けてあることを特徴とする(請求項1参照)。
この場合において、前記受部材としては、受孔を有する箱受と、この箱受の開口前面に取付けられて前記受孔と連通する連通孔を形成した受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、ラッチボルトの凹部に対向する受座の連通孔縁部に突設した突起状の係止部と、この係止部近傍の箱受の外側に設けられて該箱受を水平動するバネとを設けることができる(請求項2参照)。
また、前記受部材としては、受孔を有する箱受と、この箱受の開口前面に取付けられて前記受孔と連通する連通孔を形成した受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、前記箱受の外側に略フック状の係止部材を回動自在に枢支し、前記係止部材の一端側にはラッチボルトの凹部に対向するように突設した係止部を有するとともに、他端部には前記係止部を常時にラッチボルトの凹部に係入するように付勢するバネとを設けることができる(請求項3参照)。
本発明の請求項1の反転式ラッチ錠によれば、扉の開放端側に設けたラッチ錠のラッチボルトの係合面の一部には凹部を形成するとともに、閉扉施錠状態時において、扉の端面と相手方の扉又は枠の端面間の距離(チリ)が受孔に対するラッチボルトの掛り寸法以上に広がろうとした場合、前記受部材側にはラッチボルトの前記凹部に係止される係止部を有する係止機構が設けてあることから、強風等により扉と相手方の扉又は枠間の距離(チリ)が受孔に対するラッチボルトの掛り寸法以上に広がろうとしても、前記係止機構の係止部がラッチボルトの凹部に係止されるため、ラッチ錠のラッチボルトが受孔から外れることがない。
請求項2の反転式ラッチ錠によれば、前記受部材としては、箱受と受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、ラッチボルトの凹部に対向する受座の連通孔縁部に突設した突起状の係止部と、この係止部近傍の箱受の外側に設けられて該箱受を水平動するバネとを設けてなるから、請求項1の効果に加え、箱受によりラッチボルトのヘッド部のガタつきが防止できるとともに、前記バネにより箱受が通常姿勢に復帰できるなどの利点がある。
請求項3の反転式ラッチ錠によれば、前記受部材としては箱受と受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、前記箱受の外側に略フック状の係止部材を回動自在に枢支し、前記係止部材の一端側にはラッチボルトの凹部に対向するように突設した係止部を有するとともに、他端部には前記係止部を常時にラッチボルトの凹部に係入するように付勢するバネとを設けてなるから、請求項1の効果に加え、箱受によりラッチボルトのヘッド部のガタつきが防止できるとともに、前記係止部材は箱受の外側の適宜位置に設けることができるので、係止部材の係止部とラッチボルトの凹部との対応位置を適宜位置に調節できる利点がある。
本発明に係る反転式ラッチ錠の最良の形態を図1〜図11に基づいて以下に説明する。
図1、図8〜図11において、1,2は両開き式の扉であって、一方の扉1の開放端側の室内側と室外側とには、内側座3、外側座4を介して内側把手5と外側把手6が取付柱7で固定してラッチ錠60を構成してある。前記内側座3には、図5及び図6に示すように、空室3aにラッチケース8を嵌装し、このラッチケース8内にラッチボルト10を出没自在に設けている。
すなわち、ラッチボルト10は、本実施形態では、いわゆる公知の反転式のラッチヘッドを用いており、図5〜図8に示すように、前部には先端の扉閉じ方向の面を傾斜面10aとするとともに、前記扉1が対向する相手方の扉2の室内側に受枠aを設け、この受枠aのラッチボルト10対向側に彫り込み部a1を形成し、この彫り込み部a1に受孔42を有する箱受41を嵌装し、ラッチボルト10は、この受孔42に係合する面を係合面10bとした平面形状が略菱形で、後部の上下には対称的に一体形成した膨出部10c、10cに前後方向に係合部10d、10dを形成し、後端部にはラッチバネ11の一端を嵌入するための傾斜した嵌合凹部10eを形成している。上記ラッチボルト10は、ラッチケース8の開口部8aから出没自在に嵌装されており、常時は前記ラッチバネ11の付勢力によって、図1、図5、図6、図8等に示す如く突出状態を保持している。
ラッチボルト10の係合面10bには、図7〜図11に示すように、凹部10fを形成するとともに、該凹部10fの外周面を膨出部12としている。
図6において、13はラッチボルト10の反転を阻止するためのロックピースであって、常時はその先端を前記ラッチボルト10の係合部10dにバネ14の付勢力により係合してラッチボルトの反転を阻止している。15は内外の把手5、6の操作によって水平揺動する作動部材であって、該作動部材15を水平揺動することによりハブ16を前方又は後方へ押して図6の反時計方向に回動させ、ロックピース13を図6の時計方向に回動させてラッチボルトの係合部10dとの係合を解除してラッチボルト10の反転を許容する。18はハブバネ、19は内側座3の蓋である。
なお、反転式のラッチボルト10、その反転阻止機構等は公知の構成であり、詳細は、実開昭60−68164号公報を参照するとよい。
前記箱受41図8〜図11に示されているように、ラッチボルト10を受け入れる側が開口された断面コ字状の受孔42を形成してある。この箱受41の開口前面には、断面コ字状の受座43が箱受41を被覆するようにして受枠aの前面にねじ45で固定してある。この受座43の縦板部43aには箱受41の受孔42と連通する連通孔44が形成され、両孔42,44にラッチボルト10の先端が突出して嵌合するようにしてある。
箱受41の室内側の側板41aには、常時に該箱受41を扉2側へ付勢するバネ46を収納するバネ収納筒部41bが突設してあり、前記バネ46の付勢力により箱受41が扉厚方向に水平移動できるようにしてある。なお、前記箱受41と受座43と受部材40を構成する。
また、本発明には、閉扉施錠状態時において、扉1の端面と相手方の扉2の端面間の距離(チリ)L(図8参照)が強風などにより受孔42に対するラッチボルト10の掛り寸法x以上に広がろうとした場合、それを阻止するため前記受部材40側にはラッチボルト10の前記凹部10fに係止する係止部51を有する係止機構50が設けてある。
この係止機構50は、より詳しく説明すると、ラッチボルト10の凹部10fに対向する受座43の連通孔44縁部に突設した突起状の係止部51からなるもので、例えば強風などによりラッチボルト10に側圧F(図9参照)が作用すると、両扉1、2間のチリLは広くなると共に、ラッチボルト10の凹部10fの側壁20の膨出部12が箱受41の側板41aをバネ46の付勢力に抗して押圧するため、該箱受41は右方向に移動し係止部51は図8の状態から図9の状態の如く凹部10f内に嵌入される。そして、このチリがラッチボルト10の掛り寸法x以上に広がろうとした時、図10に示すように、係止部51はラッチボルト10の凹部10fの側壁20に係止されて、チリL1は元のチリLより広がるが、ラッチボルト10の掛かり寸法x以上は広がらずラッチボルト10が受孔42から外れるのが防止される。
係止部51と凹部10fとが係止されている図10の状態において、側圧Fが作用しなくなると、ラッチボルト10はバネ46の付勢力により箱受41の側板41aを介して、図9の状態を経て通常の突出状態での閉扉施錠状態に戻るとともに、チリ寸法も元の寸法Lまで小さくなり図8に示す通常の施錠状態となる。
この図8の閉扉施錠状態では、ラッチボルト10は図5の実線状態であって、係合部10dにロックピース13の先端部13a,13aが係合されているので、ラッチボルト10は反転できず施錠状態が保持される(なお、本実施形態ではロックピース13はコ字状に形成し、先端部13a,13aが係合部10d,10dに係合する。)。
そこで、把手5、6を開扉状態に押すか引くかすると、図6に示した把手の作動部材15、15が水平方向へ揺動してハブ16を水平方向に押すことにより、ロックピース13が枢軸21を支点として、先端部13a,13aがラッチボルトの係合部10d,10dと係合が解除される方向に回動するので、ラッチボルト10は図5の点鎖線の如く反転し解錠され開扉することができる。
このとき、ラッチボルト10は、閉扉施錠状態の図8において、受座の係止部51は、ラッチボルトの凹部10f内に嵌入されていず膨出部12が、箱受41の側板41a上を摺動するので、ラッチボルト10の突出動作および反転解錠動作に何ら支障がない。つまり、図8で把手5,6を押し又は引き操作することにより、ラッチボルト10が図11に示すように支障なく反転され、開扉することができる。開扉してラッチボルト10が受部材から解放されると、該ラッチボルト10はラッチバネ11の復元力で再び突出し、図5,6の実線状態に復帰する。
前述した受座43の連通孔44縁部に突設した突起状の係止部51と、係止部51近傍の箱受41の外側に設けられて該箱受41を扉厚方向に付勢するバネ46とは、この実施形態では係止機構50を構成する。
本発明の実施例の第1例は図1〜図11に基づいて、既に[発明を実施するための最良の形態]として説明している。なお、図1、図4、図8〜図11で、30は扉2に取り付けた外側座で、その外側には外側把手31が取り付けてある。32は取付柱である。
図12は、本発明の実施例の第2例を示すものであり、受部材40と係止機構50とが、前記第1実施例の場合と異なり、その他の構成は第1実施例のものと同様としてなるものである。 従って、必要に応じて第1実施例の図面を参考にするとよい。
すなわち、この第2実施例のものは、受部材40としては、受孔42を有する断面コ字状の箱受41と、この箱受41の開口前面に取付けられて前記受孔42と連通する連通孔44を形成した受座43とで構成してある。また、係止機構50としては、前記箱受41の外側に略フック状の係止部材55を回動自在に枢支し、前記係止部材55の一端側にはラッチボルト10の凹部10fに対向するように突設した係止部51を有するとともに、他端部には前記係止部51を常時にラッチボルト10の凹部10fに係入する方向に付勢するバネ56とを設けてなるものである。
この場合の係止部51は、第1実施例のものと同様に、ラッチボルト10と接する前面はテーパー52を形成してある。
開扉状態の扉1を閉めて行くと、先ず、ラッチボルト10は傾斜面10aが受座43に当接し、斜面の作用によりラッチバネ11の付勢力に抗してラッチケース8内に後退する。そして受座43の受孔42に対応する位置にきた時、ラッチボルト10はラッチバネ11により受孔42に突出嵌合する。この時、ラッチボルト10の先端部が係止部材55の係止部51のテーパー52面を押しながら突出するので、係止部材55は図12で反時計方向に回動されて後退するのでラッチボルト10は突出に支障はない。そして、ラッチボルト10は、受部材40の受孔42に嵌合する。それとともに、係止部51はバネ56により扉(凹部10f)方向に押されているので、係止部51はラッチボルト10の凹部10fに嵌合された、通常の閉扉施錠状態を保持する。すなわち、この実施例2に示す係止部材55の係止部51はラッチボルト10の凹部10fに常時係入している。
前記閉扉施錠状態においてラッチボルト10に側圧が作用すると、両扉1、2間のチリLは広くなるとともに、ラッチボルト10の凹部10fの側壁20が係止部51に係止されて、チリがそれ以上広がるのを阻止し、ラッチボルト10が受孔42から外れるのが防止される。
把手5、6を使ってラッチボルト10を反転させて解錠する操作は、第1実施例の場合と同様である([0020]参照)。
前記各実施例では、両開き式の扉について説明したが、ラッチボルト10を設けた扉1に対向する相手方の受側の方は、扉2の代わりに、固定された縦框などの枠(図示せず)に受部材を設けた片開き式の扉にも、本発明を実施することができる。この場合には、扉2,外側座30,把手31並びに取付座32は不要となる。
各実施形態では、箱受41を設けているが、受孔42にラッチボルト10が挿入されたときに、同ラッチボルト10のガタ付きが防止できる構成であれば、箱受41は設けない構成でもよい。この場合、バネ46を保持するとともに、側圧が掛ったときにバネ46を圧縮するための板状など適宜形状の部材は必要である。
ラッチボルト10と受部材40と係止機構50は、各実施例では扉に面付けしたものが示されているが、これらを扉の端面に切り欠いた彫り込み部に埋設する、いわゆる彫り込み式に設けることもできる。
本発明のラッチ錠は、門扉に限らず、ハンドル錠(例えば特開2000−291308号公報等参照)やプッシュプル錠 (例えば特開平10−311173号公報等参照)などの扉錠にも適用できる。
本発明に係るラッチ錠を扉に取り付けた状態の第1実施例の平面図である。 (実施例1) 室内側から見た正面図である。(実施例1) 室外側から見た正面図である。(実施例1) 図1における受側を右側面から見た図である。(実施例1) 扉の室内側に設けたラッチボルトとその周辺部を示した一部断面平面図で ある。(実施例1) 図5の一部縦断面図である。(実施例1) ラッチボルトの斜視図である。(実施例1) 通常の閉扉施錠状態で一部を断面した平面図である。(実施例1) ラッチボルトに側圧が作用した状態の一部を断面した平面図である。(実 施例1) ラッチボルトに側圧が作用し、ラッチボルトの凹部の側壁と係止機構の係止部とが係止している状態の一部を断面した平面図である。(実施例1) 扉施錠状態から通常操作により開扉する状態の一部を断面した平面図 である。(実施例1) 本発明に係るラッチ錠を扉に取り付けた状態の第2実施例の一部断面平 面図である。(実施例2)
符号の説明
1 扉
2 扉
3 内側座
5 内側把手
6 外側把手
10 ラッチボルト
10d 係合部
10f 凹部
11 ラッチバネ
12 膨出部
13 ロックピース
15 作動部材
20 凹部の側壁
40 受部材
41 箱受
42 受孔
43 受座
44 連通孔
46 バネ
50 係止機構
51 係止部
52 テーパー
55 係止部材
56 バネ
60 ラッチ錠
a 受枠
,L1 チリ
F 側圧
x ラッチボルトの掛り寸法

Claims (3)

  1. 扉の開放端側には、ラッチボルトを有するラッチ錠を設けるとともに、前記扉が対向する相手方の扉又は枠には閉扉施錠時に前記ラッチボルトを係合する受孔を有する受部材を設け;平面形状が略菱形で、先端部に少なくとも、前記受部材の受孔に係合する係合面と、傾斜面とを有し、常時はラッチバネの付勢力によってラッチケースの前面から突出するようにしたラッチボルトと;ラッチボルトの係合部に係合し、該ラッチボルトの反転を阻止するロックピースと;把手の操作によりロックピースとラッチボルトとの係合を解除してラッチボルトの反転を許容する作動部材とハブとを備え;閉扉時には、ラッチボルトの傾斜面が相手側の受部材に取り付けられた受座に接触して斜面の作用により、ラッチバネを圧縮しながらラッチケース内に後退し;開扉時には、前記作動部材とハブの作動によりロックピースがラッチボルトから係合解除し、開扉力によってラッチボルトの係合面が受座の係合部により押されて反転し、係合面が傾斜し、傾斜した係合面の作用によりラッチボルトがラッチバネを圧縮してラッチケース内に後退して開扉されるようにしてある反転式ラッチ錠において、
    前記反転式ラッチ錠のラッチボルトの係合面の一部に凹部を形成するとともに、閉扉施錠状態時において、扉の端面と相手方の扉又は枠の端面間の距離(チリ)が受孔に対するラッチボルトの掛り寸法以上に広がるのを阻止するために、前記受部材側にはラッチボルトの前記凹部に係止される係止部を有する係止機構が設けてあることを特徴とする反転式ラッチ錠。
  2. 前記受部材としては、受孔を有する箱受と、この箱受の開口前面に取付けられて前記受孔と連通する連通孔を形成した受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、ラッチボルトの凹部に対向する受座の連通孔縁部に突設した突起状の係止部と、この係止部近傍の箱受の外側に設けられて該箱受を水平動するバネとを設けてなる請求項1に記載の反転式ラッチ錠。
  3. 前記受部材としては、受孔を有する箱受と、この箱受の開口前面に取付けられて前記受孔と連通する連通孔を形成した受座とで構成するとともに、前記係止機構としては、前記箱受の外側に略フック状の係止部材を回動自在に枢支し、前記係止部材の一端側にはラッ チボルトの凹部に対向するように突設した係止部を有するとともに、他端部には前記係止部を常時にラッチボルトの凹部に係入するように付勢するバネとを設けてなる請求項1に記載の反転式ラッチ錠。
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