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JP4158628B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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JP4158628B2
JP4158628B2 JP2003192118A JP2003192118A JP4158628B2 JP 4158628 B2 JP4158628 B2 JP 4158628B2 JP 2003192118 A JP2003192118 A JP 2003192118A JP 2003192118 A JP2003192118 A JP 2003192118A JP 4158628 B2 JP4158628 B2 JP 4158628B2
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仁 福井
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ランプハウジングとアウターレンズとにより区画された灯室内にインナーパネルとインナーレンズとがそれぞれ配置されている車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、2参照)。以下、この車両用灯具について説明する。特許文献1の車両用灯具は、ランプハウジング(3)とアウターレンズ(5)とにより区画された灯室内にインナーパネル(6)とインナーレンズ(7)とがそれぞれ配置されており、このインナーパネル(6)にインナーレンズ(7)がスクリューにより固定されてなるものである。また、特許文献2の車両用灯具は、ランプハウジング(2)とアウターレンズ(4)とにより区画された灯室内にインナーパネル(15)とインナーレンズ(13)とがそれぞれ配置されており、このインナーパネル(15)にインナーレンズ(13)が係合孔(19)と係合突起(20)とにより固定されてなるものである。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−83905号公報(段落番号「0006」、図1)
【特許文献2】
特許第3169571号公報(段落番号「0010」〜「0016」、図1〜図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1の車両用灯具は、インナーパネル(6)とインナーレンズ(7)とを固定する固定手段としてスクリューを使用するので、スクリューの部品点数が増し、かつ、スクリューをねじ込む作業の工程数が増し、その分、製造コストが高い。また、特許文献2の車両用灯具は、インナーパネル(15)とインナーレンズ(13)とを固定する手段として係合孔(19)と係合突起(20)とを使用するので、係合孔(19)がアウターレンズ(4)を介して外から見えるので、見栄え上課題がある。特に、アウターレンズ(4)が素通しもしくはほぼ素通しの場合には、見栄え上の課題が顕著に現れる。
【0005】
この発明は、前記の車両用灯具の改良にかかるものであって、その目的とするところは、製造コストが安価であり、また、見栄えが向上された車両用灯具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、インナーパネルとインナーレンズとを、凹凸嵌合構造の第1固定手段と弾性係合構造の第2固定手段とストッパ構造の第3固定手段とにより固定し、1固定手段が、インナーパネルの開口部の縁部の一側の裏側に設けられた凹部と、インナーレンズの縁部の一側に設けられた凸部とから構成されており、この凹部と凸部とが相互に嵌合する凹凸嵌合構造であり、第2固定手段が、インナーパネルの開口部の縁部の他側に設けられたリブと、インナーレンズの縁部の他側に設けられた係合突起とから構成されており、第1固定手段を支点としてインナーレンズをインナーパネルの裏側から表側に押し込むことにより、インナーパネルの開口部の縁部とインナーレンズの縁部とが相互に接触して、リブの表側面と係合突起とが相互に弾性係合する弾性係合構造であり、第3固定手段が、リブと、インナーレンズの縁部の他側に設けられたストッパ片とから構成されており、第1固定手段を支点としてインナーレンズをインナーパネルの裏側から表側に押し込むことにより、リブの裏側面とストッパ片とが相互に当接するストッパ構造である、ことを特徴とする。
【0007】
この結果、請求項1にかかる発明は、固定手段として、スクリューを使用しないので、部品点数や作業工程数を低減することができ、その分、製造コストを安価にすることができる。また、請求項1にかかる発明は、固定手段として係合孔を使用しないので、係合孔がアウターレンズを介して外から見える車両用灯具と比較して、見栄えが向上される。また、請求項1にかかる発明は、凹部と凸部とを相互に嵌合し、この凹部と凸部とを支点としてインナーレンズをインナーパネルの裏側から表側に押し込んで、インナーパネルの開口部の縁部とインナーレンズの縁部とを相互に接触させて、リブの表側面と係合突起とを相互に弾性係合させ、かつ、リブの裏側面とストッパ片とを相互に当接させることにより、インナーパネルとインナーレンズとを簡単に固定することができる。さらに、請求項1にかかる発明は、第1固定手段において、凹部をインナーパネルの裏側に設けたので、相互に嵌合する凹部と凸部とがアウターレンズを介して外からは見えないので、見栄えが向上される。さらにまた、請求項1にかかる発明は、第3固定手段において、リブの裏側面にストッパ片が当接するので、ストッパ片がアウターレンズを介して外からは見えないので、見栄えが向上される。
【0008】
また、請求項にかかる発明は、ストッパ片がインナーレンズを押し込む際の撮み片および押し込み片を兼用する、ことを特徴とする。
【0009】
この結果、請求項にかかる発明は、インナーレンズをインナーパネルに押し込む際に、ストッパ片を撮みかつ押し込むことにより、インナーレンズのうちストッパ片以外の箇所を触れることがないので、インナーレンズに汚れや傷がついたりすることがない。このために、請求項にかかる発明は、インナーレンズの配光性能を損なうことがなく、また、商品価値が低下するような虞がなく、さらに、作業性が向上される。
【0010】
また、請求項にかかる発明は、インナーパネルの開口部の縁部の一側をインナーパネルの成形金型の第1パーティングライン上に設け、リブの表側面をインナーパネルの成形金型の第2パーティングライン上に設け、第1パーティングラインと第2パーティングラインとが段差を介して接続されている、ことを特徴とする。
【0011】
この結果、請求項にかかる発明は、インナーパネルが一側から他側にかけて大きく回り込んだ形状をなすものであっても、スライド金型を使用せずに成形することができる。これにより、請求項にかかる発明は、インナーパネルを安価に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態の1例を添付図面を参照して説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。図において、符号「F」は、自動車の進行方向であって、ドライバー側から見た前側を示す。符号「B」は、自動車の進行方向と逆方向であって、ドライバー側から見た後側を示す。符号「U」は、ドライバー側から見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー側から見た下側を示す。符号「I」は、自動車の中央側を示す。符号「O」は、自動車の側方側を示す。
【0013】
(実施の形態の構成の説明)
図2において、1は、フロントコンビネーションランプである。図示の前記フロントコンビネーションランプ1は、自動車の前部のうち、自動車の進行方向であって、ドライバー側から見た右側に搭載されるものである。なお、左側に搭載されるフロントコンビネーションランプは、図示のフロントコンビネーションランプ1に対して左右逆となる。
【0014】
前記フロントコンビネーションランプ1は、複数個のランプ、この例では、自動車の前部の中央部側に配置されるヘッドランプ2と、サイド側に配置されたフロントターンシグナルランプ3およびフロントクリアランスランプ4とから組み合わせられている。また、前記フロントコンビネーションランプ1は、ランプハウジング5と、素通しもしくはほぼ素通しのレンズからなるアウターレンズ6とにより、灯室7が区画されている。
【0015】
前記フロントコンビネーションランプ1の灯室7内には、インナーパネル8(もしくは、インナーハウジングやエクステンション)と、ヘッドランプ2用の光源9およびリフレクタ10と、フロントターンシグナルランプ用3の光源11およびリフレクタ12およびインナーレンズ13と、フロントクリアランスランプ4用の光源14およびリフレクタ15およびインナーレンズ16とがそれぞれ配置されている。
【0016】
前記インナーパネル8には、固定片17が設けられている。前記インナーパネル8は、前記固定片17を介して前記ランプハウジング5に固定されている。前記インナーパネル8には、図1に示すように、ヘッドランプ2用の開口部18と、フロントターンシグナルランプ3用の開口部19と、フロントクリアランスランプ4用の開口部20とがそれぞれ設けられている。
【0017】
前記インナーパネル8のヘッドランプ2用の開口部18、フロントターンシグナルランプ3用の開口部19、フロントクリアランスランプ4用の開口部20と、ヘッドランプ2用のリフレクタ10の開口部、フロントターンシグナルランプ3用のリフレクタ12の開口部、フロントクリアランスランプ4用のリフレクタ15の開口部とがそれぞれ対応している。また、前記インナーパネル8のフロントターンシグナルランプ3用の開口部19、フロントクリアランスランプ4用の開口部20には、前記フロントターンシグナルランプ3用のインナーレンズ13、フロントクリアランスランプ4用のインナーレンズ16がそれぞれ組み込まれている。
【0018】
前記インナーパネル8は、前記リフレクタ10、12、15の間の空間や前記リフレクタ10、12、15と前記ランプハウジング5や前記アウターレンズ6との間に形成される空間を覆い隠すものである。すなわち、前記インナーパネル8は、アウターレンズ6から内部構造物、たとえば、灯室7内のリフレクタ10、12、15の後部に配置されている光軸調整機構、呼吸機構、配線機構などを見えないように隠蔽するものである。また、光が所定の方向以外に漏れるのを防止するものである。また、前記インナーパネル8の少なくとも表側(前記アウターレンズ6と対向する側)には、アルミ蒸着や銀色塗装などの意匠面が施されている。
【0019】
前記フロントターンシグナルランプ3は、この実施の形態にかかる車両用灯具を構成するものである。以下、前記フロントターンシグナルランプ3、すなわち、この実施の形態にかかる車両用灯具3について説明する。
【0020】
前記車両用灯具3における前記アウターレンズ6は、図3の縦断面図に示すように、上側Uから下側Dにかけて大きく回り込んでおり、かつ、図4、図5の横断面図に示すように、中央側Iから側方側Oにかけて大きく回り込んでいる。また、前記車両用灯具3における前記インナーパネル8は、前記アウターレンズ6と同様に、図3の縦断面図に示すように、上側Uから下側Dにかけて大きく回り込んでおり、かつ、図4、図5の横断面図に示すように、中央側Iから側方側Oにかけて大きく回り込んでいる。
【0021】
前記車両用灯具3における前記光源11は、フィラメント21が封入されたバルブ22と、前記バルブ22が着脱可能に取り付けられたソケット23とを有する。前記光源11は、前記ソケット23を介して前記ランプハウジング5に着脱可能に取り付けられている。前記バルブ22の軸Z1−Z1と、前記リフレクタ12の光軸Z−Zとは、図3の縦断面図に示すように、上下においてほぼ一致し、かつ、図4の横断面図に示すように、左右においてバルブ軸Z1−Z1が前記リフレクタ12の光軸Z−Zに対して側方側Oに向いている。前記バルブ22の軸Z1−Z1と、フィラメント21の軸Z2−Z2とは、図3の縦断面図および図4の横断面図に示すように、ほぼ直交する。
【0022】
図3〜図5に示すように、前記車両用灯具3における前記リフレクタ12には、反射部24が設けられている。前記反射部24の内面には、反射面が設けられている。前記反射部24の前記ヘッドランプ2側(中央側I)および前記フロントクリアランスランプ4側(下側D)には、第1立壁25が前側Fに一体に設けられている。また、前記反射部24の上側Uおよび側方側Oには、第2立壁26が後側Bに一体に設けられている。前記リフレクタ12は、取付手段27を介して前記ランプハウジング5に取り付けられている。前記リフレクタ12の光軸Z−Zは、自動車のカーライン(前後方向の軸)とほぼ平行である。
【0023】
図1、図3〜図5に示すように、前記車両用灯具3における前記インナーレンズ13には、レンズ部28が設けられている。前記レンズ部28には、拡散系のプリズム素子群が設けられている。前記拡散系のプリズム素子群は、前記光源11からの光LU、LD、LI、LOを、図3の縦断面図に示すように、上側Uにおよび下側Dに拡散させ、かつ、図4の横断面図に示すように、中央側Iにおよび側方側Oに拡散させる。前記レンズ部28には、第1レンズダミー部29および第2レンズダミー部30が前記第1立壁25および第2立壁26と対向して一体に設けられている。前記第1レンズダミー部29および前記第2レンズダミー部30には、ダミーのプリズム素子群が設けられている。
【0024】
前記インナーパネル8のフロントターンシグナルランプ3用の開口部19と、前記フロントターンシグナルライト3用のインナーレンズ13とは、図1に示すように、ほぼ同一の大きさのほぼ楕円形状をなす。前記インナーパネル8のフロントターンシグナルランプ3用の開口部19中には、前記フロントターンシグナルライト3用のインナーレンズ13が組み付けられている。前記インナーパネル8の開口部19の縁部には、前記インナーレンズ13の縁部が固定手段により固定されている。前記固定手段は、凹凸嵌合構造の第1固定手段31と、弾性係合構造の第2固定手段32と、ストッパ構造の第3固定手段33とから構成されている。前記第1固定手段31と、前記第2固定手段32および前記第3固定手段33とは、図1に示すように、ほぼ楕円形状をなす前記インナーパネル8の開口部19の縁部および前記インナーレンズ13の縁部のうち、長径方向(前後方向F−B)の両側にそれぞれ設けられている。
【0025】
前記第1固定手段31は、凹部34と凸部35とが相互に嵌合する凹凸嵌合構造のものである。すなわち、図1、図5〜図7(A)に示すように、前記インナーパネル8の開口部19の縁部の一側(前側F)の裏側(前記アウターレンズ6と対向する側の前記表側と反対側)には、ほぼV字形状をなす前記凹部34が設けられている。一方、前記インナーレンズ13の縁部の一側(前側F)には、ほぼL字形状をなす前記凸部35が一体に設けられている。
【0026】
前記第2固定手段32は、前記第1固定手段31を支点として前記インナーレンズ13を前記インナーパネル8の裏側から表側に押し込むことにより、前記インナーパネル8の開口部19の縁部と前記インナーレンズ13の縁部とが相互に接触して、リブ36の表側面と第1係合突起37および第2係合突起38とが相互に弾性係合する弾性係合構造である。すなわち、図1、図5〜図7(B)に示すように、前記インナーパネル8の開口部19の縁部の他側(後側B)の裏側には、ほぼL字形状をなす前記リブ36が一体に設けられている。一方、前記インナーレンズ13の縁部の他側(後側B)には、ほぼ小台形形状をなす前記第1係合突起37および前記第2係合突起38が一体に設けられている。なお、係合突起は、1個でも、3個以上でも良い。
【0027】
前記第3固定手段33は、前記第1固定手段31を支点として前記インナーレンズ13を前記インナーパネル8の裏側から表側に押し込むことにより、前記リブ36の裏側面とストッパ片39とが相互に当接するストッパ構造である。すなわち、図1、図7(B)、図8に示すように、前記インナーレンズ13の縁部の他側(後側B)の前記第1係合突起37と前記第2係合突起38との間には、ほぼL字形状をなす前記ストッパ片39が一体に設けられている。前記ストッパ片39は、前記インナーレンズ13を前記インナーパネル8に押し込む際の撮み片および押し込み片として兼用される。
【0028】
前記インナーパネル8の開口部19の縁部と前記インナーレンズ13の縁部とには、補助固定手段40が設けられている。前記補助固定手段40は、凸部41と凹部42とが相互に嵌合する凹凸嵌合構造のものである。すなわち、図1、図9に示すように、前記インナーパネル8の開口部19の縁部の下側Dの裏側には、ほぼL字形状をなす前記凸部41が一体に設けられている。一方、前記インナーレンズ13の縁部の下側Dには、ほぼV字形状をなす前記凹部42が設けられている。
【0029】
前記インナーパネル8は、前記の図1、図3〜図6に示すように、一側(前側F)から他側(後側B)にかけて大きく回り込んだ形状をなすものである。そして、図10に示すように、前記インナーパネル8の開口部19の縁部の一側(前側F)を前記インナーパネル8の成形金型の第1パーティングライン43上に設ける。一方、前記リブ36の表側面を前記インナーパネル8の成形金型の第2パーティングライン44上に設ける。前記第1パーティングライン43と前記第2パーティングライン44とは、段差45を介して接続されている。なお、図10において、前記第1パーティングライン43および前記第2パーティングライン44に対して、交差する両矢印46は、前記インナーパネル8の成形金型の抜き方向を示す。
【0030】
(実施の形態の作用の説明)
この実施の形態にかかる車両用灯具3は、以上のごとき構成からなり、以下、インナーパネル8の開口部19にインナーレンズ13を組み付け方について図6〜図9を参照して説明する。
【0031】
まず、第1固定手段31のインナーパネル8の凹部34にインナーレンズ13の凸部35を嵌合させる(図6(A)および図7(A)参照)。このとき、ストッパ片39を撮み片として使用する。
【0032】
つぎに、この第1固定手段31の凹部34と凸部35とを支点として、インナーレンズ13をインナーパネル8の裏側から表側に、図6(B)中の実線矢印方向に押し込む(図6(B)参照)。このとき、ストッパ片39を押し込み片として使用する。
【0033】
それから、インナーパネル8の開口部19の縁部とインナーレンズ13の縁部とを相互に接触させて(図7参照)、インナーパネル8のリブ36の表側面にインナーレンズ13の第1係合突起37および第2係合突起38を弾性係合させる(図6(C)および図7(B)参照)。このとき、インナーパネル8側もしくはインナーレンズ13側の少なくともいずれか一方が弾性係合代47分弾性変形し、第1係合突起37および第2係合突起38がリブ36を乗り越えた時点で、弾性変形していたインナーパネル8、インナーレンズ13が弾性復帰し、この結果、第1係合突起37および第2係合突起38がリブ36に弾性係合する。
【0034】
それと同時に、インナーパネル8のリブ36の裏側面にインナーレンズ13のストッパ片39を当接させる(図7(B)参照)。このとき、図8に示すように、インナーパネル8のリブ36は、インナーレンズ13の第1係合突起37および第2係合突起38とストッパ片39とにより挟み込まれた状態となる。
【0035】
さらに、インナーパネル8の凸部41にインナーレンズ13の凹部42を嵌合させる(図9(A)および(B)参照)。これにより、インナーパネル8とインナーレンズ13とは、固定されることとなる。すなわち、インナーパネル8とインナーレンズ13とは、図5、図7に示すように、第1固定手段31、第2固定手段32、第3固定手段33により、前後方向F−Bおよび水平方向(左右方向)I−Oの相互の動きが規制されている。また、インナーパネル8とインナーレンズ13とは、図9に示すように、補助固定手段40により、上下方向(垂直方向)U−Dの相互の動きが規制されている。
【0036】
ここで、フロントターンシグナルランプ用の光源11を点灯する。すると、高原11からの光LU、LD、LI、LOは、点滅しながら、フロントターンシグナルランプ用のインナーレンズ13のレンズ部28を透過して、図3の縦断面図に示すように、上側Uにおよび下側Dに拡散照射され、かつ、図4の横断面図に示すように、中央側Iにおよび側方側Oに拡散照射される。
【0037】
(実施の形態の効果の説明)
この実施の形態にかかる車両用灯具3は、以上のごとき構成からなり、以下、その効果について説明する。
【0038】
この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーパネル8とインナーレンズ13とを、凹凸嵌合構造の第1固定手段31と弾性係合構造の第2固定手段32とストッパ構造の第3固定手段33と補助固定手段40とにより固定するものである。
【0039】
この結果、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、固定手段として、スクリューを使用しないので、部品点数や作業工程数を低減することができ、その分、製造コストを安価にすることができる。また、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、固定手段として係合孔を使用しないので、係合孔がアウターレンズを介して外から見える車両用灯具と比較して、見栄えが向上される。
【0040】
また、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、第1固定手段31の凹部34と凸部35とを相互に嵌合し、この第1固定手段31を支点としてインナーレンズ13をインナーパネル8の裏側から表側に押し込んで、インナーパネル8の開口部19の縁部とインナーレンズ13の縁部とを相互に接触させて、第2固定手段32のリブ36の表側面と第1係合突起37および第2係合突起38とを相互に弾性係合させ、かつ、第3固定手段のリブ36の裏側面とストッパ片39とを相互に当接させることにより、インナーパネル8とインナーレンズ13とを簡単に固定することができる。
【0041】
さらに、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、第1固定手段31において、凹部34をインナーパネル8の裏側に設けたので、相互に嵌合する凹部34と凸部35とがアウターレンズ6を介して外からは見えないので、見栄えが向上される。しかも、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、第2固定手段32において、リブ36をインナーパネル8の開口部19の裏側に設けたので、相互に弾性係合するリブ36と第1係合突起37および第2係合突起38とがアウターレンズ6を介して外からは見難いので、見栄え上問題がない。その上、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、第3固定手段33において、リブ36の裏側面にストッパ片39が当接するので、ストッパ片39がアウターレンズ6を介して外からは見えないので、見栄えが向上される。
【0042】
さらにまた、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーレンズ13をインナーパネル8に押し込む際に、ストッパ片39を撮みかつ押し込むことにより、インナーレンズ13のうちストッパ片39以外の箇所を触れることがないので、インナーレンズ13に汚れや傷がついたりすることがない。このために、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーレンズ13の配光性能を損なうことがなく、また、商品価値が低下するような虞がなく、さらに、作業性が向上される。
【0043】
さらにまた、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーパネル8の開口部19の縁部の一側をインナーパネル8の成形金型の第1パーティングライン43上に設け、リブ36の表側面をインナーパネル8の成形金型の第2パーティングライン44上に設け、第1パーティングライン43と第2パーティングライン44とが段差45を介して接続されている。
【0044】
この結果、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーパネル8が一側から他側にかけて大きく回り込んだ形状をなすものであっても、スライド金型を使用せずに成形することができる。これにより、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーパネル8を安価に製造することができる。
【0045】
特に、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、補助固定手段40により、図9に示すように、インナーパネル8とインナーレンズ13との上下方向(垂直方向)U−Dの相互の動きが規制されるので、インナーパネル8とインナーレンズ13とをさらに確実に固定することができる。
【0046】
また、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、ほぼ楕円形状をなすインナーパネル8の開口部19の縁部とインナーレンズ13の縁部とを、長径方向(前後方向F−B)の両側において、第1固定手段31と第2固定手段32および第3固定手段33とにより、固定するので、インナーパネル8とインナーレンズ13とを確実に固定することができる。これにより、この実施の形態にかかる車両用灯具3の固定手段は、上側Uから下側Dにかけて大きく回り込んでおり、かつ、中央側Iから側方側Oにかけて大きく回り込んでいるインナーパネル8であって、開口部19がほぼ楕円形状をなすインナーパネル8と、同じくほぼ楕円形状をなすインナーレンズ13とを確実に固定するのに最適である。
【0047】
さらに、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、第2固定手段32の第1係合突起37および第2係合突起38と第3固定手段33のストッパ片39とをインナーレンズ13に近接して設けたので、ストッパ片39を撮んでインナーレンズ13をインナーパネル8に押し込んだときに、第1係合突起37および第2係合突起38がリブ36に弾性係合した節度感がストッパ片39を介して得られる。これにより、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、インナーパネル8とインナーレンズ13との固定完了が分かり、作業性が向上すると共に、固定不十分による商品の価値や信頼性の低下を防止することができる。
【0048】
(実施の形態以外の例の説明)
なお、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、フロントターンシグナルランプについて説明したが、この発明は、フロントターンシグナルランプ以外のランプにも適用することができる。
【0049】
また、この実施の形態にかかる車両用灯具3は、フロントコンビネーションランプについて説明したが、この発明は、フロントコンビネーションランプ以外のコンビネーションランプや単独のランプにも適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上から明らかなように、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、固定手段として、スクリューを使用しないので、部品点数や作業工程数を低減することができ、その分、製造コストを安価にすることができる。また、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、固定手段として係合孔を使用しないので、係合孔がアウターレンズを介して外から見える車両用灯具と比較して、見栄えが向上される。また、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、凹部と凸部とを相互に嵌合し、この凹部と凸部とを支点としてインナーレンズをインナーパネルの裏側から表側に押し込んで、インナーパネルの開口部の縁部とインナーレンズの縁部とを相互に接触させて、リブの表側面と係合突起とを相互に弾性係合させ、かつ、リブの裏側面とストッパ片とを相互に当接させることにより、インナーパネルとインナーレンズとを簡単に固定することができる。さらに、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、第1固定手段において、凹部をインナーパネルの裏側に設けたので、相互に嵌合する凹部と凸部とがアウターレンズを介して外からは見えないので、見栄えが向上される。さらにまた、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、第3固定手段において、リブの裏側面にストッパ片が当接するので、ストッパ片がアウターレンズを介して外からは見えないので、見栄えが向上される。
【0051】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項)によれば、インナーレンズをインナーパネルに押し込む際に、ストッパ片を撮みかつ押し込むことにより、インナーレンズのうちストッパ片以外の箇所を触れることがないので、インナーレンズに汚れや傷がついたりすることがない。このために、この発明にかかる車両用灯具(請求項)は、インナーレンズの配光性能を損なうことがなく、また、商品価値が低下するような虞がなく、さらに、作業性が向上される。
【0052】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項)によれば、インナーパネルが一側から他側にかけて大きく回り込んだ形状をなすものであっても、スライド金型を使用せずに成形することができる。これにより、この発明にかかる車両用灯具(請求項)は、インナーパネルを安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる車両用灯具の実施の形態を示すインナーパネルとインナーレンズとの分解斜視図である。
【図2】 フロントコンビネーションランプを示す正面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】 図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】 図2におけるV−V線断面図である。
【図6】 (A)は、第1固定手段の凹部と凸部とを相互に嵌合する状態を示す説明図、(B)は、第2固定手段のリブと係合突起とを相互に弾性係合する状態を示す説明図、(C)は、インナーパネルとインナーレンズとが固定された状態を示す説明図である。
【図7】 (A)は、図6(C)におけるVIIA部の拡大断面図、(B)は、図6(C)におけるVIIB部の拡大断面図である。
【図8】 図2におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】 (A)は、補助固定手段の凹部と凸部とを相互に嵌合する状態を示す一部拡大断面図、(B)は、補助固定手段の凹部と凸部とを相互に嵌合した状態を示す図2におけるIX−IX線断面図である。
【図10】 インナーパネルの成型金型のパーティングラインおよび抜き方向を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フロントコンビネーションランプ
2 ヘッドランプ
3 フロントターンシグナルランプ(車両用灯具)
4 フロントクリアランスランプ
5 ランプハウジング
6 アウターレンズ
7 灯室
8 インナーパネル
9 ヘッドランプ用の光源
10 ヘッドランプ用のリフレクタ
11 フロントターンシグナルランプ用の光源
12 フロントターンシグナルランプ用のリフレクタ
13 フロントターンシグナルランプ用のインナーレンズ
14 フロントクリアランスランプ用の光源
15 フロントクリアランスランプ用のリフレクタ
16 フロントクリアランスランプ用のインナーレンズ
17 固定片
18 ヘッドランプ用の開口部
19 フロントターンシグナルランプ用の開口部
20 フロントクリアランスランプ用の開口部
21 フィラメント
22 バルブ
23 ソケット
24 反射部
25 第1立壁
26 第2立壁
27 取付手段
28 レンズ部
29 第1レンズダミー部
30 第2レンズダミー部
31 第1固定手段
32 第2固定手段
33 第3固定手段
34 凹部
35 凸部
36 リブ
37 第1係合突起
38 第2係合突起
39 ストッパ片
40 補助固定手段
41 凸部
42 凹部
43 第1パーティングライン
44 第2パーティングライン
45 段差
46 金型の抜き方向
47 弾性係合代
U 上側
D 下側
F 前側
B 後側
I 中央側
O 側方側
F−B 前後方向
I−O 水平方向
U−D 上下方向
LU、LD、LI、LO 光
Z−Z 光軸
Z1−Z1 バルブ軸
Z2−Z2 フィラメント軸

Claims (3)

  1. ランプハウジングとアウターレンズとにより区画された灯室内にインナーパネルとインナーレンズとがそれぞれ配置されている車両用灯具において、
    前記インナーパネルには、開口部が設けられており、
    前記インナーパネルの開口部中には、前記インナーレンズが組み付けられており、
    前記インナーパネルの開口部の縁部には、前記インナーレンズの縁部が固定手段により固定されており、
    前記固定手段は、凹凸嵌合構造の第1固定手段と、弾性係合構造の第2固定手段と、ストッパ構造の第3固定手段とから構成されていて、
    前記第1固定手段は、前記インナーパネルの開口部の縁部の一側の裏側に設けられた凹部と、前記インナーレンズの縁部の一側に設けられた凸部とから構成されており、前記凹部と前記凸部とが相互に嵌合する凹凸嵌合構造であり、
    前記第2固定手段は、前記インナーパネルの開口部の縁部の他側に設けられたリブと、前記インナーレンズの縁部の他側に設けられた係合突起とから構成されており、前記第1固定手段を支点として前記インナーレンズを前記インナーパネルの裏側から表側に押し込むことにより、前記インナーパネルの開口部の縁部と前記インナーレンズの縁部とが相互に接触して、前記リブの表側面と前記係合突起とが相互に弾性係合する弾性係合構造であり、
    前記第3固定手段は、前記リブと、前記インナーレンズの縁部の他側に設けられたストッパ片とから構成されており、前記第1固定手段を支点として前記インナーレンズを前記インナーパネルの裏側から表側に押し込むことにより、前記リブの裏側面と前記ストッパ片とが相互に当接するストッパ構造である、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記ストッパ片は、前記インナーレンズを押し込む際の撮み片および押し込み片を兼用する、ことを特徴とする請求項に記載の車両用灯具。
  3. 前記インナーパネルは、一側から他側にかけて大きく回り込んだ形状をなすものであり、前記インナーパネルの開口部の縁部の一側を前記インナーパネルの成形金型の第1パーティングライン上に設け、前記リブの表側面を前記インナーパネルの成形金型の第2パーティングライン上に設け、前記第1パーティングラインと前記第2パーティングラインとは、段差を介して接続されている、ことを特徴とする請求項に記載の車両用灯具。
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