JP4157809B2 - 剤供給装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体等の像担持体に可視像を形成する可視像形成手段等の剤供給対象に対してトナー等の画像形成剤を供給する剤供給装置、及び、この剤供給装置を備えた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置において、剤供給装置の収容器取付部に対して着脱可能に構成されたトナー収容器等の剤収容器を用いるものが知られている。かかる画像形成装置では、画像形成剤の消費に伴って空になった剤収容器を剤収容器取付部から取り外した後、新たな剤収容器をセットすることで、可視像形成手段等の剤供給対象に対して画像形成剤を補充することができる。このような剤供給装置としては、例えば、容器本体内に設けられるアジテータ等の搬送駆動部材を用いて剤収容器内の画像形成剤を剤排出口まで移動させるものがある(特許文献1参照)。また、例えば、内部に画像形成剤を収容している長尺な容器本体の内壁に螺旋状の突起を形成し、この容器本体をその長手方向に延びる中心軸が回転中心軸となるように回転させることで、内部の画像形成剤を剤排出口まで移動させるものもある(特許文献2参照)。この特許文献2に記載された剤供給装置においては、容器本体内壁に形成された螺旋状の突起が容器本体の回転に伴って変位することで、内部の画像形成剤を剤排出口に向けて移動させる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−357945号公報(第8頁左欄)
【特許文献2】
特開2000−338758号公報(第5頁左欄)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は、特願2002−276466号や特願2003−54478号等において、上記特許文献2に記載された剤供給装置と同様に、容器本体を回転させることで、内部の画像形成剤を剤排出口まで移動させる剤供給装置を備えた画像形成装置を提案している。この画像形成装置では、剤収容器として図15(a)に示すようなトナーボトルを利用している。このトナーボトル632は、容器本体であるボトル本体633の先端部に蓋部材であるボトルキャップ634が設けられている。また、このボトルキャップ634の外周面の一部にはトナー排出口(不図示)が開口しており、図示の状態においては、このトナー排出口は開閉シャッタ636によって塞がれている。この開閉シャッタ636は、ボトルキャップ634の外周面に沿ってスライド可能に、ボトルキャップ634の外周面に取り付けられている。また、ボトルキャップ634には、ボトルキャップ634を回転させるためにユーザー等が操作する把手635が一体で形成されている。このトナーボトル632を、一部が図中破線で示されているボトル収容器631の上にセットする場合、トナーボトル632をボトル収容器631上に載置し、図示の状態にする。この状態から、上記把手635を図中矢印Nの向きに回転させると、把手635と一体に構成されたボトルキャップ634は回転するが、開閉シャッタ636はボトル収容器631のシャッタ係止部631aに当接して回転が阻止される。これにより、開閉シャッタ636は回転するボトルキャップ634の外周面に対して相対的にスライド移動し、トナー排出口はボトル収容器631と対向する鉛直方向下側(図中下側)を向くように移動する。よって、開閉シャッタ636によって閉塞状態になっていたトナー排出口は鉛直方向下側に開口する。一方、トナーボトル632をボトル収容器631から取り外す場合には、把手635を図中矢印Nとは逆向きに回転させる。これにより、ボトルキャップ634の回転に伴ってトナー排出口も図中矢印Nとは逆向きに移動し、また、開閉シャッタ636は図示しない付勢手段による付勢力によりボトルキャップ34Yの外周面に対して相対的にスライド移動する。そして、トナー排出口が開閉シャッタ636によって塞がれる。よって、トナーボトル632を取り扱う際にトナーがトナー排出口から漏れ出すことがない。
【0005】
図15(b)は、上記トナーボトル632の中心軸Oに沿ってトナー排出口を通るように切断したときの、上記ボトルキャップ634の周辺を示す断面図である。図示のように、ボトルキャップ634は、ボトル本体633の開口部Cの部分に嵌め込まれるようにして、ボトル本体633に取り付けられている。そして、トナーボトル632がボトル収容器631にセットされると、このボトルキャップはボトル収容器にロックされる。よって、ボトル本体633と一体で回転する固定ギヤ637が図示しない駆動モータの駆動ギヤと噛み合ってボトル本体633に回転駆動力が伝達されると、ボトル本体633はボトルキャップ634と摩擦摺動しながら図中矢印Qの向きに回転する。これにより、ボトル本体633内のトナーは、開口部Cを通じてボトルキャップ634内に入り込み、鉛直方向下側に開口しているトナー排出口Dから排出される。
【0006】
ところが、ボトル収容器631にセットされている空のトナーボトル632を取り外す際、ユーザーは、上述したように、ボトルキャップ634に設けられてた把手635を、図15(a)中矢印Nとは逆向きに回転させる作業を行う必要がある。また、ボトル収容器631に新しいトナーボトル632をセットする際も、ユーザーは、上述したように、ボトルキャップ634に設けられてた把手635を、図15(a)中矢印Nの向きに回転させる作業を行う必要がある。このように剤排出口を開口状態又は閉塞状態にするための作業は、ユーザーにとっては煩雑で利便性を損なう原因となっていた。また、このような作業をユーザーが行う構成であると、ユーザーによる不適切な作業の結果、例えば開閉シャッタ636の閉塞状態が不十分でトナーがこぼれるなどの不測の事態を招くおそれもある。
【0007】
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーの利便性が向上するとともに、ユーザーの不適切な作業による不測の事態の発生を抑制することができる剤供給装置及び画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、内部に画像形成剤を収容し、かつ、長手方向一端面に開口部を有する長尺な容器本体と、該開口部を覆うように該容器本体に対して取り付けられ、かつ、該長手方向に対して直交する方向の周面に該開口部に連通した剤排出口を有する蓋部材と、該剤排出口を閉塞状態又は開口状態にする開閉シャッタとをそれぞれ備えた複数の剤収容器と、該複数の剤収容器を内部に収納する収納ボックス、及び、該収納ボックスの開口部を開閉する扉部材を備えた収容器取付部と、該収容器取付部に取り付けられた該複数の剤収容器の容器本体を該長手方向に延びる中心軸が回転中心軸となるようにそれぞれ個別に回転させる容器本体駆動手段とを有し、該容器本体駆動手段により該複数の剤収容器の容器本体を回転させることで、該容器本体内の画像形成剤を該開口部側に移動させ、該蓋部材の剤排出口を通じて排出し、これを剤供給対象に供給する剤供給装置において、上記開閉シャッタによって上記剤排出口が閉塞状態となっている剤収容器が上記収容器取付部に取り付けられた後、上記容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転することで該剤排出口が開口状態になるように構成し、かつ、該収容器取付部に取り付けられた剤収容器を該収容器取付部から取り出す前に、該容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転することで該剤排出口が閉塞状態になるように構成するとともに、空になっていることが検知された剤収容器についてのみ、該容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転して該剤排出口が閉塞状態になった後、上記収容器取付部の上記扉部材の開く動作に連動して、該収容器取付部の上記収納ボックス内の該剤収容器を該収容器取付部から取り出しやすい別の位置へ移動させる剤収容器移動手段を設け、該剤収容器移動手段は、上記複数の剤収容器それぞれに設けられる第1係合部と、各第1係合部にそれぞれ対応する上記扉部材に設けられた複数の第2係合部とからなり、該第1係合部と該第2係合部とは上記剤排出口が閉塞状態のときには係合し、該剤排出口が開口状態のときには係合しないように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の剤供給装置において、上記容器本体駆動手段は、上記複数の剤収容器それぞれの容器本体を正逆回転可能に構成されており、上記開閉シャッタによって上記剤排出口が閉塞状態となっている剤収容器が上記収容器取付部に取り付けられた後、上記容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を上記剤排出口を閉塞状態にする向きとは逆向きに回転することで、該剤排出口が開口状態になるように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、画像形成剤を該可視像形成手段が有する剤供給対象に供給する剤供給手段とを備えた画像形成装置において、上記剤供給手段として、請求項1又は2の剤供給装置を用いたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項1及び2の剤供給装置及び請求項3の画像形成装置においては、開閉シャッタによって、剤収容器の蓋部材に設けられた剤排出口が閉塞状態又は開口状態になる。そして、開閉シャッタによって剤排出口が閉塞状態となっている剤収容器が収容器取付部に取り付けられた後、この剤収容器の容器本体を容器本体駆動手段により回転させる。これにより、その剤排出口が開閉シャッタによって自動的に開口状態になる。よって、ユーザーは、収容器取付部に新しい剤収容器をセットする際に、閉塞状態となっている剤排出口を開口状態にするための作業を行う必要がなくなる。また、収容器取付部に取り付けられた剤収容器を取り出す前に、この剤収容器の容器本体を容器本体駆動手段により回転させる。これにより、その剤排出口が開閉シャッタによって自動的に開口状態になる。よって、ユーザーは、収容器取付部から空になった剤収容器を取り出す際に、開口状態となっている剤排出口を閉塞状態にするための作業を行う必要がなくなる。しかも、上記剤収容器移動手段を備えることにより、作業者は、どの剤収容器が空なのかを迷うことなく把握することができることに加え、剤収容器を収容器取付部から取り出す際の作業が容易となり、利便性が高い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、電子写真方式のプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)に適用した実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、それぞれ「Y」、「M」、「C」、「K」と記す。)の可視像たるトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成剤として、互いに異なる色のYトナー、Mトナー、Cトナー、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、それぞれプリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっており、寿命到達時に交換される。以下、Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例に挙げて説明する。
【0011】
図3は、Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを示す概略構成図である。
このプロセスカートリッジ6Yは、像担持体としてのドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、剤供給対象となる現像装置5Y等を備えている。上記帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このY静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他のプロセスカートリッジ6M,6C,6Kにおいても、同様にして各感光体1M,1C,1K上にそれぞれMトナー像、Cトナー像、Kトナー像が形成されて、中間転写ベルト8上に中間転写される。
【0012】
また、図2に示したように、各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中下方には、露光装置7が配設されている。潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kにおけるそれぞれの感光体1Y,1M,1C,1Kに照射して露光する。この露光により、感光体1Y,1M,1C,1K上にそれぞれY静電潜像、M静電潜像、C静電潜像、K静電潜像が形成される。なお、露光装置7は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。この露光装置7は、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kなどとともに、感光体上に可視像たるトナー像を形成する可視像形成手段を構成している。
【0013】
また、図2において、露光装置7の図中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27、レジストローラ対28など有する給紙手段が配設されている。紙収容カセット26は、記録材としての転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27を当接させている。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
【0014】
また、図2において、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中上方には、中間転写体としての中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8のほか、ベルトクリーニング装置10などを備えている。また、4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9K、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら7つのローラに張架されながら、少なくともいずれか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、それぞれ、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を各感光体1Y,1M,1C,1Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス極性)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、各感光体1Y,1M,1C,1K上のYトナー像、Mトナー像、Cトナー像、Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、「4色トナー像」という。)が形成される。
【0015】
上記2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、上記ベルトクリーニング装置10によってクリーニングされる。
【0016】
2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて、上記レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に、熱と圧力と影響を受けて、表面のフルカラートナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部50aが形成されており、上記排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部50aに順次スタックされる。
【0017】
上記中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部50aとの間には、ボトル支持部31が配設されている。このボトル支持部31には、各色トナーをそれぞれ収容する剤収容器としてのトナーボトル32Y,32M,32C,32Kがセットされている。これらのトナーボトル32Y,32M,32C,32Kは、水平よりも少し傾斜した角度で互いに並ぶように配設され、Y、M、C、Kという順で配設位置が高くなっている。各トナーボトル32Y,32M,32C,32K内の各色トナーは、それぞれ後述する剤供給装置としてのトナー供給装置により、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの現像装置に適宜補給される。各トナーボトル32Y,32M,32C,32Kは、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kとは独立してプリンタ100の本体に対して脱着可能である。
【0018】
〔参考例1〕
次に、参考例としてのトナー供給装置(以下、本参考例を「参考例1」という。)について説明する。
図4は、トナーボトル32を示す斜視図である。各トナーボトル32Y,32M,32C,32Kは、内部に収容するトナーの色が異なる以外は同様の構成になっているので、以下、Yトナー用のトナーボトル32Yを例に挙げて説明する。
【0019】
トナーボトル32Yは、内部に画像形成剤を収容した長尺な容器本体であるボトル本体33Yを備えている。このボトル本体33Yは、長手方向一端面に開口部(不図示)を有しており、その開口部を覆うように、蓋部材であるボトルキャップ34Yが取り付けられている。ボトルキャップ34Yは、ボトル本体33Yの開口部に連通した剤排出口であるトナー排出口(不図示)を、上記長手方向に対して直交する方向のトナーボトル32Yの周面(以下、この方向の周面を「周面」といい、長手方向の端面を「端面」という。)に有している。なお、図示の状態において、トナー排出口はこれを開閉するための開閉シャッタ36Yによって塞がれているので、図示されていない。
【0020】
ボトル本体33Yは、上記開口部で開口している中空円柱状部材である。このボトル本体33Yは、その周面を外側から内側に向けて突出する螺旋状の搬送突起33aがその円周面に沿うようにエンボス加工されている。また、ボトル本体33Yには、後述のY用のトナー供給部の駆動ギヤと噛み合う固定ギヤ37Yが一体的に設けられている。この固定ギヤ37Yは、ボトル本体33Yの周方向の全域にわたって複数の歯を有している。トナー供給部の駆動ギヤからの駆動力が固定ギヤ37Yに伝達されると、ボトル本体33Yの長手方向に延びる中心軸Aが回転中心軸となるように図中矢印Gの向きに回転される。これにより、ボトル本体33Y内のYトナーが搬送突起33aに沿ってボトルキャップ34Y側に向けて移動する。そして、上記開口部を通じて、ボトル本体33Y内からボトルキャップ34Y内に進入する。
【0021】
図5は、トナーボトル32Yの中心軸Aに沿ってトナー排出口を通るように切断したときの、上記ボトルキャップ34Yの周辺を示す断面図である。開口部Cを形成するボトル本体33Yの部分には、その周面にわたって係合突起33bが形成されている。一方、ボトルキャップ34Yには、その係合突起33bと固定ギヤ37Yとの間の凹部に嵌り込む係合突起34aが設けられている。そして、その凹部にボトルキャップ34Yの係合突起34aが嵌り込むようにボトルキャップ34Yをボトル本体33Yに取り付けることで、ボトル本体33Yの開口部Cがボトルキャップ34Yに覆われる。
【0022】
上記ボトルキャップ34Yは、ボトル本体33Yよりも少し径の小さな円柱状部材であり、その周面には、図4に示したように、把手35Yが一体的に設けられている。また、ボトルキャップ34Yの周面には、開閉シャッタ36Yがボトルキャップ34Yに対してボトル本体33Yの回転方向(正逆を問わない)に相対移動するのをガイドするガイドレール34bが形成されている。開閉シャッタ36Yは、ガイドレール34bに案内されながら、ボトルキャップ34Yの周面に沿ってボトル本体33Yの回転方向にスライドすることができる。なお、図示の状態では、開閉シャッタ36Yは、ボトルキャップ34Yの周面に設けられているトナー排出口Dを閉塞状態にする閉塞位置に位置決めされている。なお、トナー排出口Dは開口部Cに連通しているので、ユーザー等がトナーボトル32Yを取り扱うときに開閉シャッタ36Yが開いてしまうとYトナーがこぼれてしまう。よって、本実施形態では、図4に示したように付勢手段としてのバネ44によって開閉シャッタ36を閉塞位置に向かう向きに付勢し、ユーザー等の取り扱いによってYトナーが容易にこぼれないようになっている。
【0023】
次に、各トナーボトル32Y,32C,32M,32Kがセットされるトナー供給部のボトル支持部の構成について説明する。
図1は、トナーボトル32Yをボトルキャップ34Y側から見たときの正面図と、ボトルキャップ34Y側のボトル取付部31Yの壁面を取り除いた状態のボトル取付部31Yを示す部分断面図と、開閉扉である扉部材としての開閉カバー50の断面図を図示した説明図である。
上述のスタック部50aは、プリンタ筐体51の上部に設けられた開閉カバー50の上面になっている。作業者は、この開閉カバー50を開いて各トナーボトル32Y,32M,32C,32Kやボトル支持部31を露出させて、トナーボトルの交換作業を行うことになる。開閉カバー50の内側面には、この開閉カバー50を閉じたときにY用のトナーボトル32Yの把手35Yが内部に収容できる凹部Iが形成されている。なお、同図では、開閉カバー50の全領域のうち、Y用のトナーボトル32Yの上方部分しか示していないが、開閉カバー50の内側面には、他色のトナーボトル32M,32C,32Kに対してもそれぞれ凹部Iが設けられている。
【0024】
図6は、トナー供給部のボトル支持部31を示す斜視図である。ボトル支持部31は、4つのトナーボトル32Y,32M,32C,32Kをそれぞれ別々に取り付けるための収容器取付部を構成する収納ボックスとして、4つのボトル取付部31Y,31M,31C,31Kを有している。同図では、4つのトナーボトル32Y,32M,32C,32Kのうち、Y用のトナーボトル32Yが取り付けられる途中の状態を示したものである。
【0025】
以下、ボトル支持部31にY用のトナーボトル32Yをセットする流れについて説明する。
図7乃至図9は、トナーボトル32Yをボトルキャップ34Y側から見たときの正面図と、ボトルキャップ34Y側のボトル取付部31Yの壁面を取り除いた状態のボトル取付部31Yを示す部分断面図とを図示した説明図である。
図示のように、ボトルキャップ34Yの端面には、複雑な形状で湾曲する係合壁38Yが設けられている。ユーザー等の作業者は、図7に示すように、トナーボトル32YをY用のボトル取付部31Yにセットする際、ボトルキャップの把手35Yが鉛直方向真上に向くようにした姿勢で、図中矢印Eの向きからY用のボトル取付部31Yの上に載置される。この姿勢は、複雑な形状で湾曲する係合壁38Yの切れ目を鉛直方向下側に向ける姿勢でもある。かかる姿勢で載置されるトナーボトル32Yの係合壁38Yには、ボトル取付部31Yの係合突起39Yが上記切れ目を通って、係合壁38Yに囲まれた空間内に進入する(図8)。このとき、トナーボトル32Yはまだ正常にセットされた状態ではなく、そのボトルキャップ34Yの図示しないトナー排出口Dは、開閉シャッタ36Yによる閉塞状態のままである。
【0026】
ユーザー等の作業者は、このようにしてトナーボトル32YをY用のボトル取付部31Yの上に載置されたら、図8に示すように、開閉カバー50を閉じる。すると、これに連動して容器本体駆動手段としての駆動モータ41Yからの回転駆動力によってボトル本体33Yが図中矢印Gの向きに回転駆動する。このとき、ボトル本体33とボトルキャップ34との間に摩擦力が働くため、ボトルキャップ34Yにも図中矢印Fの向きに回転しようとする力が作用する。
一方で、ボトルキャップ34Yには、この回転しようとする力に抗する力として、バネ44の弾性力が働く。具体的に説明すると、このバネ44の弾性力は、ボトルキャップ34Yの周面に一体形成された第2ストッパ45bと、開閉シャッタ36Yとを互いに離す向きに働いている。開閉シャッタ36Yは、この弾性力によって第1ストッパ45aに押し付けられた状態となっている。この状態において、ボトルキャップ34Yが図中矢印Fの向きに回転すると、開閉シャッタ36Yも図中矢印Fの向きに回転しようとするが、開閉シャッタ36Yは、ボトル取付部31Yのシャッタ係止部31aに当接して、その回転を阻止される。そこから更にボトルキャップ34Yが回転すると、回転が阻止された開閉シャッタ36Yによってバネ44が圧縮し、その弾性力が第2ストッパ45bに伝わる。第2ストッパ45bに伝わる弾性力は、ボトルキャップ34Yの図中矢印Fの向きに回転しようとする回転力に抗する力として働く。
本実施形態では、ボトル本体33とボトルキャップ34との間に摩擦力がバネ44の弾性力を上回るように設定されている。したがって、ボトルキャップ34Yは、ボトル本体33Yの回転に伴ってバネ44の弾性力に抗して図中矢印Fの向きに回転することができる。
【0027】
このようにしてボトルキャップ34Yが回転すると、シャッタ係止部31aによって回転が阻止された開閉シャッタ36Yは、ボトルキャップ34Yに対して図中反時計回りに相対移動する。そして、図9に示すように、開閉シャッタ36Yがバネ44を介して第2ストッパ45bに当接する位置まで相対移動すると、それまで開閉シャッタ36Yによって閉塞状態にあったトナー排出口Dが鉛直方向下側を向き、露出した状態になる。一方、開閉シャッタ36Yがバネ44を介して第2ストッパ45bに当接する位置まで相対移動すると、ボトルキャップ34Yの回転が阻止され、ボトルキャップ34Yはこれ以上回転することはできないくなる。よって、その後、ボトル本体33Yが回転しても、ボトルキャップ34Yは、図9に示す回転位置に保持される。以上により、トナーボトル32Yのボトル取付部31Yへのセットが完了する。
【0028】
一方、ボトル取付部31Yからトナーボトル32Yを取り出す場合、ユーザー等の作業者は、まず、所定の操作部を操作して、トナーボトルを交換する旨の指示を入力する。この指示は、本プリンタ本体に設けられた図示しない制御部に送られる。これを受けた制御部は、駆動モータ41Yを制御して、ボトル本体33Yを図中矢印Gの向きとは逆向きに回転駆動させる。これにより、ボトル本体33とボトルキャップ34との間に摩擦力により、ボトルキャップ34Yも図中矢印Fの向きとは逆向きに回転しようとする。加えて、ボトルキャップ34Yにはバネ44の復元力も図中矢印Fの向きとは逆向きに回転させる力として作用する。よって、駆動モータ41Yがちょっとだけ回転駆動すれば、ボトルキャップ34Yは図中矢印Fの向きとは逆向きに回転する。そして、駆動モータ41Yの駆動力により、ボトルキャップ34Yに設けられた把手35Yが開閉カバー50の凹部Iの内壁面(回転規制面)に当接するまで、ボトル本体33Yを回転させる。また、この回転によりボトルキャップ34Yが回転すると、ボトルキャップ34Yに対して開閉シャッタ36Yが相対移動する。これにより、開閉シャッタ36Yによってトナー排出口Dが閉塞状態になる。なお、把手35Yが凹部Iの内壁面に当接した後は、ボトルキャップ34Yの回転が阻止された状態でボトル本体33Yは回転することになる。
その後、制御部が開閉カバー50を開けてもよい旨を作業者に報知すると、その報知に従って、作業者は開閉カバー50を開け、トナーボトル32Yを取り出せばよい。
【0029】
図10は、トナー排出口Dを通るように、トナーボトル32Yをその中心軸Aに対して直交する方向に切断したときの断面図である。なお、図10(a)は、図7及び図8に示した姿勢のトナーボトル32Yを示し、図10(b)は、図9に示した姿勢のトナーボトル32Yを示している。図10(a)及び図10(b)により、ボトル本体33Yの回転に伴ってボトルキャップ34Yが図中矢印Fの向きに回転すると、それまで開閉シャッタ36Yにより閉塞状態にあったトナー排出口Dが露出して、鉛直方向下側に位置するのがわかる。このように鉛直方向下側に向いたトナー排出口Dの下方には、図示しないトナー搬送パイプがそのトナー受入口を鉛直方向上側に向けて配置されている。よって、トナー排出口Dから排出されたYトナーは、自重によってトナー搬送パイプ内に落下する。
【0030】
次に、トナー供給部の構成及び動作について説明する。
図11は、本プリンタ100におけるY、M、C、K用のトナー供給部40Y,40M,40C,40Kの一部を示す斜視図である。これらのトナー供給部40Y,40M,40C,40Kは、取り扱うトナーの色が互いに異なる点以外が、それぞれほぼ同様の構成となっている。Yトナーを取り扱うY用のトナー供給部40Yを例にすると、次のような構成である。
【0031】
すなわち、トナー供給部40Yは、駆動モータ41Y、駆動ギヤ42Y、トナー搬送パイプ43Yなどを備えている。また、図示を省略しているが、上述のY用のボトル支持部31Yも備わっている。上述のようにしてY用のボトル支持部31Yにトナーボトル32Yが載置されると、そのボトル本体33Yの固定ギヤ37Yに上記駆動ギヤ42Yが噛み合う。そして、駆動モータ41Yによって駆動ギヤ42Yが回転すると、その回転駆動力が固定ギヤ37Yを介してボトル本体33Yに伝わり、ボトル本体33が図中矢印Gの向きに回転する。この回転により、ボトルキャップ34Yも回転し、開閉シャッタ36Yがボトルキャップ34Yに対して相対移動してトナー排出口Dが開口状態になる。一方、ボトル本体33が回転すると、ボトル本体33Yに収容されているYトナーは、その内部を開口部A側(図中手前側)に移動し、ボトルキャップ34Yの内部空間に入り込む。そして、ボトルキャップ34Yのトナー排出口Dから排出されて、トナー搬送パイプ43Yに落下する。このトナー搬送パイプ43Y内には、図示しない樹脂製のコイルが内設されており、これも駆動モータ41Yによって回転駆動されるようになっている。樹脂製のコイルは、トナー排出口Dから受け入れたYトナーを、トナー搬送パイプ43Y内に沿って搬送して、図示しないY用の現像装置内に供給する。
【0032】
以上のように、本参考例1によれば、トナーボトルを交換する場合、ユーザー等の作業者が所定の操作をすると、駆動モータ41Yが回転駆動し、開閉シャッタ36Yによってトナー排出口Dが自動的に閉塞状態になる。よって、作業者は、トナーボトル32Yを取り出す際には、トナー排出口Dを閉塞状態にするための作業を行うことなく、単に、所定の操作をし、開閉カバー50を開けて空になったトナーボトル32Yをボトル取付部31Yから取り出すだけでよい。一方、新しいトナーボトル32Yをボトル取付部31Yにセットする際には、作業者は、所定の姿勢でトナーボトル32Yをボトル取付部31Yに載置し、開閉カバー50を閉じれば、これに連動して駆動モータ41Yが回転駆動し、開閉シャッタ36Yによって閉塞状態になっっていたトナー排出口Dが自動的に開口状態になる。よって、作業者は、トナーボトル32Yをセットする際には、トナー排出口Dを開口状態にするための作業を行うことなく、単に、新しいトナーボトル32Yをボトル取付部31Yに載置して開閉カバー50を閉じるだけでよい。したがって、トナーボトル32Yの交換作業が非常に簡単となり、利便性が向上するとともに、ユーザーが不適切な作業を行うきとによる不測の事態が生じるのも効果的に防止することができる。
【0033】
なお、本参考例1では、ユーザー等の作業者が所定の操作をすることで、自動的にトナー排出口Dが自動的に閉塞状態になる構成となっているが、開閉カバー50を開く動作に連動して駆動モータ41Yを駆動させてトナー排出口Dが自動的に閉塞状態になる構成としてもよい。この場合、ユーザー等の作業者は、所定の操作をもする必要がなくなる。ただし、この構成においては、トナーボトルの交換以外に、ジャムした転写紙を取り除く作業なども、開閉カバー50を開いて行う構成であると、開閉カバー50を開けるたびにトナーボトルが駆動してしまう。よって、この点では、上記参考例1で説明した構成の方が優れている。
また、本参考例1では、トナーボトルを交換する旨の指示を受けた制御部は、すべてのトナーボトルを駆動させる構成となっているが、空になっているトナーボトルだけを駆動させる構成としてもよい。この場合、制御部は、各トナーボトルの残量を検知した結果に基づいて空になっているトナーボトルについてのみ回転させ、空になっていないトナーボトルは回転させないように、各駆動モータ41を制御する。これにより、空になっていないトナーボトルが誤って作業者により取り出されるのを防止することが可能となる。
【0034】
〔構成例2〕
次に、トナー供給装置に関する他の構成例(以下、本構成例を「構成例2」という。)について説明する。なお、本構成例2は、ボトルキャップ34Yに設けられる把手135Yの形状及び開閉カバー50の内側面の形状が異なる以外は、上記参考例1と同様であるため、上記参考例1と同様の部分については説明を省略する。
図12は、本構成例2におけるトナーボトル132を示す斜視図である。このトナーボトル132のボトルキャップ34Yに設けられる把手135Yには、その本体部分から長手方向両側に突出した第1係合部としての突起部135aが設けられている。
図13(a)及び(b)は、トナーボトル132Yをボトルキャップ34Y側から見たときの正面図と、ボトルキャップ34Y側のボトル取付部31Yの壁面を取り除いた状態のボトル取付部31Yを示す部分断面図とを図示した説明図である。この開閉カバー150の内側面には、ボトルキャップ34Yの把手135Yに設けられた突起部135aが入り込むことができる第2係合部としての凹部Kが形成されている。
【0035】
本構成例2においては、ユーザー等の作業者がトナーボトルを交換する場合、まず、所定の操作部を操作して、トナーボトルを交換する旨の指示を入力する。この指示は、本プリンタ本体に設けられた図示しない制御部に送られる。これを受けた制御部は、駆動モータ41Yを制御して、ボトル本体33Yを図中矢印G’の向きに回転させる。この回転により、上述したように、ボトルキャップ34Yは図中矢印F’の向きに回転する。制御部は、図13(b)に示すように、ボトルキャップ34Yに設けられた把手135Yの突起部135aが開閉カバー150の凹部Kの内壁面(回転規制面)に当接するまで、駆動モータ41Yによりボトル本体33Yを回転させる。この回転により、上述したように開閉シャッタ36Yによってトナー排出口Dが閉塞状態になる。
【0036】
その後、制御部が開閉カバー150を開けてもよい旨を作業者に報知すると、その報知に従って、作業者は開閉カバー150を開ける。すると、この開く動作に連動して、把手135Yの突起部135aが開閉カバー150の凹部K内に設けられた係合溝150aに入り込む。そして、開閉カバー150が開いたときには、そのトナーボトル32Yは、開閉カバー150の内側面にぶら下がった状態になる。したがって、作業者は、そのぶら下がった状態のトナーボトル32Yを開閉カバー150から取り外せば、空のトナーボトル32Yをボトル取付部31Yから容易に取り出すことができる。
しかも、本構成例2では、トナーボトルを交換する旨の指示を受けた制御部は、各トナーボトルの残量を検知した結果に基づいて空になっているトナーボトルについてのみ回転させ、空になっていないトナーボトルは回転させない。よって、作業者が開閉カバー150を開けたときには、空のトナーボトルだけがぶら下がった状態になっている。したがって、作業者は、どのトナーボトルが空なのかを迷うことなく把握することができるので、利便性が高い。
【0037】
〔参考例3〕
次に、トナー供給装置に関する他の参考例(以下、本参考例を「参考例3」という。)について説明する。なお、本参考例3は、ボトル支持部31の構成以外は、上記参考例1と同様であるため、上記参考例1と同様の部分については説明を省略する。
図14(a)及び(b)は、トナーボトル32Yをボトルキャップ34Y側から見たときの正面図と、ボトルキャップ34Y側のボトル取付部31Yの壁面を取り除いた状態のボトル取付部31Yを示す部分断面図と、開閉カバー50の断面図を図示した説明図である。各図では、ボトル取付部31Yの底部側壁の一部を破断して、ボトル取付部31Yの内部が見える状態にしてある。ボトル取付部31Yの内部には、その底面に剤収容器移動手段としての押出手段であるスプリング252が設けられている。このスプリング252は、トナーボトル32Yが載置される載置台253とボトル取付部31Yの内部底面との間に設けられている。
【0038】
本参考例3では、このスプリング252は、トナーボトル32Yのボトル本体33Y内のトナー量が一定量以上収容されているときには、そのトナーボトル32Yの自重によって受ける抗力により、完全に圧縮した状態が維持される。一方、ボトル本体33Y内のトナーが空であるときには、そのトナーボトル32Yの自重によって受ける抗力に抗して復元し、図14(b)に示すように、トナーボトル32Yを持ち上げる。なお、トナー排出口Dが開口状態にあるときには、図14(a)に示すように、ボトルキャップ34Yの端面に設けられた係合壁38Yがボトル取付部31Yの係合突起39Yと係合状態にあるので、スプリング252の弾性力が働いていても、トナーボトル32Yは持ち上がらない。すなわち、本参考例3においては、係合壁38Yと係合突起39Yとによって剤収容器保持手段が構成されている。
【0039】
本参考例3において、トナーボトルを交換する場合、ユーザー等の作業者が開閉カバーを開けると、これに連動して各トナーボトル32Y,32M,32C,32Kの駆動モータ41がすべて回転駆動し、各トナーボトルのトナー排出口Dを自動的に閉塞状態にする。また、ボトルキャップ34Yの係合壁38Yとボトル取付部31Yの係合突起39Yとの係合状態が解除される。よって、例えば、Y用のトナーボトル32Yだけが空になっている場合には、このトナーボトル32Yだけがスプリング252の弾性力によって押し上げられ、残りの空になっていないトナーボトル32M,32C,32Kは押し上げられない。したがって、作業者が開閉カバー50を開けると、空になっているトナーボトルだけが飛び出した位置にあるので、作業者は、どのトナーボトルが空なのかを迷うことなく把握することができる。しかも、取り出すべき空のトナーボトルが他のトナーボトルよりも飛び出しているので、作業者が空のトナーボトルを掴みやすく、空のトナーボトルを取り出す作業が容易になる。したがって、作業者の利便性を高めることができる。
【0040】
以上、本実施形態に係るプリンタは、像担持体である感光体1に可視像であるトナー像を形成する可視像形成手段として、プロセスカートリッジ6や露光装置7を備えている。また、本プリンタには、内部に画像形成剤としてのトナーを収容し、かつ、長手方向一端面に開口部Cを有する長尺な容器本体であるボトル本体33を備えた剤収容器としてのトナーボトル32,132を有する剤供給装置としてのトナー供給装置40が設けられている(以下の説明でも色分け符号については省略する。)。トナーボトル32,132には、上記開口部Cを覆うようにボトル本体33に対して取り付けられ、かつ、その長手方向に対して直交する方向の周面に開口部Cに連通した剤排出口としてのトナー排出口Dを有する蓋部材としてのボトルキャップ34が設けられている。また、トナーボトル32,132には、トナー排出口Dを閉塞状態又は開口状態にする開閉シャッタ36も設けられている。トナー供給装置40は、トナーボトル32,132が取り付けられる収容器取付部であるボトル取付部31を備えている。また、このボトル取付部31に取り付けられたトナーボトルのボトル本体33を長手方向に延びる中心軸Aが回転中心軸となるように回転させる容器本体駆動手段としての駆動モータ41も備えている。駆動モータ41によりボトル本体33を回転させることで、ボトル本体33内のトナーを開口部C側に移動させ、ボトルキャップ34のトナー排出口Dを通じて排出し、これを剤供給対象である現像装置5に供給する。
そして、本プリンタのトナー供給装置40は、開閉シャッタ36によってトナー排出口Dが閉塞状態となっているトナーボトル32,132がボトル取付部31に取り付けられた後、駆動モータ41によりそのトナーボトルのボトル本体33を回転することで、そのトナー排出口Dが開口状態になるように構成されている。したがって、ユーザーは、ボトル取付部31に新しいトナーボトル32,132をセットする際に、閉塞状態となっているトナー排出口Dを開口状態にするための作業を行う必要がなくなり、利便性が向上し、その作業を行うことにより不測の事態が生じることもなくなる。
また、本プリンタのトナー供給装置40は、上記ボトル取付部31に取り付けられたトナーボトル32,132をボトル取付部31から取り出す前に、駆動モータ41によりそのトナーボトルのボトル本体33を回転することでトナー排出口Dが閉塞状態になるように構成されている。したがって、ユーザーは、ボトル取付部31から空のトナーボトル32,132を取り出す際に、開口状態となっているトナー排出口Dを閉塞状態にするための作業を行う必要がなくなり、利便性が向上し、その作業を行うことにより不測の事態が生じることもなくなる。
また、上記構成例2及び上記参考例3で説明したトナー供給装置40には、駆動モータ41によりトナーボトル32,132のボトル本体33を回転してトナー排出口Dが閉塞状態になった後、そのトナーボトルをボトル取付部31から取り出しやすい別の位置へ移動させる剤収容器移動手段が設けられている。この剤収容器移動手段は、上記構成例2では開閉カバー150の内側面に形成された凹部Kと、ボトルキャップ34Yの把手135Yに設けられた突起部135aとから構成され、上記参考例3ではスプリング252によって構成されている。このような剤収容器移動手段を備えることにより、トナーボトル32,132をボトル取付部31から取り出す際の作業が容易となり、更に利便性が高まる。
特に、上記構成例2では、ボトル取付部31は、トナーボトル132を内部に収納する収納ボックスと、その収納ボックスの開口部を開閉する扉部材としての開閉カバー150とを有している。そして、開閉カバー150の開く動作に連動して、収納ボックス内のトナーボトル132を上記別の位置へ移動させる。よって、作業者は、開閉カバー150を開くだけで、収納ボックス内のトナーボトル132を上記別の位置へ移動させることができ、この移動のために特別な作業を行う必要がない。
しかも、上記構成例2では、トナーボトル32,132に設けられる第1係合部としての突起部135aと、開閉カバー150に設けられる第2係合部としての凹部Kは、トナー排出口Dが閉塞状態のときには互いに係合し、トナー排出口Dが開口状態のときには係合しないように構成されている。よって、このような簡単な構成により、開閉カバー150の開く動作に連動して収納ボックス内のトナーボトル132を上記別の位置へ移動させることができ、上述した効果を得ることができる。
また、上記参考例3のトナー供給装置40は、ボトル取付部31に取り付けられたトナーボトル32を所定の位置に保持する剤収容器保持手段としての係合壁38Y及び係合突起39Yを備えている。また、ボトル取付部31の内部からトナーボトル32を取り出す方向にトナーボトル32を押し出す押出手段としてのスプリング252も備えている。そして、このスプリング252は、トナーボトルのボトル本体33内のトナーが一定量以上収容されているときにトナーボトル32の自重によって受ける抗力よりも小さく、かつ、ボトル本体33内のトナーが空であるときにトナーボトル32の自重によって受ける抗力よりも大きい押出力を有する。よって、上述したように、作業者は、どのトナーボトルが空なのかを迷うことなく把握することができ、しかも、空のトナーボトルが掴みやすいので、作業者の利便性を高めることができる。
【0041】
なお、上記実施形態では、剤収容器たるトナーボトルに画像形成剤としてトナーを収容した例について説明したが、次のようなものを画像形成剤として場合でも、本発明の適用が可能である。すなわち、トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤、トナーと液体キャリアとを含有する液体現像剤、磁性キャリア、液体キャリアなどである。また、上記実施形態では、電子写真方式の画像形成装置について説明したが、直接記録方式など、他の方式によって画像を形成する画像形成装置にも、本発明の適用が可能である。この直接記録方式とは、潜像担持体によらず、トナー飛翔装置からドット状に飛翔させたトナー群を記録体や中間記録体に直接付着させて画素像を形成することで、画像を直接形成する方式である。
【0042】
【発明の効果】
請求項1乃至8の発明によれば、ユーザー等の作業者がトナーボトル32,132の交換等を行う際に、トナー排出口Dを開口状態又は閉塞状態にするための作業を行う必要がなくなるので、ユーザーの利便性が向上するとともに、ユーザーの不適切な作業による不測の事態の発生を抑制することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の参考例におけるプリンタのY用トナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図と、開閉カバーの断面図を図示した説明図。
【図2】 同プリンタを示す概略構成図。
【図3】 同プリンタのY用のプロセスカートリッジと、その周囲とを示す拡大構成図。
【図4】 同トナーボトルを示す斜視図。
【図5】 同トナーボトルの中心軸に沿ってトナー排出口を通るように切断したときのボトルキャップ周辺を示す断面図。
【図6】 同トナーボトルを支持するボトル支持部と4つのトナーボトルとを示す斜視図。
【図7】 同トナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部の壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図とを図示した説明図(ボトル載置前)。
【図8】 同トナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部の壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図とを図示した説明図(ボトル載置後)。
【図9】 同トナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部の壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図とを図示した説明図(セット完了時)。
【図10】 (a)及び(b)は、トナー排出口を通るように同トナーボトルをその中心軸に対して直交する方向に切断したときの断面図。
【図11】 同トナーボトルがセットされるY、M、C、K用のトナー供給装置の一部を示す斜視図。
【図12】 構成例2におけるトナーボトルを示す斜視図。
【図13】 (a)及び(b)は、同トナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部の壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図とを図示した説明図。
【図14】 (a)及び(b)は、構成例2におけるトナーボトルをボトルキャップ側から見たときの正面図と、ボトルキャップ側のボトル取付部の壁面を取り除いた状態のボトル取付部を示す部分断面図とを図示した説明図。
【図15】 (a)は、従来のトナーボトルを示す斜視図。
(b)は、同トナーボトルの中心軸に沿ってトナー排出口を通るように切断したときのボトルキャップ周辺を示す断面図。
【符号の説明】
1 感光体
5 現像装置
6 プロセスカートリッジ
7 露光装置
8 中間転写ベルト
31a シャッタ係止部
31 ボトル取付部
32,132 トナーボトル
33 ボトル本体
34 ボトルキャップ
35,135 把手
36 開閉シャッタ
40 トナー供給装置
50,150 開閉カバー
135a 突起部
150a 係合溝
252 スプリング
C 開口部
D トナー排出口
I,K 凹部
J 挿脱用開口
Claims (3)
- 内部に画像形成剤を収容し、かつ、長手方向一端面に開口部を有する長尺な容器本体と、該開口部を覆うように該容器本体に対して取り付けられ、かつ、該長手方向に対して直交する方向の周面に該開口部に連通した剤排出口を有する蓋部材と、該剤排出口を閉塞状態又は開口状態にする開閉シャッタとをそれぞれ備えた複数の剤収容器と、
該複数の剤収容器を内部に収納する収納ボックス、及び、該収納ボックスの開口部を開閉する扉部材を備えた収容器取付部と、
該収容器取付部に取り付けられた該複数の剤収容器の容器本体を該長手方向に延びる中心軸が回転中心軸となるようにそれぞれ個別に回転させる容器本体駆動手段とを有し、
該容器本体駆動手段により該複数の剤収容器の容器本体を回転させることで、該容器本体内の画像形成剤を該開口部側に移動させ、該蓋部材の剤排出口を通じて排出し、これを剤供給対象に供給する剤供給装置において、
上記開閉シャッタによって上記剤排出口が閉塞状態となっている剤収容器が上記収容器取付部に取り付けられた後、上記容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転することで該剤排出口が開口状態になるように構成し、かつ、該収容器取付部に取り付けられた剤収容器を該収容器取付部から取り出す前に、該容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転することで該剤排出口が閉塞状態になるように構成するとともに、
空になっていることが検知された剤収容器についてのみ、該容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を回転して該剤排出口が閉塞状態になった後、上記収容器取付部の上記扉部材の開く動作に連動して、該収容器取付部の上記収納ボックス内の該剤収容器を該収容器取付部から取り出しやすい別の位置へ移動させる剤収容器移動手段を設け、
該剤収容器移動手段は、上記複数の剤収容器それぞれに設けられる第1係合部と、各第1係合部にそれぞれ対応する上記扉部材に設けられた複数の第2係合部とからなり、該第1係合部と該第2係合部とは上記剤排出口が閉塞状態のときには係合し、該剤排出口が開口状態のときには係合しないように構成されていることを特徴とする剤供給装置。 - 請求項1の剤供給装置において、
上記容器本体駆動手段は、上記複数の剤収容器それぞれの容器本体を正逆回転可能に構成されており、
上記開閉シャッタによって上記剤排出口が閉塞状態となっている剤収容器が上記収容器取付部に取り付けられた後、上記容器本体駆動手段により該剤収容器の容器本体を上記剤排出口を閉塞状態にする向きとは逆向きに回転することで、該剤排出口が開口状態になるように構成したことを特徴とする剤供給装置。 - 像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、
画像形成剤を該可視像形成手段が有する剤供給対象に供給する剤供給手段とを備えた画像形成装置において、
上記剤供給手段として、請求項1又は2の剤供給装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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