JP4294464B2 - 粉体搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)粉体を重力に逆らって搬送することによる不具合を解消する。
(2)粉体収容部と搬送先とのレイアウト自由度を悪化させることなく、搬送管内から搬送先に粉体を一気に流れ込ませることによる不具合を抑える。
また、請求項2の発明は、請求項1の粉体搬送装置において、上記搬送管として、上記屈曲部に対して上記搬送先側で隣設している部位の水平からの傾斜角が30[°]以内であるものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、粉体たるトナーを用いてトナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー収容部から該トナー像形成手段にトナーを搬送するトナー搬送装置とを備える画像形成装置において、上記トナー搬送装置として、請求項1又は2の粉体搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記トナー像形成手段として、少なくとも、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像器とが1つのユニットとして画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された画像形成ユニットを有するものを用いるとともに、粉体収容部たる上記トナー収容部を該ユニットとは別に画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とするものである。
また、搬送管内において、たとえ粉体を粉体収容部側から搬送先側に向けて重力方向に勢い良く流しても、搬送先に到達させる前の管屈曲箇所でその進路の勾配を緩やかにするため、粉体の流れの勢いを搬送先の手前で弱めることができる。そして、このことにより、搬送管の長さを比較的大きくしていても、搬送管内から搬送先に粉体を一気に流れ込ませることによる不具合を抑えることができる。
また、搬送管の長さを比較的大きくして粉体収容部と搬送先とを遠く離したレイアウトを採用することが可能になるので、両者のレイアウト自由度を悪化させることがない。
よって、上述した(1)及び(2)の事項を何れも実現することができる。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例にすると、図2に示すように、ドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像器5Y等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
このようなTセンサによる検知結果に基づくトナー濃度制御に代えて、他の検知結果に基づくトナー濃度制御を実施させてもよい。例えば、各プロセスカートリッジ(6Y,M,C,K)について、それぞれ感光体の非画像領域に形成した基準トナー像の画像濃度を光学センサで検知させ、この検知結果をトナー濃度制御に用いるようにしてもよい。
図7は、Y用のトナー搬送装置40Yの一部を示す拡大構成図である。トナーボトル32Yのキャップ部34Yに設けられた図示しないトナー排出口から排出されたYトナーは、搬送管43Y内に受け入れられる。この搬送管43Yは、トナー排出口からのYトナーを受け入れるための受入部A、ボトル側から搬送先たる図示しない現像器側に向けて真っ直ぐに直線下降部B、これよりも水平からの傾斜角をより小さくするように屈曲する屈曲部Cを有している。また、図示しない現像器に連結する連結部Dも有している。屈曲部Cが形成されていることで、これよりも下流側で現像器に連結する連結部Dにおける水平からの傾斜角度が、直線下降部Bよりも大幅に低減されていることがわかる。搬送管43Y内では、たとえ直線下降部BでYトナーがボトル側から現像器側に向けて重力方向に勢い良く流れても、現像器に到達する前に屈曲部Cでその進路の勾配が緩やかになる。このため、Yトナーの流れの勢いが現像器の手前で弱められる。かかる構成のトナー搬送装置40Yでは、先に図6に示したようにトナーボトル32Yとプロセスカートリッジ6Yとの間に中間転写ユニット15を介在させるほど搬送管43Yの長さを大きくしていても、現像器の手前でYトナーの流れを弱めることができる。そして、このことにより、搬送管43Y内からプロセスカートリッジ6Yの現像器にYトナーを一気に流れ込ませることによる不具合を抑えることができる。また、搬送管43Yの長さを比較的大きくしていることで、トナーボトル32Yとプロセスカートリッジ6Yとを遠く離したレイアウトを採用することが可能になっている。このことにより、トナーボトル32Yとプロセスカートリッジ6Yとを近接配設することによるレイアウト自由度の悪化を解消することもできる。なお、他色のトナー搬送装置(40M,C,K)も同様の構成になっている。
プロセスカートリッジ6Yが装着されていない時、トナー搬送装置43Yは図13に示すような状態になっている。また、プロセスカートリッジ6Yは図15に示すような状態になっている。搬送パイプ43Yは、スプリング46Yで付勢した開口部シャッタ47Yによって、開口部45Yを閉じている。また、プロセスカートリッジ6Yは、スプリング66Yで付勢した開口部シャッタ67Yによって、補給口62Yを閉じている。
また、ボトル側から現像器側へ向かう移動力を搬送管内のトナーに付与する移動力付与手段たるコイル(例えば44Y)を配設しているので、搬送管内のトナーをより確実に搬送することができる。更に、このコイルについて、屈曲部Cにおける移動力付与能力と、他の管箇所(A,B,D)における移動力付与能力とを異ならせているので、屈曲部C内におけるトナー塊の発生を抑えたり、摩耗によるトナー劣化を抑えたりすることができる。
また、搬送管の屈曲部Cの内径を他の管箇所の内径よりも大きくしているので、このことによっても、屈曲部C内におけるトナー塊の発生を抑えたり、摩耗によるトナー劣化を抑えたりすることができる。
また、トナー像形成手段として、感光体と現像器とが1つのユニットとしてプリンタ本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ(6Y、M、C、K)を用いるとともに、トナー収容部たるトナーボトル(32Y,M,C,K)をカートリッジとは別にプリンタ本体に対して着脱可能に構成している。かかる構成では、トナーボトルを交換する際に、わざわざプロセスカートリッジを取り外さなければならないといった手間を解消することができる。
5Y 現像器(搬送先)
6Y,M,C,K プロセスカートリッジ(トナー像形成手段の一部、画像形成ユニット)
7 露光装置(トナー像形成手段の一部)
32Y,M,C,K トナーボトル(トナー収容部)
40Y、M、C、K トナー搬送装置(粉体搬送装置)
43Y 搬送管
44Y コイル(移動力付与手段)
θ 傾斜角
Claims (4)
- 粉体を収容する粉体収容部と、粉体を該粉体収容部からこれよりも下方にある搬送先に導くための搬送管と、該搬送管内に配設され自らの回転によって該搬送管内の粉体に対して該粉体収容部側から該搬送先側へ向かう移動力を付与するコイルとを備え、該粉体収容部内の粉体を該搬送管に通して該搬送先まで搬送する粉体搬送装置において、
上記搬送管に、上記粉体収容部側から上記搬送先側に向けて下方に延びる部位と、該部位よりも上記搬送先側に位置し、水平からの傾斜角を該部位よりも小さくするように屈曲する屈曲部とを設け、
該屈曲部の内径を、上記搬送管の屈曲していない部位である非屈曲部の内径よりも大きくし、
且つ、上記コイルとして、湾曲や伸縮をさせずに自然に一直線状の姿勢をとらせた状態で、軸線方向にて螺旋ピッチが比較的短くなる箇所と比較的長くなる箇所とを設けたものであって、後者の箇所を上記搬送管の屈曲部に位置させるようにしたもの、を用いたことを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1の粉体搬送装置において、
上記搬送管として、上記屈曲部に対して上記搬送先側で隣設している部位の水平からの傾斜角が30[°]以内であるものを用いたことを特徴とする粉体搬送装置。 - 粉体たるトナーを用いてトナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー収容部から該トナー像形成手段にトナーを搬送するトナー搬送装置とを備える画像形成装置において、
上記トナー搬送装置として、請求項1又は2の粉体搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、
上記トナー像形成手段として、少なくとも、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像器とが1つのユニットとして画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された画像形成ユニットを有するものを用いるとともに、粉体収容部たる上記トナー収容部を該ユニットとは別に画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
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