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JP4157289B2 - 情報サービスシステム - Google Patents

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JP4157289B2
JP4157289B2 JP2001309295A JP2001309295A JP4157289B2 JP 4157289 B2 JP4157289 B2 JP 4157289B2 JP 2001309295 A JP2001309295 A JP 2001309295A JP 2001309295 A JP2001309295 A JP 2001309295A JP 4157289 B2 JP4157289 B2 JP 4157289B2
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誠治 佐藤
伸佳 石野
正樹 橋浦
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の複数地域に設置された情報サービスステーションから携帯情報端末を介して、地域特有のサービス情報を無線通信により、取得して確認することができる情報サービスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、所定の複数地域に設置された情報サービスステーションから携帯情報端末を介して地域特有のサービス情報を無線通信により取得して確認することができる情報サービスシステムに関する技術は、いろいろ提案されている。
【0003】
例えば、特開2000−324542号では、携帯情報端末から要求した各種情報を情報サービスステーションを介して光通信により、サービス情報を携帯情報端末に取得するシステムが提案されている。
【0004】
また、特願2001−017191号では、携帯端末から無線通信により信号機制御装置と通信を行い、信号機を制御し青信号の点灯時間の延長を行い、結果を携帯端末で確認できるシステムが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記記載の技術においては、なお以下のような課題を有している。
【0006】
特開2000−324542号のシステムでは、光通信のみを用いた場合に操作者が情報サービスステーションの設置場所を探す必要がある。また、サービスを受けるためには、そのサービス情報の送受信が終了するまで、情報サービスステーションに携帯情報端末を向けておく必要があり、通信するデータ量が多い場合、その状態を保つのが困難であるという問題を有している。
【0007】
特願2001−017191号のシステムでは、近くにある信号機が、携帯情報端末から制御できる信号機かどうかをあらかじめ知っておく必要があり、さらに、操作ボタンにより制御する方式では、操作者の手が不自由な場合、操作が困難であるという問題を有している。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、操作者が、街角で情報サービスステーションを探す必要が無く、常に情報サービスステーションに携帯情報端末を向けておく必要が無く、青信号の点灯時間の延長操作も、操作ボタンを押さずに制御することを可能にした、ユーザフレンドリーな情報サービスシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも通信ユニットと通信制御部で構成された指向性のない無線通信手段と、その無線通信手段の通信制御部に電源を供給する第1の電源供給ラインと、指向性のある無線通信手段と、その無線通信手段に電源を供給する第2の電源供給ラインとを備え、前記指向性のない無線通信手段にて複数のサービスステーションで構成される通信先との通信確立ができた場合のみ、前記指向性のある無線通信手段による一つのサービスステーションとの通信を可能とする情報端末であって、前記通信ユニットは、所定の通信相手に対して指向性のない無線通信手段による通信が可能かどうかを判定し、通信可能である場合にのみ前記通信制御部に電源が供給されるよう第1の電源供給ラインを制御し、前記通信制御部は、前記所定の通信相手から取得した情報に基づき前記指向性のある無線通信手段に電源が供給されるよう第2の電源供給ラインを制御し、前記指向性のある無線通信手段は、前記情報端末が前記所定の通信相手に向けられた場合に前記所定の通信相手と通信を開始し、更に所定の時間または所定の回数の間前記所定の通信相手と通信を継続できた場合に所定の要求信号の送信を行うことを特徴とする情報端末である。
また、別の観点によれば、(1)本発明の情報サービスシステムは、複数の情報端末と通信する第1無線通信手段と第2無線通信手段とを有し、前記複数の情報端末をそれぞれ識別可能であり、各種サービス情報を記憶するサービス情報記憶部とを備えた情報サービスステーションと、前記情報サービスステーションと通信する第3無線通信手段と第4無線通信手段とを有し、前記情報サービスステーションと通信することで前記各種サービス情報を取得する情報端末と、から構成され、前記第1無線通信手段及び第3無線通信手段は、指向性のない無線通信手段であり、前記第2無線通信手段及び第4無線通信手段は、指向性のある無線通信手段であり、前記情報端末から制御対象となる電子機器を特定して通信するために使用され、前記第1無線通信手段を用いて前記情報サービスステーションが有する前記第1無線通信手段の通信可能エリア内に、前記第3無線通信手段を備えた情報端末が存在することを情報サービスステーションが認知したときに、前記情報端末は、前記第3無線通信手段にて前記情報サービスステーションと通信を行ない、前記情報サービスステーションの周辺に存在し制御可能な電子機器の情報を取得し、この取得した情報に基づいて、前記第4無線通信手段にて制御対象となる電子機器を指定し、この指定された電子機器と、前記第3無線通信手段または第4無線通信手段によって通信を行うことで、この電子機器を制御する、ことを特徴とするものである。
【0010】
上述したような構成としているので、第1無線通信手段と第2無線通信手段を必要に応じて使い分けるすることができ、それぞれの特徴を有効に利用することが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0011】
(2)本発明の情報サービスシステムは、通信回線と接続する機能を有する回線接続手段と、各種サービス情報を記憶したデータベースと、を有するサーバを備え、さらに、前記情報サービスステーションは前記サーバと通信するための通信回線に接続する機能を有する回線接続手段を備え、前記サーバは、前記情報端末または情報サービスステーションからの要求に応じたサービス情報を前記データベースで検索し、この検索結果を前記情報端末または情報サービスステーションに送信する、ことを特徴とするものである。
【0012】
上述したような構成としているので、サーバに記憶された各種情報を情報サービスステーションや携帯情報端末に送り利用することと、携帯情報端末や情報サービスステーションから各種情報をサーバに送り記憶させることが可能となる。
【0013】
(3)本発明の情報サービスシステムは、前記第2無線通信手段及び第4無線通信手段が、指向性のある光通信を行う、ことを特徴とするものである。
【0014】
上述したような構成としているので、一般的に使用されている安価な素子を使用し、システムを低価格化することが可能となる。
【0015】
(4)本発明の情報サービスシステムは、前記第2無線通信手段及び第4無線通信手段での光通信が、IrDAControl方式の赤外線通信である、ことを特徴とするものである。
【0016】
上述したような構成としているので、第2無線通信手段は、家庭電化製品のリモコン素子を用いるより伝送距離が長くなり、双方向のデータ通信を行うことが可能となる。
【0017】
(5)本発明の情報サービスシステムは、前記第1無線通信手段及び第3無線通信手段が、Bluetooth方式の無線通信である、ことを特徴とするものである。
【0018】
上述したような構成としているので、今後いろいろな製品に使われ素子の価格も安くなると考えられるBluetoothモジュールを使用し、システムを低価格化することが可能となる。
【0019】
(6)本発明の情報サービスシステムは、前記情報サービスステーションが、前記第1無線通信手段を用いて、第1無線通信手段の通信可能エリア内に第3無線通信手段を備えた情報端末が存在することを認知し、前記情報端末に送信すべき情報が有る場合は、該情報を前記第1無線通信手段を用いて前記情報端末に自動的に送信する、ことを特徴とするものである。
【0020】
上述したような構成としているので、携帯情報端末の操作者は、携帯情報端末を携帯しているだけで、各種情報を受け取ることが可能となる。
【0021】
(7)本発明の情報サービスシステムは、前記情報サービスステーションが、隣接した範囲内に複数台設置される場合、グループ単位で設置管理され、前記サーバとの通信回線は1グループに1つ割当てられ、1グループ内の任意の1台が親機としてグループ外であるサーバと通信し、1グループ内の親機以外は子機としてグループ内のネットワークに接続される構成をなし、前記情報サービスステーションの回線接続手段は、グループ外であるサーバと通信するための外部向け回線接続手段とグループ内の他の情報サービスステーションと通信するための内部向け回線接続手段とを備え、前記情報サービスステーションが親機の場合は前記外部向け回線接続手段と内部向け回線接続手段の両方を有効とし、前記情報サービスステーションが子機の場合は前記内部向け回線接続手段のみを有効とする、ことを特徴とするものである。
【0022】
上述したような構成としているので、グループ内ネットワーク、サーバとの通信回線を安価に構成することが可能になり、また有線による通信に必要であった工事をなくすことが可能になる。
【0023】
(8)本発明の情報サービスシステムは、前記情報サービスステーションの外部向け回線接続手段と内部向け回線接続手段が、PHS通信機能を有するものであって、前記外部向け回線接続手段は、グループ外のサーバとの通信はPHSの通信回線を利用し、前記内部向け回線接続手段は、グループ内のネットワーク通信をPHSの内線通信を利用する、ことを特徴とするものである。
【0024】
上述したような構成としているので、すでに普及しているPHS通信を使うことにより、通信回線を安価に構成することが可能になり、また有線による通信に必要であった工事をなくすことが可能になる。
【0025】
(9)本発明の情報サービスシステムは、前記情報端末が、前記情報サービスステーションが前記第1無線通信手段を用いて、第1無線通信手段の通信可能エリア内に第3無線通信手段を備えた情報端末が存在することを認知した場合、前記第3無線通信手段によって前記情報サービスステーションから現在位置情報を限定した範囲として取得し、さらに前記第4無線通信手段を使用することによって、前記取得する位置情報を特定位置として取得する、ことを特徴とするものである。
【0026】
上述したような構成としているので、端末操作者にとって、第2無線通信手段のみを使用するより正確な位置情報取得を楽に行うことが可能になる。
【0027】
(10)本発明の情報サービスシステムは、前記情報端末が、前記第3無線通信手段を用いて、前記情報サービスステーションから現在位置情報を限定した範囲として取得した場合、前記情報サービスステーションの前記第1無線通信手段によって情報端末を認知できる範囲を、該情報端末に画面表示された地図上に円形などのマークによる報知表示を行い、さらに前記第4無線通信手段を用いて、前記位置情報を限定した範囲として取得した情報を特定位置として取得した場合、その特定位置を、該情報端末に画面表示された地図上に矢印などのマークによる指示表示を行うことで特定させる、ことを特徴とするものである。
【0028】
上述したような構成としているので、操作者にとって、自分がいる位置を容易に把握することが可能となる。
【0029】
(11)本発明の情報サービスシステムは、前記情報端末が、前記第3無線通信手段が、今までいた情報サービスステーションの第1無線通信手段がアクセス可能な通信エリア以外の他の情報サービスステーションの第1無線通信手段がアクセス可能な通信エリアに入ったことを認識したとき、あるいは該情報端末が受け取るべき情報をもっている情報サービスステーションの第1無線通信手段がアクセス可能な通信エリアに入ったことを認識したとき、自動的に前記第3無線通信手段を除く該情報端末を構成している各種記憶手段や制御手段に対して動作可能となるように電源供給を行う、ことを特徴とするものである。
【0030】
上述したような構成としているので、バッテリーで駆動しているため特に問題になる情報端末の消費電力を下げることが可能となる。
【0031】
(12)本発明の情報サービスシステムは、前記情報端末が、前記第4無線通信手段による通信を一定時間持続することにより制御対象となる電子機器を指定し、この指定された電子機器と、前記第3無線通信手段または第4無線通信手段によって通信を行うことで、この電子機器を制御する、ことを特徴とするものである。
【0032】
上述したような構成としているので、手の不自由な操作者でも本システムを使用することが可能となる。
【0033】
(13)本発明の情報サービスシステムは、前記情報端末が、移動可能な携帯型の通信機能を備えた端末装置である、ことを特徴とするものである。
【0034】
上述したような構成としているので、利用者は、楽に情報サービスステーションを見つけることができ、スムーズに機器制御を行うことが可能になる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における情報サービスシステムの実施形態に関して図面を用いて詳細に説明する。
【0036】
図1は、本発明における情報サービスシステムの概略構成の一実施形態を示す説明図である。
【0037】
本発明における情報サービスシステムを構成している構成要件(装置等)に関して説明する。1は携帯情報端末で、赤外線通信を行うIr通信機能、Bluetooth通信を行うBluetooth通信機能、通信許可及び各種サービス情報を要求するための要求信号の生成を行う要求信号生成機能などを有する。2は情報サービスステーションで、複数の携帯情報端末1とBluetooth通信を行うBluetooth通信機能、複数の携帯情報端末1と赤外線通信を行うIr通信機能、グループ内の情報サービスステーション間でPHS通信を行うPHSグループ内通信機能(PHSの内線通信機能)、グループ内の親機からPHS基地局と通信を行うPHS基地局通信機能(PHSの外線通信機能)、サーバとPHS基地局、通信回線(PHSの通信回線)を通してデータ通信を行う回線通信機能などを有する。3はサーバで、サービス情報を記憶し、情報サービスステーション2、携帯情報端末1へ情報を配信する機能などを有する。5はPHS基地局で、情報サービスステーション2とサーバ3との間でPHS通信がなされる際の既存の中継基地局である。
【0038】
さらに、サーバ3は、通信回線を介して所定の地域に設置された複数の情報サービスステーション2とPHS通信を用いてデータ通信するものとして1つで表されているが、これに限定されるものではなく、このサーバ3の構成を地域サーバと管理サーバの2段階のレベルとし、地域サーバはその地域に関する情報や制御を管理する機能を備えたもので、また管理サーバはさらに通信回線を介して複数の地域サーバを管理する機能を備えたものであってもよい。
【0039】
例えば、地域サーバは、全国主要都市に設置され、そのデータベースには、主として特定の範囲内の地図情報や地域情報などが更新記憶されている。一方、管理サーバは、地域サーバのデータベースに記憶するサービス情報などを所定のタイミングで更新し、操作者に最新のサービス情報を提供する。
【0040】
情報サービスステーション2は、駅、バス停留所、主要な交差点、地下街、観光地などの所定の複数地域に設置され、各操作者が持っている携帯情報端末1から地図情報や地域情報を要求する要求信号を受信した際、携帯情報端末1とそれぞれ識別可能か否かを判断した上で通信を行い、その要求に応じたサービス情報を情報サービスステーション2内のサービス情報記憶部またはサーバ3のデータベースから検索して各携帯情報端末1に送信する。
【0041】
また、携帯情報端末1及び情報サービスステーション2のIr通信部は、赤外線通信規格のIrDA(Infrared Data Association)Control方式で、Ir通信を用いて、携帯情報端末1から情報サービスステーション3を指定して約8m程度の近距離通信を行うことが可能であり、かつ複数台の携帯情報端末1と同時にアクセスが可能な赤外線信号処理技術を用いている。
【0042】
また、携帯情報端末1及び情報サービスステーション2のBluetooth通信部は、送信電力クラス3で、情報サービスステーション2と携帯情報端末1の距離が約10mの範囲内に入ると、通信を行うことができる。
【0043】
例えば、情報サービスステーション2は、各携帯情報端末1からIrあるいはBluetoothによる通信許可を要求する要求信号を受信した際、各携帯情報端末1に予めユーザID(ユーザ識別番号)を付与し、このユーザIDの照合によって個別にサービス情報を送信できる。このように、IrあるいはBluetooth通信を用いることにより、携帯情報端末1を小型で安価に製造でき、情報サービスステーション2は、各携帯情報端末1からの要求信号を混信することなく受信できる。また、情報の機密性も保つことができる。
【0044】
ここで情報サービスステーション2は、形状的には図1で示しているように信号機のポールに設けられており、ここにIr及びBluetooth通信が可能な機能がすべて含まれている。さらに、この情報サービスステーション2が設置されている位置等の条件に基づいて親機と子機とからグループ化されて、PHS内線通信の機能も有している。ただし、サーバ3にアクセスする際にはこのクループ機能によって親機を介してPHS通信がなされ、アクセスが行われる。例えば、図1の場合の情報サービスステーション2は、交差点の四隅(4ヶ所)に設置されており、この4個が親機と子機とからなる1つのグループを形成したものとなる。この場合、情報サービスステーション2−1−0が親機となり、情報サービスステーション2−1−1、2−1−2、2−1−3が子機になる。子機からPHS基地局5を介してサーバ3にアクセスする際には、一旦親機である情報サービスステーション2−1−0を介してのアクセスとなる。
【0045】
図2は、本実施形態の情報サービスシステムの全体構成を示すブロック図である。尚、図2において、図1と同じ構成要素に関しては、同一符号を記す。
【0046】
携帯情報端末1は、端末制御部101、操作部102、表示部103、Ir通信部104a、Bluetooth通信部104b、要求信号記憶部105、要求信号生成部106、サービス情報バッファ107、バッテリー108などで構成される。
【0047】
端末制御部101は、コンピュータのCPUで構成され、制御プログラムにより携帯情報端末1の全体を制御する。操作部102は、小型スイッチ、タッチパネルなどで構成され、要求信号の生成指令と生成された要求信号を情報サービスステーション2に発信する。表示部103は、LCD(液晶ディスプレイ)、PD(プラズマディスプレイ)、ELD(ELディスプレイ)などで構成され、送信する要求信号及び受信したサービス情報の内容を画面表示する。
【0048】
Ir通信部104aは、情報サービスステーション2とIr通信を行うためにIr発光素子、Ir受光素子、Ir信号処理回路、インタフェースで構成される。Bluetooth通信部104bは、情報サービスステーション2とBluetooth通信を行うためにアンテナ、RF処理回路、ベースバンドコントローラ、インタフェースなどで構成される。
【0049】
要求信号記憶部105は、ROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリなどで構成され、情報サービスステーション2が設置された周辺の地図情報、この周辺地図に含まれる各種施設情報、道路情報、団体情報、行事情報に関する地域情報、及びこれらの地域情報のインデックスを含む各種サービス情報を情報サービスステーション2に要求する各種要求信号を予め記憶する。
【0050】
要求信号生成部106は、ROMに記憶された要求信号生成プログラムで構成され、要求信号記憶部105に記憶された要求信号に通信許可信号及びユーザIDを合成して生成し、目的に応じてIr通信部104aあるいはBluetooth通信部104bに出力する。さらに、要求信号生成部106は、電子メール、伝言メッセージを要求する要求信号を生成する。また、押しボタン式信号機の遠隔制御、及び救急車手配の通報やタクシ手配など、外部に対して通報などを要求する要求信号を生成する。
【0051】
サービス情報バッファメモリ107は、RAM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリで構成され、情報サービスステーション2から受信したサービス情報を一時記憶する。
【0052】
情報サービスステーション2は、ステーション制御部201、主記憶部202、副記憶部203、Ir通信部204a、Bluetooth通信部204b、PHS通信部205、要求信号認識部206、サービス情報記憶部207、サービス情報検索部208、サービス情報更新部209、遠隔制御部210、グループ機器接続部211、電源部200などに加え、その他図示していない経路案内情報作成部、伝言ボックス、伝言メッセージ検索部、要求信号集計部、自己診断部、報知部を含めた機能などから構成する。
【0053】
ステーション制御部201は、コンピュータのCPUで構成され、システムプログラムにより情報サービスステーション2のシステム全体を制御する。
【0054】
主記憶部202は、ROM、ハードディスク、光磁気ディスクなどで構成され、情報サービスステーション2を動作させるシステムプログラム、経路案内図の作成を実行するアプリケーションプログラム、地図情報や地域情報などの各種サービス情報を記憶するサービス情報記憶部、及び拡張ソフトやアドインソフトを記憶する記憶部、ステーション番号や位置情報などの固定データを記憶する記憶部として機能する。副記憶部203は、RAM、EEPROM、フラッシュROM、ハードディスク、光磁気ディスクなどで構成され、ユーザの伝言メッセージ、各種情報を書き込む伝言ボックス(図示していない)、要求信号の集計記憶部(図示していない)として機能する。
【0055】
Ir通信部204aは、携帯情報端末1とIr通信を行うIr発光素子、Ir受光素子、Ir信号処理回路、インタフェースで構成される。Bluetooth通信部204bは、携帯情報端末1とBluetooth通信を行うためにアンテナ、RF処理回路、ベースバンドコントローラ、インタフェースなどで構成される。
【0056】
PHS通信部205は、グループ内の他の情報サービスステーションと通信を行う機能と、PHS基地局5、通信回線を通してサーバ3との間で通信(PHS通信)を行うインタフェース機能などで構成される。
【0057】
要求信号認識部206は、Ir通信部204aあるいはBluetooth通信部204bにより携帯情報端末1から受信した要求信号の要求内容を認識する要求信号認識プログラムで構成される。
【0058】
サービス情報記憶部207は、地図情報や地域情報などのサービス情報を記憶する。サービス情報検索部208は、要求信号認識部206によって認識された要求内容に基づいてサービス情報記憶部207から地図情報や地域情報などのサービス情報を検索するサービス情報検索プログラムで構成される。サービス情報更新部209は、サービス情報記憶部207に記憶するサービス情報を更新するサービス情報更新プログラムで構成される。
【0059】
遠隔制御部210は、通信機能をもつ各種周辺機器(例えば、押しボタン式信号機)を通信回線を介して制御する遠隔制御プログラムで構成される。また、この遠隔制御部210は、操作者の年齢あるいは特徴(障害者)を示すユーザ情報に基づいて、目的の周辺機器の制御条件(例えば、信号機の点灯時間など)を変更することができる。
【0060】
グループ機器接続制御部211は、情報サービスステーション2が、親機の場合は、グループ内の他の情報サービスステーションへのデータ配信機能と、他の情報サービスステーションから送られてくるデータをまとめる機能を持ち、子機の場合は、親機からのデータを受け取る機能と、親機へデータを送る機能を持つ。
【0061】
主電源部200は、情報サービスステーション2の各部を駆動する直流安定化電源であり、商用交流電源から変換される。
【0062】
また、図示はしていないが経路案内情報作成部、伝言ボックス、伝言メッセージ検索部、要求信号集計部、自己診断部、報知部、メンテナンス用インタフェース部も構成要素として含まれていてもよく、各処理部は以下の内容となる。
【0063】
経路案内情報作成部は、情報サービスステーション2が設置された位置から目的地までの経路を識別可能に表記した経路案内情報を作成する経路案内情報作成プログラムで構成される。伝言ボックスは、ユーザIDとこれに対応する伝言メッセージを記憶する。伝言メッセージ検索部は、伝言ボックスにユーザIDの伝言メッセージの着信があるか否かを確認し、その伝言メッセージの着信があれば、ユーザIDの伝言メッセージを検索する伝言メッセージ検索プログラムで構成される。要求信号集計部は、複数の携帯情報端末1から受信した各種要求信号の受信回数とそのサービス内容の集計を行う要求信号集計プログラムで構成される。自己診断部は、Ir通信部204aあるいはBluetooth通信部204bにおける送受信の状況及びサービス情報記憶部207の記憶容量等を正常に動作しているか否かをハード的に所定時間間隔毎に自己診断し、その診断結果とステーション番号をサーバに送信する自己診断プログラムで構成される。報知部は、Ir通信部204aあるいはBluetooth通信部204b、またはサービス情報記憶部207が正常に動作しないとき、IrあるいはBluetooth通信を停止して異常を報知する報知情報を生成して、ディスプレイやスピーカなどに出力する。メンテナンス用インタフェース部は、ステーション制御部201の制御により自己診断部からの自己診断結果を報知部に転送したり、図示していないメンテナンス用端末機からのメンテナンス信号を転送するI/Oである。
【0064】
サーバ3は、サーバ制御部301、回線接続部302、データベース303、電源部300などから構成される。ここで、サーバ制御部301は回線接続部302を通してデータベース303内のデータを、必要に応じて情報サービスステーション2に配信する機能と、情報サービスステーション2から送られてくる情報を受け取る機能を持つ。回線接続部302は、PHS基地局5、通信回線を通して情報サービスステーション2との間で通信(PHS通信)を行うインタフェース機能などで構成される。
【0065】
データベース303は、ROM、ハードディスク、光磁気ディスクなどで構成され、地図情報や地域情報などの各種サービス情報を記憶すると共に、各種プログラム、例えば、経路案内図の作成を実行するアプリケーションプログラムや拡張ソフトやアドインソフトなどや、ステーション番号や位置情報などの固定データや、ユーザの伝言メッセージなどを記憶格納する。
【0066】
電源部300は、サーバ3の各部を駆動する直流安定化電源であり、商用交流電源から変換される。それ以外にもメールボックス、電子メール検索部、通信履歴メモリなどを備えていてもよい。
【0067】
ここで、通信履歴メモリは、情報サービスステーション2と携帯情報端末1間の通信時刻、携帯情報端末1のユーザID及び情報サービスステーション2のステーション番号を含む情報を通信履歴情報として記憶する。メールボックスは、ユーザIDに対応する電子メールを記憶する。電子メール検索部は、メールボックス314にユーザIDの電子メールの着信があるか否かを確認し、その電子メールの着信があれば、ユーザIDの電子メールを検索する電子メール検索プログラムで構成される。
【0068】
尚、上記で説明したようにサーバ3の構成を地域サーバと管理サーバの2段階のレベルとした場合も、同じように、地域サーバは、地域サーバ制御部、回線接続部、データベース、メールボックス、電子メール検索部、通信履歴メモリ、電源部などから構成され、管理サーバは、管理サーバ制御部、回線接続部、データベース、電源部などから構成される。
【0069】
図3は、本実施形態の情報サービスステーションのハード構成を示すブロック図である。尚、図3において、図2と同じ構成要素には、同一符号を記す。
【0070】
ステーション制御部201は、要求信号認識部206、サービス情報検索部208、サービス情報更新部209として機能する。また、この機能として図示していない経路案内情報作成部や伝言メッセージ検索部や要求信号集計部を含めてもよいものとする。また、交通機器制御部210は、図2に示した遠隔制御部210に相当する。
【0071】
Ir通信部204a(Ir通信ユニット)は通信精度を向上させるために複数個のIr通信ユニットが用意されていてもよい。PHS通信部205(回線インタフェース部)はPHS通信回線網でサーバ3と接続する。遠隔制御部210(交通機器制御部)は交通機器と制御可能に接続される。ステーション制御部201は自己診断部による自己診断結果をメンテナンス用インタフェース部を介して報知部(インジケータ)から報知したり、メンテナンス用端末機からメンテナンスを行ったりする。
【0072】
図4は、本実施形態の情報サービスシステムを構成する各装置の接続関係を示すブロック図である。尚、図4において、図2と同じ構成要素には、同一符号を記す。
【0073】
図4に示すように、サーバ3には複数の情報サービスステーション2(情報サービスステーション2−1、情報サービスステーション2−2、…、情報サービスステーション2−N)が通信回線(PHS通信回線)を通じて接続されている。情報サービスステーション2−1は、複数のサービスステーションからなり、それらの間には親機と子機の関係付けがなされて1つのグループを構成している。例えば、情報サービスステーション2−1−0が親機で、それ以外の情報サービスステーション2−1−1、情報サービスステーション2−1−2、…、情報サービスステーション2−1−nが子機となる。
【0074】
また、この親機である情報サービスステーション2−1−0と、子機である情報サービスステーション2−1−1、情報サービスステーション2−1−2、…、情報サービスステーション2−1−nとは、グループ内でPHSの内線通信にて接続される。
【0075】
ここで任意の子機である情報サービスステーション2−1−i(1<=i<=n)がサーバと通信したい場合は、情報サービスステーション2−1−iが親機である情報サービスステーション2−1−0との間でPHS内線通信を行い、この親機情報サービスステーション2−1−0が外部であるサーバにPHS通信を行うことでアクセスすることができる。
【0076】
さらに各情報サービスステーションは、Ir通信またはBluetooth通信により、携帯情報端末1−1〜1−Nとそれぞれ接続される。
【0077】
図5は、本実施形態での機器制御の動作(処理)の一例を示すフローチャートである。図6は、本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の位置関係の一例を示す説明図である。尚、以下の説明では、第1無線通信手段はBluetoothによる通信を意味し、これは携帯情報端末1ではBluetooth通信部104b、情報サービスステーション2ではBluetooth通信部204bに該当する。また、第2無線通信手段はIrによる通信を意味し、これは携帯情報端末1ではIr通信部104a、情報サービスステーション2ではIr通信部204aに該当する。
【0078】
携帯情報端末1を持った操作者が、携帯情報端末1から情報サービスステーション2に接続された機器を制御したいとき、第1無線通信手段で通信できる範囲内に入るまでは、第1無線通信手段での通信が可能か否かのチェックを継続する(S101)。例えば、図6(a)に示したArea1の範囲に入るまでは第1無線通信手段による通信(相手を確定すること)が不可能な状態である。
【0079】
携帯情報端末1を持った操作者が、図6(b)に示したArea1の範囲に入ると、携帯情報端末1は、お互いが通信可能な機能を備えているか否かの確認を行った後、情報サービスステーション2から周辺に携帯情報端末1から操作できる機器があるかどうかの情報を取得する(S102)。
【0080】
携帯情報端末1は、得られた情報から制御できる機器があるかどうかを判定する(S103)。制御できる機器がない場合は、機器制御を行わず、本処理を終了する。
【0081】
制御できる機器がある場合は、それに関連する情報(周辺の情報等)が携帯情報端末1上に表示され、操作者によって制御したい機器が選択可能な状態となる(S104)。この状態で制御したい機器がない場合は、本処理を終了する。
【0082】
一方、制御したい機器がある場合は、例えば、携帯情報端末1に表示された画面を見ながら、制御したい機器の方向に携帯情報端末1を向け、ボタンを押すなどの操作を行うことにより、第2無線通信手段を用いて機器を指定する(S105)。このように第2無線通信手段により携帯情報端末1から情報サービスステーション2に機器制御が指示されると、目的の機器の制御が行われる(S106)。このS105とS106は、図6(c)に示した状況である。
【0083】
尚、図6で示したArea1の範囲は、情報サービスステーション2によって予め規定されているが、情報サービスステーション2自身でも変更できるし、サーバ3や携帯情報端末1によっても変更できるものとする。
【0084】
また、情報サービスステーション2の周辺に携帯情報端末1から操作できる機器があるかどうかの情報を取得する方法としては、上記のように携帯情報端末1からアクセスする能動タイプであってもよいし、また情報サービスステーション2から常に発信されている情報を携帯情報端末1が自動的に受信する受動タイプであってもよい。
【0085】
図7は、本実施形態での機器制御の動作(処理)の別の一例を示すフローチャートである。
【0086】
携帯情報端末1を持った操作者が、携帯情報端末1から情報サービスステーション2に接続された機器を制御したいとき、第1無線通信手段で通信できる範囲内に入るまでは、第1無線通信手段での通信が可能か否かのチェックを継続する(S201)。例えば、図6(a)に示したArea1の範囲に入るまでは第1無線通信手段による通信(相手を確定すること)が不可能な状態である。
【0087】
携帯情報端末1を持った操作者が、図6(b)に示したArea1の範囲に入ると、携帯情報端末1は、お互いが通信可能な機能を備えているか否かの確認を行った後、情報サービスステーション2から周辺に携帯情報端末1から操作できる機器があるかどうかの情報を取得する(S202)。
【0088】
携帯情報端末1は、得られた情報から制御できる機器があるかどうかを判定する(S203)。制御できる機器がない場合は、機器制御を行わず、本処理を終了する。
【0089】
制御できる機器がある場合は、それに関連する情報(周辺の情報等)が携帯情報端末1上に表示され、操作者によって制御したい機器が選択可能な状態となる(S204)。この状態で制御したい機器がない場合は、本処理を終了する。
【0090】
一方、制御したい機器がある場合は、例えば、携帯情報端末1に表示された画面を見ながら、制御したい機器の方向に携帯情報端末1を向け、ボタンを押すなどの操作を行うことにより、第2無線通信手段を用いて機器を指定する(S205)。このように第2無線通信手段により携帯情報端末1から情報サービスステーション2に機器制御が指示されると、第1無線通信手段によって目的の機器の制御が行われる(S206)。このS205とS206は、図6(c)に示した状況である。
【0091】
図8は、本実施形態での情報サービスシステムにおける携帯情報端末と情報サービスステーション間の第1無線通信手段による通信の流れを示すシーケンス図である。
【0092】
以下に、図6に示した状況に基づいて説明する。
【0093】
図6(a)の通信不可能状態は、携帯情報端末1の近くに情報サービスステーション2が無く携帯情報端末1は、第1無線通信手段によって情報サービスステーション2と通信できない状態を示す。つまり、情報携帯端末1は、情報サービスステーション2からの第1無線通信手段の通信エリアの外に位置する。この状態は、通信要求(S301)を出したが、応答なし(S302)という状態である。
【0094】
次に、携帯情報端末1を移動させて、図6(b)の通信可能状態のように、携帯情報端末1が情報サービスステーション2からの第1無線通信手段の通信エリアに入る。この状態は、通信要求(S303)を出すとこの通信要求に対して、応答が有り(S304)、通信を行うことができる状態となる。
【0095】
情報サービスステーション2の中に携帯情報端末1へ送る情報が有れば、送ってもらうために、携帯情報端末1は情報サービスステーション2に対して情報送信要求(S305)を行う。情報サービスステーション2は、携帯情報端末1に送る情報があれば、情報送信(S306)を行う。もし送るべき情報が無ければ、その旨を携帯情報端末1に伝える。
【0096】
図9は、本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の別の位置関係及び位置情報の取得の一例を示す説明図である。尚、図2や図6と同じ構成要素(1は携帯情報端末、2は情報サービスステーション、Area1は設置されている情報サービスステーション2が携帯情報端末1と第1無線通信手段により通信できる範囲を示す。)には、同一の符号を記す。
【0097】
携帯情報端末1が情報サービスステーション2に近づき、第1無線通信手段の通信エリアArea1の範囲内に入ると、携帯情報端末1と情報サービスステーション2間で通信が始まる。つまり、上記図8に示した通信手順が実行される。この時点で、携帯情報端末1は、情報サービスステーション2の位置情報を取得し、この取得した位置情報から第1無線通信手段の通信可能距離のエリア内に自分自身が存在していることを認識する。
【0098】
操作者が、情報サービスステーション2を見つけ、その近くに移動し、第2無線通信手段によって位置情報を取得することにより、携帯情報端末1は、情報サービスステーション2から第2無線通信手段によって通信が行える方向の、ある一定の範囲内にいることを認識する。
【0099】
図10は、本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の別の位置関係及び位置情報の取得の一例を示す説明図である。尚、図2や図6と同じ構成要素(1は携帯情報端末、2は情報サービスステーション、Area1は設置されている情報サービスステーション2が携帯情報端末1と第1無線通信手段により通信できる範囲を示す。)には、同一の符号を記す。
【0100】
図示しているように交差点の各信号機の近くに情報サービスステーション2(ここでは、4個の情報サービスステーション2−1−0、2−1−1、2−1−2、2−1−3)を設置している場合、左下の情報サービスステーション2−1−1に携帯情報端末1が近づくと、第1無線通信手段による通信が行われ、(a)のように携帯情報端末1に表示された地図上に、限定エリア位置情報取得の円(Area1)が表示される。この円の内側の位置に携帯情報端末1が位置することを示す。さらに情報サービスステーション2に近づき、第2無線通信手段により位置情報を取得すると、(b)のように携帯情報端末1の地図上に、特定位置情報取得の矢印の表示を行う。
【0101】
尚、(a)上の円(Area2)は図1に示したPHS内線通信が可能なグループを意味するものである。
【0102】
図11は、本実施形態での携帯情報端末におけるハード構成の一例を示すブロック図である。尚、図2や図3と同じ構成要素には、同一の符号を記す。
【0103】
Bluetooth通信部104bは、Bluetooth通信ユニット104b1と、Bluetooth通信ユニット104b1の制御やメインユニット110とのインタフェースを行うBluetooth通信制御部104b2を含んだ構成となっている。尚、メインユニット110は、図2の操作部102、表示部103、要求信号記憶部106、要求信号生成部107、サービス情報バッファ108などから構成されたものとする。
【0104】
Bluetooth通信ユニット104b1は、通信状態信号ラインL10により通信可能状態かどうかをバッテリー108に伝える。バッテリー108は、上記Bluetooth通信ユニット104b1、Bluetooth通信制御部104b2、メインユニット110の各機能ブロックに個別に、Bluetooth通信ユニット電源供給ラインL11、Bluetooth通信制御部電源供給ラインL12、メインユニット電源供給ラインL13を通して電力を供給する機能を持つ。
【0105】
Bluetooth通信を行う必要はあるが、Bluetooth通信を行えるエリアに存在しないとき、Bluetooth通信ユニット104b1は、バッテリー108に通信を行える状態ではないことを、通信状態信号ラインL10を通して伝える。このとき、バッテリー108は、メインユニット電源供給ラインL13を通してメインユニット110へ供給される電力を止めることができる。Bluetooth通信部104bに対しては、Bluetoothユニット電源供給ラインL11にのみ電力を供給する。
【0106】
Bluetooth通信を行える状態になったとき、Bluetooth通信ユニット104b1は、バッテリー108に通信が行える状態であることを、通信状態信号ラインL10を通して伝える。バッテリー108は、Bluetooth通信制御部電源供給ラインL12を介してBluetooth通信制御部104b2に電力を供給する。Bluetooth通信制御部104b2は、通信相手である情報サービスステーション2から目的の情報を入手し、現在いる場所(携帯情報端末1の位置)が直前にいたエリア以外の場合や、情報サービスステーション2が携帯情報端末1に与えるべき情報があることがわかれば、バッテリー108は、メインユニット電源供給ラインL13を通してメインユニット110にも電力を供給する。
【0107】
図12は 本実施形態での機器制御の動作(処理)の別の一例を示すフローチャートである。
【0108】
本実施例では、携帯情報端末1を情報サービスステーション2の方向に一定時間向け、第2無線通信手段により機器の制御を行うものである。
【0109】
携帯情報端末1を持った操作者が、携帯情報端末1から情報サービスステーション2に接続された機器を制御したいとき、携帯情報端末1を情報サービスステーション2に向けて、第2無線通信手段による通信が可能になるまでは、第2無線通信手段での通信が可能か否かのチェックを継続する(S401)。携帯情報端末1は通信が可能になると、1秒程度時間待ちを行う(ウェイトする)(S402)。このとき、位置情報を取得してもよい。
【0110】
さらに、携帯情報端末1を情報サービスステーション2に向けているか否か(S403)を判定し、通信が継続していることが確認されなければ、S401に戻り、通信確立から始める。一方、通信が継続していることが確認されれば、再度1秒程度時間待ちを行う(ウェイトする)(S404)。
【0111】
さらに、携帯情報端末1を情報サービスステーション2に向けているか否か(S405)を判定し、通信が継続していることが確認されなければ、S401に戻り、通信確立から始める。一方、通信が継続していることが確認されれば、第2無線通信手段を用いて機器を指定し、この指定された目的の機器の制御を実行する(S406)。
【0112】
尚、本実施例では、携帯情報端末1を情報サービスステーション2の方向に一定時間向け、第2無線通信手段により機器の制御を行うものとしたが、第2無線通信手段の代わりに第1無線通信手段であってもよい。
【0113】
図13は、本実施形態での携帯情報端末側からの処理の流れをまとめたフローチャートである。
【0114】
携帯情報端末1の電源がONされると、携帯情報端末1の第1無線通信手段がスタンバイ状態になる(S501)。第1無線通信手段を介して携帯情報端末1が情報サービスステーション2の通信エリアに入っているか否かをチェックする(S502)。通信エリアに入っていない場合は、入るまでチェックを継続する。
【0115】
通信エリアに入ったと判断された場合は、携帯情報端末1の第2無線通信手段が起動される(パワーONされる)(S503)。その際に、第1無線通信手段によって、この対象となっている情報サービスステーション2の周辺で提供されるサービス内容を取得する(S504)か、あるいは一般的な公共の情報を受信する(S505)。
【0116】
上記取得あるいは受信した情報から特定位置の情報サービスステーションや機器にサービスを要求するか否かを判断する(S506)。いずれに対してもサービスの要求を行わない場合は、上記S502の処理に戻る。一方、サービスの要求を行う場合は、第2無線通信手段によって特定位置の情報サービスステーションや機器にサービスを要求し、そのサービスを受ける(S507)。
【0117】
このサービスの内容としては、現在位置の詳細情報の取得、現在位置周辺の詳細情報の取得、現在位置を起点とした経路案内の取得、扉の開閉制御、信号機の信号点灯時間の延長制御、などが該当する。
【0118】
図14は、本実施形態での情報サービスステーション側からの処理の流れをまとめたフローチャートである。
【0119】
情報サービスステーション2が起動されると対外的な通信手段、例えば、携帯情報端末1との通信手段であるIr通信部204a、Bluetooth通信部204b、サーバ3との通信手段であるPHS通信部205は、常にアクセス可能な状態となる。
【0120】
サーバ3との通信手段であるPHS通信部205を介したサーバ3からの配信情報が有るか否かをチェックする(S601)。もし、有る場合は、サーバ3からの配信情報を取得し、保持データ、つまりサービス情報記憶部207に記憶されている情報をサービス情報更新部209によって取得した情報に更新する(S602)。
【0121】
第1無線通信手段(Bluetooth通信)で通信できる携帯情報端末1が通信エリア内に存在しているか否かをチェック(情報サービスステーション2が通信可能な通信エリア内に携帯情報端末が存在しているか否かのチェック)する(S603)。実際には、情報サービスステーションから発信している情報に対して応答があるか否かを判断している。もし、存在している場合は、その対象となる携帯情報端末1に対して、配信情報、位置情報、制御可能な機器の情報などを第1無線通信手段を用いて送信する(S604)。存在していない場合は、S601に戻る。
【0122】
携帯情報端末1から第2無線通信手段(Ir通信)によって位置情報(現在、携帯情報端末1が存在している位置及びその周辺の位置情報)が要求されたか否かをチェックする(S605)。位置情報が要求されている場合は、その対象となる携帯情報端末1に対して、位置に関する情報を第2無線通信手段を用いて送信する(S606)。
【0123】
携帯情報端末1によって所望の制御するための機器が指定されたか否かをチェックする(S607)。第1無線通信手段(Bluetooth通信)または第2無線通信手段(Ir通信)を介して携帯情報端末1からの指示がなされた場合、その指示された制御用の機器の制御処理を行う(S608)。一方、指示がなされなかった場合は、何もせずS601に戻る。
【0124】
以上、上記内容も含めた情報サービスステーション2に対して操作者の携帯情報端末1からの要求により、実行できる機能(サービス)は、
(1)緯度経度情報及び最も近い道路に対する位置情報の提供機能。
(2)自己位置から目的地までの経路誘導機能(歩行者に対するナビゲーション機能)。
(3)一度作成した経路案内情報の記憶による再利用機能。
(4)主要地域周辺情報(地域内の店舗情報等)の提供機能。
(5)交通機器(信号機)の遠隔制御機能:
・ 信号機の押しボタン操作機能
・ 信号機の青信号時間を操作者の状態(例えば、身体障害者)に応じた制御機能
(6)エレベータの遠隔制御機能。
(7)タクシーの呼出機能。
(8)緊急情報を地域サーバに発信する機能。
(9)要求された情報が記憶部に記憶されていない場合は、サーバから情報を取得する機能、接続したサーバにもその情報が無い場合は、さらに他のサーバ(例えば、複数のサーバから構成されている場合はその管理サーバ)から検索して取得する機能。
(10)複数のサーバ、例えば地域サーバ、管理サーバからの広域情報、各地域情報を更新する機能。
(11)サーバのメールボックスに着信したメールの配信サービス機能。
(12)伝言ボックスに着信した伝言メッセージの配信サービス機能。
その他、IrあるいはBluetooth通信部の自己診断とその報知機能。携帯情報端末からのアクセス回数と要求情報の集計機能。
などが挙げられる。
【0125】
以下に、具体的な実施例を説明する。尚、実施例の内容は、特開2000−32452号公報に記載されている内容をアレンジしたものとする。例えば、サーバ3に関しては、地域サーバ31と管理サーバ32を構成装置とし、さらに制御対象の機器を交通機器4とする。
【0126】
(実施例1)
図15は、情報サービスシステムの各構成部による処理情報を示すブロック図である。
【0127】
図示しているように、例えば、複数の情報サービスステーション2−1〜2−Nと通信回線で接続される地域サーバ31のデータベースには地図情報V−1、経路案内情報V−2、メール情報V−3、伝言板情報V−4、位置情報V−5、交通機器制御情報V−6、緊急連絡情報V−7、端末アクセス集計情報V−8などが記憶される。
【0128】
複数の携帯情報端末1−1〜1−NからIr通信あるいはBluetooth通信によりアクセスされる情報サービスステーション2−1〜2−Nの主記憶部202及び副記憶部203には、地図情報S−1、経路案内情報S−2、メール情報S−3、伝言板情報S−4、位置情報S−5、交通機器制御情報S−6、緊急連絡情報S−7、端末アクセス集計情報S−8が格納されており、これらの情報は地域サーバ31からの配信情報等に基づいて内容の更新がなされる。
【0129】
複数の携帯情報端末1―1〜1−Nの記憶部には、情報サービスステーション2−1にIr通信あるいはBluetooth通信によりアクセスされて送信する所有者情報T−1、メール情報T−2が記憶される。
【0130】
図7は、情報サービスステーションの情報処理の手順を示すブロック図である。
【0131】
ここでは、操作者が携帯情報端末1を用いて情報サービスステーション2からその設置位置を中心とした周辺地図情報や地域情報などをIr通信あるいはBluetooth通信によって入手する実施例について説明する。
【0132】
ステップSA101:Ir通信部204aあるいはBluetooth通信部204bは、携帯情報端末1からのIr通信あるいはBluetooth通信により、情報サービスステーション2の設置位置を中心とした周辺地図情報の要求信号を受信した際に、ステーション制御部201により、主記憶部202に記憶されているシステムプログラムが起動される。
【0133】
ステップSA102:ステーション制御部201により、要求信号の内容に基づいて地図検索アプリケーションプログラム、情報検索アプリケーションプログラム、または経路案内アプリケーションプログラムのいずれかが読み出される。
【0134】
ステップSA103:ステーション制御部201によって読み出されたアプリケーションプログラムが情報検索プログラムならば、その情報検索アルゴリズムに基づいて情報検索が実行される。
【0135】
ステップSA104:ステーション制御部201によって読み出されたアプリケーションプログラムが経路探索プログラムならば、その経路探索アルゴリズムに基づいて経路探索が実行される。
【0136】
ステップSA105:地図情報検索アルゴリズムならば、地図情報群の中から周辺地図を検索結果として得る。
【0137】
ステップSA106:地域情報検索アルゴリズムならば、地域情報群の中から地域情報を検索結果として得る。
【0138】
ステップSA107:その他の情報検索アルゴリズムならば、各種情報群の中から各種情報を検索結果として得る。
【0139】
これらの検索結果は、Ir通信部204aあるいはBluetooth通信部204bからIr通信あるいはBluetooth通信により携帯情報端末1に転送される。
【0140】
(実施例2)
図17は、情報サービスシステムの各構成部のデータベースの記憶内容を示すブロック図である。
【0141】
情報サービスステーション2−1のサービス情報記憶部207には、例えば、地図No.0からNo.19までの20個の地図が記憶されており、各地図には地図No.として、0から19までの番号が付いている。この地図No.0というのが、例えば、情報サービスステーションが設置された地域の町名「長池町」や「昭和町」等の実際の地図情報を表す。
【0142】
地域サーバ31−1には、例えば、その地域に含まれている情報サービスステーション2−1から情報サービスステーション2−Xまでの5個分、合計100個の地図がすべて記憶されている。さらに、管理サーバ32には、例えば、その地域に含まれている地域サーバ31−1から地域サーバ31−Yまでの10個分、合計1000個の地図がすべて記憶されている。
【0143】
図18は、情報サービスシステムの地図情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
【0144】
ステップSA201:情報サービスステーション2は、携帯情報端末1より地図情報取得の要求信号を受信する。その時、携帯情報端末1から操作者が欲しい地図No.997も同時に取得する。
【0145】
ステップSA202:携帯情報端末1のユーザID(識別番号)をチェックし、目的とするユーザIDならば、ステップSA203以降の地図情報取得処理に進む。そうでないならば、ステップSA213に進む。
【0146】
ステップSA213:識別エラー処理をする。
【0147】
ステップSA203:取得した地図No.及び地図情報を携帯情報端末1に送信する際に一時記憶するサービス情報記憶部207の送信バッファを初期化する。
【0148】
ステップSA204:情報サービスステーション2のサービス情報記憶部207(地図データベース)を検索する。
【0149】
ステップSA205:例えば、サービス情報記憶部207にNo.997の地図があるか否かを検索する。あった場合は、ステップSA211に進み、ない場合は、ステップSA206に進む。
【0150】
ステップSA206:サービス情報記憶部207にNo.997の地図がなかった場合、PHS通信回線を介して地域サーバ31にアクセスし、地域サーバ31の地図データベース(図2の場合はデータベース303)を検索する。
【0151】
ステップSA207:例えば、地域サーバ31の地図データベースにNo.997の地図があるか否かを検索する。あった場合は、ステップSA211に進み、ない場合は、ステップSA208に進む。
【0152】
ステップSA208:地域サーバ31の地図データベースにNo.997の地図がなかった場合は、通信回線(PHS通信回線あるいは通常の公衆回線など)を介して管理サーバ32にアクセスし、管理サーバ32の地図データベース(図2の場合はデータベース303)を検索する。
【0153】
ステップSA209:例えば、管理サーバ32の地図データベースにNo.997の地図があるか否かを検索する。あった場合は、ステップSA211に進み、ない場合は、ステップSA210に進む。
【0154】
ステップSA210:該当する地図情報の検索エラー情報を作成して送信バッファに記憶し、ステップSA212に進む。
【0155】
ステップSA211:検索したNo.997の地図情報を送信バッファに記憶し、ステップSA212に進む。
【0156】
ステップSA212:送信バッファに一時記憶したNo.997の地図情報または検索エラー情報を携帯情報端末1に送信する。
【0157】
(実施例3)
図19は、情報サービスシステムの経路案内情報取得処理の手順を示すフローチャーである。
【0158】
ステップSA301:情報サービスステーション2は、携帯情報端末1より経路案内情報の要求信号を受信する。このとき、情報サービスステーション2は携帯情報端末1から操作者が欲しい経路案内に対する目的地も同時に取得する。
【0159】
ステップSA302:携帯情報端末1のユーザID(識別番号)をチェックし、目的とするユーザIDならば、ステップSA303以降の経路案内情報検索処理に進む。そうでないならば、ステップSA314に進む。
【0160】
ステップSA314:識別エラー処理をする。
【0161】
ステップSA303:取得した経路案内情報を携帯情報端末1に送信する際に一時記憶する副記憶部203の送信バッファを初期化する。
【0162】
ステップSA304:情報サービスステーション2のサービス情報記憶部207(経路情報データベース)に操作者から要求された目的地までの経路案内情報があるか否かを検索する。あった場合は、ステップSA312に進み、ない場合は、ステップSA305に進む。
【0163】
ステップSA305:情報サービスステーション2のサービス情報記憶部207に目的地までの地図情報があるか否か検索する。あった場合は、ステップSA306に進み、ない場合は、ステップSA307に進む。
【0164】
ステップSA306:経路案内情報作成アルゴリズムを用いて、サービス情報記憶部207から検索された地図情報に基づいて目的地までの経路案内情報を作成し、ステップSA312に進む。
【0165】
ステップSA307:情報サービスステーション2は、通信回線(PHS通信回線)を介して地域サーバ31のデータベース(図2の場合はデータベース303)をアクセスし、目的地までの地図情報があるか否かの検索を行う。あった場合は、ステップSA308に進み、ない場合は、ステップSA309に進む。
【0166】
ステップSA308:経路案内情報作成アルゴリズムを用いて、地域サーバ31のデータベースから検索された地図情報に基づいて経路案内情報を作成し、ステップSA312に進む。
【0167】
ステップSA309:通信回線(PHS通信回線あるいは通常の公衆回線など)を介して管理サーバ32のデータベースをアクセスし、目的地までの地図情報があるか検索を行う。あった場合は、ステップSA310に進み、ない場合は、ステップSA311に進む。
【0168】
ステップSA310:経路案内情報作成アルゴリズムを用いて、管理サーバ32のデータベースから検索された地図情報に基づいて経路案内情報を作成し、ステップSA312に進む。
【0169】
ステップSA311:経路案内情報の検索エラー情報を送信バッファに記憶する。
【0170】
ステップSA312:検索または作成された経路案内情報を送信バッファに記憶し、ステップSA313に進む。
【0171】
ステップSA313:送信バッファに一時記憶した経路案内情報または検索エラー情報を携帯情報端末1に送信する。
【0172】
(実施例4)
図11は、情報サービスシステムの信号機制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0173】
ステップSA401:情報サービスステーション2は、携帯情報端末1より押しボタン式信号機制御の要求信号を受信する。そのとき、携帯情報端末1から所有者情報(ユーザ情報)も同時に取得する。
【0174】
ステップSA402:携帯情報端末1のユーザID(識別番号)をチェックし、目的とするユーザIDならば、ステップSA403以降の信号機制御処理に進む。そうでないならば、ステップSA411に進む。
【0175】
ステップSA411:識別エラー処理をする。
【0176】
ステップSA403:信号機制御時間情報を信号機に送信する際に一時記憶する副記憶部203の信号機制御バッファを初期化する。
【0177】
ステップSA404:所有者情報の内容をチェックする。
【0178】
ステップSA405:所有者が高齢(例えば、70歳以上)ならば、高齢者に応じた信号機制御時間情報を決定し、ステップSA408に進む。
【0179】
ステップSA406:所有者情報より所有者が身障者ならば、身障者に応じた信号機制御時間情報を決定し、ステップSA408に進む。
【0180】
ステップSA407:所有者情報より所有者が健常者ならば、健常者に応じた信号機制御時間情報を決定し、ステップSA409に進む。
【0181】
ステップSA408:信号機制御時間情報の青信号点灯時間としてA時間を信号機制御バッファに記憶する。
【0182】
ステップSA409:信号機制御時間情報の青信号点灯時間としてB時間を信号機制御バッファに記憶する。
【0183】
ステップSA410:遠隔制御部210は信号機制御時間情報に基づき押しボタン式信号機の青信号点灯時間を遠隔制御する。基本的に制御時間の関係は、A時間≧B時間の関係となる。
【0184】
本発明での情報サービスシステムを上記実施例で実現した場合、例えば下記のような効果を奏する。
(1)秘匿性の高い情報を当事者にだけ送信することができる。
(2)携帯情報端末に各種サービス情報を要求するための各種要求信号を記憶しているため、操作部から簡単にサービス情報を情報サービスステーションからアクセスして確認することができる。
(3)太陽光の入射によるノイズの影響を削減することができる。特に、Ir通信に加えてBluetooth通信を用いていることから実現できる。
(4)自己診断機能により正常に動作しない情報サービスステーションをその設置場所で直接確認できる。
(5)情報サービスステーションは、サービス情報を提供するだけなく、各種機能に活用することができる。
(6)管理サーバが一括して情報収集を行い、所定の条件に従って管理サーバから各地域サーバにサービス情報を配信することにより、サーバ機能の効率化が図れる。
(7)特定地域外のサーバ情報であっても、頻繁にアクセスされるサーバ情報は情報サービスステーションのサービス情報記憶部に更新記憶しておくことにより、短時間で携帯情報端末にサービス情報を提供することができる。
(8)操作者は、携帯情報端末を用いて、街角に設置された情報サービスステーションから光通信によりその周辺の地図情報情報と正確な位置情報を取得することができる。
(9)情報サービスステーションの設置位置が、常に出発点となるため、サービス情報記憶部に記憶された地図情報が利用できるため、経路案内情報の作成時間が短縮できる。
(10)情報サービスステーションのサービス情報記憶部に予め全ての地図情報を記憶させることなく経路案内情報を作成して携帯情報端末に送信することができる。
(11)情報サービスステーションは、サービス情報記憶部に記憶された経路案内情報を再利用できるため、経路案内情報の作成時間が短縮できる。
(12)操作者は、携帯情報端末を用いて、情報サービスステーションの周辺に設置された、目的の周辺機器を制御することができる。
(13)操作者は、携帯情報端末を用いて、情報サービスステーションの周辺に設置された、目的の押しボタン式信号機を制御することができる。
(14)操作者は、携帯情報端末を用いて、情報サービスステーションの周辺に設置された、目的の押しボタン式信号機を操作者の年齢及び特徴(身障者)に応じて(例えば、通行時間設定など)制御することができる。
(15)操作者は、ユーザIDをもつ携帯情報端末を用いて、街角に設置された情報サービスステーションから救急車またはタクシの手配を依頼することができ、その依頼結果の情報を得ることができる。
【0185】
尚、請求項においては、上記情報サービスステーションにおけるIr通信部を第2無線通信手段、Bluetooth通信部を第1無線通信手段とし、携帯情報端末におけるIr通信部を第4無線通信手段、Bluetooth通信部を第3無線通信手段と見なしている。
【0186】
発明の対象としては、以上説明してきたシステム以外に、このシステムを構成している装置そのもの、さらにこの装置を動作させるためのプログラムそのものであってもよいし、このプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている記録媒体であってもよい。
【0187】
まず、本発明では、図2に示されているように携帯情報端末1では端末制御部101がCPUによる機能を備えたものであり、情報サービスステーション2ではステーション制御部201と主記憶部202が、CPUによる機能を備えたものであり、サーバ3ではサーバ制御部301がCPUによる機能を備えたものであり、これらの制御部によって目的とするプログラムの処理が実行される。そのため、本発明での記録媒体は、このように端末制御部101に含まれるメモリ、主記憶部202、サーバ制御部301に含まれるメモリあるいはデータベースがプログラムメディアであってもよいし、図示していないが外部記憶装置としてFD駆動装置あるいは光ディスク駆動装置等のプログラム読み取り装置が設けられていることから、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROMやフレキシブルディスク(FD)等がプログラムメディアであってもよい。
【0188】
つまり、記録媒体としては、上記に記載されているプログラムメディアとそれ以外のものも含めると、再生装置と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等の磁気ディスクやCD−ROM、CD−R/RW、MO、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスク系、PCカード、ICカード、その他フラッシュメモリやEEPROMなどの不揮発性メモリを組み込んだカード、光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0189】
さらに、携帯情報端末1、情報サービスステーション2、サーバ3の各々は、外部との通信手段(携帯情報端末1:Ir通信部104a、Bluetooth通信部104b;情報サービスステーション2:Ir通信部204a、Bluetooth通信部204b、PHS通信部205;サーバ3:回線接続部303)を備えていることから、これらの通信手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードし、上記媒体に保存するように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
【0190】
また、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0191】
以上、ここまで挙げた実施形態における内容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載に限定されるものではない。
【0192】
【発明の効果】
本発明における情報サービスシステムでは、以下のような効果が得られる。
【0193】
本発明によれば、操作者はIrあるいはBluetooth通信機能を有する携帯情報端末を用いて、街角に設置された情報サービスステーションからIrあるいはBluetooth通信により現在地、さらにはその周辺の地域特有のサービス情報を混信することなく取得することができる。
【0194】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、第1無線通信手段と第2無線通信手段を必要に応じて使い分けるすることができ、それぞれの特徴を有効に利用することが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0195】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、操作者は、楽に情報サービスステーションを見つけることができ、スムーズに機器制御を行うことが可能になる。
【0196】
また、第2無線通信手段で指定した機器をそのまま第2無線通信手段で制御するようにした場合は、制御処理がシンプルになる。例えば、情報サービスステーション側の第2無線通信手段を受信のみ、携帯情報端末側を送信のみにすれば、安価な素子で実現でき、情報サービスステーションと携帯情報端末の価格を下げることが可能となる。
【0197】
また、第2無線通信手段で指定した機器を第1無線通信手段で制御するようにした場合は、情報サービスステーションの第2無線通信手段は送信のみ、携帯情報端末の第2無線通信手段は、受信のみにすることもでき、安価な素子で実現すれば、情報サービスステーションと携帯情報端末の価格を下げることが可能となり、携帯情報端末側の第2通信手段に送信が無いので、バッテリー駆動で、特に問題になる消費電力を下げることが可能になる。
【0198】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、サーバに記憶された各種情報を情報サービスステーションや携帯情報端末に送り利用することと、携帯情報端末や情報サービスステーションから各種情報をサーバに送り記憶させることが可能となる。
【0199】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、一般的に使用されている安価な素子を使用し、システムを低価格化することが可能となる。
【0200】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、第2無線通信手段は、家庭電化製品のリモコン素子を用いるより伝送距離が長くなり、双方向のデータ通信を行うことが可能となる。
【0201】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、今後いろいろな製品に使われ素子の価格も安くなると考えられるBluetoothモジュールを使用し、システムを低価格化することが可能となる。
【0202】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、携帯情報端末の操作者は、携帯情報端末を携帯しているだけで、各種情報を受け取ることが可能となる。
【0203】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としており、すでに普及しているPHS通信を使うことにより、グループ内ネットワーク、サーバとの通信回線を安価に構成することが可能になる。また有線による通信に必要であった工事をなくすことが可能になる。
【0204】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、端末操作者にとって、第2無線通信手段のみを使用するより正確な位置情報取得を楽に行うことが可能になる。
【0205】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、操作者にとって、自分がいる位置を容易に把握することが可能となる。
【0206】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、バッテリーで駆動しているため特に問題になる携帯情報端末の消費電力を下げることが可能となる。
【0207】
本発明によれば情報サービスシステムは、上述したような構成としているので、手の不自由な操作者でも本システムを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報サービスシステムの概略構成の一例を示す説明図である。
【図2】本発明における情報サービスシステム全体の機能構成の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本実施形態での情報サービスステーションにおけるハード構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本実施形態での情報サービスシステムにおける各装置の接続関係を示すブロック図である。
【図5】本実施形態での機器制御の動作(処理)の一例を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の位置関係の一例を示す説明図である。
【図7】本実施形態での機器制御の動作(処理)の別の一例を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態での情報サービスシステムにおける携帯情報端末と情報サービスステーション間の第1無線通信手段による通信の流れを示すシーケンス図である。
【図9】本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の別の位置関係及び位置情報の取得の一例を示す説明図である。
【図10】本実施形態での情報サービスシステムにおける装置間の別の位置関係及び位置情報の取得の一例を示す説明図である。
【図11】本実施形態での携帯情報端末におけるハード構成の一例を示すブロック図である。
【図12】本実施形態での機器制御の動作(処理)の別の一例を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態での携帯情報端末側からの処理の流れをまとめたフローチャートである。
【図14】本実施形態での情報サービスステーション側からの処理の流れをまとめたフローチャートである。
【図15】本実施形態での情報サービスシステムにおける各構成部による処理情報を示すブロック図である。
【図16】本実施形態での情報サービスステーションにおける情報処理の手順を示すブロック図である。
【図17】本実施形態での情報サービスシステムにおける各構成部のデータベースの記憶内容を示すブロック図である。
【図18】本実施形態での情報サービスシステムにおける地図取得処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】本実施形態での情報サービスシステムにおける経路案内情報取得処理の手順を示すフローチャーである。
【図20】本実施形態での情報サービスシステムにおける信号機制御処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯情報端末
101 端末制御部
102 操作部
103 表示部
104a Ir通信部
104b Bluetooth通信部
105 要求信号記憶部
106 要求信号生成部
107 サービス情報バッファ
108 バッテリー
2 情報サービスステーション
201 ステーション制御部
202 主記憶部
203 副記憶部
204a Ir通信部
204b Bluetooth通信部
205 PHS通信部
206 要求信号認識部
207 サービス情報記憶部
208 サービス情報検索部
209 サービス情報更新部
210 遠隔制御部
211 グループ機器接続制御部
200 主電源部
3 サーバ
301 サーバ制御部
302 回線接続部
303 データベース
300 電源部
31 地域サーバ
32 管理サーバ
4 交通機器
5 PHS基地局
Area1 第1無線通信手段の通信エリア
Area2 グループ化の通信エリア

Claims (5)

  1. 少なくとも通信ユニットと通信制御部で構成された指向性のない無線通信手段と、その無線通信手段の通信制御部に電源を供給する第1の電源供給ラインと、指向性のある無線通信手段と、その無線通信手段に電源を供給する第2の電源供給ラインとを備え、
    前記指向性のない無線通信手段にて複数のサービスステーションで構成される通信先との通信確立ができた場合のみ、前記指向性のある無線通信手段による一つのサービスステーションとの通信を可能とする情報端末であって、
    前記通信ユニットは、所定の通信相手に対して指向性のない無線通信手段による通信が可能かどうかを判定し、通信可能である場合にのみ前記通信制御部に電源が供給されるよう第1の電源供給ラインを制御し、
    前記通信制御部は、前記所定の通信相手から取得した情報に基づき前記指向性のある無線通信手段に電源が供給されるよう第2の電源供給ラインを制御し、
    前記指向性のある無線通信手段は、前記情報端末が前記所定の通信相手に向けられた場合に前記所定の通信相手と通信を開始し、更に所定の時間または所定の回数の間前記所定の通信相手と通信を継続できた場合に所定の要求信号の送信を行うことを特徴とする情報端末。
  2. 前記指向性のない無線通信手段による通信で取得された限定エリア位置情報を表示し、かつ前記指向性のある無線通信手段による通信で取得された特定位置情報を表示するための表示部をさらに備えてなる請求項1記載の情報端末。
  3. 前記指向性のない無線通信手段がブルートゥース通信手段であり、前記指向性のある無線通信手段が赤外線通信手段である請求項1または2記載の情報端末。
  4. 指向性のない無線通信手段と指向性のある無線通信手段とを有する情報端末を制御するための情報端末制御プログラムであって、
    前記指向性のない無線通信手段にて通信先に接続を試みさせる手順と、
    前記指向性のない無線通信手段にて複数のサービスステーションで構成される通信先との通信確立を確認させる手順と、
    前記通信確立を確認する手順にて通信確立が確認された場合にのみ、前記指向性のある無線通信手段の通信を用いて一つのサービスステーションとの通信を開始させる手順と、
    前記指向性のない無線通信手段における通信の際、所定の通信相手に対して前記指向性のない無線通信手段による通信が可能か否かを判定させる手順と、
    前記指向性のない無線通信手段による通信が可能である場合にのみ、前記指向性のない無線通信手段で前記所定の通信相手から情報を取得させる手順と、
    前記取得した情報をもとに、少なくとも前記指向性のある無線通信手段に電源を供給させる手順と、
    前記指向性のある無線通信手段に対し、前記情報端末が前記所定の通信相手に向けられた場合に前記所定の通信相手と通信を開始し、更に所定の時間または所定の回数の間前記所定の通信相手と通信を継続できた場合に、所定の要求信号を送信させる手順とをコンピュータに実行させるための情報端末制御プログラム。
  5. 前記指向性のない無線通信手段がブルートゥース通信手段であり、前記指向性のある無線通信手段が赤外線通信手段である請求項4記載の情報端末制御プログラム。
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