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JP4146811B2 - サスペンション、及びハードディスク装置 - Google Patents

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JP4146811B2 JP2004059806A JP2004059806A JP4146811B2 JP 4146811 B2 JP4146811 B2 JP 4146811B2 JP 2004059806 A JP2004059806 A JP 2004059806A JP 2004059806 A JP2004059806 A JP 2004059806A JP 4146811 B2 JP4146811 B2 JP 4146811B2
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

本発明は、サスペンション、及びハードディスク装置関する。
ハードディスク等の記録媒体に磁気情報を記録及び再生する薄膜磁気ヘッドは、いわゆるヘッドスライダに形成されている。このヘッドスライダを、サスペンションの先端領域に搭載することにより、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)が構成される。一般的に、このサスペンションは、SUS等で形成されたロードビームに可撓性のフレクシャを重ねたものであり、フレクシャには薄膜磁気ヘッドの記録/再生用の配線が施されている。また、このようなサスペンションの基端側は、ボイスコイルモータ(VCM)で駆動されるアクチュエータアームに連結される。そして、サスペンションとアクチュエータアームを連結したものにVCMコイル等を取り付けることにより、所謂ヘッドスタックアセンブリ(HSA)が構成されている。
ところで、近年のハードディスクの高記録密度化、特にトラック幅の狭小化に伴い、ヘッドスライダを高精度で微小量駆動させる技術が求められている。そこで従来、下記特許文献1に示すように、上記サスペンションとアクチュエータアームとの連結部分に、圧電素子を利用した圧電アクチュエータを配置するヘッドジンバルアセンブリが提案されていた。これは所謂2段変動式のアセンブリであり、第1段階として、薄膜磁気ヘッドの比較的大きな移動はボイスコイルモータによるアクチュエータアームの駆動で制御し、第2段階として、トラッキング補正等の微小な移動は圧電アクチュエータによるサスペンションの駆動により制御しようとするものである。
ところが、このような2段変動式のヘッドジンバルアセンブリでは、圧電アクチュエータによって長尺のサスペンション全体を駆動させる必要があるため、トラッキングの高精度化に限界があった。
このため、例えば下記特許文献2に開示されているように、ヘッドスライダとサスペンションの間に圧電アクチュエータを設ける装置が提案されている。この装置によれば、薄膜圧電体素子は長尺サスペンションそのものを駆動させる必要が無く、直接的にヘッドスライダを駆動させることができるため、より高精度のトラッキングを実現することができる。
特開2002−134807号公報 特開2002−203384号公報
本発明の目的は、圧電アクチュエータの機械的強度を保つと共に、圧電アクチュエータの変位を効率よくヘッドスライダに伝えることが可能なサスペンション、及びハードディスク装置提供することにある。
本発明に係るサスペンションは、薄膜磁気ヘッドを有するヘッドスライダが搭載されるサスペンションであって、アクチュエータアームに接続される支持ビーム部と、可撓性を有する配線基板を有すると共に、支持ビーム部に接着されるフレクシャと、フレクシャに接続されると共に、ヘッドスライダをサスペンションに対して相対的に変位させる圧電アクチュエータと、一方の面側が圧電アクチュエータに対向すると共に、他方の面側がヘッドスライダに対向しており、圧電アクチュエータの変位をヘッドスライダに伝達する金属製の伝達板と、を備え、伝達板は、後部と、後部に連結部を介して接続される前部とを有しており、伝達板の後部は圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置し、伝達板の前部は圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置しており、圧電アクチュエータは、後部と前部とに渡るように伝達板に固定され、ヘッドスライダは、伝達板の前部に戴置されていることを特徴とする。
本発明に係るサスペンションでは、圧電アクチュエータの機械的強度が伝達板により保たれ、圧電アクチュエータが破壊されるのを防ぐことができる。伝達板の後部が圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置すると共に伝達板の前部が圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置し、圧電アクチュエータが伝達板の後部と前部とに渡るように固定されているので、伝達板の前部に戴置されたヘッドスライダに対して圧電アクチュエータの変位を効率よく伝えることができる。
また、圧電アクチュエータは、圧電体膜と、当該圧電体膜を挟むように配置される一対の電極膜とを有しており、圧電体膜及び一対の電極膜は、伝達板の上に一方の電極膜、圧電体膜、及び他方の電極膜の順に成膜されていることが好ましい。この場合、圧電アクチュエータは、伝達板と共に取り扱われることとなり、サスペンションに含まれる他の部材への搭載等を容易に行うことができ、歩留りが向上される。また、圧電アクチュエータが、板状部材に接着されることなく、板状部材の上に形成されることとなる。これにより、圧電アクチュエータを板状部材に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。
本発明に係るハードディスク装置は、記録媒体と、この記録媒体に対して記録又は再生の少なくとも一方を行う薄膜磁気ヘッドを有するヘッドスライダと、このヘッドスライダが搭載されるサスペンションとを備え、サスペンションは、アクチュエータアームに接続される支持ビーム部と、可撓性を有する配線基板を有すると共に、支持ビーム部に接着されるフレクシャと、フレクシャに接続されると共に、ヘッドスライダをサスペンションに対して相対的に変位させる圧電アクチュエータと、一方の面側が圧電アクチュエータに対向すると共に、他方の面側がヘッドスライダに対向しており、圧電アクチュエータの変位をヘッドスライダに伝達する金属製の伝達板と、を有し、伝達板は、後部と、後部に連結部を介して接続される前部とを有しており、伝達板の後部は圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置し、伝達板の前部は圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置しており、圧電アクチュエータは、後部と前部とに渡るように伝達板に固定され、ヘッドスライダは、伝達板の前部に戴置されていることを特徴とする。

本発明に係るハードディスク装置では、圧電アクチュエータの機械的強度が伝達板により保たれ、圧電アクチュエータが破壊されるのを防ぐことができる。伝達板の後部が圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置すると共に伝達板の前部が圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置し、圧電アクチュエータが伝達板の後部と前部とに渡るように固定されているので、伝達板の前部に戴置されたヘッドスライダに対して圧電アクチュエータの変位を効率よく伝えることができる
本発明によれば、圧電アクチュエータの機械的強度を保つと共に、圧電アクチュエータの変位を効率よくヘッドスライダに伝えることが可能なサスペンション、及びハードディスク装置提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るサスペンション、ハードディスク装置、及び、サスペンションの製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のハードディスク装置を示す概略構成図である。ハードディスク装置1は、筐体5内に、記録媒体としてのハードディスク10と、これに磁気情報を記録及び再生するヘッドスタックアセンブリ(HSA)20とを備えている。ハードディスク10は、図示を省略するモータによって回転させられる。更に、ハードディスク装置1には、ハードディスク10への情報の記録及び再生等の各種制御を行う制御部15、及び、薄膜磁気ヘッドをハードディスク10の上から退避させておくためのランプ機構16が内蔵されている。
ヘッドスタックアセンブリ20は、ボイスコイルモータ(VCM)により支軸21周りに回転自在に支持されたアクチュエータアーム22と、このアクチュエータアーム22に接続されたヘッドジンバルアセンブリ(以下、「HGA」と称す)30とから構成される組立て体を、図の奥行き方向に複数個積層したものである。HGA30には、ハードディスク10に対向するようにヘッドスライダ32が取り付けられている。
HGA30は、薄膜磁気ヘッド31を2段階で変動させる形式を採用しており、この形式を実現するために、圧電アクチュエータ70が設けられている。圧電アクチュエータ70は、ヘッドスライダ32を支持ビーム部50に対して相対的に変位させるものである。薄膜磁気ヘッドの比較的大きな移動はボイスコイルモータによるサスペンション40及びアクチュエータアーム22の全体の駆動で制御し、微小な移動は圧電アクチュエータ70によるヘッドスライダ32の駆動により制御する。
支持ビーム部50は、ベースプレート51と、これに張り付けられた連結板52と、ロードビーム53とを備えている。図3に示すように、連結板52は、ベースプレートよりも薄く且つ柔軟性が高くなっており、側方に突出した長方形状の突出部52aと、互いに離隔して延びる一対の連結片52b,52bとが形成されている。各連結片52b,52bには、ロードビーム53が揺動自在に連結されている。ロードビーム53の先端には、ヘッドスライダ32がランプ機構16に退避している際にスロープに乗り上がるタブ53aが形成されている。尚、ベースプレート51におけるロードビーム53が設けられた側の反対側が、アクチュエータアーム22に接続される側である。また、連結板52とロードビーム53とは一体的に形成してもよい。
サスペンション40は、フレクシャ60を有している。このフレクシャ60は、ポリイミド樹脂等で形成された可撓性を有する配線基板61を有しており、この底面にはステンレス鋼等によって形成された薄板状の支持板(図示略)が部分的に張り付けられている。フレクシャ60は、レーザスポット溶接によって支持ビーム部50に接着されている。配線基板61は、その後端側にパッド搭載領域61aを有している。パッド搭載領域61aは、連結板52の突出部52aの上に敷かれる形になる。
フレクシャ60のパッド搭載領域61aには、記録用の電極62b,63b、圧電アクチュエータ用の電極64b〜66b、再生用の電極67b,68bが搭載されている。一方、図4の拡大図に示すように、フレクシャ60の先端側には、4つの電極62a,63a,67a,68aが配列されている。また、フレクシャ60の4つの電極62a,63a,67a,68aの後方には、3つの電極64a〜66aが配列されている。電極62a〜68aと電極62b〜68bは、それぞれ配線62c〜68cで電気的に接続されている。各配線62c〜68cは、実際は絶縁膜で覆われている。なお、配線基板61上の配線62c〜68cは、例えばめっき法等の成膜技術によって形成することができる。
電極62a,63aはヘッドスライダ32の記録パッド33,34にそれぞれ接続され、電極67a,68aは再生パッド35,36にそれぞれ接続される。これらの電極同士の接続には、図2に示すようにゴールドボールボンディングが用いられる。
ここで、図4及び図5を参照して、圧電アクチュエータ70の詳細について説明する。圧電アクチュエータ70は、伸縮方向が互いに異なるように構成された第1領域70a及び第2領域70bを有している。各領域70a,70bは、PZT等の薄膜の圧電素子で構成されており、その周囲は樹脂コーティングされている。尚、薄膜の圧電素子には、厚膜の素子と比較して、軽量、振動に対する周波数特性が良好、設置場所の幅が広い、低電圧で制御可能という様々な利点がある。
第1領域70aと第2領域70bは、根元付近は樹脂によって一体化されているが、先細りになる先端側は互いに離間している。圧電アクチュエータ70の図中底面側には、それぞれ所定の駆動電圧が印加される電極71a,71bが設けられている。そして、これらの電極71a,71bは、直接的に、又は、導電部材を介して間接的に、フレクシャ60上の電極66a,64aに電気的に接続される。
圧電アクチュエータ70の電極71a,71b付近の根元領域は、電極71a,71bと電極66a,64aとが接続されることにより、フレクシャ60の配線基板61に接着される。一方、この根元領域よりも先端側の領域は、フレクシャ60の開口領域に位置するため、ロードビーム53と対面する形になる。
第1領域70a及び第2領域70bは、図5に示されるように、薄膜圧電体73と、
当該薄膜圧電体73を挟むように配置される第1及び第2の電極膜75a,75bとを有している。薄膜圧電体73、第1の電極膜75a及び第2の電極膜75bは、後述する伝達板80の上に第2の電極膜75b、薄膜圧電体73、及び第1の電極膜75aの順に成膜されている。
第1の電極膜75aは、電極71a(71b)に電気的に接続されている。第2の電極膜75bは、伝達板80と電気的に接続されており、当該伝達板80が直接的に、又は、導電部材を介して間接的に、フレクシャ60上の電極65aに電気的に接続される。これにより、第2の電極膜75bは、伝達板80、電極65a、配線65c及び電極65bを通して、グランド電位に接続される。なお、第2の電極膜75bの電極取出しを伝達板80から行わない場合には、第2の電極膜75bに電気的に接続された電極を別途設け、当該電極と電極65aとを電気的に接続することにより、第2の電極膜75bの電極取出しを実現するようにしてもよい。
電極71a,71bのそれぞれには、薄膜圧電体73を駆動する駆動電圧が印可される。駆動電圧が印加されると、図5に示されるように、薄膜圧電体73は駆動電圧に対応して矢印A1,A2方向に伸縮する。電極71a,71bにそれぞれ印加される駆動電圧は、例えばバイアス電圧を中心として互いに逆位相となっている。電極71aにバイアス電圧に対しプラスの駆動電圧が印加されると、第1領域70aにおける薄膜圧電体73は矢印A1方向に収縮する。一方、電極71bにバイアス電圧に対しマイナスの駆動電圧が印加されると、第2領域70bにおける薄膜圧電体73は矢印A2方向に伸長する。
第1領域70a及び第2領域70bは、図17に示されるように、2つの薄膜圧電体が積層配置された2層構造としてもよい。第2の電極膜75bの上には、積層体90が接着剤91により固定されている。積層体90は、薄膜圧電体73と、当該薄膜圧電体73を挟むように配置される第3の電極金属膜75c及び第4の電極金属膜75dとを含んでいる。第2の電極膜75bと第3の電極金属膜75cとが接着剤91で接着されている。
第1の電極金属膜75a及び第4の電極金属膜75dは、電極71aに電気的に接続されている。第2の電極金属膜75bと第3の電極金属膜75cとは、伝達板80に電気的に接続されている。電極71a,71bのそれぞれには、2つの薄膜圧電体73をそれぞれ駆動する駆動電圧が印可される。駆動電圧が印加されると、図17に示されるように、2つの薄膜圧電体73は駆動電圧に対応して矢印A1,A2方向に伸縮する。電極71a,71bにそれぞれ印加される駆動電圧は、例えばバイアス電圧を中心として互いに逆位相となっている。電極71aにバイアス電圧に対しプラスの駆動電圧が印加されると、第1領域70aにおける2つの薄膜圧電体73は矢印A1方向に収縮する。一方、電極71bにバイアス電圧に対しプラスの駆動電圧が印加されると、第2領域70bにおける2つの薄膜圧電体73は矢印A2方向に伸長する。なお、第1領域70a及び第2領域70bは、3つ以上の薄膜圧電体が積層配置された多層構造としてもよい。
本実施形態のサスペンション40は、圧電アクチュエータ70の変位をヘッドスライダ32に伝達する伝達板80を有している。伝達板80は、一方の面(図4の下面)が圧電アクチュエータ70に対向し、他方の面がヘッドスライダ32に対向している。伝達板80は、導電性を有する金属、例えばステンレス鋼等によって形成され、図4にも示されるように、幅方向に延びる矩形形状の後部83と、幅細で長尺の連結部84を介して後部83に接続された前部85とを有している。
ここで、図6を参照して、ヘッドスライダ32、圧電アクチュエータ70、及び、伝達板80の位置関係を説明する。同図は、ヘッドスライダ32がハードディスク10に対向する所謂エアベアリング面から見た図である。ヘッドスライダ32は、伝達板80の前部85上に載置されている。圧電アクチュエータ70は、伝達板80の下に位置しており、電極71a,71bが位置する根元部分が伝達板80の後部83と重なり、第1領域70a及び第2領域70bの先端部分がそれぞれ前部85と重なるように位置している。
次に、図7〜図10を参照して、圧電アクチュエータ70の製造過程について説明する。図7〜図10の各(a)は、圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図である。図7(b)は図7(a)におけるVIIb−VIIb方向の断面構成を示す模式図である。図8(b)は図8(a)におけるVIIIb−VIIIb方向の断面構成を示す模式図である。図9(b)は図9(a)におけるIXb−IXb方向の断面構成を示す模式図である。図10(b)は図10(a)におけるXb−Xb方向の断面構成を示す模式図である。
圧電アクチュエータ70の形成は、以下の工程(1)〜(4)に従って行う。
工程(1)
まず、導電性を有する金属(例えば、ステンレス鋼等)製の基板Sを用意する。そして、この基板Sの上に、第2の電極膜75bを構成する材料からなる薄膜F1、薄膜圧電体73を構成する材料からなる薄膜F2、及び第1の電極膜75aを構成する材料からなる薄膜F3の順に積層して積層体L1を形成する(図7(a)及び(b)参照)。薄膜F1,F2には、例えばPtやIr等の金属の他、導電性酸化物(例えば、IrO等)や導電性樹脂といった導電性材料を用いることができる。薄膜F3には、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム等の圧電材料を用いることができる。薄膜F1〜F3を形成する方法には、例えばスパッタリング法、CVD法、レーザーアブレーション法等の方法を用いることができる。
工程(2)
次に、積層体L1をパターニングする(図8(a)及び(b)参照)。この工程(2)では、第1領域70a及び第2領域70bに対応する位置にレジスト膜(図示せず)を形成し、当該レジスト膜をマスクとして薄膜F1〜F3をエッチングにより除去する。続いて、上記レジスト膜を除去する。
以上の工程(1)及び(2)により、基板Sの上に第2の電極膜75b、薄膜圧電体73及び第1の電極膜75aの順に成膜されて、第1領域70a及び第2領域70bが形成されることとなる。
工程(3)
次に、第2の電極膜75b、薄膜圧電体73及び第1の電極膜75aの腐食を回避するために、基板S上において、第1領域70a及び第2領域70bの表面を覆うように樹脂膜77を形成する(図9(a)及び(b)参照)。樹脂膜77の材料には、例えばポリイミド樹脂等を用いることができる。
そして、電極71a,71bに対応する位置に開口を有するレジスト膜(図示せず)を形成する。そして、このレジスト膜をマスクとして樹脂膜77をエッチングにより除去し、樹脂膜77にコンタクトホール78を形成する(同じく、図9(a)及び(b)参照)。続いて、上記レジスト膜を除去する。
工程(4)
次に、基板Sを所定の形状、すなわち後部83、連結部84及び前部85を有する形状に加工する。この工程(4)では、後部83、連結部84及び前部85に対応する位置にレジスト膜(図示せず)を形成し、当該レジスト膜をマスクとして基板Sを圧電アクチュエータ70(第1領域70a及び第2領域70b)が形成された面の裏面側からエッチングして除去する。続いて、上記レジスト膜を除去する。これにより、基板Sから伝達板80が形成されることとなる。その後、電極71a,71b(図示略)を形成する。なお、基板Sを除去することにより、第2の電極膜75bの一部が露出することとなるが、この露出する部分も樹脂膜77で覆うことが好ましい。
これらの工程(1)〜(4)により、伝達板80の上に圧電アクチュエータ70が直接形成されることとなる。
なお、2つの薄膜圧電体が積層配置された2層構造とする場合、積層体L1が形成された基板(上記ステンレス鋼に限られることなく他の材料、例えばMgOからなる基板であってもよい。)をもう1つ用意し、上記工程(2)の前に、薄膜F3同士が対向するように積層体L1同士を接着剤で接着した後に、一方の基板を除去する工程が追加されることとなる。
続いて、HGA30の組立て過程の一例を説明する。
まず、フレクシャ60をレーザスポット溶接にてロードビーム53に固定する。次に、伝達板80及び圧電アクチュエータ70を、電極71a,71bと電極66a,64aとを接続すると共に伝達板80の後部83と電極65aとを接続することにより、フレクシャ60に固定する。圧電アクチュエータ70は電極71a,71b(電極66a,64a)の位置でのみフレクシャ60に接続され、伝達板80は電極65aの位置でのみフレクシャ60に接続されている。したがって、圧電アクチュエータ70及び伝達板80は、ロードビーム53から浮いた状態となっている。
次いで、伝達板80の前部85にヘッドスライダ32を接着することにより、本実施形態のHGA30が得られる。尚、ヘッドスライダ32を伝達板80に取り付けた後に、これをサスペンション40に搭載してもよい。
また、このようにして得られたHGA30にアクチュエータアーム22を連結してヘッドスタックアセンブリ20を構成し、これをハードディスク10上に移動可能に組み立てることで、本第1実施形態のハードディスク装置1を作製することができる。
以上のように、本第1実施形態においては、圧電アクチュエータ70が、伝達板80に接着されることなく、伝達板80の上に形成されることとなる。これにより、圧電アクチュエータ70を伝達板80に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、本第1実施形態においては、圧電アクチュエータ70の機械的強度が伝達板80により保たれ、圧電アクチュエータ70が破壊されるのを防ぐことができる。また、圧電アクチュエータ70は、単体で取り扱われることがなく、伝達板80と共に取り扱われることとなり、その取り扱いが容易となる。これらのことから、歩留りが向上される。
これらの結果、本第1実施形態においては、量産性が著しく向上される。
また、本第1実施形態においては、圧電アクチュエータ70は伝達板80と共に取り扱われることとなり、圧電アクチュエータ70のサスペンション40(フレクシャ60)への搭載を容易に行うことができる。
また、本第1実施形態に係る製造方法においては、圧電アクチュエータ70が伝達板80に接着されることなく、基板Sの上に圧電アクチュエータ70が形成された後に、当該基板Sが所定の形状に加工されることにより、圧電アクチュエータ70が形成された伝達板80が得られることとなる。これにより、圧電アクチュエータ70を伝達板80に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、本第1実施形態に係る製造方法においては、その製造過程において、圧電アクチュエータ70の機械的強度が基板Sあるいは伝達板80により保たれ、圧電アクチュエータ70が破壊されるのを防ぐことができる。また、圧電アクチュエータ70は、単体で取り扱われることがなく、基板Sあるいは伝達板80と共に取り扱われることとなり、その取り扱いが容易となる。これらのことから、歩留りが向上される。
また、本第1実施形態に係る製造方法においては、基板Sの上に、第2の電極膜75bを構成する材料からなる薄膜F1、薄膜圧電体73を構成する材料からなる薄膜F2、及び第1の電極膜75aを構成する材料からなる薄膜F3の順に積層して積層体L1を形成した後に、当該積層体L1をパターニングして、圧電アクチュエータ70を形成し、基板Sが所定の形状(後部83、連結部84及び前部85を有する形状)となるように、圧電アクチュエータ70が形成された基板Sを当該基板Sにおける圧電アクチュエータ70が形成された面の裏面側からエッチングしている。これにより、圧電アクチュエータ70が接着されることなく形成された伝達板80を容易に得ることができる。
また、本第1実施形態に係る製造方法においては、成膜された第2の電極膜75b、薄膜圧電体73、及び第1の電極膜75aを覆うように樹脂膜77を形成している。これにより、成膜された第2の電極膜75b、薄膜圧電体73、及び第1の電極膜75aを保護することができる。
次に、図11を参照して、圧電アクチュエータ70の製造過程の変形例について説明する。図11(a)は、圧電アクチュエータの製造過程の変形例を説明するための模式図である。図11(b)は図11(a)におけるXIb−XIb方向の断面構成を示す模式図である。
圧電アクチュエータ70の形成は、以下の工程(1)〜(3)に従って行う。
工程(1)
まず、基板Sを用意する。そして、この基板Sの上に、第1領域70a及び第2領域70bに対応した形状となるように第2の電極膜75bを構成する材料、薄膜圧電体73を構成する材料、及び第1の電極膜75aを構成する材料の順に塗布して積層体L2を形成する(図11(a)及び(b)参照)。そして、積層体L2を基板Sと共に加熱して、各材料を焼結する。各材料の塗布は、当該各材料をスラリー化し、スラリー化した材料をドクターブレード法により塗布することで行われる。
以上の工程(1)により、基板Sの上に第2の電極膜75b、薄膜圧電体73及び第1の電極膜75aの順に成膜されて、第1領域70a及び第2領域70bが形成されることとなる。
工程(2)及び(3)の工程は、上述した本実施形態における工程(3)及び(4)と同じであり、ここでの説明を省略する。これらの工程(1)〜(3)により、伝達板80の上に圧電アクチュエータ70が直接形成されることとなる。
以上のように、本第1実施形態に係る製造方法の変形例においても、上述した実施形態と同じく、圧電アクチュエータ70を伝達板80に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。また、歩留りが向上される。
また、本第1実施形態に係る製造方法の変形例においては、基板Sの上に、第2の電極膜75bを構成する材料からなる薄膜F1、薄膜圧電体73を構成する材料からなる薄膜F2、及び第1の電極膜75aを構成する材料の順に塗布して積層体L2を形成した後に、当該積層体L2を焼結して、圧電アクチュエータ70を形成し、基板Sが所定の形状(後部83、連結部84及び前部85を有する形状)となるように、圧電アクチュエータ70が形成された基板Sを当該基板Sにおける圧電アクチュエータ70が形成された面の裏面側からエッチングしている。これにより、圧電アクチュエータ70が接着されることなく形成された伝達板80を容易に得ることができる。
(第2実施形態)
次に、図12を参照して、第2実施形態に係るサスペンション及びハードディスク装置を説明する。同図は、フレクシャ60を支持板69が設けられた側、つまり支持ビーム部50に対向する側から見た図である。第2実施形態に係るHGA及びハードディスク装置は、フレクシャ60の構成等に関して第1実施形態に係るHGA30及びハードディスク装置1と相違する。
本第2実施形態のHGA及びハードディスク装置では、第1実施形態と同様に、フレクシャ60は、配線基板61と、この配線基板61の少なくとも一部を支持する支持板69を有する。支持板69は、例えばステンレス鋼等の金属等によって形成することができる。圧電アクチュエータ70は、支持板69に形成されている。
支持板69の先端側は、略T字状に形成されており、基部69aから伸びる幅細且つ長尺のビーム部69bと、当該ビーム部69bに接続された先端部69cとを有している。先端部69cは、幅方向に伸びる帯状を呈している。
ここで、図12を参照して、ヘッドスライダ32、圧電アクチュエータ70、及び、伝達板80の位置関係を説明する。ヘッドスライダ32は、伝達板80のビーム部69bの一部及び先端部69cの一部と重なるように、フレクシャ60上に載置されている。圧電アクチュエータ70は、支持板69の上に位置しており、電極71a,71bが位置する根元部分が支持板69の基部69aの先端部分と重なり、第1領域70a及び第2領域70bの先端部分がそれぞれヘッドスライダ32と重なるように位置している。
続いて、図13〜図16を参照して、圧電アクチュエータ70の製造過程について説明する。図13〜図16の各(a)は、圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図である。図13(b)は図13(a)におけるXIIIb−XIIIb方向の断面構成を示す模式図である。図14(b)は図14(a)におけるXIVb−XIVb方向の断面構成を示す模式図である。図15(b)は図15(a)におけるXVb−XVb方向の断面構成を示す模式図である。図16(b)は図16(a)におけるXVIb−XVIb方向の断面構成を示す模式図である。
圧電アクチュエータ70の形成は、以下の工程(1)〜(6)に従って行う。まず、工程(1)及び(2)については、上述の第1実施形態における工程(1)及び(2)と同じであり、説明を省略する。
工程(3)
次に、基板S上において、基板Sの所定領域、第1領域70a、及び第2領域70bの表面を覆うように、第1の樹脂膜77aを形成する(図13(a)及び(b)参照)。第1の樹脂膜77aの材料には、樹脂膜77と同様に、例えばポリイミド樹脂等を用いることができる。
そして、所定の位置に開口を有するレジスト膜(図示せず)を形成する。そして、このレジスト膜をマスクとして第1の樹脂膜77aをエッチングにより除去し、第1の樹脂膜77aにコンタクトホール78を形成する(同じく、図13(a)及び(b)参照)。続いて、上記レジスト膜を除去する。
工程(4)
次に、配線62c〜68c(配線65cは不図示)を形成する(図14(a)及び(b)参照)。配線62c〜68cは、めっき法により形成することができる。なお、配線64c,66cは、コンタクトホール78を通して第1の電極膜75aに電気的に接続されるように形成される。本第2実施形態においては、配線64c,66cを第1の電極膜75aに直接接続するように形成するので、電極71a,71b及び電極64a,66aを設ける必要はない。
工程(5)
次に、配線62c〜68cを覆うように、第1の樹脂膜77aの上に第2の樹脂膜77bを形成する(図15(a)及び(b)参照)。第2の樹脂膜77bの材料には、樹脂膜77及び第1の樹脂膜77aと同様に、例えばポリイミド樹脂等を用いることができる。これにより、基板S上に、第1の樹脂膜77a及び第2の樹脂膜77bを含む配線基板61が形成されることとなる。
工程(6)
次に、基板Sを所定の形状、すなわち基部69a、ビーム部69b及び先端部69cを有する形状に加工する(図16(a)及び(b)参照)。この工程(6)では、基部69a、ビーム部69b及び先端部69cに対応する位置にレジスト膜(図示せず)を形成し、当該レジスト膜をマスクとして基板Sを圧電アクチュエータ70(第1領域70a及び第2領域70b)が形成された面の裏面側からエッチングして除去する。続いて、上記レジスト膜を除去する。これにより、基板Sから支持板69が形成されることとなる。その後、電極62a,63a,67a,68a(図示略)を形成する。なお、基板Sを除去することにより、第2の電極膜75bの一部が露出することとなるが、この露出する部分も第1の樹脂膜77aあるいは第2の樹脂膜77bで覆うことが好ましい。また、不図示の配線65cは、支持板69と電気的に接続される。
これらの工程(1)〜(6)により、フレクシャ60が形成されると共に、支持板69の上に圧電アクチュエータ70が直接形成されることとなる。
以上のように、本第2実施形態においては、圧電アクチュエータ70が、支持板69に接着されることなく、支持板69の上に形成されることとなる。これにより、圧電アクチュエータ70を支持板69に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、本第2実施形態においては、圧電アクチュエータ70の機械的強度が支持板69あるいは基板Sにより保たれ、圧電アクチュエータ70が破壊されるのを防ぐことができる。また、圧電アクチュエータ70は、単体で取り扱われることがなく、支持板69(フレクシャ60)と共に取り扱われることとなり、その取り扱いが容易となる。これらのことから、歩留りが向上される。
これらの結果、本第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同じく、量産性が著しく向上される。
また、本第2実施形態においては、圧電アクチュエータ70は支持板69と共に取り扱われることとなり、圧電アクチュエータ70のサスペンション40への搭載を容易に行うことができる。
また、本第2実施形態に係る製造方法においては、圧電アクチュエータ70が支持板69に接着されることなく、基板Sの上に圧電アクチュエータ70が形成された後に、当該基板Sが所定の形状に加工されることにより、圧電アクチュエータ70が形成された支持板69が得られることとなる。これにより、圧電アクチュエータ70を支持板69に固定するための接着工程が省略されることとなり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、本第2実施形態に係る製造方法においては、その製造過程において、圧電アクチュエータ70の機械的強度が基板Sあるいは支持板69により保たれ、圧電アクチュエータ70が破壊されるのを防ぐことができる。また、圧電アクチュエータ70は、単体で取り扱われることがなく、基板Sあるいは支持板69と共に取り扱われることとなり、その取り扱いが容易となる。これらのことから、歩留りが向上される。
また、本第2実施形態に係る製造方法においては、成膜された第2の電極膜75b、薄膜圧電体73、及び第1の電極膜75aを覆うように第1の樹脂膜77aを形成し、当該第1の樹脂膜77aの上に配線62c〜68cを形成した後に、当該配線62c〜68cを覆うように第1の樹脂膜77aの上に第2の樹脂膜77bを形成している。これにより、成膜された第2の電極膜75b、薄膜圧電体73、第1の電極膜75a、及び配線62c〜68cを保護することができると共に、圧電アクチュエータ70を備えるフレクシャ60を簡易に得ることができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、記録媒体に対して記録及び再生の双方を行う薄膜磁気ヘッドに代えて、記録又は再生の一方のみを行う薄膜磁気ヘッドを用いてもよい。
第1実施形態のハードディスク装置を示す図である。 第1実施形態のヘッドジンバルアセンブリ(HGA)を示す斜視図である。 HGAの分解斜視図である。 HGAのフレクシャ先端付近の分解斜視図である。 圧電アクチュエータの構成を説明するための模式図である。 圧電アクチュエータ及び伝達板の平面図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるVIIb−VIIb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるVIIIb−VIIIb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるIXb−IXb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXb−Xb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程の変形例を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXIb−XIb方向の断面構成を示す模式図である。 第2実施形態に係るHGA及びハードディスク装置に含まれるフレクシャを支持ビームに取り付けられる側から見た平面図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXIIIb−XIIIb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXIVb−XIVb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXVb−XVb方向の断面構成を示す模式図である。 (a)は圧電アクチュエータの製造過程を説明するための模式図であり、(b)は(a)におけるXVIb−XVIb方向の断面構成を示す模式図である。 圧電アクチュエータの構成を説明するための模式図である。
符号の説明
1…ハードディスク装置、10…ハードディスク、20…ヘッドスタックアセンブリ、22…アクチュエータアーム、31…薄膜磁気ヘッド、32…ヘッドスライダ、40…サスペンション、60…フレクシャ、61…配線基板、62c〜68c…配線、69…支持板、70…圧電アクチュエータ、71a,71b…電極、73…薄膜圧電体、75a…第1の電極膜、75b…第2の電極膜、77…樹脂膜、77a…第1の樹脂膜、77b…第2の樹脂膜、80…伝達板、F1〜F3…薄膜、L1,L2…積層体、S…基板。

Claims (5)

  1. 薄膜磁気ヘッドを有するヘッドスライダが搭載されるサスペンションであって、
    アクチュエータアームに接続される支持ビーム部と、
    可撓性を有する配線基板を有すると共に、前記支持ビーム部に接着されるフレクシャと、
    前記フレクシャに接続されると共に、前記ヘッドスライダを前記サスペンションに対して相対的に変位させる圧電アクチュエータと、
    一方の面側が前記圧電アクチュエータに対向すると共に、他方の面側が前記ヘッドスライダに対向しており、前記圧電アクチュエータの変位を前記ヘッドスライダに伝達する金属製の伝達板と、を備え、
    前記伝達板は、後部と、前記後部に連結部を介して接続される前部とを有しており、
    前記伝達板の前記後部は前記圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置し、前記伝達板の前記前部は前記圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置しており、前記圧電アクチュエータは前記後部と前記前部とに渡るように前記伝達板に固定され、
    前記ヘッドスライダは、前記伝達板の前記前部に戴置されていることを特徴とするサスペンション。
  2. 前記圧電アクチュエータは、圧電体膜と、当該圧電体膜を挟むように配置される一対の電極膜とを有しており、
    前記圧電体膜及び前記一対の電極膜は、前記伝達板の上に一方の前記電極膜、前記圧電体膜、及び他方の前記電極膜の順に成膜されていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション。
  3. 圧電体膜と、当該圧電体膜を挟むように配置される一対の電極膜とを含む積層体を更に備え、
    前記積層体は、前記他方の電極膜の上に接着されていることを特徴とする請求項2に記載のサスペンション。
  4. 前記圧電アクチュエータは、前記根元部分において一体化されると共に前記先端部分において離間した第1領域と第2領域とを有しており、
    前記第1領域と前記第2領域とは、前記連結部を挟んで当該連結部の両側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション。
  5. 記録媒体と、この記録媒体に対して記録又は再生の少なくとも一方を行う薄膜磁気ヘッドを有するヘッドスライダと、このヘッドスライダが搭載されるサスペンションとを備え、
    前記サスペンションは、
    アクチュエータアームに接続される支持ビーム部と、
    可撓性を有する配線基板を有すると共に、前記支持ビーム部に接着されるフレクシャと、
    前記フレクシャに接続されると共に、前記ヘッドスライダを前記サスペンションに対して相対的に変位させる圧電アクチュエータと、
    一方の面側が前記圧電アクチュエータに対向すると共に、他方の面側が前記ヘッドスライダに対向しており、前記圧電アクチュエータの変位を前記ヘッドスライダに伝達する金属製の伝達板と、を有し、
    前記伝達板は、後部と、前記後部に連結部を介して接続される前部とを有しており、
    前記伝達板の前記後部は前記圧電アクチュエータの根元部分と重なるように位置し、前記伝達板の前記前部は前記圧電アクチュエータの先端部分と重なるように位置しており、前記圧電アクチュエータは、前記後部と前記前部とに渡るように前記伝達板に固定され、
    前記ヘッドスライダは、前記伝達板の前記前部に戴置されていることを特徴とするハードディスク装置。
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