JP4146637B2 - 港湾鋼構造物の防食方法 - Google Patents
港湾鋼構造物の防食方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4146637B2 JP4146637B2 JP2001387800A JP2001387800A JP4146637B2 JP 4146637 B2 JP4146637 B2 JP 4146637B2 JP 2001387800 A JP2001387800 A JP 2001387800A JP 2001387800 A JP2001387800 A JP 2001387800A JP 4146637 B2 JP4146637 B2 JP 4146637B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- harbor
- anticorrosion
- submerged
- steel structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Revetment (AREA)
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、護岸等に設けられる鋼矢板、橋梁或いは桟橋等の鋼管杭のように、少なくとも一部が海水中に没して設けられる港湾鋼構造物の防食方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
護岸等に設けられる鋼矢板、橋梁或いは桟橋等に設けられる鋼管杭等の港湾鋼構造物は、その一部が海水中に水没した状態で設けられており、このような港湾鋼構造物は錆が発生し易い環境に晒されている。
【0003】
従って、このような港湾鋼構造物では、長期間の使用により錆が発生し減肉して強度が低下することが考えられる。そのため、このような港湾鋼構造物は補強工事或いは取替工事等を行う必要が生じる。
【0004】
しかし、上記補強工事或いは取替工事には多大の費用が掛かるために、何らかの方法にて防食することにより、港湾鋼構造物の寿命延長を図ることが望まれている。
【0005】
このため、現状では殆ど実施されてはいないが、例えば図8、図9に示すような既存の護岸1に設けられる港湾鋼構造物である鋼矢板2の防食を実施しようとする場合には、次のような方法が考えられる。
【0006】
先ず、鋼矢板2の表面に生じた錆を除去する除錆作業を実施する。この時、鋼矢板2の干潮時水位W1より上部の大気露出部Aに対してはショットブラスト等による除錆を行い、又、干潮時水位W1より下部の水没部Bに対しては、作業員が水中に潜水した状態でショットブラスト或いはジェット水流を吹付けることにより除錆を行う。
【0007】
そして、水位が満潮時水位W2から干潮時水位W1に下った時の鋼矢板2の大気露出部Aには、干潮時水位W1に近い位置まで、有機或いは無機の防食性樹脂塗料等を吹付けることによってライニングを形成する。
【0008】
一方、常時海水中に没している水没部Bの鋼矢板2の表面には、例えばアルミニウム、亜鉛等にて形成した犠牲アノード3を溶接等により固定して、公知の電気防食法を実施することが考えられる。即ち、図10に示すように、板状の犠牲アノード3に備えた脚部3aを、鋼矢板2の表面に溶接することにより固定する。
【0009】
この犠牲アノード3は消耗電極成分であり、水素やFeよりもイオン化傾向が大きな金属から電子が奪われ、その金属がイオン化して海水中に溶出する。犠牲アノード3からイオン化して海水中に溶出した金属イオンは、海水中に溶存するカルシウムイオン(Ca2+)やマグネシウムイオン(Mg2+)等の陽イオンと一緒に、カソードである鋼矢板2へ向かって海水中を泳動する。その後、上記した金属イオン等は、鋼矢板2において電子を得ることにより、鋼矢板2の水没部Bの表面に、CaCO3 、及びMg(OH)2 等を主成分とする防食析出膜(エレクトロコーティング層)を形成する。この防食析出膜により鋼矢板2の水没部Bが防食される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電気防食法を実施する場合、鋼矢板2の水没部B表面に防食に有効な防食析出膜を形成するには、鋼矢板2に、清浄海域で100mA/m2程度、汚染海域で130〜150mA/m2程度の設計防食電流密度の電流が流れるようにする必要があるとされており、この設計防食電流密度を保持するためには、図8、図9に示すように、犠牲アノード3を狭い設置間隔で多数設置する必要があり、更に犠牲アノード3を水中で鋼矢板2に溶接固定するための設置作業数も増加し、よって犠牲アノード3の設置コストが大幅に増大するという問題がある。
【0011】
又、清浄海域で100mA/m2程度、汚染海域で130〜150mA/m2程度の設計防食電流密度が保持されるように犠牲アノード3を設置しても、水没部Bに形成される防食析出膜は、薄くしかも不均一なものとなるため均一な防食効果を得ることが難しく、最も錆が発生し易くしかも波の影響を受け易い干満帯域Cを効果的に防食するようなことは困難である。
【0012】
本発明は、上述の実情に鑑み、港湾鋼構造物の水没部を防食するために設置する犠牲アノードの設置数を大幅に削減することができ、且つ港湾鋼構造物の干満帯域を効果的に防食できるようにした港湾鋼構造物の防食方法を提供することを目的として成したものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の港湾鋼構造物の防食方法は、少なくとも一部が海水に水没した水没部を有する港湾鋼構造物の大気露出部に防食被膜を形成した後、港湾鋼構造物の前記水没部に対し所要の間隔を有して電極を設け、該電極に直流電流を通電することにより港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成し、その後、港湾鋼構造物の水没部表面に犠牲アノードを固定し、電気防食法により前記水没部の防食析出膜を修復することを特徴とする。
【0014】
上記手段において、前記港湾鋼構造物の大気露出部に対する防食被膜の形成を、犠牲防食効果を有する金属の溶射により行うことができ、又、前記港湾鋼構造物の大気露出部に防食被膜を形成するに先立ち、大気露出部表面の除錆を行うことができる。
【0015】
上記手段において、前記港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成するに先立ち、水没部表面の除錆を行うことができる。
【0016】
上記手段において、前記電極は、網目構造とすることができ、又、前記犠牲アノードは、防食析出膜を修復するのに必要な最小数を配置することができる。
【0017】
本発明によれば、以下のように作用する。
【0018】
港湾鋼構造物の水没部に対し所要の間隔を有して設けた電極に直流電流を通電することにより港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成し、その後、港湾鋼構造物の水没部表面に犠牲アノードを固定して電気防食法により防食析出膜を修復するようにしたので、犠牲アノードは防食析出膜を修復するのに必要な最少数を設置すればよく、従って、犠牲アノードの設置数を大幅に減少できると共に、水中で港湾鋼構造物に犠牲アノードを溶接固定するための設置作業数も減少し、従って、犠牲アノードの設置コストを大幅に低減できる。
【0019】
更に、大気露出部に犠牲防食効果を有する金属を溶射して防食被膜を形成した後に、水没部に所要の厚さで防食析出膜を形成することにより、干満帯域に防食被膜と防食析出膜とを重ねて形成することができ、更に、防食被膜と防食析出膜の両者が犠牲防食効果を発揮することになるので、最も錆が生じ易い厳しい条件にある干満帯域を、極めて効果的に防食することができる。
【0020】
又、網目構造の電極を用いて防食析出膜の形成を行うことにより、電極の設置作業、電流密度の均一化が容易に可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明の港湾鋼構造物の防食方法の一例を示すフローチャート、図2、図3は装置の一例を示したものであり、図2、図3中、図8〜10と同一のものには同じ符号を付して詳細な説明は省略し、本発明の特徴部分についてのみ詳述する。
【0023】
図2及び図3に示す港湾鋼構造物である鋼矢板2は、その上部が大気に露出した大気露出部Aとなっており、下部は海水に水没した水没部Bとなっている。
【0024】
上記した既存の鋼矢板2を防食するには、先ず、図1に示すように鋼矢板2表面の錆を除去する除錆作業を実施する。この時、鋼矢板2の干潮時水位W1より上部の大気露出部Aに対してはショットブラスト等による除錆を行い、又、干潮時水位W1より下部の水没部Bに対しては、作業員が水中に潜水した状態でショットブラスト或いはジェット水流を吹付けることにより除錆を行う。
【0025】
上記したように除錆を行った鋼矢板2の大気露出部Aに、図4に示すように防食被膜4を形成する。この防食被膜4の形成は、鋼矢板2の表面に、犠牲防食効果を有する金属を溶射することによって行うことができる。
【0026】
続いて、図2、図3の水没部Bに対する防食を、以下のようにして行う。
【0027】
前記鋼矢板2の水没部B表面に対し所要の間隔を有するように、護岸1の上部から電極5を吊り下げて設ける。図2、図3の電極5はロッド状を有しており、従って横方向(図3の左右方向)に所定の等距離を有して複数配置するようにしている。各電極5は、電源線6を介して護岸1の上部に設けた電源装置7に接続している。
【0028】
尚、図2、図3ではロッド状の電極5とした場合を示したが、図5に示すように網目構造の電極8としてもよい。この時、前記したロッド状の電極5は、鋼矢板2に対する電流密度を保持するために、電極5の相互間隔を比較的密にして多数配置する必要があるが、図5の網目構造の電極8の場合には、大きな面積のものを配置できるので電極8の配置が容易であり、又大きな面積の電極8を一本の電源線6にて電源装置7に接続すればよいので、設置作業も容易となる。
【0029】
又、ロッド状の電極5の場合は、間隔を狭めて多数設置しても、鋼矢板2はその形状が凹凸を有しているために鋼矢板2に対する電流密度が均一になるようにすることはできないが、網目構造の電極8は、図6に示すように鋼矢板2の凹凸に沿うように形状を折り曲げて設置することが容易に可能であり、よって鋼矢板2に対する電流密度を均一にすることは容易である。
【0030】
更に、前記した網目構造の電極8は、図7に示すように、港湾鋼構造物が橋梁或いは桟橋等に設けられる鋼管杭9の場合に、その鋼管杭9を取り巻くように設置することができ、よって設置作業を更に簡略化できると共に、鋼管杭9に対する電流密度を均一にすることができる。尚、前記したロッド状或いは網目構造の電極5,8は、図5に示すように、下部に重り10を取付けることにより波による揺動を抑えるようにしてもよい。
【0031】
続いて、前記電極5に、略1〜20V程度、略0.5〜5A/m2程度の直流電流を通電し、この状態で少なくとも3日(72時間)〜7日(168時間)程度保持する。すると、直流電流により電極からイオン化して海水中に溶出した金属イオンは、海水中に溶存するカルシウムイオン(Ca2+)やマグネシウムイオン(Mg2+)等の陽イオンと一緒に、カソードである鋼矢板2へ向かって移動し、金属イオンが鋼矢板2において電子を得ることにより、図4に示すように、鋼矢板2の水没部Bの表面に、CaCO3 、及びMg(OH)2 等を主成分とする防食析出膜11が所要の厚さで形成される。
【0032】
この時、図4に示したように、大気露出部Aに既に犠牲防食効果を有する金属の溶射により防食被膜4が形成されているので、干満帯域Cにおいて、前記防食被膜4の上に重なって防食析出膜11が形成されることになる。干満帯域Cは上部ほど水没時間が短いので、防食被膜4は上部ほど厚さが薄くなるように形成される。
【0033】
前記電極5,8に供給する直流電流の電圧、電流は高いほど、防食析出膜11の形成時間を短縮できるが、反面、形成される防食析出膜11の強度が低下し鋼矢板2の金属表面から剥がれ易くなる問題があるので、電源装置7による直流電流は、前記したように略1〜20V程度、略0.5〜5A/m2程度の範囲で選定して調節することが好ましい。
【0034】
本発明者らは、略20V、略2A/m2の直流電流を電極5,8に供給して5日間に亘り防食析出膜を形成する試験を実施したところ、好適な硬度と、接着性に優れた防食析出膜11を形成することができた。
【0035】
前記したように、鋼矢板2の水没部B表面に防食析出膜11が形成された状態では、鋼矢板2の金属表面はアルカリに保持されており、このアルカリは防食機能を有しており、従って、前記防食析出膜11が形成されている限り鋼矢板2の水没部Bの腐蝕は防止される効果がある。
【0036】
従って、前記したように鋼矢板2の水没部B表面に所要の厚さの防食析出膜11を形成した後は、前記電極5,8や電源装置7は除去して、水上交通、陸上交通の邪魔にならないようにする。
【0037】
しかし、鋼矢板2の水没部Bの防食を維持するためには、水没部B表面に形成された防食析出膜11を、保持し続けるようにする必要がある。
【0038】
このために、前記電極5,8や電源装置7を除去した後に、図10に示した方法により、図3に示すように鋼矢板2の水没部B表面に、犠牲アノード3を固定する。このように鋼矢板2の水没部B表面に犠牲アノード3を固定すると、電気防食法によって前記防食析出膜11が修復されることになる。即ち、前記防食析出膜11には穴等が存在したり、或いは部分的に剥離する箇所が生じることがあるが、前記犠牲アノード3による修復作用によって防食析出膜11が修復され、これにより防食析出膜11による防食効果が長期に亘って持続されるようになる。
【0039】
この時、犠牲アノード3は、防食析出膜11を修復して保持できるだけの設計防食電流密度を有していればよく、従って略20mA/m2〜50mA/m2程度の低い設計防食電流密度を有していればよい。
【0040】
このため、図3に示すように、鋼矢板2の水没部B表面に設置する犠牲アノード3は、設置間隔を広げてその設置数を図9の場合の1/3〜1/5以下に減少することができる。更に、犠牲アノード3の設置数が減少することにより、水中で鋼矢板2に犠牲アノード3を溶接固定するための設置作業数も減少することになる。従って、犠牲アノード3の設置コストを大幅に低減できることになる。又、犠牲アノード3は、使用により経年的に減肉するので、鋼矢板2の目的防食耐用年数に応じてその重量等を選定して設置する。
【0041】
図4に示したように、大気露出部Aに犠牲防食効果を有する金属を溶射して防食被膜4を形成した後に、水没部Bに所要の厚さで防食析出膜11を形成しているので、干満帯域Cには防食被膜4と防食析出膜11とが重なって形成されることになり、更に、防食被膜4と防食析出膜11の両者が犠牲防食効果を発揮することになるので、最も錆が生じ易い厳しい条件にある干満帯域Cを、効果的に防食できることになる。
【0042】
又、前記した鋼矢板2の水没部Bの除錆を行うに先立って、以下のような前処理を行うこともできる。
【0043】
前記図2、図3、図5に示した電極5,8及び電源装置7を鋼矢板2の前面に設置し、電極5,8に略10V以上、略3A/m2以上の直流電流を作用させ、この状態で少なくとも1日(24時間)保持する。このように電極5,8に電流を流した状態に保持すると、水の電気分解によって鋼矢板2の水没部Bの金属表面から水素の気泡が発生し、これにより錆が浮いた状態となる。
【0044】
従って、上記したように鋼矢板2の金属表面から錆が浮いた状態になった状態でジェット水流を吹付けると、錆は容易に除去することができ、よって水中での除錆作業を短時間に行うことができる。
【0045】
尚、本発明は、前記した鋼矢板2、鋼管杭9以外の種々の港湾鋼構造物の防食にも適用することができること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、港湾鋼構造物の水没部に対し所要の間隔を有して設けた電極に直流電流を通電することにより港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成し、その後、港湾鋼構造物の水没部表面に犠牲アノードを固定して電気防食法により防食析出膜を修復するようにしたので、犠牲アノードは防食析出膜を修復するのに必要な最少数を設置すればよく、従って、犠牲アノードの設置数を大幅に減少できると共に、水中で港湾鋼構造物に犠牲アノードを溶接固定するための設置作業数も減少し、従って、犠牲アノードの設置コストを大幅に低減できる効果がある。
【0047】
更に、大気露出部に犠牲防食効果を有する金属を溶射して防食被膜を形成した後に、水没部に所要の厚さで防食析出膜を形成することにより、干満帯域に防食被膜と防食析出膜とを重ねて形成することができ、更に、防食被膜と防食析出膜の両者が犠牲防食効果を発揮することになるので、最も錆が生じ易い厳しい条件にある干満帯域を、極めて効果的に防食できる効果がある。
【0048】
又、網目構造の電極を用いて防食析出膜の形成を行うことにより、電極の設置作業、電流密度の均一化が容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の港湾鋼構造物の防食方法の一例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の方法を実施する装置の一例を示す切断側面図である。
【図3】図2をIII方向から見た正面図である。
【図4】本発明により鋼矢板の表面に形成した防食被膜及び防食析出膜の切断側面図である。
【図5】本発明に用いられる網目構造の電極の正面図である。
【図6】図5の網目構造の電極を鋼矢板の凹凸面に沿って配置した例を示す切断平面図である。
【図7】図5の網目構造の電極を鋼管杭に適用した例を示す切断平面図である。
【図8】鋼矢板を防食する場合の方法を想定して示した切断側面図である。
【図9】図8をIX方向から見た正面図である。
【図10】鋼矢板に犠牲アノードを固定する例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 鋼矢板(港湾鋼構造物)
3 犠牲アノード
4 防食被膜
5 電極
8 電極
9 鋼管杭(港湾鋼構造物)
11 防食析出膜
A 大気露出部
B 水没部
Claims (6)
- 少なくとも一部が海水に水没した水没部を有する港湾鋼構造物の大気露出部に防食被膜を形成した後、港湾鋼構造物の前記水没部に対し所要の間隔を有して電極を設け、該電極に直流電流を通電することにより港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成し、その後、港湾鋼構造物の水没部表面に犠牲アノードを固定し、電気防食法により前記水没部の防食析出膜を修復することを特徴とする港湾鋼構造物の防食方法。
- 前記港湾鋼構造物の大気露出部に対する防食被膜の形成が、犠牲防食効果を有する金属の溶射により行われることを特徴とする請求項1に記載の港湾鋼構造物の防食方法。
- 前記港湾鋼構造物の大気露出部に防食被膜を形成するに先立ち、大気露出部表面の除錆を行うことを特徴とする請求項1、又は2に記載の港湾鋼構造物の防食方法。
- 前記港湾鋼構造物の水没部表面に防食析出膜を形成するに先立ち、水没部表面の除錆を行うことを特徴とする請求項1に記載の港湾鋼構造物の防食方法。
- 前記電極は、網目構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の港湾鋼構造物の防食方法。
- 前記犠牲アノードは、防食析出膜を修復するのに必要な最小数を配置することを特徴とする請求項1に記載の港湾鋼構造物の防食方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387800A JP4146637B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 港湾鋼構造物の防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387800A JP4146637B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 港湾鋼構造物の防食方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003183865A JP2003183865A (ja) | 2003-07-03 |
JP4146637B2 true JP4146637B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=27596518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001387800A Expired - Fee Related JP4146637B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 港湾鋼構造物の防食方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4146637B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5283008B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2013-09-04 | 株式会社横崎製作所 | ボイラー |
JP5194713B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2013-05-08 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼製カバーを有する鋼矢板およびそれを使用した壁体 |
JP5167863B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2013-03-21 | 株式会社Ihi | 鋼構造物防食電着被膜形成用陽極 |
JP5402177B2 (ja) * | 2009-04-06 | 2014-01-29 | 株式会社Ihi | 流電陽極体および流電陽極法 |
JP5740845B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2015-07-01 | 株式会社Ihi | 海洋鋼構造物の防食方法 |
JP5740851B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2015-07-01 | 株式会社Ihi | 鋼矢板の電着防食装置 |
JP7066465B2 (ja) * | 2018-03-20 | 2022-05-13 | 株式会社Ihi | 水中金属構造物の防食電着被膜形成方法 |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001387800A patent/JP4146637B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003183865A (ja) | 2003-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5341562A (en) | Method for preventing corrosion of a reinforced concrete structure | |
JP4146637B2 (ja) | 港湾鋼構造物の防食方法 | |
US3992272A (en) | Submerged offshore platform joint protection | |
Heidersbach | Cathodic protection | |
JP4577238B2 (ja) | 濃厚塩化物環境での長期耐久性に優れる樹脂被覆鋼材とその製造方法 | |
JP4424059B2 (ja) | 防食膜形成方法 | |
JP7066465B2 (ja) | 水中金属構造物の防食電着被膜形成方法 | |
JP3978796B2 (ja) | ショッププライマー鋼板を用いたエレクトロコーティング防食法 | |
JP5167863B2 (ja) | 鋼構造物防食電着被膜形成用陽極 | |
KR20090111484A (ko) | 음극방식법을 이용한 스테인레스강제 저수탱크의 부식방지방법 | |
JP5678505B2 (ja) | 有潮流海域での海洋鋼構造物の防食被膜形成方法 | |
Pailes | Corrosion Mitigation and Prevention of Port Infrastructure | |
JP5678504B2 (ja) | 有潮流海域での海洋鋼構造物の防食方法 | |
JP2005146374A (ja) | 流電陽極による金属構造物没水部分の電気防食方法およびそのための流電陽極構造 | |
Gummow et al. | Corrosion Control of Municipal Infrastructure Using Cathodic Protection | |
Gagné et al. | Prolonging the Lifetime of Existing Reinforced Concrete Infrastructures with Thermal Sprayed Zinc Coating Anodes | |
KR100393824B1 (ko) | 해수용배관의갈바닉부식제어방법 | |
Gagné et al. | Protecting Reinforced Concrete Structures with Thermal Sprayed Zinc Anodes | |
Doremus et al. | Cathodic protection of fourteen offshore drilling platforms | |
Bzdawka | Cathodic protection for soil-steel bridges | |
JPH0665938A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の補修方法 | |
JP4110877B2 (ja) | 地下構造物の防食方法 | |
JP2003286591A (ja) | 海洋構造物の防食方法および海洋構造物 | |
Goodwin | Next Generation Galvanic Anodes | |
Lim et al. | Evaluation of technical feasibility on applying calcareous deposit coatings to ship ballast tanks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080610 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4146637 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140627 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |