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JP4144180B2 - 管端加工装置 - Google Patents

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管端加工装置に係り、特に大口径の配管の端部を加工する管端加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
火力、原子力発電プラントの工事現場等における配管の据付作業では、配管を溶接する前準備として、両方の配管の端部形状を合わせる管端加工作業が必要となる。従来の管端加工作業は、まず、配管を突き合わせて、その隙間や開先面の外径、内径の角度を計測する。そして、修正を要する部分(以下、修正部と称す)の加工量を計算し、職人がグラインダ等を使用して手作業によって研削する。次いで、加工終了後に、再度、配管を突き合わせて修正部の有無を確認し、修正部がある場合は、修正部がなくなるまで上記作業を繰り返す。これにより、両方の配管の端部形状が接合に適した形状となり、配管を精度良く設計通りに溶接することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の管端加工作業は、手作業によって行われるため、各作業者によって加工精度が異なるという欠点があった。また、不具合が無くなるまで、配管の突き合わせ、配管端面の計測、加工を繰り返し行うため、管端加工に多大な時間を要するという欠点もあった。
【0004】
そこで、本願発明の発明者らは、特願平11−370204号記載の管端加工装置を発明した。この管端加工装置は、管端を自動で加工するので、高い加工精度で短時間で加工することができる。本願発明は、さらに高い加工精度を得ることのできる管端加工装置に関する発明である。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、高い加工精度で加工することのできる管端加工装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、端部にねじ部が形成されるとともに該ねじ部の内側に第1フランジを備えた軸部材を有し、該軸部材を配管の中心軸上に固定する固定治具と、前記軸部材の端部が挿入される円筒状に形成され、前記第1フランジの位置決め孔に位置決めピンを介して当接される第2フランジを備えるとともに、固定ギアが固設された取付部材と、前記取付部材に前記軸部材の端部が挿入された状態で前記ねじ部に締め込まれることにより、前記取付部材を前記固定治具に固定するナットと、前記円筒状の取付部材の外周面に回動自在に支持された回動板と、前記回動板に設置され、前記固定ギアに噛み合った可動ギアを回転させることによって、前記可動ギアを前記固定ギアの回りに周回させ、前記回動板を回動させる旋回用モータと、前記回動板に取り付けられ、前記軸部材の軸方向に配置されたリニアガイドと、前記リニアガイドにスライド自在に支持されたベースと、前記ベースを前記リニアガイドに沿って移動させる軸移動用モータと、前記ベースの保持部材に保持され、前記配管の端部を加工する管端加工用の加工手段と、前記加工手段の加工位置を検出する位置検出手段と、前記加工手段を前記配管に押し付けた際の押付力を検出する力検出手段と、前記位置検出手段と前記力検出手段の検出値に基づいて前記旋回用モータと前記軸移動用モータとを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記旋回用モータが前記加工手段を旋回させた際の、前記力検出手段の検出値の偏差を補正する補正機能を備えていることを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、旋回手段が前記加工手段を旋回させた際の、力検出手段の検出値の偏差を補正することができるので、加工精度をさらに向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って、本発明に係る管端加工装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0009】
図1に示すように、本実施の形態の管端加工装置10は、配管12の端部を加工する加工部14と、該加工部14を配管12に固定する固定治具(支持手段に相当)16とから構成されている。
【0010】
図2及び図3に示すように、固定治具16は、軸部材18を有している。軸部材18の端部には、ねじ部20が形成されており、このねじ部20の内側にフランジ24が設けられている。フランジ24には、2つの位置決め孔26、26が形成されており、後述する加工部14(図4参照)の位置決めピン46、46が挿入される。
【0011】
前記軸部材18には、円盤状のディスク28が軸部材18に対して垂直に取り付けられるとともに、該ディスク28を挟んで2つのねじ部30A、30Bが形成されている。2つのねじ部30A、30Bは、相反する方向にねじが刻まれており、それぞれスライド部材32A、32Bがねじ込まれている。
【0012】
ディスク28の周囲に設けられた三つの当接部材34、34、34は、スライド部材32A、及び32Bにリンク36を介して連結される。リンク36は、スライド部材32A、32Bの外周面に垂直に設けられた突起部38と、当接部材34とに回動自在に支持されている。当接部材34には、溝35が形成されており、該溝35に前記ディスク28が嵌入されている。これにより、当接部材34がディスク28にガイドされるので、当接部材34の動きが軸部材18の径方向に規制される。したがって、スライド部材32A、32Bの間隔が開いたり縮んだりすると、当接部材34が軸部材18の径方向に移動する。即ち、固定治具16を配管12の内部に挿入し、スライド部材32A、32Bを支持して軸部材18を回転させると、スライド部材32A、32Bの間隔が縮んで、3つの当接部材34、34、34が外側に向かって移動する。そして、各当接部材34の当接部34Aが配管12の内周面に当接して、固定治具16が配管12に固定される。このとき、当接部材34、34、34が軸部材18に対して等しい距離にあるので、軸部材18は、配管12の中心軸上に固定される。また、当接部材34の溝35とディスク28との間に若干の隙間を設けておくことで、当接部材34の当接部34Aが配管12の内周面にならって当接するので、配管12の内周面の加工精度が悪い場合であっても、固定治具16を配管12に確実に固定することができる。
【0013】
図4及び図5に示すように、加工部14は、取付部材40と回動板42とを備えている。取付部材40は、図6に示すように、円筒状に形成され、固定治具16の軸部材18が挿入される。取付部材40の端部には、フランジ40Aが形成され、このフランジ40Aに2本の位置決めピン46、46が取り付けられる。この位置決めピン46を前記固定治具16の位置決め孔26に挿入すると、フランジ40Aをフランジ24に位置決めして取り付けることができる。位置決めしたフランジ40Aは、軸部材18のねじ部20に、ワッシャ49を介してナット48を締め込むことによって固定される。
【0014】
前記取付部材40には、固定ギア44が固設される。前記回動板42は、この固定ギア44とフランジ40Aとの間に配置され、取付部材40にベアリング47を介して回動自在に支持されている。回動板42は、配管12(図1参照)の内部に挿入可能な大きさに形成される。また、回動板42には、旋回用モータ50が設置され、この旋回用モータ50の出力軸に可動ギア52が取り付けられる。可動ギア52は、固定ギア44と噛合した状態に設けられる。したがって、旋回用モータ50を駆動させると、可動ギア52が回転しながら固定ギア44の回りを周回し、回動板42全体が回転する。なお、前記旋回用モータ50には、回動板42の回動量から、後述するグラインダ62の加工位置を検出するセンサが内蔵されている。
【0015】
また、前記回動板42には、図4及び図5に示すように、リニアガイド54が取り付けられている。リニアガイド54は、回動板42に対して垂直に取り付けられ、このリニアガイド54にベース56がスライド自在に支持されている。リニアガイド54の先端には、軸移動用モータ58が取り付けられており、該軸移動用モータ58を駆動することによってリニアガイド54内部のボールねじ(図示せず)が回動して前記ベース56がスライドするようになっている。なお、軸移動用モータ58には、ベース56の移動量から、後述するグラインダ62の加工位置を検出するセンサが内蔵されている。
【0016】
ベース56には、角度用モータ66が取り付けられている。図7に示すように、角度用モータ66の回転軸66AにはL字状の支持部材60が固定され、この支持部材60に、保持部材72がスプリング70、70を介して取り付けられている。保持部材72には、管端加工用の加工手段、例えばグラインダ62が保持される。グラインダ62は、図示しないエア供給装置からエアを供給することによって、先端の工具、例えば超鋼バー62Aが回転する。回転する超鋼バー62Aを配管12の端部に押し付けることによって、配管12の端部を切削加工することができる。また、前記角度用モータ66を駆動することによってグラインダ62が回転軸66Aを中心に揺動し、加工角度を調節することができる。なお、角度用モータ66には、グラインダ62の加工角度を計測するセンサが内蔵されている。
【0017】
支持部材60と保持部材72との間には、力センサ68が配設されている。力センサ68は、グラインダ62を配管12に押し付けてスプリング70、70が縮んだ際に、保持部材72が支持部材60側に力センサ68を押し付ける力を押付力として検知するようになっている。
【0018】
前記旋回用モータ50、軸移動用モータ58、角度用モータ66、力センサ68は、制御装置64に接続される。制御装置64は、力センサ68、及びモータ50、58、66に内蔵されたセンサの検出値に基づいて前記モータ50、58、66を駆動制御するようになっている。即ち、制御装置64は、前記センサの検出値に基づいてグラインダ62の加工位置を調整するとともに、力センサ68で検出した押付力が目標値となるようにフィードバック制御を行う。制御方法については後に説明する。
【0019】
次に、管端加工装置10による管端加工方法について図8に基づいて説明する。
【0020】
まず、溶接を行う二つの配管12の端部形状を、図示しない計測装置によって計測する。そして、その計測データから、加工が必要な加工位置と加工量を算出し、算出したデータを制御装置64に入力する。
【0021】
次に、不具合部(修正を要する部分)の有無を確認し、不具合部がある場合に配管12を加工する。
【0022】
配管12の加工は、まず、角度用モータ66を駆動し、図8(A)に示すようにグラインダ62の加工面を所定の角度に調節する。
【0023】
次に、旋回用モータ50を駆動し、グラインダ62を配管12と接触させないようにして一周旋回させる。そして、このときの力センサ68の検出値を制御装置64で記録する。これにより、図9の各グラフに点線で示すようなデータを得ることができる。以下、この値をバイアス値とする。なお、図9については、後に詳説する。
【0024】
次に、軸移動用モータ58を駆動してグラインダ62を配管12の中心軸方向に沿って配管12側へ移動させる。そして、図8(B)に示すように、グラインダ62の超鋼バー62Aを配管12の端部に当接させる。
【0025】
次に、グラインダ62を駆動して超鋼バー62Aを回転させるとともに、旋回用モータ50を駆動させてグラインダ62を旋回させる。これにより、図8(C)に示すように、配管12の端部がグラインダ62で加工される。このとき、制御装置64は、図9に実線で示すように、前記バイアス値に一定値αを加えた目標値となるようにフィードバック制御する。即ち、力センサ68で検出した値が前記目標値となるように、各モータ50、58、66を制御し、加工を行う。そして、各モータ50、58、66のセンサの検出値が設定した値になるまで切削を繰り返す。これにより、配管12の端部を所定の形状に加工することができる。
【0026】
次に上記の如く構成された管端加工装置10の作用について図9及び図10に基づいて説明する。
【0027】
図9は、3つの制御例を示しており、図9(A)は配管12の外径加工時、図9(B)は配管12の端面加工時、図9(C)は配管12の内径加工時を示している。また、図10は、旋回角度0°の時と旋回角度180°の時に作用する力を模式的に示した図であり、図10(A)〜図10(C)はそれぞれ、図9(A)〜図9(C)に対応している。図10において、実線は、力センサ68に作用するグラインダ62の自重を示し、点線は、グラインダ62の押付力を示し、二点鎖線は、加工反力を示している。なお、図9、図10における旋回角度は、図11に示すように、上端を0°として時計周りに回転させて設定している。
【0028】
図10(A)、図10(C)に示すように、外径加工時、内径加工時には、グラインダ62を傾けて旋回させる。このようにグラインダ62を傾けて旋回させると、力センサ68は、グラインダ62の自重の影響を受けるため、グラインダ62の姿勢に応じて偏差が発生する。
【0029】
例えば、図10(A)の場合、グラインダ62の自重は、旋回角度が0°(360°)の時に、力センサ68に引っ張り力として作用し、旋回角度が180°の時に圧縮力として作用する。したがって、グラインダ62を配管12に接触させずに旋回させると、力センサ68は、図9(A)に点線で示すように、バイアス値を検出する。外径加工時のグラインダ62は、常に力センサ68を圧縮する方向に押し付けられるので、前記バイアス値に一定値αを加えた値、即ち図9(A)に実線で示す値が目標値となる。制御装置64は、力センサ68の検出値がこの目標値になるように各モータ50、58、66を制御して加工する。したがって、グラインダ62は、一定の押付力αで配管12を切削するので、切削面の加工精度を向上させることができるとともに、グラインダ62の工具に過剰の荷重が加わって破損することを防止することができる。
【0030】
また、図10(C)に示すように内径加工の場合にも、グラインダ62の自重は、旋回角度が0°(360°)の時に、力センサ68に引っ張り力として作用し、旋回角度が180°の時に圧縮力として作用する。内径加工時のグラインダ62は、常に力センサ68の引っ張り方向に押し付けられるので、図9(C)に点線で示したバイアス値から一定値αを引いた実線が目標値となる。制御装置64は、力センサ68の検出値がこの目標値となるように各モータ50、58、66を制御して加工する。これにより、グラインダ62が一定の押付力αで配管12を切削するので、切削面の加工精度を向上させることができるとともに、グラインダ62の工具に過剰の荷重が加わって破損することを防止することができる。
【0031】
また、図10(B)に示すように、配管12の端面を加工する場合は、グラインダ62を傾けずに旋回させる。したがって、力センサ68の検出方向が水平方向なので、検出値はグラインダ62の自重に影響されない。したがって、バイアス値は常に一定であり、この値に押付力αを加えた値が目標値となる。この目標値にフィードバック制御することによって、一定の押付力αで加工することができる。
【0032】
以上説明したように、本実施の形態の管端加工装置10によれば、グラインダ62を旋回させてバイアス値を測定し、このバイアス値に押付力αを加えた目標値にフィードバック制御するので、グラインダ62の自重による偏差を補正して、一定の押付力αで加工することができる。したがって、より高い加工精度で配管12を切削加工することができる。
【0033】
図12に示すように、第2の実施の形態の管端加工装置は、リニアガイド54にスライド部材78が配管12の軸方向(矢印82方向)にスライド自在に取り付けられている。スライド部材78には、ベース86が配管12の径方向(矢印84方向)にスライド自在に設けられており、スライド部材78の端部に設けられたモータ80を駆動することによって、ベース86がスライド移動する。なお、図1で示した第1の実施の形態と同一若しくは類似の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0034】
上記の如く構成された管端加工装置は、モータ80を駆動することによって、グラインダ62を配管12の径方向に移動させることができる。したがって、配管12の大きさによらず、配管12の端部を加工することができる。
【0035】
また、この管端加工装置によれば、モータ50、58、66、80を同時に駆動することによってグラインダ62を3次元的に自由に移動させることができる。
【0036】
なお、グラインダ62を配管12の軸方向に移動させず、径方向にのみ移動させるようにしてもよい。この場合、グラインダ62を配管12の径方向に進退移動させることによって配管12の切削を行うことができる。
【0037】
また、グラインダ62の移動方向は、配管12の中心軸方向や径方向に限定されるものではなく、配管12の中心軸に対して斜め方向であってもよい。
【0038】
さらに、グラインダ62の移動手段として、油圧シリンダ等のリニア駆動アクチュエータを用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る管端加工装置によれば、旋回手段が前記加工手段を旋回させた際の、力検出手段の検出値の偏差を補正することができるので、加工精度をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管端加工装置の第1の実施の形態を示す斜視図
【図2】図1に示した固定治具の正面図
【図3】図1に示した固定治具の側面図
【図4】図1に示した加工部の構造を説明する平面図
【図5】図1に示した加工部の構造を説明する正面図
【図6】加工部と固定治具との連結部分を示す断面図
【図7】グラインダの支持部分を示す斜視図
【図8】管端加工装置による加工方法を示す説明図
【図9】管端加工装置の制御例を示す説明図
【図10】管端加工装置の作用を説明する説明図
【図11】旋回角度の設定を説明する説明図
【図12】本発明に係る管端加工装置の第2の実施の形態の特徴部分を示す正面図
【符号の説明】
10…管端加工装置、12…配管、14…加工部、16…固定治具、18…軸部材、34…当接部材、50…旋回用モータ、58…軸移動用モータ、62…グラインダ、64…制御装置、66…角度用モータ、68…力センサ

Claims (2)

  1. 端部にねじ部が形成されるとともに該ねじ部の内側に第1フランジを備えた軸部材を有し、該軸部材を配管の中心軸上に固定する固定治具と、
    前記軸部材の端部が挿入される円筒状に形成され、前記第1フランジの位置決め孔に位置決めピンを介して当接される第2フランジを備えるとともに、固定ギアが固設された取付部材と、
    前記取付部材に前記軸部材の端部が挿入された状態で前記ねじ部に締め込まれることにより、前記取付部材を前記固定治具に固定するナットと、
    前記円筒状の取付部材の外周面に回動自在に支持された回動板と、
    前記回動板に設置され、前記固定ギアに噛み合った可動ギアを回転させることによって、前記可動ギアを前記固定ギアの回りに周回させ、前記回動板を回動させる旋回用モータと、
    前記回動板に取り付けられ、前記軸部材の軸方向に配置されたリニアガイドと、
    前記リニアガイドにスライド自在に支持されたベースと、
    前記ベースを前記リニアガイドに沿って移動させる軸移動用モータと、
    前記ベースの保持部材に保持され、前記配管の端部を加工する管端加工用の加工手段と、
    前記加工手段の加工位置を検出する位置検出手段と、
    前記加工手段を前記配管に押し付けた際の押付力を検出する力検出手段と、
    前記位置検出手段と前記力検出手段の検出値に基づいて前記旋回用モータと前記軸移動用モータとを制御する制御手段と、
    を備え、前記制御手段は、前記旋回用モータが前記加工手段を旋回させた際の、前記力検出手段の検出値の偏差を補正する補正機能を備えていることを特徴とする管端加工装置。
  2. 前記制御手段は、前記加工手段を前記旋回手段で一回転させて前記偏差を求め、該偏差を補正した目標値となるようにフィードバック制御することを特徴とする請求項1記載の管端加工装置。
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