JP4137051B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4137051B2 JP4137051B2 JP2004369981A JP2004369981A JP4137051B2 JP 4137051 B2 JP4137051 B2 JP 4137051B2 JP 2004369981 A JP2004369981 A JP 2004369981A JP 2004369981 A JP2004369981 A JP 2004369981A JP 4137051 B2 JP4137051 B2 JP 4137051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- arm
- state
- loading
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
アーム駆動機構C1は、大略、ラック主体32の上面に形成された誘導溝32aと、レバーアーム37と、第1のリンクアーム38と、第2のリンクアーム39及びロックバネ40からなる。図12は、アーム駆動機構C1を説明するための分解斜視図である。
アーム駆動機構C2は、図14に示すように、大略、ラック主体32の上面に形成された誘導溝32bと、誘導溝32bに重合する位置のベースパネル6に形成されたガイドスリット6bと、一端が誘引アーム21の中間部分の軸孔21bに回動可能に支持されたレバーアーム50と、レバーアーム50の他端に固定され、誘導溝32bとガイドスリット6bの双方に嵌合する従動ピン52とよりなる。そして、ローディング機構Cが動作を開始しラック主体32がX1−X2方向に移動する時、誘導溝32bおよびガイドスリット6bに案内されて従動ピン52が移動することによりレバーアーム50が変位して誘引アーム21を揺動させる。なお、アーム駆動機構C2は、ディスク搬送中に所定以上の抗力が加わった時に、この抗力による影響を回避する回避機構E1及び解放機構E2を備えているが、これについては後述する。
フレーム部材駆動機構C3は、図4に示すように、ラック主体32の上面に形成された誘導溝32aと、ラック主体32の側面に形成されたカム溝32cと、側面にカム溝54aを有するスライド部材54と、フレーム部材8に固定されておりラック主体32およびスライド部材54の側面に形成されたカム溝32c,54aに案内される従動ピン56,57と、V字の角部分を中心として回動自在にベースパネル6に支持されており、一端が誘導溝32aに嵌入し、他端がスライド部材54に連結されているリンク部材59とよりなる。そして、ローディング機構Cが動作を開始しラック主体32がX1−X2方向に移動する時に、リンク部材59が誘導溝32aに駆動されて回動することによりスライド部材54をスライドさせる。そして、この時にラック主体32およびスライド部材54のカム溝32c,54aが従動ピン56,57を案内することによりフレーム部材8が上昇または下降する。
次に、ディスクDをローディングする際のローディング機構Cの動作を説明する。なお、本実施形態においてローディング機構Cのローディング動作は、後述するように、モータ30が停止しており操作者の挿入力のみでローディング動作が行われる手動ローディング段階と、モータ30にディスクDのローディング動作を行えない程度の低いトルクを発生させ、操作者がディスクDを挿入方向に押圧した時にのみモータ30の駆動力と操作者の挿入力とでローディング動作が行われるアシストローディング段階と、モータ30の駆動力のみでローディング動作が行われる電動ローディング段階の3段階からなる。
図4は、ディスクDの挿入を待機しているディスク挿入待機状態を示す。この時点では、モータ30は停止しており、ラック主体32はX2方向に移動した位置に停止している。第1のリンクアーム38と第2のリンクアーム39の組立体は、図13(B)に示したアンロック状態であり、伸張・短縮が可能となっている。そして、第1のリンクアーム38が引張コイルバネ45のバネ力によってG1方向側に付勢されていることから、第1のリンクアーム38に連結されたディスク支持アーム17は時計回り方向に付勢されており、ディスク支持アーム17は基部側がスリット6aのX2側端部に当接することにより、図4に示す挿入待機位置に停止している。
手動ローディング段階では、モータ30は停止しており、操作者の力のみでローディング動作が行われる。図4の状態から操作者がディスクDを装置内部へ押し込むと、ディスク当接部18がディスクDに押されることによりディスク支持アーム17が装置後方へ揺動し、このディスク支持アーム17の基端部に枢支ピン17aで連結されている第1のリンクアーム38がG2方向に牽引される。この時、モータ30及びラック主体32が制止しているので、ラック主体に連結されているレバーアーム37も静止しており、これに連結されている第2のリンクアーム39のG1方向側端部も同じ位置に留まっている。従って、第1のリンクアーム38が第2のリンクアーム39に対してG2方向にスライドし、第1、第2のリンクアーム38,39の組立体が伸張する。そして、図5の状態に至った時点で、ディスク支持アーム17によりスイッチ61がオンからオフに切り替わる。
図5の状態でスイッチ61がオンからオフに切り替わったことに応じて、ローディング機構Cは手動ローディング段階からアシストローディング段階へと移行する。アシストローディング段階では、モータ30に通常の電動ローディング動作時のトルクよりも小さいトルクを発生させ、操作者がディスクDをX1方向に押圧しない場合にはディスクDが負荷となってローディング機構Cが停止し、操作者がディスクDをX1方向に押圧した場合にはモータ30の駆動力と操作者の力とでローディング機構Cが動作するようにしている。
図7の状態でスイッチ61がオフからオンに切り替わったことに応じて、ローディング機構Cはアシストローディング段階から電動ローディング段階へと移行する。電動ローディング段階では、制限されない状態の電力がモータ30に供給され、これ以降はモータ30の駆動力のみによってローディング機構Cが動作する。
ディスクDの搬出時には、ローディング機構Cのモータ30がディスク搬入時とは逆に駆動され、ラック主体32がX2方向に前進することにより、アーム駆動機構C1,C2及びフレーム部材駆動機構C3がディスク搬入時と逆の動作を行う。この時、ディスク支持アーム17が図10に示す位置から図11に示す挿入待機位置に移動する間、第1のリンクアーム38と第2のリンクアーム39の組立体は図13(A)に示したロック状態のまま動作する。
回避機構E1は、図14に示すように、誘引アーム21の揺動支点部21cに形成された長孔21dと、シャーシケース2に固定されており、長孔21cに嵌入して誘引アーム21をH1・H2方向スライド可能で且つ揺動可能に支持する枢支ピン22と、シャーシケース2に固定されており、誘引アーム21の揺動支点部21cをH2方向に付勢する板ばね部材64とよりなる。
ところで、回避機構E1は、揺動支点部21cが枢支ピン22に対してH1方向にスライドしている間は抗力による影響を回避するが、図15(B)に示すように枢支ピン22が長孔21dのH2側端部に位置した状態になった後は、抗力による影響を回避することができない。そこで、図15(B)に示す状態となって更に抗力が増大する場合に作動し、この抗力による影響を回避する解放機構E2を設けている。
2・・・・・・シャーシケース
3・・・・・・ベゼル
6・・・・・・ベースパネル
7・・・・・・クランプヘッド
8・・・・・・フレーム部材
9・・・・・・緩衝支持構造
10・・・・・ターンテーブル
11・・・・・スピンドルモータ
12・・・・・光ピックアップ
16・・・・・スレッドモータ
17・・・・・ディスク支持アーム
18・・・・・ディスク当接部
21・・・・・誘引アーム
27,29・・ガイド部材
30・・・・・モータ
32・・・・・ラック主体
37・・・・・レバーアーム
38・・・・・第1のリンクアーム
39・・・・・第2のリンクアーム
40・・・・・ロックバネ
44,45・・引張コイルバネ
50・・・・・レバーアーム
54・・・・・スライド部材
59・・・・・リンク部材
61・・・・・スイッチ
64・・・・・板ばね部材
A・・・・・・記録/再生部
B・・・・・・ヘッドユニット
C・・・・・・ローディング機構
C1,C2・・アーム駆動機構
C3・・・・・フレーム部材駆動機構
D・・・・・・ディスク
E1・・・・・回避機構
E2・・・・・解放機構
Claims (2)
- ディスク状記録媒体の外周を支持して揺動することにより、ディスク状記録媒体を装置内部へ収容するように搬送し、又は、ディスク状記録媒体を装置外部へ排出するように搬送するディスク搬送アームと、
前記ディスク搬送アームを駆動する駆動機構と、このディスク搬送アームに加わった抗力を回避する回避機構と、
を備えてなるディスク装置であって、
前記ディスク搬送アームは、揺動の支点となる揺動支点部と、前記駆動力が伝達される被駆動部と、ディスク状記録媒体の外周に当接する当接部とを備えており、
前記回避機構は、ディスク搬送に伴う所定以上の抗力が前記ディスク搬送アームに加わったとき、ディスク搬送アームの前記揺動支点がスライドすることにより抗力を回避するように構成されていることを特徴とするディスク装置。 - 前記回避機構は、揺動支点部に形成された長孔と、シャーシケースに固定されており、前記長孔に嵌入してディスク搬送アームをスライド可能で且つ揺動可能に支持する枢支ピンと、シャーシケースに固定されており、揺動支点をディスク支持方向と反対方向に付勢する弾性部材とよりなることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004369981A JP4137051B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004369981A JP4137051B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006179078A JP2006179078A (ja) | 2006-07-06 |
JP4137051B2 true JP4137051B2 (ja) | 2008-08-20 |
Family
ID=36733032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004369981A Expired - Fee Related JP4137051B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4137051B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4331171B2 (ja) | 2006-02-03 | 2009-09-16 | パナソニック株式会社 | スロットイン型ディスク装置 |
JP4665867B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2011-04-06 | ソニー株式会社 | ディスク搬送機構及びディスクドライブ装置 |
JPWO2008068833A1 (ja) * | 2006-12-04 | 2010-03-11 | パイオニア株式会社 | ディスク搬送装置、およびディスク装置 |
JP4717791B2 (ja) * | 2006-12-04 | 2011-07-06 | パイオニア株式会社 | ディスク搬送装置、ディスク装置、および、ディスク搬送方法 |
-
2004
- 2004-12-21 JP JP2004369981A patent/JP4137051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006179078A (ja) | 2006-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101097752B (zh) | 盘片装置 | |
JPWO2005101401A1 (ja) | ディスク装置 | |
JP2004310813A (ja) | ディスク装置 | |
CN100403431C (zh) | 光盘装置 | |
JP4137051B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2005085446A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3644384B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP4103744B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP4376756B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3915918B2 (ja) | ディスクプレーヤのチャッキング装置およびディスクプレーヤ | |
JP2010080034A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2006228352A (ja) | ディスク装置 | |
JP2005327431A5 (ja) | ||
JP4093118B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3749124B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP4136968B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP4196939B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP4754778B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JPH11296954A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
WO2001088914A1 (fr) | Dispositif de retenue de disque | |
JP3979357B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3807279B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2004039193A (ja) | ディスクドライブ装置のディスクリリース機構 | |
JP2002124000A (ja) | 記録媒体装着装置 | |
JP2002124007A (ja) | 記録媒体装着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080520 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140613 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |