JP4135587B2 - エンジンの始動時制御方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの始動時制御方法及び装置に係り、特に、エンジン始動時にクランク軸とフライホイールとが共振することにより発生する問題を防止したエンジンの始動時制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エンジンの始動時やアイドル時の不安定な回転速度変動及びそれに起因するエンジン停止を防止する等の目的から、エンジンのクランク軸にフライホイールを連結し、このフライホイールを介してエンジンの出力を外部要素(クラッチや変速機など)に伝達するようにしている。
【0003】
近年では、エンジンの出力変動(トルク変動)が外部要素に伝達されることをより抑制できるデュアルマスフライホイールと称されるものが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
このデュアルマスフライホイールとは、第一のマスと、第二のマスと、これら第一及び第二のマスを互いに連結する弾性部材(ダンパ)とを備えている。このデュアルマスフライホイールによれば、エンジン側で発生するトルク変動をダンパにより吸収・低減できるため、トルク変動が外部要素に伝達されることを抑制でき、振動騒音を低減できる。
【0005】
このデュアルマスフライホイールでは、第一及び第二のマスの質量、および弾性部材の弾性力を調節することで、フライホイール全体としての共振点(固有振動数)を比較的自由に設定できる。
【0006】
このため、フライホイールの共振点をエンジンのアイドル回転速度以下に設定し、エンジンが通常使用される回転速度領域にはフライホイールの共振点が存在しないようにすることが可能となり、こうすることで、エンジンの通常使用時に、クランク軸とフライホイールとが共振して大きな振動が発生することを防止できる。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−48438号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなデュアルマスフライホイールを備えたエンジンにおいて、極低温時などにエンジンを始動した場合、エンジン回転速度が迅速にアイドル回転速度まで上昇せずに、フライホイールの共振点にとどまってしまう場合があることが判明した。
【0009】
この現象を図7を用いて説明する。
【0010】
まず、エンジンが正常に始動される場合は、図7(a)に示すように、エンジンの始動後、エンジン回転速度が急激にアイドル回転速度Na以上まで上昇する。これは、エンジン始動時には、燃料の噴射量をほぼ最大とする始動制御が実行されるからである。そして、エンジン回転速度がアイドル回転速度Naよりも高い所定のふけ上がり回転速度Nhに達すると、燃料噴射量が減量され、エンジン回転速度がアイドル回転速度Naに維持される。そして、アイドル制御に移行する。
【0011】
これに対して、エンジンの極低温時などは、エンジンの始動後、燃料の噴射量をほぼ最大とする始動制御が実行されるにもかかわらず、エンジン回転速度は比較的緩やかに上昇する。この結果、図7(b)に示すように、エンジンの回転速度がフライホイールの共振点Rp(共振回転速度)でバランスしてしまい、その共振点Rpに維持されてしまう場合がある。こうなると、エンジンのクランク軸とフライホイールとが共振してしまい、大きな振動騒音が発生するばかりか、最悪の場合、エンジンやフライホイールの破損につながる可能性もある。
【0012】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、エンジン始動時にクランク軸とフライホイールとが共振することにより発生する問題を防止できるエンジンの始動時制御方法及び装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、エンジンの出力を、該エンジンのアイドル回転速度未満に共振回転速度領域を有するフライホイールを介して外部に伝達するようにしたエンジンの始動時制御方法において、エンジン始動時に、エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるべく燃料噴射を行い、燃料噴射により上昇するエンジン回転速度が、上記共振回転速度領域内に入ったときに時間計測を開始し、上記時間計測の開始後、エンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すことなく、かつ上記時間の計測値が所定期間に達したときに、燃料噴射量を徐々に減量してエンジン回転速度を低下させ上記共振回転速度領域から離脱させる離脱制御を実行し、上記離脱制御によりエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を離脱したならば、上記エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるために燃料噴射量を再び増量するリトライ制御を実行するものである。
【0014】
また、上記フライホイールがデュアルマスフライホイールであっても良い。
【0015】
また、上記所定期間が、エンジンの温度が低いほど長く設定されるようにしても良い。
【0016】
また、上記リトライ制御を最初に行った後、エンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すまで上記時間計測と上記離脱制御と上記リトライ制御とを繰り返し、かつ該繰り返し回数が所定回数を超えたときに、燃料噴射量を0にして上記エンジンを停止させるようにしても良い。
【0017】
更に本発明は、エンジンの出力を、該エンジンのアイドル回転速度未満に共振回転速度領域を有するフライホイールを介して外部に伝達するようにしたエンジンの始動時制御装置において、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、エンジンの燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、該燃料噴射装置による燃料の噴射を制御する制御装置と、時間を計測するためのタイマとを備え、上記制御装置は、エンジン始動時に、エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるべく上記燃料噴射装置により燃料噴射を行い、燃料噴射により上昇し上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が、上記共振回転速度領域に内に入ったときに上記タイマにより時間計測を開始し、その時間計測の開始後、上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すことなく、かつ上記タイマの計測値が所定期間に達したときに、上記燃料噴射装置の燃料噴射量を徐々に減量してエンジン回転速度を低下させ上記共振回転速度領域から離脱させる離脱制御を実行し、上記離脱制御によりエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を離脱したならば、上記エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるために上記燃料噴射装置の燃料噴射量を再び増量するリトライ制御を実行するものである。
【0018】
また、上記フライホイールがデュアルマスフライホイールであっても良い。
【0019】
また、上記所定期間が、エンジンの温度が低いほど長く設定されるようにしても良い。
【0020】
また、上記制御装置は、上記リトライ制御を最初に行った後、上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すまで上記時間計測と上記離脱制御と上記リトライ制御とを繰り返し、かつ該繰り返し回数が所定回数を超えたときに、上記燃料噴射装置の燃料噴射量を0にして上記エンジンを停止させるようにしても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0022】
図1は本実施形態のエンジンの始動時制御装置の概略図である。
【0023】
本実施形態のエンジンの始動時制御装置1は、図1に示すように、エンジンEの出力をフライホイールFを介して外部要素(ここでは変速機T/M)に伝達するようにしたエンジンEを制御するものであり、エンジンEの回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段(エンジン回転センサー)2と、エンジンEの各気筒の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射装置(インジェクタ)3と、インジェクタ3による燃料の噴射を制御する制御装置(ECU)5とを備える。
【0024】
ECU5には、エンジン回転センサー2や、その他の各種センサー(アクセル開度センサーなど)の検出値が送信され、ECU5は通常走行時には、それら各センサーの検出値に応じてインジェクタ3による燃料噴射時期や燃料噴射量などを最適に制御する。
【0025】
エンジンEに取り付けられたフライホイールFは、本実施形態ではデュアルマスフライホイールである。このデュアルマスフライホイールFは、「従来の技術」の欄で説明したように、エンジンE側で発生するトルク変動が変速機T/M側に伝達されることを防止できると共に、フライホイールF全体としての共振点(固有振動数)をエンジンEの通常の使用領域以下(アイドル回転速度以下)に設定することができる。本実施形態においても、フライホイールFの共振点はエンジンEのアイドル回転速度以下(例えば、300〜400rpm程度)に設定される。
【0026】
さて、本実施形態のエンジンの始動時制御装置1は、エンジンの始動時に、エンジンEの回転速度が、アイドル回転速度以下であるフライホイールFの共振回転速度領域にとどまってしまった場合、燃料噴射装置3による燃料の噴射を調節してエンジンEの回転速度を上記共振回転速度領域から離脱させる離脱制御を実行するものである。
【0027】
後述する参考例では、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が、フライホイールFの共振回転速度領域に所定期間とどまっていることを検出した場合、ECU5はインジェクタ3による燃料の噴射を停止する。従って、エンジン回転速度は低減し、フライホイールFの共振回転速度領域を離脱する(下回る)。これにより、エンジンEのクランク軸とフライホイールFとが継続して共振することを防止でき、振動騒音の発生や、エンジンE及びフライホイールFの破損の可能性などを回避できる。
【0028】
以下、図2、図3及び図4のフローチャートを用いて、本実施形態のエンジンの始動時制御装置1によるエンジン始動時の制御方法の参考例について説明する。以下のフローチャートはECU5により実行されるものである。
【0029】
先ず、図2のステップS1において、ドライバによりイグニッションキーがONされたか否かを判定する。
【0030】
イグニッションキーがONであると判定されたならば、ステップS3に進む。なお、ステップS2は後述する本発明に係る実施形態において使用するものであり、ここではステップS2は存在しないものとする。
【0031】
ステップS3では、エンジン回転センサー2によりエンジンEの回転が認識(検出)されたか否かを判定する。これは、ドライバがイグニッションキーをONの位置から更に回転させるなどして、エンジンEがスタータモータにより回転されたことを判定するためである。
【0032】
ステップS3でエンジンEの回転が認識された場合、つまり、エンジンEがスタータモータにより回転されていると判定された場合は、ステップS4に進み、インジェクタ3に駆動信号を出力して、所定の始動噴射量の燃料を噴射する。また、ECU5に内蔵されたタイマの計測値を0リセットする。始動噴射量は参考例および本実施形態ではインジェクタ3の最大噴射量近傍に設定される。
【0033】
次に、ステップS5に進み、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が、予めECU5に入力されたフライホイールFの共振回転速度領域の下限値Knfw Lo以上であるか否かを判定する。つまり、燃料噴射によりエンジン回転速度が、フライホイールFの共振回転速度領域の下限値Knfw Loまで上昇したかを判定する。ステップS5の判定は、エンジン回転速度が下限値Knfw Lo以上となるまで繰り返し行われる。
【0034】
ステップS5において、エンジン回転速度が下限値Knfw Lo以上であると判定された場合、ステップS6に進み、ECU5に内蔵されたタイマによる時間計測を開始する。
【0035】
次に、ステップS7に進み、タイマの計測値tが比較値Mt(例えば2s)以上であるか否かを判定する。比較値Mtは、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域でバランスし、その領域内にとどまっていることを判断するための値である。参考例および本実施形態では、比較値MtはエンジンEの温度(より具体的にはエンジンEの冷却水温度)に応じて変化する値であり、予めマップや演算式としてECU5に入力される。比較値Mtは、エンジンEの冷却水温度が低いほど長く設定される。これは、エンジンEの温度が低いほどエンジンEの始動に時間がかかるからである。
【0036】
さて、最初にこの制御が実行されたときには、タイマの計測値tは通常比較値Mtには達しておらず、ステップS7でNoと判定され、ステップS8に進む。
【0037】
ステップS8では、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が、フライホイールFの共振回転速度領域の上限値Knfw Hi以上であるか否かを判定する。
【0038】
エンジン回転速度が上限値Knfw Hiに達していない間は、ステップS7に戻り、タイマの計測値tが比較値Mtに達したか否かを繰り返し判定する。
【0039】
タイマの計測値tが比較値Mtに達する前に、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域の上限値Knfw Hi以上となったならば、ステップS8でYesと判定され、図4のステップS31に進む。エンジン回転速度が上限値Knfw Hi以上になったということは、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域を抜け出した(上回った)ことを意味しており、エンジンEの始動制御が正常に遂行されていると判定できる。
【0040】
そこでステップS31では、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が、予めECU5に入力されたふけ上がり回転速度Nh以上となったか否かを判定する。ふけ上がり回転速度Nhは通常、エンジンEのアイドル回転速度よりも高い値に設定される。
【0041】
エンジン回転速度がふけ上がり回転速度Nh以上となったならば、ステップS32に進み、インジェクタ3による燃料噴射量を上記始動噴射量から段階的に低減させる。そして、ステップS33において、エンジン回転速度が予めECU5に入力されたアイドル制御領域以下まで低減したか否かを判定する。
【0042】
ステップS33において、エンジン回転速度がアイドル制御領域以下となったと判定されたならば、ステップS34に進み、所定のアイドル制御モードへと移行する。これは、図7(a)に示すように、エンジンEが正常に始動完了したことを意味している。
【0043】
一方、図2のステップS7において、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域の上限値Knfw Hi以上となる前に、タイマの計測値tが比較値Mtに達したと判定されたならば、図3のステップS15に進む。
【0044】
ステップS15では、インジェクタ3による燃料の噴射を停止、あるいは燃料噴射量を徐々に低減する(最終的には燃料噴射量を0とする)。そして、ステップS16に進み、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が0か否か、つまり、エンジンEが停止したか否かを判定する。
【0045】
このステップS15,16が上述した離脱制御であり、この制御によりエンジン回転速度が低減し、フライホイールFの共振回転速度領域を離脱する(下回る)ことができる。従って、エンジンEのクランク軸とフライホイールFとが継続して共振することを防止できる。ステップS16においてエンジンEの停止が確認されたならば、図2のステップS3に戻る。そして、ドライバのスタータモータ駆動操作によりエンジンEが再び回転されたならば、ステップS4へと進み上述した制御を繰り返し実行することになる。ちなみに、初回の始動時にエンジンEが極低温であったとしても、始動を行う毎にエンジン温度は上昇するので、2回目からは、正常に始動される確率は高くなる。
【0046】
参考例の始動時制御を行ったときのエンジン回転速度の推移の一例を、図6(a)を用いて説明する。
【0047】
図に示すように、エンジンEの始動後、時刻t1においてエンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rの下限値Knfw Loに達すると、タイマによる時間計測が開始される。そして、時刻t2において、タイマの計測値tが比較値Mtに達したにもかかわらず、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rの上限値Knfw Hi未満である場合、つまり、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rに所定期間Mtとどまっていた場合、時刻t2において、燃料の噴射が停止、あるいは噴射量が徐々に低減される。これによって、エンジン回転速度が低減し、時刻t3においてフライホイールFの共振回転速度領域Rの下限値Knfw Loを下回り、最終的にエンジンEが停止する。
【0048】
このように、参考例によれば、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rにとどまってしまった場合、燃料の噴射を瞬間的又は段階的に停止して、エンジン回転速度を共振回転速度領域Rから強制的に離脱させることができる。従って、エンジンEのクランク軸とフライホイールFとの共振により発生する問題を防止できる。
【0049】
次に、本発明に係る実施形態について、図2、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
【0050】
なお、上述した参考例と同一の制御ステップについては、その説明を割愛する。
【0051】
本実施形態では、図2のステップS1でイグニッションキーがONであると判定された場合、ステップS2に進み、ECU5に内蔵されたカウンタの計測値n(リトライ回数)を0リセットし、その後、ステップS3へと進む。リトライ回数nについては後ほど説明する。
【0052】
そして、ステップS8において、タイマの計測値tが比較値Mtに達する前に、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域の上限値Knfw Hi以上となったと判定されたならば、上記参考例と同様に、図4のステップS31,32,33を経由してアイドル制御モードへと移行する。
【0053】
一方、図2のステップS7において、エンジン回転速度が上限値Knfw Hi以上となる前に、タイマの計測値tが比較値Mtに達したと判定された場合、図5のステップS21に進む。
【0054】
ステップS21では、インジェクタ3による燃料噴射量を徐々に低減する。そして、ステップS22に進み、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が、フライホイールFの共振回転速度領域の下限値Knfw Lo未満となったか否かを判定する。つまり、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域を離脱した(下回った)か否かを判定する。
【0055】
エンジン回転速度が下限値Knfw Lo以上である間は、ステップS21に戻り燃料噴射量を引き続き低減する。
【0056】
このステップS21及びS22が、本実施形態の離脱制御であり、ここではエンジンEを完全に停止させるのではなく、エンジン回転速度が下限値Knfw Loを離脱する(下回る)まで燃料噴射量を低減する。
【0057】
ステップS22において、エンジン回転速度が下限値Knfw Lo未満となったと判定された場合、ステップS23に進み、ECU5に内蔵されているカウンタの計測値n(リトライ回数)を1つ増やす。この制御が最初に実行されるときは、このステップS23でリトライ回数nが1となる。
【0058】
次にステップS24に進み、リトライ回数nが予めECU5に入力されたリトライ回数上限値Knretよりも大きいか否かを判定する。リトライ回数上限値Knretとは、後述するリトライ制御を実行する回数の上限を定めるものであり、この制御が最初に実行されるときは通常、リトライ回数n≦上限値Knretとなる。
【0059】
ステップS24において、リトライ回数n≦上限値Knretと判定された場合、図2のステップS4に戻り、インジェクタ3により所定の始動噴射量の燃料を噴射すると共に、タイマの計測値を0リセットする。
【0060】
これが上述したリトライ制御であり、その内容は、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域の下限値Knfw Loを下回った後、燃料噴射量を増加して、エンジンEの始動を再度試みるものである。この場合、前回始動噴射量を噴射したときよりもエンジンEが暖まっていると考えられるので、エンジンEが正常に始動される可能性が高い。このリトライ制御によりエンジンEが正常に始動されたならば、図4のステップS31,32,33を経由してアイドル制御モードへと移行することになる。
【0061】
このように、本実施形態では、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域にとどまってしまった場合、エンジンEを完全に停止するのではなく、一旦、エンジン回転速度をフライホイールFの共振回転速度領域から強制的に離脱させ、その後、再度エンジンEの始動を行うものである。従って、上述した参考例とは異なり、ドライバがスタータモータの駆動操作(インジェクションキーの回転など)を行ってエンジンEを再始動する必要がなく、ドライバの負担を軽減できる。
【0062】
しかしながら、上記リトライ制御を何度も行うと、エンジンEに過大な負荷がかかり、破損するおそれがあるので、リトライ制御を行う回数の上限を定めておくことが好ましい。
【0063】
これが、図5のステップS24に示したリトライ回数上限値Knretである。
【0064】
ステップS24において、リトライ回数n>リトライ回数上限値Knretと判定された場合、ステップS25に進み、インジェクタ3による燃料の噴射を停止、あるいは燃料噴射量を徐々に低減する(最終的には燃料噴射量を0とする)。そして、ステップS26に進み、エンジン回転センサー2により検出されるエンジン回転速度が0であるか否か、つまり、エンジンEが停止したか否かを判定する。
【0065】
このように、リトライ制御を所定回数(リトライ回数上限値Knret)行ってもエンジンEが正常に始動しない場合は、エンジンEを完全に停止する。これにより、エンジンEに過大な負荷がかかることを防止できる。ステップS26においてエンジンEの停止が確認されたならば、図2のステップS3に戻る。そして、ドライバのスタータモータ駆動操作によりエンジンEが再び回転されたならば、ステップS4へと進み上述した制御を繰り返し実行することになる。
【0066】
本実施形態の始動時制御を行ったときのエンジン回転速度の推移の一例を、図6(b)を用いて説明する。
【0067】
図に示すように、エンジンEの始動後、時刻t1においてエンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rの下限値Knfw Loに達すると、タイマによる時間計測が開始される。そして、時刻t2において、タイマの計測値tが比較値Mtに達したにもかかわらず、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rの上限値Knfw Hi未満である場合、つまり、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rに所定期間Mtとどまっていた場合、時刻t2において、燃料噴射量が徐々に低減される。これによって、エンジン回転速度が低減し、時刻t3において、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rの下限値Knfw Loを下回る。すると、燃料噴射量が再び始動噴射量まで増加される。これによって、エンジン回転速度が再び上昇する。図6(b)に示した例では、このリトライ制御によりエンジン回転速度が比較的急激に上昇する。そして、時刻t4において、エンジン回転速度がアイドル回転速度Naよりも高い所定のふけ上がり回転速度Nhに達する。その後、燃料噴射量が減量され、エンジン回転速度がアイドル回転速度Naに維持される。
【0068】
本発明は様々な変形例が考えられるものである。
【0069】
例えば、エンジン回転速度がフライホイールFの共振回転速度領域Rにとどまっていることを判断するための「所定期間」は時間に限定されず、エンジンEの累計回転数など、時間を代用する他の値を用いることもできる。
【0070】
なお、本発明のエンジンの始動時制御方法及び装置によれば、ドライバがスタータモータ駆動操作を行った後、直ちにその駆動操作を終了したような場合(この場合、充分な量の燃料が噴射されずエンジン回転速度がアイドル回転速度よりも低い回転速度に維持される可能性がある)においてもクランク軸とフライホイールとの共振を防止できる。
【0071】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、エンジン始動時にクランク軸とフライホイールとが共振することにより発生する問題を防止できるという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジンの始動時制御装置の概略図である。
【図2】 エンジン始動時の制御方法を説明するフローチャートである。
【図3】 エンジン始動時の制御方法を説明するフローチャートである。
【図4】 エンジン始動時の制御方法を説明するフローチャートである。
【図5】 エンジン始動時の制御方法を説明するフローチャートである。
【図6】 (a)は、参考例におけるエンジン始動時制御方法を実行したときのエンジン回転速度の推移の一例を示すグラフである。
(b)は、本発明に係る実施形態におけるエンジン始動時制御方法を実行したときのエンジン回転速度の推移の一例を示すグラフである。
【図7】 (a)は、エンジンが正常に始動された状態を示すグラフである。
(b)は、エンジン回転速度がフライホイールの共振回転速度に維持された状態を示すグラフである。
【符号の説明】
1 エンジンの始動時制御装置
2 エンジン回転速度検出手段(エンジン回転センサー)
3 燃料噴射装置(インジェクタ)
5 制御装置(ECU)
E エンジン
F フライホイール
T/M 変速機
Claims (8)
- エンジンの出力を、該エンジンのアイドル回転速度未満に共振回転速度領域を有するフライホイールを介して外部に伝達するようにしたエンジンの始動時制御方法において、
エンジン始動時に、
エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるべく燃料噴射を行い、
燃料噴射により上昇するエンジン回転速度が、上記共振回転速度領域内に入ったときに時間計測を開始し、
上記時間計測の開始後、エンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すことなく、かつ上記時間の計測値が所定期間に達したときに、燃料噴射量を徐々に減量してエンジン回転速度を低下させ上記共振回転速度領域から離脱させる離脱制御を実行し、
上記離脱制御によりエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を離脱したならば、上記エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるために燃料噴射量を再び増量するリトライ制御を実行することを特徴とするエンジンの始動時制御方法。 - 上記フライホイールがデュアルマスフライホイールである請求項1記載のエンジンの始動時制御方法。
- 上記所定期間が、エンジンの温度が低いほど長く設定される請求項1または2記載のエンジンの始動時制御方法。
- 上記リトライ制御を最初に行った後、エンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すまで上記時間計測と上記離脱制御と上記リトライ制御とを繰り返し、かつ該繰り返し回数が所定回数を超えたときに、燃料噴射量を0にして上記エンジンを停止させる請求項1〜3いずれかに記載のエンジンの始動時制御方法。
- エンジンの出力を、該エンジンのアイドル回転速度未満に共振回転速度領域を有するフライホイールを介して外部に伝達するようにしたエンジンの始動時制御装置において、
エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、
エンジンの燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、
該燃料噴射装置による燃料の噴射を制御する制御装置と、
時間を計測するためのタイマとを備え、
上記制御装置は、エンジン始動時に、エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるべく上記燃料噴射装置により燃料噴射を行い、燃料噴射により上昇し上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が、上記共振回転速度領域内に入ったときに上記タイマにより時間計測を開始し、その時間計測の開始後、上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すことなく、かつ上記タイマの計測値が所定期間に達したときに、上記燃料噴射装置の燃料噴射量を徐々に減量してエンジン回転速度を低下させ上記共振回転速度領域から離脱させる離脱制御を実行し、上記離脱制御によりエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を離脱したならば、上記エンジン回転速度を上記アイドル回転速度以上に上昇させるために上記燃料噴射装置の燃料噴射量を再び増量するリトライ制御を実行することを特徴とするエンジンの始動時制御装置。 - 上記フライホイールがデュアルマスフライホイールである請求項5記載のエンジンの始動時制御装置。
- 上記所定期間が、エンジンの温度が低いほど長く設定される請求項5または6記載のエンジンの始動時制御装置。
- 上記制御装置は、上記リトライ制御を最初に行った後、上記エンジン回転速度検出手段により検出されるエンジン回転速度が上記共振回転速度領域を超えて抜け出すまで上記時間計測と上記離脱制御と上記リトライ制御とを繰り返し、かつ該繰り返し回数が所定回数を超えたときに、上記燃料噴射装置の燃料噴射量を0にして上記エンジ ンを停止させる請求項5から7いずれかに記載のエンジンの始動時制御装置。
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