JP4131084B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収容された被印刷媒体を繰り出しながら、当該被印刷媒体上に任意サイズのキャラクタを印刷可能な印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、任意サイズのキャラクタをテープ等の被印刷媒体に印刷し、ラベルを作成する印刷装置が広く知られている。これらの印刷装置は、テープの繰り出し方向と平行な向きに横書きのキャラクタを印刷する場合、テープ幅に合わせて、印刷可能な文字サイズと、それに対応する行数が予め定められている。したがって、当然のことであるが、文字サイズが大きければ、印刷可能な行数は少なくなり、文字サイズが小さければ、印刷可能な行数は多くなる。すなわち、1行あたりの行幅は、テープ幅と文字サイズとによって決定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図19に示すように、上記のような印刷装置で作成されたテープを、ノートなど、所定の規格で定められた罫幅を有する用紙に貼着する場合がある。この場合、テープの行幅と、ノートの罫幅とが一致していないため、見栄えが損なわれてしまうと共に、貼着したテープの印刷内容に付随してメモなどを記入したい場合も、罫に跨って文字を記入しなければならない場合が多く、記入しづらいといった問題があった。
【0004】
また、これを解決するため、テープの行幅をノートの罫幅に合わせようとしても、前述の通り、行幅は、テープ幅と文字サイズとによって決まるため、罫幅から適切なテープ幅と文字サイズとを逆算するには手間がかかってしまう。しかも、実際には、余白(行間隔)についても考慮する必要があるため、テープの行幅をノートの罫幅に合わせることは非常に困難であった。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑み、所定の規格で定められた罫幅に合わせてテープの行幅の設定を行うことのできる印刷装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷装置は、被印刷媒体上にキャラクタを印刷可能な印刷装置において、日本工業規格および各種団体規格のいずれかで定められた罫線間の幅の種類を示す複数の選択肢の中から1の選択肢を選択する選択手段と、選択手段による選択結果に基づいて、被印刷媒体に印刷されたキャラクタの一行が占める幅である行幅を設定する行幅設定手段と、行幅設定手段により設定された行幅でキャラクタを印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
上記に記載の印刷装置において、選択手段には、行幅を罫線間の幅の整数倍または整数分の1倍とする複数の選択肢の中から1の選択肢を選択する手段が含まれることが好ましい。
上記に記載の印刷装置において、行幅×m(mは1以上の整数)の値と罫線間の幅×n(nは1以上の整数)の値とが一致するように、キャラクタのサイズを設定するキャラクタサイズ設定手段をさらに備えたことが好ましい。
本発明の他の印刷装置は、被印刷媒体上にキャラクタを印刷可能な印刷装置において、被印刷媒体に印刷されたキャラクタの一行が占める幅である行幅を設定する行幅設定手段と、行幅設定手段により設定された行幅でキャラクタを印刷する印刷手段と、を備え、行幅設定手段は、キャラクタの縦サイズまたは横サイズが、所定の規格で定められた罫線間の幅のk倍(kは小数点第一位以下を切り捨てた整数)である場合、キャラクタが占有する行数を(k+1)に設定することを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の印刷装置は、収容された被印刷媒体を繰り出しながら、当該被印刷媒体上に任意サイズのキャラクタを印刷可能な印刷装置において、所定の規格で定められた罫幅に合わせて行幅の設定を行う行幅設定手段と、前記行幅設定手段により設定された行幅で前記キャラクタを印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この印刷装置は、所定の規格で定められた罫幅に合わせて印刷物の行幅の設定を行うと共に、設定された行幅で前記キャラクタを印刷する。このため、例えば、キャラクタが印刷された印刷物を、罫を有するノートなどに貼着した場合、印刷物の行幅とノートの罫幅が一致するため見栄えがよくなる。また、印刷物の印刷内容に付随してメモなどを記入する場合も、印刷物の行幅とノートの罫幅が一致することにより、ノートの罫に跨って文字を記入することがないため、ノートを整然とまとめることができる。
【0009】
なお、「行幅」とは、印刷されたキャラクタの一行が占める幅を指すものであり、実際に印刷物に行(罫)が印刷されててもいなくても良い。また、「所定の規格で定められた罫幅」とは、例えば、「日本工業規格(JIS規格)」で定められた「A罫(普通横罫)の7mm」、「B罫(中横罫)の6mm」および「C罫(細横罫)の5mm」の他、「日本紙製品工業会」の団体規格で定められた種々の罫幅をいう。さらに、国や会社によって、罫に関する規格が定められている場合は、それらによって定められた罫幅も含む。
【0010】
請求項1に記載の印刷装置において、前記行幅設定手段には、数値指定によらず、前記所定の規格で定められた罫幅の種類を指定することによって、行幅の設定を行う手段が含まれることが好ましい。
【0012】
この印刷装置は、数値指定によらず、所定の規格で定められた罫幅の種類を指定することによって、行幅の設定を行う。すなわち、行幅を「7mm」、「6mm」のように数値指定ではなく、「A罫(普通横罫)」、「B罫(中横罫)」として指定することができるため、印刷物の行幅を「A罫」の罫幅と一致させたい場合、「A罫」の罫幅サイズが分からなくとも、容易に行幅の設定を行うことができる。
【0013】
請求項1または2に記載の印刷装置において、前記行幅設定手段には、1行幅のサイズを前記所定の規格で定められた罫幅の1罫幅の整数倍として指定する手段が含まれることが好ましい。
【0015】
この印刷装置は、1行幅のサイズを所定の規格で定められた罫幅の1罫幅の整数倍として指定することができる。したがって、例えば、キャラクタサイズを大きく設定したい場合、ノートの1罫幅の3倍の罫幅を印刷物の1行幅とするように指定することで、印刷物の1行幅がノートの罫幅の3行分と一致するため、見栄えがよくなる。
【0016】
請求項1、2または3に記載の印刷装置において、前記キャラクタの印刷方向およびキャラクタ列の行方向を設定する印刷方向設定手段をさらに備えたことが好ましい。
【0017】
また、請求項4に記載の印刷装置において、前記印刷方向設定手段には、キャラクタの上方向が前記被印刷媒体の繰り出し方向と一致する向きであって、且つキャラクタ列の行方向が前記被印刷媒体の繰り出し方向と直交する向きとなるように印刷方向を設定する手段が含まれることが好ましい。
【0018】
また、請求項4または5に記載の印刷装置において、前記印刷方向設定手段には、キャラクタの上方向およびキャラクタ列の行方向が前記被印刷媒体の繰り出し方向と直交する向きとなるように印刷方向を設定する手段が含まれることが好ましい。
【0020】
この印刷装置によれば、キャラクタの印刷方向およびキャラクタ列の行方向を設定することができる。すなわち、横書きのキャラクタ列を印刷する場合は、キャラクタの上方向が被印刷媒体の繰り出し方向と一致する向きであって、且つキャラクタ列の行方向が被印刷媒体の繰り出し方向と直交する向きとなるように設定し、縦書きのキャラクタ列を印刷する場合は、キャラクタの上方向およびキャラクタ列の行方向が被印刷媒体の繰り出し方向と直交する向きとなるようにそれぞれ設定することで、被印刷媒体サイズがその繰り出し方向に制限がない場合、行数を限りなく増加させることができる。したがって、印刷内容や印刷行数に合わせて、キャラクタの印刷方向を変更することで、ユーザの所望するサイズの印刷物を作成することができ、汎用性が向上する。
【0021】
請求項1ないし6のいずれかに記載の印刷装置において、1のキャラクタのサイズを指定するキャラクタサイズ指定手段をさらに備えることが好ましい。
【0022】
この構成によれば、キャラクタのサイズを指定することができるため、内容によって部分的にキャラクタサイズを大きくして強調するなど、視覚的にインパクトのある印刷物を作成することができる。
【0023】
請求項7に記載の印刷装置において、キャラクタ列を行方向に配置する場合の配置基準となる線であって、且つ前記行方向と平行な線を基準線としたとき、隣り合う当該基準線間の距離をa、前記所定の規格で定められた罫幅の1罫幅サイズをbとすると、前記キャラクタサイズ指定手段には、前記a×m(mは1以上の整数)の値と前記b×n(nは1以上の整数)の値とが一致するように、前記キャラクタのサイズを指定する手段が含まれることが好ましい。
【0024】
この構成によれば、キャラクタ列を行方向に配置する場合の配置基準となる線であって、且つ行方向と平行な線を基準線としたとき、基準線間の距離a×m(mは1以上の整数)の値と1罫幅サイズb×n(nは1以上の整数)の値とが一致するように、キャラクタのサイズを指定することができる。したがって、例えば、基準線間の距離aが3mmで1罫幅サイズbが7mmのとき、aとbとの公倍数は、21、42・・・であるが、これら公倍数の中で「21」という値になる場合(a×mとb×nの値が「21」になる場合)を例に挙げると、mの値が7となり、nの値が3となる。すなわち、3罫幅サイズに7行のキャラクタ列が印刷可能となるようにキャラクタサイズを指定することができる。また、逆に、5罫幅サイズに2行のキャラクタ列を印刷するよう指定され、1罫幅サイズbが7mmの場合は、基準線間の距離aが17.5mm(a=b×5/2)となるように指定することができる。すなわち、キャラクタのサイズを自由に設定することができると共に罫幅と印刷物の行幅とのずれをできるだけ無くすことができるため、見栄えがよくなる。
【0025】
なお、この場合、基準線間の距離aに対してキャラクタが適度な余白を持って配置されるよう、キャラクタサイズが決定されることが好ましい。この構成によれば、行間隔が小さい場合に、文字が読みづらくなるなどの問題がなくなる。
【0026】
請求項7または8に記載の印刷装置において、前記行幅設定手段には、前記キャラクタサイズ指定手段によるキャラクタの縦サイズまたは横サイズが、前記所定の規格で定められた罫幅の1罫幅サイズのk倍(kは小数点第一位以下を切り捨てた整数)である場合、前記キャラクタが占有する行数を(k+1)に設定する手段が含まれることが好ましい。
【0027】
この構成によれば、キャラクタサイズ指定手段によるキャラクタの縦サイズまたは横サイズが、所定の規格で定められた罫幅の1罫幅サイズのk倍(kは小数点第一位以下を切り捨てた整数)である場合、キャラクタが占有する行数を(k+1)に設定することができる。したがって、例えば、横書きのキャラクタサイズが20ポイントとして指定され、このときのキャラクタの縦サイズが13mmである場合であって、且つ「A罫(7mm罫幅)」に合わせる場合を想定する。この場合、キャラクタの縦サイズ13mmは、1罫幅サイズ7mmの1.857・・・倍であるため、これから小数点第一位以下を切り捨てた整数「1」に1を加えた「2」を、キャラクタが占める行数として設定する。すなわち、キャラクタサイズがいかなるサイズに設定された場合でも、キャラクタを1罫幅の整数倍のサイズに納めることができるため、ずれがなくなり見栄えが良くなる。
【0028】
なお、上記の例の場合、2罫幅の14mmからキャラクタの縦サイズ13mmを差し引いた残りの1mmについては、上下に均等に0.5mmずつ余白として設定されることが好ましい、この構成によれば、より見栄えを良くすることができる。
【0029】
請求項1ないし9のいずれかに記載の印刷装置において、前記キャラクタをデータ化したキャラクタデータを複数記憶すると共に、当該複数のキャラクタデータを1以上のグループに分類するグループ化データを記憶する記憶手段と、前記1以上のグループの中から1のグループを選択するグループ選択手段と、
をさらに備え、前記印刷手段は、前記グループ選択手段により選択された1のグループに属する前記複数のキャラクタデータに対応するキャラクタを印刷することが好ましい。
【0030】
この印刷装置は、キャラクタをデータ化した複数のキャラクタデータと、キャラクタデータを1以上のグループに分類するグループ化データとを記憶している。そして、これら1以上のグループの中から1のグループを選択し、このグループに属する複数のキャラクタデータに対応するキャラクタを印刷する。したがって、例えば、いくつかのクラスの生徒名がキャラクタデータとして記憶され、そのクラス名をキャラクタデータと関連づけてグループ化データとして記憶されている場合、クラスを指定すると、そのクラスの生徒名が印刷される。すなわち、キャラクタデータがグループ化されているため、必要なグループだけを指定して、そのグループに属するキャラクタデータのみを印刷することができる。
【0031】
なお、「グループ化データ」とは、グループ別に記憶された「キャラクタデータ」や、個々のキャラクタデータに対し、グループ別に異なった「識別子」を付すことでグループを分類する場合の「識別子」など、キャラクタデータをグループ化するために必要なデータを指すものである。
【0032】
請求項10に記載の印刷装置において、前記複数のキャラクタデータの印刷順序を、所定の順序規則にしたがって変更する印刷順序変更手段をさらに設け、前記印刷手段は、前記印刷順序変更手段により変更された印刷順序にしたがって印刷することが好ましい。
【0033】
この構成によれば、複数のキャラクタデータの印刷順序を、所定の順序規則にしたがって変更すると共に、変更した印刷順序にしたがって印刷することができる。したがって、複数のキャラクタデータが生徒名であり、所定の順序規則が「五十音順」である場合、複数の生徒名を五十音順に変更して印刷することができる。すなわち、ランダムに記憶された複数のキャラクタデータを、ユーザの所望する順序で印刷することができる。
【0034】
なお、「所定の順序規則」とは、上記の「五十音順」の他、キャラクタデータの内容によっては、「生年月日順」や、「(テスト結果などの)得点順」など、「順序を決定するための何らかの要素にもとづく規則」を指すものである。
【0035】
請求項10または11に記載の印刷装置において、前記記憶手段は、前記複数のキャラクタデータを識別するための識別データを、当該キャラクタデータ毎に関連づけて記憶する手段をさらに備え、前記印刷手段は、前記キャラクタデータに関連づけられた前記識別データの内容または有無にしたがって、当該キャラクタデータ毎に、対応するキャラクタを印刷するか否かを判断することが好ましい。
【0036】
この構成によれば、複数のキャラクタデータを識別するための識別データを、キャラクタデータ毎に関連づけて記憶し、識別データの内容または有無にしたがって、キャラクタデータ毎に、対応するキャラクタを印刷するか否かを判断することができる。したがって、例えば、複数のキャラクタデータが生徒名であり、これらのキャラクタデータを識別する識別データが、クラス名である場合、識別データの内容が「クラスA」であるか否かを判断し、「クラスA」である場合のみ、その生徒名を印刷するなど、データを識別して印刷することができる。
【0037】
また、例えば、複数のキャラクタデータが生徒名であり、識別データが、運動部に属しているか否かを示すもの(運動部に属している場合は「1」、運動部に属していない場合は「0」または「識別データなし」など)である場合、識別データが「運動部に属していない(「0」または「識別データなし」)」である場合のみ生徒名を印刷することができる。すなわち、ユーザの所望する内容のキャラクタデータのみを抽出して印刷することができる。
【0038】
請求項12に記載の印刷装置において、前記キャラクタデータ、前記グループ化データ、前記識別データのうち少なくとも1以上のデータを入力可能な入力手段をさらに備え、前記入力手段により入力された前記データを前記記憶手段に記憶させることが好ましい。
【0039】
この構成によれば、キャラクタデータ、グループ化データ、識別データのうち少なくとも1以上のデータを入力可能であり、入力したこれらのデータを記憶させることができる。したがって、例えば、キャラクタデータとして自分の友人名を入力したり、グループ化データとしてそれぞれのキャラクタデータ(友人名)毎に学校名を入力したり、識別データとして男子のみに記号を入力したりすることができる。さらに、入力したこれらのデータを記憶させることができる。すなわち、ユーザのニーズに合わせて、キャラクタデータ、グループ化データ、識別データを入力し、これらを記憶することができる。
【0040】
請求項1ないし13のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷手段には、前記複数のキャラクタデータを一覧表形式で印刷する手段が含まれることが好ましい。
【0041】
この構成によれば、複数のキャラクタデータを一覧表形式で印刷することができるため、複数のキャラクタデータを素早く確認することができる。
【0042】
請求項1ないし14のいずれかに記載の印刷装置において、前記被印刷媒体は、印刷面となる受像層と、その裏面側に形成された粘着材層と、さらにその裏面側に形成された剥離紙層とにより構成され、前記剥離層から前記受像層および前記粘着材層を剥離することにより貼着対象物に貼着可能であることが好ましい。
【0043】
この構成によれば、被印刷媒体が、印刷面となる受像層と、その裏面側に形成された粘着材層と、さらにその裏面側に形成された剥離紙層とにより構成されるため、剥離層から受像層および粘着材層を剥離するだけで、作成された印刷物(受像層)を容易に貼着対象物に貼着することができる。
【0044】
請求項15に記載の印刷装置において、前記被印刷媒体を、任意のサイズに切断する切断手段と、前記被印刷媒体を貼着するための貼着対象物のサイズを指定する貼着対象物サイズ指定手段と、をさらに備え、前記切断手段は、前記貼着対象物サイズ指定手段により指定されたサイズに貼着可能なサイズに前記被印刷媒体を切断することが好ましい。
【0045】
この構成によれば、被印刷媒体を、指定された貼着対象物のサイズに貼着可能なサイズに切断することができる。したがって、例えば、貼着対象物の大きさを一号(A4:縦297mm×横210mm)と指定した場合、被印刷媒体を一号サイズよりも小さく(例えば、縦280mm×横190mmなど)、切断することができる。すなわち、被印刷媒体を、貼着対象物からはみ出さないサイズに切断することができる。
【0046】
なお、貼着対象物のサイズ指定は、縦サイズまたは横サイズのいずれか一方のみの指定であってもよい。また、「一号(A4)」、「三号(A5)」など、JIS規格で定められたサイズで指定しても良いし、貼着対象物の縦・横の長さを直接数値入力で指定するようにしても良い。
【0047】
これらの場合、前記被印刷媒体は透明度の高い材質であることが好ましい。
【0048】
この構成によれば、被印刷媒体は透明度の高い材質であるため、被印刷媒体を貼着対象物に貼着した場合、貼着対象物の罫が透けて見えるため、貼着対象物の罫をそのまま生かすことができる。また、無色透明の被印刷媒体を用いれば、貼着した被印刷媒体を目立たなくすることができる。
【0049】
これらの場合、前記被印刷媒体はテ−プ状部材であることが好ましい。
【0050】
この構成によれば、被印刷媒体がテープ状部材であるため、テープ印刷装置に利用することができ、ラベルなどを作成する場合に便利である。また、被印刷媒体を巻回して印刷装置内に収容すれば、装置構成をコンパクトにすることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0052】
図1および図2は、本実施形態におけるテープ印刷装置の全体および開閉蓋を開けたときの外観構成を示し、図3は、その制御系のブロック図である。図1および図2に示すように、このテープ印刷装置1は、上下2分割の装置ケース2により外殻が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーから成るキーボード3を備えている。後部上面は、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にディスプレイ4が配設されている。
【0053】
また、図3に示すように、基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11、印刷ヘッド(サーマルヘッド)7やテープ送り部120を有してポケット6内に装着したテープカートリッジCの印刷用テープ(以下単に「テープ」)Tに印刷を行う印刷部12、印刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種センサを有して各種検出を行う検出部14、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部270、および、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えている。このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部270や制御部200の各回路などが搭載され、図外のACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池に接続されている。
【0054】
テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケット6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部120によりテープカートリッジCからテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する。
【0055】
図2および図3に示すように、印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装着するためのポケット6が設けられていて、テープカートリッジCはこの開閉蓋21を開放した状態でポケット6に対して着脱される。テープカートリッジCには、カートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインクリボンRとを収容されており、また、ポケット6に配設されたヘッドユニット61に差し込むための貫通孔55が形成されている。また、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、ポケット6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ142が設けられていて、これにより、テープTの種別を検出できるようになっている。
【0056】
テープTは、印刷面となる受像層Taと、その裏面側に形成された粘着材層Tbと、さらにその裏面側に形成された剥離紙層Tcとにより構成されている(図11(a)および(b)参照)。テープTとインクリボンRは、貫通孔55の位置で相互に重なり合った状態で走行するとともに、テープTのみが外部に排出され、インクリボンRは内部で巻き取られるようになっている。外部に排出されたテープTは、剥離紙層Tcを剥がして貼付対象物に貼付される。
【0057】
ヘッドユニット61には、サーマルヘッドから成る印刷ヘッド7が内蔵されており、テープカートリッジCがポケット6に装着された状態で、印刷ヘッド7が、テープカートリッジCの貫通孔55から露出しているインクリボンRの裏面に当たるようになっている。そして、印刷ヘッド7を発熱駆動することにより、所望の文字などがテープTの表面に印刷される。また、装置ケース2の左側部には、ポケット6と装置外部とを連通するテープ排出口22が形成され、テープ排出口22には、送りだしたテープTを切断するテープカッタ132(図示省略)が臨んでいる。
【0058】
また、ポケット6には、装着されたテープカートリッジ4の被駆動部が係合する駆動軸62、63などが設けられており、送りモータ121を駆動源として、これらの駆動軸62、63により、テープカートリッジC内のテープTおよびインクリボンRの送りが行われ、かつこれらに同期して印刷ヘッド7を駆動することで、印刷が行われる。また、印刷完了後、テープTの送りが続行され所定の切断位置がテープカッタ132の位置まで送られる。
【0059】
なお、送りモータ121の先端には図外の検出開口が形成された円盤が固着され、その検出開口に臨むようにフォトセンサ等を有する回転速度センサ141が設けられていて、送りモータ121の回転速度を検出して制御部200に報告する。
【0060】
切断部13は、テープカッタ132と、任意長印刷などの場合に手動によりテープカッタ132を切断動作させるカットボタン133と、定長印刷などの場合に自動的にテープカッタ132を切断動作させるカッタモータ131と、を備えている。また、これにより、テープ印刷装置1では、モード設定によって、自動/手動を切り替えられるようにしている。このため、手動カットの場合、印刷が完了した時点で、ユーザが、装置ケース2に配設されたカットボタン133を押すことで、テープカッタ132が作動しテープTが所望の長さに切断される。また、自動カットの場合、印刷が終了して余白分だけテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタモータ131が駆動され、テープTの切断が行われる。
【0061】
また、テープカッタ132は、テープTを切断(フルカット)するテープカッタ132と、テープTの受像層のみを切断(ハーフカット)するテープカッタ132との2種類のテープカッタ132により構成され、これらのテープカッタ132は、必要に応じていずれか一方のみが駆動される。
【0062】
検出部14は、前述の回転速度センサ141、テープ識別センサ142を備えている。なお、実状に合わせて、これらを省略した構成とすることもできる。
【0063】
駆動部270は、ディスプレイドライバ271と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ273とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制御部200から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の指示にしたがって、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動する。また、モータドライバ273は、印刷部12の送りモータ121を駆動する送りモータドライバ273dと、切断部13のカッタモータ131を駆動するカッタモータドライバ273cとを有し、同様に、制御部200の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【0064】
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41を有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【0065】
キーボード3には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。機能キー群32には、キャラクタデータをグループ別に分類したグループデータの登録、印刷、修正等を指示する「グループ」キーや印刷実行を指示する「印刷実行」キーの他、漢字変換や機能を選択する場合に、表示されている選択肢を選択する「選択」キー、カーソル位置の文字を削除したり各種機能の操作中に操作の取り消しを行う「削除」キー、次に入力されるキャラクタ位置や操作の対象となる位置を示すカーソルKを移動するための「カーソル」キー(「↑」、「↓」、「→」、「←」)などが含まれる。なお、当然ながら、一般的なキーボードと同様に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。図3に示すように、キーボード3は、種々の指令およびデータを制御部200に入力する。
【0066】
制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、キャラクタ一覧テーブル、グループ化されたキャラクタデータ(グループデータ)、色変換テーブルおよび文字修飾テーブルを含む制御データを記憶する制御データ領域222を有している。CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されている記号、図形等のビットマップデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するビットマップデータを出力する。
【0067】
RAM(記憶装置)240は、電源キーの操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けており、各種レジスタ群241や、ユーザがキーボード3から入力した文字等のキャラクタデータを記憶するキャラクタデータ領域242、登録されたグループデータを記憶するグループデータ領域243、表示画面41の表示画像データを記憶する表示画像データ領域244、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域245、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域246の他、印刷履歴データ領域247やその他の色変換バッファなどの各種変換バッファ領域248などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【0068】
P−CON250には、CPU210の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマ251などもP−CON250内の機能として組み込まれている。このため、P−CON250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、検出部14からの前述した各種検出信号およびキーボード3からの各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス260に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部270に出力する。
【0069】
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムにしたがって、P−CON250を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、CG−ROM230からのビットマップデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、P−CON250を介して駆動部270に制御信号を出力することにより、印刷の位置制御や表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
【0070】
ここで、テープ印刷装置1を使用した印刷方法について説明する。本発明のテープ印刷装置1は、前述の通り、所定の規格で定められた罫幅に合わせてテープTの行幅の設定を行い、設定した行幅で任意サイズのキャラクタをテープTに印刷するものである。そこで、図4ないし図9に示すように、画面41の表示を参照しながら操作手順にしたがって本発明の印刷方法を説明する。
【0071】
図4に示すように、電源をONにすると、最初に「テキスト入力画面」を表示する(D11)。「テキスト入力画面」では、1行目のキャラクタの入力であることを示す四角付数字「1」と、カーソルKとを表示する。ここでは、四角付数字「1」にカーソルKが付されているため、次に入力されるキャラクタは、四角付数字「1」の右隣に表示する。
【0072】
ここで、ユーザにより「グループ」キーが押下されると、「グループ処理選択画面」に遷移する(D12)。ここでは、「グループ」キーが押下されたことを示す「グループ」の文字の他、選択肢として「登録」、「修正」、「印刷」を表示し、このうち、「登録」をデフォルト値(直近アクセス値)として反転表示している。このデフォルト値を選択する場合は、図示の状態(反転表示の状態)でユーザにより「選択」キーが押下される。
【0073】
また、他の選択肢を選択する場合は、ユーザにより「カーソル」キー等が押下される。画面41上は、これに伴って選択肢を次々と網掛表示し、ユーザが「選択」キーを押下した時点で網掛表示していた選択肢を選択する(選択肢にしたがって処理を実行する)(以下、選択肢の選択は同様の操作で行われるため、これらの説明を省略し、単に「選択する」または「「選択」キーを押下する」という)。ここでは、「登録」が選択されるため、「カーソル」キー等が押下されることなく、図示の状態で「選択」キーが押下される。
【0074】
なお、この「グループ処理選択画面」(D12)では、画面41上に表示されている「登録」、「修正」、「印刷」の他、「消去」、「複写」が選択可能となっている。各選択肢の処理内容は図10(a)に示すとおりであり、詳細な説明については省略する。
【0075】
「グループ処理選択画面」(D12)において、「登録」が選択されると、「グループ登録画面に遷移する(D13)。「グループ登録画面」では、グループを登録する処理を行うことを示す「グループ登録」の文字の他、グループ番号を示す四角付「02」を反転表示する。これは、既にグループ番号「01」が登録されており、次に登録可能な登録番号の最小値が「02」であることを示している。ここでは、ユーザにより「選択」キーが押下され、グループ番号02のグループ(以下、「G02」という)にデータが登録されるものとする。
【0076】
なお、ここで、「G02」ではなく、他のグループにデータの登録を行いたい場合、ユーザは、図示(D13)の状態で、カーソルキーを押下して反転表示「02」を「03」、「04」・・・と変化させ、所望するグループ番号が反転表示された時点で「選択」キーを押下すればよい。
【0077】
グループ番号を指定すると、次に、グループ名を入力する画面41に遷移する(D14)。ここでは、「グループ名」の文字を表示すると共に、「[」マークにカーソルKを付す。このカーソルKの位置に、キーボード3上のキーの押下によってグループ名が入力され、入力に伴ってカーソルKが移動する。ここで、グループ名が「3年3組名簿」と入力され(D15)、「選択」キーが押下されると、「G02登録画面」に遷移する(D16)。
【0078】
「G02登録画面」では、「G02」の登録であることを示す「G02登録」の文字の他、「No.」に続けて登録番号を示す四角付「01」を反転表示する。これは、グループ番号「02」のグループの中の登録番号「01」が登録可能であることを示している。ここでは、登録番号「01」を登録するため、ユーザにより「選択」キーが押下される。なお、「G02登録画面」では、データ1〜3の3つのデータが入力可能となっているが、ここでは、データ1と2の入力を示す「データ1[」と「データ2[」のみを表示している(「データ3」は、この段階では表示しない)。
【0079】
「G02登録画面」(D16)において、ユーザにより「選択」キーが押下されると、図5に示すように、反転表示していた「01」を普通表示にすると共に、「データ1」の「[」マークにカーソルKを付す(D17)。これは、「データ1」の入力が可能であることを示している。なお、この状態で、カーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)を押下してカーソルを所望のデータ番号に移動することにより、「データ1」からではなく、「データ2」または「データ3」からデータ入力を開始することも可能である。
【0080】
ここでは、「データ1」として氏名「山田 太郎」が入力される(D18)。入力が完了すると、「選択」キーが押下され、続いて、「データ2」の入力が促される(D19)。「データ2」では、「データ1」に入力した名前の人物の所属部が入力され、ここでは「バレー部」と入力される(D20)。同様に、「選択」キーが押下されると、「データ3」の入力が促され(D21)、「データ1」に入力した名前の人物の所属委員が入力される。ここでは、「広報委員」と入力される(D22)。
【0081】
なお、必ずしもデータ1〜3の全てデータについて入力が行われなくても良い。すなわち、「山田 太郎」がいずれの部活動にも所属していない場合は、「データ2」の欄は空欄のままでよい。また、データ1〜3だけではなく、入力できるデータ数を増やしても良い。この構成によれば、各人の住所や電話番号など、さらに詳細な情報までも管理することができると共に、これらを印刷対象とすることができる。
【0082】
データ1〜3の入力が完了した後、「選択」キーが押下されると、図6に示すように「登録実行画面」に遷移する(D23)。ここでは、登録を実行していることを示す「登録実行」の文字の他、登録番号「01」が登録されていることを示す「No.01」を表示する。この画面41(「登録実行画面」)に遷移して、0.75秒ほど経過すると、「G02登録画面(登録番号02)」に遷移する(D24)。
【0083】
「G02登録画面」では、図4の(D16)の画面41と同様に、「No.」に続けて登録番号を示す四角付「02」を反転表示する。ここでは、登録番号「02」の登録は行わないため(図10(b)参照)、ユーザによりカーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)が1回押下され、四角付「03」を反転表示した状態(D25)で「選択」キーが押下される。すると、図5の(D17)の画面41と同様に、登録番号「03」の「データ1」の入力を促す画面41に遷移し(D26)、以降データ1〜3の入力が行われる。その後、(D17)〜(D23)の操作が数回繰り返されることにより「G02」に複数のグループデータが登録される。登録されたグループデータの一部は、図10(b)に示すとおりである。
【0084】
なお、データ1〜3に入力可能な文字数の制限(例えば各データ全角20文字までなど)を加えるようにしてもよい。この構成によれば、データを記憶する内蔵メモリ(グループデータ領域243)の容量を、ある程度特定することができる。
【0085】
また、内蔵メモリではなく、外部記憶装置等を接続可能に構成し、登録したデータを外部記憶装置に記憶させ、必要に応じてデータの読み込みができるよう構成しても良い。この構成によれば、内蔵メモリの容量を必要最小限に留めることができる。
【0086】
次に、図7〜9を参照して、登録したデータの呼び出しおよび印刷方法について説明する。なお、ここでは図11(a)に示す印刷物を作成するものとして説明する。図7に示すように、「テキスト入力画面」(D31:図4のD11と同様)において、「グループ」キーが押下されると、「グループ処理選択画面」に遷移する(D32:図4のD12と同様)。ここで、ユーザによりカーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)が2回押下されると、選択肢「印刷」を網掛表示し(D33)、「選択」キーが押下されると、「グループ印刷画面」に遷移する(D34)。
【0087】
「グループ印刷画面」(D34)では、グループ印刷を行うことを示す「グループ印刷」の文字の他、グループ番号「01」が印刷対象であることを示す四角付「01」を反転表示する。ここでは、前述した操作(図4〜6参照)で登録した「G02」の印刷を行うため、カーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)が1回押下されて、グループ番号「02」が印刷対象であることを示す四角付「02」を反転表示する(D35)。
【0088】
ここで、「選択」キーが押下されると、「G02印刷画面」に遷移する(D36)。「G02印刷画面」では、「G02」の印刷を行うことを示す「G02印刷」の文字の他、選択肢として「一部」と「全部」を表示する。「一部」とは、データ1〜3のうちのいずれか1つまたは2つのデータを印刷するものであり、「全部」とは、入力したデータの全て(データ1〜3)を印刷するものである。ここでは、「データ1」と「データ3」の印刷が行われるため、デフォルト値の「一部」を反転表示した状態で「選択」キーが押下される。
【0089】
続いて、図8に示すように、「印刷選択画面」に遷移する(D37)。「印刷選択画面」では、印刷するデータ、またはデータの組み合わせが選択される。ここでは、表示されている「データ1」、「データ1+2」、「データ1+3」の他、「データ2」、「データ2+3」、「データ3」が選択可能となっている。なお、これらの他に、「データ2+1」、「データ3+2」など、印刷される順序を逆にした組み合わせを加えても良い。
【0090】
ここでは、デフォルト値の「データ1」を反転表示した状態(D37)から、カーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)が2回押下され、「データ1+3」を網掛表示した状態(D38)で「選択」キーが押下される。なお、「G02選択画面」(図7のD36)において、「全部」が選択された場合は「印刷選択画面」(D37およびD38)には遷移せず、後述する「識別データ選択画面」(D39)に直接遷移する。
【0091】
「識別データ選択画面」(D39)に遷移すると、識別対象となるデータの選択を行う画面41であることを示す「識別データ選択」の文字の他、選択肢として、「識別なし」、「データ1」、「データ2」を表示する(「データ3」はこの段階では表示しない)。ここで、「識別なし」とは、データの識別を行うことなく、指定されたデータ(「データ1」および「データ3」)の全てを印刷するものである。ここでは、委員会に所属している者のみを識別して印刷したいため(所属委員会は「データ3」に入力されている:図10(b)参照)、デフォルト値の「識別なし」が反転表示した状態から、カーソルキー(「↓」or「→」or「変換」キー)が3回押下され、「データ3」を網掛表示した状態(D40)で「選択」キーが押下される。
【0092】
次に、「識別内容選択画面」に遷移すると、識別する内容を選択する画面41であることを示す「識別内容選択」の文字の他、選択肢として「データの有無」と「キーワード」を表示する(D41)。ここで、「データの有無」とは、データが入力されているか否かによって、データを識別する(印刷するか否かを判断する)ものであり、「キーワード」とは、データ内に指定する「キーワード」が含まれているか否かによって、データを識別する(印刷するか否かを判断する)ものである。ここでは、委員会に所属している者のみを識別して(=「データ3」が入力されているものを識別して)印刷したいため、デフォルト値の「データの有無」を反転表示した状態で、「選択」キーが押下される。
【0093】
すると、データの有無のうち、いずれに属するものを印刷するかを選択する画面41に遷移し(D42)、ここでは、委員会に所属している者のみを識別する(=「データ3」が入力されているものを識別する)ため、デフォルト値の「データあり」を反転表示した状態で、「選択」キーが押下される。なお、識別内容を選択する(D41)と(D42)の画面を分けず(別階層とせず)、同一の画面で処理しても良い((D41)の画面において、選択肢を「データあり」、「データなし」および「キーワード」としても良い)。
【0094】
続いて、図9に示すように、「印刷方向選択画面」に遷移すると、印刷方向を選択する画面41であることを示す「印刷方向選択」の他、選択肢として「縦型よこ書」、「横型たて書」および「縦型たて書」を表示する(D43)。ここでは、この他、「横型よこ書」が選択可能となっているが、これらの選択肢はこの段階では表示しない。
【0095】
それぞれの選択肢を選択した場合の印刷結果は、図17(a)〜(d)に示すとおりであり、後述の操作において(a)「縦型よこ書」と(b)「横型たて書」の場合は、テープTの繰り出し方向に対して直交する向きの行に対して行幅の設定を行い、(c)「縦型たて書」と(d)「横型よこ書」の場合は、テープTの繰り出し方向と一致する向きの行に対して行幅の設定を行う。なお、ここで、(a)「縦型よこ書」または(b)「横型たて書」を選択すれば、テープTの繰り出し方向に制限がないため、行数を限りなく増加させることができる。したがって、ここでは、印刷内容や印刷行数に合わせて、キャラクタの印刷方向を選択することが好ましい。
【0096】
「印刷方向選択画面」(D43)では、デフォルト値の「縦型よこ書」を反転表示した状態で、ユーザにより「選択」キーが押下され、「対応サイズ選択画面」に遷移する(D44)。「対応サイズ選択画面」では、貼着対象物Nのサイズを選択する画面41であることを示す「対応サイズ選択」の文字の他、選択肢として、「1号(A4)」、「3号(A5)」および「4号(B6)」を表示する。ここでは、この他、図10(c)に示す選択肢が選択可能となっているが、この段階ではこれらの選択肢は表示しない。
【0097】
なお、ここで表示する対応サイズの選択肢はこれに限定されない。また、選択肢を号数のみで表示したり、縦と横の長さを併記したりしても良い。また、「印刷方向選択画面」(D43)において、(a)「縦型よこ書」と(b)「横型たて書」を選択した場合は、印刷後のテープTの長さを、図10(c)の表に示す縦の長さよりも数十ミリ短く設定し、(c)「縦型たて書」と(d)「横型よこ書」を選択した場合は、印刷後のテープTの長さを、図10(c)の表に示す横の長さよりも数十ミリ短く設定する。
【0098】
「対応サイズ選択画面」(D44)では、デフォルト値の「1号(A4)」を反転表示した状態で「選択」キーが押下され、「対応罫幅選択画面」に遷移する(D45)。「対応罫幅選択画面」では、貼着対象物Nの罫幅を選択する画面41であることを示す「対応罫幅選択」の他、選択肢として、「7mm罫(A罫)」、「6mm罫(B罫)」および「5mm罫(C罫)」を表示する。ここでは、この他、図10(d)に示す選択肢が選択可能となっているが、この段階ではこれらの選択肢は表示しない。
【0099】
なお、ここで表示する罫幅の選択肢はこれに限定されない。また、選択肢を、JIS規格の表記(「A罫」、「B罫」など)のみや罫幅(「7mm」、「6mm」など)のみで表示しても良い。また、「印刷方向選択画面」(D43)において、(a)「縦型よこ書」と(b)「横型たて書」を選択した場合は、テープTの繰り出し方向と直交する向きの行幅に対応する罫幅を選択し、(c)「縦型たて書」と(d)「横型よこ書」の場合は、テープTの繰り出し方向と一致する向きの行幅に対応する罫幅を選択する。
【0100】
「対応罫幅選択画面」(D45)では、デフォルト値の「7mm幅(A罫)」を反転表示した状態で、ユーザにより「選択」キーが押下され、「行幅倍率選択画面」に遷移する(D46)。「行幅倍率選択画面」では、(D45)で選択された罫幅に対して、1行幅を何倍のサイズに設定するかを選択することを示す「行幅倍率選択」の他、選択肢として、「1罫」、「2罫」および「1/2罫」を表示する。ここでは、この他、「3罫」、「1/3罫」、「4罫」および「1/4罫」が選択可能となっているが、この段階ではこれらの選択肢は表示しない。また、ここで選択可能な行幅の選択肢はこれに限定されない。
【0101】
ここで、仮に「1/2罫」が選択された場合、貼着対象物Nの1罫幅と、テープTの2行幅とが同一のサイズとなるよう、行幅の設定を行う(図15(a)および(b)参照)。このように、キャラクタの縦サイズまたは横サイズを罫幅単位で大きくするよう指定することで、ユーザは印刷されるキャラクタのサイズを容易に想定することができると共に、貼着対象物Nの罫幅とテープTの行幅とのずれがなくなるため、見栄えを向上させることができる。
【0102】
なお、この場合、指定された罫幅サイズに対してキャラクタが適度な余白を持って配置されるよう、キャラクタサイズが決定されることが好ましい。この構成によれば、行間隔が小さいために、文字の一部が重なって読みづらくなるなどの問題がなくなる。
【0103】
「行幅倍率選択画面」(D46)では、デフォルト値の「1罫」を反転表示した状態で、ユーザにより「印刷」キーが押下され、「印刷実行画面」に遷移する(D47)。ここでは、印刷を実行中であることを示す「印刷実行」を表示する他、「準備中」を網掛表示する。印刷は数秒ほどで完了し、適当な位置で切断されて、図11(a)および(b)に示すように、印刷対象となるデータが一覧形式で印刷された印刷物(テープT)が作成される(設定内容は、「印刷範囲」:データ1+3、「識別データ」:データ3(所属委員会)、「識別内容」:データあり、「印刷方向」:縦型よこ書、「対応サイズ」:1号(A4)、「対応罫幅」:7mm幅(A罫)、「行幅」:1罫」)。また、印刷が完了すると、画面41は「G02選択画面」に戻る(遷移する)(D48:図7のD36と同様)。
【0104】
作成されたテープTは、同図(c)に示すように、裏面の剥離層Tcを剥離して、貼着対象物Nに貼着される。なお、このとき、テープTを透過して見た場合に印刷されたキャラクタが罫と罫との間に収まるよう、上下方向に留意しながら貼着されることが好ましい。これにより、貼着対象物NにテープTを貼着したときの見栄えを良くすることができる。
【0105】
また、同図に示すように、印刷物の印刷内容に付随してメモなどを記入する場合も、印刷物の行幅とノートの罫幅が一致することにより、ノートの罫に跨って文字を記入することがないため、ノートを整然とまとめることができる。
【0106】
なお、上述の操作において、例えば「印刷方向選択画面」(図9のD43)において、「横型たて書」が選択された場合は、図12(a)に示すような印刷結果が得られる。また、「G02選択画面」(図7のD36)において、「全部」が選択された場合は、図12(b)に示すような印刷結果が得られる。なお、この場合、テープ識別センサ142によりテープ幅を検出し、検出したテープ幅に合わせて文字サイズが決定されることが好ましい。
【0107】
また、本実施例の応用例として、図13(a)に示すように、データ1〜3を横方向に並記する(図12(b)参照)のではなく、縦方向に並記するような構成としても良い。さらに、図13(b)に示すように、登録されていない番号のデータ記載部分を空欄として、登録番号のみを印刷するようにしても良い。
【0108】
また、図14(a)に示すように、登録した「グループ名」(図4のD14およびD15参照)を、「一覧名」として印刷するようにしても良い。さらに、図14(b)に示すように、行や列の線を加えて、表形式にして印刷するようにしても良い。また、この場合、データ毎に「データ名」(「氏名」、「所属委員」など)を登録できるようにし、それを印刷可能に構成することが好ましい。この構成によれば、より見やすく、且つ分かりやすい一覧表を作成することができる。
【0109】
さらに、図14(c)および(d)に示すように、行毎にテープTをハーフカットし(図示点線部)、一行毎に切り離して貼着対象物Nに貼着できるよう構成しても良い。
【0110】
また、図15(a)に示すように、データとして、歴史の年号と、事件の内容を登録しておけば、歴史年表を作成することができる。この場合、歴史の年号を仮に「データ1」としたとき、「データ1」の内容をそのまま印刷したり(同図(a)参照)、「データ1」を空欄にして印刷したり(同図(b)参照)などの設定ができるよう構成されることが好ましい。さらに、このようにテープTの2行幅と貼着対象物Nの1罫幅が一致するように設定した場合、同図(a)に示すように、1罫幅に2行ずつ詰めて印刷する方法と、同図(b)に示すように、1罫幅に一事件ずつ(1事件が1行で収まる場合は、1行分が空欄となる)印刷する方法とを選択できるよう構成しても良い。
【0111】
また、同図に示すように、被印刷媒体として透明テープを用いれば貼着対象物Nの罫が透けて見えるため、貼着対象物Nの罫をそのまま生かすことができると共に、貼着した被印刷媒体を目立たなくすることができる。
【0112】
また、文字サイズをデータ毎に変更可能で、且つデータを並記する方向を選択可能に構成すれば、図16に示すようなテープTを作成することも可能である。作成方法は、まず、グループ名を「2000年11月」、登録番号01の「データ1」を「6」、「データ2」を「友引(月)」、また、登録番号02の「データ1」を「7」、「データ2」を「先負(火)」と登録する。さらに、「データ1」を「2罫幅」、「データ2」を「1罫幅」のサイズに設定し、データを並記する方向を「縦方向」(図13(a)参照)に設定する。また、対応サイズや対応罫を貼着対象物Nに合わせ、さらに行幅倍率選択画面で「1罫」(テープTの1行幅と貼着対象物Nの1罫幅が同サイズ)と設定すれば、図示のような「ダイアリーラベル」として利用することができる。
【0113】
なお、この場合、各日単位のブロックの途中ではなく、各ブロック毎の切れ目(太線部)でテープTが切断されるよう構成することが好ましい。また、これらのデータを記憶した外部記憶装置を接続して、本発明の印刷装置にデータを入力するようにしても良い。この構成によれば、データを登録する手間が省け、容易に「ダイアリーラベル」を作成することができる。
【0114】
以上、説明したとおり、本発明の印刷装置1および印刷方法によれば、所定の規格で定められた罫幅に合わせてテープTの行幅の設定を行うと共に、設定された行幅でキャラクタを印刷するため、キャラクタが印刷されたテープTを、罫を有する貼着対象物Nに貼着した場合、テープTの行幅と貼着対象物Nの罫幅が一致するため見栄えがよくなる。また、印刷するデータがグループ化された状態で記憶されているため、必要なグループだけを指定して、そのグループに属するキャラクタデータのみを印刷することができる。さらに、グループの中から、所望する識別データを指定して、この識別データに該当するキャラクタデータのみを印刷することができる。すなわち、貼着対象物Nに貼着した場合に見栄えがよく、且つユーザのニーズに合った印刷内容の印刷物を作成することができる。
【0115】
なお、データの識別は1つのグループ内(上記実施例では「G02」内)のみで行われるものとしたが、対象となるグループを複数選択し、その中に登録されたデータの全てを対象として、指定した識別データに該当するものを印刷するようにしても良い。この場合、個々のキャラクタデータに対しグループ別に異なった「識別データ」を付すことで「グループ化」されていることが好ましい。この構成によれば、対象となるグループ内のキャラクタデータに付された「識別データ」を、単に無視して識別を行えばよいので、制御が容易になる。
【0116】
また、上記実施例では対応サイズと、対応罫幅はそれぞれ別の画面41で選択したが、一画面において、これらを組み合わせた複数の選択肢の中から、選択するようにしても良い(例えば、「1号(7mm幅)」、「3号(7mm幅)」、「1号(6mm幅)」・・・など)。
【0117】
また、文字サイズ(キャラクタサイズ)を上記の実施例のように行幅単位ではなく、従来知られているように数値(ポイント数)入力で、指定できるようにしても良い。但し、この場合、キャラクタの縦サイズまたは横サイズが、所定の規格で定められた罫幅の1罫幅サイズのk倍(kは小数点第一位以下を切り捨てた整数)である場合、キャラクタが占有する行数を(k+1)に設定することが好ましい。
【0118】
この構成によれば、指定されたキャラクタの縦または横のサイズを、1罫幅の整数倍のサイズに納めることができるよう、キャラクタが占有する行数を設定することができるため、キャラクタがいかなるサイズに設定された場合でもずれがなくなり見栄えを良くすることができる。
【0119】
なお、この場合、1罫幅のサイズ×(k+1)からキャラクタの縦または横サイズを差し引いた残りの長さについては、上下に均等に余白として設定されることが好ましい。この構成によれば、より見栄えを良くすることができる。
【0120】
また、キャラクタ列を行方向に配置する場合の配置基準となる線であって、且つ行方向と平行な線を基準線としたとき、基準線間の距離a×m(mは1以上の整数)の値と1罫幅サイズb×n(nは1以上の整数)の値とが一致するように、キャラクタのサイズを設定できるよう構成することが好ましい。
【0121】
例えば、図18(a)に示すように、基準線間の距離aが3mmで1罫幅サイズbが7mmのとき、aとbとの公倍数は、21、42・・・であるが、これら公倍数の中で「21」という値になる場合(a×mとb×nの値が「21」になる場合)を例に挙げると、mの値が7となり、nの値が3となる。すなわち、3罫幅サイズに7行のキャラクタ列が印刷可能となるようにキャラクタサイズを設定することができる。また、逆に、図18(b)に示すように、5罫幅サイズに2行のキャラクタ列を印刷するよう指定され、1罫幅サイズbが7mmの場合は、基準線間の距離aが17.5mm(a=b×5/2)となるように設定することができる。すなわち、この構成によれば、基準線間の距離、1罫幅サイズ、行数、罫数のうち、2以上のパラメータを指定することにより、その他のパラメータの値(又は値の候補)が抽出できる。従って、これにより、罫幅と印刷物の行幅とのずれをできるだけ無くし見栄えを良くすることができると共に、キャラクタのサイズを自由に設定することができる。
【0122】
なお、この場合、基準線間の距離aに対してキャラクタが適度な余白を持って配置されるよう、キャラクタサイズが決定されることが好ましい。この構成によれば、行間隔が小さい場合に、文字が読みづらくなるなどの問題がなくなる。
【0123】
また、データの印刷順序を、所定の順序規則にしたがって変更可能に構成しても良い。例えば、上記の実施例において、所定の順序規則が「五十音順」である場合、複数の生徒名を五十音順に変更して印刷することができる(川相→清原→長嶋→二岡→仁志→元木→山田:元の登録順は図10(b)参照)。すなわち、ランダムに記憶された複数のキャラクタデータを、ユーザの所望する順序で印刷することができる。
【0124】
【発明の効果】
上述のように、本発明の印刷装置によれば、所定の規格で定められた罫幅に合わせてテープの行幅の設定を行うことができる。また、グループ単位で、且つ指定されたデータのみを識別して印刷することができる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る印刷装置を適用したテープ印刷装置の外観斜視図である。
【図2】 図1のテープ印刷装置に対応する開蓋状態の外観斜視図である。
【図3】 図1に示すテープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図4】 グループデータの登録方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図5】 図4に続く、グループデータの登録方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図6】 図5に続く、グループデータの登録方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図7】 グループデータの呼出方法および印刷方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図8】 図7に続く、グループデータの呼出方法および印刷方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図9】 図8に続く、グループデータの呼出方法および印刷方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図10】 (a)グループ処理のメニュー、(b)G02に登録されたデータ、(c)対応サイズのメニュー、(d)対応罫幅のメニューを示す説明図である。
【図11】 図7ないし図9の操作による印刷結果の一例を示す図である。
【図12】 図11とは別の印刷結果の一例を示す図である。
【図13】 本発明の印刷方法による印刷結果の応用例を示す図である。
【図14】 図13とは別の本発明の印刷方法による印刷結果の応用例を示す図である。
【図15】 さらに別の本発明の印刷方法による印刷結果の応用例を示す図である。
【図16】 さらに別の本発明の印刷方法による印刷結果の応用例を示す図である。
【図17】 選択可能な印刷方向の選択肢とその印刷結果を示す説明図である。
【図18】 上記とは別の本発明の印刷方法による印刷結果の応用例を示す図である。
【図19】 従来技術を示す説明図である。
Claims (4)
- 被印刷媒体上にキャラクタを印刷可能な印刷装置において、
日本工業規格および各種団体規格のいずれかで定められた罫線間の幅の種類を示す複数の選択肢の中から1の選択肢を選択する選択手段と、
前記選択手段による選択結果に基づいて、前記被印刷媒体に印刷されたキャラクタの一行が占める幅である行幅を設定する行幅設定手段と、
前記行幅設定手段により設定された行幅で前記キャラクタを印刷する印刷手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 前記選択手段には、前記行幅を前記罫線間の幅の整数倍または整数分の1倍とする複数の選択肢の中から1の選択肢を選択する手段が含まれることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記行幅×m(mは1以上の整数)の値と前記罫線間の幅×n(nは1以上の整数)の値とが一致するように、前記キャラクタのサイズを設定するキャラクタサイズ設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
- 被印刷媒体上にキャラクタを印刷可能な印刷装置において、
前記被印刷媒体に印刷されたキャラクタの一行が占める幅である行幅を設定する行幅設定手段と、
前記行幅設定手段により設定された行幅で前記キャラクタを印刷する印刷手段と、を備え、
前記行幅設定手段は、前記キャラクタの縦サイズまたは横サイズが、所定の規格で定められた罫線間の幅のk倍(kは小数点第一位以下を切り捨てた整数)である場合、前記キャラクタが占有する行数を(k+1)に設定することを特徴とする印刷装置。
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