JP4115606B2 - ローラ式クラッチ機構 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は自動車、農業機械、建設機械、工業機械などの変速機に利用されるローラ式クラッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機に用いられるローラ式クラッチ機構、例えばローラ式ワンウェイクラッチは、相対回転する外輪及び内輪を有し、外輪と内輪の間でトルクを伝達する複数のローラが外輪または内輪の軌道面に設けたカム面に噛み合うことで、一方向のみに回転トルクを伝達している。また、逆方向では空転する構成となっている。
一般に、ローラ式クラッチ機構は、円周方向に複数個のローラが独立して内外輪間に配置され、それぞれ別個の付勢スプリングにより噛み合い方向に付勢されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構造では、各ローラが別々に変位することができるために(非同期性)、高トルク、強振動の条件下で作動が不安定になる。また、軸受なしでは偏心に対して抵抗性が低い。
さらに、2方向ローラ式クラッチ機構では、空転中にローラの一つが反対側のカムに何らかの理由でかみ合ってしまうと、この衝撃によりクラッチ機構自体及びそれを用いた機械全体が不具合を起こす恐れがある。
【0004】
従って、本発明の目的は、すべてのローラを一体状態で同期化することができ、高負荷、強振動下での作動安定性、偏心抵抗性、ポッピングの防止、さらには2方向クラッチの場合では空転信頼性向上を達成できるケージを備えたローラ式クラッチ機構を提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のケージを備えたローラ式クラッチ機構は、
外輪と、
前記外輪と半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に前記外輪内に配置される内輪と、
前記外輪及び前記内輪間に配置されて前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達する複数のローラと、
前記ローラを一回転方向に付勢するスプリング部材と、
前記ローラをほぼ等間隔に保つため前記ローラ間に配置されると共に、前記ローラを噛合方向に付勢するため前記スプリング部材に係合するケージと、
から成ることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施態様】
全ローラは全体として一体化・同期化されると共に、各ローラは、個別にみるとケージとの間のわずかなスキマの分だけ独立して移動できる。従って、高負荷、強振動下での作動安定性、偏心抵抗性、ポッピングの防止、さらには2方向クラッチの場合では空転信頼性向上を達成できる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の各実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。尚、図面において同一部分は同一符号で示してある。
【0008】
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例のケージを備えたローラ式クラッチ機構の分解斜視図である。尚、以下の各実施例においては、クラッチ機構としてワンウェイクラッチ機構(一方向クラッチ)をとりあげた。また、説明の便宜上、単に「ワンウェイクラッチ」と称する。但し、後述の第4実施例に示すように、本発明は2方向クラッチ機構にも適用できることは言うまでもない。
【0009】
図1において、ワンウェイクラッチ10は、内周に、不図示の回転部材に嵌合するスプライン2aを備え、回転自在の内輪2と、内輪2の外側に内輪2と相対回転自在に配置され、スプライン1aを介して不図示の部材に固定された外輪1と、内輪2の環状の外周面と外輪1の環状の内周面との間に周方向で複数配置される円筒状のローラ3とからなっている。必要であれば、ローラ3の軸方向端面を全周にわたって面取りすることもできる。本実施例では、内輪2が回転し、外輪1が固定されている。但し、外輪を回転させ、内輪を固定状態にすることも可能である。このことは以下説明する他の実施例においても同様である。
【0010】
外輪1の内周には、複数のカム面8が円周方向に所定の間隔で配置されている。外輪1と内輪2との間には、環状の側板4が嵌合しており、内外輪を同心に維持している。側板4は、半径方向外方の縁部に軸方向で外輪側に曲げられた環状のフランジ部4a、半径方向内方の縁部に軸方向でフランジ部4aと反対方向に曲げられた環状のフランジ部4bを有する。フランジ部4aは、外輪1に設けられた環状の段部1bに嵌合しており、フランジ部4bは所定のクリアランスで内輪2の外周面に対向している。
【0011】
ローラ3間には、側板4から軸方向に突設された支持部7に支持されたアコーディオン型のスプリング部材6が配置されている。ローラ3間には更に、ケージ9が、スプリング部材6及び支持部7を覆うように介装されている。
【0012】
ケージ9は、平坦な板部材より形成され、上面9a、上面9aの両端からからほぼ垂直に下方に延在する垂下部9bを備え、軸方向断面がコの字状である。従って、上面9aが外輪1の内周面に対向し、垂下部9bの外面がそれぞれローラ3に対向する。尚、軸方向内方に延在する突起4cが、円周方向に外輪内面と所定の間隙で側板4に設けられている。突起4cは、ケージ9の上面9aの下に入り込み、支持部7との間でスプリング部材6を挟持する。突起4cは、垂下部9bの下端がローラ3の軌道面に接触したり、ケージ9が上下方向にガタつかず滑らかに周方向に動けるように保持している。
以上の構成により、全ローラ3は全体として一体化・同期化されると共に、各ローラ3は、個別にみるとケージ9のわずかな間隙(クリアランス)d(図2参照)の分だけ独立して移動できる。
【0013】
これにより、スプリング6の付勢力は、周方向に移動可能なケージ9の垂下部9bを介して、ローラ3に伝達されることになる。
ケージ9は、ローラ3間にあってローラ3を等間隔に保つと共に、スプリング部材6に係合しバネ力によってロック方向にローラ3を付勢する。すなわち、スペーサとホルダの機能を備えている。
【0014】
(第2実施例)
図2は、本発明の第2実施例のケージを備えたローラ式クラッチ機構20の半径方向部分断面図である。基本的な構成は第1実施例の場合と同じであるので、その部分の説明は省略する。
【0015】
第2実施例で異なるのは、ケージ19の配置である。第1実施例では、ケージ9は上面9aと垂下部9bを備えており、上面9aが外輪1の内周面に対向しているが、第2実施例では、ケージ19は下面19aと、それからほぼ垂直に立ち上がる立上部19bとからなっている。すなわち、第1実施例とほぼ逆の構成となっている。
下面19aは、内輪2の外周面と摺擦し、この下面19aの上面に側板4から軸方向内方に延在する支持部17が当接する。支持部17に一端を支持されたスプリング部材6は、他端をケージ19の立上部19bに当接させている。
【0016】
図8および図9に示すように、支持部17は、側板4から軸方向に延在する板部材として一体に形成されている。支持部17は、それぞれ平坦な3つの底面17a、17c及び17dからなっている。スプリング支持部17bは底面17dから立ち上がっている。3つの底面17a、17c及び17dを合計した広い面積でケージ19の上面19cと摺擦するので、スプリング6を支持すると共にケージ19を内輪2の外周面に対して良好に案内させることができる。
以上の構成により、ローラ3は全体として一体化・同期化されると共に、各ローラ3は、個別にみるとケージ19のわずかな間隙dの分だけ独立して移動できる。
【0017】
これにより、スプリング部材6の付勢力は、周方向に移動可能なケージ19の立上部19bを介して、ローラ3に伝達されることになる。尚、第2実施例では、スプリング部材6の支持部17が、スプリング部材6の支持とケージ19の案内とを兼ねている。
【0018】
(第3実施例)
図3は、本発明の第3実施例のケージを備えたローラ式クラッチ機構30の半径方向部分断面図である。基本的な構成は第1実施例の場合と同じであるので、その部分の説明は省略する。
【0019】
本実施例では、外輪1の軸方向両端に設けられる環状の溝部に嵌合した環状の保持部材11の突起12にスプリング部材16のコイル部16aが保持されている。また、ローラ3間のケージ13は、第1及び第2実施例と形状が異なる。
外輪1には、位置決め用の切り欠き11bが設けられ、位置決め用の切り欠き11bは、保持部材11がスプリング部材16の反力により回動しないように保持部材11を外輪1に固定している。
【0020】
第3実施例では、スプリング部材とケージの構成が、第1及び第2実施例と異なる。まず、スプリング部材とケージの詳細について図4を参照して説明する。スプリング部材16は、外輪1の軸方向両端で保持部材11の突起12に保持される2つのコイル部16a、コイル部16aから延在する自由端16d、コイル部16aから自由端16dとは反対側に延在するバー部16bとからなっている。バー部16bは、ローラ3に外輪1のカム面8と噛み合わせるための付勢力を与える作用部16cにより連結されている。作用部16cは内輪2の内周面に対してほぼ平行となっている。自由端16dは外輪1の溝の段部に当接している。以上のように、スプリング部材16は、全体として一体に構成されている。
【0021】
一方、ローラ3を保持するケージ13は、ローラ3に当接保持可能な曲面13a、曲面13aの半径方向一端から延在し、内輪2の内周面に対向するほぼ平坦な下面13b、曲面13aの半径方向他端から延在し、外輪1の内周面に対向するほぼ平坦な上面13cを一体的に備えている。
【0022】
スプリング部材16の作用部16cは、曲面13aの裏面から付勢力をローラ3に作用させ、曲面13aを介してローラ3を付勢する。従って、この曲面13aは、ローラ3の円周面の曲率とほぼ同じ曲率を持つことが好ましい。
本実施例によれば、ローラ3が配置される円周上の空間にスプリング部材を配置する必要がないので、ローラ3の数を増加することができ、クラッチ機構全体として飛躍的な大容量化、小型化を達成することができる。
【0023】
(第4実施例)
図5及び図6は、それぞれ本発明の第4実施例のケージを備えたローラ式クラッチ機構40の半径方向部分断面図である。ここでは、2方向、すなわちツーウェイクラッチとなっている。基本的な構成は第1実施例の場合と同じであるので、その部分の説明は省略する。
【0024】
ツーウェイクラッチ40は、外輪1の内周面に軸方向断面が山形の形状をした一対のカム面8a及び8bとを備えている。また、ケージ29は、図2のケージ19とほぼ同じものである。ケージ29の立上部29b間に装着されるスプリング部材26は、上記各実施例のものとは構造が異なる。
【0025】
スプリング部材26は、アコーディオン型であるが、前述の実施例と異なり、周方向に若干長尺であり、側板4から軸方向に延在する板部材からなる支持部27に支持される部分が、スプリング部材26のほぼ中央に位置している。支持部27は、ケージ29を案内するためケージ29の上面と摺擦する平坦な底面27a、底面27cと連続する平坦な底面27c、底面27aの一端から立ち上がる立上部27bとからなっている。
【0026】
尚、側板4の外側に別の突起を設けて他部材に固定することにより、より多機能に制御することも可能である。すなわち、側板4を周方向に移動することにより付勢方向を切り替え、ローラ3を2方向にロックアップ(図5及び図6参照)させることが可能である。
【0027】
図5は、ローラ3が図中左側のカム面8aに噛み合っている状態を示している。ローラ3は、ケージ29との間の僅かな隙間dだけを残し噛み合っている。また、図6は、ローラ3が図中右方向のカム面8bに噛み合っている状態を示している。図5の場合と同様に、ローラ3は、ケージ29との間の僅かな隙間dだけを残し噛み合っている。この噛み合いは、側板4を外部の制御装置(不図示)で周方向に移動させることで、付勢方向を切り替えることで行われる。
【0028】
尚、第4実施例においても、第1実施例と同様にケージ29を反転して配置することができる。その場合、ケージ29の下面29aの曲率を内輪2の外周面の曲率に合わせることが好ましい。また、スプリング部材26の支持部27が、スプリング部材26の支持とケージ29の案内とを兼ねている。図10および図11に示すように、支持部27は、側板4から軸方向に延在する板部材として一体に形成されている。支持部27は、それぞれ平坦な2つの底面27a及び27cからなっている。スプリング支持部27bは底面27aから立ち上がっている。2つの底面27a及び27cを合計した広い面積でケージ29の下面29aと摺擦するので、スプリング部材26を支持すると共にケージ29を内輪2の外周面と良好に案内・摺擦させることができる。
【0029】
図7は、第4実施例のローラ式クラッチ機構40における逆ロック防止機能を示す軸方向部分断面図である。通常、ローラ3は、外輪1の左側カム面と噛み合う破線で示す位置Aにあるが、何らかの力がローラ3に作用し、図中右方向に移動して位置Bに来た場合でも、ケージ29は、その立上部29bが支持部27の底面27aにより動きを制限されているので、ローラ3は、図7において位置Bより右方には移動できない。従って、逆ロックを防止できる。
上記各実施例において、ケージはブロックベアリングの機能を有しており、特に、第3実施例を除く各実施例ではネジリばねであるスプリング部材の保護機能をも有する。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明した本発明のローラ式クラッチ機構は、次のような効果を有する。ローラを同期化できるので、一方向、二方向にかかわらずローラ式クラッチ機構の利点を共存させることができる。結果的に、高負荷、強振動下での作動安定性、偏心抵抗性、ポッピングの防止が可能となる。
また、本発明を2方向クラッチに適用した場合は空転信頼性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のローラ式クラッチ機構の分解斜視図
【図2】 本発明の第2実施例のローラ式クラッチ機構を示す半径方向部分断面図
【図3】 本発明の第3実施例のローラ式クラッチ機構を示す半径方向部分断面図
【図4】 本発明の第3実施例のスプリング部材とケージの詳細を示す斜視図
【図5】本発明の第4実施例のローラ式クラッチ機構を示す半径方向部分断面図であり、ローラが周方向左側のカム面に噛み合っている様子を示す。
【図6】本発明の第4実施例のローラ式クラッチ機構を示す半径方向部分断面図であり、ローラが周方向右側のカム面に噛み合っている様子を示す。
【図7】本発明の第4実施例のローラ式クラッチ機構を示す半径方向部分断面図であり、ローラの逆ロック防止機能を説明する。
【図8】本発明の第2実施例のローラ式クラッチ機構の支持部の詳細を示す上面図である。
【図9】 図8の支持部の側面図である。
【図10】本発明の第4実施例のローラ式クラッチ機構の支持部の詳細を示す上面図である。
【図11】 図10の支持部の側面図である。
【符号の説明】
1...外輪
2...内輪
3...ローラ
10、20、30...ワンウェイクラッチ
40...ツーウェイクラッチ
6、16、26...スプリング部材
9,13,19、29...ケージ
Claims (5)
- 外輪と、
前記外輪と半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に前記外輪内に配置される内輪と、
前記外輪及び前記内輪間に配置されて前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達する複数のローラと、
前記ローラを一回転方向に付勢するスプリング部材と、
前記ローラをほぼ等間隔に保つため前記ローラ間に配置されると共に、前記ローラを噛合方向に付勢するため前記スプリング部材に係合するケージと、
を含み、前記ケージは周方向に移動可能であり、前記スプリングは、前記ケージを介して前記ローラを付勢することを特徴とするローラ式クラッチ機構。 - 請求項1に記載のローラ式クラッチ機構において、前記ケージは、軸方向の断面形状がほぼコの字状であり、前記内輪の外周面または前記外輪の内周面に対して前記スプリング部材を覆うように配置されることを特徴とするローラ式クラッチ機構。
- 請求項1に記載のローラ式クラッチ機構において、前記スプリング部材は、保持部材に支持されたコイルばねからなり、前記コイルバネの作用部が前記ケージを介して前記ローラに付勢力を与えることを特徴とするローラ式クラッチ機構。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローラ式クラッチ機構において、前記ローラ式クラッチ機構は、一回転方向のみトルクを伝達する一方向型ワンウェイクラッチであることを特徴とするローラ式クラッチ機構。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローラ式クラッチ機構において、前記ローラ式クラッチ機構は、両回転方向でトルクを伝達する2方向型クラッチであることを特徴とするローラ式クラッチ機構。
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