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JP4114858B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP4114858B2
JP4114858B2 JP2002252804A JP2002252804A JP4114858B2 JP 4114858 B2 JP4114858 B2 JP 4114858B2 JP 2002252804 A JP2002252804 A JP 2002252804A JP 2002252804 A JP2002252804 A JP 2002252804A JP 4114858 B2 JP4114858 B2 JP 4114858B2
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  • Gear Transmission (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯車駆動機構による駆動モータ制御装置を、感光ドラムの駆動制御に用いる構成の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置は、近年の高画質化に伴い、印刷解像度を上げようとすると、従来よりも色ズレやバンディングが目立つようになってきている。
【0003】
色ズレとは、カラー印刷のときに、紙面上にて各色の印刷位置がズレてしまう現象のことであり、その原因の一つに感光ドラムの機械的偏心が考えられるが、この機械的対策としては、高度な加工技術を用いて高精度化する方法が知られている。
【0004】
また、バンディングとは、印刷された紙面上に見られる副走査方向の濃淡模様のことであり、その原因の一つに感光ドラムの回転ムラ(視覚感度の高い周波数帯域)が考えられるが、この機械的対策としては、重いフライホイールを感光ドラムの回転軸に取り付けて慣性を大きくすることで副走査方向の濃淡模様を除去する方法が知られている。
【0005】
しかしながら、色ズレを高度な加工技術で対応する方法ではコスト的に問題があり、バンディングを重いフライホイールで対応する方法では小型軽量化に反し、メンテナンス作業にも支障をきたす問題がある。
【0006】
特開2000−330420号公報では、感光ドラムの歯車駆動機構の中で、フィードバック制御によって高画質化を図る技術を提案している。
【0007】
図10に従来例を示す。この図は駆動伝達が1段構成であり、駆動モータ(DCモータ)105の回転軸から感光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動力伝達するものである。駆動モータ105の回転軸には駆動モータ側歯車106が取り付けてあり、また、感光ドラム109の回転軸には感光ドラム側歯車108が取り付けてあり、これらの歯車は噛合っている。
【0008】
感光ドラム109が回転すると、これと同軸にある回転角検出器としてのエンコーダ101も同時に回転する。これにより、感光ドラム109の回転角に応じた数だけパルスがエンコーダ101から出力されるため、検出装置102ではこのパルス数を計数することにより感光ドラム109の回転角を検出することができる。そして、制御装置103では感光ドラム109の回転角と目標回転角の偏差に応じた制御トルク(操作量)を算出し、駆動装置104にてこの操作量に相当する電流を駆動モータ105に流すための印加電圧を発生する。駆動モータ105では印加電圧により電流が流れ、回転トルクが発生して駆動モータ105の回転軸を回転させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような構成では、歯車伝達特有のバックラッシュ要素(非線形要素)が存在するために、これが広い制御帯域を持つ制御系実現の障害となっている。
【0010】
なお、広い制御帯域を持つ制御系を実現することにより、機械的偏心による低周波帯の回転ムラ(色ズレに影響する)や、視覚感度の高い周波数帯として約50Hz〜200Hzの回転ムラ(バンディングに影響する)が減少することは周知である。
【0011】
そこで、このバックラッシュ要素によって生じる歯車間のガタを取り除くために、簡便な方法として、感光ドラム109の回転軸上にブレーキ110を取り付ける方法があるが、これにより歯車間のガタを見かけ上消すことができ、制御帯域をある程度広げることができる。
【0012】
ところが、図11に示すように、ゲイン交差角周波数ωが比較的低いローゲイン制御系である場合(a)には、制御で必要とする操作量I(t)の変動が(c)に示すように小さく、かつ正の操作量で済むのに対し、制御帯域を広げるために、ゲイン交差角周波数ωを比較的高く設定したハイゲイン制御系の場合(b)には、制御で必要とする操作量I(t)の変動は(d)に示すように大きく変化するようになる。
【0013】
特に感光ドラム109を速するときの操作量はゼロあるいは負の操作量となり、ブレーキの効果が失われてしまい、歯車間のガタが再び発生するという問題点がある。
【0014】
ガタの発生を抑えるためにさらにブレーキを強める方法も考えられるが、省エネや低コスト化と相反する結果となり、さらに感光ドラム109の回転ムラが増大する傾向にある。
【0015】
本発明は、上記問題点について鑑みたものであり、感光ドラムの駆動制御を行うことで、感光ドラムの回転軸の偏心がある程度あっても色ズレに影響し難く、かつ、重いフライホイールが無くてもバンディングが発生し難い感光ドラムの駆動装置を用いた画像形成装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、以下の構成とした。
(1).感光ドラムの感光面部分または感光ドラム回転軸に回転角検出器を有し、感光ドラム回転軸に感光ドラム側歯車を取り付けてある駆動機構の画像形成装置において、前記駆動機構は、駆動モータおよび補助モータより感光ドラムへ駆動を伝達するものであり、
駆動モータの回転軸に駆動モータ側歯車を備え、補助モータの回転軸に補助モータ側歯車を備え、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車は、感光体側歯車と噛み合うように構成され、前記感光体ドラム回転時における前記回転角検出器からの出力を前記感光体ドラムの回転角情報に変換する情報変換手段と、この回転角検出情報をもとに前記感光体ドラムの目標回転角との偏差が縮まるように前記駆動モータ及び前記補助モータの各制御トルクを計算する計算手段と、前記計算手段で算出された前記駆動モータ及び前記補助モータに対する制御トルクに基づき、前記駆動モータ及び前記補助モータに対する印加電圧を発生させる電圧印加手段とを有し、前記駆動モータを前記感光ドラム回転方向に沿うように回転力を発生させ、前記補助モータを前記感光ドラム回転方向とは逆らうように回転力を発生させ、前記回転角検出器の情報をもとに、前記感光体ドラムを加速する場合は前記駆動モータへの印加電圧を増加し、前記感光体ドラムを減速する場合は前記補助モータへの印加電圧を増加し、前記駆動モータと前記補助モータとによって前記感光ドラムの回転速度を一定速度に制御することを特徴とする画像形成装置とする。
(2).請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、回転力伝達部分に斜歯の歯車を使用することを特徴とする画像形成装置とする。
(3). 請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、感光ドラム側歯車の外径が感光ドラムの外径よりも大きいことを特徴とする画像形成装置とする。
(4).請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、感光ドラム側歯車と、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車との間に、それぞれ中間軸および中間軸側歯車を設けることを特徴とする画像形成装置とする。
(5).請求項5に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、各中間軸側歯車の外径は、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車の外径よりも大きく、感光ドラム側歯車の外径は、各中間軸側歯車の外径よりも大きいことを特徴とする画像形成装置とする。
(6).請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記感光ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車の歯車側面部が感光ドラムのドラム側面部と密着するようにして固定されていること、あるいはこれら感光ドラムと感光体側歯車とが一体構造をなしていることを特徴とする画像形成装置とする
【0017】
【発明の実施の形態】
以下より、本発明の実施の形態について図に基づき説明する。
[1]第1実施形態
[1.1]第1例
図1に本発明の画像形成装置に係る感光ドラム駆動機構の概略構成図を示す。図1では駆動伝達が1段構成であり、駆動モータ105A(DCモータ)の回転軸から感光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動力を伝達するものである。
【0018】
駆動モータ105Aの回転軸には駆動モータ側歯車106Aが取り付けてあり、また、補助モータ105B(DCモータ)の回転軸には補助モータ側歯車106Bが取り付けてあり、これらの歯車106A、106Bと噛み合うように、感光ドラム109の回転軸には感光ドラム側歯車108が取り付けられてある。
【0019】
駆動モータ105A、105Bでは印加電圧により電流が流れ、回転トルクが発生して駆動モータ105A、105Bの回転軸を回転させ、歯車106A、106Bにそれぞれ伝達し、歯の噛み合いにより感光ドラム側歯車108を駆動制御し、感光ドラム109へ伝達する。
【0020】
これにより、駆動モータ側歯車106Aおよび補助モータ側歯車106Bの歯と、感光ドラム側歯車108の歯が、それぞれ見かけ上密着するため、バックラッシュ要素によるガタが無くなり、即応性の高いフィードバック制御が可能となる。すなわち、バンディングが目立ち易い周波数帯における負荷トルクを制御により取り去り、感光ドラム109を一定回転速度で回すことができる。
【0021】
このとき、回転力伝達のムラを抑えるために、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用することが適している。
【0022】
また、感光ドラム側歯車108の外径をd1、感光ドラム109の外径をd0とすると、噛み合い周波数をバンディング周波数帯よりも高域に移動させるためと、歯車の減速比を大きく設定するために、d1>d0であることが適している。
【0023】
さらに、感光ドラム109の回転軸には回転角検出器としてエンコーダ101が取り付けてあり、その出力は情報変換手段としての検出装置102で回転角情報に変換され、計算手段としての制御装置103でその情報をもとに制御トルク(操作量)が計算され、電圧印加手段としての駆動装置104で駆動モータ105A及び補助モータ105Bを駆動する。
【0024】
感光ドラム109が回転すると、これと同軸にあるエンコーダ101も同時に回転する。これにより、感光ドラム109の回転角に応じた数だけパルスがエンコーダ101から出力されるため、検出装置102ではこのパルス数を計数することにより感光ドラム109の回転角を検出することができる。そして、制御装置103では感光ドラム109の回転角と目標回転角の偏差に応じた操作量を算出し、駆動装置104ではこの操作量から、駆動モータ105Aと補助モータ105Bに流す電流に必要な印加電圧を発生する。
【0025】
このとき、図2に示すように、正の操作量I(t)(=加速)については駆動モータ105Aへの印加電圧を増加して所定のトルクを追加し、負の操作量I(t)(=減速)については補助モータ105Bへの印加電圧を増加して所定の逆トルクを追加する。
【0026】
なお、所定のトルクとは、歯車間のバックラッシュ要素によって生じるガタを見かけ上無くすために必要とする回転力であり、図3に示すように、駆動モータ105Aと補助モータ105Bとに相反する回転力を与えることでガタが発生しないようにしている。
【0027】
以上のことから、駆動モータ105Aに流れる電流によって生じる回転力と、補助モータ105Bに流れる電流によって生じる回転力とによって、感光ドラム109の回転軸が回転制御される。
【0028】
[1.2]第2例
本例は前記図1に示した構成の変形例であり、図4において、感光ドラム109の回転軸上の駆動側、つまり駆動モータ105Aや補助モータ105Bなどが設けられた側の回転軸には、回転角検出器としてのエンコーダ101Aが取り付けてあり、該駆動側の反対側にも回転角検出器としてエンコーダ101Bが取り付けてある。そしてその出力は検出装置102で回転角情報に変換され、制御装置103でその情報をもとに操作量が計算され、駆動装置104で各駆動モータ105A、105Bを駆動する。感光ドラム109が回転すると、これと同軸上にあるエンコーダ101Aと101Bも同時に回転する。
【0029】
これにより、感光ドラム109の回転角に応じた数だけパルスがエンコーダ101A、101Bから出力されるため、検出装置102ではこのパルス数を計数することによりドラム回転角を検出することができる。そして、制御装置103では感光ドラム109両端部での各回転角の平均と目標回転角の偏差に応じた操作量を算出し、駆動装置104ではこの操作量から、駆動モータ105Aと補助モータ105Bに流す電流に必要な印加電圧を発生させて感光ドラム109の回転を制御する。
【0030】
このように、感光ドラム回転軸の駆動側にエンコーダ101Aが取り付けてあり、駆動側の反対側にもエンコーダ101Bが取り付けてあり、これらの出力が検出装置102で回転角情報に変換され、制御装置103でその情報をもとに操作量が計算され、駆動装置104で各モータを駆動する。
【0031】
なお、感光ドラムの剛性を十分高くできない場合には、図7に模式的に示すように、感光ドラム自身に捩れが生じ、感光ドラムの慣性と相まってドラム固有の共振が発生する。このときの共振周波数をωrとする。
【0032】
このモデルは図7に示すように2慣性系であり、捩り定数をK[kg-cm/rad]とし、駆動寄り慣性モーメントをI1[kg-cm]、駆動とは反対寄りの慣性モーメントをI2[kg-cm]とすると、その共振周波数ωrは、
ωr=√{K(I1+I2)/(I1・I2)} [rad/s]
で表される。なお図中では、駆動側寄り慣性による回転角をθ1、その反対側寄り慣性による回転角をθ2、駆動側の発生トルクをTとしている。
【0033】
図8は例えば、図4に示した例の如く、駆動側と反対の位置にエンコーダを取り付けた場合における開ループ周波数伝達特性(目標回転角θ2→従動軸回転角θ2)である。
【0034】
例えば図8における線図Aのように、比較的フィードバックゲインが低いとき(ゲイン交差周波数ωCA)は共振ビークが0dB以下(安定)であるのに対し、線図Bのように、フィードバックゲインが高くなる(ゲイン交差周波数ωCB)と共振ピークが0 dB以上になり、制御ループが不安定となる。このため1出力のフィードバック制御では広帯域の制御を行なうことができない問題がある。
【0035】
そこで本例では、感光ドラムの両端部にエンコーダ101A、101Bを設置し、両方の回転角の検出を行い、状態フィードバック制御を実現することにより、広帯域の制御を可能にして上記の問題点を解決している。
【0036】
本例において、図4に示したとおり、感光ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車108の歯車側面部が感光ドラム109のドラム側面部と密着するようにして固定する。あるいはこれら感光ドラム109と感光体側歯車108とを一体構造とする。これにより、感光ドラム109と感光体側歯車108との剛性が保たれるため、即応性の高いフィードバック制御を達成できる。同様の構成は、図1に示した構成においても適用することが可能である。
【0037】
なお、本例においても、図1で説明したとおり、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用することができ、適している。また、感光ドラム側歯車108の外径をd1、感光ドラム109の外径をd0とすると、噛み合い周波数をバンディング周波数帯よりも高域に移動させるためと、歯車の減速比を大きく設定するために、d1>d0であることが適している。
[2]第2実施形態
[2.1]第1例
図5は駆動伝達が2段構成であり、駆動モータ105A及び補助モータ105Bの回転軸から中間軸を経由し、感光ドラム109の回転軸へ歯車を介して動力伝達するものである。
【0038】
駆動モータ105Aの回転軸には駆動モータ側歯車106Aが取り付けてあり、駆動モータ105A側の中間軸には中間軸側歯車107Aが取り付けてある。また、補助モータ105Bの回転軸には補助モータ側歯車106Bが取り付けてあり、補助モータ105B側の中間軸には中間軸側歯車107Bが取り付けてある。そしてこれらの中間軸側歯車107A、107Bに噛み合うように、感光ドラム109の回転軸には感光ドラム側歯車108が取り付けられている。さらに、感光ドラム109の回転軸には回転角検出器としてエンコーダ101が取り付けてあり、その出力は検出装置102で回転角情報に変換され、制御装置103でその情報をもとに操作量が計算され、駆動装置104で各モータを駆動する。
【0039】
このように、中間軸側歯車107A、107Bを介して駆動伝達することで、即応性の高い駆動制御を行うことができる。
【0040】
また、減速比を大きく設定できるため、駆動モータを小型軽量化することができると共に、減速比を大きく保ちつつ感光ドラム側歯車を小径にでき、小型軽量化に適した画像形成装置を提供することができる。
【0041】
なお、感光ドラム側歯車108の外径をd1、中間軸側歯車107A、107Bの外径をd2、駆動モータ側歯車106Aおよび補助モータ側歯車106Bの外径をd3としたとき、各歯車の外径の関係が d1>d2>d3 となっていることが、慣性負荷上制御に適している。
[2.2]第2例
本例は前記図5により説明した例の変形例であり、図6により説明する。本例でも前記図5の例と同様、駆動伝達が2段構成であり、モータ軸から中間軸を経由して感光ドラム軸へ歯車を介して動力伝達するものである。駆動モータ105Aの回転軸には駆動モータ側歯車106Aが取り付けてあり、中間軸には中間軸側107Aが取り付けてある。また、補助モータ105Bの回転軸には補助モータ側歯車106Bが取り付けてあり、中間軸には中間軸側歯車107Bが取り付けてある。これら中間軸側歯車107A,107Bは段歯車からなる(図5の例でも同じ)。そしてこれらの歯車107Aとと107Bに噛合うように、感光ドラム109の回転軸には感光ドラム側歯車108が取り付けられている。
【0042】
本例において、図6に示したとおり、感光ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車108の歯車側面部が感光ドラム109のドラム側面部と密着するようにして固定する。あるいはこれら感光ドラム109と感光体側歯車108とを一体構造とする。これにより、感光ドラム109と感光体側歯車108との剛性が保たれるため、即応性の高いフィードバック制御を達成できる。同様の構成は、図5に示した構成においても適用することが可能である。
【0043】
なお、本例においても、図1で説明したとおり、感光ドラム側歯車108には斜歯の歯車を使用することができ、適している。
【0044】
また、感光ドラム側歯車108の外径をd1、中間軸側歯車107A、107Bの外径をd2、駆動モータ側歯車106Aおよび補助モータ側歯車106Bの外径をd3としたとき、各歯車の外径の関係が d1>d2>d3 となっていることが、慣性負荷上制御に適している。
【0045】
本例においても、前記[1.2]第2例で述べたように、感光ドラムの両端部にエンコーダ101A、101Bを設置し、両方の回転角の検出を行い、状態フィードバック制御を実現することにより、広帯域の制御を可能にしている。動作内容については、前記[1.2]第2例と異なる点として駆動伝達途中に中間歯車が加わったことであり、他は同様であるので説明は省略する。
[2]第3実施形態
カラー画像形成装置の例を説明する。
【0046】
図9において、転写紙を保持する保持機能を有するベルト70は水平方向に対向して配置された2つの支持部材としてのローラー71a、71b間に展張されている。
【0047】
ベルト70の上側ベルトに沿って矢印で示す回転方向順に、上流側から、BK(ブラック)、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)の各トナー像を担持する感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mがベルト70に接するようにして並んでいる。
【0048】
これらの各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mの各まわりには、各回転方向順に、コロナ放電ワイヤを使用した非接触型の帯電装置72BK、72Y、72C、72M、現像装置73BK、73Y、73C、73M、クリーニング手段74BK、74Y、74C、74Mなどが配置されている。各現像装置74BK、74Y、74C、74Mに設けられた現像ローラー75はそれぞれ対応する感光ドラムに近接して配置されている。
【0049】
これら各感光ドラム及びこれら感光ドラムのまわりに配置された帯電装置、現像装置、クリーニング手段などにより画像形成手段が構成されている。つまり、BK、Y、C、Mの各色による画像形成のための手段として、画像形成手段76BK、76Y、76C、76Mがベルト70に対向して順に配置されている。
【0050】
これら画像形成手段76BK、76Y、76C、76Mにおける各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mに対向してベルト70を介して放電ワイヤを使用した非接触型の転写装置77BK、77Y、77C、77Mが配置されている。
【0051】
また、各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mの上方には光書き込み手段10が配置されていて、カラー画像信号に応じて変調された露光光Lbが出射され、各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mにおける帯電装置と現像装置との間の露光部に照射されるようになっている。
【0052】
ベルト10は矢印で示すように反時計回りの向きに回転駆動されるようになっている。ベルト10の上側ベルトの上流端のさらに上流側の位置には一対のレジストローラー78が設けられている。このレジストローラー78に向けて、転写紙Pが給紙コロ790から送り出されるようになっている。
【0053】
ベルト70の上側ベルトの下流端のさらに下流の位置には、定着装置79が配置されている。ベルト70の上側ベルトの上流端部において該ベルト70を支持しているローラー71bの上方には、該ベルト70に転写紙が静電吸着するように転写紙吸着手段とてのコロナ放電ワイヤを使用した非接触型の帯電器80が設けられている。ベルト70の上側ベルトの下流端であってローラー71aと対向する部位には転写紙Pを除電してベルト70から容易に離脱させるべく、除電手段81が設けられている。
【0054】
ベルト70の下側ベルトには、ベルト70の除電を行なうコロナ放電ワイヤを使用した非接触型の除電手段82が設けられ、さらにローラー71b部にはベルト70を介して該ローラー71bに接離可能なクリーニングブレード83が設けられている。接離する理由は、ベルト70の繋ぎ目を回避するためである。
【0055】
これら、ベルト70のまわりに設けられた画像形成手段76BK、76Y、76C、光書き込み手段10、転写装置77BK、77Y、77C、77M、帯電器80、クリーニングブレード83、除電手段81、82などは、画像形成のためのプロセス手段を実行する手段である。
【0056】
この画像形成装置において、画像形成は次のようにして行われる。各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mが回転を始めると、この回転中に暗中においてこれら感光ドラムは帯電装置72BK、72Y、72C,72Mにより均一に帯電され、同一の転写紙P上に重ね転写されるように、書込みのタイミングをずらして走査光Lbが感光ドラムの露光部に照射、走査されて作成すべき画像に対応した潜像が形成され、それぞれ現像装置73BK、73Y、73C、73Mによりトナー像が形成される。
【0057】
一方、給紙部に収納された転写紙Pが給紙コロ790により送り出され、破線で示す搬送経路を経て一対のレジストローラー78の位置で一旦停止し、感光ドラム1BK、1Y、1C、1M上のトナー像と転写部で合致するように送り出しのタイミングを待ち、タイミングが到来するとレジストローラー78に停止していた転写紙Pはレジストローラー78から送り出され、帯電器78によってベルト70に吸着されて搬送される。
【0058】
このときベルト70は繋ぎ目上に転写紙が乗らないようにマークなどで位置制御される。そして、各感光ドラムのそれぞれのトナー像が、各感光ドラムとの当接位置である上記転写部において該転写紙P上に順次転写され、色重ねされて、フルカラートナー画像が形成される。
【0059】
各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mとベルト70とが接している部位は転写部を構成し、これらの転写部には各転写装置77BK、77Y、77C、77Mが位置している。
【0060】
フルカラートナー画像が転写された転写紙Pは除電手段81で除電されてからベルト70より分離され、そのまま定着装置79に搬送され、定着されて排紙トレイ84に排出される。
【0061】
一方、感光ドラム1BK、1Y、1C、1M上に残った残留トナーは感光ドラムの回転と共にクリーニング手段74BK、74Y、74C、74Mに至り、該クリーニング手段を通過する間に清掃されて次の画像形成に備えられる。また、転写紙Pを分離した後のベルト70についても、除電手段82で除電されてからクリーニング手段としてのクリーニングブレード83に至り、クリーニングされて次の転写紙の搬送に備えられる。
【0062】
クリーニングブレード83によりベルト70上をクリーニングするのは、感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mからトナー像の一部がベルト70上に転写されることがあり、また、転写紙の紙粉が付着し、これら転写トナーや紙粉などが次の転写紙の裏汚れとなるのを防止するためである。そしてベルト70の繋ぎ目がクリーニングブレード83に到達する直前にクリーニングブレード83を離間し、通り過ぎ次第、当接させる。
【0063】
このようなタンデム型のレーザープリンタによる画像形成装置において、各感光ドラム1BK、1Y、1C、1Mの各駆動手段には、前記した感光ドラム109の駆動手段を適用することができ、感光ドラムの駆動制御を行うことで、感光ドラムの回転軸の偏心がある程度あっても色ズレに影響し難く、かつ、重いフライホイールが無くてもバンディングが発生し難い感光ドラムの駆動装置、画像形成装置を提供することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、駆動モータ側歯車の歯と感光ドラム側歯車の歯が見かけ上密着し、補助モータ側歯車の歯と感光ドラム側歯車の歯が見かけ上密着するため、バックラッシュ要素によるガタが無くなり、即応性の高いフィードバック制御が可能となる。これにより、バンディングが目立ち易い周波数帯における負荷トルクを制御により取り去り、感光ドラムを一定回転速度で回すことができ、すなわちバンディングを減少し高画質化が可能な画像形成装置を提供することができる。
【0065】
また、請求項3に記載の本発明によれば、回転力伝達部分に斜歯の歯車を使用することにより、平歯の歯車を使用したときよりも回転ムラの変動を小さく抑えることが可能な画像形成装置を提供することができる。
【0066】
さらに、請求項4に記載の本発明によれば、感光ドラム側歯車の外径を感光ドラムの外径よりも大きくすることで、歯車の噛合い周波数をバンディング周波数帯よりも高い周波数に設定できるため、高画質化が達成でき、また、歯車の減速比を大きくできるため、小型軽量の駆動モータで駆動制御可能な画像形成装置を提供することができる。
【0067】
さらに、請求項5に記載の本発明によれば、感光ドラム側歯車と駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車との間に中間軸側歯車を設けることにより、減速比を大きく設定できるため、駆動モータを小型軽量化することができると共に、減速比を大きく保ちつつ感光ドラム側歯車を小径にでき、小型軽量化に適した画像形成装置を提供することができる。
【0068】
さらに、請求項6に記載の本発明によれば、感光ドラム側歯車の外径をd1、各中間軸側歯車の外径をd2、駆動モータ及び補助モータ側歯車の外径をd3としたとき、各歯車の外径の関係がd1>d2>d3となるよう構成することで、中間軸側歯車の慣性を小さく抑えることことができ、即応性の高いフィードバック制御に適した画像形成装置を提供することができる。
【0069】
請求項7記載の発明によれば、感光ドラムの回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車の側面部が感光ドラムのドラム側面部と密着するように固定されている、あるいはこれらが感光ドラムと一体構造をなしているので、感光ドラムとこれら歯車との剛性が保たれるため、即応性の高いフィードバック制御を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】実施形態の指令電流波形を示す図であり、(a)は操作量の指令電流波形図、(b)は駆動モータへの指令電流波形図、(c)は補助モータへの指令電流波形図である。
【図3】歯車の噛み合いを示す図である。
【図4】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図6】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図7】感光ドラムの捩れによる共振の例を2慣性径モデルで模式的に示した図である。
【図8】感光ドラムの捩れによる共振の例を示したボード線図(開ループ時の周波数伝達特性図)である。
【図9】画像形成装置を例示した図である。
【図10】従来の感光ドラムへの歯車駆動伝達を示す図である。
【図11】従来のゲイン特性及びその指令電流波形を示す図であり、(a)はローゲイン制御系の開ループ時ゲイン特性、(b)はハイゲイン制御系の開ループ時ゲイン特性、(c)はローゲイン制御時の駆動モータへの指令電流波形、(d)はハイゲイン制御時の駆動モータへの指令電流波形を示す図である。
【符号の説明】
101 エンコーダ
102 検出装置
103 制御装置
104 駆動装置
105 駆動モータ(DCモータ)
105A 駆動モータ
105B 補助モータ
106 駆動モータ側歯車
106A 駆動モータ側歯車
106B 補助モータ側歯車
107 中間軸側歯車
107A、107B 中間軸側歯車
108 感光ドラム側歯車
109 感光ドラム
110 ブレーキ
d0 感光ドラムの外径
d1 感光ドラム側歯車の外径
d2 中間軸側歯車の外径
d3 駆動モータ軸側歯車および補助モータ側歯車の外径

Claims (6)

  1. 感光ドラムの感光面部分または感光ドラム回転軸に回転角検出器を有し、感光ドラム回転軸に感光ドラム側歯車を取り付けてある駆動機構の画像形成装置において、
    前記駆動機構は、駆動モータおよび補助モータより感光ドラムへ駆動を伝達するものであり、
    駆動モータの回転軸に駆動モータ側歯車を備え、
    補助モータの回転軸に補助モータ側歯車を備え、
    駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車は、感光体側歯車と噛み合うように構成され、
    前記感光体ドラム回転時における前記回転角検出器からの出力を前記感光体ドラムの回転角情報に変換する情報変換手段と、
    この回転角検出情報をもとに前記感光体ドラムの目標回転角との偏差が縮まるように前記駆動モータ及び前記補助モータの各制御トルクを計算する計算手段と、
    前記計算手段で算出された前記駆動モータ及び前記補助モータに対する制御トルクに基づき、前記駆動モータ及び前記補助モータに対する印加電圧を発生させる電圧印加手段とを有し、
    前記駆動モータを前記感光ドラム回転方向に沿うように回転力を発生させ、前記補助モータを前記感光ドラム回転方向とは逆らうように回転力を発生させ、前記回転角検出器の情報をもとに、前記感光体ドラムを加速する場合は前記駆動モータへの印加電圧を増加し、前記感光体ドラムを減速する場合は前記補助モータへの印加電圧を増加し、前記駆動モータと前記補助モータとによって前記感光ドラムの回転速度を一定速度に制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、回転力伝達部分に斜歯の歯車を使用することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、感光ドラム側歯車の外径が感光ドラムの外径よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、感光ドラム側歯車と、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車との間に、それぞれ中間軸および中間軸側歯車を設けることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項に記載の画像形成装置において、各中間軸側歯車の外径は、駆動モータ側歯車および補助モータ側歯車の外径よりも大きく、感光ドラム側歯車の外径は、各中間軸側歯車の外径よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記感光ドラム回転軸に取り付けてある感光ドラム側歯車の歯車側面部が感光ドラムのドラム側面部と密着するようにして固定されていること、あるいはこれら感光ドラムと感光体側歯車とが一体構造をなしていることを特徴とする画像形成装置
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