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JP4073909B2 - 車両用容器保持装置 - Google Patents

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JP4073909B2
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Description

本発明は、飲料容器等の容器を安定的に保持する車両用容器保持装置に関する。
飲料容器を安定的に保持する車両用容器保持装置、いわゆるカップホルダに関するものとして、上方に開口する凹形状の物入れに立設状態で仕切壁を設け、この仕切壁と物入れの立壁部とで飲料容器を保持するものがある(例えば特許文献1参照)。この車両用容器保持装置では、飲料容器を保持する際には物入れの収納スペースの一部を飲料容器保持用として使用する一方で、飲料容器を保持する必要がないときに仕切壁を倒すことで物入れの収納スペースを拡大できるようになっている。
特開2004−217145号公報
上記した車両用容器保持装置では、高さの高い飲料容器を保持する際に立壁部の高さが足りず、飲料容器が大きく上方にはみ出し、安定的に保持できない可能性があった。このため、立壁部の高さを高くすると、全体を物入れとして使用する場合に出し入れしにくくなってしまう。
したがって、本発明は、高さの高い容器を安定的に保持することができる上、容器を保持しない状態で立壁部の高さを低く抑えることが可能な車両用容器保持装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、容器(例えば実施形態における飲料容器C)の底面(例えば実施形態における底面Ca)を保持する保持部(例えば実施形態における保持部材51,113)と、該保持部の側方に設けられて前記容器の側面(例えば実施形態における側面Cb)に対向可能な立壁部(例えば実施形態における立壁部61〜64,123)とを有する車両用容器保持装置(例えば実施形態における車両用容器保持装置14,77)であって、前記保持部および前記立壁部は上下方向に移動可能に設けられ、前記保持部には水平延在するガイド溝(例えば実施形態におけるガイド溝55,56,117)を、前記立壁部にも水平延在するガイド溝(例えば実施形態におけるガイド溝72,73,126)を形成し、一端側に設けた支持軸(例えば実施形態における内側支持軸48,104)が前記保持部のガイド溝に摺動可能に挿入されるとともに、他端側に設けた支持軸(例えば実施形態における外側支持軸45,102)が前記立壁部のガイド溝に摺動可能に挿入される連結部材(例えば実施形態における連結部材41,42,99)を有し、前記連結部材は、屈曲する中間部において回転可能に支持される略く字状であり、前記保持部の下方移動に連動して前記立壁部が上方移動することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記保持部が上方移動し前記立壁部が下方移動した状態で、前記保持部の上面(例えば実施形態における上面51e,113e)と前記立壁部の上面(例えば実施形態における上面60a,122a)とが面一であることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、上方に開口する凹形状の物入れ(例えば実施形態におけるコンソールボックス部17,81)を有し、該物入れの一方の側壁部(例えば実施形態における側壁部21,80)から離間するように該一方の側壁部と対向する他方の側壁部(例えば実施形態における側壁部19,82)に寄せて前記保持部が設けられ、少なくとも前記物入れにおける前記保持部に対し前記一方の側壁部側に前記立壁部(例えば実施形態における立壁部63,123)が設けられていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、容器を保持する際に、容器の底面を保持する保持部を下方移動させると、この下方移動に連動して、容器の側面に対向可能な立壁部が上方移動するため、立壁部の高さを稼ぐことができ、高さの高い容器を安定的に保持することができる。また、容器を保持しない状態では、立壁部を下方移動させれば、立壁部の高さを低く抑えることができる。加えて、保持部の下方移動に連動して立壁部が上方移動するため、容器を保持部に置きつつ保持部を下げるだけで立壁部を上方移動させて、高さの高い容器を安定的に保持できる状態になる。また、保持部を下方移動させると立壁部が上方移動するため、側方に置かれた小物等が、下方移動した保持部側に落下するのを立壁部によって防止できる。
また、一端側が保持部に連結されるとともに他端側が立壁部に連結され、屈曲する中間部において回転可能に設けられる略く字状の連結部材で、保持部の下方移動に連動して立壁部が上方移動するようにできるため、構造が簡素となり保持部の面積を広くとることができる。
請求項2に係る発明によれば、保持部を上方移動させ立壁部を下方移動させると、保持部の上面と立壁部の上面とが面一となるため、容器を保持しない非使用状態での外観性が良好になる。
請求項に係る発明によれば、上方に開口する凹形状の物入れの一方の側壁部から離間するように該一方の側壁部と対向する他方の側壁部に寄せて設けられた保持部を下方移動させると、少なくとも物入れにおける保持部に対し一方の側壁部側に設けられた立壁部が上方移動して、物入れの前記他方の側壁部と立壁部とで容器を安定的に保持できる状態になる。このとき、物入れの前記一方の側壁部側が容器以外のものの収納スペースとして使用できる。また、容器を保持しない状態では、立壁部を下方移動させれば、物入れの全体を収納スペースとして広く使用できる。加えて、物入れの側壁部を容器を保持するために使用するため、構造をさらに簡素化でき、しかも立壁部用のスペースが省けて収納スペースを広くできる。
本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置を図1〜図5を参照して以下に説明する。
図1は車両の車室内を示す平面図で、車幅方向両側に配置されたフロントシート11の間に、インストルメントパネル12から車両前後方向後方に延在するようにセンタコンソール13が設けられており、このセンタコンソール13に、本実施形態の車両用容器保持装置14が設けられている。
車両用容器保持装置14は、センタコンソール13の上面13aに形成された車幅方向に長い取付穴16に取り付けられるコンソールボックス部(物入れ)17を有している。
このコンソールボックス部17は、図2〜図5に示すように、車幅方向に長い略長方形状をなして水平に配置される底部18と、この底部18の各側縁部から立ち上がって枠状に繋がる四つの側壁部19〜22とを有する上方開口の凹形状をなしており、底部18には、車幅方向に離間して二カ所、その上面つまりコンソールボックス部17の底面18aからさらに下方に凹む形状の凹部25が形成されている。なお、各凹部25側の構成は同様であるので、以下では片側の凹部25側の各部の構成について説明する。
凹部25は、略正方形状をなして水平に配置される底部26と、この底部26の各側縁部からそれぞれコンソールボックス部17の底面18aまで立ち上がって枠状に繋がる四つの内壁部27〜30と、各内壁部27〜30の内側で底部26から立ち上がって枠状に繋がる四つの略平板状のガイド壁部31〜34とを有しており、互いに対向する例えば車幅方向両側のガイド壁部32,34にはそれぞれ下部の中央位置に相互近接側に突出する突起部35,36が形成されている。
ここで、突起部35が形成されたガイド壁部32には、突起部35の位置に貫通孔37が形成されており、突起部36が形成されたガイド壁部34には、突起部36の位置に貫通孔37と同軸をなすように貫通孔38が形成されている。なお、ガイド壁部31〜34の高さは、コンソールボックス部17の底面18aよりも低くされている。
車両用容器保持装置14は、上記した貫通孔37に回転可能に支持される連結部材41と、貫通孔38に回転可能に支持される連結部材42とを有している。
これら連結部材41,42は、同形状のもので貫通孔37,38の対応するものに挿入される回転軸43と、回転軸43の軸線方向の外端部に回転軸43から半径方向外側に延出する状態で基端部が固定される外側連結アーム44と、この外側連結アーム44の回転軸43とは反対側の先端部にこの回転軸43に沿ってさらに外側に突出するように設けられる外側支持軸45と、回転軸43の軸線方向の内端部に回転軸43から半径方向外側に延出する状態で基端部が固定される内側連結アーム47と、この内側連結アーム47の回転軸43とは反対側の先端部にこの回転軸43に沿ってさらに内側に突出するように設けられる内側支持軸48とを備えている。
ここで、各連結部材41,42は、図4に示すように、回転軸43の軸線方向に沿って見た場合に、外側連結アーム44と内側連結アーム47とが互いに鈍角をなして交わって略く字状をなしており、屈曲する中間部に設けられた回転軸43においてコンソールボックス部17に回転可能に設けられる。
車両用容器保持装置14は、枠状のガイド壁部31〜34で囲まれた部分の内側に水平配置されるとともに連結部材41,42の一端側の各内側支持軸48に連結される略正方形板状の保持部材(保持部)51を有している。保持部材51は、四つの側面部51a〜51dのうち一対の互いに反対となる側面部51b,51dに上部よりも下部が凹む形状の段部52,53が全長にわたって形成されている。
そして、側面部51bの段部52には、段部52に沿って水平延在するガイド溝55が形成されており、側面部51dの段部53にも、段部53に沿って水平延在するガイド溝56が形成されている。これらガイド溝55,56は、図4に示すように互いに延在方向の位置をずらしつつ段部52,53の水平方向の中央よりも外側に偏って形成されている。
保持部材51は、一方のガイド溝55に一方の連結部材41の内側支持軸48を摺動可能に挿入させ、他方のガイド溝56に他方の連結部材42の内側支持軸48を摺動可能に挿入させることになり、その結果、これら連結部材41,42で支持されることになる。
ここで、図4に示すように、各連結部材41,42の内側連結アーム47が回転軸43から斜め上方に延出する状態にあるとき、各連結部材41,42のそれぞれの内側支持軸48がガイド溝55,56の対応するものの延在方向の内端部に位置する状態となり、保持部材51が上方移動の限界位置に位置することになる。このとき、保持部材51の上面51eは、コンソールボックス部17の底面18aと面一となる。
他方、図5に示すように、各連結部材41,42の内側連結アーム47が回転軸43から水平側方に延出する状態にあるとき、各連結部材41,42のそれぞれの内側支持軸48がガイド溝55,56の対応するものの延在方向の外端部に位置する状態となり、保持部材51が下方移動の限界位置に位置することになる。このとき、保持部材51は、コンソールボックス部17の底面18aよりも下方にあって凹部25の底部26の上面つまり底面26aに重なり合うことになる。そして、保持部材51はこれら上下の限界位置の間で昇降する。つまり、保持部材51は上下方向に移動可能に設けられている。
車両用容器保持装置14は、四つの内壁部27〜30と四つのガイド壁部31〜34との間の枠状の隙間に挿入される昇降部材60を有している。この昇降部材60は筒状に繋がる四つの略平板状の立壁部61〜64を有している。昇降部材60は、すべての立壁部61〜64の上縁部に内側に突出する環状の突出部65が形成されている。
そして、昇降部材60は、互いに対向する一対の立壁部62,64の下部の相互対向側に凹形状の段部70,71が全長にわたって形成されており、立壁部62の段部70には、段部70に沿って水平延在するガイド溝72が、立壁部64の段部71には、段部71に沿って水平延在するガイド溝73が形成されている。これらガイド溝72,73は、図4に示すように互いに延在方向の位置をずらしつつ段部70,71の水平方向の中央よりも外側に偏って形成されている。
昇降部材60は、一方のガイド溝72に一方の連結部材41の他端側である外側支持軸45を摺動可能に挿入させ、他方のガイド溝73に他方の連結部材42の外側支持軸45を摺動可能に挿入させることになり、その結果、ガイド溝72,73が形成された立壁部62,64においてこれら連結部材41,42の他端側に連結されることになる。
ここで、図5に示すように、各連結部材41,42の外側連結アーム44が回転軸43から斜め上方に延出する状態では、各連結部材41,42のそれぞれの外側支持軸45がガイド溝72,73の対応するものの延在方向の内端部に位置する状態となり、昇降部材60が上方移動の限界位置に位置することになる。このとき、昇降部材60の立壁部61〜64の上面60aは、コンソールボックス部17の底面18aよりも上方に位置する。
他方、図4に示すように、各連結部材41,42の外側連結アーム44が回転軸43から水平側方に延出する状態では、各連結部材41,42のそれぞれの外側支持軸45がガイド溝72,73の対応するものの延在方向の外端部に位置する状態となり、昇降部材60が下方移動の限界位置に位置することになる。このとき、昇降部材60は立壁部61〜64の上面60aがコンソールボックス部17の底面18aと面一になる。そして、昇降部材60はこれら上下の限界位置の間で昇降する。つまり、立壁部61〜64を有する昇降部材60は上下方向に移動可能に設けられている。
ここで、連結部材41,42が、上記したように略く字状をなしており、屈曲する中間部においてコンソールボックス部17に回転可能に設けられていることから、内側支持軸48が上方に移動するときには連動して外側支持軸45が下方に移動し、内側支持軸48が下方に移動するときには連動して外側支持軸45が上方に移動する。その結果、内側支持軸48に連結された保持部材51の下方移動に連動して、外側支持軸45に連結された立壁部61〜64を有する昇降部材60が上方移動する一方、内側支持軸48に連結された保持部材51の上方移動に連動して、外側支持軸45に連結された立壁部61〜64を有する昇降部材60が下方移動する。
そして、保持部材51が限界位置まで下方移動すると、昇降部材60が限界位置まで上方移動することになる。この状態で保持部材51はコンソールボックス部17の底面18aよりも下側に位置することになり、昇降部材60はコンソールボックス部17の底面18aよりも上側に位置することになる。
また、保持部材51が限界位置まで上方移動すると、昇降部材60が限界位置まで下方移動することになる。この状態で、保持部材51の上面51eと昇降部材60の立壁部61〜64の上面60aとが、コンソールボックス部17の底面18aと面一となる。
ここで、保持部材51と昇降部材60との重量の関係からこれらの重量だけが加わる状態では、保持部材51の上面51eと昇降部材60の立壁部61〜64の上面60aとコンソールボックス部17の底面18aとが面一の状態とされ、コンソールボックス部17の底面18a側の全体が平坦となって、収納スペースとして物品を置くことができる。なお、物品を置いたとしても、物品が保持部材51の上面51eにのみに所定値以上の荷重をかけるように置かれなければ、保持部材51の上面51eと昇降部材60の立壁部61〜64の上面60aとコンソールボックス部17の底面18aとが面一の状態が維持される。
一方、保持部材51の上に飲料容器(容器)Cを置くと、保持部材51の上面51eにのみに所定値以上の荷重が加わることになり、保持部材51が下降して下方移動の限界位置で停止するとともに、これに連動して昇降部材60が上昇して上方移動の限界位置で停止する。その結果、保持部材51で飲料容器Cの底面Caを保持する状態となり、下降した保持部材51より上側の凹部25のガイド壁部31〜34とその上側の昇降部材60の立壁部61〜64とで飲料容器Cの側面Cbに対向し側方移動を規制する状態となる。
以上のような凹部25側の各部の構成が、両凹部25側それぞれに対して設けられている。
以上に述べた第1実施形態の車両用容器保持装置14によれば、飲料容器Cを保持する際に、飲料容器Cの底面Caを保持する保持部材51を下方移動させると、この下方移動に連動して、飲料容器Cの側面Cbに対向可能な立壁部61〜64を有する昇降部材60が上方移動するため、立壁部61〜64の高さを稼ぐことができ、高さの高い飲料容器Cを安定的に保持することができる。
また、飲料容器Cを保持しない状態では、昇降部材60の立壁部61〜64を下方移動させるとともにこれに連動して保持部材51が上昇することになり、立壁部61〜64の高さを低く抑え、具体的には立壁部61〜64の上面60aと保持部材51の上面51eとコンソールボックス部17の底面18aとを面一の状態とすることができる。よって、飲料容器Cを保持しない非使用状態では、外観性が良好になるとともにコンソールボックス部17への物品の収納性を向上させることができる。
加えて、保持部材51の下方移動に連動して立壁部61〜64を有する昇降部材60が上方移動するため、飲料容器Cを保持部材51に置きその重量で保持部材51を下げるだけで立壁部61〜64を有する昇降部材60を上方移動させて、高さの高い飲料容器Cを安定的に保持できる状態になる。つまり、立壁部の回動等特別な動作を不要にできる。
さらに、一端側が保持部材51に連結されるとともに他端側が昇降部材60の立壁部62,64に連結され、屈曲する中間部において回転可能に設けられる略く字状の連結部材41,42で、保持部材51の下方移動に連動して立壁部61〜64を有する昇降部材60が上方移動するようにできるため、構造が簡素となり保持部材51の面積を広くとることができる。
また、保持部材51を下方移動させると立壁部61〜64が上方移動するため、コンソールボックス部17の底面18a上に置かれた小物等が、下方移動した保持部材51側に落下するのを立壁部61〜64によって防止できる。
加えて、昇降部材51は連結アーム41,42から容易に着脱でき、また、連結アーム41,42も容易に分解可能で、保持部材51も取り外し可能となっているため、コンソールボックス部17からこれらが着脱自在であり、メンテナンスが容易となっている。
なお、保持部材51が下方移動の限界位置に位置しかつ昇降部材60が上方移動の限界位置に位置するとこれらを昇降不可にロックするとともに、昇降部材60を下方に所定値以上の力で押すことでロックを解除するロック機構を設けても良い。また、保持部材51が上方移動の限界位置に位置しかつ昇降部材60が下方移動の限界位置に位置するとこれらを昇降不可にロックするとともに、保持部材51を下方に所定値以上の力で押すことでロックを解除するロック機構を設けても良い。さらに、これらを両方設けても良い。
また、図6〜図8に示すように、第1実施形態の車両用容器保持装置14の凹部25、保持部材51および昇降部材60等をコンソールボックス部17の一の例えば側壁部19側に寄せ、この寄せる側にある昇降部材60の上記構造では備えている立壁部61およびこれに近接するガイド壁部31をなくしても良い。
つまり、上方に開口する凹形状のコンソールボックス部17の一方の側壁部21から離間するようにこれと対向する他方の側壁部19に寄せて凹部25および保持部材51を設け、凹部25にコンソールボックス部17における保持部材51に対し一方の側壁部21側の立壁部63とその両側の立壁部62,64とのみを有する昇降部材60を設けるのである。さらに、一対の凹部25、一対の保持部材51および一対の昇降部材60の全体を側壁部21と直交する側壁部20に寄せて設ける。
このように構成すれば、保持部材51を下方移動させると、保持部材51に対し側壁部21側に設けられた立壁部63およびその両側の立壁部62,64を有する昇降部材60が上方移動して、コンソールボックス部17の側壁部19と立壁部62〜64とで飲料容器Cを安定的に保持できる状態になる。このとき、一対の凹部25、一対の保持部材51および一対の昇降部材60の全体が側壁部19側に寄っているため、これに対向するコンソールボックス部17の側壁部21側が飲料容器C以外のものの収納スペースとして使用できる。加えて、一対の凹部25、一対の保持部材51および一対の昇降部材60の全体が側壁部20側にも寄っているため、これに対向するコンソールボックス部17の側壁部22側も飲料容器C以外のものの収納スペースとして使用できる。なお、昇降部材60同士の間隔は各保持部材51または各昇降部材60をそれぞれ独立して機能させるための操作ができるように設定されている。また、飲料容器Cを保持しない状態では、立壁部62〜64を有する昇降部材60を下方移動させれば、上記と同様にコンソールボックス部17の全体を収納スペースとして広く使用できる。加えて、コンソールボックス部17の側壁部19を飲料容器Cを保持するために使用するため、構造をさらに簡素化でき、しかも上記構造では備えている立壁部61用のスペースが省けて飲料容器C用以外の収納スペースを広くできる。
なお、図6〜図8の例では、上記とは反対に、連結部材41における内側連結アーム47およびガイド溝55を立壁部63側に設け、また連結部材42における外側連結アーム44およびガイド溝73を立壁部63側に配置しているが、勿論動作に差異はない。また、図6〜図8の例では、ガイド壁部32,34のそれぞれのガイド壁部33側およびその反対側に上下方向に沿うガイド溝74a〜74dが形成されており、保持部材51の連結部材41,42の内側支持軸48で支持されるガイド溝55,56とは反対側に形成されたピン部75a,75dがそれぞれ対応するガイド溝74a,74dで案内され、昇降部材60の連結部材41,42の外側支持軸45で支持されるガイド溝72,73とは反対側に形成されたピン部75b,75cがそれぞれ対応するガイド溝74b,74cで案内されるようになっている。
本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を図9〜図13を参照して以下に説明する。
第2実施形態の車両用容器保持装置77は、車両前後方向に長い略長方形状のコンソールボックス部(物入れ)78を有している。
コンソールボックス部78は車両前後方向に長い略長方形状をなして水平に配置される底部79と、この底部79の各側縁部から立ち上がって枠状に繋がる四つの側壁部80〜83とを有する上方開口の凹形状をなしており、底部79には、一方具体的には車両前後方向前方の側壁部80から離間するようにこの側壁部80と対向する他方具体的には車両前後方向後方の側壁部82に寄せて一カ所、底部79の上面つまりコンソールボックス部78の底面79aよりさらに下方に凹む形状の凹部85が形成されている。
この凹部85は、車幅方向に長い略長方形状をなして水平に配置される底部86と、この底部86の各側縁部からそれぞれコンソールボックス部78の底面79aの高さまで立ち上がる枠状に連結された内壁部87〜90と、底部86における車両前後方向前側から同側にある内壁部87と平行に立ち上がる一つの略平板状のガイド壁部92とを有しており、ガイド壁部92はこれと直交する両内壁部88,90に繋がっている。
なお、ガイド壁部92と一側で直交する内壁部88はコンソールボックス部78の側壁部81を下方に延長することで構成されており、ガイド壁部92と他側で直交する内壁部90もコンソールボックス部78の側壁部83を下方に延長することで構成されていて、ガイド壁部92から最も離れた内壁部89もコンソールボックス部78の側壁部82を下方に延長させることで構成されている。つまり、側壁部81の下部が内壁部88を、側壁部82の下部が内壁部89を、側壁部83の下部が内壁部90を、それぞれ構成している。
ガイド壁部92には、最も離れた内壁部89側に突出する突起部93が下部の二カ所に形成されており、ガイド壁部92と平行な内壁部89にも下部の二カ所にガイド壁部92側に突出する突起部94が形成されている。ここで、二カ所の突起部93が形成されたガイド壁部92には、各突起部93の位置に互いに平行な貫通孔96がそれぞれ形成されており、二カ所の突起部94が形成された内壁部89にも、各突起部94の位置に貫通孔96の対応するものと同軸をなすように貫通孔97が形成されている。なお、ガイド壁部92の高さは、コンソールボックス部78の底面79aよりも低くされている。
車両用容器保持装置77は、ガイド壁部92の各貫通孔96に回転可能に支持される一対の連結部材99を有している。これら連結部材99は、鏡面対象形状をなしており、それぞれ、対応する貫通孔96に挿入される回転軸100と、回転軸100の軸線方向の外端部に回転軸100から半径方向外側に延出する状態で基端部が固定される外側連結アーム101と、この外側連結アーム101の回転軸100とは反対側の先端部にこの回転軸100に沿ってさらに外側に突出するように設けられる外側支持軸102と、回転軸100の軸線方向における内端部に回転軸100から半径方向外側に延出する状態で基端部が固定される内側連結アーム103と、この内側連結アーム103の回転軸100とは反対側の先端部にこの回転軸100に沿ってさらに内側に突出するように設けられた内側支持軸104とを備えている。
ここで、各連結部材99は、回転軸100の軸線方向に沿って見た場合に、外側連結アーム101と内側連結アーム103とが互いに鈍角をなして交わって略く字状をなしており、屈曲する中間部に設けられた回転軸100においてコンソールボックス部78に回転可能に設けられる。
また、車両用容器保持装置77は、内壁部89の各貫通孔97に回転可能に支持される一対の支持部材107を有している。支持部材107は、対応する貫通孔97に挿入される回転軸108と、回転軸108の軸線方向における内端部から半径方向外側に延出する状態で基端部が固定される支持アーム109と、この支持アーム109の回転軸108とは反対側の先端部にこの回転軸108に沿ってさらに内側に突出するように設けられる支持軸110とを備えている。つまり、支持アーム109は連結部材99の内側連結アーム103と同様の構成となっている。
車両用容器保持装置77は、凹部85におけるガイド壁部92とこれに直交する両側の側壁部81,83の下部の内壁部88,90とガイド壁部92から最も離れた側壁部82の下部の内壁部89とで囲まれた部分の内側に水平配置されるとともに、一対の連結部材99の一端側の各内側支持軸104および一対の支持部材107の先端側の支持軸110に連結される車幅方向に長い略長方形板状の保持部材(保持部)113を有している。つまり、上方に開口する凹形状のコンソールボックス部78の一方の側壁部80から離間するようにこの一方の側壁部80と対向する他方の側壁部82に寄せて保持部材113が設けられている。
保持部材113には、四つの側面部113a〜113dのうち長辺側の側面部113a,113cに上部よりも下部が凹む形状の段部115,116が全長にわたって形成されており、段部115には、図10に示すように互いに同一直線上に並べられて水平延在する一対のガイド溝117が段部115の相互離間側に形成されている。また、段部116にも、互いに同一直線上に並べられて水平延在する一対のガイド溝118が段部116の相互離間側に形成されている。
そして、保持部材113は、一方の側面部113aの一対のガイド溝117に一対の連結部材99の内側支持軸104を摺動可能に挿入させ、反対の他方の側面部113cの一対のガイド溝118に一対の支持部材107の支持軸110を摺動可能に挿入させることになり、その結果、一対の連結部材99および一対の支持部材107で支持されることになる。
ここで、図10に示すように、一対の連結部材99がそれぞれの内側連結アーム103を回転軸100から互いに反対側の斜め上方に延出させる状態にあるとき、それぞれの内側支持軸104が対応するガイド溝117の相互近接側の端部に位置することになり、一対の支持部材107もそれぞれの支持アーム109を回転軸108から互いに反対側の斜め上方に延出させる状態にあるとき、それぞれの支持軸110が対応するガイド溝118の相互近接側の端部に位置することになる。
このような状態にあるとき、一対の内側支持軸104および一対の支持軸110で支持された保持部材113は、上方移動の限界位置に位置することになり、図12に示すように、その上面113eがコンソールボックス部78の底面79aと面一となる。
他方、図11に示すように、一対の連結部材99がそれぞれの内側連結アーム103を回転軸100から互いに反対側の水平側方に延出させる状態にあるとき、それぞれの内側支持軸104が対応するガイド溝117の相互離間側の端部に位置することになり、一対の支持部材107もそれぞれの支持アーム109を回転軸108から互いに反対側の水平側方に延出させる状態にあるとき、それぞれの支持軸110が対応するガイド溝118の相互離間側の端部に位置することになる。
このような状態にあるとき、一対の内側支持軸104および一対の支持軸110で支持された保持部材113は、下方移動の限界位置に位置することになり、図13に示すように凹部85の底部86の上面つまり凹部85の底面86aに重なり合うことになる。そして、保持部材113はこれら上下の限界位置の間で昇降する。つまり、保持部材113は上下方向に移動可能に設けられている。
保持部材113の上面113e側のガイド壁部92側には、上面113eよりも下方に一段凹む収容凹部120が形成されている。この収容凹部120は、中央部が最もガイド壁部92から離れ、その両側が円弧状をなして外側ほどガイド壁部92に徐々に近接する形状をなしている。
車両用容器保持装置77は、ガイド壁部92とこれと平行をなして近接する内壁部87との間の隙間に挿入される昇降部材122を有している。この昇降部材122は一つの略平板状の立壁部123を有しており、この立壁部123において、相互に平行をなして近接する内壁部87およびガイド壁部92の間に配置される。昇降部材122には、立壁部123の上縁部にガイド壁部92を越えて凹部85における内側に突出するホルダ部124が形成されており、このホルダ部124は保持部材113の収容凹部120と相補形状をなしている。つまり、ホルダ部124は、中央部が最も立壁部123から離れ、その両側が円弧状をなして外側ほど立壁部123に徐々に近接する形状をなしている。なお、以上により、コンソールボックス部78における保持部材113に対し一方の側壁部80側に立壁部123が設けられている。
そして、昇降部材122は、立壁部123の下部のガイド壁部92側に凹形状の段部125が全長にわたって形成されており、段部125には、図10に示すように、互いに同一直線上に並べられて水平延在する一対のガイド溝126が段部125の相互近接側に形成されている。昇降部材122は、一方のガイド溝126に一方の連結部材99の他端側である外側支持軸102を摺動可能に挿入させ、他方のガイド溝126に他方の連結部材99の他端側である外側支持軸102を摺動可能に挿入させることになり、その結果、ガイド溝126が形成された立壁部123において一対の連結部材99の他端側に連結されることになる。
ここで、図11に示すように、一対の連結部材99がそれぞれの外側連結アーム101を回転軸100から相互に近接する斜め上方に延出させる状態にあるとき、それぞれの外側支持軸102が対応するガイド溝126の相互離間側の端部に位置することになる。このとき、一対の外側支持軸102で支持された昇降部材122は、上方移動の限界位置に位置することになり、その立壁部123からホルダ部124までの連続する上面122aが、図13に示すように、コンソールボックス部78の底面79aよりも上方に位置することになって、底面79a側と保持部材113側との間の仕切壁となる。
他方、図10に示すように、一対の連結部材99がそれぞれの外側連結アーム101を回転軸100から互いに近接する水平側方に延出させる状態にあるとき、それぞれの外側支持軸102が対応するガイド溝126の相互近接側の端部に位置することになる。このとき、一対の外側支持軸102で支持された昇降部材122は、下方移動の限界位置に位置することになる。なお、下方移動の限界位置に位置するとき、図12に示すように昇降部材122は各立壁部123およびホルダ部124の上面122aがコンソールボックス部78の底面79aと面一になる。そして、昇降部材122はこれら上下の限界位置の間で昇降する。つまり、立壁部123を有する昇降部材122は上下方向に移動可能に設けられている。
ここで、連結部材99が、上記したように略く字状をなしており、屈曲する中間部においてコンソールボックス部78に回転可能に設けられていることから、内側支持軸104が上方に移動するときには連動して外側支持軸102が下方に移動し、内側支持軸104が下方に移動するときには連動して外側支持軸102が上方に移動する。その結果、内側支持軸104に連結された保持部材113の下方移動に連動して、外側支持軸102に連結された立壁部123を有する昇降部材122が上方移動する一方、内側支持軸104に連結された保持部材113の上方移動に連動して、外側支持軸102に連結された立壁部123を有する昇降部材122が下方移動する。
そして、保持部材113が限界位置まで下方移動すると、立壁部123を有する昇降部材122が限界位置まで上方移動することになる。この状態で保持部材113はコンソールボックス部78の底面79aよりも下側に位置することになり、昇降部材122はコンソールボックス部78の底面79aよりも上側に位置することになる。このとき、昇降部材122の上面122aはコンソールボックス部78の上面81a以下の高さとなって、上記したように底面79a側と保持部材113側との間の仕切壁となる。
また、保持部材113が限界位置まで上方移動すると、立壁部123を有する昇降部材122が限界位置まで下方移動することになる。この状態で、保持部材113の収容凹部120に昇降部材122のホルダ部124が入り込むことになり、保持部材113の上面113eと昇降部材122の立壁部123およびホルダ部124の上面122aとが、コンソールボックス部78の底面79aと面一となる。
ここで、保持部材113と昇降部材122との重量の関係からこれらの重量だけが加わる状態では、保持部材113の上面113eと昇降部材122の上面122aとコンソールボックス部78の底面79aとが面一の状態とされ、コンソールボックス部78の底面79a側の全体が平坦となって、収納スペースとして物品を置くことができる。なお、物品を置いたとしても、物品が保持部材113の上面113eにのみに所定値以上の荷重をかけるように置かなければ、保持部材113の上面113eと昇降部材122の上面122aとコンソールボックス部78の底面79aとが面一の状態が維持される。
一方、保持部材113の上に飲料容器Cを置くと、保持部材113の上面113eのみに所定値以上の荷重が加わることになり、保持部材113が下降して下方移動の限界位置で停止するとともに、これに連動して昇降部材122が上昇して上方移動の限界位置で停止する。その結果、保持部材113で飲料容器Cの底面Caを保持する状態となり、下降した保持部材113より上側の凹部85のガイド壁部92と、ガイド壁部92と略連続にこれより上側に突出する昇降部材122と、ガイド壁部92と直交する側壁部81,83とガイド壁部92と対向する側壁部82とが、飲料容器Cの側面Cbに対向し側方移動を規制する状態となる。ここで、保持部材113が横長の形状をなしていることで、二本の飲料容器Cを保持可能となっており、昇降部材122のホルダ部124がそれぞれの飲料容器Cの中央側に対向して中央側への側方移動を規制する。
以上に述べた第2実施形態の車両用容器保持装置77においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
その上、上方に開口する凹形状のコンソールボックス部78の一方の側壁部80から離間するようにこの一方の側壁部80と対向する他方の側壁部82に寄せて設けられた保持部材113を下方移動させると、コンソールボックス部78における保持部材113に対し一方の側壁部80側に近接して設けられた立壁部123が上方移動して、コンソールボックス部78の他方の側壁部82およびこれに直交する側壁部81,83と立壁部123とホルダ部124とで飲料容器Cを安定的に保持できる状態になる。このとき、コンソールボックス部78の立壁部123よりも一方の側壁部80側が飲料容器C以外のものの収納スペースとして使用できる。また、飲料容器Cを保持しない状態では、立壁部123を下方移動させれば、コンソールボックス部78の全体を平坦な収納スペースとして広く使用できる。加えて、コンソールボックス部78の側壁部81〜83を飲料容器Cを保持するために使用するため、構造をさらに簡素化でき、しかも立壁部用のスペースが省けて飲料容器C用以外の収納スペースを広くできる。
なお、第2実施形態においても、保持部材113が下方移動の限界位置に位置しかつ昇降部材122が上方移動の限界位置に位置するとこれらを昇降不可にロックするとともに、昇降部材122を下方に所定値以上の力で押すことでロックを解除するロック機構を設けても良い。また、保持部材113が上方移動の限界位置に位置しかつ昇降部材122が下方移動の限界位置に位置するとこれらを昇降不可にロックするとともに、保持部材113を下方に所定値以上の力で押すことでロックを解除するロック機構を設けても良い。さらに、これらを両方設けても良い。この場合、保持部材を上方移動の限界位置に位置する方向にスプリング等で付勢しても良い。
本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置が設けられた車両の車室内を示す平面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置を示す平面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置を示す図2のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置を示す図3のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置を示す図3のC−C線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置の変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置の変形例を示す要部の斜視図であって、保持部材が上方移動の限界位置にある状態を示すものである。 本発明の第1実施形態の車両用容器保持装置の変形例を示す要部の斜視図であって、保持部材が下方移動の限界位置にある状態を示すものである。 本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を示す図9のD−D線に沿う断面図であって保持部材が上方移動の限界位置にある状態を示すものである。 本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を示す図9のD−D線に沿う断面図であって保持部材が下方移動の限界位置にある状態を示すものである。 本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を示す図10のE−E線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態の車両用容器保持装置を示す図11のF−F線に沿う断面図である。
符号の説明
C 飲料容器(容器)
Ca 底面
Cb 側面
14,77 車両用容器保持装置
41,42,99 連結部材
51,113 保持部材(保持部)
51e,113e 上面
61〜64,123 立壁部
60a,122a 上面
17,81 コンソールボックス部(物入れ)
21,80 一方の側壁部
19,82 他方の側壁部

Claims (3)

  1. 容器の底面を保持する保持部と、該保持部の側方に設けられて前記容器の側面に対向可能な立壁部とを有する車両用容器保持装置であって、
    前記保持部および前記立壁部は上下方向に移動可能に設けられ
    前記保持部には水平延在するガイド溝を、前記立壁部にも水平延在するガイド溝を形成し、
    一端側に設けた支持軸が前記保持部のガイド溝に摺動可能に挿入されるとともに、他端側に設けた支持軸が前記立壁部のガイド溝に摺動可能に挿入される連結部材を有し、
    前記連結部材は、屈曲する中間部において回転可能に支持される略く字状であり、
    前記保持部の下方移動に連動して前記立壁部が上方移動することを特徴とする車両用容器保持装置。
  2. 前記保持部が上方移動し前記立壁部が下方移動した状態で、前記保持部の上面と前記立壁部の上面とが面一であることを特徴とする請求項1記載の車両用容器保持装置。
  3. 上方に開口する凹形状の物入れを有し、該物入れの一方の側壁部から離間するように該一方の側壁部と対向する他方の側壁部に寄せて前記保持部が設けられ、少なくとも前記物入れにおける前記保持部に対し前記一方の側壁部側に前記立壁部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の車両用容器保持装置。
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