JP7320266B2 - 運搬具 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る運搬具1を示す斜視図である。図1の左上に示すとおり、運搬具1は、荷物などを載置する載置面21が設けられた載置板2と、側部フレーム3とを備える。
図2は、載置板2を示す斜視図である。図2の上側は載置板2の表面の斜視図、図2の下側は載置板2の裏面の斜視図、および破線枠部分の拡大図である。図2に示すとおり、載置板2は、平面視略矩形の形状である。また、載置板2は、載置面21と、支柱支持部22と、第1嵌合部23と、突側壁部24と、を備えている。
載置面21は、樹脂製等の容器、段ボール箱等の荷物を載置するために設けられている。載置面21は、荷物の重みによる撓みを抑制するため、載置板2の上下方向に所定の間隔においてリブ構造を備えている。なお、リブ構造は、例えば、ハニカム構造のリブとしてもよく、リブの数、リブの形状などはこれに限られるものではない。
支柱支持部22は、図2に示すとおり、載置面21の四隅にそれぞれ設けられている。支柱支持部22は、載置面21の表面から裏面にかけて貫通する貫通孔であり、後述の側部フレーム3の一部が挿入されると、側部フレーム3を載置板2に固定する。なお、本実施形態において、支柱支持部22は貫通孔としているが、非貫通であってもよいし、支柱支持部22の裏面側をリブ構造としてもよい。
第1嵌合部23は、図2の下側に示すとおり、載置板2の裏面において、後述の突側壁部24に対応する位置にそれぞれ設けられている。第1嵌合部23は、図2の破線枠部分を拡大した拡大図に示すとおり、前後方向に延伸する凸部材であり、前後方向を軸とする円柱面の部分形状となっている。なお、第1嵌合部23は、円柱面の部分形状に限定されるものではなく、前後方向に延伸する平面、または、曲面によって構成される凸形状であればよい。また、第1嵌合部23は、拡大図に示すようにリブ構造によって構成されていてもよい。
突側壁部24は、図2に示すとおり、載置板2における前後方向に延伸する形状を成しており、載置面21から上方へ突出するように、載置板2の左右方向において、互いに対向する2つの側辺近傍にそれぞれ設けられている。突側壁部24は、図2に示すとおり、突側壁部24の左右方向、すなわち、厚み方向に対してリブ構造を備える。該リブ構造により、突側壁部24の上下方向および左右方向への撓みを抑制する。
第1スライド規制部24aは、突側壁部24の上面に設けられ、前後方向に延伸する凹形状となっている。本実施形態では、第1スライド規制部24aは、第1嵌合部23の表面形状である、円柱面の部分形状に対応する形状に成形されている。換言すれば、第1スライド規制部24aは、円柱面の内面側の部分形状となっている。
第2スライド規制部24bは、突側壁部24(第1スライド規制部24a)の上面の前後方向における中間位置(係止突起23aに対応する位置)に設けられている。第2スライド規制部24bは、係止突起23aの前後方向における幅よりも少し広い幅を有し、突側壁部24(第1スライド規制部24a)の上面であって、係止突起23aに対応する部分を一部切り欠くことで形成される。詳細には、第1スライド規制部24aの凹形状における内方側の壁を一部切り欠くことで形成される略矩形状の窪みである。
次に、運搬具1の段積みについて説明する。運搬具1は、図3の上側に示すとおり上下に積み重ねることができる。運搬具1を上下に積み重ねる際、下側の運搬具1に設けられた第1スライド規制部24aに上側の運搬具1に設けられた第1嵌合部23の左右方向の位置を合わせ、前後方向へスライドさせることにより、運搬具1の段積みを行うことができる。また、第1スライド規制部24aにより、上側の運搬具1の左右方向への移動が規制されるため、前後方向のスライド動作をスムースに行うことができる。
次に、図1と図4を用いて、側部フレーム3と側部フレーム3の運搬具1への取付けについて説明する。
側部フレーム3は、図1に示すとおり、互いに平行な一対の支柱31と、該一対の支柱31どうしを接続する補強フレーム31a、31bとにより構成されている。一対の支柱31の上方には、該一対の支柱31の間を架橋するように設けられた架橋部材Gが架設されている。
図4は、運搬具1へ側部フレーム3を取り付ける様子を示す図、および、B-B断面図である。側部フレーム3は、図4に示すとおり、載置板2に設けられた支柱支持部22の上方から支柱31を下方向へ下ろし、支柱31の下方部分を支柱支持部22へ挿入する。
次に、運搬具1が備える棚部材40について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る棚部材40の表面と裏面を示す斜視図である。
第1棚部材嵌合部42は、棚部材40の表面において、左右方向の互いに対向する2つの側辺の前後方向における中間位置にそれぞれ設けられている。第1棚部材嵌合部42は、側辺と平行する面の断面形状が、上底が下底よりも長い台形の凹形状となるように形成されている。すなわち、下方向に向かって第1棚部材嵌合部42の横幅が徐々に短くなるテーパー形状となっている。
第2棚部材嵌合部43は、棚裏面41aにおいて、第1棚部材嵌合部42に対応する位置にそれぞれ設けられた突起である。第2棚部材嵌合部43は、その突起表面が第1棚部材嵌合部42の表面形状に沿って形成されている。本実施形態では、第2棚部材嵌合部43は、側辺と平行する面の断面形状が、上底が下底よりも長い台形の凸形状となっている。第2棚部材嵌合部43は、棚部材40どうしを上下に積み重ねた場合、下側の棚部材40に設けられた第1棚部材嵌合部42に嵌合する。該嵌合により、前後方向、および、左右方向への上側の棚部材40の移動が規制される。
第3棚部材嵌合部44は、棚部材40の表面において、第1棚部材嵌合部42が設けられている位置の近傍に設けられ、棚載置面41から上方向へ突出した、円柱面の部分形状の突出部である。第3棚部材嵌合部44は、棚部材40を上下に段積みした際、後述の棚支持面45と嵌合する。なお、本実施形態においては、第3棚部材嵌合部44は4つ設けられているが、その数は限定されない。
次に、棚部材40の運搬具1への載置について図6を用いて説明する。図6は、運搬具1に棚部材40が載置されている様子を示す図、および、破線部のC-C断面図である。
次に棚部材40、および、棚部材40と運搬具1との段積みについて、図7を用いて説明する。図7は、棚部材、および、棚部材と運搬具とを段積みした様子を示す斜視図、D-D断面図、およびD-D断面図の破線部分の拡大図。
棚部材40は、図7の上側に示すとおり、棚部材40どうしを上下に積み重ねることができる。棚部材40が上下に積み重ねられると、下側の棚部材40に設けられた第1棚部材嵌合部42と、上側の棚部材40に設けられた第2棚部材嵌合部43とが嵌合する。また、下側の棚部材40に設けられた第3棚部材嵌合部44と、上側の棚部材40に設けられた棚支持面45とが嵌合する。
(第3スライド規制部24c)
まず、突側壁部24が備える、第3スライド規制部24cについて、図2、図3、図4、および図7を適宜参照しつつ説明する。図2に示すとおり、第3スライド規制部24cは、突側壁部24(第1スライド規制部24a)の上面の前後方向における中間位置に設けられている。
2 載置板
3 側部フレーム
6 キャスター
21 載置面
22 支柱支持部
23 第1嵌合部
23a 係止突起
24 突側壁部
24a 第1スライド規制部
24b 第2スライド規制部
24c 第3スライド規制部
24d 第2内側規制壁
31 支柱
31a、31b 補強フレーム
31a 上側補強フレーム
31b 下側補強フレーム
40 棚部材
41 棚載置面
41a 棚裏面
42 第1棚部材嵌合部
42a 第1内側規制壁
43 第2棚部材嵌合部
44 第3棚部材嵌合部
45 棚支持面
G 架橋部材
Claims (4)
- 物品を載置する載置面が設けられた載置板を備える運搬具であって、
前記載置板における互いに対向する2つの側辺に平行な方向で配置されるとともに、前記載置面の上に上方向に突出する2つの突側壁部と、
前記載置板の裏面において、2つの前記突側壁部に対応する位置にそれぞれ設けられる2つの第1嵌合部と、を備え、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、前記突側壁部の上面に、前記第1嵌合部を前記側辺に平行な方向にスライド移動を可能とするとともに、水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への前記第1嵌合部の移動を規制する第1スライド規制部が設けられているとともに、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、前記突側壁部の上面に、前記第1嵌合部と前記突側壁部との相対位置が所定の関係になったときに前記スライド移動を規制する第2スライド規制部が設けられ、
互いに平行な一対の支柱と、該一対の支柱どうしを接続する少なくとも1つの補強フレームと、を備える側部フレームをさらに備え、
前記載置板は、前記側部フレームの前記支柱の一部を支持する支柱支持部を備え、
前記第1スライド規制部は、前記支柱支持部に前記側部フレームの前記支柱の一部が支持された状態で、水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への前記補強フレームの移動を規制する、ことを特徴とする運搬具。 - 前記運搬具は、棚載置面と該棚載置面の裏面である棚裏面とを有し、前記支柱の一部が前記支柱支持部に支持され、かつ、前記補強フレームが前記第1スライド規制部に支持された状態において、前記補強フレームに着脱自在に載置される棚部材を備え、
前記棚部材は、
前記棚載置面において、互いに対向する2つの側辺にそれぞれ設けられる第1棚部材嵌合部と、
前記棚裏面において、前記第1棚部材嵌合部に対応する位置にそれぞれ設けられる第2棚部材嵌合部と、を有し、
前記第2棚部材嵌合部は、
前記棚部材が前記補強フレームに載置された状態において、水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への前記棚部材の移動を規制し、
前記棚部材が上下に積み重ねられた状態において、下側の前記棚部材に設けられた前記第1棚部材嵌合部と、上側の前記棚部材に設けられた前記第2棚部材嵌合部とにより、前記側辺に平行な方向および水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への上側の前記棚部材の移動を規制する、ことを特徴とする請求項1に記載の運搬具。 - 前記棚部材は、前記突側壁部の上面に着脱自在に載置可能であるとともに、
前記突側壁部は、前記突側壁部における上面に第3スライド規制部をさらに備え、
前記棚部材は、前記突側壁部に載置された状態において、前記第2棚部材嵌合部と前記第3スライド規制部とにより、前記側辺に平行な方向および水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への当該棚部材の移動を規制する、ことを特徴とする請求項2に記載の運搬具。 - 物品を載置する載置面が設けられた載置板と、前記載置板の裏面に設けられたキャスターと、を備える運搬具であって、
前記載置板における互いに対向する2つの側辺に平行な方向で配置されるとともに、前記載置面の上に上方向に突出する2つの突側壁部と、
前記載置板の裏面において、2つの前記突側壁部に対応する位置にそれぞれ設けられる2つの第1嵌合部と、を備え、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、前記突側壁部の上面に、前記第1嵌合部を前記側辺に平行な方向にスライド移動を可能とするとともに、水平方向でかつ前記側辺に垂直な方向への前記第1嵌合部の移動を規制する第1スライド規制部が設けられているとともに、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、前記突側壁部の上面に、前記第1嵌合部と前記突側壁部との相対位置が所定の関係になったときに前記スライド移動を規制する第2スライド規制部が設けられ、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、上側の前記運搬具の前記第1嵌合部を前記側辺に平行な方向にスライド移動させた場合、前記第1嵌合部の下端は、前記第1スライド規制部から浮いた状態で前記側辺に平行な方向に移動し、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、前記第1嵌合部と前記突側壁部との相対位置が前記所定の関係になったときには、上側の前記運搬具の前記第1嵌合部が前記第1スライド規制部の一部に当接し、
前記キャスターは、前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、下側の前記運搬具に設けられた前記突側壁部の内側面よりも内側となる位置に設けられ、
前記運搬具を上下に積み重ねた状態において、上側の前記運搬具の前記第1嵌合部が前記第1スライド規制部の一部に当接したときに、下側の前記運搬具の前記載置面から上側の前記運搬具の前記載置板の裏面までの高さは、上側の前記運搬具に設けられた前記キャスターの上下方向の高さよりも高くなるように形成されていることを特徴とする運搬具。
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- 2020-04-01 JP JP2020065973A patent/JP7320266B2/ja active Active
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