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JP4059371B2 - 印刷用段ボールシートの製造方法 - Google Patents

印刷用段ボールシートの製造方法 Download PDF

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JP4059371B2
JP4059371B2 JP2000372584A JP2000372584A JP4059371B2 JP 4059371 B2 JP4059371 B2 JP 4059371B2 JP 2000372584 A JP2000372584 A JP 2000372584A JP 2000372584 A JP2000372584 A JP 2000372584A JP 4059371 B2 JP4059371 B2 JP 4059371B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷用段ボールシート、特にはオフセット印刷適性に優れた段ボールシートの製造方法に関する。
さらに詳しく述べると、ギフト商品用の包装箱、ピザなどの食品包装用の箱及び美粧印刷が要求される紙器等に使用されるマイクロフルート段ボールシートのオフセット印刷時の印刷作業適性を改善した段ボールシートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように段ボールは、波形の段(フルート)をつけた中芯にライナー原紙を貼りつけたもので、包装の箱に用いられる材料をいう。段ボールで作られたシートは、主に商品の外装(輸送包装やユニット包装)に用いる容器材料として使用され、そのほか緩衝固定材、パレット材、広告用ツール材、家具や間仕切りなど芯材、自動車用天井材等の用途にも使用されている。
ところで段ボールシートは、JIS規格(Z−0108)では、段の数により、A段、B段、C段に分けられる。この他に規格に定められていないが、E段が普及している。段の高さについては、規格ではないが、概ね、A段では5mm、B段では3mm、C段では3.6mm、E段では1.2mm程度である。このうち、E段は厚手の板紙と同様な用途があり、例えばギフト用の箱などに使用されている。また、段高の高いものと積層され、複両面段ボールシートとして使用されることもある。
近年、E段より更に段数の多く、かつ段高が0.4〜1.0mmと低い段ボールが開発使用されるようになり、F段、G段、N段、ミニ段ボール、マイクロフルート段ボールなどと呼ばれている。このようなマイクロフルート段ボールは、一般紙器、4隅貼りの紙トレーなどの素材として使用されはじめている。
【0003】
段ボールシートは、通常シングルフェーサー部で片面段ボールを形成し、続いてダブルフェーサー部でもう一方の表側となるライナー原紙を貼合して製造される。この後で熱板にて加圧乾燥後、シートカットされる。このように段ボールは波状に成形された中芯をライナーでサンドイッチにした構造体であるから、板紙と比較して軽量で、しかも剛性がある。したがって、前記したマイクロフルート段ボールで作った紙器は、同じ剛度の板紙で作られた紙器と比較して軽量な紙器が得られるという利点を有している。
また、マイクロフルート段ボールは段目が目立たないという特性があり、ギフト箱、個装箱、内装箱のように、美しくかつ精度の高い印刷による表面加飾を必要とする商品の箱に適している。
【0004】
段ボール表面への印刷は、多くの場合フレキソ印刷機(フレキソプリンタスロッタ)で行われる。段ボールがギフト包装、個装或いは内装目的で使用される場合、精密で美しい印刷(美粧性)が要求されるので、巻取ライナーにフレキソ印刷あるいはグラビア印刷し(いずれも巻取式)、コルゲータにより貼合したのち1枚ずつカットするプレプリント方式で行なわれる。なお、予め紙にオフセット印刷(枚葉式)、グラビア印刷したものを片面段ボールに1枚ずつ貼合する方式(枚葉貼合)で行なわれることもある。
フレキソ印刷は比較的ラフな印刷に適し、多色印刷も可能であるが所謂フルカラーの印刷に向かないので印刷コストを安く抑えたいケース、例えば、外装用の段ボール箱等の印刷に適している。一方、プレプリント方式や枚葉貼合方式はライナーの段階で印刷するので、シート印刷より美粧性は高いものの、これらの印刷方式は段ボールシートに直接印刷する場合より手間がかかり、高速性に欠け、材料コストが高くつくという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
多品種、小ロットのギフト包装、個装、内装目的または広告ツール素材として使用されるマイクロフルート段ボールは精密で美粧性の高い印刷が要求されるために、シート表面に対してダイレクトにオフセット印刷可能であることが望まれている。しかし、紙器の印刷に使用されているオフセット印刷機のほとんどは板紙専用のマシンであって、その大半が原紙の供給方式が枚葉供給タイプ(シートフィード)である。なお巻取り式でオフセット印刷する機械は国内においては見当たらないのが現状である。
そこで上記の枚葉式オフセット印刷マシンを使用してマイクロフルート段ボールに印刷をかけたところ、下記にのべるように、▲1▼給紙がスムースにいかない、▲2▼カールの発生、▲3▼印刷機の排紙部で紙積みしたときに不ぞろいとなる、等の各種トラブルが発生した。
【0006】
本発明者らは上記トラブルを解消すべくオフセット印刷機の構造を検討しそのトラブルの原因を究明した。
本発明者らの検討結果によれば、印刷機のシートフィーダーに「一枚ずつうまく取り込まれない現象」や「印刷ユニット部のくわえ爪にくわえこまれない」という問題は、段ボールの厚みが厚いために起こることが判明した。すなわち従来の紙器用枚葉式オフセット印刷機は原紙厚みの許容範囲が、0.3〜0.8mmであったので、A,B,C段の厚手の段ボールは使用不能である上に、さらに近年開発された段高の低いマイクロフルート段ボールも、シート全体の厚みが1mm以上の場合は、前記したと同様な問題が発生することがわかった。
【0007】
上記オフセット印刷機は図1に示すように積層された板紙のブランクを上面より一枚ずつ吸盤の付いた真空サッカーにて取り出した後に取り出し、くわえ爪にてシートの端部をくわえ込んだのち、印刷ユニットに移送していく。そのために印刷後の紙を見れば紙の前側にくわえた跡がわずかなへこみとなって見られる。その方を「咥え側」と称する。そして後側を「咥え尻」と称する。咥えの跡によってどの方向に紙が印刷機にフィードされていったかがわかる。上記印刷機においてはシートの厚みが1mm以上の原紙は送り不良となりトラブルの原因となる。くわえ爪がシートをくわえ込む部位はシート先端部から約10mm程度の位置であり、また印圧がかかるのは咥え部分(端部)から10〜20mm後ろである。よって、シート端部10〜20mm程度を0.3〜0.8mm程度(最適は0.55mm以下)に薄くすることができればオフセット印刷機での送りのトラブルが少なくなることが判明した。
【0008】
オフセット印刷の方式は、図1に示すように,インキを版面に転移させた後、その版に乗ったインキをさらに柔らかい材質のブランケットと呼ぶゴム胴に転移させ、次にブランケットの上にあるインキを圧胴との間に挟まれた紙に転移させるものである。オフセット印刷機で段ボール印刷する場合、印圧を上げ、裏ライナ、中芯、表ライナの3枚の合計紙厚まで印圧をかけてインキを転移させないと、段の谷に相当する表紙の部位までインキがのらず、印刷カスレを生じたり、洗濯板状の段目が出てしまう(表ライナ140g/m2以下の原紙では顕著に出る)。印圧を上げると、マイクロフルート段ボールシートは、進行方向先端の10から20mmのシートの咥え部分を除いて、それ以降の天地方向の部分はブランケットと圧胴とによって、いわば「しごかれる」状態になり、段が潰れ、薄くなると同時に丸められてカール(上反り)することが多い。
【0009】
さらに、印刷機の排紙(デリバリ)部は連続的に印刷されたシートが棒積みされる。通常は約1000枚から1500枚積まれる。咥え部分がたとえば0.2mm厚いと200から300mm高くなって積まれたシートブロックが傾斜してしまう。そのため500枚毎に枠外したり、当て物をして高さ調整しなければならなくなり、作業性、効率面で問題となっていた。また、印刷したマイクロフルート段ボールは紙器にするために規定された形状に抜かなければならない。その作業は打抜機で行うが傾斜したシートブロックを給紙する事は大変困難であり、打抜き見当がずれやすい。また打抜かれたシートをカス取りする場合も困難を伴い加工工程全般に問題を発現する。
そこで本発明は、上記課題を解決することを目的として、シート表面に対してダイレクトにオフセット印刷することが可能な段ボールシートの製造法を提案する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、段成形された中芯原紙の両面にライナー原紙が貼合され、貼合後シートカットされてなる段高が1.00mm以下、30cm当たりの段数が90以上のマイクロフルート両面段ボールシートにおいて、貼合後、印刷する前に、両面段ボールシートの流れ方向の両端部10mm幅の厚みが0.3mm〜0.8mmとなるように、加圧手段を用いて段をつぶし、段をつぶした後オフセット印刷することを特徴とするオフセット印刷適性に優れる印刷用段ボールシートの製造方法である。本発明の請求項2は、段ボールシート厚さが0.7〜1.1mmであり、つぶした部分の厚さが0.3〜0.55mmである請求項に記載の印刷用段ボールシートの製造方法である。本発明の請求項、請求項1 〜2記載の方法により製造された段ボールシートにオフセット印刷を施してなる紙器または広告ツール用段ボールシートである。
【0011】
段ボールシートの加圧手段は、上下ロールにより加圧してもよく、また平版プレスによる加圧でも、状況に応じて任意に選ぶことができる。また、加圧は、段ボールシート貼合後、オフセット印刷を行うまでの工程でおこなうのであればよく、従って、加圧手段は段ボール貼合機内に設けてもよく、また、貼合機外に設けてもよい。
【0012】
潰す部分は、シートの短縁部近傍の一定幅の帯状領域であり、図3(イ)のように片側のみでも良いし、図3(ロ)のように両側を潰しても良い。潰す幅Lは10mm以上であることが好ましく、20mmを超えて潰しても、前記した目的に対しては、あまり意味がない。
また、段の流れに対しても平行な方向に潰して良いし、垂直な方向(マシンの走行方向)に潰してもよい。場合によっては、コルゲーター上で、シート断裁前に潰しを行うことが可能である。
潰した部分の厚さは、前記したように0.8mm以下であれば現行のオフセット印刷機械に適合するが、より多くの印刷機で問題を起こさないためには、0.3〜0.55mmの厚さに潰すことがより好ましい。
【0013】
【作用】
本発明の方法によれば、枚葉式のオフセット印刷マシンにより、段ボールにダイレクトにオフセット印刷することが可能となり、よって精密で美粧性の高い印刷がなしうる。また従来のように▲1▼給紙がスムースにいかない、▲2▼カールの発生、▲3▼印刷機の排紙部で紙積みしたときに不ぞろいとなる、等の各種トラブルの発生がない。
本方法をとることによって100g/m2程度の比較的薄手の原紙で貼合したシート厚みが1.0mm程度のマイクロフルート段ボールでもいわゆるオフセット印刷機にてダイレクト美粧印刷が可能である。
なお、本明細書においてマイクロフルート段ボールという場合は、段高が1mm以下、30cm当たりの段数が90以上の段ボールを指すものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について説明する。本発明の好ましい形態は、E段より段数の多い段ボールを対象とし、具体的には、段の高さが1mm以下であり、30cmあたり段数が90以上の段ボールシート、好ましくは段高が0.55以下で段数が120以上であることを特徴とするマイクロフルート段ボールを対象とする。シート厚さで言えば、0.7〜1.1mmの段ボールシートが主たる対象である。
【0015】
【実施例1】
以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
両面段ボール構造のマイクロフルートの表ライナー/中芯/裏ライナーとして、各々 「片艶晒しクラフト100g/m2」、「両更晒しクラフト100g/m2」、「両更晒しクラフト100g/m2」を選択し、段ボール用コルゲータにて貼合した。
まず中芯:「両更晒しクラフト100g/m2」を、段高0.5mm、段山数155個/(300mmあたり)の段ロールにて成型後、段頂部にコーンスターチを主体とした通常の外装用段ボールに使用する糊を糊ロールにて転写後、裏ライナー原紙「両更晒しクラフト100g/m2」と貼り合わせる。その後、テークアップコンベアーにてブリッジ部に排出した後、別途用意されたグルーマシンにより、段頂部にコーンスターチを主体とした通常の外装用段ボールに使用する糊を転写後、表ライナー原紙「片艶晒しクラフト100g/m2」と貼り合わせた後、熱板ユニ
ットにて120℃〜180℃の表面温度にて加熱接着し両面段ボール構造のマイクロフルート段ボール1を製造する。
乾燥後、図2の(イ)に示した厚さT1のマイクロフルート段ボール1を図2の(ロ)に示したように、ロールクリアランス0.4mmに設定した上下ロール10a、10bによって、マイクロフルート段ボール1のシート流れ方向の両端部の約10mmの幅をつぶし処理した後、スリッター及びカッターにて両面段ボールを長方形の所定サイズに打ち抜いた。つぶし後の端部の厚みT2は0.5mmであった。つぶし処理をしていない部分のシート厚みT1は0.75mmであった。
さらに、前記シートのつぶし加工処理をした部位をオフセット印刷機の給紙部のくわえ側に設定して表ライナー面に印刷後、別途用意された打抜機にて所定のブランクサイズに打ち抜いた。印刷後のシート2の厚みT3は0.60mmであった。
上記方法により打ち抜かれた両面段ボールのブランクは、単紙板紙と比較して各構成原紙は低米坪であるにもかかわらず、製函などの必要特性では特に問題がなかった。
【0016】
【実施例2】
両面段ボール構造のマイクロフルートの表ライナー/中芯/裏ライナーとして各々「片艶クラフト100g/m2」、「両更晒しクラフト80g/m2」、「両更晒しクラフト100g/m2」を選択し、段ボール用コルゲータにて貼合した。実施例1との違いは段成型時の段高を0.6mm、段山数を300mmあたり120としたことである。この実施例でシートのつぶし後の端部の厚みは0.55mmであった。つぶし処理をしていない部分のシート厚みは0.82mmであった。つぶし部分はロールクリアランス0.45mmに設定した上下ロール10a、10bによって、マイクロフルート段ボール1のシート流れ方向の両端部の約10mmの幅をつぶして、給紙部のくわえ側に設定した結果、オフセット印刷においても実施例1同様問題なく印刷が可能となった。
【0017】
【実施例3】
両面段ボール構造のマイクロフルートの表ライナー/中芯/裏ライナーとして各々「コートボール190g/m2」、「中芯原紙115g/m2」、「ライナー160g/m2」を選択し、段ボール用コルゲータにて段高0.5mm、段山数155個/(300mmあたり)の段ロールにて成型し、実施例1同様に貼合した。途中、つぶしロールにてクリアランス0.65mmまでつぶした。この実施例の場合、つぶしていないシートの厚さは0.96mmであった。つぶし部分は0.75mmの厚さとなった結果、オフセット印刷においても実施例1同様問題なく印刷が可能となった。
【0018】
【比較例1】
両面段ボール構造のマイクロフルートの表ライナー/中芯/裏ライナーとして各々「片艶クラフト100g/m2」、「両更晒しクラフト80g/m2」、「両更晒しクラフト100g/m2」を選択し、段ボール用コルゲータにて貼合した。実施例1との違いは段成型時の段高を0.6mm、段山数を120としたことである。この場合、シートの厚さは0.82mmであった。特につぶしを行わないためにオフセット印刷において給紙不良と印刷不良の一つである「ダブリ」の現象が出てしまった。
【0019】
【比較例2】
両面段ボール構造のマイクロフルートの表ライナー/中芯/裏ライナーとして各々「コートボール190g/m2」、「中芯原紙115g/m2」、「ライナー160g/m2」を選択し段ボール用コルゲータにて貼合した。つぶし処理はしなかった。この場合、シートの厚さは0.96mmであった。原紙特に表ライナーの原紙が比較的厚手で板紙であるために、オフセット印刷において発色は良好であるが給紙ミスが出る現象は比較例1と同様であった。
【0020】
以下、本発明の実施例と比較例について行ったオフセット印刷機でのフィード適性とダイレクト印刷仕上がりの効果を次表に示す。
【0021】
【表1】
Figure 0004059371
【0022】
【発明の効果】
本発明による段ボールを用いれば、枚葉式のオフセット印刷マシンにより、段ボールにダイレクトにオフセット印刷することが可能となり、段ボールに美粧性の高いオフセット印刷がなしうる。また▲1▼給紙がスムースにいかない、▲2▼カールの発生、▲3▼印刷機の排紙部で紙積みしたときに不ぞろいとなる、等の各種トラブルの発生を改善することができる。なお本発明により、100g/m2程度の比較的薄手の原紙で貼合したシート厚みが1.0mm程度のマイクロフルート段ボールでもオフセット印刷機にてダイレクト美粧印刷が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】オフセット印刷機の概要図である。
【図2】(イ)はマイクロフルート段ボール1の潰し前の厚みT1状態を示し、(ロ)はシート流れ方向の両端部の約10mmの幅を潰し処理した端部の厚みT2状態を示し、(ハ)はオフセット印刷処理した後シートの厚みT3状態を示したものである。
【図3】段ボールシートを所定ブランクサイズに打ち抜いた平面図で、(イ)はシート端縁の片側を幅Lで潰した状態を示し、(ロ)はシート端縁の両側を幅Lで潰した状態を示しものである。
【符号の説明】
1 印刷処理前のマイクロフルート段ボール
2 印刷処理した後のマイクロフルート段ボール
10a、10b 上下ロール

Claims (3)

  1. 段成形された中芯原紙の両面にライナー原紙が貼合され、貼合後シートカットされてなる、段高が1.00mm以下、30cm当たりの段数が90以上のマイクロフルート両面段ボールシートにおいて、
    貼合後、印刷する前に、両面段ボールシートの流れ方向の両端部の10mm幅の厚みが0.3mm〜0.8mmとなるように加圧手段を用いて段をつぶし、段をつぶした後、オフセット印刷することを特徴とするオフセット印刷適性に優れる印刷用段ボールシートの製造方法。
  2. 段ボールシート厚さが0.7〜1.1mmであり、つぶした部分の厚さが0.3〜0.55mmである請求項に記載の印刷用段ボールシートの製造方法。
  3. 請求項1 〜2のいずれか記載の方法により製造された段ボールシートにオフセット印刷を施してなる紙器または広告ツール用段ボールシート。
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