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JP4058553B2 - 光ファイバ用フランジボビン - Google Patents

光ファイバ用フランジボビン Download PDF

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JP4058553B2
JP4058553B2 JP2001340323A JP2001340323A JP4058553B2 JP 4058553 B2 JP4058553 B2 JP 4058553B2 JP 2001340323 A JP2001340323 A JP 2001340323A JP 2001340323 A JP2001340323 A JP 2001340323A JP 4058553 B2 JP4058553 B2 JP 4058553B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ(本明細書では、光ファイバの他に、光ファイバの外周部に被覆層が形成された光ファイバケーブルを含む意味で使用するものとする。)の巻取り用に使用される光ファイバ用フランジボビンに関し、特に、光ファイバのを巻きつけるための補助リングを有する光ファイバ用フランジボビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図16は従来の光ファイバ用フランジボビンBに光ファイバFを満捲きした状態の概略側面図、図17は、図16のフランジボビンBの正面図、18は図16のフランジボビンBにおいて光ファイバFの捲き始め端部F1,F2が通過孔3を通過し状態を示す主要部の拡大面図である。ここで、符号F1で示した部分が、捲き始め端部のフランジ外側配設部分であり、符号F2で示した部分が、捲き始め端部のフランジ内側配設部分である。
【0003】
図16図17で示すように、従来の光ファイバ用フランジボビンB(以下ボビンBと言う)として、円筒状の胴体1の両端に円盤状のフランジ2、2を設け、片側フランジ2には、外周縁部の近傍に、フランジ2の厚み方向に貫通した小口径の通過孔3、3を180°間隔で2個配設するとともに、胴体1配設側と反対面に鍔付きの補助リング4を連結した構成のものが提案されている。
【0004】
ボビンBに光ファイバFを満捲き仕上げするには、先ず、光ファイバFの捲始め端部を、片側のフランジ2の外周縁部の近傍に設けられた小口径の2つの通過孔3、3の何れか一方の通過孔3にフランジ2の胴体1配設側面(以下内側と云う)からその反対面側(以下外側と云う)へ挿通し、必要な長さ、例えば、約3m〜10mを補助リング4に捲付け先端を固定する。補助リング4に捲付けた必要な長さ、例えば、約3m〜10mの光ファイバFは、透過性評価用等として使用する。
【0005】
その後、装置(図示していない)から繰り出されてくる光ファイバFは、捲き取り装置(図示していない)に装填されたボビンB回転中、ボビンBの軸芯方向に平行に往復トラバースしながら整列捲きを繰り返し一定量かれ、捲き終り端部は他方の通過孔3に挿通しフランジ2に固定される。
【0006】
フランジ2貫通した通過孔3,3は、光ファイバFの捲始め端部が補助リング4からフランジ2を横切り胴体1に至る間の、配設の安定支持および捲付け条件の安定性を図るものである。
【0007】
しかし、光ファイバFの捲き始め端部が通過孔3を挿通した配設状態において、フランジ2における通過孔の開口周縁部に当接して垂下配設を成す捲き始め端部のフランジ外側配設部分(以下、「外側部分」という)F1と捲き始め端部のフランジ内側配設部分(以下、「内側部分」という)F2が鋭角状のクランク形を形成する。この事によって、開口周縁部に当接した個所の光ファイバFのクラッド部に凹凸やクラックが生じたり、そのコア部までが屈曲、折曲等の変形損傷を招き易い
【0008】
更に、光ファイバFは、その捲き始め端部の内側部分F2フランジ2の内側面に当接しながら垂下し胴体1表面まで導かれ、そのまま順次胴体1に往復トラバースれながら整列捲きを繰り返して一定量が捲き取られる。ところが、この巻取りの際、フランジ2の内面に当接し垂下する光ファイバ部分F2がフランジ2内面より出っ張るため、光ファイバFの整列捲きの最内層から最外層に渡って当接し、捲き押圧等が集中して掛かりその個所凹凸、屈曲等の損傷が生じる。そして、捲圧、振動、などの応力が作用して損傷が増幅する問題がある。
【0009】
次に、光ファイバFの静電気の除去対策としては、ボビンBの外周全面に対しイオンを吹き付け、胴体1に整列巻き上げされた光ファイバFの静電気を除去する提案がされている。しかし、光ファイバFを捲き上げ際、光ファイバF同士または光ファイバFとフランジ2、2の内側面との擦れ、フランジ2,2の内側面と空気との摩擦抵抗によって発生する静電気を十分に除去する事ができない問題がある。
【0010】
また、ボビンBに光ファイバFを捲き取る際、光ファイバフランジ2、2の内側面との擦れ、フランジ2,2の内側面と空気との摩擦抵抗によって発生する静電気も十分に除去しなければならない。この様な場合、光ファイバFの捲き乱れを抑制でき、整列捲き状態が崩れ表層が不均一な凸凹捲きとなり、増し捲きを進めると光ファイバFの交差状態が多発し絡み捲きに波及する問題も考えられる。
【0011】
この場合、光ファイバFの捲き乱れを抑制し、整列捲きを維持した正常なトラバースが得られ無くなり、光ファイバFの表面が不均一な凸凹巻きとなる。そのまま継続すると光ファイバFの交差や絡み捲きの問題が多発する。
【0012】
また、前述の通り、静電気除去対策として、ボビンBの外周全面にイオンを吹き付ける処理法が実施されているが、装置に複数の除去器(図示しない)を装着する事になリ、製品の価格高騰につながる。
【0013】
前記の諸問題によって、光ファイバの透光損失評価の悪化を招き、また、光伝送損失が増す。その結果、光ファイバの測定が不正確なり、不均一な品質、管理労力の増加を招き、生産性、加工性が低くなると言う問題がある。
【0014】
また、弾性シート11を光ファイバ用フランジボビンBの胴体1表面に被覆することの提案がある。この目的は、トラバース中の張力緩和、光ファイバF同士の擦れ圧緩和、物流中の重圧、振動、衝撃、等の外部応力の緩和を図り、品質安定を図ることにある
【0015】
使用する弾性シート11は、ヤング率が0.3〜15kg/cm、厚さが0.5〜8mmの範囲、硬度をデュロメータD硬さで10〜40の範囲とするのが好ましい、硬さが40以上では偏波分散の増加は大きく、40以下では偏波分散の増加がほぼ0となることが、また、10未満の時には弾性シート11の変形が大きくなり、耐久性にも問題があると報告されている。具体例としては、ポリエチレン発泡体やウレタン発泡体等が挙げられる
【0016】
しかし、従来の弾性シート11の被覆では、円滑な生産の向上を図り価格低減するには、不十分と考えられ。なぜなら、胴体1に被覆した弾性シート11を未接着または全面接着することが提案されているが、以下の問題が未解決だからである。
【0017】
弾性シート11が胴体1に対して未接着の場合、光ファイバFのトラバース中弾性シート11の歪みや扁平変形ムラが起こり、また、振動等の応力で弾性シート11がズレて光ファイバFに片寄りがおこる。これらの現象起因し、光ファイバFの太さより大きい皺やフランジ2内側面との間に隙間が生じる問題発生する。よって、弾性機能を有しかつ胴体表面1を被覆した弾性シート11の弾変化で光ファイバFの巻き取り表面に凹凸ができ、光ファイバF同士の割り込みや隙間への落ち込みが起こり、正常の整列巻きが得られない。
【0018】
かたや、弾性シート11が胴体1に対して全面接着の場合、エマルジョン系の接着剤は非常に接着が困難であるため、溶剤系または粘着系の接着剤を使用し加工仕上げとなる事が多い。貼着ミスや塗布量ムラで均一な弾性が得られにくくなる。また、接着剤の食み出しは、光ファイバFの固着の原因となる。また、工程のトラブル停止が起こると処理不充分で剥がれ、メクレ、等の不良と成り易く、労費も嵩む問題がある。
【0019】
透光損失評価による光伝損失の増加の起因となる光ファイバF同士の絡み、捲き張力及び解除張力ムラ、解除速度の制御困難を回避、管理労力の増大、生産性の低下、等の問題回避することが必要である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
光ファイバ用フランジボビンBのフランジ2に設けられた通過孔3を挿通する光ファイバFは、通過孔3の開口周縁部に当接し鋭角を成すクランク状に配設するようになり、その箇所において、外表のクラッド層にクラックまたはポリマ被覆層に凹凸、屈曲が生じ、掛かる捲き張力、満捲後の物理的外応力の振動、衝撃の作用によって、凹凸、屈曲、折曲等の種々損傷が拡大する。
【0021】
次に、巻取りにおいて、光ファイバフランジ2、2の内側面と擦れ、フランジ2,2の内側面と空気との摩擦抵抗によって発生する静電気の発生軽減を図り、光ファイバFの揺動の増幅を阻止し、不整列捲きによる絡み捲き、並びに解除張力ムラを回避し、品質の安定を図ることが必要である。
【0022】
上記問題が未解決のまま満巻したものは、例えば、巻き替え処理工程での解除張力ムラが生じ、巻取り速度による解除速度の制御が困難となる等円滑に実施できなくなる。この問題は、光ファイバFの擦れ捲き、交差つまり絡み捲きの箇所において、紫外線硬化樹脂を塗布し硬化仕上げのクラックまたはポリマ被覆層に凹凸傷や擦れ傷付加することとなり、透光性評価の悪化となり品質低下を招く事になる。
【0023】
また、胴体1の全表面をゴムやウレタン樹脂発泡体等の弾性シート11で被覆することによって、捲き張力、取り扱い中等の外力緩和吸収されて、品質安定、ロス低減、に有効である手段が提案されているが、前記の外力の作用で、フランジ2内側面と弾性シート11端面との間に隙間が生じる。
【0024】
また、弾性シート11のズレ及び遊回の移動過多起因して、捲き張力、捲き重量圧および外部応力の複合作用の緩和が異常となり、光ファイバ凹凸や扁平の形状の歪及びまたは擦れ傷、まき崩れが起こるため、これらの問題を回避する必要がある。
【0025】
また問題は、光ファイバにおいて紫外線硬化樹脂を塗布し硬化仕上げしたクラッド部またはポリマ被覆層部が、トラバース中の光ファイバFの振れが増幅し光ファイバF同士の接触異常を起こし、捲き崩れ,絡み捲きの異常に変わり、光ファイバF部個所に複雑な変形が生じる。工程中、物流中の振動、衝撃等の作用で凹凸、擦れ、楕円変形、クラック、折曲、屈曲、切断等の問題を回避し円滑に実施できることを目すものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の光ファイバ用フランジボビンBは、直管状胴体の両端にフランジを配設し、フランジに外周端縁から径方向内方に延伸するスリットとスリットの先端に連通する通過孔を設け、通過孔の内周面が傾斜面を有すること特徴とする
【0027】
また、直管状胴体の表面を被覆する弾性シートをさらに設け、通過孔を、そのほぼ半分が弾性シートの端部によって閉鎖された状態となるように設けるのが好ましい。
【0028】
次に、本発明による光ファイバ用フランジボビンの製造方法は、表面を弾性シートで被覆した直管状胴体の両端にフランジを配設した光ファイバ用フランジボビンを製造する方法であって、直管状胴体をその長さの中間にて分割した分割筒と分割筒の一端に一体に設けられたフランジとを備えかつ分割筒の他端に接続部を成形した部材を一対形成するとともに、適宜厚みの弾性シートの両端面同士を接続して弾性シート筒を形成する第1の工程と一対の部材の接続部に接着剤を付与し、その片方の部材の分割筒へ前記弾性シート筒をフランジ内側面に密接するように挿着する第2の工程と、もう一方の前記部材を分割筒の接続部側から前記弾性シート筒に挿入し、一対の部材の分割筒の接続同士を接する第3の工程とを含み第3の工程において、接続部からはみ出した接着剤により、成形された胴体表面と前記弾性シート筒の内面が接着されること特徴とする
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図16〜18に示す従来例と同様の機能を有する個所には同一の記号で示す。また、従来例と重複する説明を割愛する事もある。
【0030】
まず、本発明の第1の実施形態について図2、図3、図4、図5を参照して説明する。
図2は、光ファイバ用フランジボビンBの正面図であって、このボビンBは、円筒状胴体1の両端に円板状のフランジ2,2を設け、一方のフランジ2に180°間隔で2個所のスリット5とスリット5の先端に連通した通過孔3を配設しスリット5と通過孔3を有する一方のフランジ2の外側面に補助リング4を連結したものである
【0031】
本発明の光ファイバ用フランジボビンBは、光ファイバ(光ファイバまたは光ファイバの外周部に被覆層が形成された光ファイバケーブルFを巻き取ものである。
【0032】
フランジ2、2は、軽量化、熱変形、時変化、巻取り中の回転バランス等を従来に鑑み設計したものを示し、例えば、フランジ2の全厚みの半分均一厚みであって、残りの半分が凸筋21を周方向に均等に形成したものとなされる。光ファイバFの安定巻き可能ならめるために、片側のフランジ2の適宜位置に、光ファイバFを通過孔3へ誘導する外周端縁から中心へ直線状に延設する一定幅に切開したスリット5を形成し、スリット5の中心側の先端に連通するようにフランジ2面に対して直角にフランジ2を貫通する円形の小口径孔を形成し、フランジ2外側面における小口径孔の近傍で一定間隔を空けた位置に補強用の凸筋21を周設する図3の、図2の補助リング4を外した状態の通過孔3付近の拡大正面図を参照
【0033】
そして、凸筋21の頂部から小口径孔の内端縁に向け徐々に径が小さくなるすり鉢状の傾斜面31を形成し、それによって、内周面に傾斜面31を有する通過孔をフランジ2に設ける。なお、通過孔3の周縁及び角は全て曲面仕上げを施すものとする図4の、図3の断面線A−Aに沿った横断面図および図5の、図3の断面線C―Cに沿った横断面図を参照
【0034】
通過孔3は、視覚的に、小口径孔のほぼ半分の中央の位置まで、胴体1表面に被覆した弾性シート11の厚みによって閉鎖状態となる図3の、図2の補助リング4を外した状態の通過孔3付近の拡大正面図を参照
【0035】
本発明は、通過孔3を有するフランジ2の外側面にボビンBと同心の補助リング4を連結した、光ファイバFの巻取り用の光ファイバ用フランジボビンBである。
【0036】
光ファイバFをボビンBに巻き取るにおいて、本通過孔3を挿通した光ファイバFは、その端部の一部分F1がフランジ2の外側に配置され、端部の他の部分F2がフランジ2の内側となって安定配置となる。光ファイバFが通過孔3挿通された状態において、光ファイバ端部の外側部分F1および内側部分F2が、従来品のように垂下状となる配置が回避される。また、本通過孔3に光ファイバ挿通した状態正面視および平面視では、光ファイバFの端部の前記部分F1,F2が緩やかな曲線を描き配設され、従来品の鋭角を成すクランク状を回避できる。
【0037】
しかも、本通過孔3に傾斜面31を設けることによって、従来品如く光ファイバFの鋭角状の屈曲、折曲が皆無となる。更に、光ファイバFは、傾斜面31の面部で安定支持が図れ、接触箇所においても凹凸、屈曲等の損傷が激減する。
【0038】
本発明のボビンBによれば、前記従来の通過孔3で生じた光ファイバFへのクラッド部の凹凸やクラック、コア部までが屈曲や折曲する等の問題回避できる。また、光ファイバFを通過孔3に通す作業がスリット5を介して容易と成り生産向上に有効となる。
【0039】
次に、本発明の第2の実施形態について図6、図7、図8を参照して説明する。この実施形態の通過孔3は、光ファイバFの端部におけるフランジ2の外側部分F1および同内側部分F2の配置状態更に緩やかに成るよう傾斜面31の傾斜角を前実施形態の傾斜角の二分の一の緩やかな傾斜にした。また、これに伴い、周設した凸筋21のうち光ファイバFが挿通する範囲のみの凸筋21を切除する図6の正面図及び図7の図6断面線D−Dに沿う横断面図並びに図8の図6断面線E−Eに沿う横断面図を参照
【0040】
光ファイバFの端部は、通過孔3の傾斜面31への当接面が広がり一層の安定配置となる。よって、通過孔3挿通する光ファイバFの端部の外側部分F1および内側部分F2の角度が緩和され、通過孔3の角との接触箇所において凹凸、屈曲等の損傷発生が改善される。
【0041】
光ファイバFの通過孔3への挿通は、光ファイバ端部の外側部分F1から内側部分F2の方向、即ちフランジ2外側面の側からの場合と、光ファイバ端部の内側部分F2から外側部分F1の方向、即ちフランジ2内側面の側からの場合のいずれの場合も実施できるものである。符号11を付与した部材は、弾シートであって前記の実施形態と同様の配置である。
【0042】
次に、本発明の第3の実施形態について図9、図10を参照して説明する。この実施形態の通過孔3は、光ファイバFの端部の挿通方向を限定する。つまり、光ファイバFの端部捲き付ける補助リング4の外径が、光ファイバの端部以外の部分を捲き付ける胴体1の外径と同等の場合或いは補助リング4外径が弾性シート11の厚み分だけ小さい場合に限定した図示しない)
【0043】
光ファイバFの挿通方向を限定することによる設計は、基本形が前記の実施形態と同様の楕円形を成す。このことによって、傾斜面31の使用面積が小さくなり、フランジ2の反り強度の向上を図れる。従って、通過孔3小型と成り熱変形や捲き圧による歪み防止にも効果ある。また、前記同様の光ファイバFの緩やかな挿通が得られ折曲、屈曲、等の品質低下の要因を回避するものである図9の正面図および図10の図9断面線G−Gに沿う横断面図を参照
【0044】
次に、本発明の第4の実施形態について図11、図12を参照して説明する。この実施形態の通過孔3は、胴体1の最外径に対して、補助リング4の捲き付け外径が、通過孔3全体が露見るよう縮小された寸法の場合の設計である図示なし)
【0045】
この通過孔3は、フランジ2を貫通する小口径孔をスリット5の切開幅と同等または縮小する形状であって、環境の温度、捲き量の重押圧等においての微妙な歪み及び反りを回避するものであるまた、通過孔3は、前記実施形態と同様小型あり、傾斜面31がボビンBの中心側に片寄った状態に配置されている。よって、光ファイバFの端部通過孔3を境に垂下しても、通過孔3の内周縁部と当設することによる凹凸、扁平等の品質低下に掛かる問題を回避する図11を参照
【0046】
弾性シート11の厚みで通過孔3の三分の二を塞いでいるように成るが、光ファイバFの捲き始め端部に垂下方向の張力が係り、通過孔3の内周縁部と当接を免れるものである図12の図11断面線H−Hに沿う縦断面図を参照)。勿論、光ファイバFが接触する箇所及び鋭角箇所は、全て曲面状形成する。
【0047】
次に、本発明の第5の実施形態について図13、図14を参照して説明する。この実施形態の通過孔3は、光ファイバFの端部F1、端部F2の配置状態を、従来の光ファイバ用フランジボビンBのフランジ2に採用したもの想定した。
【0048】
光ファイバFの端部F1,F2の挿通する方向を限定し、前記の実施形態と同様に小型に設計すると共にフランジ2の強度の向上も目した。この通過孔3は、凸筋21を配設しないすり鉢状の傾斜面31とする。この傾斜面31は、光ファイバFの端部の外側部分F1の挿通方向に準ずる位置の面を、光ファイバFの端部の外側部分F1に極力平行に成るよう緩斜面に形成する。この事によって、従来の如く、光ファイバFがクランク状に挿通されることによる凹凸、扁形、折曲変形、等の損傷問題を阻止できる図13を参照
【0049】
通過孔3の内周面は、光ファイバFの端部の外側部分F1の挿通方向反対側の部分がフランジ2に対し直交するであってもよい。必要に応じて光ファイバFの端部の外側部分F1と内側部分F2の挿通方向に準ずる傾斜面としても良い図14の図13断面線I−Iに沿う横断面図を参照
【0050】
光ファイバFが通過孔3を挿通する際、緩やか曲線を持って配設する事に成り、光ファイバFの端部の外側部分F1の方向が図13中に符号F11で示すように方向変化しても品質悪化と成らない。
【0051】
以上、第1〜第5の実施形態で説明した本発明のフランジボビンによれば、光ファイバFの巻取り収納保管、取り扱い、物流などの簡便性を図れる
【0052】
また、本発明の光ファイバ用フランジボビンBのフランジに設けた通過孔3に挿通し捲かれた光ファイバFの端部F1、F2は、巻き上げ及び捲き直しの際に光ファイバFに掛かる張力、また、満捲状態の物流中や取扱い中の振動、衝撃等の外部応力、並びに、これらの応力が作用して、光ファイバFの外表面の紫外線硬化樹脂を塗布し硬化仕上げの被覆層、つまりクラッド部にクラックや凹凸が生じ、また、ポリマ被覆層に凹扁形が生じるといった光ファイバ偏平するという問題を阻止できる。
【0053】
また、本発明のボビンBによれば、光ファイバFの芯部であるコア部までが屈曲、折曲等の損傷する事を阻止できる。勿論、光ファイバFの切断に波及する事は考えられない。
【0054】
また、前記補助リング4に捲き付けた光ファイバFは、品質評価の透光性評価(伝送損失評価とも言う)測定あるいは接続加工用等の予備として確保が安定する事によって、ロスが無く安定した評価測定、接続加工が円滑に実施できる。
【0055】
ところで、スリット5の切開端部は、光ファイバFが容易に通過孔3へ導入できるように扇状などの幅広となる誘導部51を設けている(図2参照)
【0056】
スリット5の形状は、捲き取る光ファイバFの物性や規格寸法およびフランジ2の厚み等を鑑み設計することを要する。特にその幅や角部の面取りの各寸法に関し留意が必要であるので、本実施形態で説明した設計事項に限定されるものでないが、誘導部51によって、光ファイバFを通過孔3に通す手間が不要で自動捲き作業の可能性がある。
【0057】
次に、本発明の第6の実施形態について図15を参照して説明する。この実施形態は、光ファイバ用フランジボビンBに発生する静電気の軽減を図るもので、直管状胴体1の両端に配設したフランジ2,2の内側面に中心側から外周縁部に向け直線状に伸長する細溝22を均等に放射状に刻設したものである。
【0058】
この細溝22は、例えば、幅寸法を光ファイバFの太さ0.025mmφに対し1mm、横断面の寸法を半径0.5mmの円弧とし、対面する開縁角部を曲面状に仕上げるものである図示なし)
【0059】
よって、対面する開縁角部を曲面状に仕上げることにより、捲き圧、振動、等の外部応力が光ファイバFに掛かりクラッド層に対する細溝22の縁部の形状転写が無くクラック現象、凹状変形を回避できる。
【0060】
フランジ2内周面における前記の細溝22の刻設面積と被刻設面積との比率は、被刻設面積が50%を越えることが好ましい。被刻設面積が50%を越えて、凸筋状が主になると押圧によって光ファイバFの表層に凹凸が転写形成され透光性評価の損失の低減となるからである
【0061】
細溝22を均等に刻設する事によって、トラバース中の光ファイバFとの接触する摩擦抵抗の軽減となり、擦れ摩擦によるボビンBに発生する静電気を軽減するものである。
【0062】
また、細溝22は、光ファイバFがトラバース中または解除中に引っ掛かりや嵌り込みが起こり張力ムラの一起因とならない刻設であることを要する
【0063】
細溝22は、フランジ2、2の内周側より外周側の方が広面積なので、必要に応じて長短尺の細溝を均等に混在してもよい。また、時計周り或いは逆回りのいずれかの渦巻き状であってもよい。よって、デザイン要素の導入も考えられる事から、特に限定するものでない。
【0064】
また、細溝22を均等に刻設する事によって、巻取り、解除、巻き替えにおいて、光ファイバFとフランジ2,2内側面との接触による摩擦抵抗の減少となり、また空気とフランジの内側面との摩擦抵抗の減少となり、静電気の発生未然に防止され、捲き取り中の光ファイバFの微振れ、揺動、張力ムラが抑制できることから整列捲きが円滑に成し得る。
【0065】
次に、本発明の第7の実施形態について図1を参照して説明する。
【0066】
光ファイバ用フランジボビンBの全体を示した図1は、円盤状で凸筋21の配設側を外側、平面状側を内側としたフランジ2,2内側の中心に、直管状胴体1を中間で二分割した各々の胴体部品(分割筒)の軸心を一致接続した部材(ア)(イ)を一対形成し、該胴体部品(分割筒)の他端の円周部接続部12を設ける。
【0067】
接続部12の構造は、胴体部品の他端の円周部同士において、着脱可能な嵌合仕様とする。例えば、一方の部材(ア)の胴体部品における他端の円周部に、その厚みの二分の一だけ内面側が切り欠かれた凹嵌合部を、他方の部材(イ)の胴体部品における他端の円周部に、その厚みの二分の一だけ外面側が切り欠かれた凸嵌合部を形成し、双方の凹凸嵌合部を嵌合する事によって表面が面一となって連結し胴体1を形成するものである(図示しない)
【0068】
弾性シート11の接着は、部材(ア)(イ)双方の凹、凸嵌合部に溶剤系の接着剤を全周にわたって付与し、予め準備した弾性シート11からなる弾性シート筒を、その一端が一方の部材(ア)のフランジ2内側面に接するように同部材(ア)に挿着する。この場合、弾性シート内には、接着剤が与されていない。
【0069】
そして、他方の部材(イ)を、接着剤付与した凸嵌合部側から弾性シート内へ挿入すると、凹凸嵌合部が嵌合および接着されて胴体1を形成する。この嵌合箇所を接続部12という。そして、弾性シートの他端部は、前記と同様に他方の部材(イ)のフランジ2の内側面とした状態の挿着となる。
【0070】
装着した弾性シート11の筒体、即ち、弾性シート筒は、胴体1全面を被覆し、接続部12にそってはみ出した接着剤13によって、胴体1の長さ中間部に円周状接着固定される(図1および弾性シート11の配置が分かる図3〜15を参照
【0071】
弾性シートとしては、例えば、ポリエチレン樹脂発泡体製で表面に皮膜層を形成したものであって、5〜40倍発泡厚みは1〜7mm、幅寸法は胴体1におけるフランジ2,2間の長さの0〜20%増胴周寸法は胴体1の胴周寸法からその0〜10%または厚み分を減少したものが考えられる。
【0072】
また、弾性シート11、光ファイバの太さ、張力、捲量、等の生産性、製品の安定を鑑み1〜2層の整列捲きによる光ファイバの太さ二分の一程度偏平するものが好ましい。
【0073】
弾性シート筒は、幅を胴体1におけるフランジ2,2間の長さより少し長尺寸とし、長さを胴体1の全周より少し短尺寸とした弾性シート11を長さ方向の端面同士が当接するように接続して形成したものである。胴体1への被覆際して、遊転や滑り移動しないようにする。
【0074】
また、弾性シート11の筒状は、その端同士の接続線がボビンの軸線に対し並行の他に螺旋状でもよい等が考えられ、接続方法は、切断が直角を成しその面同士が当接するように成型する。また、弾性シート11の横断面形状が菱形状なる切断面が斜め状に形成し、その斜め状面同士が当接するように形成し、その端部同士を熱または溶剤系接着剤で接合したものでもよい。特に、限定するものでない。
【0075】
前記の弾性シート11の材質は、合成ゴム、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエステル、ウレタン、ナイロン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、等の各種樹脂、またはこれらの共重合体、あるいはこれらの樹脂の硬度を調整した発泡体などが使用される。易廃棄性の材質が好まれる。
【0076】
弾性シート11の被覆は、完全接着でない。フランジ2,2間の胴体1全において、片寄り、捩じれ、光ファイバの沈み代、ズレ、等が適度に生じ、適度に阻止されると云う微妙な動きが必要であり、重視すべきである。
【0077】
この弾性シート11によって、光ファイバFのトラバース中の張力および捲き重量圧そして満捲状態での物流中や取り扱い中による振動、衝撃等の外部応力が複合的に作用しても不自然な歪並びに偏りが阻止出来る。
【0078】
また、弾性シート11の端面とフランジ2,2の内側面と当接が維持されるため光ファイバ落ち込むような隙間が発生しなくなり、整列捲きの光ファイバの捲き崩れも回避されることとなり、フランジが反り歪変形する異常押圧が掛かることが無く品質安定ことができる。
【0079】
また、捲き増しの為ボビンBの大型化を実施する場合は、胴体1にこれと同外径の直管状体を接続し、弾性シートの筒体として幅を広くしたものを同様に被覆すればよい。
【0080】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の光ファイバ用フランジボビンは巻取り、巻き替え等の生産や処理工程、また梱包、移送などの物流工程において、光ファイバの種々損傷を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る光ファイバ用フランジボビンの側面略概図である。
【図2】 図1の正面概略図である。
【図3】 通過孔部分を示す正面概略図である。
【図4】 図3の断面線A―Aに沿う横断面図である。
【図5】 図3の断面線C―Cに沿う横断面図である。
【図6】 通過孔部分の変形例を示す正面概略図である。
【図7】 図6の断面線D―Dに沿う横断面図である。
【図8】 図6の断面線E―Eに沿う横断面図である。
【図9】 通過孔部分の変形例を示す正面概略図である。
【図10】 図9の断面線G―Gに沿う横断面図である。
【図11】 通過孔部分の変形例を示す正面概略図である。
【図12】 図11の断面線H―Hに沿う縦断面図である。
【図13】 通過孔部分の変形例を示す正面概略図である。
【図14】 図13の断面線I―Iに沿う横断面図である。
【図15】 光ファイバ用フランジボビンのフランジの内側面を示す概略図である。
【図16】 従来の光ファイバ巻取りパッケージを示す側面概略図である。
【図17】 図16の正面概略図である。
【図18】 図16の通過孔部分の拡大平面図である。
【符号の説明】
B … 光ファイバ用フランジボビン、
F … 光ファイバ、
1 … 胴体、
2 … フランジ、
3 … 通過孔、
4 … 補助リング、
5 … スリット、
11 … 弾性シート、
22 … 細溝、
31 … 傾斜面。

Claims (7)

  1. 直管状胴体の両端にフランジを配設し、光ファイバの捲き始め端部を挿通させるための通過孔を片側のフランジに設けるとともに、光ファイバの捲き始め端部を巻きつけるための補助リングを片側のフランジの外側面に連結した光ファイバ用フランジボビンにおいて、前記片側のフランジにその外周端縁から径方向内方に延伸したスリットを設け、該スリットの先端に連通するように前記通過孔を設け、前記片側のフランジの外側面に前記通過孔の内端縁に向けて徐々に径が小さくなるすり鉢状の傾斜面を形成したことを特徴とする、光ファイバ用フランジボビン。
  2. 前記直管状胴体の表面を被覆する弾性シートをさらに設け、前記通過孔を、そのほぼ半分が前記弾性シートの端部によって閉鎖された状態となるように設けたことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
  3. 前記片側のフランジの外側面に前記傾斜面を取り囲む欠環状の補強用凸筋と前記スリットの両縁に沿う直線状の補強用凸筋とを互いに連続するように形成し、前記傾斜面をその外周縁が前記欠環状の補強用凸筋の頂部に達するような傾斜角に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
  4. 前記片側のフランジの外側面に前記傾斜面を取り囲む欠環状の補強用凸筋と前記スリットの両縁に沿う直線状の補強用凸筋とを互いに連続するように形成するとともに、前記欠環状の補強用凸筋のうち光ファイバが挿通する範囲を切除し、前記傾斜面をその外周縁が前記欠環状の補強用凸筋の基部に達するような傾斜角に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
  5. 前記傾斜面を前記スリットと直交する方向に長い楕円形としたことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
  6. 前記通過孔を前記スリットの切開幅と同等またはそれよりも小さい径を有するものとし、前記傾斜面をボビンの中心側に偏った状態に配置したことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
  7. 前記直管状胴体の両端に配設した前記フランジの内側面に、中心側から外周縁部に向け直線状に伸長する複数の細溝を均等に放射状に刻設したことを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ用フランジボビン。
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