JP4058244B2 - 画像処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像に対して階調変換処理または色修正処理を行う画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、印刷・製版の分野において、作業工程の合理化、画像品質の向上等を目的として、読取原稿に記録されたカラー画像を電気的に処理し、C、M、Y、Kの4版からなるフイルム原版、あるいは、刷版を作成し、これらから所望の印刷物を得るようにした画像読取記録再生システムが広範に用いられている。
【0003】
この場合、スキャナ装置等によって読み取られたカラー画像は、着目する部分に対して所望の階調あるいは色調からなる印刷物を得るために、C、M、Y、Kの各色毎に階調変換処理が行われ、あるいは、C、M、Y、Kの各色毎に色修正処理が行われる。
【0004】
具体的には、階調変換処理では、カラー画像の濃度を所望の出力網%を得ることのできる濃度に変換する処理が行われる。この変換処理に用いられる入力濃度−出力濃度変換テーブルであるトーンカーブは、カラー画像のハイライト(HL)部分、シャドー(SD)部分およびミドル(MD)部分において、オペレータが設定した階調修正係数に従って調整される。しかしながら、トーンカーブは、HL、SDおよびMDの各部分に対して予め準備されている階調修正関数を階調修正係数に基づいて修正することで調整されるため、例えば、HLとMDとの間の特定の階調近傍を微調整しようとすると、意図しない部分の階調も変動してしまう不具合があった。
【0005】
また、色修正処理では、一般的には、C、M、Y、R、G、Bの6色相を中心とした修正強度関数を予め準備しておき、オペレータが設定した色修正係数を用いて各修正強度関数を修正することにより、所望の色調を得るようにしている。しかしながら、特定部分の色調を調整したい場合、修正強度関数が上記の6色相を中心として設定されているため、意図しない部分の色調も変化してしまう不具合があった。例えば、肌色を調整したい場合、RおよびYの色相を中心とした修正強度関数を修正することになるため、肌色そのものよりも、RまたはYの色相が大きく変化することになる。また、濁った緑を調整したい場合、通常、修正強度関数は彩度の高い色がより修正されるように設定されているため、濁った緑よりも鮮やかな緑が変化することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の不具合を解決するためになされたもので、画像の着目する部分を中心とした階調を調整することができ、それ以外の意図しない部分が調整の影響を受けることのない画像処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、画像に対して階調を修正すべき着目部分を指定し、その画像の濃度に対する出力濃度修正量を最大修正量とし、前記濃度の前後で前記出力濃度修正量が漸減する階調修正関数を作成する。そして、この階調修正関数により、画像の入力濃度を出力濃度に変換する予め設定されている階調変換特性を修正し、修正された階調変換特性によって画像の階調変換処理を行う。この場合、所望の濃度近傍の階調変換特性を修正することができる。
【0008】
なお、着目点が複数ある場合、指定された複数の着目点の濃度の平均値に対する出力濃度修正量を最大修正量とし、前記平均値の前後に設定される濃度幅Wを複数の着目点の濃度VPの標準偏差σに基づいて設定することもできる。
【0009】
以上のようにして作成された階調修正関数を着目部分の濃度毎に保存しておき、濃度に応じて所望の階調修正関数を選択し、階調変換特性の修正を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される画像読取記録再生システムの外観構成を示す図である。このシステムは、読取原稿に記録されたカラー画像を読み取る入力スキャナ10と、読み取られたカラー画像に対して、階調変換処理、色修正処理等を含む画像処理を行う画像処理装置20と、画像処理されたカラー画像をC、M、Y、Kの4色のフイルム原版として出力する出力装置30とから基本的に構成される。なお、出力装置30は、刷版を直接出力する装置として構成することもできる。
【0014】
画像処理装置20は、入力スキャナ10によって読み取られたカラー画像を表示するとともに、画像処理のための各種セットアップパラメータや処理結果等を表示するディスプレイ22と、オペレータによるセットアップパラメータの入力、画面の切替等のためのキーボード24、マウス26とを備える。
【0015】
図2は、図1に示す画像処理装置20を中心とする画像処理回路の構成ブロック図である。この画像処理装置20は、入力スキャナ10によりカラー画像を色分解して得た3色の濃度データC、M、Yを記憶する画像メモリ32を有する。
【0016】
画像メモリ32の後段には、レンジ調整回路34が設けられる。レンジ調整回路34は、図3に示すように、オペレータが設定するハイライト(HL)の設定HL濃度およびシャドー(SD)の設定SD濃度を、基準となるべく予め設定されている画像処理装置20の内部HL濃度および内部SD濃度に変換するための一次変換テーブルαC、αM、αYを各濃度データC、M、Y毎に作成し、この一次変換テーブルαC、αM、αYによって濃度データC、M、Yのレンジ調整処理を行う。
【0017】
レンジ調整回路34の後段には、階調変換回路36、信号選択回路37および色修正回路40が設けられる。
【0018】
階調変換回路36は、所望の網%データC、M、Yを得るべく、レンジ調整回路34から供給される各濃度データC、M、Yの階調を、設定した階調変換特性に対応したトーンカーブに従って変換処理する。すなわち、オペレータが設定した階調修正係数に基づいてハイライト(HL)、ミドル(MD)、シャドー(SD)の各濃度における既存の階調修正関数を修正し、また、オペレータが指定した着目部分に対する階調修正関数を新たに生成し、この階調修正関数をオペレータが設定した階調修正係数によって修正し、これらの修正された階調修正関数を用いて各濃度データC、M、YのトーンカーブβC、βM、βYを調整し(図4〜図7の点線部参照)、調整されたトーンカーブβC、βM、βYを用いて各濃度データC、M、Yの階調変換処理を行う。変換された濃度データC、M、Yは、後段の加算器42に供給される。なお、階調変換処理の詳細については、後述する。
【0019】
信号選択回路37は、濃度データC、M、Yから最大値および最小値を選択し、UCR回路38およびK生成回路39に供給する回路である。
【0020】
UCR回路38は、レンジ調整回路34から供給される各濃度データC、M、Yに対して下色除去処理(UCR=Under Color Removal)を行い、濃度データC、M、Yの修正量ΔC、ΔM、ΔYを算出して加算器42に負のデータとして加算する。この場合、修正量ΔC、ΔM、ΔYは、例えば、信号選択回路37によって選択された濃度データC、M、Yの最大値および最小値とオペレータによって設定されたUCR強度とから求めることができる。
【0021】
K生成回路39は、信号選択回路37によって選択された濃度データC、M、Yの最小値を基準とし、階調変換回路36における濃度データC、M、Yと同様の処理によって調整されたトーンカーブβK(図4〜図7の点線部参照)に従って濃度データKを生成する。
【0022】
色修正回路40は、レンジ調整回路34から供給される各濃度データC、M、Yにおける色調を所望の色調とする処理を行う。色修正回路40は、図2に示すように、濃度データC、M、Yを色相H、明度L、彩度Sに変換するHLS変換回路44と、色相H、明度L、彩度Sから、オペレータによって設定される各色修正係数を用いて、濃度データC、M、Y、Kのそれぞれの修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKを算出するC修正量算出回路46、M修正量算出回路48、Y修正量算出回路50、K修正量算出回路52とを有する。
【0023】
C修正量算出回路46は、図8に示すように、HLS変換回路44から供給される色相H、明度L、彩度Sから、C、M、Y、R、G、Bの各単位色相と、オペレータが指定した着目部分により特定される単位色相(以下、この単位色相をDという。)とに対する単位色修正量uc、um、uy、ur、ug、ub、udを求める単位色修正量算出回路54C、54M、54Y、54R、54G、54B、54Dを有し、これらの単位色修正量uc、um、uy、ur、ug、ub、udが加算器56において加算されることで、修正量ΔCが求められる。
【0024】
単位色修正量算出回路54Cは、色相Hから、Cの色相に対応する色相方向修正強度関数を用いて修正強度vhを算出する色相方向修正強度算出回路58と、明度Lおよび彩度Sから、Cの色相に対応する明度・彩度方向修正強度関数を用いて修正強度vaを算出する明度・彩度方向修正強度算出回路60と、修正強度vhおよびvaを乗算する乗算器62と、この乗算結果である修正強度vrに対し、オペレータによって設定された色修正係数を乗算し、Cの色相に対する濃度データCの単位色修正量ucを算出する乗算器64とを有する。算出された単位色修正量ucは、加算器56において、他の単位色修正量um、uy、ur、ug、ub、udと加算されることにより、濃度データCの修正量ΔCが求められる。
【0025】
なお、既存の色相方向修正強度関数は、図9に示すように、C、M、Y、R、G、Bの6色相のそれぞれの中心をピークとし、対称的に漸減して隣接する各色相の中心で修正強度が0となるように設定されている。また、既存の明度・彩度方向修正強度関数は、図10および図11に示すように、明度Lの修正強度および彩度Sの修正強度をそれぞれ(0,0)および(1,1)を通る直線とし、これらの掛け算として設定される。
【0026】
単位色修正量算出回路54Dは、オペレータが指定した着目部分に対する色相方向修正強度関数および明度・彩度方向修正強度関数を新たに生成し、これらの関数と、オペレータが設定した色修正係数とを用いて、単位色修正量udを算出する。
【0027】
M修正量算出回路48、Y修正量算出回路50およびK修正量算出回路52は、C修正量算出回路46と同様に構成され、また、単位色修正量算出回路54M、54Y、54R、54G、54B、54Dは、単位色修正量算出回路54Cと同様に構成されるため、その説明は省略する。なお、色修正処理の詳細については、後述する。
【0028】
色修正回路40で求められた濃度データC、M、Y、Kの修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKは、加算器66において、階調変換された濃度データC、M、Y、Kに加算され、階調および色調の調整された濃度データC、M、Y、Kとして網%変換回路68に供給される。網%変換回路68は、濃度データC、M、Y、Kのそれぞれを出力装置30の出力特性に応じた網%データに変換し、出力装置30に供給する。
【0029】
以上、本発明が適用される画像読取記録再生システムの概略構成および動作について説明した。次に、本発明の特徴とする階調変換処理および色修正処理を中心として詳細に説明する。
【0030】
読取原稿のカラー画像は、入力スキャナ10によって読み取られた後、濃度データC、M、Yとして画像メモリ32に格納される。読み取られたカラー画像は、一旦、ディスプレイ22に表示される。オペレータは、この表示されたカラー画像に対して、ハイライトの設定HL濃度およびシャドーの設定SD濃度の設定作業を行う。画像処理装置20では、設定されたハイライトの設定HL濃度およびシャドーの設定SD濃度を内部HL濃度および内部SD濃度に変換する一次変換テーブルαC、αM、αY(図3)を作成し、これをレンジ調整回路34に設定する。
【0031】
そこで、画像メモリ32から読み出された濃度データC、M、Yは、レンジ調整回路34において、前記のように設定された一次変換テーブルαC、αM、αY(図3)により、内部HL濃度および内部SD濃度を基準として変換処理される。
【0032】
次に、レンジ調整された濃度データC、M、Yは、階調変換回路36、信号選択回路37および色修正回路40に供給される。
【0033】
ここで、画像処理装置20を構成するディスプレイ22には、読み出されたカラー画像とともに、図12に示すトーンカーブ設定画面が表示される。オペレータは、この画面に従い、トーンカーブの調整作業を行う。
【0034】
先ず、オペレータは、各濃度データC、M、Y、Kに対して予め設定されている既存のトーンカーブβC、βM、βY、βKを選択する。なお、各トーンカーブβC、βM、βY、βKは、カラー画像の種類やオペレータの好みに応じて複数設定しておくことができる。
【0035】
次に、選択されたトーンカーブβX(βC、βM、βY、βK)のハイライト(HL)、ミドル(MD)、シャドー(SD)の各部および任意の着目部分の階調を修正するための階調修正係数gXwを設定する。なお、以下において、X=C、M、Y、Kであり、w=h、m、s、dであり、それぞれ濃度データC、M、Y、Kのハイライト(HL)、ミドル(MD)、シャドー(SD)および着目部分(Def)の階調修正係数であることを表すものとする。この場合、階調修正係数gXwは、オペレータが設定するのではなく、既存の係数として図示しないメモリ等から呼び出すことも可能である。
【0036】
そこで、トーンカーブβXの調整方法の一例を以下に説明する。先ず、調整前の選択されたトーンカーブβXを、ハイライト側の原点を中心として図13における時計方向に45゜回転させるとともに、入力濃度方向および出力濃度方向の双方に1/√2だけ圧縮し、新たなトーンカーブβX′を作成する。次に、この新たなトーンカーブβX′に対して、図14に示すように、ハイライト(HL)、ミドル(MD)、シャドー(SD)および着目部分(Def)に対して設定された階調修正関数γh、γm、γsおよびγdを加算し、(1)式のようにしてトーンカーブβX″を求める。
【0037】
βX″=βX′+gXh・γh+gXm・γm+gXs・γs+gXd・γd…(1)
ここで、着目部分(Def)に対する階調修正関数γdは、次のようにして設定することができる。
【0038】
すなわち、オペレータが図12に示す画面において、「変更」のボタンを選択すると、図15に示す階調修正関数設定画面がディスプレイ22に表示される。この画面において、オペレータは、マウス26を用いて着目部分(画像上の+が表示されている部分)を指定する。この場合、着目部分としては、複数点を指定することができる。また、所定範囲を線で囲むことで領域として指定することもできる。次いで、「階調・色修正」のボタンを選択すると、「階調修正(C)」、「階調修正(M)」、「階調修正(Y)」、「階調修正(L)」、「色修正」のメニューが表示される。
【0039】
そこで、オペレータが、例えば、「階調修正(Y)」のメニューを選択した場合について説明する。「階調修正(Y)」は、階調修正関数γdを求めるメニューであり、オペレータは、マウス26によって着目部分を指定するとともに、階調修正関数γdの所望の濃度幅W、下側設定値VLおよび上側設定値VUの強度IL、IUを設定する。
【0040】
画像処理装置20は、オペレータによって指定された着目部分の濃度データYの値PYをピーク濃度VPとすると、階調修正関数γdの下側設定値VLおよび上側設定値VUを、
VL=(1−W)・VP …(2)
VU=W+(1−W)・VP …(3)
として求める。このようにして設定されあるいは求められた各パラメータを用いて、階調修正関数γdが(0,0)、(VL,IL)、(VP,1)、(VU,IU)、(1,0)の5点を通る関数として設定される。この関数は、多次関数による近似、準エルミート補間等の処理によって得ることができる。図16は、IL=IU=0.5に設定した場合の階調修正関数γdを示す。なお、ピーク濃度VPは、着目部分の濃度データYの値PYとする代わりに、オペレータによって任意の値を設定することも可能である。
【0041】
オペレータは、以上のようにして設定された階調修正関数γdの形状を推定し、OKであれば「登録」のボタンを選択し、登録処理を行う。なお、階調修正関数γdは、既に登録されているピーク濃度VP、濃度幅W、強度IL、IUを「読出」のボタンを選択することで読み出して修正することも可能である。この場合には、着目部分をマウス26によって指定する作業を省くことも可能である。また、階調修正関数γdの登録時に登録名を設定しておき、読み出し時に登録されている登録名を画面に表示させ、表示された登録名から所望の登録名を選択し、対応する各パラメータを読み出して使用することもできる。
【0042】
「階調修正(L)」のメニューを選択した場合には、着目部分の濃度データC、M、Yの値PC、PM、PYを用いて、ピーク濃度VPを、例えば、
VP=0.3PC+0.59PM+0.11PY …(4)
として求め、以下、同様にして階調修正関数γdを設定することができる。
【0043】
一方、着目部分を複数点指定した場合には、各着目点の濃度を平均し、その平均値をピーク濃度VPとする。また、各濃度と平均値とから標準偏差σを求めるとともに、0<Wmin≦W≦Wmax<1の関係にあるパラメータWmin、Wmaxを設定し、これらから、濃度幅Wを、
W=3(Wmax−Wmin)・σ/VP+Wmin …(5)
として求め、以下、同様にして階調修正関数γdを設定することができる。パラメータWmin、Wmaxは、実用上の使用域を制限するための値、例えば、Wmin=0.25、Wmax=0.75として設定するが、任意のパラメータとしてシステム内部に保持することもできる。なお、W>Wmaxとなる場合には、W=Wmaxとする。
【0044】
さらに、着目部分を領域として指定した場合には、領域に含まれる全画像の濃度の平均値に基づいて階調修正関数γdを設定することができる。
【0045】
(1)式に基づき、以上のようにして作成されたトーンカーブβX″は、入力濃度方向および出力濃度方向の双方に1/√2だけ伸張させた後、図13における反時計方向に45゜回転させることにより、所望の階調変換を得ることのできる新たなトーンカーブβXNが得られる。この新たなトーンカーブβXNの中、トーンカーブβCN、βMN、βYNは、階調変換回路36に設定され、トーンカーブβKNは、K生成回路39に設定される。
【0046】
そこで、階調変換回路36に供給された濃度データC、M、Yは、トーンカーブβCN、βMN、βYNによってそれぞれ階調変換された後、加算器42に供給される。この場合、オペレータが指示した所望の濃度において階調変換された濃度データC、M、Yを得ることができる。
【0047】
一方、UCR回路38は、信号選択回路37によって選択された濃度データC、M、Yの最大値および最小値とオペレータによって設定されたUCR強度とから、濃度データC、M、Yの修正量ΔC、ΔM、ΔYを算出し、加算器42に負のデータとして加算する。従って、階調変換回路36において階調変換された濃度データC、M、Yは、修正量ΔC、ΔM、ΔYによって修正された後、加算器66に供給される。
【0048】
また、K生成回路39では、信号選択回路37によって選択された濃度データC、M、Yの最小値を基準として濃度データKが生成され、この濃度データKが上述したように設定されたトーンカーブβKNにより階調変換され、加算器66に供給される。
【0049】
以上のようにして階調変換され、加算器66に供給された濃度データC、M、Y、Kは、以下に示す色修正回路40によって算出された修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKにより修正され、網%変換回路68に供給される。
【0050】
そこで、次に、色修正回路40での処理について詳細に説明する。
【0051】
レンジ調整回路34によってレンジ調整された濃度データC、M、Yは、色修正回路40に供給され、HLS変換回路44において、色相H、明度L、彩度Sに変換される。
【0052】
なお、色相Hは0≦H<6、明度Lは0≦L<1、彩度Sは0≦S<1の範囲に設定する。また、H=0はR、H=1はY、H=2はG、H=3はC、H=4はB、H=5はMの各色相を表し(図9参照)、L=0は暗い色、L=1は明るい色を表し、S=0は濁った色、S=1は鮮やかな色を表す。
【0053】
HLS変換回路44では、濃度データC、M、Yの最大値Qmax、中間値Qmid、最小値Qminを求める。最大値Qmaxを与える濃度データC、M、YをPmax、中間値Qmidを与える濃度データC、M、YをPmid、最小値Qminを与える濃度データC、M、YをPminとすると、
V=(Qmid−Qmin)/(Qmax−Qmin) …(6)
として、Pmax=Y、且つ、Pmin=Cのとき、
H=1−V …(7)
Pmax=Y、且つ、Pmin=Mのとき、
H=1+V …(8)
Pmax=C、且つ、Pmin=Mのとき、
H=3−V …(9)
Pmax=C、且つ、Pmin=Yのとき、
H=3+V …(10)
Pmax=M、且つ、Pmin=Yのとき、
H=5−V …(11)
Pmax=M、且つ、Pmin=Cのとき、
H=5+V …(12)
として色相Hを求める。
【0054】
また、HLS変換回路44では、明度Lを、
L=1−Qmax …(13)
として求める。彩度Sは、Qmax≦0ならば、
S=0 …(14)
とし、それ以外の場合には、
S=1−(Qmin+0.1)/(Qmax+0.1) …(15)
として求める。
【0055】
次に、前記のようにして求められた色相H、明度L、彩度Sは、C修正量算出回路46、M修正量算出回路48、Y修正量算出回路50、K修正量算出回路52にそれぞれ供給され、修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKの算出処理が行われる。
【0056】
この場合、画像処理装置20を構成するディスプレイ22には、読み出されたカラー画像とともに、図17に示す色修正画面が表示される。オペレータは、この画面に従い、色修正作業を行う。
【0057】
オペレータは、カラーコレクション番号を入力することにより、各濃度データC、M、Y、Kに対して予め設定されている既存の色修正関数を選択し、既存の色修正係数aXvを呼び出して修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKを算出することができる。なお、X=C、M、Y、Kであり、v=c、m、y、r、g、b、dであり、それぞれC、M、Y、Kの各版に対する6色相C、M、Y、R、G、Bおよび着目部分(Def)の色相の色修正係数であることを表すものとする。
【0058】
そこで、図8に従って修正量ΔCの算出処理を説明する。HLS変換回路44によって得られた色相Hは、単位色修正量算出回路54Cを構成する色相方向修正強度算出回路58に入力され、図9に示すように設定された色相Cを中心とする色相方向修正強度関数Fc(H)により色相修正強度vhが求められる。また、明度Lおよび彩度Sは、単位色修正量算出回路54Cを構成する明度・彩度方向修正強度算出回路60に入力され、設定された明度・彩度方向修正強度関数Gc(L,S)により明度・彩度修正強度vaが求められる。これらの色相修正強度vhおよび明度・彩度修正強度vaは、乗算器62によって乗算された後、乗算器64によって色修正係数aCcが乗算され、C色相修正強度ucが算出される。すなわち、C色相修正強度ucは、
uc=Fc(H)・Gc(L,S)・aCc …(16)
として求められる。
【0059】
同様にして、単位色修正量算出回路54M、54Y、54R、54G、54B、54Dにおいて、M色相修正強度um、Y色相修正強度uy、R色相修正強度ur、G色相修正強度ug、B色相修正強度ubおよび着目部分(Def)の色相の修正強度であるD色相修正強度udは、色相方向修正強度関数Fv(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gv(L,S)を用いて、それぞれ、次のようにして求められる。なお、色相方向修正強度関数Fv(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gv(L,S)におけるvは、c、m、y、r、g、b、dであり、6色相C、M、Y、R、G、Bおよび着目部分(Def)の色相の各関数であることを表すものとする。
【0060】
um=Fm(H)・Gm(L,S)・aCm …(17)
uy=Fy(H)・Gy(L,S)・aCy …(18)
ur=Fr(H)・Gr(L,S)・aCr …(19)
ug=Fg(H)・Gg(L,S)・aCg …(20)
ub=Fb(H)・Gb(L,S)・aCb …(21)
ud=Fd(H)・Gd(L,S)・aCd …(22)
以上のようにして求められたC色相修正強度uc、M色相修正強度um、Y色相修正強度uy、R色相修正強度ur、G色相修正強度ug、B色相修正強度ub、D色相修正強度udは、加算器56において加算されることで、濃度データCに対する修正量ΔCが算出される。
【0061】
ここで、着目部分の色相Dに対する色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)は、次のようにして設定することができる。
【0062】
すなわち、オペレータが図17に示す画面において、「変更」のボタンを選択すると、図18に示す修正強度関数設定画面がディスプレイ22に表示される。この画面において、オペレータは、マウス26を用いて着目部分(画像上の+が表示されている部分)を指定する。この場合、着目部分としては、複数点を指定することができる。また、所定範囲を線で囲むことで領域として指定することもできる。次いで、「階調・色修正」のボタンを選択すると、「階調修正(C)」、「階調修正(M)」、「階調修正(Y)」、「階調修正(L)」、「色修正」のメニューが表示される。オペレータは、このメニューから「色修正」を選択する。
【0063】
画像処理装置20は、オペレータがマウス26によって指定した着目部分の色相H、明度L、彩度SをHLS変換回路44により求め、得られた色相Hの値HCをピーク色相HPとし、色相幅HW(0<HW<1)をパラメータとして、色相方向修正強度関数Fd(H)を、図19に示すように、(HP−HW,0)、(HP、1)、(HP+HW,0)の3点を区間内で直線補間して設定する。なお、色相方向修正強度関数Fd(H)は、図9に示す他の色相方向修正強度関数と同様に、0<H<6の範囲で循環的に定義される関数である。そのため、HP−HW<0の場合、あるいは、HP+HW>6の場合には、例えば、色相方向修正強度関数Fr(H)のように、循環範囲に対応させて色相方向修正強度関数Fd(H)を設定する。
【0064】
なお、色相方向修正強度関数Fd(H)は、図20に示すように、(HP−HW,0)、(HP−HW/2,1)、(HP+HW/2,1)、(HP+HW,0)の4点を区間内で直線補間して設定してもよい。さらに、図21に示すように、形状係数Aを用いて、
Fd(H)=A・(H−HP)2+1 …(23)
となるように設定することもできる。
【0065】
また、明度Lは、指定した着目部分(Def)の明度Lの値LCをピーク明度LPとし、明度終値Luを、
Lu=1−LC …(24)
として、明度方向修正強度関数g1d(L)を、図22に示すように、(0,0)、(LP,1)、(1,Lu)の3点を区間内で直線補間して設定する。
【0066】
さらに、彩度Sは、指定した着目部分の彩度Sの値SCをピーク彩度SPとし、彩度終値Suを、
Su=1−SC …(25)
として、彩度方向修正強度関数g2d(L)を、図23に示すように、(0,0)、(SP,1)、(1,Su)の3点を区間内で直線補間して設定する。
【0067】
明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)は、以上のようにして設定された明度方向修正強度関数g1d(L)および彩度方向修正強度関数g2d(L)から、
Gd(L,S)=g1d(L)・g2d(L) …(26)
として設定される。
【0068】
以上のようにして設定された色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)の各パラメータであるピーク色相HP、色相幅HW、ピーク明度LP、明度終値Lu、ピーク彩度SP、彩度終値Suは、図18に示すようにして表示される。オペレータは、その表示に従って色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)の形状を推定し、OKであれば「登録」のボタンを選択し、登録処理を行う。この場合、登録名を設定することができる。また、色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)は、「読出」のボタンを操作することにより、既に登録されている登録名を画面に表示させ、表示された登録名から所望の登録名を選択して各パラメータを読み出して修正することもできる。この場合には、着目部分をマウス26によって指定する作業を省くことも可能である。
【0069】
なお、着目部分を複数点指定し、あるいは、領域として指定した場合には、以下のようにして処理する。
【0070】
色相Hは、0と6とで同一色相を示す0〜6の範囲で循環する値である。そこで、指定された複数の着目点あるいは領域内の画素の色相Hの最大値および最小値を求め、その差をHAとする。一方、色相Hが3以上となるものの色相HをH−6に置き換えた後、置き換えられた色相H′の最大値および最小値を求め、その差をHBとする。次いで、HAとHBとを比較し、小さい方を与えるときの前記最大値および最小値をHmaxおよびHminとする。次に、色相HまたはH′の平均値を求める。なお、この平均値がマイナスとなるときには、その値に6を加算する。このようにして求めた色相Hの平均値をHPとする。さらに、最大値Hmaxと最小値Hminとから、
Hdif=Hmax−Hmin …(27)
とし、Hdif>2であれば、着目部分の複数の色相Hが離れ過ぎていると判定して処理を中止する。また、Hdif≦2であれば、
HW=0.5・Hdif+0.5 …(28)
とし、HW>1であれば、HW=1とし、前述したようにして色相方向修正強度関数Fd(H)を求める。
【0071】
また、明度Lの場合には、明度Lの平均値をピーク明度LPとし、また、明度Lの最大値をLmaxとして、明度終値Luを、
Lu=(Lmax−1)・LP/(1−LP)+1 …(29)
として求め、前述したようにして明度方向修正強度関数g1d(L)を求める。
【0072】
さらに、彩度Sの場合には、彩度Sの平均値をピーク彩度SPとし、また、彩度Sの最大値をSmaxとして、彩度終値Suを、
Su=(Smax−1)・SP/(1−SP)+1 …(30)
として求め、前述したようにして彩度方向修正強度関数g2d(S)を求める。
【0073】
色修正回路40においては、以上のようにして、各濃度データC、M、Y、Kに対する修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKが算出される。この場合、各修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKは、オペレータが指定した着目部分の色に対して所望の修正がなされている。
【0074】
これらの修正量ΔC、ΔM、ΔY、ΔKは、加算器66において、階調変換された濃度データC、M、Y、Kに加算された後、網%変換回路68に供給される。網%変換回路68では、修正された濃度データC、M、Y、Kが網%データに変換され、出力装置30に出力される。出力装置30では、前記網%からC、M、Y、Kの各版のフイルム原版あるいは刷版が作成される。
【0075】
なお、上記の説明では、階調修正関数γd、色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)を、それぞれ1つずつ設定することとしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、肌色と空色とのように、色域が異なる複数の着目部分についてそれぞれ関数を設定し、階調変換処理および色修正処理を行うこともできる。具体的には、図12に示すトーンカーブの設定において、複数の階調修正係数設定部(Def)を設け、それぞれに対して「変更」のボタンを選択して各階調修正関数γdを設定登録した後、(1)式に加算する処理を行うことにより、登録された各階調修正関数γdを独立に重畳して作用させることができる。同様に、図17に示すカラーコレクションにおいて、複数の色修正係数設定部(Def)を設け、それぞれに対して「変更」のボタンを選択して各色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)を設定登録した後、図8に示す加算器56に加算する処理を行うことにより、登録された各色相方向修正強度関数Fd(H)および明度・彩度方向修正強度関数Gd(L,S)を独立に重畳して作用させることができる。
【0076】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、画像の着目した部分の濃度に対して特定の階調修正関数を設定することができるので、所望の濃度に対して所望の階調変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像読取記録再生システムの外観構成を示す図である。
【図2】画像処理装置を中心とした画像処理回路の構成ブロック図である。
【図3】レンジ調整回路における設定濃度と内部濃度との変換特性の説明図である。
【図4】階調変換回路におけるハイライト濃度側での階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図5】階調変換回路における中間濃度側での階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図6】階調変換回路におけるシャドー濃度側での階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図7】階調変換回路における着目部分の濃度近傍での階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図8】色修正回路におけるC修正量算出回路の構成ブロック図である。
【図9】色相方向修正強度関数の説明図である。
【図10】明度の修正強度関数の説明図である。
【図11】彩度の修正強度関数の説明図である。
【図12】トーンカーブ設定画面の説明図である。
【図13】階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図14】階調変換特性の調整処理の説明図である。
【図15】着目部分の濃度に対する階調修正関数の設定画面の説明図である。
【図16】着目部分の濃度に対する階調変換特性を修正する階調修正関数の説明図である。
【図17】色修正画面の説明図である。
【図18】着目部分の色相、明度、彩度に対する色修正の調整処理画面の説明図である。
【図19】着目部分に対する色相方向修正強度関数の説明図である。
【図20】着目部分に対する色相方向修正強度関数の他の実施形態の説明図である。
【図21】着目部分に対する色相方向修正強度関数の他の実施形態の説明図である。
【図22】着目部分に対する明度方向修正強度関数の説明図である。
【図23】着目部分に対する彩度方向修正強度関数の説明図である。
【符号の説明】
10…入力スキャナ 20…画像処理装置
22…ディスプレイ 30…出力装置
34…レンジ調整回路 36…階調変換回路
37…信号選択回路 38…UCR回路
39…K生成回路 40…色修正回路
44…HLS変換回路 46…C修正量算出回路
48…M修正量算出回路 50…Y修正量算出回路
52…K修正量算出回路
54C、54M、54Y、54R、54G、54B、54D…単位色修正量算出回路
58…色相方向修正強度算出回路 60…明度・彩度方向修正強度算出回路
68…網%変換回路
Claims (7)
- 画像に対して階調変換処理を行う画像処理方法において、
画像の着目部分を指定するステップと、
指定された前記着目部分の濃度に対する出力濃度修正量を最大修正量とし、前記濃度の前後で前記出力濃度修正量が漸減する階調修正関数を作成するステップと、
画像の入力濃度を出力濃度に変換する予め設定されている階調変換特性を前記階調修正関数により修正するステップと、
からなり、修正された前記階調変換特性により前記画像の階調変換処理を行うことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記階調修正関数は、前記着目部分の濃度VP (0≦V P ≦1)と、前記濃度V P の前後に設定される濃度幅W(0<W<1)とから、
VL=(1−W)・VP
VU=W+(1−W)・VP
として求まる前記濃度V P の前後の濃度VL、VUと、前記濃度VL、VUに対して設定される前記出力濃度修正量IL、IUとを用いて、(0,0)、(VL,IL)、(VP,1)、(VU,IU)、(1,0)の5点を通る関数として求めることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1または2記載の方法において、
前記着目部分の濃度は、指定された複数の着目点の濃度の平均値として設定されることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項2記載の方法において、
前記着目部分の濃度VPは、指定された複数の着目点の濃度の平均値として設定され、前記濃度幅Wは、前記濃度VPの標準偏差σと、0<Wmin ≦W≦Wmax<1として設定されるパラメータWmin、Wmaxを用いて、
W=3(Wmax−Wmin)・σ/VP+Wmin
として設定されることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の方法において、
前記階調修正関数を保存し、保存した前記階調修正関数を読み出して使用することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項5記載の方法において、
読み出した前記階調修正関数が修正可能であることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の方法において、
前記着目部分の濃度は、当該着目部分を構成する3原色C、M、Yの各濃度の1次結合によって算出されることを特徴とする画像処理方法。
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