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JP4044023B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は一般的に車両の制御装置に関し、特に、空調装置を備えた車両の減速時ロックアップ作動の車速を切替可能な制御装置に関する。
一般に、自動車に搭載される空調装置はエンジンを駆動源として作動する。例えば、冷房機能を備えた空調装置は低温状態を作り出すために冷凍サイクルシステムを有している。この冷凍サイクルシステムはエンジンを駆動源として作動するコンプレッサを含んでいる。
コンプレッサがエンジンにより駆動され、冷凍サイクルシステム中を冷媒が循環することにより、車室に送られる空気が冷やされて車室内が冷やされる。ここで、エンジンとコンプレッサの間に設けられた電磁クラッチは両者の連結を切断可能とする。
空調装置を制御するための制御装置は、その時々の冷房要求度合いやエンジンの運転状態を監視し、監視結果に基づいて電磁クラッチをオン・オフすることにより、空調装置により得られる冷房の効果を制御する。
一方、エンジンの燃費向上を図るために、エンジンの減速時に燃料の供給を停止する、即ち、燃料カットを行う技術が一般的に採用されている。この種の燃料カット技術は、燃料カット実行後にエンジン回転数が所定の基準値まで低下したときに中止され、燃料供給のための通常制御へ復帰するのが一般的である。
この通常制御への復帰は、減速後のエンジンストールの発生を防止する。そして、この復帰後の回転速度をできるだけ低い値に設定することにより、燃料カットによる燃費の低減効果を高めることができる。
ところで、上記空調装置のようにエンジンによりコンプレッサを駆動するものでは、空調装置の作動中にコンプレッサに起因する負荷がエンジンに加わることになる。そのため、エンジンの減速時に燃料カットが行われ、且つコンプレッサの負荷がエンジンに加わるような場合には、コンプレッサの負荷の分だけエンジンの回転速度がより急激に低下することになり、その低下速度の慣性に起因してエンジンストールが発生しやすい傾向となる。
そこで、空調装置の作動中に燃料カットが行われる場合には、燃料カットからの復帰回転速度を空調装置の停止中のそれに比べて高い値に設定する必要がある。従って、復帰回転速度が高く設定される分だけ、燃料カットの燃費の低減効果が小さくなる。これを回避するためには、エンジンの減速時における燃料カットに合わせて空調装置の作動を適宜に制御する必要がある。
実開平2―50038号公報には、燃料カット時に空調装置の作動を停止する減速制御装置が開示されている。この減速制御装置では燃料カットと同時にコントロールユニットが電磁クラッチをオフすることにより、空調装置のコンプレッサをエンジンから切り離す。
これにより、減速時にコンプレッサの負荷がエンジンに加わらなくなり、エンジンの回転速度の低下が緩慢になる。その結果、燃料カットからの復帰回転速度をある程度低い値に設定することが可能となり、燃料カットによる燃費低減の効果を向上させることができる。
特許第3214800号公報には、エンジンの減速時に燃料カットが実行された時に空調カットを一度行い、その空調カットの後に所定期間だけ空調カットの実行を禁止するようにした空調装置の制御装置が開示されている。
この制御装置によると、減速時に燃料カットが実行された時には、エンジンに加わる空調装置の負荷が軽減される。空調カットが一度行われた後は空調カットが所定期間禁止されることから、空調装置が長期間停止されることはない。その結果、エンジンの減速時には、エンジンの燃費の悪化を防止し、併せて空調装置による空調効果を良好に維持することができる。
一方、トルクコンバータのロックアップ機構の従来の減速ロックアップ制御は、車速及び自動変速機の入力軸回転速度が所定値以上の場合に許可していた。また、空調装置のコンプレッサが作動中の場合、燃料カット許可回転数が高いため、減速ロックアップ制御を作動しても燃料カットできない場合がある。
このため、従来の減速ロックアップ制御では、コンプレッサ作動時は非作動時より高い車速及び自動変速機の入力軸回転速度の場合にのみ、減速ロックアップ制御を作動させていた。
実開平2−50038号公報 特許第3214800号公報
従来の減速ロックアップ制御では、空調装置のコンプレッサ作動時は非作動時より高い車速及び自動変速機の入力軸回転速度の場合のみ、減速ロックアップ制御を作動させていたため、空調装置を切って燃料カットをさせてもロックアップ制御が作動しないため、エンジン回転が低下しやすく、燃料カット時間が短くなってしまう。
即ち、燃料カットに入るか否か或いは燃料カットが継続するか否かはエンジンの回転速度により規制されているため、自動変速機の入力軸の回転が比較的高くても従来のように減速ロックアップ制御が作動しないと、エンジンの回転速度が下がり燃料カット時間が短くなってしまうという問題があった。
よって、本発明の目的は、減速走行時に燃料カット時間を長くすることが可能な、空調装置を具備した車両の制御装置を提供することである。
図1は本発明の原理ブロック図を示している。本発明の制御装置が対象とする車両は、エンジン2と、エンジン2に接続されたロックアップ機構6付のトルクコンバータ4と、トルクコンバータ4に接続された自動変速機8と、エンジン2により駆動される空調装置10と、ロックアップ機構6の制御装置12を備えている。
請求項1記載の車両の制御装置は、車両の減速走行時を判定する減速判定手段13と、空調装置10の作動時且つ車両の減速走行時に、第1判定条件に合致した場合ロックアップ制御装置12を作動してロックアップ機構6を締結側へロックアップ制御する第1判定手段14を含んでいる。減速判定手段13は、例えばスロットル弁がオフの時減速走行時と判定する。
車両の制御装置は更に、空調装置10の作動状態に基づいて、空調装置10を作動状態から非作動状態へ切替可能かを判断する強制非作動可能判定手段18と、強制非作動可能判定手段18により空調装置10を作動状態から非作動状態へ切替可能と判断された場合に、車両の減速走行時に第2判定条件に合致した場合ロックアップ制御装置12を作動してロックアップ機構6を締結側へロックアップ制御する第2判定手段16を含んでいる。
強制非作動可能判定手段18は、空調装置を完全にオフするだけでなく、現在空調装置に要求されている作動状態(例えば、設定温度25℃に対して空調装置が作動している状態)に対して、言い換えると該作動状態でのエンジンにかかる負荷に対して、空調装置の出力を低減すること及びそれによるエンジンにかかる負荷を低減することが可能かを判断することを含む。
請求項2記載の発明によると、強制非作動可能判定手段18により空調装置10を作動状態から非作動状態へ切替可能と判定した場合には、車両の減速走行時にエンジンへの燃料カットの実行を許可するエンジン回転数を、空調装置10作動時の回転数よりも小さい所定値に設定する。
請求項3記載の発明によると、前記空調装置の非作動時且つ車両の減速走行時に、第3判定条件に合致した場合前記ロックアップ制御装置を作動して前記ロックアップ機構を締結側へロックアップ制御する第3判定手段を更に具備し、第1、第2、第3判定手段14,16,20はそれぞれ車速とエンジン回転数から構成され、車速とエンジン回転数は、第3判定条件第2判定条件<第1判定条件の関係を満たす車両の制御装置が提供される。
請求項1記載の発明によると、強制非作動可能判定手段により空調装置を作動状態から非作動状態へ切替可能と判定した場合には、車両の減速走行時に第2判定条件に合致した場合ロックアップ機構を締結側へロックアップ制御するので、エンジン回転数を比較的高く維持することができ、燃料カット時間を長引かせて燃費向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によると、強制非作動可能判定手段により空調装置を作動状態から非作動状態へ切替可能と判定した場合には、車両の減速走行時にエンジンへの燃料カットの実行を許可するエンジン回転数を、空調装置作動時のエンジン回転数よりも小さい値に設定したので、燃料カット時間を長くすることができ、燃費向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によると、第1、第2、第3判定条件は、それぞれ車速とエンジン回転数から構成される。そして、車速とエンジン回転数の関係を、第3判定条件第2判定条件<第1判定条件の関係に設定したので、ロックアップ制御を最適に行うことができ、各ケースに応じて燃料カット時間を制御できるため、燃費向上を図ることが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図2は本発明の実施形態に係る車両に搭載された自動変速機及びその制御装置の構成を示す図であり、内燃エンジン22のクランク軸24には自動変速機26が接続されている。
自動変速機26は、クランク軸24に連結され、ポンプインペラ28a及びタービンランナ28bを有するトルクコンバータ28と、ポンプインペラ28aとタービンランナ28bと連結するためのロックアップクラッチ30と、トルクコンバータ28の出力側に連結される多段変速ギヤ機構32と、ロックアップクラッチ30及び多段変速ギヤ機構32の動作を制御する油圧制御機構34とを備えている。
油圧制御機構34は、ロックアップクラッチ30の係合/非係合を切り替えるオンオフ型のソレノイド弁(以下「Aソレノイド弁」という)34aと、Aソレノイド弁34aがオンされ、ロックアップクラッチ30が係合状態にあるときの係合圧を制御するデューティ制御型のソレノイド弁(以下「Bソレノイド弁」という)34bと、ギヤ機構32のシフト位置(ギヤ比)を制御する変速アクチュエータ34cとを含んでいる。
Aソレノイド弁34a,Bソレノイド34b及び変速アクチュエータ34cは、自動変速機制御用の電子コントロールユニット(以下「ECU」という)36に接続されており、ECU36はAソレノイド弁34a及びBソレノイド弁34bを介してロックアップクラッチ30の係合状態の制御を行うと共に、変速アクチュエータ34cを介して多段変速ギヤ機構32のシフト位置の制御を行う。
自動変速機26には、多段変速ギヤ32のシフト位置SRTDGを検出するシフト位置センサ38が設けられており、その検出信号はECU36に供給される。
エンジン22の出力は、クランク軸24からトルクコンバータ28、ギヤ機構32、差動装置40を順次経て、左右の駆動輪42,44に伝達され、これらを駆動する。また、自動変速機26の出力側には、当該車両の車速VPを検出する車速センサ46が設けられており、その検出信号はECU36に供給される。
エンジン22には、吸気管48の途中に設けられたスロットル弁50の開度θTHを検出するスロットル弁開度センサ52と、エンジン冷却水温TWを検出するエンジン水温センサ54と、エンジン回転数NEを検出するエンジン回転数センサ56が設けられており、これらのセンサの検出信号はECU36に供給される。エンジン回転数センサ56は、クランク軸24の180度回転毎に所定クランク角度位置でTDC信号パルスを出力し、ECU36に供給する。
また、スロットル弁50には例えば電動モータからなるスロットルアクチュエータ58が連結されており、このスロットルアクチュエータ58はECU36に接続されている。ECU36には、車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセル開度」という)APFZを検出するアクセル開度センサ60が接続されており、その検出信号がECU36に供給される。
ECU36はアクセル開度APFZ等に応じて、スロットル弁開度θTHを制御する。即ち、本実施形態ではアクセルペダルとスロットル弁50とは機械的に連結されておらず、アクセル開度AP及び他の運転状態に応じてスロットル弁開度θTHが制御される。
ECU36には更に、自動変速機26の動作モードを選択するための選択レバー位置を検出する選択レバー位置センサ62及びブレーキペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッチ64が接続されており、それらの検出信号はECU36に供給される。
尚、ECU36は、エンジン22に供給する燃料量(燃料噴射弁の開弁時間)及び点火時期等を制御する図示しないエンジン制御用電子コントロールユニットに接続されており、制御パラメータ情報を相互に伝達するように構成されている。
ECU36は、上述した各種センサからの入力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路と、中央処理回路(CPU)と、CPUで実行される各種演算プログラムや後述するシフトマップ及び演算結果等を記憶するROM及びRAMからなる記憶回路と、Aソレノイド弁34a、Bソレノイド弁34b及び変速アクチュエータ34cに駆動信号を出力する出力回路とを備えている。
ECU36は、各種センサの検出信号に基づいてロックアップクラッチ30の係合状態、シフト位置及びスロットル弁開度θTHの制御を行う。尚、以下にフローチャートを参照して説明する処理は、ECU36のCPUで実行されるものである。
以下、図3のフローチャートを参照して、強制空調装置(以下エアコンと略称する)オフの処理について詳細に説明する。まず、ステップ10(図面ではS10と省略する)においてスロットルがオンか否かを判断する。スロットルがオンの場合には、車両は加速走行状態であり、オフの場合には車両は減速走行状態である。
ステップ10でスロットルがオンと判断された場合には、ステップ11へ進んでエアコンが作動中か否かを判断する。エアコンが作動中の場合には、ステップ12へ進んで車速VがV1より大きいか否かを判断する。ここで、V1は例えば50〜55km/hである。
車速VがV1より大きい場合には、ステップ13へ進んで自動変速機の入力軸回転数がNM1より大きいか否かを判断する、NM1は例えば1800〜1900rpmである。ステップ13で入力軸回転数がNM1より大きいと判断された場合には、ステップ14へ進んで減速ロックアップ許可フラグを立てる。
ステップ11でエアコンが作動中でない場合には、ステップ15へ進んで車速VがV2より大きいか否かを判断する。ここで、V2は例えば35〜40km/hである。車速がV2より大きい場合には、ステップ16へ進んで自動変速機の入力軸回転数がNM2より大きいか否かを判断する。
NM2は例えば1300〜1400rpmである。ステップ16で入力軸回転数がNM2より大きいと判断された場合には、ステップ14へ進んで減速ロックアップ許可フラグを立てる。
一方、ステップ12で車速VがV1以下と判断された場合、ステップ13で入力軸回転数がNM1以下と判断された場合、ステップ15で車速VがV2以下と判断された場合、及びステップ16で入力軸回転数がNM2以下と判断された場合には、ステップ17へ進んで減速ロックアップ許可フラグに0を代入する。即ち、減速ロックアップを不許可にする。
ステップ10でスロットルがオフと判断された場合、即ち車両が減速走行状態にあると判断された場合には、ステップ18へ進んでエアコンが作動中か否かを判断する。エアコンが作動中の場合には、ステップ19へ進んでエアコンをオフにするのが可能か否かを判断する。
エアコンをオフにするのが可能な場合は、例えば以下のパラメータの組み合わせから決定される。
a)エアコンのエバポレータの温度が充分に低い。
b)車室内が運転者により要求されている温度に近い状態である。
c)外気温の状態も考慮して、数秒程度エアコンをオフにしても快適性が保てると判断可能な場合。
d)数秒程度の間、エアコンからの風に温度変化がほとんどない。
又、上記のエアコンの作動状態に応じて、エアコンをオフするだけではなく、エアコンの作動状態を弱くする、即ち出力を低減する制御を行うことができる。この場合は、上記のパラメータの判断に対して適宜に条件を設定することができ、そのパラメータの条件に対して快適性を保てる範囲でエアコンの出力の低減の度合いを予め定めることができる。
エアコンの作動状態の強弱、即ち出力の低減の度合いに応じて、減速時のロックアップ回転数及びエンジンの燃料カット回転数を変更することができる。この場合、エアコンの出力の低減の度合いが大きければ大きい程、減速時のロックアップ回転数及びエンジンの燃料カット回転数を高く設定することが好ましく、運転状態に応じて適正な制御が可能となる。
ステップ19でエアコンのオフが不能と判断された場合には、ステップ20へ進んで車速VがV3より大きいか否かを判断する。ここで、V3は例えば40〜45km/hである。
車速VがV3より大きいと判断された場合には、ステップ21へ進んでエンジン回転数NeがNe4より大きいか否かを判断する。ここで、Ne4は1500〜1600rpmである。
ステップ21でエンジン回転数NeがNe4より大きいと判断された場合には、ステップ22へ進んで減速ロックアップフラグが立っているか否かを判断する。フラグが立っていると判断された場合には、ステップ23へ進んで減速ロックアップ制御を実行する。
ステップ18でエアコンオフと判断された場合及びステップ19でエアコンをオフにするのが可能と判断された場合には、ステップ24へ進んで車速VがV4より大きいか否かを判断する。ここで、V4は例えば25〜30km/hである。
ステップ24で車速VがV4より大きいと判断された場合には、ステップ25へ進んでエンジン回転数NeがNe5より大きいか否かを判断する。ここで、Ne5は例えば1000〜1100rpmである。
ステップ25でエンジン回転数NeがNe5より大きいと判断された場合には、ステップ26へ進んで減速ロックアップフラグが立っているか否かを判断する。フラグが立っていると判断された場合には、ステップ27へ進んでエアコンが作動中か否かを判断する。
エアコンが作動中の場合には、ステップ28へ進んで強制エアコンオフフラグを立て、更に強制的にエアコンをオフにする。次いで、ステップ23へ進んで減速ロックアップ制御を実行する。ステップ27でエアコンがオフと判断された場合にも、ステップ23へ進んで減速ロックアップ制御を実行する。
一方、ステップ20、ステップ21、ステップ22、ステップ24、ステップ25、或いはステップ26が否定判断の場合には、ステップ29へ進んで減速ロックアップ制御をすることなく本処理をする。
次に図4のフローチャートを参照して、減速時の燃料カット処理について説明する。まず、ステップ40でスロットルがオフか否かを判断する。スロットルがオフと判断された場合には、ステップ41へ進んでエアコンが作動中か否かを判断する。
エアコンが作動中と判断された場合には、ステップ42へ進んで強制エアコンオフフラグが立っているか否かを判断する。強制エアコンオフフラグが立っていると判断された場合には、ステップ43へ進んでエンジン回転数NeがNe1より大きいか否かを判断する。ここで、Ne1は例えば1310〜1410rpmである。エンジン回転数NeがNe1より大きいと判断された場合には、ステップ44へ進んで燃料カットを実行する。
ステップ42で強制エアコンオフフラグが立っていないと判断された場合には、ステップ45へ進んでエンジン回転数NeがNe2より大きいか否かを判断する。ここで、Ne2は例えば1800〜1900rpmである。エンジン回転数NeがNe2より大きいと判断された場合には、ステップ44へ進んで燃料カットを実行する。
また、ステップ41でエアコンがオフと判断された場合には、ステップ46へ進んでエンジン回転数NeがNe3より大きいか否かを判断する。ここで、Ne3は1300〜1400rpmである。エンジン回転数NeがNe3より大きいと判断された場合には、ステップ44へ進んで燃料カットを実行する。
ステップ40、ステップ43、ステップ45又はステップ46が否定判断の場合には、燃料カットを実行することなく本処理を終了する。
図5は図3のフローチャートで説明した強制エアコンオフ時のタイミングチャートを示している。まず、減速ロックアップ許可フラグが立ち、スロットルオフ時に減速ロックアップ制御が開始される。即ち、ロックアップクラッチが締結側に制御される。
ロックアップクラッチが入ると、エンジンのクランクシャフトと自動変速機の入力軸が直結されるため、エンジン回転数は入力軸回転数と同一となり、時間と共に徐々に低下する。
従来は減速ロックアップ制御が作動しないため、エンジン回転数が下がり、燃料カット時間が短いという問題があった。本発明では、減速ロックアップ制御が入りロックアップクラッチが締結されるため、エンジン回転数が高めに維持され燃料カット時間が従来に比較して長くなる。
本発明の原理を示すブロック図である。 本発明に係る車両に搭載された自動変速機及びその制御装置の構成を示す図である。 強制エアコンオフ処理のフローチャートである。 減速時燃料カットのフローチャートである。 強制エアコンオフ時のタイミングチャートである。
符号の説明
22 エンジン
26 自動変速機
28 トルクコンバータ
30 ロックアップクラッチ
32 多段変速ギヤ機構
34 油圧制御機構
36 電子コントロールユニット(ECU)
46 車速センサ
48 吸気管
52 スロットル弁開度センサ
56 エンジン回転数センサ

Claims (3)

  1. エンジンに接続されたロックアップ機構付トルクコンバータのロックアップ制御装置と、該トルクコンバータに接続された自動変速機と、前記エンジンにより駆動される空調装置とを備えた車両の制御装置であって、
    車両の減速走行時を判定する減速判定手段と、
    前記空調装置の作動時且つ車両の減速走行時に、車速が第1車速より大きくエンジン回転数が第1回転数より大きい第1判定条件に合致した場合前記ロックアップ制御装置を作動して前記ロックアップ機構を締結側へロックアップ制御する第1判定手段と、
    前記空調装置の作動状態に基づいて、該空調装置を作動状態から非作動状態へ切替可能かを判断する強制非作動可能判定手段と、
    前記強制非作動可能判定手段により前記空調装置を作動状態から非作動状態へ切替可能と判定し、且つ車両の減速走行時に、車速が第2車速より大きくエンジン回転数が第2回転数より大きい第2判定条件に合致した場合、前記空調装置を非作動状態に切り替えるとともに、前記ロックアップ制御装置を作動して前記ロックアップ機構を締結側へロックアップ制御する第2判定手段とを具備し、
    第2車速<第1車速且つ第2回転数<第1回転数の関係を満たすことを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記強制非作動判定手段により前記空調装置を作動状態から非作動状態へ切替可能と判定した場合には、車両の減速走行時に前記エンジンへの燃料カットの実行を許可するエンジン回転数を、前記空調装置作動時のエンジン回転数よりも小さい所定値に設定したことを特徴とする請求項1記載の車両の制御装置。
  3. 前記空調装置の非作動時且つ車両の減速走行時に、車速が第3車速より大きくエンジン回転数が第3回転数より大きい第3判定条件に合致した場合前記ロックアップ制御装置を作動して前記ロックアップ機構を締結側へロックアップ制御する第3判定手段を更に具備し、
    第3車速=第2車速且つ第3回転数=第2回転数の関係を満すことを特徴とする請求項1又は2記載の車両の制御装置。
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