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JP4043078B2 - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

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JP4043078B2
JP4043078B2 JP24485697A JP24485697A JP4043078B2 JP 4043078 B2 JP4043078 B2 JP 4043078B2 JP 24485697 A JP24485697 A JP 24485697A JP 24485697 A JP24485697 A JP 24485697A JP 4043078 B2 JP4043078 B2 JP 4043078B2
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健一 横山
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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、感放射線性樹脂組成物に関わり、さらに詳しくは、紫外線、遠紫外線、X線あるいは荷電粒子線の如き各種放射線を使用する微細加工に好適な化学増幅型ポジ型レジストとして有用な感放射線性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来技術】
集積回路素子の製造に代表される微細加工の分野においては、集積回路のより高い集積度を得るために、リソグラフィーにおけるデザインルールの微細化が急速に進行しており、近年では、線幅0.5μm以下の高精度の微細加工を安定して行なうことができるリソグラフィープロセスの開発が強く推し進められている。
しかしながら、従来の可視光線(波長700〜400nm)や近紫外線(波長400〜300nm)を用いる方法では、このような微細パターンを高精度に形成することが困難であり、そのため、より幅広い焦点深度を達成でき、デザインルールの微細化に有効な短波長(波長300nm以下)の放射線を用いるリソグラフィープロセスが提案されている。
このような短波長の放射線を用いるリソグラフィープロセスとしては、例えば、KrFエキシマレーザー(波長248nm)やArFエキシマレーザー(波長193nm)等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線あるいは電子線等の荷電粒子線を使用する方法が提案されている。そして、これらの短波長の放射線に対応する高解像度レジストとして、インターナショナル・ビジネス・マシーン(IBM)社により「化学増幅型レジスト」が提唱され、現在この化学増幅型レジストの改良が精力的に進められている。
このような化学増幅型レジストは、それに含有させる感放射線性酸発生剤への放射線の照射(以下、「露光」という。)により酸を発生させ、この酸の触媒作用により、レジスト膜中で化学反応(例えば極性の変化、化学結合の開裂、架橋反応等)を生起させ、現像液に対する溶解性が露光部において変化する現象を利用して、パターンを形成するものである。
そして、従来の化学増幅型レジストのうち比較的良好なレジスト性能を示すものに、樹脂成分として、アルカリ可溶性樹脂中のアルカリ親和性基をケタール基で保護した樹脂(特開平7−140666号公報参照)、アセタール基で保護した樹脂(特開平2−161436号公報および特開平5−249682号公報参照)や、t−ブトキシ(αーメチル)スチレン単位、ヒドロキシ(αーメチル)スチレン単位およびt−ブチル(メタ)アクリレート単位を含む共重合体(特開平4−211258号公報参照)等を使用したレジストが知られている。
しかしながら、これらの化学増幅型レジストにはそれぞれ固有の問題があり、設計寸法0.25μm以下の微細工程への実用化に際して種々の困難を伴うことが指摘されている。
その大きな問題として、露光からポストベークまでの引き置き時間(Post Exposure Time Delay;以下、「PED」という。)により、レジストパターンの線幅が変化したり、あるいはT−型形状となることが挙げられる。また近年、デバイス構造は複雑化の一途を辿っており、それに伴いライン幅に比べてスペース幅が狭い、いわゆる狭スペース(Dark Field)の加工性能に優れたものが求められるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、各種の放射線に有効に感応し、解像度およびパターン形状が優れるとともに、特に狭スペースの加工性能に優れ、かつPEDの影響が小さく、多様な微細パターンを高精度にかつ安定して形成することができる化学増幅型ポジ型レジストとして有用な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、前記課題は、
(A)下記式(1)で表される繰返し単位、下記式(2)で表される繰返し単位および下記式(3)で表される繰返し単位を含み、式(1)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として20〜70モル%、式(2)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として10〜40モル%および式(3)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として5〜40モル%であり、式(1)で表される繰返し単位、下記式(2)で表される繰返し単位および下記式(3)で表される繰返し単位以外の繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位と式(3)で表される繰返し単位との合計を基準として30重量%以下であり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによるポリスチレン換算重量平均分子量が9,200〜17,200である共重合体、(B)感放射線性酸発生剤、並びに(C)酸拡散制御剤を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物、
【0005】
【化1】
Figure 0004043078
【0006】
(式中、R1 は水素原子またはメチル基を示す。)
【0007】
【化2】
Figure 0004043078
【0008】
(式中、R2 は水素原子またはメチル基を示す。)
【0009】
【化3】
Figure 0004043078
【0010】
(式中、R3 は水素原子またはメチル基を示し、R4 は炭素数4〜10の3級アルキル基を示す。)
によって達成される。
【0011】
以下、本発明を詳細に説明する。
(A)成分
本発明における(A)成分は、前記式(1)で表される繰返し単位(以下、「繰返し単位(1)」という)、前記式(2)で表される繰返し単位(以下、「繰返し単位(2)」という)、および前記式(3)で表される繰返し単位(以下、「繰返し単位(3)」という)を含む共重合体(以下、「(A)共重合体」という。)からなる。
(A)共重合体において、繰返し単位(1)、繰返し単位(2)および繰返し単位(3)は、それぞれ単独でまたは2種以上が存在することができる。
(A)共重合体における繰返し単位(1)の含有率は、繰返し単位(1)〜(3)の合計を基準にして、20〜70モル%、好ましくは30〜70モル%、さらに好ましくは40〜70モル%である。この場合、繰返し単位(1)の含有率が20モル%未満では、レジストとしての感度が低下する傾向があり、一方70モル%を超えると、パターン形状が損なわれる傾向がある。
また、繰返し単位(2)の含有率は、繰返し単位(1)〜(3)の合計を基準にして、10〜40モル%、好ましくは10〜35モル%である。この場合、繰返し単位(2)の含有率が10モル%未満では、レジストとしての解像度が低下する傾向があり、一方35モル%を超えると、ドライエッチング耐性が低下する傾向がある。
さらに、繰返し単位(3)の含有率は、繰返し単位(1)〜(3)の合計を基準にして、5〜40モル%、好ましくは5〜30モル%である。この場合、繰返し単位(3)の含有率が5モル%未満では、レジストとしてのパターンの疎密依存性が損なわれる傾向があり、一方40モル%を超えると、環境耐性が低下する傾向がある。
【0012】
(A)共重合体において、繰返し単位(3)のR4 の炭素数4〜10の3級アルキル基としては、例えば、t−ブチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルブチル基、1,1−ジメチルペンチル基、1,1−ジメチルヘキシル基、1,1−ジメチルヘプチル基、1,1−ジメチルオクチル基、1−メチル−1−エチルプロピル基、1−メチル−1−エチルブチル基、1−メチル−1−エチルペンチル基、1−メチル−1−エチルヘキシル基、1−メチル−1−エチルヘプチル基等を挙げることができる。
【0013】
(A)共重合体において、繰返し単位(1)を与える単量体としては、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ヒドロキシ−α−メチルスチレンを挙げることができる。
また、繰返し単位(2)を与える単量体としては、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレートを挙げることができる。
また、繰返し単位(3)を与える単量体としては、p−t−ブトキシスチレン、p−1,1−ジメチルプロポキシスチレン、p−1,1−ジメチルブトキシスチレン、p−1,1−ジメチルペンチルオキシスチレン、1,1−ジメチルヘキシルオキシスチレン、p−1,1−ジメチルヘプチルオキシスチレン、p−1,1−ジメチルオクチルオキシスチレン、
p−t−ブトキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルプロポキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルブトキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルペンチルオキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルヘキシルオキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルヘプチルオキシ−α−メチルスチレン、p−1,1−ジメチルオクチルオキシ−α−メチルスチレン等を挙げることができる。
【0014】
(A)共重合体は、場合により、前記繰返し単位(1)〜(3)以外の繰返し単位(以下、「他の繰返し単位」という。)を含むこともできる。
他の繰返し単位を与える単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−メトキシスチレン、m−メトキシスチレン、p−メトキシスチレン等のスチレン類;(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、メチル無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸類またはそれらの酸無水物類;前記不飽和カルボン酸のメチルエステル、エチルエステル、n−プロピルエステル、i−プロピルエステル、n−ブチルエステル、i−ブチルエステル、sec−ブチルエステル、n−アミルエステル、2−ヒドロキシエチルエステル、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピルエステル、ベンジルエステル等のエステル類;(メタ)アクリロニトリル、マレインニトリル、フマロニトリル、メサコンニトリル、シトラコンニトリル、イタコンニトリル等の不飽和ニトリル類;(メタ)アクリルアミド、クロトンアミド、マレインアミド、フマルアミド、メサコンアミド、シトラコンアミド、イタコンアミド等の不飽和アミド類;マレイミド、N−フェニルマレイミド等の不飽和イミド類;(メタ)アリルアルコール等の不飽和アルコール類や、ビニルアニリン類、ビニルピリジン類、N−ビニル−ε−カプロラクタム、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルカルバゾール等の他のビニル化合物を挙げることができる。これらの単量体は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
他の繰返し単位の含有率は、繰返し単位(1)と繰返し単位(3)との合計を基準として、30重量%以下である
【0015】
(A)共重合体は、例えば、次の方法により製造することができる。
(イ)ヒドロキシ(α−メチル)スチレン類を、t−ブチル(メタ)アクリレートおよび繰返し単位(3)に対応する単量体と共に共重合する方法。
(ロ)アセトキシ(α−メチル)スチレン類を、t−ブチル(メタ)アクリレートおよび繰返し単位(3)に対応する単量体と共に共重合したのち、塩基性触媒を用いて、共重合体中のアセトキシ基を加水分解および/または加溶媒分解する方法。
前記(イ)および(ロ)の方法における共重合は、例えば、ラジカル重合開始剤等を適宜に選定し、塊状重合、溶液重合、沈澱重合、乳化重合、懸濁重合、塊状−懸濁重合等の適宜の方法により実施することができる。
(A)共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」という)によるポリスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」という)は、9,200〜17,200である。
また、(A)共重合体のMwとGPCによるポリスチレン換算数平均分子量(以下、「Mn」という)との比(Mw/Mn)は、通常、1.0〜5.0、好ましくは1.0〜3.0である。
本発明において、(A)共重合体は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
また、(A)共重合体は、必要に応じて、基板に塗布した際の塗膜の均一性を損なわない、(A)共重合体との相溶性の良い樹脂や低分子化合物とブレンドして用いることもできる。この場合、ブレンドする樹脂や低分子化合物の合計使用量は、(A)共重合体100重量部に対して、30重量部以下であることが好ましい。
【0016】
(B)成分
本発明における(B)成分は、露光により酸を発生する感放射線性酸発生剤(以下、「酸発生剤」という。)からなる。
本発明において用いられる酸発生剤としては、オニウム塩、スルホン化合物、スルホン酸エステル化合物、スルホンイミド化合物、ジアゾメタン化合物、ジスルフォニルメタン化合物等を挙げることができる。
これらの酸発生剤の例を以下に示す。
オニウム塩:
オニウム塩としては、例えば、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、ジアゾニウム塩、アンモニウム塩、ピリジニウム塩等を挙げることができる。
オニウム塩化合物の具体例としては、
ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムピレンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムドデシルベンゼンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムp−トルエンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムベンゼンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム10−カンファースルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムオクタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム2−トリフルオロメチルベンゼンスルホネート、
ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムピレンスルホネート、ジフェニルヨードニウムドデシルベンゼンスルホネート、ジフェニルヨードニウムp−トルエンスルホネート、ジフェニルヨードニウムベンゼンスルホネート、ジフェニルヨードニウム10−カンファースルホネート、ジフェニルヨードニウムオクタンスルホネート、ジフェニルヨードニウム2−トリフルオロメチルベンゼンスルホネート、
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムピレンスルホネート、トリフェニルスルホニウムドデシルベンゼンスルホネート、トリフェニルスルホニウムp−トルエンスルホネート、トリフェニルスルホニウムベンゼンスルホネート、トリフェニルスルホニウム10−カンファースルホネート、トリフェニルスルホニウムオクタンスルホネート、トリフェニルスルホニウム2−トリフルオロメチルベンゼンスルホネート、
4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムピレンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムドデシルベンゼンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムp−トルエンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムベンゼンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウム10−カンファースルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウムオクタンスルホネート、4−t−ブチルフェニル・ジフェニルスルホニウム2−トリフルオロメチルベンゼンスルホネート、
4−t−ブトキシフェニル・ジフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、4−ヒドロキシフェニル・ベンジル・メチルスルホニウムp−トルエンスルホネート
等を挙げることができる。
【0017】
スルホン化合物:
スルホン化合物としては、例えば、β−ケトスルホン、β−スルホニルスルホンや、これらのα−ジアゾ化合物等を挙げることができる。
スルホン化合物の具体例としては、フェナシルフェニルスルホン、メシチルフェナシルスルホン、ビス(フェニルスルホニル)メタン、4−トリスフェナシルスルホン等を挙げることができる。
スルホン酸エステル化合物:
スルホン酸エステル化合物としては、例えば、アルキルスルホン酸エステル、ハロアルキルスルホン酸エステル、アリールスルホン酸エステル、イミノスルホネート等を挙げることができる。
スルホン酸エステル化合物の具体例としては、ベンゾイントシレート、ピロガロールトリストリフルオロメタンスルホネート、ピロガロールトリスノナフルオロブタンスルホネート、ピロガロールメタンスルホン酸トリエステル、ニトロベンジル−9,10−ジエトキシアントラセン−2−スルホネート、α−メチロールベンゾイントシレート、α−メチロールベンゾインオクタンスルホネート、α−メチロールベンゾイントリフルオロメタンスルホネート、α−メチロールベンゾインドデシルスルホネート等を挙げることができる。
スルホンイミド化合物:
スルホンイミド化合物としては、例えば、下記式(4)
【0018】
【化4】
Figure 0004043078
【0019】
(式中、Xはアルキレン基、アリーレン基、アルコキシレン基等の2価の基を示し、R5 はアルキル基、アリール基、ハロゲン置換アルキル基、ハロゲン置換アリール基等の1価の基を示す。)
で表される化合物を挙げることができる。
スルホンイミド化合物の具体例としては、
N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2ートリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)フタルイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(p−トルエンスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(p−トルエンスルホニルオキシ)ナフチルイミド
等を挙げることができる。
ジアゾメタン化合物:
ジアゾメタン化合物としては、例えば、下記式(5)
【0020】
【化5】
Figure 0004043078
【0021】
(式中、R6 およびR7 は、互いに同一でも異なってもよく、アルキル基、アリール基、ハロゲン置換アルキル基、ハロゲン置換アリール基等の1価の基を示す。)
で表される化合物を挙げることができる。
ジアゾメタン化合物の具体例としては、ビス(トリフルオロメチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(フェニルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p−トルエンスルホニル)ジアゾメタン、メチルスルホニル−p−トルエンスルホニルジアゾメタン、1−シクロヘキシルスルホニル−1−(1,1−ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(1,1−ジメチルエチルスルホニル)ジアゾメタン等を挙げることができる。
ジスルフォニルメタン化合物:
ジスルフォニルメタン化合物としては、例えば、下記式(6)
【0022】
【化6】
Figure 0004043078
【0023】
〔式中、R8 およびR9 は、相互に同一でも異なってもよく、直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基またはヘテロ原子を有する1価の他の有機基を示し、YおよびZは、相互に同一でも異なってもよく、アリール基、水素原子、直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはヘテロ原子を有する1価の他の有機基を示し、かつYおよびZの少なくとも一方がアリール基であるか、あるいはYとZが相互に連結して少なくとも1個の不飽和結合を有する単環または多環を形成しているか、あるいはYとZが相互に連結して式
【0024】
【化7】
Figure 0004043078
【0025】
(但し、Y’およびZ’は相互に同一でも異なってもよく、かつ複数存在する
Y’およびZ’はそれぞれ同一でも異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示すか、あるいはY’とZ’が相互に連結して炭素単環構造を形成しており、nは2〜10の整数である。)で表される基を形成している。〕
ジスルフォニルメタン化合物の好ましい具体例としては、下記式(7)〜式(14)で表される化合物等を挙げることができる。
【0026】
【化8】
Figure 0004043078
【0027】
【化9】
Figure 0004043078
【0028】
【化10】
Figure 0004043078
【0029】
【化11】
Figure 0004043078
【0030】
【化12】
Figure 0004043078
【0031】
【化13】
Figure 0004043078
【0032】
【化14】
Figure 0004043078
【0033】
【化15】
Figure 0004043078
【0034】
これらの酸発生剤のうち、常圧下での沸点が165℃以上である酸を発生する化合物が好ましく、特に、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムドデシルベンゼンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムp−トルエンスルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウム10ーカンファースルホネート、ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムオクタンスルホネート、
ジフェニルヨードニウムp−トルエンスルホネート、ジフェニルヨードニウムベンゼンスルホネート、ジフェニルヨードニウム10−カンファースルホネート、ジフェニルヨードニウムオクタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、ジフェニルヨードニウムドデシルベンゼンスルホネート、
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、トリフェニルスルホニウム10−カンファースルホネート、トリフェニルスルホニウムナフタレンスルホネート、
4−t−ブトキシフェニル・ジフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、4−ヒドロキシフェニル・ベンジル・メチルスルホニウムp−トルエンスルホネート、
N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)フタルイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)ナフチルイミド、
N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)フタルイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ジフェニルマレイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ナフチルイミド
等が好ましい。
本発明において、酸発生剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
酸発生剤の使用量は、(A)共重合体100重量部当り、通常、0.5〜20重量部、好ましくは1〜10重量部である。
【0035】
(C)成分
本発明における(C)成分は、露光により酸発生剤から生じた酸のレジスト被膜中における拡散現象を制御し、非露光領域での好ましくない化学反応を抑制する作用を有する酸拡散制御剤からなる。
このような酸拡散制御剤を使用することにより、組成物の貯蔵安定性が向上し、またレジストとして解像度がさらに向上するとともに、PEDの変動によるレジストパターンの線幅変化を著しく抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れたものとなる。
酸拡散制御剤としては、レジストパターンの形成工程中の露光や加熱処理により塩基性が変化しない含窒素有機化合物が好ましい。
このような含窒素有機化合物としては、例えば、下記式(15)
【0036】
【化16】
Figure 0004043078
【0037】
(式中、R10、R11およびR12は、相互に同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜15のアルキル基、炭素数6〜15のアリール基または炭素数7〜15のアラルキル基を示す。)
で表される化合物(以下、「含窒素化合物(I)」という。)、同一分子内に窒素原子を2個有するジアミノ化合物(以下、「含窒素化合物(II)」という。)、窒素原子を3個以上有するジアミノ重合体(以下、「含窒素化合物(III)」という。)、アミド基含有化合物、ウレア化合物、含窒素複素環化合物等を挙げることができる。
【0038】
含窒素化合物(I)としては、例えば、n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン等のモノアルキルアミン類;ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−ペンチルアミン、ジ−n−ヘキシルアミン、ジ−n−ヘプチルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジ−n−ノニルアミン、ジ−n−デシルアミン等のジアルキルアミン類;トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−n−ペンチルアミン、トリ−n−ヘキシルアミン、トリ−n−ヘプチルアミン、トリ−n−オクチルアミン、トリ−n−ノニルアミン、トリ−n−デシルアミン、トリ−n−ドデシルアミン等のトリアルキルアミン類;アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、2−メチルアニリン、3−メチルアニリン、4−メチルアニリン、4−ニトロアニリン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン、1−ナフチルアミン等の芳香族アミン類等を挙げることができる。
含窒素化合物(II)としては、例えば、エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、2,2’−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2−(3−アミノフェニル)−2−(4−アミノフェニル)プロパン、2−(4−アミノフェニル)−2−(3−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(4−アミノフェニル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,4−ビス[1−(4−アミノフェニル)−1−メチルエチル]ベンゼン、1,3−ビス[1−(4−アミノフェニル)−1−メチルエチル]ベンゼン等を挙げることができる。
含窒素化合物(III)としては、例えば、ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、ジメチルアミノエチルアクリルアミドの重合体等を挙げることができる。
【0039】
前記アミド基含有化合物としては、例えば、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、プロピオンアミド、ベンズアミド、ピロリドン、N−メチルピロリドン等を挙げることができる。
前記ウレア化合物としては、例えば、尿素、メチルウレア、1,1−ジメチルウレア、1,3−ジメチルウレア、1,1,3,3−テトラメチルウレア、1,3−ジフェニルウレア、トリブチルチオウレア等を挙げることができる。
前記含窒素複素環化合物としては、例えば、イミダゾール、ベンズイミダゾール、4−メチルイミダゾール、4−メチル−2−フェニルイミダゾール等のイミダゾール類;ピリジン、2−メチルピリジン、4−メチルピリジン、2−エチルピリジン、4−エチルピリジン、2−フェニルピリジン、4−フェニルピリジン、N−メチル−4−フェニルピリジン、ニコチン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、キノリン、8−オキシキノリン、アクリジン等のピリジン類のほか、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、キノザリン、プリン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、4−メチルモルホリン、ピペラジン、1,4−ジメチルピペラジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン等を挙げることができる。
【0040】
これらの含窒素有機化合物のうち、含窒素化合物(I)、含窒素複素環化合物等が好ましい。また、含窒素化合物(I)の中では、トリアルキルアミン類が特に好ましく、含窒素複素環化合物の中では、ピリジン類が特に好ましい。
本発明において、酸拡散制御剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
酸拡散制御剤の使用量は、(A)共重合体100重量部当り、通常、0.001〜15重量部、好ましくは0.001〜10重量部、さらに好ましくは0.005〜5重量部である。この場合、酸拡散制御剤の使用量が0.001重量部未満では、特にレジストとしての解像度およびPED安定性が低下する傾向があり、一方15重量部を超えると、レジストとしての感度や露光部の現像性が低下する傾向がある。
【0041】
他の添加剤
本発明の感放射線性樹脂組成物には、組成物の塗布性やストリエーション、レジストとしての現像性等を改良する作用を示す界面活性剤を配合することができる。
このような界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等を挙げることができ、また市販品としては、例えば、エフトップEF301、EF303,EF352(トーケムプロダクツ社製)、メガファックス F171、F173(大日本インキ化学工業(株)製)、フロラードFC430、FC431(住友スリーエム(株)製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、SC101、SC102、SC103、SC104、SC105、SC106(旭硝子(株)製)、KP341(信越化学工業(株)製)、ポリフローNo.75、No.95(共栄社化学(株)製)等を挙げることができる。
界面活性剤の配合量は、(A)共重合体100重量部当り、通常、2重量部以下である。
また、本発明の感放射線性樹脂組成物には、放射線のエネルギーを吸収して、そのエネルギーを酸発生剤に伝達し、それにより酸の生成量を増加させる作用を示し、レジストの見掛けの感度を向上させる効果を有する増感剤を配合することができる。
好ましい増感剤の例としては、ベンゾフェノン類、ローズベンガル類、アントラセン類等を挙げることができる。
増感剤の配合量は、(A)共重合体100重量部当り、通常、50重量部以下である。
また、染料および/または顔料を配合することにより、露光部の潜像を可視化させて、露光時のハレーションの影響を緩和でき、接着助剤を配合することにより、基板との接着性をさらに改善することができる。
さらに、他の添加剤として、4−ヒドロキシ−4'−メチルカルコン等のハレーション防止剤、形状改良剤、保存安定剤、消泡剤等を配合することもできる。
【0042】
溶剤
本発明の感放射線性樹脂組成物は、その使用に際して、全固形分の濃度が、例えば5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%になるように、溶剤に均一に溶解したのち、例えば孔径0.2μm程度のフィルターでろ過することにより、組成物溶液として調製される。
前記組成物溶液の調製に使用される溶剤としては、例えば、
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート等のエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル等のプロピレングリコールモノアルキルエーテル類;
プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールジ−n−ブチルエーテル等のプロピレングリコールジアルキルエーテル類;
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;
乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸n−プロピル、乳酸i−プロピル等の乳酸エステル類;ぎ酸n−アミル、ぎ酸i−アミル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、酢酸n−アミル、酢酸i−アミル、プロピオン酸i−プロピル、プロピオン酸n−ブチル、プロピオン酸i−ブチル等の脂肪族カルボン酸エステル類;
ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチル酪酸メチル、メトキシ酢酸エチル、エトキシ酢酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、3−メチル−3−メトキシブチルブチレート、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等の他のエステル類;
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;
メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルブチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン等のケトン類;
N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類;
γ−ブチロラクン等のラクトン類
等を挙げることができる。
これらの溶剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
【0043】
レジストパターンの形成
本発明の感放射線性樹脂組成物からレジストパターンを形成する際には、前述したようにして調製された組成物溶液を、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によって、例えば、シリコンウェハー、アルミニウムで被覆されたウェハー等の基板上に塗布することにより、レジスト被膜を形成し、場合により予め70℃〜160℃程度の温度で加熱処理(以下、「プレベーク」という。)を行ったのち、所定のマスクパターンを介して露光する。その際に使用される放射線としては、酸発生剤の種類に応じて、例えば、i線(波長365nm)等の紫外線、ArFエキシマレーザー(波長193nm)やKrFエキシマレーザー(波長248nm)等の遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線を適宜選択して使用する。また、露光量等の露光条件は、感放射線性樹脂組成物の配合組成、各添加剤の種類等に応じて、適宜選定される。
本発明においては、解像度、現像性およびパターン形状が優れ、特にパターンの裾引きの問題が無く、PED安定性に優れた、高精度の微細パターンを安定して形成するために、露光後に、130〜160℃の温度で30秒以上加熱処理(以下、「露光後ベーク」という。)を行なうことが好ましい。この場合、露光後ベークの温度が130℃未満では、PED安定性の改善効果が低下する傾向があり、またレジスト膜厚など条件次第では、例えばSiN基板、SiO2 膜にほう素、燐等をイオン注入したBPSG基板等の上にレジストパターンを形成する際に、パターンの裾引きを生じやすく、実デバイスの製造に適さなくなるおそれがある。
次いで、露光されたレジスト被膜をアルカリ現像液を用い、通常、10〜50℃、30〜200秒の条件でアルカリ現像することにより、所定のレジストパターンを形成する。
前記アルカリ現像液としては、例えば、アルカリ金属水酸化物、アンモニア水、モノ−、ジ−あるいはトリ−アルキルアミン類、モノ−、ジ−あるいはトリ−アルカノールアミン類、複素環式アミン類、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド類、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物を、通常、1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の濃度となるように溶解したアルカリ性水溶液が使用される。
また、前記アルカリ性水溶液からなる現像液には、例えばメタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤や界面活性剤を適宜添加することもできる。
このようにアルカリ性水溶液からなる現像液を使用する場合には、一般に現像後、水洗する。
なお、レジストパターンの形成に際しては、環境雰囲気中に含まれる塩基性不純物等の影響を防止するため、レジスト被膜上に保護膜を設けることもできる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形態をさらに具体的に説明する。但し、本発明はこれらの実施例に何ら制約されるものではない。
ここで、MwとMnの測定および各レジストの評価は、下記の要領で行った。
MwおよびMn
東ソー(株)製GPCカラム(G2000HXL 2本、G3000HXL 1本、G4000HXL 1本)を用い、流量1.0ミリリットル/分、溶出溶媒テトラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするGPCにより測定した。
解像度(1L1S)
設計線幅0.26μmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)を1対1の線幅に形成する露光量を最適露光量とし、この最適露光量で露光したときに解像されるライン・アンド・スペースパターン(1L1S)の最小寸法(μm)を、解像度(1L1S)とした。
解像度(5L1S)
スペースの設計線幅0.26μmの狭スペースパターン(5L1S)を形成する際、最適露光量で露光したときに解像されるスペースの最小寸法(μm)を、狭スペースパターンの解像度(5L1S)とした。
PED安定性
露光直後に露光後ベークを行って現像した場合の最適露光量と同じ露光量の放射線で露光したレジストを、雰囲気中のアンモニア濃度を5ppbに制御したチャンバー内で2時間引き置いたのちに、露光後ベークを行って、設計線幅0.26μmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)を形成したとき、パターン上部の線幅をLtop として
0.85×0.26<Ltop <1.1×0.26の場合を“良好”、
Ltop ≦0.85×0.26のの場合を“細り不良”、
Ltop ≧1.1×0.26の場合を“太り不良”
とし、また設計線幅0.26μmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)を形成できないとき、“パターン分離せず”として評価した。
【0045】
(A)共重合体の合成
合成例1
p−アセトキシスチレン100g、p−t−ブトキシスチレン18g、t−ブチルアクリレート35gおよびアゾビスイソブチロニトリル7gを、ジオキサン150gに溶解したのち、窒素雰囲気下、反応温度を60℃に保持して、16時間重合した。重合後、反応溶液を大量のヘキサン中に滴下して樹脂を凝固精製し、凝固した樹脂をジオキサン150gに再溶解したのち、トリエチルアミン80g、メタノール100gおよび水15gを添加して、沸点還流下で24時間加水分解反応を行った。反応後、溶媒および触媒を60℃で減圧留去し、得られた樹脂をアセトンに溶解したのち、大量の水中に滴下して凝固させた。その後、生成した白色粉末をろ過して、減圧下50℃で一晩乾燥した。
この樹脂は、Mwが17,200、Mw/Mnが1.7であり、13C−NMR分析の結果、p−ヒドロキシスチレンとp−t−ブトキシスチレンとt−ブチルアクリレートとの共重合モル比が、61:29:10であった。この樹脂を、共重合体(A−1)とする。
【0046】
合成例2
m−ヒドロキシスチレン84g、t−ブチルメタクリレート14gおよびp−t−ブトキシスチレン35gを、ジオキサン150gに溶解したのち、窒素ガスで30分間バブリングを行った。次いで、この溶液に、アゾビスイソブチロニトリル8.2gを加え、窒素雰囲気下、反応温度を70℃に保持して、24時間重合した。重合後、反応溶液を大量のヘキサンに滴下して樹脂を凝固させ、ろ過したのち、減圧下50℃で一晩乾燥した。
この樹脂は、Mwが9,200、Mw/Mnが1.8であり、13C−NMR分析の結果、m−ヒドロキシスチレンとt−ブチルメタクリレートとp−tーブトキシスチレンとの共重合モル比が、70:10:20であった。この樹脂を、共重合体(A−2)とする。
【0047】
比較合成例1
ポリ(p−ヒドロキシスチレン)12gおよびトリエチルアミン5gを、ジオキサン50gに溶解した溶液に、攪拌下で、ジ−t−ブチルカーボネート7.0gを添加し、室温でさらに6時間攪拌したのち、しゅう酸を添加してトリエチルアミンを中和した。次いで、反応溶液を大量の水中に滴下して樹脂を凝固させ、凝固した樹脂を純水で数回洗浄して、ろ過したのち、減圧下50℃で一晩乾燥した。
この樹脂は、Mwが9,200、Mw/Mnが2.8であり、13C−NMR分析の結果、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)中のフェノール性水酸基の水素原子の30%がt−ブトキシカルボニル基で置換された構造を有するものであった。この樹脂を、共重合体(aー1)とする。
【0048】
実施例1〜7および比較例1〜3
表1(但し、部は重量に基づく)に示す各成分を混合して均一溶液としたのち、孔径0.2μmのメンブランフィルターでろ過して、組成物溶液を調製した。
その後、各組成物溶液をシリコンウェハー上にスピンコートしたのち、表2に示す条件でプレベークを行って、膜厚0.7μmのレジスト被膜を形成した。
次いで、表2に示す条件で露光、露光後ベークを行ったのち、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用い、23℃で1分間、パドル法により現像し、純水で水洗し、乾燥して、レジストパターンを形成した。
なお、PED安定性を評価するために、各レジストを同一条件で塗布、プレベーク、露光したウエハーを2枚ずつ用意し、1枚は露光後直ちに露光後ベークを行い、もう1枚は雰囲気中のアンモニア濃度を5ppbに制御したチャンバー内で2時間引き置いたのちに、露光後ベークを行った。
各レジストの評価結果を、表3に示す。
【0049】
【表1】
Figure 0004043078
【0050】
【表2】
Figure 0004043078
【0051】
【表3】
【0052】
ここで、各実施例および比較例における酸発生剤、酸拡散制御剤、添加剤および溶剤は、下記のとおりである。
酸発生剤
B−1:ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、
B−2:ビス(4−t−ブチルフェニル)ヨードニウムp−トルエンスルホネート、
B−3:ジフェニルヨードニウム10−カンファースルホネート、
B−4:トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート、
B−5:4−t−ブトキシフェニル・ジフェニルスルホニウム10−カンファースルホネート、
B−6:N−(10−カンファースルホニルオキシ)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−5,6−オキシ−2,3−ジカルボキシイミド、
酸拡散制御剤
C−1:トリn−ヘキシルアミン
添加剤
D−1:2,2−ビス(4−t−ブトキシフェニル)プロパン
溶剤
EL :乳酸エチル
EEP :3−エトキシプロピオン酸エチル
PGMEA:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
【0053】
【発明の効果】
本発明の感放射線性樹脂組成物は、解像度およびパターン形状が優れるとともに、特に狭スペースの加工性能に優れ、かつPEDの影響が小さく、多様な微細パターンを高精度にかつ安定して形成することができる。しかも、本発明の感放射線性樹脂組成物は、紫外線、遠紫外線、X線あるいは電子線の如き各種放射線に有効に感応するものである。したがって、本発明の感放射線性樹脂組成物は、化学増幅型ポジ型レジストとして、今後さらに微細化が進行すると予想される半導体デバイスの製造に極めて好適に使用することができる。
【表3 】
Figure 0004043078

Claims (1)

  1. (A)下記式(1)で表される繰返し単位、下記式(2)で表される繰返し単位および下記式(3)で表される繰返し単位を含み、式(1)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として20〜70モル%、式(2)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として10〜40モル%および式(3)で表される繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位の合計を基準として5〜40モル%であり、式(1)で表される繰返し単位、式(2)で表される繰返し単位および式(3)で表される繰返し単位以外の繰返し単位の含有率が式(1)で表される繰返し単位と式(3)で表される繰返し単位との合計を基準として30重量%以下であり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによるポリスチレン換算重量平均分子量が9,200〜17,200である共重合体、(B)感放射線性酸発生剤、並びに(C)酸拡散制御剤を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
    Figure 0004043078
    (式中、R1 は水素原子またはメチル基を示す。)
    Figure 0004043078
    (式中、R2 は水素原子またはメチル基を示す。)
    Figure 0004043078
    (式中、R3 は水素原子またはメチル基を示し、R4 は炭素数4〜10の3級アルキル基を示す。)
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