[go: up one dir, main page]

JP4032362B2 - チャイルドシート固定構造 - Google Patents

チャイルドシート固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4032362B2
JP4032362B2 JP2006299106A JP2006299106A JP4032362B2 JP 4032362 B2 JP4032362 B2 JP 4032362B2 JP 2006299106 A JP2006299106 A JP 2006299106A JP 2006299106 A JP2006299106 A JP 2006299106A JP 4032362 B2 JP4032362 B2 JP 4032362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
child seat
anchorage
fixing structure
child
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006299106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007055599A (ja
Inventor
憲一 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2006299106A priority Critical patent/JP4032362B2/ja
Publication of JP2007055599A publication Critical patent/JP2007055599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4032362B2 publication Critical patent/JP4032362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、例えば自動車等の車体構造であって、チャイルドシートを車体に固定するためのチャイルドシート固定構造に関するものである。
チャイルドシートの自動車内への固定について、従来から種々のものが提案されている。例えば、成人用のシートベルトを用いて助手席や後部座席に固定する方法や、成人用シートベルトで固定するのに加え、チャイルドシート支持ベルトをフロアに予め取付けた固定具により固定する方法(実開昭58−85537号)があるが、かかるベルト方式は、座席に確実に固定させるのに時間がかかり、ある程度の慣れが必要である。しかも、後者の場合には、チャイルドシートを固定する座席ごとに固定具を組付ける必要があり、それだけ工数がかかってしまう。
このほかの方法として、取付方法の簡易さ及び確実性等の理由から、例えば座席内部の構造部材に受け部材を設け、この受け部材にチャイルドシートのロック装置を係止させる方法が、特開平7−323770号、特開平9−164869号又は特開平6−344817号等により提案されているものの、座席自体にチャイルドシートを保持するだけの充分な強度を確保しておかなければならないという問題があり、しかも、座席内部の構造部材に受け部材等を設ける必要性から、座席内部のスペースの確保や構造部材の複雑化、座席重量の増加等の問題もある。
実開昭58−85537号公報 特開平7−323770号公報 特開平9−164869号公報 特開平6−344817号公報
そのほか、図9に示すように、リンフォースなどにより強度を高くしたフロア101に受け部材102を必要な数だけ予め設けておき、シート103を構成するシートバック104の下部とシートクッション105の後部との間からチャイルドシート106のロック装置107を差込んで、ロック装置107を各受け部材102に固定する方法が考えられる。
しかし、図10に示すように、座面の高い座席や折畳み式の座席構造など、フロア101面が座面から離れている場合があり、このような場合には、複数用いる受け部材108を大型にせざるを得ず、荷物積載等の邪魔になるおそれがあることから、装備が困難であった。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、異なるシート形状にも容易に対応可能なチャイルドシート固定構造を提供することを目的とする。
本発明に係るチャイルドシート固定構造は、かかる課題を解決するためになされたものであり、ラゲッジスペースを有し、助手席と後部座席が車両用座席として配設され、チャイルドシートの車両後方側に突出するロック装置が上記座席のシートバックの下部とシートクッションの後部との間に差し込まれて固定されるタイプとして、上記チャイルドシートが上記座席に載置されたときに所定の位置で固定される車両におけるチャイルドシート固定構造において、該チャイルドシート固定構造は、フロア上にアンカレッジが配置され、該アンカレッジに設けられたストライカに上記ロック装置を固定させることにより上記チャイルドシートが上記座席に固定される構造であって、上記アンカレッジが車幅方向に延びるとともに、後部座席の車両後方側にてラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分の前端部に上記アンカレッジが配設され、上記チャイルドシートが、上記ラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分より高い位置の上記後部座席のシートクッション上に車両後方に向けて傾斜させた状態で載置されて上記アンカレッジに固定されている。
本発明において、上記アンカレッジは、上記フロアに着脱自在に取付けられていることが好適である。
また、本発明において、上記アンカレッジには4個の上記ストライカが設けられ、これら4個のうち2個を1組として利用することで、上記後部座席において右座席側でも左座席側でも上記チャイルドシートが固定できるように構成することが好適である。
さらに、本発明において、上記後部座席は、折畳み式のシートであることが好適である。
本発明に係るチャイルドシート固定構造は、ラゲッジスペースを有し、助手席と後部座席が車両用座席として配設され、チャイルドシートの車両後方側に突出するロック装置が上記座席のシートバックの下部とシートクッションの後部との間に差し込まれて固定されるタイプとして、上記チャイルドシートが上記座席に載置されたときに所定の位置で固定される車両におけるチャイルドシート固定構造において、該チャイルドシート固定構造は、フロア上にアンカレッジが配置され、該アンカレッジに設けられたストライカに上記ロック装置を固定させることにより上記チャイルドシートが上記座席に固定される構造であって、上記アンカレッジが車幅方向に延びるとともに、後部座席の車両後方側にてラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分の前端部に上記アンカレッジが配設され、上記チャイルドシートが、上記ラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分より高い位置の上記後部座席のシートクッション上に車両後方に向けて傾斜させた状態で載置されて上記アンカレッジに固定されているので、チャイルドシート固定構造の外観性を向上させることができるとともに、車両の座席が異なるシート形状であっても、シート形状に対応したアンカレッジを設けることにより、フロアの構造を大きく変えないでチャイルドシートを座席に固定することができ、汎用性を持たせることができる。
本発明において、上記アンカレッジが、上記フロアに着脱自在に取付けられていると、チャイルドシートを使わない場面で、より大きな積載スペースが車内に必要なときにも対応することができる。
また、本発明において、上記アンカレッジには4個の上記ストライカが設けられ、これら4個のうち2個を1組として利用することで、上記後部座席において右座席側でも左座席側でも上記チャイルドシートが固定できるように構成すれば、チャイルドシートの使用上、便利である。
さらに、本発明において、上記後部座席が、折畳み式のシートであっても、アンカレッジを最適な寸法に形成することにより、フロアの構造を大きく変えることなく容易に対応することができる。
次に、本発明に係るチャイルドシート固定構造の実施の形態について図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係るチャイルドシート固定構造を適用した自動車を図1に示す。本実施形態は、同図に示すように、後部座席40に載置したチャイルドシート10を車両に対して固定できるようにしたものであるが、アンカレッジ30の高さや長さを合わせることにより、助手席(フロントシート)50にも適用することができる。なお、このチャイルドシート10は、ロック装置11が後部から2個突出しており、このロック装置11をシートバック41の下部とシートクッション42の後部との間から差し込んで固定するタイプのものである。
次に、本実施形態に係るチャイルドシート固定構造について図2乃至図8を用いて説明する。図2又は図3に示すように、フロア21は、ラゲッジスペース20の底面を構成するもので、裏面側(下面側)にリンフォース22が取付けられて補強されていて、サイドメンバ24(図3参照)も取付けられている。リンフォース22には、図3に示すように、ナット23が溶接で取付けられている。このナット23は、車幅方向W(図3又は図4参照)に所定間隔で2個設けられている。
図5に示すように、アンカレッジ30はパイプ材で形成されており、その両端部が同じ方向に折り曲げられていて、平面視がコ字形状に形成されている(図4参照)。この折り曲げた各先端部を平らにつぶして平たん部33を形成し、さらにその平たん部33に取付穴34をそれぞれ設けている。この取付穴34の間隔寸法は、フロア21に設けたナット23の間隔に対応させており、穴径もナット23の呼び径に対応させている。
このアンカレッジ30には、4個のストライカ31が設けられている。ストライカ31は2個で1組であり、2組設けられている。このストライカ31の配置により、図4に示すように、後部座席40の右側でも左側でもチャイルドシート10を固定できるようにしている。
ストライカ31は、中実丸棒を所定形状に折り曲げて形成されている。図5に示すように、アンカレッジ30にはストライカ取付け用の穴32が所定の位置に設けられている。この穴32は、1個のストライカ31につき2個設けている。図6又は図7に示すように、ストライカ31は、この穴32に挿入してアーク溶接にて溶着することにより、アンカレッジ30に取付けられている。本実施形態では、このようにストライカ31を取付けているが、その他の取付方法としては、図8に示すように、ストライカ31をアンカレッジ30の円周部に直接アーク溶接にて溶着するようにしてもよく、この場合には、アンカレッジ30にストライカ取付け用の穴32を予め設けておく必要がない。また、ストライカ31は、アンカレッジ30の円周部の下端部に溶接しているので、溶接部分が目立たなくなり、外観上好ましい。
このように形成されたアンカレッジ30は、図2又は図4に示すように、ボルト60を用いてフロア21に取付けられる。図2に示すように、アンカレッジ30を取付けた状態は、アンカレッジ30がフロア21に対し前方斜め方向に立ち上がるようになっていて、さらにストライカ31がさらに前方及び上方に突出するようになっている。そして、このストライカ31に、後部座席40に載置したチャイルドシート10のロック装置11が係合すると、チャイルドシート10は車体と一体的に固定されるようになり、チャイルドシート10を後部座席40に設置できる。
アンカレッジ30はボルト60により取付けているので、必要に応じてアンカレッジ30の着脱を行うことができ、任意に取外すことができる。すなわち、本実施形態のように適宜必要に応じてボルト60を緩めてアンカレッジ30を取り外すことができるので、ラゲッジスペース20での積載スペースの確保を容易に行うことができる。また、例えば座面が高いシートや折畳み式のシート等のシート形状が異なる場合でも、アンカレッジ30を最適な寸法に形成することにより、フロア21の構造を大きく変えることなく容易に対応することができる。
本発明の一実施形態に係るチャイルドシート固定構造を適用した自動車の側面図である。 図1のA部の拡大図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図1の自動車においてラゲッジスペース側から見たチャイルドシート固定構造の斜視図である。 図1のチャイルドシート固定構造のアンカレッジの斜視図である。 図5のアンカレッジの側面図である。 図5のアンカレッジのVII−VII線による断面図である。 図5のアンカレッジの変形例を示す側面図である。 従来のチャイルドシート固定構造を適用した後部座席の側面図である。 従来のチャイルドシート固定構造を適用した後部座席の側面図である。
符号の説明
10 チャイルドシート
11 ロック装置
20 ラゲッジスペース
21 フロア
22 リンフォース
23 ナット
24 サイドメンバ
30 アンカレッジ
31 ストライカ
32 穴
33 平たん部
34 取付穴
40 後部座席
41 シートバック
42 シートクッション
50 助手席
60 ボルト
W 車幅方向

Claims (4)

  1. ラゲッジスペースを有し、助手席と後部座席が車両用座席として配設され、チャイルドシートの車両後方側に突出するロック装置が上記座席のシートバックの下部とシートクッションの後部との間に差し込まれて固定されるタイプとして、上記チャイルドシートが上記座席に載置されたときに所定の位置で固定される車両におけるチャイルドシート固定構造において、
    該チャイルドシート固定構造は、フロア上にアンカレッジが配置され、該アンカレッジに設けられたストライカに上記ロック装置を固定させることにより上記チャイルドシートが上記座席に固定される構造であって、上記アンカレッジが車幅方向に延びるとともに、後部座席の車両後方側にてラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分の前端部に上記アンカレッジが配設され、上記チャイルドシートが、上記ラゲッジスペースの底面を構成する上記フロア部分より高い位置の上記後部座席のシートクッション上に車両後方に向けて傾斜させた状態で載置されて上記アンカレッジに固定されていることを特徴とするチャイルドシート固定構造。
  2. 上記アンカレッジは、上記フロアに着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート固定構造。
  3. 上記アンカレッジには4個の上記ストライカが設けられ、これら4個のうち2個を1組として利用することで、上記後部座席において右座席側でも左座席側でも上記チャイルドシートが固定できることを特徴とする請求項1又は2に記載のチャイルドシート固定構造。
  4. 上記後部座席は、折畳み式のシートであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のチャイルドシート固定構造。
JP2006299106A 2006-11-02 2006-11-02 チャイルドシート固定構造 Expired - Lifetime JP4032362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006299106A JP4032362B2 (ja) 2006-11-02 2006-11-02 チャイルドシート固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006299106A JP4032362B2 (ja) 2006-11-02 2006-11-02 チャイルドシート固定構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25245299A Division JP3909636B2 (ja) 1999-09-07 1999-09-07 チャイルドシート固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007055599A JP2007055599A (ja) 2007-03-08
JP4032362B2 true JP4032362B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=37919415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006299106A Expired - Lifetime JP4032362B2 (ja) 2006-11-02 2006-11-02 チャイルドシート固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4032362B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421754B2 (ja) * 2009-12-10 2014-02-19 本田技研工業株式会社 車両用内装構造
CN115056685B (zh) * 2022-06-16 2024-08-06 浙江吉利控股集团有限公司 一种车辆座椅固定装置及汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007055599A (ja) 2007-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3604085B2 (ja) 車体構造
JP4478654B2 (ja) 車体フロア構造
JP5459407B2 (ja) 車両用シート及び樹脂製シートバックバネ
WO2014024936A1 (ja) 車両用シート
JP2011207419A (ja) 車両用ニーエアバッグ装置
JP4032362B2 (ja) チャイルドシート固定構造
JP3909636B2 (ja) チャイルドシート固定構造
JP4858048B2 (ja) 自動車の下部車体構造
JP4099781B2 (ja) 車両の牽引フック配置構造
JP4146135B2 (ja) 車両用シートバックのフレーム構造
JP5571527B2 (ja) 自動車の後部車体構造
CN107107864B (zh) 后座椅安全带卷收器支架、车身的结构组件及机动车辆
JP4539269B2 (ja) 自動車の下部車体構造
JP4029445B2 (ja) バッテリーを備えた車両の車体構造
JP4811096B2 (ja) 車体後部構造
JP6300065B2 (ja) 車両用ロアアンカレッジ構造
JP2006213093A (ja) 自動車の車体前部構造
JP6122968B2 (ja) チャイルドアンカー構造
JP4412811B2 (ja) リヤフロア構造
JP5857926B2 (ja) シートバックストライカ取付構造
JP7312381B2 (ja) 取付部材の取付構造
KR100456943B1 (ko) 자동차용 리어 시트 벨트 엥커 마운팅 구조
JP7192616B2 (ja) 車両のボディ構造
JP2005335408A (ja) アームレストの取付け構造
JP4370509B2 (ja) 車両のロールバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4032362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term