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JP4031067B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

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JP4031067B2
JP4031067B2 JP14130996A JP14130996A JP4031067B2 JP 4031067 B2 JP4031067 B2 JP 4031067B2 JP 14130996 A JP14130996 A JP 14130996A JP 14130996 A JP14130996 A JP 14130996A JP 4031067 B2 JP4031067 B2 JP 4031067B2
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俊一 岩成
博仁 菊川
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Panasonic Holdings Corp
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    • GPHYSICS
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路の一つであるシンクロナスDRAMと呼ばれる半導体記憶装置に関するもので、特にアドレス入力・選択回路の構成に係る。より特定的には、1つのチップ内を複数のメモリセルアレイブロックに分割した半導体記憶装置におけるアドレス入力・選択回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、MPUの高速化に伴い主記憶メモリのデータ転送速度の高速化が望まれている。これに対して、MPUとの性能ギャップを埋めるべく高速データ転送を可能にするメモリとして、シンクロナスDRAMが開発されている。このような高速データ転送を実現するメモリにおいては、連続した高速でのデータ入出力を1チップで実現するために、半導体チップ内部を複数のメモリセルアレイブロックに分け、それらを独立にアクセスする構成をとっている。すなわち、1チップ内に複数の汎用メモリをもつのと同等の構成をとり、これらを独立にそして交互にアクセス(1チップでバーストモードとインターリーブ方式を組み合わせる)して、高速データ転送を可能にしている(信学技報 Vol.94,No.75論文番号 ICD94−38 酒井他 「100MHzパイプライン方式シンクロナスDRAMの開発」参照)。
【0003】
図4にこの種の半導体記憶装置の行アドレスのアクセスを行う部分の構成を示す。図4において、51,52は複数(図4では2個)のメモリセルアレイブロック、53,54はメモリセルアレイブロック51,52のワード線を選択するための行アドレス入力部にそれぞれ設けた行デコード回路である。55は外部アドレスバス、56は外部アドレスバス55上の外部アドレスAddEXT を保持するアドレスバッファ、57はアドレスバッファ56の出力端に接続された内部アドレスバスである。58は外部クロックCKEXT を入力として内部クロックCKINT を発生して、アドレスバッファ56やその他の回路に内部クロックCKINT を供給するクロック発生回路である。
【0004】
59,60はそれぞれ内部アドレスバス57上の内部アドレスAddINT を入力して行アドレスRAを保持する行アドレス入力回路で、メモリセルアレイブロック51,52にそれぞれ1対1に対応して設けられている。61,62はそれぞれ行アドレス入力回路59,60から出力された行アドレスRAをプリデコードする行プリデコード回路であり、プリデコード信号PD1 ,PD2 が行デコード回路53,54にそれぞれ供給される。63は内部アドレスバス57上の内部アドレスAddINT を入力してメモリセルアレイブロック51,52の何れかを一つを指定するために行アドレス入力回路59,60を選択的に活性化するブロック選択信号発生回路であり、ブロック選択信号BS1 ,BS2 を発生する。
【0005】
以上のような構成の半導体記憶装置の動作を以下に説明する。この半導体記憶装置においては、外部アドレスバス55上の外部アドレスAddEXT をクロック発生回路58の内部クロックCKINT に従ってアドレスバッファ56が取り込んで保持する。そして、アドレスバッファ56から内部アドレスAddINT が内部アドレスバス57上に出力される。ブロック選択信号発生回路63は、内部アドレスバス57上の内部アドレスAddINT に基づいてメモリセルアレイブロック51,52の何れか一つを指定するためにブロック選択信号BS1 ,BS2 の何れかを活性化する。
【0006】
内部アドレスAddINT の状態によって、ブロック選択信号BS1 ,BS2 の内、例えばブロック選択信号BS1 が活性化すると、行アドレス入力回路59が動作して内部アドレスAddINT のうちの行アドレスRAを取り込んで更新保持して、行プリデコード回路61に供給する。その結果、行プリデコード回路61は行アドレス入力回路59から供給される行アドレスRAをプリデコードし、行デコード回路53に与え、行デコード回路53はメモリセルアレイブロック51の所定のメモリセルをアクセスし、データの読み出しあるいは書き込みを行うことになる。
【0007】
また、内部アドレスAddINT の状態によって、ブロック選択信号BS2 が活性化すると、行アドレス入力回路60が動作して内部アドレスAddINT のうちの行アドレスRAを取り込んで更新保持して、行プリデコード回路62に供給する。その結果、行プリデコード回路62は行アドレス入力回路60から供給される行アドレスRAをプリデコードし、行デコード回路54に与え、行デコード回路54はメモリセルアレイブロック52の所定のメモリセルをアクセスし、データの読み出しあるいは書き込みを行うことになる。
【0008】
そして、メモリセルアレイブロック51,52のアクセスが交互に行われ、またバーストモードでは、行アドレスRAを同一にしたまま、カウンタによって列アドレスを逐次変化させていくことにより同一のメモリセルアレイブロック51,52内で、行アドレスRAが同一で列アドレスが異なる一群のデータを連続的に読み出し、あるいは書き込ことになる。
【0009】
この構成では、外部アドレス信号AddEXT を入力した後、最初にどのブロックをアクセスするかをブロック選択信号発生回路63のブロック選択信号BS1 ,BS2 で選択し、これに続いて行アドレス入力回路59および行プリデコード回路61でアドレスのデコード動作を行う。
また、リフレッシュ動作時には、すべてのメモリセルアレイブロック51,52でリフレッシュ動作を行うため、メモリセルアレイブロック51,52毎に設置した行アドレス入力回路59,60と行プリデコード回路61,62がすべて動作する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような回路構成では、汎用メモリに比べて、アドレスデコード系回路、つまり行アドレス入力回路59,60と行プリデコード回路61,62とが、メモリセルアレイブロック51,52に1対1で設けられており、上記アドレスデコード系回路の素子数の増大(チップ内で分割設置されるメモリセルアレイブロック数倍増大)による、特にリフレッシュ動作時の消費電流の増加と、メモリセルアレイブロック51,52の選択動作後にアドレスデコード動作を行うことによるアクセス速度の低下とが問題となる。
【0011】
本発明の目的は、消費電流の増大を抑制することができる半導体記憶装置を提供することである。
本発明の他の目的は、アクセス速度の低下を抑えることができる半導体記憶装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1記載の発明の半導体記憶装置は、複数のメモリセルアレイブロックと、複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ個別に設けられて所定のメモリセルをアクセスする複数のデコード回路と、複数のメモリセルアレイブロックについて共通のアドレスを入力する一つのアドレス入力回路と、アドレス入力回路から出力されるアドレスに対応して複数のメモリセルアレイブロックについて共通のプリデコード信号を出力する行プリデコード回路と、複数のメモリセルアレイブロックの何れか一つを選択するブロック選択信号を発生するブロック選択信号発生回路と、複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ個別に設けられてプリデコード信号を保持するとともに保持したプリデコード信号を複数のデコード回路に供給する複数のプリデコード信号保持回路とを備え、複数のプリデコード信号保持回路は複数のメモリセルアレイブロックに対応したブロック選択信号にそれぞれ応答して保持内容を更新するようにしたことを特徴とする。
【0013】
この構成によると、複数のメモリセルアレイブロックのリフレッシュ動作においては、各メモリセルアレイブロックについて共通のアドレス入力回路および行プリデコード回路を動作させ、ブロック選択信号発生回路を全選択状態とすることで、一度に全てのメモリセルアレイブロックへのアクセスを行うことが可能となり、複数のメモリセルアレイブロックのリフレッシュを一度に行うことができる。このときには、プリデコード信号保持回路が動作するものの、その消費電力はアドレス入力回路および行プリデコード回路に比べて格段に少なく、アドレス入力回路および行プリデコード回路は1組だけが動作するのみであるので、低消費電力化が図れる。また、通常の動作においては、行プリデコード回路の出力を保持するプリデコード信号保持回路の動作をブロック選択信号発生回路で制御しているので、アドレス入力回路および行プリデコード回路の動作とブロック選択信号発生回路の動作とを同時に行うことが可能となり、アクセス速度の低下を抑えることができる。
【0014】
また、請求項2記載の発明の半導体記憶装置は、請求項1記載の半導体記憶装置において、行プリデコード回路プリデコード信号を、アドレス入力回路に対して初期化信号として供給するようにしたことを特徴とする。この構成によると、行プリデコード回路プリデコード信号を利用してアドレス入力回路と行プリデコード回路の初期化を行うことになる。その結果、初期化信号を作成するのに、信号遅延回路等を設けることは不要となり、素子数の削減を図ることができ、低消費電力化が図れる。
【0015】
また、請求項3記載の発明の半導体記憶装置は、請求項1記載の半導体記憶装置において、デコード回路がワード線を選択する行デコード回路であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実施の形態における半導体記憶装置の行アドレスのアクセスを行う部分の構成を示す。図1において、1,2は複数(図1では2個)のメモリセルアレイブロック、3,4はメモリセルアレイブロック1,2のワード線を選択するための行デコード回路である。5は外部アドレスバス、6は外部アドレスバス5上の外部アドレスAddEXT を保持するアドレスバッファ、7はアドレスバッファ6の出力端に接続された内部アドレスバスである。8は外部クロックCKEXT を入力として内部クロックCKINT を発生して、アドレスバッファ6やその他の回路に内部クロックCKINT を供給するクロック発生回路である。
【0017】
9はアドレス取り込み信号ACに応答して内部アドレスバス7上の内部アドレスAddINT を入力して行アドレスRAを保持する行アドレス入力回路で、メモリセルアレイブロック1,2に共通に一つ設けられている。10は行アドレス入力回路9から出力された行アドレスRAをプリデコードする行プリデコード回路であり、メモリセルアレイブロック1,2に共通に一つ設けられていて、プリデコード信号PD0 を出力し、プリデコード信号PD0 の供給後リセット信号RSを行アドレス入力回路9に供給して行アドレス入力回路9を初期化し、したがって行プリデコード回路10自身を初期化する。
【0018】
11,12はメモリセルアレイブロック1,2にそれぞれ対応して設けられた行プリデコード信号保持回路であり、プリデコード信号PD0 を保持するようになっており、行プリデコード信号保持回路11からはプリデコード信号PD1 を出力し、行プリデコード信号保持回路12からはプリデコード信号PD2 を出力する。13は内部アドレスバス7上の内部アドレスAddINT を入力してメモリセルアレイブロック1,2の何れかを一つを指定するために行プリデコード信号保持回路11,12の更新動作を選択的に実行させるブロック選択信号発生回路であり、ブロック選択信号BS1 ,BS2 を発生する。
【0019】
以上のような構成の半導体記憶装置の動作を以下に説明する。この半導体記憶装置においては、外部アドレスバス5上の外部アドレスAddEXT をクロック発生回路8の内部クロックCKINT に従ってアドレスバッファ6が取り込んで保持する。そして、アドレスバッファ6から内部アドレスAddINT が内部アドレスバス7上に出力される。
【0020】
アドレス取り込み信号ACに応答して行アドレス入力回路9が動作して内部アドレスAddINT のうちの行アドレスRAを取り込んで保持して、行プリデコード回路10に供給する。その結果、行プリデコード回路10は行アドレス入力回路9から供給される行アドレスRAをプリデコードし、プリデコード信号PD 0 として行プリデコード信号保持回路11,12に与える。
【0021】
上記の一連のアドレス入力・プリデコード動作と並行して、ブロック選択信号発生回路13は、内部アドレスバス7上の内部アドレスAddINT に基づいてメモリセルアレイブロック1,2の何れか一つを指定するためにブロック選択信号BS1 ,BS2 の何れかを活性化する。
内部アドレスAddINT の状態によって、ブロック選択信号BS1 ,BS2 の内、例えばブロック選択信号BS1 が活性化すると、行プリデコード信号保持回路11が更新動作してプリデコード信号PD0 を取り込んで保持して、行デコード回路3に供給する。その結果、行デコード回路3は行プリデコード信号保持回路11から供給されるプリデコード信号PD1 をデコードし、行デコード回路3はメモリセルアレイブロック1の所定のメモリセルをアクセスし、データの読み出しあるいは書き込みを行うことになる。なお、このとき、行プリデコード信号保持回路12は更新動作を行わない。
【0022】
また、内部アドレスAddINT の状態によって、ブロック選択信号BS2 が活性化すると、行プリデコード信号保持回路12が更新動作してプリデコード信号PD0 を取り込んで保持して、行デコード回路4に供給する。その結果、行デコード回路4は行プリデコード信号保持回路12から供給されるプリデコード信号PD2 をデコードし、行デコード回路4はメモリセルアレイブロック2の所定のメモリセルをアクセスし、データの読み出しあるいは書き込みを行うことになる。なお、このとき、行プリデコード信号保持回路11は更新動作を行わない。
【0023】
そして、メモリセルアレイブロック1,2のアクセスが交互に行われ、またバーストモードでは、行アドレスRAを同一にしたまま、カウンタによって列アドレスを逐次変化させていくことにより同一のメモリセルアレイブロック1,2内で、行アドレスRAが同一で列アドレスが異なる一群のデータを連続的に読み出し、あるいは書き込むことになる。
【0024】
この構成では、外部アドレス信号AddEXT を入力した後、行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10でアドレスのデコード動作に並行して、どのブロックをアクセスするかをブロック選択信号発生回路13において、ブロック選択信号BS1 ,BS2 を発生させる。
また、リフレッシュ動作時においては、すべてのメモリセルアレイブロック1,2でリフレッシュ動作を行う場合、メモリセルアレイブロック1,2毎に共通に設置した行アドレス入力回路9と行プリデコード回路10が動作し、全ての行プリデコード信号保持回路11,12が全てのメモリセルアレイブロック1,2を同時に指定する状態となり、行プリデコード信号保持回路11,12の更新保持動作が同時に行われることになる。この結果、全てのメモリセルアレイブロック1,2について同時にリフレッシュ動作が行われることになる。
【0025】
以上に述べたように、この半導体記憶装置によれば、複数のメモリセルアレイブロック1,2に対して行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10を共通とし、行プリデコード回路10の出力を保持する複数の行プリデコード信号保持回路11,12を複数のメモリセルアレイブロック1,2にそれぞれ対応して設け、ブロック選択信号BS1 ,BS2 に対応した行プリデコード信号保持回路11,12の何れか一つのみ保持内容を更新させる構成であるので、複数のメモリセルアレイブロック1,2のリフレッシュ動作においては、各メモリセルアレイブロック1,2について共通の行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10を動作させ、ブロック選択信号発生回路13を全選択状態とすることで、一度に全てのメモリセルアレイブロック1,2へのアクセスを行うことが可能となり、複数のメモリセルアレイブロック1,2のリフレッシュを一度に行うことができる。このときには、行プリデコード信号保持回路11,12が動作するものの、その消費電力は行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10に比べて格段に少なく、行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10は従来例とは異なり1組だけが動作するのみであるので、低消費電力化が図れる。
【0026】
また、通常の動作においては、行プリデコード回路10の出力を保持する行プリデコード信号保持回路11,12の動作をブロック選択信号発生回路13で制御しているので、行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10のデコード動作とブロック選択信号発生回路13のブロック選択動作とを同時に並行して行うことが可能となり、したがってブロック選択による例えばワード線活性化までのアクセス動作の高速化が可能となり、アクセス速度の低下を抑えることができる。
【0027】
ここで、複数のメモリセルアレイブロックをもつシンクロナスDRAMにおいて、連続したデータ入出力を行う場合には、チップ全体を一度にプリチャージするのではなく、個別に、交互にプリチャージすることにより、見かけ上のプリチャージ時間を無くすようにしてメモリの高速化を図っている。つまり、例えば半導体記憶装置が2つのメモリセルアレイブロックに分かれている場合に、一方のメモリセルアレイブロックのアクセス動作を行っている期間に他方のメモリセルアレイブロックのプリチャージを行うようにしている。このようなブロク毎にプリチャージを行う半導体記憶装置において、異なるメモリセルアレイブロックを続けてアクセスする場合を考えると、図1の行アドレス入力回路9と行プリデコード回路10とを、例えば一方のメモリセルアレイブロック1のアクセスを行っている期間に初期化して、他方のメモリセルアレイブロック2のアクセスに備えることが必要である。図1に示したリセット信号RSが初期化のための信号であり、このリセット信号RSを生成するための回路の詳細を図2に基づいて説明する。図2の回路においては、行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10の初期化のためのリセット動作の起動を、行プリデコード回路10の出力信号であるプリデコード信号PD0 で行うようにしている。
【0028】
図2は図1における行アドレス入力回路9と行プリデコード回路10を示している。図2において、行アドレス入力回路9は、内部アドレスAddINT におけるnビット(nは任意の正整数)の行アドレスA0 〜An に対応したn組の行アドレス入力回路ユニット91 〜9n からなる。各行アドレス入力回路ユニット91 〜9n は、同一の構成である。例えば行アドレス入力回路ユニット91 はA0 ビットのアドレスの値をアドレス取り込み信号ACのタイミングで保持する構成となっており、具体的には、3ステートインバータ101,102と、インバータ103〜109と、リセット用のトランジスタ110,111とからなる。なお、112はアドレス取り込み信号ACを反転させるインバータである。
【0029】
行プリデコード回路10は、例えば4個のNANDゲート121〜124からなる2ビットデコーダ125と、2ビットデコーダ125の4本の出力(行アドレス2ビット分のプリデコード信号PD0 の論理和をとってリセット信号RSを生成し行アドレス入力回路ユニット91 〜9n に供給するORゲート126とからなる回路が、行アドレスのビット数に対応して設けられている。
【0030】
図3にこのリセット動作シーケンスを含む半導体記憶装置の各部のタイミング図を示す。図3において、(a)は外部クロックCKEXT 、(b)は外部アドレスAddEXT 、(c)は内部アドレスAddINT 、(d)はアドレス取り込み信号AC、(e)は行アドレス入力回路9から出力される行アドレスRA、(f)は行プリデコード回路10から出力されるプリデコード信号PD0 、(g)はリセット信号RS、(h)は行プリデコード信号保持回路11から出力されるプリデコード信号PD1 、(i)は行プリデコード信号保持回路12から出力されるプリデコード信号PD2 である。図3では、時刻t1 以降にメモリセルアレイブロック1の選択が行われ、時刻t2 以降にメモリセルアレイブロック2の選択が行われることを示している。また、アドレス取り込み信号ACの立ち上がりで、行アドレス入力回路9の出力の行アドレスRAが立ち上がり、これに応答してプリデコード信号PD0 が立ち上がり、プリデコード信号PD0 の立ち上がりでリセット信号RSが立ち上がるとともに、プリデコード信号PD1 が立ち上がっている。そして、リセット信号RSの立ち上がりで、行アドレス入力回路9の出力の行アドレスRAが立ち下がり、これに応答してプリデコード信号PD0 が立ち下がり、リセット信号RSが立ち下がる。
【0031】
ここで、図3のタイミング図におけるリセット動作について詳しく説明する。アドレス入力後、このプリデコード信号PD0 のうち1本が選択される(Hiに遷移する)ことによってリセット信号RSが発生し、このリセット信号RSによって行アドレス入力回路9の出力端をローにプルダウンする。これにより、まず全ての行アドレス入力回路9の出力信号である行アドレスRAがローに、続いてプリデコード信号PD0 がローに、最後にリセット信号RSがリセットされていく。このリセット動作の間に、選択されたメモリセルアレイブロック1または2のデコード信号は行プリデコード信号保持回路11または12へ取り込まれ、メモリセルアレイブロック1または2へと出力されてい
【0032】
このように、プリデコード信号PD0 を利用して行アドレス入力回路9および行プリデコード回路10の初期化動作を行わせる構成では、例えばこのリセット動作の起動タイミングを他の信号(内部クロックCKINT 等)を遅延させた信号でとる場合に比べて、遅延回路分の素子数を削減できることから低消費電力化が図れる。そして、プリデコード信号PD0 を利用してリセット信号を作っており、電圧、温度依存性に優れたリセット動作を実現できることからタイミング設計を容易にすることができる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の半導体記憶装置によれば、複数のメモリセルアレイブロックに対してアドレス入力回路および行プリデコード回路を共通とし、行プリデコード回路の出力を保持する複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ対応して複数のプリデコード信号保持回路を設け、ブロック選択信号に対応した一つのプリデコード信号保持回路のみ保持内容を更新させるようにしたので、リフレッシュ時において、一つのアドレス入力回路および行プリデコード回路が動作するのみであり、リフレッシュ動作時の消費電流を低減することができ、低消費電力化が図れる。また、ブロック選択信号発生回路でプリデコード信号保持回路を選択するので、アドレス入力・選択動作とブロック選択動作とを同時に行うことが可能となり、アクセス速度の低下を抑えることができる。
【0034】
請求項2記載の半導体記憶装置によれば、行プリデコード回路の所定の出力信号を利用してアドレス入力回路と行プリデコード回路の初期化を行い、他の信号を遅延して初期化信号によって初期化を行うのではないので、信号遅延回路等を設けることは不要となり、素子数の削減を図ることができ、低消費電力化が図れる。
請求項3記載の半導体記憶装置によれば、請求項1または請求項2記載の半導体記憶装置と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における半導体記憶装置の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の要部の詳細な回路図である。
【図3】図1の半導体記憶装置の各部のタイミング図である。
【図4】従来の半導体記憶装置の一例の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイブロック
2 メモリセルアレイブロック
3 行デコード回路
4 行デコード回路
5 外部アドレスバス
6 アドレスバッファ
7 内部アドレスバス
8 クロック発生回路
9 行アドレス入力回路
10 行プリデコード回
11 行プリデコード信号保持回路
12 行プリデコード信号保持回路
13 ブロック選択信号発生回路

Claims (3)

  1. 複数のメモリセルアレイブロックと、前記複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ個別に設けられて所定のメモリセルをアクセスする複数のデコード回路と、前記複数のメモリセルアレイブロックについて共通のアドレスを入力する一つのアドレス入力回路と、前記アドレス入力回路から出力されるアドレスに対応して前記複数のメモリセルアレイブロックについて共通のプリデコード信号を出力する行プリデコード回路と、前記複数のメモリセルアレイブロックの何れか一つを選択するブロック選択信号を発生するブロック選択信号発生回路と、前記複数のメモリセルアレイブロックにそれぞれ個別に設けられて前記プリデコード信号を保持するとともに保持したプリデコード信号を前記複数のデコード回路に供給する複数のプリデコード信号保持回路とを備え、前記複数のプリデコード信号保持回路は前記複数のメモリセルアレイブロックに対応したブロック選択信号にそれぞれ応答して保持内容を更新するようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 行プリデコード回路プリデコード信号を、アドレス入力回路に対して初期化信号として供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. デコード回路がワード線を選択する行デコード回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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