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JP4027538B2 - ゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造 - Google Patents

ゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下方向に昇降可能なゲートを床下に格納するようになされたゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造に関し、詳しくは、リヤコンビネーションランプを取り付けるに当たり、ゲートの車幅方向の寸法が制限されることなく、車体後方からの視認性、及びゲート下降時における地上最低高を十分に確保し得るようにする対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、トラック車両の荷台の後端部のゲートを昇降させることによって、荷物などの積み卸し作業が迅速かつ容易に行えるようにしたゲートリフタは知られている。このゲートリフタは、車体後部の床部左右両側にそれぞれ基端部が略水平な軸回りに回動自在に支持されて後方へ延びる左右一対のアームと、この各アームの先端部にそれぞれ回動自在に支持されたゲートとを備え、ゲートを略水平に保持した状態で各アームを上下方向へ回動させることによって昇降するようになされている。
【0003】
そして、このようなゲートリフタにあっては、下降位置にあるゲートを各アームに対し車体前方へ回動させて回動半径の小さな倒伏状態にしてから、各アームを上方へ回動させることによって、ゲートが車体後部の床下に格納されるようになされたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようにゲートを車体後部の床下に格納するようにしたゲートリフタを備えた車両にあっては、左右のリヤコンビネーションランプが車体側に取り付けられている。その場合、ゲートは、その昇降時や格納時などに左右のリヤコンビネーションランプと干渉回避できるようにしておく必要があり、かかる点から、ゲートの車幅方向の寸法は、左右のリヤコンビネーションランプよりも内側の寸法内に制限されることになる。
【0005】
そこで、リヤコンビネーションランプをアーム側に取り付けることが考えられる。この場合、リヤコンビネーションランプは、車体後方から視認性を高める上で、アームの後端側つまり先端側に設けておくことが好ましい。
【0006】
しかしながら、このようにアームの先端側にリヤコンビネーションランプが設けられている場合には、次のような課題が存在する。
【0007】
すなわち、ゲートを地面に接地させる下降時に各アームの先端が地面に対し可及的に近付けられるため、アーム先端側のリヤコンビネーションランプの地上最低高を確保することができず、リヤコンビネーションランプが地面に接触するおそれがある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ゲートの車幅方向の寸法を制限させることなくリヤコンビネーションランプを取り付け得るのは勿論のこと、リヤコンビネーションランプの車体後方からの視認性を高めつつ地上最低高を十分に確保して地面への接触を確実に回避し得るようにするゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、ゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造として、車体後部の床部左右両側にそれぞれ基端部が略水平な軸回りに回動自在に支持されて後方へ延びる左右一対のアームと、この各アームの先端部に回動自在に支持されたゲートとを備え、ゲートを略水平に保持した状態で各アームを上下方向へ回動させることによってゲートを昇降させるようになされたゲートリフタを前提とする。そして、車体後部の床部下面に上方に凹む凹部を設ける。ゲートを、その下降位置で各アームに沿って車体前方へ倒伏可能とし、この倒伏状態で各アームを上方へ回動させることによって凹部内に格納させるようになされたものにしている。さらに、各アームの基端部付近にアームブラケットを介して左右一対のリヤコンビネーションランプを取り付ける。この各リヤコンビネーションランプを、各アームを上方へ回動させてゲートを凹部内に格納した状態で、車体後方から視認可能となるように露呈させるようにしたものである。
【0010】
請求項1では、左右のアーム側にリヤコンビネーションランプを取り付けることで、ゲートがその昇降時や格納時に左右のリヤコンビネーションランプと干渉することはなく、ゲートの車幅方向の寸法を、左右のリヤコンビネーションランプよりも内側の寸法内に制限させることなく、車体の幅寸法いっぱいまで拡大させることが可能となる。
【0011】
その場合、リヤコンビネーションランプは、アームの前端部付近つまり基端部付近にアームブラケットを介して取り付けられているので、ゲートを地面に接地させる下降時に各アームの先端が地面に対し可及的に近付けられても、アーム基端部付近でのリヤコンビネーションランプの地上最低高が十分に確保されることになる。このため、地面に対するリヤコンビネーションランプの接触を確実に回避することが可能となる。
【0012】
しかも、ゲートは、床部の凹部内に格納されるので、このような格納状態では床部下方(床下)への張り出し量が抑制されることになる。このため、リヤコンビネーションランプが床部の後端から遠いアームの基端部付近(前端部付近)に設けられているにも拘わらず、リヤコンビネーションランプが床部下方を介して車体後方に露呈することになる。これにより、リヤコンビネーションランプの車体後方からの視認性が十分に確保されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係わるゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造を用いたトラックの後部を示している。このトラック1は、その車体11の後端部にゲートリフタ2を備えている。
【0015】
トラック1の車体11は、車体前後方向に延びる左右一対のメインフレーム11a(図1では一方のみ示す)と、この各メインフレーム11a上に設けられた左右一対のサブフレーム11b(図1では一方のみ示す)とを備えている。この各サブフレーム11bの後部上には、車幅方 向に延びる複数のクロスメンバ12(図1では3つのみ示す)が車体前後方向に所定間隔置きに設けられ、この各クロスメンバ12を介して荷箱13の床部13aが設置されている。
【0016】
また、メインフレーム11aの後端部下方位置には、車幅方向に延びる断面矩形枠状のリヤメンバ14が設けられている。このリヤメンバ14は、メインフレーム11aの後端部に対し断面略コ字状のメンバブラケット15を介して固着されている。そして、図2に示すように、リヤメンバ14には、車幅方向で3分割されてなるリヤバンパ16が取り付けられている。このリヤバンパ16の左側のバンパ片16aは、前端がリヤメンバ14の左端に連結されて車体後方に延びる断面略コ字状のフレーム材17aの後端に連結されている。また、リヤバンパ16の右側のバンパ片16bは、前端がリヤメンバ14の右端に連結されて車体後方に延びる断面略コ字状のフレーム材17bの後端に連結されている。一方、中央のバンパ片16cは、前端がリヤメンバ14の中央部左右両側にそれぞれ連結されて車体後方に延びる断面略コ字状のフレーム材17c,17cの後端に連結されている。
【0017】
ゲートリフタ2は、車体前後方向に延びる左右一対のアームとしてのリフトアーム21と、車体前後方向に延びる左右一対のアームとしてのテンションアーム22と、上面に荷物を載置するゲート23と、左右一対の油圧シリンダ24(図では一方のみ示す)とを備えている。
【0018】
各リフトアーム21は、その基端(前端)がアームブラケットとしての左右一対のリフトアームブラケット21a,21aにそれぞれ固着されている。各リフトアームブラケット21aは、メンバブラケット15よりも車幅方向外方側に位置するリヤメンバ14の外側部に固設された左右一対の基部ブラケット25,25間に回動自在に支持されている。具体的には、各リフトアームブラケット21aは、基部ブラケット25,25間に回動自在に支持された略水平な軸25a(図2に一方のみ表れる)に回転一体に連結されている。
【0019】
各テンションアーム22は、メンバブラケット15の外側片15aと内側の基部ブラケット25との間に基端(前端)が略水平な軸22a(図2に一方のみ表れる)を介して回動自在に支持されている。この場合、各テンションアーム22は、各リフトアーム21よりも車幅方向外側に配置されている。
【0020】
ゲート23は、図1に示すように、その前端に左右一対のゲートブラケット20を備えている。この各ゲートブラケット20は、ゲート23側に固着された3枚のゲート側フランジ片20a,…と、各リフトアーム21の先端に略水平な軸21b(図1では一方のみ示す)を介して回動自在に支持されたアーム側フランジ片20bと、この各フランジ片20a,20b同士を相対回転可能に支持する略水平な軸20cとを備えている。また、各ゲートブラケット20の軸20cの車幅方向内方側には、各テンションアーム22の先端(後端)が回動自在に支持されている。この場合、各リフトアーム21先端の軸21bは、ゲート23の使用状態ではゲートブラケット20の外側端下位置に位置している。一方、各ゲートブラケット20の軸20cは、ゲート23の使用状態では各リフトアーム21先端の軸21bよりも内側寄りの上位置に位置している。
【0021】
また、ゲート23は、その略中間部において前後に2分割され、前側ゲート部分23aに対し後側ゲート部分23bが略水平な軸23d回りに回動自在に支持されている。前側ゲート部分23aには固縛具23cが設けられ、この固縛具23cによって、後側ゲート部分23bを軸23d回りに回動させてその上面を前側ゲート部分23aの上面に対し折り畳んだ状態で固縛するようになされている。そして、ゲート23は、固縛具23cにより固縛された状態(折り畳んだ状態)で、各ゲートブラケット20の軸20c回りに車体前方へ上回りに回動し、最終的に各テンションアーム22の上面に沿って倒伏するようになされている。この場合、中央のバンパ片16cの左右両側端にはそれぞれ前後一対の案内ローラ27,27が設けられ、ゲート23は、その背面(後側ゲート部分23bの背面)が各案内ローラ27に対し摺接する摺接状態(図3に二点鎖線で示す状態)と、各テンションアーム22の上面に沿って倒伏する倒伏状態(図1に実線で示す状態)との間で円滑に案内されるようになされている。
【0022】
各油圧シリンダ24は、そのシリンダチューブ24aが基部ブラケット25,25間に略水平な軸25bを介して回動自在に支持されている。この各油圧シリンダ24のピストンロッド24bの先端は、基端が基部ブラケット25,25間の軸25aに対し回転一体に連結された操作アーム26の先端に回動自在に支持されている。そして、図4に二点鎖線で示すように、各油圧シリンダ24のピストンロッド24bの伸長時、操作アーム26を介して各リフトアームブラケット21aを基部ブラケット25の軸25a回りに車体後方へ回動させ、各リフトアーム21及び各テンションアーム22をそれぞれ上方に回動させることによって、ゲート23を床部13aの上面と略一致する上昇位置(図4に示す二点鎖線位置)まで上昇させるようになされている。一方、図4に実線で示すように、各油圧シリンダ24のピストンロッド24bの収縮時、操作アーム26を介して各リフトアームブラケット21aを基部ブラケット25の軸25a回りに車体前方へ回動させ、各リフトアーム21及び各テンションアーム22をそれぞれ下方に回動させることによって、ゲート23を地面Gに対し接地する下降位置(図3及び図4に示す実線位置)まで下降させるようになされている。この場合、各テンションアーム22は、各リフトアーム21の回動に伴って連れ回り回動し、この各リフトアーム21の基端及び先端の軸25a,21bとは軸心が共に異なる基端及び先端の軸22a,20cによって、ゲート23を略水平状態に保ちつつゲート23の昇降動作をアシストするようになされている。
【0023】
また、図1及び図3にも示すように、荷箱13の床部13a下面にはその後端略中央部を上方に凹ませた凹部28が設けられている。この凹部28は、後側ゲート部分23bを前側ゲート部分23aに対し折り畳んだ状態のゲート23の上方に対応している。そして、背面が各案内ローラ27に対し摺接する摺接状態(図3に二点鎖線で示す状態)にあるゲート23は、図1に実線で示すように、各油圧シリンダ24を伸長させて各リフトアーム21及び各テンションアーム22を上方へ回動させることによって、前側ゲート部分23aの背面側の基端部付近を凹部28内に格納するようになされている。この場合、折り畳んだ状態のゲート23を凹部28内に格納する際の各油圧シリンダ24の伸長量は、ゲート23を上昇位置に位置付ける際の各油圧シリンダ24の伸長量よりも少なく設定され、図示しないリミットスイッチやセンサなどによってゲート23が床部13a後端(凹部28)に干渉することなく凹部28内に円滑に格納されるようになされている。
【0024】
そして、図2にも示すように、左右のリフトアーム21基端の各リフトアームブラケット21a,21aには、それぞれ左右両側部が回転一体に連結されて車幅方向に延びる円環形状のメンバ31(ブラケット)が設けられている。このメンバ31の左右両端は、左右の外側の各リフトアームブラケット21a,21aよりも車幅方向外方にそれぞれ突出している。その各突出端(後端)には、それぞれメンバブラケット31a,31aの基端(前端)が回転一体に取り付けられている。この各メンバブラケット31aは各リフトアーム21及び各テンションアーム22の基端部付近に向かって車体後方へ突出しており、この各メンバブラケット31aの先端(後端)にはそれぞれリヤコンビネーションランプ取付プレート32が取り付けられている。このリヤコンビネーションランプ取付プレート32の後面にはリヤコンビネーションランプ33が取り付けられている。そして、各メンバブラケット31aは、各リフトアーム21及び各テンションアーム22を上方へ回動させてゲート23を凹部28内に格納した状態で、リヤコンビネーションランプ33(リヤコンビネーションランプ取付プレート32)が各リフトアーム21及び各テンションアーム22の左右両外側方から車体後方に露呈するようにメンバ31に対し斜め後方上向きに延び、車体後方からの左右のリヤコンビネーションランプ33,33の視認性が十分に確保されるようになされている。なお、各リヤコンビネーションランプ33には、図示しないがターンシグナルランプ、ストップランプ、及びバックランプの順で車幅方向外側から一列に並べて配置されている。
【0025】
この場合、各メンバブラケット31aは、ゲート23の昇降時に基部ブラケット25,25間の軸25a回りに各リフトアームブラケット21aを介してメンバ31と共に上下方向に回動し、ゲート23が地面Gに対し接地する下降位置(図3及び図4に破線で示す位置)では略水平な状態となる一方、ゲート23が凹部28内に格納される格納位置(図1に破線で示す位置)及び上昇位置(図4に二点鎖線で示す位置)では斜め後方上向きに起立する起立状態となるようになされている。
【0026】
したがって、本実施形態では、ゲート23の昇降時に基部ブラケット25,25間の軸25a回りに各リフトアームブラケット21aを介してメンバ31と共に上下方向に回動する各メンバブラケット31aにそれぞれリヤコンビネーションランプ取付プレート32,32を介してリヤコンビネーションランプ33,33が取り付けられている。このため、ゲート23がその昇降時や格納時に左右のリヤコンビネーションランプ33,33と干渉することはなく、ゲート23の車幅方向の寸法を、左右のリヤコンビネーションランプ33,33よりも内側の寸法内に制限させることなく、車体11の幅寸法いっぱいまで拡大させることが可能となる。
【0027】
その場合、各リヤコンビネーションランプ33は、左右のリフトアーム21基端の外側のリフトアームブラケット21a,21aよりも左右両外側方に突出するメンバ31の外側端より各リフトアーム21及び各テンションアーム22の基端部付近に向かって突出する左右一対のメンバブラケット31a,31aの先端にリヤコンビネーションランプ取付プレート32を介して取り付けられているので、図3及び図4に実線で示すように、ゲート23を地面Gに接地させる下降時に各リフトアーム21及び各テンションアーム22の先端が地面Gに対し可及的に近付けられても、ゲート23が下降位置にあるときに略水平な状態となる各メンバブラケット31aによって、各リフトアーム21及び各テンションアーム22の基端部付近での左右のリヤコンビネーションランプ33,33の地上最低高が十分に確保されることになる。このため、地面Gに対するリヤコンビネーションランプ33の接触を確実に回避することができることになる。
【0028】
しかも、折り畳んだ状態のゲート23は、その前側ゲート部分23aの背面側の基端部付近が床部13a下面の凹部28内に格納されるので、このような格納状態では床部13a下方(床下)への張り出し量が抑制されることになる。このため、左右のリヤコンビネーションランプ33,33は、床部13aの後端から遠い各リフトアーム21及び各テンションアーム22の基端部付近(前端部付近)に設けられているにも拘わらず、ゲート23を格納した状態で斜め後方上向きに起立するメンバブラケット31aによって、床部13a下方の左右の各リフトアーム21,21及び各テンションアーム22,22の左右両外側方において車体後方から視認可能となるように露呈することになる。これにより、左右のリヤコンビネーションランプ33,33の視認性を十分に確保することができる。
【0029】
さらに、メンバ31の左右両側部を左右のリフトアームブラケット21a,21aにそれぞれ連結することで、メンバ31の剛性強度が高められ、左右のリヤコンビネーションランプ33,33の支持強度を向上させることができる。加えて、メンバ31によって、左右の各リフトアーム21の上下方向への回動(動き)を同調させ、これに伴って各テンションアーム22の上下方向への回動(動き)も同調させることが可能となり、ゲート23の昇降をスムーズに行うことができる。
【0030】
なお、本実施形態では、メンバ31の左右両側部を左右のリフトアーム21基端のリフトアームブラケット21a,21aにそれぞれ連結したが、メンバの左右両側端が左右のリフトアームの基端部付近にそれぞれ連結されていてもよい。この場合、リヤコンビネーションランプをメンバから各リフトアーム及び各テンションアームの基端部付近に位置付ける上で必要であったメンバブラケットが不要となり、リヤコンビネーションランプは、メンバに対し直接又はリヤコンビネーションランプ取付プレートを介して取り付けられることになる。
【0031】
また、本実施形態では、左右のリフトアーム21基端の外側のリフトアームブラケット21a,21aよりも左右両外側方に突出するメンバ31の外側端にメンバブラケット31a及びリヤコンビネーションランプ取付プレート32を介して各リヤコンビネーションランプ33を取り付けたが、左右のリフトアーム基端の内側のリフトアームブラケットよりも車幅方向内方に位置するメンバの左右両側部に対し直接、又はメンバブラケットやリヤコンビネーションランプ取付プレートを適宜介してリヤコンビネーションランプが取り付けられるようにしてもよい。この場合には、左右のリヤコンビネーションランプは、ゲートを格納した状態で斜め後方上向きに起立するメンバブラケットによって、床部下方の左右の各リフトアーム間及び各テンションアーム間を介して車体後方から視認可能となるように露呈し、左右のリヤコンビネーションランプの視認性を十分に確保することができることになる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明におけるゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造によれば、リヤコンビネーションランプをアームの基端部付近に設けることで、ゲートの下降時にアーム基端部付近でのリヤコンビネーションランプの地上最低高を十分に確保し、地面に対するリヤコンビネーションランプの接触を確実に回避することができる。しかも、ゲートを床部の凹部内に格納することで、ゲート格納時の床部下方への張り出し量を抑制し、リヤコンビネーションランプを床部下方を介して車体後方から視認可能に露呈させ、これにより、リヤコンビネーションランプの視認性を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造を用いたトラック後部付近においてゲートの格納状態を示す側面図である。
【図2】ゲートを下降位置に下降させた状態を示すゲートリフタの斜視図である。
【図3】トラック後部付近においてゲートを下降位置から格納し始める手順を示す側面図である。
【図4】トラック後部付近においてゲートの昇降状態を示す側面図である。
【符号の説明】
11 車体
13a 床部
2 ゲートリフタ
21 リフトアーム(アーム)
21a リフトアームブラケット(アームブラケット)
22 テンションアーム(アーム)
22a テンションアームの軸(アームの軸)
23 ゲート
25a リフトアームブラケットの軸(アームの軸)
28 凹部
31 メンバ(ブラケット)
33 リヤコンビネーションランプ

Claims (1)

  1. 車体後部の床部左右両側にそれぞれ基端部が略水平な軸回りに回動自在に支持されて後方へ延びる左右一対のアームと、この各アームの先端部に回動自在に支持されたゲートとを備え、ゲートを略水平に保持した状態で各アームを上下方向へ回動させることによってゲートを昇降させるようになされたゲートリフタにおいて、
    車体後部の床部下面には上方に凹む凹部が設けられ、
    ゲートは、その下降位置では各アームに沿って車体前方へ倒伏可能とされ、この倒伏状態で各アームを上方へ回動させることによって凹部内に格納されるようになされており、
    各アームの基端部付近にはアームブラケットを介して左右一対のリヤコンビネーションランプが取り付けられ、
    この各リヤコンビネーションランプは、各アームを上方へ回動させてゲートを凹部内に格納した状態で、車体後方から視認可能となるように露呈していることを特徴とするゲートリフタのリヤコンビネーションランプ取付構造。
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