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JP2001233114A - 車両における荷卸し装置 - Google Patents

車両における荷卸し装置

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Publication number
JP2001233114A
JP2001233114A JP2000041613A JP2000041613A JP2001233114A JP 2001233114 A JP2001233114 A JP 2001233114A JP 2000041613 A JP2000041613 A JP 2000041613A JP 2000041613 A JP2000041613 A JP 2000041613A JP 2001233114 A JP2001233114 A JP 2001233114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
pin
tilt
lift arm
lift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000041613A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Sakurai
祐二 桜井
Ikuo Yoneda
郁男 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Auto Engineering Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Auto Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Shinmaywa Auto Engineering Ltd filed Critical Shinmaywa Auto Engineering Ltd
Priority to JP2000041613A priority Critical patent/JP2001233114A/ja
Publication of JP2001233114A publication Critical patent/JP2001233114A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲートの下面および地面の双方に傷を付けるこ
となくゲート接地位置での自動チルト動作を可能とする
車両における荷卸し装置を提供する。 【解決手段】メインフレーム後端部に固定された支持部
材10と、上端が支持部材に対し車体前後方向に揺動自在
に連結されたチルトリンク2 と、前端がチルトリンクの
上端にピン31を介して回動自在に連結されたリフトアー
ム3 と、リフトアームの後端にピン32を介して回動自在
に連結されたゲート6 と、リフトアームの下方に配置さ
れ、支持部材とゲートとにそれぞれピン41,42 を介して
回動自在に連結されたチルトシリンダ4 と、チルトリン
クの下端とリフトアームの略中央部後端側とにそれぞれ
ピン51,52 を介して回動自在に連結されたリフトシリン
ダ5とを備える。ゲートの接地位置でチルトリンクが車
体後方へ自動的に揺動することによってリフトアーム後
端のピン回りにゲートを下方へチルトさせるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バン型トラックな
どの車両においてその荷台の側部または後部に設けられ
るゲートを備えた荷卸し装置に関し、特に、ゲートを円
滑に回動できるようにする対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、車両における荷卸し装置として、
例えば実用新案登録第2073003号公報に開示され
るように、基端が車体枠にピンを介して回動自在に連結
されたリフトアームと、このリフトアームの先端にピン
を介して回動自在に連結されたゲートと、上記車体枠と
リフトアームの先端部とにそれぞれピンを介して回動自
在に連結されたリフトシリンダと、上記リフトシリンダ
の下方に配置され、上記車体枠とゲートとにそれぞれピ
ンを介して回動自在に連結されたチルトシリンダとを備
えたものは知られている。そして、ゲートは、任意の昇
降途中位置においてチルトシリンダの伸縮動により水平
状態と起立状態とに相互に変換可能に傾動するととも
に、リフトシリンダの伸縮動によってリフトアームをそ
の基端のピン軸回りに回動させて荷台と地上との間を昇
降するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の荷卸し装置では、チルトシリンダがゲートを水平状
態と起立状態とに相互に変換させるために設けられるも
のであるため、その構造上、ゲートが地面に対し接地す
る接地位置においてゲートの先端を自動的に地面に接地
させるように下方へ回動させることができない。
【0004】その場合、チルトシリンダを手動操作によ
り収縮動させることによって、接地位置においてゲート
の先端を地面に接地させるように下方へ回動させること
が可能であるものの、回動時にはチルトシリンダ先端の
ピンよりも上方にあるリフトアーム先端のピン軸回りに
ゲートが回動するため、接地位置においてゲートの先端
を下方へ回動させると、ゲートの下面が地面をこすり、
ゲートの下面および地面の双方に傷が付くことになる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ゲートの下面および地
面の双方に傷を付けることなくゲート接地位置での自動
回動動作を可能とする車両における荷卸し装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、車両に
おける荷卸し装置として、車体枠に固定された支持部材
と、基端が上記支持部材に対し接離方向に揺動自在に連
結されたチルトリンクと、基端が上記チルトリンクの基
端にピンを介して回動自在に連結されたリフトアーム
と、このリフトアームの先端にピンを介して回動自在に
連結されたゲートと、上記リフトアームの下方に配置さ
れ、上記支持部材とゲートとにそれぞれピンを介して回
動自在に連結されたチルトシリンダと、上記チルトリン
クの先端とリフトアームの略中央部とにそれぞれピンを
介して回動自在に連結されたリフトシリンダとを備え
る。そして、上記ゲートを、地面に対し接地したときに
チルトリンクを支持部材に対し離反方向に自動的に揺動
させることによって、リフトアーム先端のピン軸回りに
下方へ回動するような構成としたものである。
【0007】請求項1では、ゲートが地面に接地する接
地位置まで下降すると、ゲートの自重などによって、支
持部材に対する離反方向にチルトリンクが自動的に揺動
し、このチルトリンクの揺動に伴いリフトアームが同様
に離反方向に移動して、リフトアーム先端のピンよりも
下方にあるチルトシリンダ先端のピン軸回りにゲートが
回動する。これにより、接地位置においてゲートの先端
を自動的に下方へ回動させることが可能となり、接地位
置での荷物の積み卸しが円滑に行えることになる。
【0008】しかも、リフトアーム先端のピンよりも下
方となるチルトシリンダ先端のピン軸回りにゲートが回
動することによって、ゲート接地位置での回動によって
ゲートの下面が地面とこすれることもなくなり、ゲート
の下面および地面への傷付きを確実に防止することが可
能となる。
【0009】ここで、請求項2のもののように、ゲート
を、最上昇位置および昇降途中位置においてチルトシリ
ンダを伸縮動させることによって、リフトアーム先端の
ピン軸回りに上下方向へ回動させるようにした場合に
は、たとえば車体枠上の荷台のデッキ面と高さの異なる
鉄道のプラットホームなどとの間において荷物を積み卸
しする際に、ゲートを最上昇位置または昇降途中位置に
対応するプラットホーム上に位置付けた状態で、チルト
シリンダを収縮動させることによってゲートの先端が下
方へ回動することになる。これにより、荷台のデッキ面
と高さの異なる位置での荷物の積み卸しが円滑に行える
ことになる。
【0010】さらに、請求項3のもののように、ゲート
を、最上昇位置においてチルトシリンダを伸長動させる
ことによって、リフトアーム先端のピン軸回りに上方へ
回動して起立させるようにした場合には、最上昇位置で
のゲートの起伏動作をチルトシリンダの伸長動によって
容易に行うことが可能となる上、ゲートを起立させるこ
とによって走行時の格納位置へゲートを移動することが
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1〜図4は、車両としてのバン型トラッ
クに用いた荷卸し装置の概略構成を示している。
【0013】図1において、荷卸し装置Xは、バン型ト
ラック1の車体枠としての左右一対のメインフレーム1
2,12とその上面に設けられた左右一対のサブフレー
ム(図示せず)の後部に対し支持部材10を介して取り
付けされている。この荷卸し装置Xは、左右一対のチル
トリンク2,2、リフトアーム3,3、チルトシリンダ
4,4、リフトシリンダ5,5と、ゲート6とを備えて
いる。
【0014】支持部材10は、図2〜図4にも示すよう
に、各メインフレーム12の後端部下方を車幅方向に延
びる閉断面形状のフレーム材11と、このフレーム材1
1を各メインフレーム12およびサブフレームの後端部
に対し固設する左右一対の固設ブラケット13,13
(図1に2つ表れる)と、上記フレーム材11の左右両
位置に設けられた支持ブラケット14,14(図1に2
つ表れる)とを備えている。この各支持ブラケット14
は、互いに車幅方向に対向する対向片14a,14a
(図1に2つ表れる)を有している。また、図4および
図5に示すように、上記各サブフレーム上には、荷台1
5が搭載されている。
【0015】各チルトリンク2は、図2および図3にも
示すように、それぞれ車体後方に開口する断面略コ字状
に形成されて上下方向に延び、その上端(基端)が支持
ブラケット14の対向片14a,14a間の上部にピン
21を介して回動自在に連結され、下端側(先端側)が
支持部材12に対する接離方向つまり車体前後方向に揺
動するようになされている。この場合、各チルトリンク
2は、その下端側が支持ブラケット14の対向片14
a,14a内に接触状態で格納される格納位置(図3〜
図5に示す位置)と、対向片14a,14a内から車体
後方に離脱する離脱位置(図2に示す位置)とに相互に
変換されるようになされている。
【0016】各リフトアーム3は、それぞれ車体前後方
向に延び、その前端(基端)が上記チルトリンク2の上
端部にピン31を介して回動自在に連結されている。こ
の各リフトアーム3の後端(先端)は、上記ゲート6の
上端部左右両位置にそれぞれピン32を介して回動自在
に連結されている。
【0017】各チルトシリンダ4は、油圧シリンダより
なり、上記リフトアーム3の下方をそれぞれ車体前後方
向に延びて配置されている。この各チルトシリンダ4の
前端は、上記支持ブラケット14の外側の対向片14a
と、この対向片14aに対し外側から対向するブラケッ
ト片16との間にピン41を介して回動自在に連結され
ている。一方、各チルトシリンダ4の後端は、上記ゲー
ト6の下端部左右両端位置にピン42を介して回動自在
に連結されている。この場合、各チルトシリンダ4は、
リフトアーム3の斜め外方寄りの下方にレイアウトされ
ている。
【0018】各リフトシリンダ5は、油圧シリンダより
なり、上記リフトアーム3の下方をそれぞれ車体前後方
向に延びて配置されている。この各リフトシリンダ5の
前端は、上記チルトリンク2の下端にピン51を介して
回動自在に連結されている。この各リフトシリンダ5の
後端は、上記リフトアーム3の略中間部の先端側にそれ
ぞれピン52を介して回動自在に連結されている。そし
て、ゲート6は、各リフトシリンダ5を伸長動させるこ
とにより上昇して荷台15と略面一状となる最上昇位置
(図4に示す位置)に位置付けられる一方、各リフトシ
リンダ5を収縮動させることにより下降して地面Gに対
し接地する接地位置(図3に示す位置)に位置付けられ
るようになされている。
【0019】ゲート6は、車体側面視で断面略三角形状
を呈し、その載置面61(上面)が水平となる昇降動作
状態(図3および図4に示す状態)と、載置面61の後
端(先端)が地面Gに対し接地する下方へのチルト状態
(図2に示す状態)とに相互に変換されるようになされ
ている。そして、ゲート6は、図示しない起立スイッチ
の継続的なON操作により、最上昇位置において、載置
面61が水平となる倒伏状態から荷台15の後面を後方
から覆うように載置面61を起立させる起立状態(図5
に示す状態)に変換できるようになされている。これに
対し、ゲート6は、図示しない倒伏スイッチの継続的な
ON操作により、最上昇位置において、起立状態から倒
伏状態に変換できるようになされている。
【0020】次に、荷卸し装置Xによるゲート6の昇降
動作に伴うチルト動作および起伏動作を図2〜図5に基
づいて説明する。この場合、ゲート6は最上昇位置(図
4に示す位置)に位置付けられているものとする。
【0021】先ず、ゲート6を下降させる上で、図示し
ない下降スイッチをON操作すると、各リフトシリンダ
5の反ロッド側室(図示せず)内の圧油がゲート6の自
重などの荷重の作用により徐々に排出されて各リフトシ
リンダ5が収縮動し始め、各リフトシリンダ5前端のピ
ン51、各リフトアーム3前端のピン31および各チル
トシリンダ4前端のピン41回りに各リフトシリンダ
5、各リフトアーム3および各チルトシリンダ4をそれ
ぞれ下方に回動させる。これにより、ゲート6は、水平
状態に保持されながら、各リフトシリンダ5後端のピン
52および各リフトアーム3後端のピン32回りの回動
によって下降する。このとき、各チルトリンク2は、ゲ
ート6の昇降動作が行われているときに各リフトシリン
ダ5にゲート荷重がかかっているので、車体後方の離脱
位置(図2に示す位置)向きの力が作用しておらず、格
納位置(図3に示す位置)に保持されている。
【0022】その後、ゲート6が地面Gに対し接地する
接地位置(図3に示す位置)に位置付けられると、各チ
ルトリンク2が離脱位置(図2に示す位置)まで車体後
方に揺動し、各チルトシリンダ4後端のピン42を支点
にしてゲート6(載置面61)の後端が下方へチルトし
てチルト状態(図2に示す状態)に自動的に変換され
る。この場合、ゲート6のチルト状態への変換は、水平
状態を保ちつつ下降するゲート6の下面前端が最初に地
面Gに接地した際にゲート6の後端に下方向きの荷重が
作用することによって行われる。つまり、ゲート6の接
地位置での荷重によって各リフトシリンダ5をゲート6
の接地位置からさらに収縮させつつ各リフトアーム3後
端のピン32を車体後方に移動させて各チルトリンク2
をチルト状態に変換し、これによって、チルトシリンダ
4後端のピン42を支点にしてゲート6の後端が下方へ
チルトするからである。
【0023】このように、ゲート6が地面Gに接地する
接地位置まで下降すると、ゲート6のピン42に関する
回転モーメントなどによって、各チルトリンク2が離脱
位置まで車体後方に自動的に揺動し、この各チルトリン
ク2の揺動に伴いリフトアーム3後端のピン32も同様
に車体後方に移動して、チルトシリンダ4後端のピン4
2を支点にゲート6の後端を自動的に下方へチルトさせ
ることができ、荷物の積み卸しを円滑に行うことができ
る。
【0024】しかも、ゲート6の接地位置において、各
リフトアーム3後端のピン32よりも下方にある各チル
トシリンダ4後端のピン42回りにゲート6が回動する
ことによって、接地位置でのチルトによってゲート6の
下面が地面Gをこすることもなくなり、ゲート6の下面
および地面Gへの傷付きを確実に防止することができ
る。
【0025】一方、チルト状態にあるゲート6を接地位
置から上昇させる上で、図示しない上昇スイッチをON
操作すると、各リフトシリンダ5の反ロッド側室内に圧
油が供給されて各リフトシリンダ5が伸長動し始め、チ
ルトシリンダ4後端のピン42を支点にしてゲート6の
後端が上方へチルトし、水平状態に変換されることによ
ってゲート6を接地位置(ゲート6の下面前端のみが地
面Gに接地する状態)に位置付ける。
【0026】そして、そのまま継続して行われる各リフ
トシリンダ5の伸長動によって、各リフトシリンダ5前
端のピン51、各リフトアーム3前端のピン31および
各チルトシリンダ4前端のピン41回りに各リフトシリ
ンダ5、各リフトアーム3および各チルトシリンダ4を
それぞれ上方に回動させる。これにより、ゲート6は、
水平状態に保持されながら、各リフトシリンダ5後端の
ピン52および各リフトアーム3後端のピン32回りの
回動によって上昇し、荷台15と略面一状となる最上昇
位置に位置付けられる。
【0027】また、この最上昇位置においてゲート6を
起立させる上で、起立スイッチを継続してON操作する
と、各チルトシリンダ4の反ロッド側室(図示せず)内
に圧油が供給されて各チルトシリンダ4が伸長動し始
め、リフトアーム3後端のピン32を支点にしてゲート
6の後端が上方へ回動し、ゲート6を昇降動作状態から
起立状態(図5に示す状態)に変換する。このように、
ゲート6を、最上昇位置において各チルトシリンダ4を
伸長動させることによって、リフトアーム3後端のピン
32回りに上方へ回動して起立させるので、最上昇位置
でのゲート6の起伏動作を各チルトシリンダ4の伸長動
によって容易に行うことができる上、ゲート6を起立さ
せることによってバン型トラック1の荷台15の後面を
後方から覆う扉として使用することができる。
【0028】このとき、最上昇位置において起立スイッ
チを断続的にON操作すると、ゲート6は、起立状態ま
での所望する角度に断続的に上方にチルトさせることが
可能となり、その載置面61上の荷物を荷台15に流し
込んで積み込むこともできる。
【0029】さらに、荷台15のデッキ面と高さの異な
る鉄道のプラットホームなどとの間で荷物の積み卸しを
行う場合には、ゲート6の下面前端がプラットホーム上
に接地する高さ、例えば最上昇位置または昇降途中位置
に位置付けた状態で、各チルトシリンダ4を収縮動させ
ることによってゲート6の先端が下方へチルトすること
になる。これにより、最上昇位置または昇降途中位置に
おいてゲート6の先端をチルトさせることができ、荷台
15のデッキ面と高さの異なる位置(最上昇位置または
昇降途中位置)での荷物の積み卸しを円滑に行うことが
できる。
【0030】なお、本実施形態では、荷卸し装置Xをバ
ン型トラック1のメインフレーム12の後端部に設けた
場合について述べたが、荷卸し装置がバン型トラックな
どの車両の車体枠の左側部および右側部の少なくとも一
方に設けられている場合についても適用できるのはもち
ろんである。この場合、ゲートは、荷台の側面煽り戸と
して使用することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
車両における荷卸し装置によれば、地面に対し接地した
ときにチルトリンクを支持部材に対し離反方向に自動的
に揺動させることによって、ゲートをリフトアーム先端
のピン軸回りに下方へ回動することで、接地位置におい
てゲートの先端を自動的に下方へ回動させることがで
き、接地位置において荷物の積み卸しを円滑に行うこと
ができる。しかも、リフトアーム先端のピンよりも下方
のチルトシリンダ先端のピン軸回りにゲートを回動させ
ることで、ゲートの下面および地面への傷付きを確実に
防止することができる。
【0032】本発明の請求項2の車両における荷卸し装
置によれば、最上昇位置および昇降途中位置においてチ
ルトシリンダを伸縮動させてゲートを上下方向へ回動さ
せることで、荷台のデッキ面と高さの異なる鉄道のプラ
ットホームなどとの間において荷物を積み卸しする際
に、ゲートをプラットホーム上に位置付けた状態でチル
トシリンダを収縮動させてゲートの先端を下方へ回動す
ることができ、荷台のデッキ面と高さの異なる位置での
荷物の積み卸しを円滑に行うことができる。
【0033】さらに、本発明の請求項3の車両における
荷卸し装置によれば、最上昇位置においてチルトシリン
ダを伸長動させてゲートを起立させることで、最上昇位
置でのゲートの起伏動作をチルトシリンダの伸長動によ
って容易に行うことができる上、ゲートを起立させるこ
とによってバン型トラックの荷台の扉として使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる荷卸し装置の概略構
成を示す平面図である。
【図2】ゲートを接地位置においてチルト状態にした荷
卸し装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】ゲートを接地位置において昇降動作状態にした
荷卸し装置の概略構成を示す側面図である。
【図4】ゲートを最上昇位置において倒伏状態にした荷
卸し装置の概略構成を示す側面図である。
【図5】ゲートを最上昇位置において起立状態にした荷
卸し装置の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 バン型トラック(車両) 10 支持部材 12 メインフレーム(車体枠) 2 チルトリンク 3 リフトアーム 31 リフトアーム前端のピン 32 リフトアーム後端のピン 4 チルトシリンダ 41 チルトシリンダ前端のピン 42 チルトシリンダ後端のピン 5 リフトシリンダ 51 リフトシリンダ前端のピン 52 リフトシリンダ後端のピン 6 ゲート G 地面 X 荷卸し装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体枠に固定された支持部材と、 基端が上記支持部材に対し接離方向に揺動自在に連結さ
    れたチルトリンクと、 基端が上記チルトリンクの基端にピンを介して回動自在
    に連結されたリフトアームと、 このリフトアームの先端にピンを介して回動自在に連結
    されたゲートと、 上記リフトアームの下方に配置され、上記支持部材とゲ
    ートとにそれぞれピンを介して回動自在に連結されたチ
    ルトシリンダと、 上記チルトリンクの先端とリフトアームの略中央部とに
    それぞれピンを介して回動自在に連結されたリフトシリ
    ンダとを備え、 上記ゲートは、地面に対し接地したときにチルトリンク
    が支持部材に対し離反方向に自動的に揺動することによ
    って、リフトアーム先端のピン軸回りに下方へ回動する
    ようになされていることを特徴とする車両における荷卸
    し装置。
  2. 【請求項2】 上記ゲートは、最上昇位置および昇降途
    中位置においてチルトシリンダを伸縮動させることによ
    って、リフトアーム先端のピン軸回りに上下方向へ回動
    するようになされていることを特徴とする請求項1に記
    載の車両における荷卸し装置。
  3. 【請求項3】 上記ゲートは、最上昇位置においてチル
    トシリンダを伸長動させることによって、リフトアーム
    先端のピン軸回りに上方へ回動して起立するようになさ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の車両における荷卸し装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102963287A (zh) * 2012-11-21 2013-03-13 苏州江南航天机电工业有限公司 一种新型物资保障车液压尾板
CN113696809A (zh) * 2021-09-17 2021-11-26 贵州航天天马机电科技有限公司 一种车载厢式产品侧向自卸水平下放装置
CN115782723A (zh) * 2022-11-23 2023-03-14 江苏特能鼎特种装备制造有限公司 一种自动开板结构及汽车尾板

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