JP4024175B2 - 撮像部付き携帯通信機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般的には、撮像部付き携帯通信機器に関し、より特定的には、折り畳み可能に連結された2つの筐体を有する撮像部付き携帯通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、折り畳み可能に連結された2つの筐体からなるタイプのカメラ付き携帯電話が広く普及している。このタイプのカメラ付き携帯電話では、一般的には、一方の筐体に受信部と表示部(メイン表示部およびサブ表示部を含む)とが設けられており、他方の筐体に操作ボタンと送話部とが設けられている。また、カメラ機能を有する撮像部については、いずれかの筐体に設けられ、その態様は一様でない。
【0003】
また近年、撮像部が回転可能に設けられたカメラ付き携帯電話が提案されており、たとえば、特開2001−136254号公報(特許文献1)、特開2002−111835号公報(特許文献2)および特開2002−185589号公報(特許文献3)に開示されている。
【0004】
特許文献1に開示されている携帯無線通信装置は、折り畳み自在に連結された第1および第2の筐体と、自在継手部を介して第2の筐体に回動可能に連結された第3の筐体とを備える。第3の筐体の前面には、カメラ部が設けられている。たとえば、この携帯無線通信装置を用いて音声通信と映像通信とを同時に行なう場合、第3の筐体を自在に回動させてカメラ部の向きを変えることができる。これにより、良好な通信姿勢を保ったまま、カメラ部が取り込む画像を変更することができる。
【0005】
特許文献2に開示されている移動体電話機は、第1筐体と、液晶表示器を有し、第1筐体に摺動可能に支持された第2筐体とを備える、第2筐体には、周囲の様子を自由に撮影できるカメラが回動可能に支持されている。カメラを回転させてレンズの向きを変えることによって、液晶表示器を見ながら液晶表示器が設けられた面の裏面側の画像を撮影することができる。
【0006】
特許文献3に開示されている折畳式携帯電話機は、操作部と、表示画面を有し、ヒンジユニットを介して操作部に回転可能に連結された表示部と、表示部に回転可能に連結された回転体とを備える。回転体には、レシーバユニットとカメラユニットとが異なる方向を向いて実装されている。折畳式携帯電話機を通常の携帯電話機として使用する場合、レシーバユニットを表示画面側に向けて用いる。折畳式携帯電話機をテレビ電話機として使用する場合、カメラユニットを表示画面側に向けて用いる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−136254号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2002−111835号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2002−185589号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このようにカメラ機能を有する撮像部を回転可能に設けることによって、被写体を良好な通信姿勢を保ったまま撮影できるなどの効果を得ることができる。しかし、上述のいずれの従来技術においても、撮像部を所定方向に向けるために、撮像部を手動で回転させなければならない。このような面倒な作業を行なうことは手間であるため、カメラ付き携帯電話の操作性が損なわれるという問題があった。
【0011】
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、簡易な装置によって優れた操作性を実現できる撮像部付き携帯通信機器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の1つの局面に従った撮像部付き携帯通信機器は、撮像部を有し、撮像部が回動可能に取り付けられた第1の筐体と、第1の筐体に回動可能に取り付けられた連結部を有する第2の筐体と、第2の筐体の回動運動を連結部を介して撮像部に伝える回動運動伝達部とを備える。第2の筐体を回動させることによって第1および第2の筐体を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させると、撮像部は、第1の状態から第2の状態へと変化する。連結部は、第2の筐体の回動運動に伴って回転する表面を含む。回動運動伝達部は、表面から突出する第1の突状部と、レバー部とを有する。レバー部は、第1の状態で第1の突状部に接触する一方端、ならびに第1および第2の状態で撮像部に接触する他方端を含む。第1の筐体には、撮像部が第2の状態を保持する方向に撮像部に力を加える第1の弾性部材が設けられている。
この発明の別の局面に従った撮像部付き携帯通信機器は、撮像部を有し、撮像部が回動可能に取り付けられた第1の筐体と、第1の筐体に回動可能に取り付けられた連結部を有する第2の筐体と、第2の筐体の回動運動を連結部を介して撮像部に伝える回動運動伝達部とを備える。第2の筐体を回動させることによって第1および第2の筐体を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させると、撮像部は、第1の状態から第2の状態へと変化する。連結部は、第2の筐体の回動運動に伴って回転する表面を含む。回動運動伝達部は、表面から突出する第2の突状部と、第2の状態で第2の突状部に接触し、撮像部に設けられた第3の突状部とを有する。第1の筐体には、撮像部が第1の状態を保持する方向に撮像部に力を加える第2の弾性部材が設けられている。
【0013】
このように構成された撮像部付き携帯通信機器によれば、第2の筐体を第1の筐体に対して回動することによって、撮像部を所定の方向に回動させることができる。これにより、撮像部を手動で動かす必要がなくなり、撮像部付き携帯通信機器の操作性を向上させることができる。また、第2の筐体の回動運動を撮像部に伝えるために回動運動伝達部を設けている。このため、撮像部を回動させるための動力を単独で発生させる機構、たとえば小型モータなどを設ける場合と比較して、簡易な装置で撮像部を回動させることができる。
また、第1および第2の筐体を折り畳んだ状態から開いた状態に変化させると同時に、第1および第2の筐体が折り畳まれた状態において最適な第1の状態から、第1および第2の筐体が開かれた状態において最適な第2の状態へと撮像部を自動的に変化させることができる。また逆に、第1および第2の筐体を開いた状態から折り畳んだ状態に変化させる場合にも、撮像部を第2の状態から第1の状態に自動的に変化させることができる。
また、第1および第2の筐体が折り畳まれた状態にあるとき、レバー部の一方端と第1の突状部とが接触することによって、撮像部は第1の状態に保持される。また、第1および第2の筐体が開かれた状態にあるとき、第1の弾性部材による力によって撮像部は第2の状態に保持される。このように第1および第2の筐体の状態に応じて第1の突状部および撮像部に適時接触するレバー部と、撮像部に所定の方向に力を加える第1の弾性部材とによって、撮像部を容易に第1および第2の状態に変化させることができる。
または、第1および第2の筐体が折り畳まれた状態にあるとき、第2の弾性部材による力によって撮像部は第1の状態に保持される。また、第1および第2の筐体が開かれた状態にあるとき、第2の突状部と第3の突状部とが接触することによって、撮像部は第2の状態に保持される。このように第1および第2の筐体の状態に応じて適時接触する第2および第3の突状部と、撮像部に所定の方向に力を加える第2の弾性部材とによって、撮像部を容易に第1および第2の状態に変化させることができる。
【0021】
また好ましくは、第2の筐体は、撮像部によって認識された画像を表示するための表示部をさらに有する。第1の状態は、撮像部の全体が第1の筐体の内部に完全に収容され、撮像部が第1の筐体から突出しない状態である。第2の状態は、表示部の主表面を延長していくと、やがて主表面が撮像部の光軸の延長線に直交する状態である。
【0022】
このように構成された撮像部付き携帯通信機器によれば、第1および第2の筐体が折り畳まれた状態において、撮像部の一部分が第1の筐体から突出していることがない。これにより、撮像部に傷や汚れが付くことを防止できる。また、第1および第2の筐体が開かれた状態において、撮像部の光軸が水平になるように撮像部を被写体に向けた場合、主表面が鉛直方向に延在するように表示部が位置決めされる。このため、表示部に表示された被写体の画像を水平に見ながら撮像部の光軸を水平にすることができる。これにより、撮影が容易になるとともに、楽な姿勢で表示部を確認することができる。
【0023】
また好ましくは、第2の筐体は、撮像部によって認識された画像を表示するための表示部をさらに有する。第1の状態は、撮像部の全体が第1の筐体の内部に完全に収容され、撮像部が第1の筐体から突出しない状態である。第2の状態は、表示部の主表面を延長していくと、やがて主表面が撮像部の光軸の延長線に鋭角に交わる状態である。
【0024】
このように構成された撮像部付き携帯通信機器によれば、第1および第2の筐体が折り畳まれた状態において、上述と同様に撮像部に傷や汚れが付くことを防止できる。また、第1および第2の筐体が開かれた状態において、撮像部の光軸が水平になるように撮像部を被写体に向けた場合、主表面が鉛直方向に対して傾いて延在するように表示部が位置決めされる。このため、表示部が主表面の下端から上端に向かうに従って撮影者から遠ざかる状態で表示部に表示された被写体の画像を見ることができる。これにより、さらに楽な姿勢で撮影を行なうことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0026】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話を示す斜視図である。図1を参照して、カメラ付き携帯電話1は、通常の電話としての機能のほか、静止画や動画の写真撮影機能、接写によるバーコード等の撮影機能、およびこれらの撮影記録の送信機能などを有する。
【0027】
カメラ付き携帯電話1は、撮像部4を有する筐体2と、連結部6を有し、連結部6を介して筐体2に回動可能に取り付けられた筐体3とを備える。図1には、筐体2および3を開いた状態のカメラ付き携帯電話1が示されている。
【0028】
筐体2の表面2aには、連結部6の近傍に位置して開口8が形成されている。筐体2の表面2aは、カメラ付き携帯電話1を折り畳んだ状態で外側になる表面である。その開口8から撮影レンズが覗くように撮像部4が設けられている。撮像部4は、開口8の位置で回転可能に筐体2に取り付けられている。撮像部4は、撮影レンジや、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮影素子や、RGBの3色のカラーフィルターなどから構成されている。撮像部4では、被写体から反射されて撮影レンズに入射した光が、カラーフィルターを通してRGBの3色光に変換され、RGBの3色光がそれぞれCCDまたはCMOSに入射する。
【0029】
表面2aの反対側に位置する筐体2の表面には、図示しないが、カメラ付き携帯電話1の各種機能を操作するための操作ボタンと、通話用のマイクとが設けられている。操作ボタンには、撮像部4によって被写体を撮影する際に使用するシャッターボタンも含まれる。操作ボタンおよびマイクが設けられた筐体2の表面は、筐体2および3を折り畳んだ状態で内側になる表面である。
【0030】
連結部6は、ヒンジによって構成されている。連結部6を軸として筐体3を筐体2に対して回動させることによって、筐体2および3を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させることができる。
【0031】
筐体3の表面3aには、サブ表示部7が設けられている。表面3aは、筐体2および3を開いた状態で筐体2の表面2aと同じ側に延在する表面である。サブ表示部7は、液晶ディスプレイやELディスプレイなどによって構成されている。サブ表示部7には、時刻、電波強度およびメール受信などを報知するための画像などが表示され、主に、筐体2および3を折り畳んだ状態で各種情報を提供するために用いられる。
【0032】
表面3aの反対側に位置する筐体3の表面には、メイン表示部5と、図示しないが、通話時に相手側の音声を発するためのスピーカーとが設けられている。メイン表示部5は、液晶ディスプレイやELディスプレイなどによって構成されている。メイン表示部5は、筐体2および3を開いた状態で各種情報を提供するために用いられ、その情報の中には、撮像部4で認識された被写体の画像も含まれる。メイン表示部5およびスピーカーが設けられた筐体3の表面は、筐体2および3を折り畳んだ状態で内側になる表面である。
【0033】
筐体2および3を開いた状態で、筐体2と筐体3とがなす角度は160°である。この160°という角度は、カメラ付き携帯電話1を通常の電話として使用する場合に、筐体3に設けられたスピーカーに耳をあてると口元が筐体2に設けられたマイクに近づくように決定されている。但し、筐体2および3がなす角度は、160°に限定されず、たとえば、160°±5°のばらつきがあっても良い。
【0034】
図2は、図1中のカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態をしめす断面図である。図3は、図2中の曲線IIIで囲った部分を拡大した断面図である。図2および図3を参照して、連結部6は、筐体3を筐体2に対して回動させると同時に回転する表面6aを有する。連結部6には、表面6aの一部から突出する突状部11が形成されている。
【0035】
筐体2の内部には、一方端12mと他方端12nとを有し、一方端12mから他方端12nに向けて線状に延びるレバー12が設けられている。レバー12には、一方端12mと他方端12nとのほぼ中心に位置してレバー回転中心13が設けられている。レバー12は、レバー回転中心13を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。レバー12の一方端12mは、突状部11の表面に接触している。突状部11およびレバー12が、回動運動伝達部18を構成している。
【0036】
筐体2の内部には、表面にリブ16が一体に成形された撮像部4が設けられている。撮像部4は、撮像部4の全体が筐体2の内部に完全に収容されるように位置決めされている。撮像部4は、撮像部4を構成する撮影レンズの光軸19が、筐体2の表面2aに直角に交わるように位置決めされている。撮像部4の表面が、レバー12の他方端12nに接触している。
【0037】
撮像部4がこのような状態で筐体2に収容されていることによって、カメラ付き携帯電話1を誤って落下させた場合などに撮像部4に傷が付くことを防止できる。また、カメラ付き携帯電話1を折り畳んだ状態で持ち歩く場合などにおいて、撮像部4が筐体2から突出していないため取り扱いやすくなる。
【0038】
撮像部4には、撮影レンズの光軸19の延長線上に位置して撮像部回転中心15が設けられている。撮像部4は、撮像部回転中心15を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。また、筐体2の内部には、開口8の周縁に位置してリブ17が形成されている。撮像部回転中心15には、一方端がリブ16に接触し、他方端がリブ17に接触しているコイルバネ14が取り付けられている。
【0039】
筐体2および3が閉じられた図2および3に示す状態において、撮像部4には、コイルバネ14によって矢印20に示す方向に回転しようとする力が働いている。この撮像部4に働く力が、撮像部4に接触する他方端12nを介してレバー12に伝わることによって、レバー12には、矢印21に示す方向に回転しようとする力が働いている。しかし、レバー12の一方端12mが突状部11に接触し、コイルバネ14による力は連結部6を回転させるほどの大きさでないため、突状部11は撮像部4が矢印20に示す方向に回転しようとする動きのストッパーとしての役割を果たしている。結果、筐体2および3を折り畳んだ状態において、撮像部4は、筐体2の内部に収容された上述の状態に保持される。
【0040】
図4は、図1中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。図4では、図3に示す範囲と同様の範囲が示されている。
【0041】
図4を参照して、筐体3を筐体2に対して回動させていくと、連結部6は矢印23に示す方向に回転し始める。同時に突状部11も矢印23に示す方向に回転する。コイルバネ14による力により、レバー12は、突状部11のこの動きに伴い矢印21に示す方向に回転し、さらに撮像部4が矢印20に示す方向に回転する。やがて、レバー12の他方端12nが筐体2の内部の壁面24に接触し、撮像部4の回転が止まる。結果、筐体2および3が開ききった状態において、撮像部4は、撮影レンズの光軸19が筐体2の表面2aに対して傾いた図4に示す状態に保持される。
【0042】
図5は、図4中に示すカメラ付き携帯電話を用いて被写体の撮影を行なう様子を示した図である。図5を参照して、筐体2および3を開いた状態において、メイン表示部5の主表面5aと撮像部4の撮影レンズの光軸19とが直角に交わっている。被写体33の撮影を行なう場合、撮影レンズの光軸19が水平になるようにして撮像部4を被写体33に向ける。このとき、メイン表示部5は、主表面5aが鉛直方向に延在するように位置決めされる。このため、撮影者32は、メイン表示部5を見上げることなく、自分の目の高さとメイン表示部5の高さとを合わせることによってメイン表示部5を正面から見ることができる。
【0043】
言い換えれば、撮影者32は、主表面5aが鉛直方向に延在するようにカメラ付き携帯電話1を構えることによって、撮影レンズの光軸19を水平にした状態で被写体33の撮影を行なうことができる。このため、撮影を容易に行なうことができるとともに、比較的楽な姿勢で被写体33の撮影を行なうことができる。
【0044】
筐体2および3を開いた状態において、撮像部4が図5に示す状態とは別の方向を向いている場合について説明を行なう。図6は、図4中に示すカメラ付き携帯電話を用いて被写体の撮影を行なう様子を示した別の図である。
【0045】
図6を参照して、筐体2および3を開いた状態において、メイン表示部5の主表面5aと撮像部4の撮影レンズの光軸19とが角度αで交わっている。角度αは鋭角であり、たとえば70°である。被写体33の撮影を行なうために撮影レンズの光軸19が水平になるように撮像部4を被写体33に向けた場合、メイン表示部5は、主表面5aの下端から上端に向かうに従って主表面5aから撮影者32までの距離が大きくなるように位置決めされる。このため、撮影者32は、メイン表示部5を自分の目の高さよりも低い位置に位置決めしても、メイン表示部5を正面から見ることができる。このため、より楽な姿勢で被写体33の撮影を行なうことができる。
【0046】
なお、カメラ付き携帯電話1が図5に示すように主表面5aと光軸19とが直角に交わる状態になる場合、撮像部4は筐体3を回動させ始めると同時に回転し始め、筐体3を20度回転させたときに撮像部4は回転し終わる。撮像部4が回転するタイミングをこのように設定することによって、筐体2および3が開ききっていない状態で撮影を行なう場合に、撮影レンズの光軸19がどの方向を向いているか容易に判断できるという効果がある。
【0047】
つまり、カメラ付き携帯電話1に自動シャッター機能やシャッターをリモコンで操作できる機能が付いている場合、カメラ付き携帯電話1を平坦な場所に設置して撮影を行なう状況が考えられる。そのとき、筐体2よび3を90°だけ開いた状態にして横向きに置くと安定した状態でカメラ付き携帯電話1を設置することができる。この場合、図5に示すカメラ付き携帯電話1によれば、筐体2および3を90°開いた状態において撮像部4の回転は既に終了しているため、撮像部4が図5に示す方向を向いていると容易に認識することができる。このため、設置したカメラ付き携帯電話1に対して、被写体がどの位置に立てば良いのか容易に判断できる。
【0048】
このように撮像部4が回転するタイミングによっては特段の効果が得られる場合がある。したがって、図3中に示す突状部11の配置やレバー12の形状などを変更して、撮像部4が回転し始めて回転し終わるまでのタイミングを調節することによって、このような効果を得ることができる。
【0049】
この発明の実施の形態1に従った撮像部付き携帯通信機器としてのカメラ付き携帯電話1は、撮像部4を有し、撮像部4が回動可能に取り付けられた第1の筐体としての筐体2と、筐体2に回動可能に取り付けられた連結部6を有する第2の筐体としての筐体3と、筐体3の回動運動を連結部6を介して撮像部4に伝える回動運動伝達部18とを備える。
【0050】
筐体3を回動させることによって筐体2および3を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させると、撮像部4は、第1の状態から第2の状態へと変化する。
【0051】
連結部6は、筐体3の回動運動に伴って回転する表面6aを含む。回動運動伝達部18は、表面6aから突出する第1の突状部としての突状部11と、レバー部としてのレバー12とを有する。レバー12は、第1の状態で突状部11に接触する一方端12m、ならびに第1および第2の状態で撮像部4に接触する他方端12nを含む。筐体2には、撮像部4が第2の状態を保持する方向に撮像部4に力を加える第1の弾性部材としてのコイルバネ14が設けられている。
【0052】
筐体3は、撮像部4によって認識された画像を表示するための表示部としてのメイン表示部5をさらに有する。第1の状態は、撮像部4が筐体2に完全に収容された状態である。第2の状態は、メイン表示部5の主表面5aを延長していくとやがて主表面5aが撮像部4の光軸19の延長線に直交する状態である。
【0053】
筐体3は、撮像部4によって認識された画像を表示するためのメイン表示部5をさらに有する。第1の状態は、撮像部4が筐体2に完全に収容された状態である。第2の状態は、メイン表示部5の主表面5aを延長していくと、やがて主表面5aが撮像部4の光軸19の延長線に鋭角に交わる状態である。
【0054】
なお、本実施の形態では、撮像部付き携帯通信機器にカメラ付き携帯電話を適用して説明を行なったが、本発明はこれに限定されず、たとえば、カメラ機能が付いたPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコンおよびワードプロセッサなどに適用することも可能である。
【0055】
このように構成されたカメラ付き携帯電話1によれば、筐体2および3を折り畳んだ状態から開いた状態に変化させる動きに連動させて、撮像部4を自動的に回転させることができる。これにより、撮像部4を手動で回転させるという手間を省くことができるため、カメラ付き携帯電話1の操作性を向上させることができる。また、カメラ付き携帯電話1では、コイルバネ14およびレバー12を新たな部品として付加するだけで、撮像部4を自動的に回転させることを可能としている。このため、小型モータなどを内部に組み込む場合と比較して、簡易な機構で撮像部4を自動的に回転させている。また、これらの機構は小型であるため、特に携帯電話などの分野で強く求められる省スペースの条件をも満たしている。
【0056】
(実施の形態2)
この発明の実施の形態2におけるカメラ付き携帯電話は、実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話1と比較して、撮像部を回転させる機構のみが異なる。以下において、重複する構造および動作の説明は省略する。
【0057】
図7は、この発明の実施の形態2におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。図7では、図3に示す範囲と同様の範囲が示されている。
【0058】
図7を参照して、連結部6には、表面6aの一部から突出する突状部42が形成されている。筐体2の内部には、表面にリブ49が一体に成形された撮像部4が設けられている。撮像部4は、撮像部4の全体が筐体2の内部に完全に収容されるように位置決めされている。連結部6に向い合う撮像部4の表面には、その表面から突出する突状部43が形成されている。突状部43および42の各々は、互いに離れて位置している。突状部43および42が、回動運動伝達部を構成している。
【0059】
撮像部4には、撮影レンズの光軸19の延長線とはずれた位置に撮像部回転中心45が設けられている。撮像部4は、撮像部回転中心45を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。また、筐体2の内部には、開口8の周縁に位置してリブ41が形成されている。撮像部4は、リブ41に接触している。さらに、筐体2の内部には、撮像部4を挟んだリブ41の反対側にリブ48が形成されている。撮像部回転中心45には、一方端がリブ48に接触し、他方端がリブ49に接触しているコイルバネ46が取り付けられている。
【0060】
筐体2および3が閉じられた図7に示す状態において、撮像部4には、コイルバネ46によって矢印47に示す方向に回転しようとする力が働いている。しかし、撮像部4はリブ41によって位置を固定されているため、撮像部4が筐体2の内部に収容された状態が保持されている。
【0061】
図8は、図7中のカメラ付き携帯電話において筐体を開いている途中の状態を示す断面図である。図8を参照して、筐体3を筐体2に対して回動させていくと、連結部6は矢印51に示す方向に回転し始める。同時に突状部42も矢印51に示す方向に回転する。やがて、突状部42が突状部43に接触する。
【0062】
図9は、図7中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。図9を参照して、筐体3を筐体2に対してさらに回動させていくと、突状部42が突状部43を押し進める。これによって、撮像部4は、コイルバネ46による力に逆らって矢印52に示す方向に回転し始める。結果、筐体2および3を開ききった状態において、撮像部4は、撮影レンズの光軸19が筐体2の表面2aに対して傾いた図9に示す状態に保持される。
【0063】
なお、実施の形態2において、筐体2および3を開いた状態が図5に示す状態であった場合、撮像部4は筐体3を140°回動させた時点で回転し始め、筐体3を開ききると同時に撮像部4の回転も終了する。この場合、筐体2よび3を90°だけ開いた状態で、撮像部4は回転を始めていないため、カメラ付き携帯電話は、撮影レンズの光軸19が筐体2の表面2aに直角に交わった状態にある。このため、撮像部4がどの方向を向いているかさらに容易に判断することができる。
【0064】
この発明の実施の形態2におけるカメラ付き携帯電話では、連結部6は、筐体3の回動運動に伴って回転する表面6aを含む。回動運動伝達部は、表面6aから突出する第2の突状部としての突状部42と、第2の状態で突状部42に接触し、撮像部4に設けられた第3の突状部としての突状部43とを有する。筐体2には、撮像部4が第1の状態を保持する方向に撮像部4に力を加える第2の弾性部材としてのコイルバネ46が設けられている。
【0065】
このように構成されたカメラ付き携帯電話によれば、突状部42および43というさらに簡易な機構によって、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
【0066】
(実施の形態3)
この発明の実施の形態3におけるカメラ付き携帯電話は、実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話1と比較して、撮像部を回転させる機構のみが異なる。以下において、重複する構造および動作の説明は省略する。
【0067】
図10は、この発明の実施の形態3におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。図10では、図3に示す範囲と同様の範囲が示されている。
【0068】
図10を参照して、連結部56は、筐体3を筐体2に対して回動させると同時に回転する表面56aを有する。連結部56の表面56aの周りには、歯車59が設けられている。歯車59は、連結部56に嵌め合わされていても良く、連結部56と一体に成形されていても良い。
【0069】
筐体2の内部には、中心を等しくし、かつピッチ円の直径が異なる歯車60および61が設けられている。歯車60および61は、歯車回転中心57を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。歯車59と歯車61とは噛み合っている。筐体2の内部には、歯車60と噛み合う歯車62が設けられている。歯車62は、歯車回転中心58を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。
【0070】
筐体2の内部には、撮像部4が設けられている。撮像部4は、撮像部4の全体が筐体2の内部に完全に収容されるように位置決めされている。撮像部4の表面には、弧状に歯が配置された歯車64が設けられている。歯車64と歯車62とが噛み合っている。筐体2には、筐体2の内部の壁面から延在するガイド部材63が設けられている。歯車64は、ガイド部材63に案内されてガイド部材63が延在する方向に移動することが可能である。歯車59から62、歯車64、およびガイド部材63によって回動運動伝達部が構成されている。
【0071】
図11は、図10中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。図11を参照して、筐体3を筐体2に対して回動させると、連結部56に設けられた歯車59が矢印66に示す方向に回転する。歯車59の回転運動が歯車61に伝わり、歯車61および60は矢印67に示す方向に回転する。さらに、歯車60の回転運動が歯車62に伝わり、歯車62は矢印68に示す方向に回転する。
【0072】
さらに、歯車62の回転運動が歯車64に伝わり、歯車64が設けられた撮像部4は、ガイド部材63に案内されて矢印69に示す方向に移動する。結果、筐体2および3が開ききった状態において、撮像部4は、撮影レンズの光軸19が筐体2の表面2aに対して傾いた図11に示す状態に保持される。
【0073】
この発明の実施の形態3に従ったカメラ付き携帯電話では、連結部56は、筐体3の回動運動に伴って回転する表面56aを含む。回動運動伝達部は、表面56aに設けられた第1の歯車としての歯車59と、撮像部4に設けられ、歯車59の回転運動が伝えられる第2の歯車としての歯車64とを有する。
【0074】
このように構成されたカメラ付き携帯電話によれば、歯車を回動運動伝達部として利用することによって、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
【0075】
(実施の形態4)
この発明の実施の形態4におけるカメラ付き携帯電話は、実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話1と比較して、撮像部を回転させる機構のみが異なる。以下において、重複する構造および動作の説明は省略する。
【0076】
図12は、この発明の実施の形態4におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。図12では、図3に示す範囲と同様の範囲が示されている。
【0077】
図12を参照して、連結部74は、筐体3を筐体2に対して回動させると同時に回転する表面74aを有する。連結部74の表面74aの周りには、歯車76が設けられている。歯車76は、連結部74に嵌め合わされていても良く、連結部74と一体に成形されていても良い。筐体2の内部には、歯車76と噛み合う歯車77が設けられている。歯車77は、歯車回転中心75を中心に回転可能なように筐体2に取り付けられている。
【0078】
筐体2の内部には、撮像部4が設けられている。撮像部4は、撮像部4の全体が筐体2の内部に完全に収容されるように位置決めされている。撮像部4の表面には、弧状に歯が配置された歯車73が設けられている。歯車77と歯車73とが噛み合っている。筐体2の内部には、筐体2の内部の壁面から延在する溝71が形成されたガイド部材70が設けられている。歯車73は、ガイド部材70に案内されて溝71が延在する方向に移動することが可能である。歯車76、77および73、ならびにガイド部材70によって回動運動伝達部が構成されている。
【0079】
図13は、図12中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。図13を参照して、筐体3を筐体2に対して回動させると、連結部74に設けられた歯車76が矢印81に示す方向に回転する。歯車76の回転運動が歯車77に伝わり、歯車77は矢印82に示す方向に回転する。さらに、歯車77の回転運動が歯車73に伝わり、歯車73が設けられた撮像部4は、ガイド部材70に案内されて矢印83に示す方向に移動する。結果、筐体2および3が開ききった状態において、撮像部4は、撮影レンズの光軸19が筐体2の表面2aに対して傾いた図13に示す状態に保持される。
【0080】
このように構成されたカメラ付き携帯電話によれば、実施の形態3に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
【0081】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に従えば、簡易な装置によって優れた操作性を実現できる撮像部付き携帯通信機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話を示す斜視図である。
【図2】 図1中のカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態をしめす断面図である。
【図3】 図2中の曲線IIIで囲った部分を拡大した断面図である。
【図4】 図1中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。
【図5】 図4中に示すカメラ付き携帯電話を用いて被写体の撮影を行なう様子を示した図である。
【図6】 図4中に示すカメラ付き携帯電話を用いて被写体の撮影を行なう様子を示した別の図である。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。
【図8】 図7中のカメラ付き携帯電話において筐体を開いている途中の状態を示す断面図である。
【図9】 図7中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。
【図11】 図10中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4におけるカメラ付き携帯電話の折り畳んだ状態を示す断面図である。
【図13】 図12中のカメラ付き携帯電話の開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ付き携帯電話、2,3 筐体、4 撮像部、5 メイン表示部、6,56,74 連結部、6a,56a,74a 表面、11,42,43 突状部、12 レバー、12m 一方端、12n 他方端、14,46 コイルバネ、18 回転運動伝達部、19 光軸、59,64,73,76 歯車。
Claims (4)
- 撮像部を有し、前記撮像部が回動可能に取り付けられた第1の筐体と、
前記第1の筐体に回動可能に取り付けられた連結部を有する第2の筐体と、
前記第2の筐体の回動運動を前記連結部を介して前記撮像部に伝える回動運動伝達部とを備え、
前記第2の筐体を回動させることによって前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させると、前記撮像部は、第1の状態から第2の状態へと変化し、
前記連結部は、前記第2の筐体の回動運動に伴って回転する表面を含み、前記回動運動伝達部は、前記表面から突出する第1の突状部と、前記第1の状態で前記第1の突状部に接触する一方端、ならびに前記第1および第2の状態で前記撮像部に接触する他方端を含むレバー部とを有し、前記第1の筐体には、前記撮像部が前記第2の状態を保持する方向に前記撮像部に力を加える第1の弾性部材が設けられている、撮像部付き携帯通信機器。 - 撮像部を有し、前記撮像部が回動可能に取り付けられた第1の筐体と、
前記第1の筐体に回動可能に取り付けられた連結部を有する第2の筐体と、
前記第2の筐体の回動運動を前記連結部を介して前記撮像部に伝える回動運動伝達部とを備え、
前記第2の筐体を回動させることによって前記第1および第2の筐体を折り畳んだ状態から開いた状態へと変化させると、前記撮像部は、第1の状態から第2の状態へと変化し、
前記連結部は、前記第2の筐体の回動運動に伴って回転する表面を含み、前記回動運動伝達部は、前記表面から突出する第2の突状部と、前記第2の状態で前記第2の突状部に接触し、前記撮像部に設けられた第3の突状部とを有し、前記第1の筐体には、前記撮像部が前記第1の状態を保持する方向に前記撮像部に力を加える第2の弾性部材が設けられている、撮像部付き携帯通信機器。 - 前記第2の筐体は、前記撮像部によって認識された画像を表示するための表示部をさらに有し、前記第1の状態は、前記撮像部の全体が前記第1の筐体の内部に完全に収容され、前記撮像部が前記第1の筐体から突出しない状態であり、前記第2の状態は、前記表示部の主表面を延長していくと、やがて前記主表面が前記撮像部の光軸の延長線に直交する状態である、請求項1または2に記載の撮像部付き携帯通信機器。
- 前記第2の筐体は、前記撮像部によって認識された画像を表示するための表示部をさらに有し、前記第1の状態は、前記撮像部の全体が前記第1の筐体の内部に完全に収容され、前記撮像部が前記第1の筐体から突出しない状態であり、前記第2の状態は、前記表示部の主表面を延長していくと、やがて前記主表面が前記撮像部の光軸の延長線に鋭角に交わる状態である、請求項1または2に記載の撮像部付き携帯通信機器。
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