JP3989612B2 - ホールプラグ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパネルに穿設された孔に装着されるホールプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4〜図6に示すように、自動車のドアパネル50等に穿設された孔52に装着されるホールプラグ54は、合成樹脂で成形されたプラグ56と、プラグ56に設けられた収納部58に収納されるフォーム60とで構成されている。
【0003】
収納部58の底部には、通気孔62が形成されており、通気性及び防水性を備えたフォーム60で塞がれている。そして、フォーム60を通じて空気が通気孔62へ流れるようになっている。また、プラグ56の外周には掛止部56Aが設けられており、この掛止部56Aが孔52の孔縁に掛止されることによって、孔52にプラグ56が装着される。
【0004】
さらに、プラグ56からは半径方向へ薄肉のスカート部68が張出しており、プラグ56を孔52に圧入したときに、スカート部68がドアパネル50に密着して水密性を発揮する。
【0005】
また、収納部58のフォーム60の挿入口61には中央に向かって押え片56Bが張出しており、フォーム60が挿入口61から飛び出さないようにしている。
【0006】
しかし、ドア72を強く閉めたとき、ドアパネル50に掛かるA方向からの風圧が急激に増大し、フォーム60が収納部58の挿入口61から飛び出し、通気孔62を通じてドアパネル50の内側へ水が侵入してしまうことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、強い圧力を受けてもプラグの収納部からフォームが飛び出すことがないホールプラグを提供することを課題とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、通気孔を備えたプラグが設けられている。また、このプラグには収納部が形成されており、この収納部には通気孔を塞ぐフォームが収納されている。
【0009】
そして、掛止部を孔の孔縁に掛止させ孔にプラグを装着したときパネルとプラグとの間にフォームが挟持される。
【0010】
このため、強い風圧を受けても、又は、内側からフォームを押してもプラグの収納部からフォームが飛び出すことがないので、通気孔からの水の侵入を防ぐことができる。
【0011】
取出口から突出した突出部が掛かり代となり、取付け作業中又はホールプラグの輸送時にフォームが収納部から抜け落ちない。
また、突出部がプラグとパネルの間に挟持され強風圧を受けてもフォームは収納部から飛び出すことがなく、通気孔から水の浸入を防ぐことができる。さらに、突出部が挟持されることでフォームは外側へ引っ張られた状態となるため、フォームが捲れたりすることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
本形態に係るホールプラグを説明する。
【0014】
図1及び図2に示すように、ホールプラグ10は円筒状のプラグ11を備えており、このプラグ11の内側がフォーム14が収納される収納部12とされている。フォーム14は、ポリエーテル系で成形されており、薄過ぎると圧力を受けたときに捲れ易くなり、また、厚過ぎると空気を通過させるときに圧力損失が大きくなるため、所定の肉厚とされている(本例では3mm程度)。
【0015】
一方、収納部12の底部にはリブ16が十字に形成され、リブ16がない部分が通気孔18となって空気が流れるようになっている。この通気孔18はフォーム14の外縁よりも内側に位置しており、フォーム14と通気口18との間に間隙が生じて水が侵入するのを防いでいる。また、リブ16はフォーム14を収納部12に収納したときの台座の役割を担って、外部から受ける水圧によってフォーム14が撓まないように支えている。
【0016】
また、プラグ11の周壁11Aには掛止部20が突設されており、この掛止部20が孔26の孔縁に掛止されることによって、孔26にプラグ11が装着される。
【0017】
さらに、プラグ11の周壁11Aからは半径方向へ薄肉のスカート部28が全周に張出しており、掛止部20に向かって少し傾斜している。このため、プラグ11を孔26に圧入したときに、スカート部28が弾性変形しパネル30に密着して水密性を発揮する。
【0018】
一方、フォーム14は平面視にて円形の外周から突出部14Aが外側へ張出した形を呈しており、この突出部14Aはフォーム14を収納部12へ収納したときプラグ11に形成された取出口22から外側へ引き出すことができるようになっている。また、取出口22には押え片22Aが形成されており、突出部14Aを取出口22から引き出したときに突出部14Aが抜け落ちないようにしている。
【0019】
さらに、突出部14Aは、パネル30の孔26にプラグ11を装着するとき、パネル30とプラグ11に形成されたスカート部28との間に挟持される。このため、強い風圧を受けても、又は、通気孔18からフォーム14を押してもプラグ11の収納部12からフォーム14が収納部12のフォーム14の挿入口24から飛び出すことがないので、通気孔18からの水の侵入を防ぐことができる。
【0020】
また、突出部14Aの両端の長さはプラグ11のスカート部28の外径より若干短くなっている。このため、プラグ11をパネル30に装着したときにフォーム14がプラグ11からはみ出ないので水密性を確保できる。
【0021】
さらに、取出口22から突出した突出部14Aが掛かり代となり、取付け作業中又はホールプラグ10の輸送時にフォーム14が収納部12から抜け落ちない。また、突出部14Aが挟持されることでフォーム14は両側から引っ張られた状態となるため、フォーム14が捲れたりすることがない。
【0022】
なお、本形態では、プラグ11の取出口22を2ヵ所設けたが、3ヵ所又は4ヵ所設けてもよく、これに対応してフォーム14の突出部14Aを成形すればよい。
【0023】
また、本形態では収納部12にフォーム14を収納するようにしたが、図3に示すように、プラグ11の周壁11Aを部分的に切り取って孔26(図2参照)に挿入可能な円弧状のリブ44を形成してもよい。一方、フォーム36は平面視にて円形状とし、内側にはリブ44が挿通できる大きさの円弧状の切り込み36Aを形成する。そして、リブ44にフォーム36の切り込み36Aを挿入し、リブ44を孔26に挿入してパネル30(図2参照)とプラグ11に形成されたスカート部42との間にフォーム36を挟持させてもよい。これにより、フォーム36の挿着が簡単に行えるため作業工数が削減できる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、強い風圧を受けても、又は、内側からフォームを押してもプラグの収納部からフォームが飛び出すことがないので、水の侵入を防ぐことができる。
【0025】
また、取付け作業中又はホールプラグの輸送時にフォームが収納部から抜け落ちることがない。さらに、フォームが捲れたりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係るホールプラグを示す分解斜視図である。
【図2】本形態に係るホールプラグの取付構造を示す断面図である。
【図3】本形態に係るホールプラグの変形例を示す分解斜視図である。
【図4】ホールプラグをドアパネルに取り付けた状態を示す概念図である。
【図5】従来のホールプラグを示す分解斜視図である。
【図6】従来のホールプラグの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 プラグ
12 収納部
14 フォーム
22 取出口
32 突出部
Claims (1)
- 通気孔を備えパネルに穿設された孔に装着されるプラグと、前記プラグに設けられた収納部と、前記収納部の周壁に形成された取出口と、前記収納部に収納され前記通気孔を塞ぐフォームと、前記フォームに形成され取出口から外側へ延出する突出部と、前記前記プラグの周壁から突設された掛止部と、を備え、前記掛止部を前記孔の孔縁に掛止させ前記孔に前記プラグを装着したとき、前記パネルと該プラグとで前記突出部を挟持することを特徴とするホールプラグ。
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- 1999-02-23 TW TW088202812U patent/TW411046U/zh not_active IP Right Cessation
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