JP3991431B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、吹出口の内側に設けられたファンリングにより、送風ファン上部の電装品箱から導出し送風路を通過して仕切板を挿通し、配管および四方弁等を配置した配管部に導かれるリード線を、前記送風路に侵入し前記送風ファンにより飛散した雨水から保護できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の室外機は、図1(A)および図1(B)で示すように、底板1上の前面側略中央に載置された圧縮機2と、同圧縮機2の背面側と両側とにわたって設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器3と、同熱交換器3の背面部に対向して設けられた送風ファン4と、前記熱交換器3の両側に取り付けられた側板の上端に固定された保持板6上に保持され、電気部品を収容した電装品箱7と、前記底板1上に立設し、同底板1上を前記熱交換器3および前記送風ファン4を配置した送風路aと、前記熱交換器3に連なる配管および四方弁等(図示せず)を配置する配管部bとに区画する仕切板5と、一端が前記電装品箱7内の電気部品に接続され、他端が前記保持板6に設けた第一挿通孔を挿通して前記送風路aを通過したのちに、前記仕切板5に設けた第二挿通孔を挿通して前記配管部bに導かれ、前記四方弁のコイル等(図示せず)に接続されるリード線8と、前記底板1に被着され、前記熱交換器3を臨ませた吸込口を有するリヤカバー11および前記送風ファン4を臨ませた吹出口を有するフロントカバー10と前記電装品箱7の上部を覆うトップカバー9とからなる外胴と、前記吹出口の内側に設けられ、前記送風ファン4の外形に沿わせたファンリング12とで構成されていた。
【0003】
しかしながら、前記吹出口などから前記送風路aに侵入した雨水が前記送風ファン4によって飛散した際、飛散した雨水が前記リード線8を伝わって前記配管部bに侵入してしまい、同配管部bに配置された前記四方弁のコイル等(図示せず)の故障の原因になってしまうという問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、吹出口の内側に設けられたファンリングにより、送風ファン上部の電装品箱から導出し送風路を通過して、仕切板を挿通し配管および四方弁等を配置した配管部に導かれるリード線を、前記送風路に侵入し前記送風ファンにより飛散した雨水から保護するようにした空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題を解決するため、底板上の略中央部に載置された圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側とにわたって設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器と、同熱交換器の背面部に対向して設けられた送風ファンと、前記熱交換器の上面に取付けられた保持板上に載置された電気部品を収容した電装品箱と、前記底板上に立設され、前記熱交換器および送風ファンが配置される送風路と、前記熱交換器に連なる配管および四方弁等が配置される配管部とに区画する仕切板と、一端が前記電装品箱の電気部品に接続され、多端が前記保持板を挿通して前記送風路を通過した後、前記仕切板を挿通して前記配管部に導かれ、前記四方弁等に接続されたリード線と、前記底板に被着され、前記熱交換器を臨ませた吸込口を有するリアカバーおよび前記送風ファンを臨ませた吹出口を有するフロントカバーと前記電装品箱の上部を覆うトップカバーとからなる外胴と、前記吹出口の内側に設けられ、前記送風ファン機の外形に沿わせたファンリングとを備えた空気調和機の室外機において、
前記ファンリングには、その吸込側の外周縁に、前記保持板および前記仕切板に当接し、同保持板および仕切板との間に前記送風路を通過する前記リード線を収容するための空間を形成する遮蔽リブが設けられた構成となっている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として説明する。
図1(A)および図1(B)と、図2と、図3(A)および図3(B)と、図4(A)および図4(B)と、図5(A)乃至図5(D)とにおいて、1は空気調和機の室外機本体を構成する底板、2は同底板1上の前面側略中央に載置された圧縮機、3は同圧縮機2の背面側と両側とにわたって設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器、4は同熱交換器3の背面部に対向して設けられた送風ファン、5は前記底板1上に立設し、同底板1上を前記熱交換器3および前記送風ファン4を配置した送風路aと、前記熱交換器3に連なる配管および四方弁等(図示せず)を配置する配管部bとに区画するための仕切板、6は前記熱交換器3の両側に取り付けられた側板の上端に固定された保持板、7は同保持板6上に保持されて電気部品を収容した電装品箱、8は一端が同電装品箱7内の電気部品に接続され、他端が前記保持板6に設けた第一挿通孔6aを挿通して前記送風路aを通過したのちに、前記仕切板5に設けた第二挿通孔5aを挿通して前記配管部bに導かれ、前記四方弁のコイル等(図示せず)に接続されるリード線である。
【0018】
9は前記電装品箱7の上部を覆うトップカバー、10は前記底板に被着され、前記送風ファン4を臨ませた吹出口を有するフロントカバー、11は前記熱交換器3を臨ませた吸込口を有するリヤカバーで、これらトップカバー9とフロントカバー10とリヤカバー11とで外胴が構成され、前記フロントカバー10の内側には、前記送風ファン4の外形に沿わせたファンリング12が設けられた構成となっている。
【0019】
前記ファンリング12は、図2(B)および図4(A)、(B)に示されているように、その吸込側の外周縁に、前記保持板6および前記仕切板5に当接し、同保持板6および仕切板5との間に前記送風路aを通過する前記リード線8を収容するための空間を形成する遮蔽リブ 13 を一体的に形成しており、後述する係合手段によって前記保持板6および前記仕切板5に隙間なく取付けられる。なお、遮蔽リブ 13 は図3(A)、(B)に示されているように、吸込側の外周縁に前後方向に複数設けても良い。
【0020】
また、前記保持板6に形成される第一挿通孔6aおよび前記仕切板5に形成される第二挿通孔5aは、図1(A)に示されているように、前記リード線8を収容する空間に面する前記送風ファン4の垂直中心線より右側の位置および前記仕切板5に形成される第二挿入孔5aは前記送風ファン4の水平中心線より上側のc寸法の位置に夫々設けられている。
【0021】
また、前記第一挿通孔 6 aおよび第二挿通孔5aは、図2(A)に示されているように、前記保持板6および仕切板5の端面より内側に向けて略U字状に切欠されており、その周縁部には第一フランジ部6bおよび第二フランジ部5bが夫々形成されている。
【0026】
また、前記ファンリング12を前記保持板6および仕切板5に隙間なく取付けるための係合手段は、前記遮蔽リブ 13 の周縁部に対応して前記仕切板5および、または前記保持板6に設けられる後述する係合部に前記遮蔽リブ 13 の周縁部を係合する構成となっている。
【0027】
また、前記仕切板5および、または保持部6に設けられる係合部は、第一の例として図5(A)に示されているように、前記遮蔽リブ 13 の周縁部一側面に対向して、前記仕切板5および、または前記保持板6に突設された係合片5cからなり、同係合片5cに前記遮蔽リブ 13 の周縁部一側面を係合するようにしている。
【0028】
また、第二の例として図5(B)に示されているように、前記遮蔽リブ 13 の周縁部他側面 に対向して、前記仕切板5および、または前記保持板6に形成された段部5dからなり、 同段部5dに前記遮蔽リブ 13 の周縁部他側面を係合するようにしている。
【0029】
また、第三の例として図5(C)に示されているように、前記遮蔽リブ 13 の周縁部一側面に対向して、前記仕切板5および、または前記保持板6に形成された凸部5eからなり、同凸部5dに前記遮蔽リブ 13 の周縁部一側面を係合するようにしている。
【0030】
また、第四の例として図5(D)に示されているように、前記遮蔽リブ 13 の周縁部先端に対向して、前記仕切板5および、または前記保持板6に形成された溝部5fからなり、同溝部5fに前記遮蔽リブ 13 の周縁部先端を係合するようにしている。
【0031】
以上の構成により、前記保持板6の第一挿通孔6aを挿通して送風部aを通過した後、前記仕切板5の第二挿通孔5aを挿通して前記配管部に導かれ、前記四方弁等に接続されるリード線8は、送風部aを通過する際、前記ファンリング 12 に形成された遮蔽リブ 13 と前記保持板6および前記仕切板5との間に形成された空間に収容され、前記送風部aに侵入し、前記送風ファン4により飛散した雨水から保護されることになる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、吹出口の内側に設けられたファンリングにより、送風ファン上部の電装品箱から導出し送風路を通過して、仕切板を挿通し配管および四方弁等を配置した配管部に導かれるリード線を、前記送風路に侵入し前記送風ファンにより飛散した雨水から保護するようにした空気調和機の室外機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による空気調和機の室外機の説明図で、(A)は正面から見た断面図であり、(B)は(A)で示すAーA断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の室外機の説明図で、(A)は本体の要部斜視図であり、(B)はファンリングの斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は複数の遮蔽リブを設けたファンリングの背面側の斜視図であり、(B)は上方からの矢視図である。
【図4】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は単数の遮蔽リブを設けたファンリングの背面側の斜視図であり、(B)は上方からの矢視図である。
【図5】本発明による空気調和機の室外機の要部断面図で、(A)は第一の例を示し、(B)は第二の例を示し、(C)は第三の例を示し、(D)は第四の例を示す。
【符号の説明】
1 底板
2 圧縮機
3 熱交換器
4 送風ファン
5 仕切板
5a 第一挿通孔
5b 第一フランジ
5c 係合片
5d 段部
5e 凸部
5f 溝部
6 保持板
6a 第二挿通孔
6b 第二フランジ
7 電装品箱
8 リード線
9 トップカバー
10 フロントカバー
11 リヤカバー
12 ファンリング
13 遮蔽リブ
a 送風路
b 配管部
Claims (1)
- 底板上の略中央部に載置された圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側とにわたって設けられ、略凹状に折曲形成された熱交換器と、同熱交換器の背面部に対向して設けられた送風ファンと、前記熱交換器の上面に取付けられた保持板上に載置された電気部品を収容した電装品箱と、前記底板上に立設され、前記熱交換器および送風ファンが配置される送風路と、前記熱交換器に連なる配管および四方弁等が配置される配管部とに区画する仕切板と、一端が前記電装品箱の電気部品に接続され、他端が前記保持板を挿通して前記送風路を通過した後、前記仕切板を挿通して前記配管部に導かれ、前記四方弁等に接続されたリード線と、前記底板に被着され、前記熱交換器を臨ませた吸込口を有するリアカバーおよび前記送風ファンを臨ませた吹出口を有するフロントカバーと前記電装品箱の上部を覆うトップカバーとからなる外胴と、前記吹出口の内側に設けられ、前記送風ファンの外形に沿わせたファンリングとを備えてなる空気調和機の室外機において、
前記ファンリングには、その吸込側の外周縁に、前記保持板および前記仕切板に当接し、同保持板および仕切板との間に前記送風路を通過するリード線を収容するための空間を形成する遮蔽リブが設けられていることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8619598A JP3991431B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 空気調和機の室外機 |
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JPH11281099A JPH11281099A (ja) | 1999-10-15 |
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CN109958639A (zh) * | 2019-04-22 | 2019-07-02 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调室外机的风机组件及具有其的空调室外机 |
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JP2008020132A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室外機 |
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1998
- 1998-03-31 JP JP8619598A patent/JP3991431B2/ja not_active Expired - Fee Related
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