JP3986809B2 - 三相形電磁機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、リアクタンスを可変できる三相形の電磁機器に関する。さらに、主巻線の励磁電流に影響されることなく、高調波歪みの少ない、鉄心の突き合わせ面に絶縁フィルムを必要としない、電力系統に直列に接続可能な三相形の電磁機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
リアクタンスを可変する従来の技術としては、本出願人が先に提案した線形可変リアクトル(特開平09−330829号公報)や誘導性素子(特開平09−129450号公報)がある。
【0003】
図8は、線形可変リアクトルの一実施例を示す斜視図で、この線形可変リアクトルは、図8に示すように、主巻線32が巻回された第1のU形カットコア31と、制御巻線34が巻回された第2のU形カットコア33から構成され、これら第1及び第2のU形カットコア31、33は、そのカット面同志を互いに対向させ、且つ、第1のU形カットコア31に対して第2のU形カットコア33を捩じり方向に90°回転させた状態で接触させている。カット面同志の4面の接触面36は、主巻線32、制御巻線34の各々に電圧e1、e2を印加して発生する磁束φ1、φ2の全てが通る共通磁路となる。そこで、制御巻線34の電流i2で当該共通磁路を磁気飽和させることにより主巻線32による磁束の磁路を楔形の間隙35に移行させることができ、制御巻線34の励磁電流を変えることにより、主巻線32のリアクタンスを線形に可変させることができる。
【0004】
図9は、誘導性素子の一実施例を示す斜視図で、この誘導性素子は、図9に示すように、E型コア42とI型コア43とからなるEI型コア44に主巻線45と制御用巻線46を巻回した構成であり、主巻線に交流電源を接続することにより、巻線部45aによる磁束φ1及び巻線部45bによる磁束φ2が発生する。ここで、E型コア42の中枠49に巻回された制御用巻線に制御電流を流すと磁束φ3が発生するが、外枠47と外枠48を等断面積とすることにより、外枠47内には磁束φ1に磁束φ3の1/2を加算した磁束が通過し、外枠48内には磁束φ2に磁束φ3の1/2を差し引いた磁束が通過する。このとき、外枠47の端部47aに前記加算磁束が集中し、先端部が磁気飽和して外枠47の透磁率が減少しインダクタンスが低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記線形可変リアクトルは、第1及び第2のU形カットコアの共通磁路を制御巻線の励磁電流により磁気飽和させ透磁率を制御することによりリアクタンスを可変しており、また、上記誘導性素子についても、主磁束と制御磁束により外枠先端部を磁気飽和させ透磁率を制御することによりリアクタンスを可変している。このため、共に、主巻線に流れる負荷電流が増加すると、負荷電流により磁気飽和現象が生じてしまい、制御巻線の励磁電流によるリアクタンス制御が困難になるという課題があった。
【0006】
また、上記線形可変リアクトルは、U形カットコアの磁心接合面において積層鋼板が互いに直交することから、磁心の接合面において生ずる渦電流発生の対策として、突き合わせ面における積層鋼板間の短絡を防止するため接合面に絶縁フィルムを挿入しているが、十分な耐久性をもつ絶縁フィルム材料を確保することが困難であり、また、絶縁フィルムを介在させると磁気回路の磁気抵抗が増大し、大きなリアクタンスの変化が困難となるという課題があった。
【0007】
さらに、上記線形可変リアクトル及び誘導性素子は、共に単相型であることから電力系統に使用する場合には3台で三相構成する必要があり、重量や容積の観点から三相一体構成の電磁機器が望まれていた。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、主巻線に流れる負荷電流による影響が少なく、磁気回路構造及び巻線の巻装構造が簡単で、三相一体構造を構成でき、且つ、絶縁フィルムを必要としないで高調波を低減させ、リアクタンスを可変できる電磁機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、各端が対をなす磁路を形成する3つのH状脚部と、これらH状脚部の各端側を連結して閉磁路を形成する2つの枠部とから成る三相電磁路を有し、前記H状脚部の一方の連結端側において、前記H状脚部の対をなす磁路の各磁路に三相交流電源の各相に対応する主巻線を巻回して有するとともに、前記H状脚部の他方の連結端側において、前記H状脚部の対をなす磁路の各磁路に制御巻線を巻回して有し、前記主巻線は前記一対の磁路に生じる主磁束が同一方向になるように直列又は並列に接続し、前記制御巻線は前記主磁束によって生じる誘起電圧が互いに打消されるように直列に接続してなり、前記制御巻線の開放端子側に制御回路を接続し、直流制御電流を供給することにより、前記主磁束と制御磁束の共通磁路の磁気抵抗を制御し主巻線のリアクタンスを連続的に可変することを特徴としたものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記3つのH状脚部は、それぞれ個別の3つのH状鉄心から成り、前記枠部はそれぞれ別個の2つのI状鉄心から成り、前記H状鉄心とI状鉄心の連結部においてこれら鉄心の積層鋼板を互いに平行になるように突き合わせて形成したことを特徴としたものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記各脚部(各相)の主巻線を巻回した各々の磁路に二次巻線を巻回し、前記主巻線のリアクタンスを連続的に可変することに加え、該主巻線に変圧機能を持たせたことを特徴としたものである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、前記各脚部(各相)に二次巻線を巻回し、前記主巻線のリアクタンスを連続的に可変することに加え、該主巻線に変圧機能を持たせたことを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による三相形電磁機器の電磁鉄心及び巻線の基本構成例を示す図、図2は、図1で示した三相形電磁機器を等価的に回路表示した回路構成図である。
本発明による三相形電磁機器を構成する電磁磁心は、各端(両端)に対をなす磁路を有する3つのH状脚部(磁心)、すなわち、第1のH状磁心4aと第2のH状磁心4bと第3のH状磁心4cと、これらH状磁心の各(両)端部を連結して閉磁路を形成する2つのI状磁心、すなわち、第1のI状磁心5aと第2のI状磁心5bとより成り、それぞれのH状磁心4a,4b,4cにおいて、鉄心窓部が2個所形成されるように対称に対向させ、第1のH状磁心4aとI状磁心5a及び5bの連結部、及び第2のH状磁心4bとI状磁心5a及び5bの連結部、及び第3のH状磁心4cとI状磁心5a及び5bの連結部は、磁心を構成する各々の積層鋼板を平行になるように突き合わせて構成する。
【0014】
第1のH状磁心4aを構成する2対の脚のうちの一方の対の各々の脚(磁路)に主巻線1aa及び主巻線1abを巻回し、主巻線1aa及び1abを、両主巻線から生じる磁束φa1及びφa2が同方向になるように直列又は並列に接続する。
第1のH状磁心4aの残る他の対の各々の脚(磁路)には、それぞれ制御巻線2aa及び2abを巻回し、主巻線1aa及び1abによる磁束で制御巻線2aa及び2abに生じる誘起電圧が互いに打消されるように両制御巻線を直列に接続し、その開放端子側に制御回路3を接続する。
同様に第2のH状磁心4bには、主巻線1ba及び1bb並びに制御巻線2ba及び2bbを巻回し、第3のH状磁心4cには、主巻線1ca及び1cb並びに制御巻線2ca及び2cbを巻回する。
【0015】
図1において、それぞれのH状磁心に巻回して接続した主巻線の開放端子に三相交流電源を接続し、それぞれの主巻線に図示矢印方向の電流ILa、ILb、ILcが流れていたとする。なお、図示の電流矢印方向を正サイクルとした場合、負サイクルでは逆方向の電流が流れる。
【0016】
今、主巻線に三相電流ILa、ILb、ILcが流れると磁心4a、4b、4cにそれぞれ各相の主磁束φa1/φa2、φb1/φb2、φc1/φc2が発生し、これら各相の主磁束は、それぞれ各相の制御巻線が巻回された磁心部を経て枠部5a、5bに至り三相閉磁路を還流する。
各相の制御巻線を巻回した磁心は、それぞれ制御磁束φca、φcb、φccと上記各相の主磁束との共通磁路となる。
【0017】
以下、第1のH状磁心4a部について説明すると、制御巻線に直流制御電流を流さない場合には主巻線1aa/1abには磁心の磁気抵抗に応じたリアクタンスが生じる。
主巻線電流ILaを流した状態で制御巻線に直流制御電流Icaを流すと、制御巻線2aa及び2abにおいて、制御巻線の巻数と制御電流Icaの積で表される起磁力が発生することで、制御巻線磁束φcaと主磁束φa1及びφa2が同方向となる共通磁路部分の磁束密度が大となって透磁率が変化し、主磁束が制御されリアクタンスが低下する。
【0018】
主巻線電流ILaあるいは直流制御電流Icaを増加させることにより共通磁路が磁気飽和状態になると、主巻線1aa及び1abより発生する主磁束は、H状磁心中央部が連結しているため、増加する主磁束φa1及びφa2は磁心連結部で互いに相殺され、磁路は完全な磁気飽和状態に至らず一定の磁束密度に保たれる。
【0019】
一対の主巻線1aa及び1abによる主磁束の増加分が制御巻線を巻回した磁路を通過しないので、互いの主巻線の起磁力を相殺することになる。
更に、主巻線電流ILaが増加しても、磁路が一定の磁束密度に保たれるように、増加する主巻線1aaによる主磁束と主巻線1abによる主磁束は相殺されるため、直流制御電流Icaを制御することにより主磁束が制御でき、リアクタンスを可変することができる。
即ち、主巻線電流に拘わらず、制御巻線に直流制御電流Icaを流すことでリアクタンスを可変することができる。
【0020】
上述のように、リアクタンスを制御する共通磁路部が完全な磁気飽和状態に至らないので、高調波電流の抑制された電磁機器を実現することができる。
このことは、同様に他のH状磁心部についても成り立つことから、主巻線電流に拘わらず、高調波電流を抑制し、リアクタンスを可変できる三相形の電磁機器として機能することができる。
【0021】
図3(A)は、本発明によるリアクタンスの制御特性例を示したものであり、縦軸は主巻線のリアクタンス、横軸は直流制御電流で、直流制御電流Icを増加させることにより、リアクタンスを可変できることがわかる。
図3(B)は、本発明によるリアクタンスの磁化特性を示したもので、縦軸は主巻線部の磁束密度B、横軸は主巻線の磁化力Hを表している。
直流制御電流Icが少ない場合には磁化特性の非線形が生じているものの、制御電流を増加させることにより、主磁束が相殺されて磁束の増加を抑制し、磁化特性の非線形性が改善されることが確認でき、これにより高調波歪みが減少することがわかる。
【0022】
以上のように、本発明によると、直流制御電流を調整することにより主磁束を制御するとともに、主巻線間の主磁束を相殺することにより、主巻線電流の影響を受けずに高調波を低減させてリアクタンスを高速且つ連続的に可変することができる。
また、図4に示すように、3つの個別のH状磁心4a、4b、4cと2つの個別のI状磁心5a、5bの簡単な構成により、部品を用い、これら磁心を構成する積層鋼板を平行になるように突き合せて組合せることにより、容易に本三相形電磁機器を構成することができる。
【0023】
図5は、図1で示した磁路巻線構成において、電磁機器を構成する主巻線を一次巻線10とし、一次巻線10aaを巻回した脚(磁路)に二次巻線11aa、一次巻線10abを巻回した脚に二次巻線11ab、一次巻線10baを巻回した脚に二次巻線11ba、一次巻線10bbを巻回した脚に二次巻線11bb、一次巻線10caを巻回した脚に二次巻線11ca、一次巻線10cbを巻回した脚に二次巻線11cbを巻回して一次巻線と同様に接続して構成した三相形の電磁機器である。
【0024】
図5において、一次巻線に三相交流電源を接続し二次巻線には三相負荷を接続し、それぞれの二次巻線に図示矢印方向の電流ILa2、ILb2、ILc2が流れていたとする。
【0025】
以下、第1のH状磁心部について説明する。
制御電流を流さない場合には、一次巻線10aa及び10abには、上記二次電流で発生した磁束を打消すように一次電流ILa1が流れ、全体として変圧器動作を示す。制御巻線に直流制御電流Icaを流すと、制御巻線の巻数と制御電流Icaの積で表される起磁力が発生することで透磁率が変化し、主磁束が制御される。このため、一次巻線には制御電流の制御に伴う主磁束の減少に応じて、一次巻線の端子間電圧を維持するために必要な主磁束を発生させるために励磁電流が増加する。
【0026】
即ち、変圧器としての変圧機能に加えて、制御電流を調整することで主巻線のリアクタンスを連続的に可変して一次側に流入する無効電流の調整が可能となる。このことは、同様に他のH状磁心部についても成り立つことから、変圧器としての変圧機能に加えて、リアクタンスを可変できる三相形の電磁機器として機能することができる。
【0027】
図6は、図1で示した磁路巻線構成において、電磁機器を構成する主巻線を一次巻線10とし、一次巻線10aaと10abを巻回した脚に二次巻線11a、一次巻線10baと10bbを巻回した脚に二次巻線11b、一次巻線10caと10cbを巻回した脚に二次巻線11cを巻回して構成した三相形の電磁機器である。
【0028】
図5と同様に変圧器としての変圧機能に加えて、制御電流を調整することで主巻線のリアクタンスを連続的に可変して一次側に流入する無効電流の調整が可能となる。さらに、二次巻線の配置位置を変えることにより、制御電流を調整することにより生ずる漏洩磁束の二次巻線への鎖交磁束量を制御することにより、上記に加え二次電圧も連続的に可変できる三相形の電磁機器として機能することができる。
なお、図5及び図6に示した巻線構成を組み合わせた構成としても変圧器として動作することは明らかである。
【0029】
(適用例)
図7は、本発明の三相形電磁機器の無効電力補償装置への適用例である。図7において、三相形電磁機器12と電力用コンデンサ13を並列に接続し、送電線路(交流系統)に並列に挿入し、三相形電磁機器の制御により、系統に生じる遅相から進相の無効電力を連続的に補償するようにしたものである。
【0030】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明によれば、タップを設けることなく、負荷電流の有無に拘わらず、高調波電流を抑制し、広範囲にリアクタンスを可変する三相形の電磁機器を実現することができ、近年の電力需要の増大や負荷の多様化により、系統電圧の変動等負荷の多様化に対応できるフレキシブルな電力設備の提供がはかられ、電力系統の電圧の安定化に寄与できる。
なお、この他、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1又は2の発明による三相形電磁機器の基本構成例を示す接続図である。
【図2】 図1に示した三相形電磁機器の等価回路を示す回路構成図である。
【図3】 三相形電磁機器の制御特性例を示す図である。
【図4】 請求項2の発明による三相形電磁機器の基本構成例を示す接続図である。
【図5】 請求項3の発明による三相形電磁機器の基本構成例を示す接続図である。
【図6】 請求項4の発明による三相形電磁機器の基本構成例を示す接続図である。
【図7】 本発明の無効電力補償装置への適用例を示す回路構成図である。
【図8】 本出願人が先に提案した従来の線形可変リアクトルの一例を示す斜視図である。
【図9】 従来の誘導性素子の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1(1aa〜1cb)…主巻線、2(2aa〜2cb)…制御巻線、3…制御回路、4(4a〜4c)…H状磁心、5(5a,5b)…I状磁心、6…磁心、10(10aa〜10cb)…一次巻線、11(11aa〜11cb)…二次巻線、12…三相形電磁機器、13…電力用コンデンサ、31…第1のU形カットコア、32…主巻線、33…第2のU形カットコア、34…制御巻線、35…楔形間隙、36…カット面同士の接触面、42…E型コア、43…I型コア、44…EI型コア、45…主巻線、46…制御用巻線、47…外枠、48…外枠、49…中枠。
Claims (4)
- 各端が対をなす磁路を形成する3つのH状脚部と、これらH状脚部の各端側を連結して閉磁路を形成する2つの枠部とから成る三相電磁路を有し、前記H状脚部の一方の連結端側において、前記H状脚部の対をなす磁路の各磁路に三相交流電源の各相に対応する主巻線を巻回して有するとともに、前記H状脚部の他方の連結端側において、前記H状脚部の対をなす磁路の各磁路に制御巻線を巻回して有し、前記主巻線は前記一対の磁路に生じる主磁束が同一方向になるように直列又は並列に接続し、前記制御巻線は前記主磁束によって生じる誘起電圧が互いに打消されるように直列に接続してなり、前記制御巻線の開放端子側に制御回路を接続し、直流制御電流を供給することにより、前記主磁束と制御磁束の共通磁路の磁気抵抗を制御し主巻線のリアクタンスを連続的に可変することを特徴とする三相形電磁機器。
- 前記3つのH状脚部は、それぞれ個別の3つのH状鉄心から成り、前記枠部はそれぞれ別個の2つのI状鉄心から成り、前記H状鉄心とI状鉄心の連結部においてこれら鉄心の積層鋼板を互いに平行になるように突き合わせて形成したことを特徴とする請求項1に記載の三相形電磁機器。
- 前記各脚部(各相)の主巻線を巻回した各々の磁路に二次巻線を巻回し、前記主巻線のリアクタンスを連続的に可変することに加え、該主巻線に変圧機能を持たせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の三相形電磁機器。
- 前記各脚部(各相)に二次巻線を巻回し、前記主巻線のリアクタンスを連続的に可変することに加え、該主巻線に変圧機能を持たせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の三相形電磁機器。
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