JP3984535B2 - ガス化された固形燃料の改質装置及びその改質方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形燃料を熱分解して得られた熱分解ガスを改質する改質装置とその改質方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃プラスチック、汚泥、シュレッダダストや都市ごみ等の廃棄物の単独または混合物、あるいは石炭等の固体燃料を熱分解して得られた熱分解ガスを、比較的良質の燃料ガスに改質する方法が各種提案されているが、ここでは特許文献1に開示された「有形燃料のガス化装置及びガス化方法」を、その代表的な例として説明する。
【0003】
図4は、上述の有形燃料ガス化装置の全体構成の一例を示すシステム・フロー図である。
【0004】
図4において、Aは、廃棄物RFを熱分解する熱分解ガス化炉bと、該熱分解ガス化炉bで発生した熱分解ガスTGを改質する改質器cとによって主体が構成されるガス化設備であり、dは改質された高温の粗燃料ガスHGを冷却する廃熱ボイラの如き冷却器で、eは冷却器dにより冷却された低温の粗燃料ガスLGを洗浄するスクラバやバグフィルタ等のガス洗浄・浄化装置である。
【0005】
F1 ,F2 は水蒸気・空気加熱装置であり、各水蒸気・空気加熱装置F1 ,F2 はハニカム構造のセラミック製または金属製の2個の蓄熱体gを備え燃焼域と分流域からなる熱交換器hと、混合制御弁iと排気ファンjと燃料供給弁k及び、図示しない切換制御弁等によって構成されている。
【0006】
このように構成されたガス化システムの作動について説明する。
【0007】
熱分解ガス化炉b内に送入された廃棄物RFは、供給された燃料WT及び、後述の水蒸気・空気加熱装置F1 から供給される700℃以上の高温混合気MG1 によって熱分解され、発生した熱分解ガスTGは改質器cに送入され、廃棄物RF中の灰分や金属類は溶融されずに、固体残渣RSとして炉外に排出される。
【0008】
改質器cに送入された上記熱分解ガスTGには、COやH2 等の可燃ガスに加えて、重質炭化水素であるタール分や煤等の可燃分が含まれることが多く、特にタール分は冷却すると凝固するので、熱分解ガスTGをそのまま冷却・洗浄することは困難である。
【0009】
そのため、冷却器dでの熱交換により加熱された低温の水蒸気LSと常温の低温空気LAとを、混合制御弁iで混合して低温混合気SAとし、加熱と蓄熱の工程を一定時間間隔で交互切換える蓄熱体gにおいて加熱して高温混合気MG1 及びMG2 として、それぞれ加熱熱分解ガス化炉bと改質炉cとに送気する。
【0010】
改質器cに送気された熱分解ガスTGは、水蒸気・空気加熱装置F2 から供給される700℃以上の高温混合気MG2 と混合され、上述の重質炭化水素と高温空気との発熱反応が進行するとともに、同時に重質炭化水素と高温水蒸気との吸熱改質反応が進行してH2 、CO、メタン等に改質され、高温の粗燃料ガスHGとなって冷却器dに送入される。
【0011】
冷却器dにおいて給水WSとの熱交換により冷却された低温の粗燃料ガスLGは、ガス洗浄・浄化装置eに導入されて除塵、脱硫、脱塩及び重金属除去等の洗浄・浄化処理を受けることにより精製利用燃料ガスFGとなって図示しないエネルギ利用設備に供給されるとともに、精製加熱燃料ガスRGとなって各熱交換器hに送られて燃焼し、下述の低温混合気SAを加熱する。
【0012】
一方、冷却器dの熱交換により加熱された給水WSは低温水蒸気LSとなり、低温空気LAと混合されて低温混合気SAとなり、精製加熱燃料ガスRGにより700〜800℃以上に加熱された蓄熱体gを通過して高温化されたのち、一部は高温混合気MG1 ,MG2 となって熱分解ガス化炉bまたは改質器cに送られ、残余は排気フアンjによって排ガスEGとして系外に排出される。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−158885号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述のガス化装置は、水蒸気改質反応を利用して炭化水素を改質した高温混合気MG1 をガス化設備Aで利用することにより、ガス洗浄・浄化装置eで低下する熱効率を向上させるとともに、熱分解ガス化炉bでの煤の発生を抑制する効果を上げている。
【0015】
しかし、従来形式の改質器cでは温度を維持するために、燃料である熱分解ガスTGと高温混合気MG2 を噴射して燃焼させているが、装置の構造が複雑なために、例えば水蒸気・空気加熱装置F1 の切換え操作でのトラブルや、熱分解ガス化炉bからの熱分解過程の不調等で改質器c内の燃焼が中断して失火した場合は、改質器cの再点火時には爆発を起こす危険性がある。
【0016】
また、水蒸気・空気加熱装置F1 ,F2 において、精製加熱燃料ガスRGを高温混合気MG1 ,MG2 とする目的で、低温水蒸気LSと低温空気LAを混合しているために、空気中に含有される窒素がそのまま改質ガス中に残留して、元の熱分解ガスTGに比べてその発熱量を低下させるという問題がある。
【0017】
一方、必要に応じて供給される補助燃料AFに純酸素を使用した場合には、高温混合気MG1 ,MG2 の窒素比率が低下して熱分解ガスTGのガス量が低減され、比較的良好な改質ガスすなわち高温の粗燃料ガスHGを得ることができるが、純酸素製造のための設備費用または酸素購入の費用が嵩む。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置は、 固形燃料を熱分解炉によりガス化し、得られた熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質装置であって、耐火性材料で構築された外壁と、該外壁内部を、熱分解ガスを改質する改質室と加熱用燃料の燃焼により下記蓄熱体を昇温させる燃焼室とに分割するように設けられた耐火性の隔壁と、前記改質室のガス入口及び前記燃焼室のガス出口となるこの両室の底部に跨って回転自在に配設された蓄熱体と、前記改質室に連接され、前記熱分解ガスを導入する導入室と、前記燃焼室に連接される排ガス室とにより主体が構成されてなるものである。
【0019】
請求項2に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置は、前記蓄熱体はハニカム形状の頂部と、該頂部の外周を囲繞する耐熱性の周囲部と、該頂部を保持する耐熱性の中心部とから形成され、前記燃焼室から排出されるガスと前記熱分解ガスは、前記頂部内を通過するように構成されたものである。
【0020】
請求項3に係る発明のガス化された固形燃料の改質方法は、請求項1又は2記載のガス化された固形燃料の改質装置により、熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質方法であって、熱分解ガスは蓄熱体を介して間接加熱されるものであり、蓄熱体を昇温させるための改質室内の温度は、800℃以上であることを特徴とする。
【0021】
請求項4に係る発明のガス化された固形燃料の改質方法は、前記改質室内の温度は、1200〜1300℃であることを特徴とする。
【0022】
請求項5に係る発明のガス化された固体燃料の改質方法は、請求項1又は2記載のガス化された固形燃料の改質装置により、熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質方法であって、前記加熱用燃料は、外部燃料もしくは取得した改質ガスまたは、該改質ガスと外部燃料とを混合使用するものであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、請求項1に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の全体構成を示す概略ブロックフロー図であり、図2は、請求項1に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の一例を示す縦断面図である。
【0025】
なお、図4で説明した物質や部材と同一な物質や部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0026】
図1及び図2において、1は改質器本体であり、セラミックス等の耐火性材料で構築された外壁11と、該外壁11内部を耐火性隔壁12によって改質室13と燃焼室14とに左右に分割されており、改質室13下部には熱分解ガスTGが導入される導入室15が、上部には改質ガス排出口16が配設され、燃焼室14下部には排ガス室17が、上部には燃料噴射口18とガスバーナ19とがそれぞれ配設されている。
【0027】
上記改質室13と燃焼室14との底部に跨って蓄熱体2が回転自在に配設され、該蓄熱体2は例えばセラミックス製でハニカム形状の頂部21と、該頂部21の外周を囲繞する耐熱性の周囲部22と、頂部21を保持し隔壁12の中央下部に接する耐熱性の中心部23及び、該中心部23の下方に連結される駆動軸24と、駆動軸24を通じて頂部21及び中心部23を回転させる駆動手段25によって主体が構成されている。
【0028】
次に、このように構成された蓄熱体2を備えた改質器本体1を使用したガス化された固形燃料の改質方法について、図1及び図2を参照して説明する。
【0029】
まず、外部燃料としての補助燃料AFをガスバーナ19に供給して燃焼させ、予熱された燃焼室14内温度が燃焼室内温度計14tで測定された規定値を超えた状態で、上記予熱により昇温された蓄熱体2の回転を始め、蓄熱体2を加熱して温度低下した排ガスEGは、ガス洗浄・浄化装置eまたは冷却器dに排出する。
【0030】
一方、熱分解ガス化炉bで発生した熱分解ガスTGは導入室15に送入され、改質室13への上昇時に通過する蓄熱体2の高温により加熱されて低温粗燃料ガスLGとなり、改質ガス排出口16から冷却器dを経てガス洗浄・浄化装置eにより無害化されて排気筒mから大気中に放出される。
【0031】
このように蓄熱体2を回転させながら運転を継続することにより、改質室内温度計13tの測定値が設定値を超えてくれば、冷却器dにより発生した低温水蒸気LSを熱分解ガスTGと混合させて中温混合気SGとなし、高温化した蓄熱体2との熱交換により昇温させることで、熱分解ガスTG中に残存する高温空気と重炭化水素とが発熱反応するとともに、低温水蒸気LSも高温化することにより同じく重炭化水素と吸熱改質反応を起し、さらに該吸熱改質に必要な熱が供給されることにより改質されて、タール分が除去された高温の粗燃料ガスHGとなる。
【0032】
なお、上記設定値としては、800℃以上であり、好ましくは1200℃〜1300℃がよい。
【0033】
そして、上記粗燃料ガスHGは、冷却器dを経てガス洗浄・浄化装置eに送られて精製利用燃料ガスFGとなってエネルギ利用設備nで有効利用されるとともに、精製昇温燃料ガスUGとして補助燃料AFの代わりに、又はこれら混合物がガスバーナ19に送られて燃焼室14の昇温に用いられる。
【0034】
図3は、請求項2に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の一例を示す概略フロー図である。
【0035】
図3において、3は第1工程において改質を行う改質塔であり、下方から熱分解ガスTGを導入される第1ガス室31と、該第1ガス室31の上方に設置された固定式の第1蓄熱体32及び、その上部に連接される第1加熱バーナ33を設置した改質室34とで主体が構成されている。
【0036】
4は同第1工程において第2蓄熱体42を加熱するための燃焼塔であり、上述の改質塔3と同様に第2ガス室41、 第2蓄熱体42、 第2加熱バーナ43及び、燃焼室44とで主体が構成されている。
【0037】
上述の第1工程における改質塔3と燃焼塔4とは、第2工程においてはその役割を変えて改質塔3が蓄熱体の加熱を行う燃焼塔となり、燃焼塔4が熱分解ガスTGの改質を行うという切替操作を行う。つまり、改質塔3と燃焼塔4とは構成が同様で併設された2基の改質・燃焼塔を構成している。
【0038】
詳しくは、熱分解ガスTGの改質運転を行うにあたり、まず改質塔3及び燃焼塔4の第1、第2加熱バーナ33、43を燃焼させて改質室34及び燃焼室44内を予熱する。そして、改質室34が設定値に達すると燃焼を停止して当該改良室34に熱分解ガスTGを導入して改質を行う。
【0039】
この熱分解ガスTGの改質に伴って改質室34内が降温して上記設定値よりも低くなると、当該改質室34への熱分解ガスTGの導入を停止して第1加熱バーナ33による第1蓄熱体32の加熱を行うとともに、第2加熱バーナ43による第2蓄熱体42の加熱により設定値に達している燃焼室44に熱分解ガスTGを導入して改質を行う。そして、燃焼室44内が降温して上記設定値よりも低くなると、今度は前述した改質室34による熱分解ガスTGの改質に移行し、これを順次繰り替えすことで、熱分解ガスTGの改質を行う。
【0040】
なお、上記設定値としては、800℃以上であり、好ましくは1200℃〜1300℃がよい。
【0041】
なお、本実施の形態では、低温水蒸気LSを熱分解ガスTGと配管上で混合するように説明したが、低温水蒸気LSを熱分解ガス化炉bに直接送入してもよく、燃焼室内と改質室内の各ガスの流れは、並流・向流の何れでもよい。
【0042】
また、排ガスEGは、ガス洗浄・浄化装置eまたは冷却器dに排出すると説明したが、簡単なガス洗浄装置を介して直接排気筒mに排出してもよい。
【0043】
さらに、蓄熱体2は、セラミックス製のハニカム形状と例示したが、その材質を特定するものではなく、形状は球状など何れでもよく、操業条件に合せて選択すればよい。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のガス化された固形燃料の改質装置及びその改質方法によれば、熱分解ガスの加熱は、改質装置内のみで行うために装置が簡単になり設備費が節減できるだけでなく、改質装置内での蓄熱体との間接加熱方式であるために、装置の簡単化による誤操作の防止と合せて、停止/再点火時の爆発事故を防止できる。
【0045】
また、空気を用いての直接燃焼ではないために、空気中の窒素が残留することにより発熱量が大幅に低下することがなく、高い発熱量の改質ガスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の全体構成を示す概略ブロックフロー図である。
【図2】請求項1に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の一例を示す縦断面図である。
【図3】請求項2に係る発明のガス化された固形燃料の改質装置の一例を示す概略フロー図である。
【図4】従来のガス化装置の全体構成の一例を示すシステム・フロー図である。
【符号の説明】
1 改質装置本体
13 改質室
14 燃焼室
15 導入室
17 排ガス室
2 蓄熱体
3 改質塔(改質・燃焼塔)
4 燃焼塔(改質・燃焼塔)
Claims (5)
- 固形燃料を熱分解炉によりガス化し、得られた熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質装置であって、
耐火性材料で構築された外壁と、該外壁内部を、熱分解ガスを改質する改質室と加熱用燃料の燃焼により下記蓄熱体を昇温させる燃焼室とに分割するように設けられた耐火性の隔壁と、
前記改質室のガス入口及び前記燃焼室のガス出口となるこの両室の底部に跨って回転自在に配設された蓄熱体と、
前記改質室に連接され、前記熱分解ガスを導入する導入室と、
前記燃焼室に連接される排ガス室とにより主体が構成されてなることを特徴とするガス化された固形燃料の改質装置。 - 前記蓄熱体はハニカム形状の頂部と、該頂部の外周を囲繞する耐熱性の周囲部と、該頂部を保持する耐熱性の中心部とから形成され、前記燃焼室から排出されるガスと前記熱分解ガスは、前記頂部内を通過するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のガス化された固形燃料の改質装置。
- 請求項1又は2記載のガス化された固形燃料の改質装置により、熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質方法であって、
熱分解ガスは蓄熱体を介して間接加熱されるものであり、蓄熱体を昇温させるための改質室内の温度は、800℃以上であることを特徴とするガス化された固形燃料の改質方法。 - 前記改質室内の温度は、1200〜1300℃であることを特徴とする請求項3記載のガス化された固形燃料の改質方法。
- 請求項1又は2記載のガス化された固形燃料の改質装置により、熱分解ガスを改質して改質ガスを得る改質方法であって、
前記加熱用燃料は、外部燃料もしくは取得した改質ガスまたは、該改質ガスと外部燃料とを混合使用するものであることを特徴とするガス化された固形燃料の改質方法。
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