JP3973825B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等の車両に用いられる車両用灯具に関し、特に灯具内に第1及び第2の光源を設け、かつこれらの光源の光軸を調整可能とするエイミング調整可能なリフレクタを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に装備される照明用の灯具として、ヘッドランプとクリアランスランプ、ヘッドランプとターンシグナルランプ、あるいはフォグランプとターンシグナルランプのように、2つの異なるランプを1つの灯具ボディ内に組み込んだ複合型の灯具が提案されている。例えば、図6(a)はヘッドランプHLとクリアランスランプCLで構成される灯具の例であり、灯具ボディ101とレンズ102とで灯室103が構成されており、この灯室内103には、ヘッドランプ用のリクレクタ104Hと、クリアランス用のリフレクタ104Cを一体に形成した複合リフレクタ104が内装されている。前記ヘッドランプ用リフレクタ104Hにはヘッドランプバルブ105が一体的に取着され、クリアランスランプ用リフレクタ104Cには開口部143が設けられ、前記灯具ボディ101にバルブソケット161により取着されたクリアランスランプバルブ106が前記開口部143を介して前記クリアランプ用リフレクタ104C内に配置されている。そして、前記複合リフレクタ104を図外のエイミング機構によって、同図の鎖線に示すように、上下、あるいは左右に傾動することで、前記ヘッドランプバルブ105とクリアランスランプバルブ106のそれぞれから出射された光の光軸調整を行なうことが可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような複合型の灯具では、エイミング機構により複合リフレクタ104を傾動する際に、クリアランスランプCLにおいては、開口部143内に配置されているクリアランスランプバルブ106が、開口部143の内縁部と干渉することがないように、開口部143は余裕をもってクリアランスランプバルブ106のバルブ径よりも十分に大きな径寸法に形成されている。そのため、灯具を正面側から見たときに、図6(b)に示すように、クリアランスバルブ106の周囲部分が前記開口部143を通して灯具の正面側に露呈されることになる。通常、前記したヘッドランプバルブ105のようにリフレクタに対して取着されるバルブは、その取付部が金属で形成されており、当該取付部はリフレクタの反射面と同じ、あるいは近い色調であるのに対し、前記したクリアランスバルブ106のように灯具ボディ101に取着されるバルブは、バルブの取付部として前記したように樹脂成形したバルブソケット161を備えた構成とされているため、リフレクタの反射面とは異なる色調を呈するものとなっている。したがって、灯具を正面から見たときに、前記開口部143を通して露呈されるクリアランスランプ106のバルブソケット161やその周囲の灯具ボディ1の内面が他の領域、すなわちクリアランスランプリフレクタ104Cの前面とは異なる色調で露呈されることになり、灯具の外観上の見栄えを低下する要因になっている。
【0004】
本発明の目的は、前記した構成例のクリアランスランプ等における、バルブソケットやその周囲の灯具ボディが露呈することによる外観上の見栄えの低下を防止した車両用灯具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用灯具は、灯具ボディと、前記灯具ボディに取着されて灯室を構成するレンズと、前記灯室内に内装されて光源から出射された光を反射するリフレクタと、前記リフレクタに取着される第1の光源と、前記灯具ボディに支持されて前記リフレクタに設けられた開口部内に配置される第2の光源と、前記リフレクタを傾動して前記各光源の光軸を調整可能とするエイミング機構と、前記開口部により露呈される前記第2の光源の周囲領域を覆うように灯具ボディに取着されたプロテクタとを備えることを特徴とする。特に、本発明においては、前記第1の光源はリフレクタへの取付部がリフレクタ反射面と色調が同じ又は近い金属板で構成された第1のバルブで構成され、前記プロテクタは前記第2の光源としての第2のバルブを挿通可能なバルブ挿通穴を有し、かつ前記開口部よりも大径なリフレクタ反射面と色調が同じ又は近い金属板で構成されていることを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、リフレタクに設けられた開口部により、リフレクタがエイミング機構により傾動された場合でも、リフレクタと第2の光源との干渉が防止される。また、開口部により第2の光源の周囲領域の灯具ボディやバルブソケットが灯具の正面側に露呈され、外観上の見栄えが低下されるおそれがあるが、第2の光源の周囲をプロテクタにより覆うことで、これら周囲領域が開口部を通して露呈されることが防止でき、外観上の見栄えが低下することはない。さらに、第1の光源の取付部やプロテクタを、リフレクタの反射面と同じ、または近い色調部材である金属で形成することで、リフレクタの反射面と取付部及びプロテクタが渾然一体の外観を呈することになり、外観上の見栄えの低下をより効果的に防止することが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車の右前部に装備されるヘッドランプHLとクリアランスランプCLを複合化したランプに適用した実施形態の正面図であり、図2はそのAA線断面図、図3はそのBB線断面図である。これらの図において、灯具ボディ1と、その正面開口に取着されたレンズ2とで灯室3が形成されており、この灯室内3には、ヘッドランプリフレクタ4Hとクリアランスリフレクタ4Cを一体化した複合リフレクタ4が内装されている。前記複合リフレクタ4はエイミング機構によって上下、左右に傾動可能な状態で前記灯具ボディ1に支持されている。前記エイミング機構は、図1に示すように、支点部10を支点として前記複合リフレクタ4を上下に傾動する上下エイミング機構部20と、左右に傾動する左右エイミング機構部30とで構成される。図2には、前記支点部10と前記左右エイミング機構部30が図示されており、前記複合リフレクタ4の背面にはそれぞれ支点ステム11と左右ステム31が後方に突出形成されている。前記支点ステム11の突出先端部には、先端の球状部12を後方に向けて突出したピボット軸13が一体に支持されている。また、このヒボット軸13に対向する前記灯具ボディ1の内面には、内面が球面凹部状に構成されたピボット受け14が一体的に形成されており、このピボット受け14には、前記ピボット軸13の球状部12が嵌合されている。この構成により、前記ピボット受け14とピボット軸13とでピボット構造の前記支点部10が構成され、前記複合リフレクタ4はこの支点部10を支点にして上下方向、左右方向に傾動可能とされている。
【0008】
また、前記左右ステム31の突出先端部にはエイミングナット32が一体的に支持されている。また、前記エイミングナット32に対向する位置の前記灯具ボディ1には、前記エイミングナット32に螺合して前記上下エイミング調整部30を構成するエイミングスクリュ33が貫通支持されている。前記エイミングスクリュ33の詳細な構成は省略するが、前記灯具ボディ1の外部に突出されている前記エイミングスクリュ33の頭部34を軸転操作することにより、エイミングナット32はエイミングスクリュ33の長さ方向に螺進され、これと一体の複合リフレクタ4の左部を灯具ボディ1内において前後方向に移動させ、前記支点部10を支点にして複合リフレクタ4を左右に傾動することになる。なお、上下エイミング機構20についても同様である。
【0009】
前記複合リフレクタ4は、前記したように、前記灯室3内において大きな面積を占めるヘッドランプHL用のヘッドランプリフレクタ4Hと、小さい面積のクリアランスランプCL用のクリアランスランプリフレクタ4Cとが樹脂成形により一体に形成されており、かつ各リフレクタ4H,4Cの反射面にはアルミニウムが蒸着されて金属色調を呈するように構成されている。前記ヘッドランプリフレクタ4Hのほぼ中央部にはバルブ取付穴41が開口されており、このバルブ取付穴41に第1の光源としてのヘッドランプバルブ5が取着されている。前記ヘッドランプバルブ5は金属製のほぼ円形板状をしたバルブ取付金具51が一体形成されており、当該バルブ取付金具51が前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面側から前記バルブ取付穴41の内側フランジ42に当接され、かつ前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面に支持されている取付スプリング52によって前記内側フランジ42に弾性支持させることにより取着されている。なお、前記バルブ取付金具51には、ヘッドランプバルブ5に電気接続されるコンタクト片53が背面側に向けて突出されており、これには鎖線で示すバッテリ側コネクタ54が着脱可能とされている。この取着状態では、前記バルブ取付金具51は前記バルブ取付穴41を通してヘッドランプリフレクタ4Hの正面側に露呈されることになるが、バルブ取付金具51はリフレクタ反射面を構成しているアルミニウムと色調が同じ、または近いため、両者は渾然一体の外観を呈することになり、バルブ取付金具51のみが目立つようなことはなく、外観上の見栄えが低下されることはない。なお、55はシール用のゴムキャップである。
【0010】
一方、前記クリアランスランプリフレクタ4Cは、そのほぼ中央部には開口部43が設けられており、この開口部43に臨む位置の前記灯具ボディ1に第2の光源としてのクリアランスバルブ6が取着されている。前記クリアランスバルブ6は、樹脂製のバルブソケット61に支持されており、当該バルブソケット61は前記灯具ボディ1の背面に設けられたソケット取付穴1aに灯具ボディの外部から挿入され、かつ公知のバヨネット構造により取着される。なお、前記バルブソケット61は、ここではコネクタ型バルブソケットとして構成されており、前記バルブソケット61と一体に形成されたソケット62には同図に鎖線で示すバッテリ側コネクタ62が着脱可能とされている。ここで、前記クリアランスランプリフレクタ4Cに設けられた前記開口部43は、前記クリアランスバルブ6のバルブ径に比較して十分に大きな径寸法、この実施形態ではバルブ径のほぼ2倍の径寸法に形成されている。そして、前記クリアランスバルブ6が取着されている箇所の前記灯具ボディ1の内面には、金属板を加工したプロテクタ7が取着されており、このプロテクタ7によって前記クリアランスバルブ6の周囲領域が前記クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43を通して正面側に露呈することが防止されている。
【0011】
図4は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43、プロテクタ7、クリアランスバルブ6、バルブソケット61、及び灯具ボディ1の構成を示す分解斜視図である。前記プロテクタ7は、前記クリアランスランプリフレクタ4Cと同じ、あるいは近い色調をした金属板をプレス加工して概ね円形をした浅い笠状に形成されており、その中心部には前記クリアランスバルブ6の径寸法にほぼ等しいバルブ挿通穴71を有し、またその外径寸法は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの前記開口部43の径寸法よりも十分に大きく形成されている。この実施形態では、前記開口部43のほぼ2倍の径寸法に形成されている。また、前記プロテクタ7の周縁部には、プロテクタ7の中心線に対して対称な位置にそれぞれ半径方向に突出した2つの突片72,73が形成され、かつ各突片7,273には取付孔74,75が開口されている。そして、前記開口部43の背面側の位置において、前記2つの取付孔74,75のうちの一方、ここでは図示右側の取付孔74にネジ76を挿通して前記灯具ボディ1に設けられたボス部1bのネジ穴1cに螺合することにより、前記プロテクタ7を前記灯具ボディ1の内面に固定させている。なお、前記プロテクタ7は中央領域が灯具の前方に幾分突出するように形成されており、かつ前記開口部43は前記クリアランスバルブ6の径よりも大きいので、その後にクリアランスバルブ6を支持したバルブソケット61を灯具ボディ1のソケット取付穴1aに対して装着した場合でも、開口部43がバルブソケット61と干渉することはなく、バルブソケット61の着脱が可能とされることは言うまでもない。
【0012】
以上の構成の複合ランプによれば、エイミング機構10,20,30により複合リフレクタ4を上下、左右に傾動することで、ヘッドランプリフレクタ4Hとクリアランスランプリフレタク4Cが一体的に傾動されるため、ヘッドランプHLとクリアランスランプCLの光軸を同時に調整することが可能になる。このとき、ヘッドランプHLでは、ヘッドランプリフレクタ4Hに取着されているヘッドランプバルブ5はヘッドランプリフレクタ4Hと一体的に傾動されるため、ヘッドランプHLの配光特性が調整される。一方、クリアランスランプCLでは、クリアランスランプバルブ6は灯具ボディ1に取着されているため、クリアランスランプリフレクタ4Cのみが傾動されることになる。このとき、クリアランスランプバルブ6は、クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43内に位置しており、当該開口部43の径寸法はバルブ6の径寸法よりも十分に大きいため、クリアランスランプリフレクタ4Cが傾動しても、開口部43の内縁とクリアランスバルブ6が干渉することはない。これにより、クリアランスランプCLでは、バルブ6の位置を一定に保持した状態で配光特性が調整されることになる。
【0013】
また、前記したようにクリアランスランプリフレクタ4Cでは、開口部43の径寸法をバルブ6の径寸法よりも十分に大きくしているが、クリアランスバルブ6の周囲には、当該周囲を覆うようにプロテクタ7が灯具ボディ1に固定されているため、図5にクリアランスランプCLの正面視を示すように、前記プロテクタ7は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43を通して当該クリアランスランプリフレクタ4Cの正面側に露呈されるものの、その一方では前記したように前記クリアランスバルブ6の周囲領域、すなわちソケットバルブ61及びその周囲の灯具ボディ1の内面が開口部43を通して正面側に露呈することが防止される。このとき、プロテクタ7は開口部43の径寸法よりも十分に大きいので、クリアランスランプリフレクタ4Cが前記したようにエイミング機構によって傾動された場合でも、開口部43がプロテクタ7の径寸法内からはみ出ることはなく、前記したプロテクタ7による露呈の防止効果が損なわれることはない。そして、前記プロテクタ7は、クリアランスランプリフレクタ4Cの反射面と同じ、または近い色調の金属で形成されているため、クリアランスランプCLを正面側から見たときにはプロテクタ7とクリアランスリフレクタ4Cとが渾然一体の外観を呈することになり、プロテクタ7自身も目立つことはなく、外観上の見栄えの低下が防止されることになる。
【0014】
なお、自動車の左前部に装備される同様な複合ランプは、前記した実施形態の構成と左右が対称であり、前記プロテクタを灯具ボディに固定する際には、図4においてプロテクタ7の同図左側の取付孔75にネジを挿通して取り付けを行うことになる。これにより、プロテクタは左右の複合ランプに対して区別する必要はなく、同一のプロテクタを左右いずれの複合ランプに取り付けることも可能であり、プロテクタの部品の共用化が可能になり、灯具の低コスト化が実現できる。
【0015】
ここで、前記実施形態では、本発明をヘッドランプとクリアランスランプを複合した複合ランプに適用した例を示したが、他の構成の複合ランプ、例えば、ヘッドランプとターンシグナルランプ、あるいはフォグランプとターンシグナルランプ等を複合した複合ランプにおいても同様に適用できることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、灯具ボディの灯室内に内装されて光源から出射された光を反射するリフレクタと、このリフレクタに取着される第1の光源と、灯具ボディに支持されて前記リフレクタに設けられた開口部内に配置される第2の光源と、前記リフレクタを傾動して各光源の光軸を調整可能とするエイミング機構と、前記開口部により露呈される第2の光源の周囲領域を覆う開口部よりも大径のプロテクタとを備えており、第2の光源の周囲をプロテクタにより覆うように灯具ボディに取着することで、エイミング機構によるリフレクタの傾動を可能にすべく前記開口部の径寸法を大きくした場合においても、開口部を通して第2の光源の周囲領域のソケットや灯具ボディが灯具の正面側に露呈することがなく、外観上の見栄えの低下を防止した車両用灯具を得ることが可能になる。さらに、第1の光源の取付部やプロテクタを、リフレクタの反射面と同じ、または近い色調部材である金属で形成することで、リフレクタの反射面と取付部及びプロテクタが渾然一体の外観を呈することになり、外観上の見栄えの低下をより効果的に防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両灯具をヘッドランプとクリアランスランプの複合ランプに適用した実施形態の正面図である。
【図2】図1のAA線に沿う断面図である。
【図3】図1のBB線に沿う断面図である。
【図4】クリアランスランプのバルブ近傍の部分分解斜視図である。
【図5】クリアランスランプの正面視を示す図である。
【図6】従来の複合ランプの一例の概略断面図と、その一部の正面視を示す図である。
【符号の説明】
1 灯具ボディ
2 レンズ
3 灯室
4 複合リフレクタ
4H ヘッドランプリフレクタ
4C クリアランスランプリフレクタ
5 ヘッドランプバルブ
6 クリアランスランプバルブ
7 プロテクタ
10 支点部
20 上下エイミング機構部
30 左右エイミング機構部
43 開口部
71 バルブ挿通穴
73,74 取付孔
76 ネジ
Claims (3)
- 灯具ボディと、前記灯具ボディに取着されて灯室を構成するレンズと、前記灯室内に内装されて光源から出射された光を反射するリフレクタと、前記リフレクタに取着される第1の光源と、前記灯具ボディに支持されて前記リフレクタに設けられた開口部内に配置される第2の光源と、前記リフレクタを傾動して前記各光源の光軸を調整可能とするエイミング機構と、前記開口部により露呈される前記第2の光源の周囲領域を覆うように前記灯具ボディに取着されたプロテクタとを備え、前記第1の光源はリフレクタへの取付部がリフレクタ反射面と色調が同じ又は近い金属板で構成された第1のバルブで構成され、前記プロテクタは前記第2の光源としての第2のバルブを挿通可能なバルブ挿通穴を有し、かつ前記開口部よりも大径なリフレクタ反射面と色調が同じ又は近い金属板で構成されていることを特徴とすする車両用灯具。
- 前記リフレクタは、前記第1の光源から出射される光を反射するための第1のリフレクタと、前記第2の光源から出射される光を反射するための第2のリフレクタとが一体化された複合リフレクタとして構成され、前記第1のリフレクタの中央部に前記第1の光源を配置するための取付穴が開口され、前記第2のリフレクタの中央部に前記第2の光源を配置するための前記開口部が開口されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記プロテクタは自身の中心線に対して左右対称な位置に前記灯具ボディに取着する際にいずれか一方が選択される2つの取付部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
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