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JP3962643B2 - 電気−機械−音響変換器および携帯端末装置 - Google Patents

電気−機械−音響変換器および携帯端末装置 Download PDF

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JP3962643B2
JP3962643B2 JP2002209674A JP2002209674A JP3962643B2 JP 3962643 B2 JP3962643 B2 JP 3962643B2 JP 2002209674 A JP2002209674 A JP 2002209674A JP 2002209674 A JP2002209674 A JP 2002209674A JP 3962643 B2 JP3962643 B2 JP 3962643B2
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佐和子 薄木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気信号により機械振動または発音の動作をする電気−機械−音響変換器と、これを搭載した携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機には着信を知らせる手段として、ベル音またはメロディ音を発生する発音体と機械振動を発生するマイクロモータがそれぞれ搭載されていた。さらに、受話音を再生するための受話用スピーカ(すなわち、レシーバ)を搭載する必要があった。
【0003】
そこで、携帯電話機などの携帯端末装置の小型、軽量化を図り、部品点数を削減するために、発音と機械振動との2つの機能を1つの電気−機械−音響変換器で実現する機構が考案された(実開平5−85192号公報)。
【0004】
このような電気−機械−音響変換器5000を図10に示す。電気−機械−音響変換器5000において、円形の振動板1の外周部がケース2に取り付けられている。ケース2には底板5が設けられ、ヨーク3は底板5に固定されている。サスペンション6はケース2で支持されており、マグネット4はサスペンション6で支持されている。
【0005】
ボイスコイル7は、ヨーク3の内周面とマグネット4の外周面との間に形成された磁気ギャップに挿入され、一端が振動板1に固定されている。ヨーク3とマグネット4とは磁気回路を形成し、サスペンション6とマグネット4とで機械振動系が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の電気−機械−音響変換器で5000では、ボイスコイル7に電気信号が加えられると、ボイスコイル7と磁気回路との間には、作用・反作用の力が働く。仮にボイスコイル7に働く力を作用の力とすると、その力によって、ボイスコイル7が取り付けられている振動板1が振動して音が発生する。
【0007】
また、磁気回路に働く反作用の力によって、サスペンション6で支持されたマグネット4が振動し、サスペンション6を介してケース2に振動が伝わり、ケース2は振動する。
【0008】
しかし、サスペンション6の材料は、板バネなど内部損失の小さなものであることから、共振周波数における機械振動力の尖鋭度が大きくなる。図11ににマグネット4が振動することにより発生する機械振動力の周波数特性を一点鎖線300で示す。
【0009】
機械振動系の共振周波数をfとし、共振周波数fでの機械振動力の値より3dB低い値の機械振動力を発生する周波数をfおよびfとすると、尖鋭度Qfは式(1)で表される。
【0010】
Qf=f/(f−f) (1)
電気−機械−音響変換器で5000において、機械振動系の共振周波数における機械振動力の尖鋭度は大きくなる。そのため、使用条件の変化によって機械振動系の共振周波数が変化し、入力信号の周波数と共振周波数とが少しでもずれると機械振動力は小さくなって十分な振動が得られないという問題があった。そのために常に共振周波数を追尾し、入力信号の周波数を変えていく回路を付加する方法もあるがシステムとして大きくなるという問題があった。
【0011】
上記課題を解決するために、本発明は、使用条件が変化した場合でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる電気−機械−音響変換器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気−機械−音響変換器は、振動板と、可動部と、振動板および可動部が振動するための駆動力を発生する駆動部と、可動部が振動することにより得られる振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段とを備え、そのことにより上記目的が達成される。
【0013】
可動部は駆動部に磁束を供給する磁気回路を有してもよい。
【0014】
可動部は、磁気回路と一体に形成された重りをさらに備えてもよい。
【0015】
可動部は振動板に対向して配置され、抑制手段は、可動部に対して振動板とは反対側に設けられた弾性体であってもよい。
【0016】
弾性体はスポンジ材であってもよい。
【0017】
弾性体はスプリング材であってもよい。
【0018】
振動板を支持する支持部をさらに備え、抑制手段は、振動板に対向して設けられた可動部の振動板とは反対側の位置に設けられた第1のマグネットと、第1のマグネットに対向して支持部に設けられた第1のマグネットとは逆方向に着磁された第2のマグネットとを備えてもよい。
【0019】
抑制手段は可動部を支持するサスペンションであり、サスペンションの材料は内部損失係数が0.01以上の材料であってもよい。
【0020】
抑制手段は可動部を支持するサスペンションであり、サスペンションの材料は粘性の高い高分子材料を含む複合材料であってもよい。
【0021】
抑制手段は可動部を支持するサスペンションであり、サスペンションの材料は転位型制振合金であってもよい。
【0022】
抑制手段は可動部を支持するサスペンションであり、サスペンションの材料は内部損失係数の異なる少なくとも2種類の材料の積層材であってもよい。
【0023】
サスペンションの材料は金属と樹脂との積層材である制振鋼板であってもよい。
【0024】
サスペンションの材料は少なくとも2種類の金属の積層材である制振合金であってもよい。
【0025】
振動板を支持する支持部をさらに備え、支持部と振動板との間に空間が形成され、可動部と支持部とに接続され、空間を2つに分割する分割部をさらに備え、分割部と支持部との間に形成された空間と外部空間とを連通する少なくとも1つの空気穴が支持部に形成され、抑制手段は分割部、支持部および少なくとも1つの空気穴を含んでもよい。
【0026】
本発明の携帯端末装置は、筐体と、筐体内に設けられた電気−機械−音響変換器とを備え、電気−機械−音響変換器は、振動板と、可動部と、振動板および可動部が振動するための駆動力を発生する駆動部と、可動部が振動することにより得られる振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段とを備え、筐体には電気−機械−音響変換器から発生した音が放射されるように音孔が形成されており、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0028】
(実施の形態1)
図1および図2に本発明の実施の形態1の電気−機械−音響変換器1000を示す。図1は図2に示す一点鎖線C−Dに沿った電気−機械−音響変換器1000の平面図であり、図2は図1に示す一点鎖線A−Bに沿った電気−機械−音響変換器1000の断面図である。
【0029】
電気−機械−音響変換器1000は、振動板108と、振動板108に対向して配置された可動部118と、可動部118を支持するサスペンション114と、振動板108およびサスペンション114の周辺部を支持する支持部109と、振動板108および可動部118が振動するための駆動力を発生するボイスコイル117と、可動部118が振動することにより発生する機械振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段200とを備える。
【0030】
円形の振動板108は、例えば厚さ10μmから50μm程度の非磁性体であるチタン材またはポリカーボネート等の樹脂材料から形成される。碗形状の支持部109は、例えばプラスチック等の樹脂材料から形成される。支持部109は、サスペンション114を挟み込むために2つ以上の部品から構成されてもよい。支持部109は、例えば携帯端末装置等の筐体119に固定される。
【0031】
可動部118は磁気回路116と重り113とを備え、支持部109に対して相対的に動作する。磁気回路116は、ヨーク110と、マグネット111とプレート112とを備える。碗形状のヨーク110は、例えば軟鉄などの強磁性体材料から形成される。円柱形状のマグネット111は、例えば希土類(Nd−Fe−B)の永久磁石である。円柱形状のプレート112は、例えば軟鉄などの強磁性体材料から形成され、マグネット111の振動板108側の面に設けられる。ヨーク110の内周面とプレート112の外周面との間に磁気ギャップ115が形成されている。重り113はヨーク110と一体に形成され得る。ヨーク110に重り113を付加して可動部118の質量を増加することでより大きな機械振動力が得られる。ヨーク110とマグネット111とは例えば接着剤で固着されている。また、マグネット111とプレート112とも例えば接着剤で固着されている。サスペンション114および可動部118は機械振動系120を形成する。
【0032】
抑制手段200は、例えば円柱形状のスポンジ材またはスプリング材等の弾性体である。抑制手段200は可動部118上で振動板108とは反対側に設けられる。図1に示す本実施の形態では、抑制手段200は磁気回路116のヨーク110上に設けられ、抑制手段200は可動部118とともに振動する。
【0033】
円筒形状のボイスコイル117が磁気ギャップ115に挿入され、ボイスコイル117の一端は振動板108に取り付けられている。磁気回路116はボイスコイル117に磁束を供給する。ボイスコイル117は、駆動回路101に接続され、振動板108および可動部118が振動するための駆動力を発生する駆動部として機能する。
【0034】
サスペンション114は円周方向に円弧状の3本の腕114c、114dおよび114eを延ばした形状であり、各腕の一端114aがヨーク110および重り113に固定され、他端114bが支持部109に固定されている。サスペンション114の腕は2本以上であればよいが、磁気回路116のローリングを防ぐためには、3本以上が望ましい。サスペンション114の材料としてはバネ性を考慮して例えばステンレスが用いられている。
【0035】
次に、電気−機械−音響変換器1000の動作について説明する。
【0036】
駆動回路101は例えば携帯端末装置の受信信号処理回路であり、駆動回路101からボイスコイル117に交流の電気信号が加えられると、ボイスコイル117と磁気回路116の間に作用・反作用の力が働く。仮に、磁気回路116に働く力を反作用の力とすれば、この反作用の力がサスペンション114で支持された可動部118に加わり、可動部118は振動する。例えば、サスペンション114と可動部118とで構成される機械振動系120の共振周波数が150Hzの場合、電気信号が200Hz以下の周波数を含めば可動部118が振動して機械振動力が発生し、それ以上の周波数を含めば振動板108が振動して音が発生する。特に、ボイスコイル117に加える電気信号の周波数が機械振動系120の共振周波数と一致する場合は、大きな機械振動力が発生する。可動部118に発生する機械振動力はサスペンション114を介して支持部109に伝わり、支持部109および支持部109が固着された筐体119は振動する。電気−機械−音響変換器1000は機械振動と音の発生との両方の機能を有する。
【0037】
抑制手段200は、支持部109と磁気回路116との間に存在する。このため、例えば電気信号の周波数と機械振動系120の共振周波数とが一致した場合など可動部118の大振幅時には、抑制手段200は支持部109と磁気回路116の間において圧縮されて機械振動力を抑制する。
【0038】
図3に可動部118が振動することにより発生する機械振動力の周波数特性を示す。機械振動力が大きいほど可動部118は大きく振動する。電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備える場合の機械振動力の周波数特性を実線310で示し、電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備えない場合の機械振動力の周波数特性を点線320で示す。図11に示した従来の電気−機械−音響変換器5000における機械振動力の周波数特性を一点鎖線300で示す。
【0039】
電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備えない場合、図3に示すように、機械振動力の共振周波数fにおける尖鋭度は大きくなる。一方、電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備える場合、可動部118の大振幅時には抑制手段200が可動部118の振動を抑制する。このため、機械振動力の共振周波数fにおける尖鋭度は抑制手段200により抑制され、尖鋭度は小さくなる。尖鋭度が小さくなることにより、機械振動力の周波数に対する変化の割合が小さくなるために、使用条件による共振周波数fの変化に伴う機械振動力のばらつきを小さくすることできる。
【0040】
なお、電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備える場合の機械振動力の最大値は、抑制手段200を備えない場合の機械振動力の最大値よりも小さくなる。このため、十分な機械振動力を得るために、駆動回路101からボイスコイル117に加えられる電気信号の電流値は、従来の電気−機械−音響変換器5000のボイスコイル7(図10)に加えられる電気信号の電流値よりも大きいことが望ましい。ボイスコイル117に加えられる電気信号の電流値を大きくすることにより、機械振動力の尖鋭度が抑制手段200によって抑制された状態においても、所望の強さの機械振動力を得ることができる。例えば、図3に示すように、電気−機械−音響変換器1000が抑制手段200を備える場合の機械振動力の最大値が、従来の電気−機械−音響変換器5000における機械振動力の最大値と一致するように電気信号の電流値を設定することにより、所望の大きさの機械振動力を得ることができる。
【0041】
このように、抑制手段200が機械振動力の尖鋭度を小さくすることにより、可動部118が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を拡大することができる。これにより、使用条件により可動部118の共振周波数が変化した場合(すなわち電気信号の周波数が機械振動系120の共振周波数と一致しない場合)でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる。
【0042】
電気−機械−音響変換器1000では、抑制手段200を付加することにより機械振動力の尖鋭度を小さくすることができる。
【0043】
また落下等の衝撃に対しても抑制手段200は緩和剤となるために可動部118の破損を防止することができる。また、大振幅時などにおいて可動部118が支持部109に当たるのを防ぐことができる。
【0044】
なお、本実施の形態では、抑制手段200を磁気回路116上に固着したが、支持部109の磁気回路116と対向する面に固着させても同様の効果が得られる。
【0045】
なお、本実施の形態では、可動部118は磁気回路116および重り113を備えるが、磁気回路116から機械振動力が十分に得られる場合は可動部118から重り113が省略されてもよい。
【0046】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における電気−機械−音響変換器2000を図4に示す。図4は電気−機械−音響変換器2000の断面図である。電気−機械−音響変換器2000は、抑制手段200の代わりに抑制手段220を備える点が電気−機械−音響変換器1000(図1および図2)と異なる。抑制手段220は第1のマグネット201と第2のマグネット202とを備える。電気−機械−音響変換器2000のそれ以外の構成要素は、電気−機械−音響変換器1000と同様である。
【0047】
第1のマグネット201は、可動部118の振動板108とは反対側の位置に設けられる。本実施の形態では、第1のマグネット201はヨーク110の上部に設けられる。第2のマグネット202は、支持部109の第1のマグネット201と対向する面に設けられる。第1のマグネット201と第2のマグネット202とは互いに反発するように逆方向に着磁されている。図5Aおよび図5Bは第1のマグネット201および第2のマグネット202の平面図である。第1のマグネット201および第2のマグネット202は、例えば希土類(Nd−Fe−B)の永久磁石であり、円柱形状である。
【0048】
次に、電気−機械−音響変換器2000の動作について説明する。
【0049】
駆動回路101からボイスコイル117に交流の電気信号が加えられると、ボイスコイル117と磁気回路116との間に作用・反作用の力が働く。磁気回路116に働く反作用の力がサスペンション114に支持された可動部118に加わり、可動部118が振動する動作は実施の形態1の電気−機械−音響変換器1000と同様である。電気−機械−音響変換器1000と同様に、ボイスコイル117に加える電気信号の周波数がサスペンション114および可動部118から構成される機械振動系120の共振周波数と一致する場合は、可動部118は大きく振動する。
【0050】
電気−機械−音響変換器2000は、抑制手段200の代わりに抑制手段220を備える点が電気−機械−音響変換器1000と異なる。抑制手段220が備える第1のマグネット201および第2のマグネット202は、着磁方向が逆であるために、互いに常に反発する力が生じている。例えば、電気信号の周波数と機械振動系120の共振周波数とが一致した場合などの可動部118の大振幅時には、第1のマグネット201と第2のマグネット202と間の距離が短くなるためにその間に生じる反発力は増加し、可動部118の振動を抑制する。つまり抑制手段220により機械振動力の尖鋭度が抑制され、尖鋭度を小さくすることができる。可動部118が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を拡大することができるので、使用条件により可動部118の共振周波数が変化した場合でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる。
【0051】
なお、実施の形態2では第1のマグネット201および第2のマグネット202として希土類材料を用いたが、同様の効果が得られるのであればフェライトなどの他の材料が用いられてもよい。また第1のマグネット201および第2のマグネット202の形状は円柱形状としたが、十分な反発力が得られるのであれば、その形状は特に問わず、リング型、直方体などでもよい。また図5Aおよび図5Bに示すように同じ形状でなくてもよい。
【0052】
なお、本実施の形態2では第2のマグネット202は支持部109上に設けたが、支持部109に埋め込む形で設けてもよい。同様に第1のマグネット201もヨーク110へ埋め込む形で設けてもよい。
【0053】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における電気−機械−音響変換器3000を図6に示す。図6は電気−機械−音響変換器3000の断面図である。
【0054】
電気−機械−音響変換器3000は、サスペンション114の代わりにサスペンション124を備える点と、抑制手段200が省略された点が電気−機械−音響変換器1000(図1および図2)と異なる。サスペンション124は、可動部118を支持するとともに、可動部118が振動することにより発生する機械振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段として機能する。サスペンション124および可動部118は機械振動系125を形成する。電気−機械−音響変換器3000のそれ以外の構成要素は、電気−機械−音響変換器1000と同様である。
【0055】
サスペンション124は可動部118を支持する。サスペンション124は粘性の高い高分子材料(例えばゴム)を含む複合材料から形成される。サスペンション124は例えばアルミ−ゴム−アルミの3層構造を有する。サスペンション124の材料として機械振動系125の振動に対して内部損失が高く、振動を減衰させる材料が用いられる。サスペンション124の形状は実施の形態1のサスペンション114(図1および図2)と同様である。
【0056】
次に、電気−機械−音響変換器3000の動作について説明する。
【0057】
駆動回路101からボイスコイル117に交流の電気信号が加えられると、ボイスコイル117と磁気回路116の間に作用・反作用の力が働く。磁気回路116に働く反作用の力がサスペンション124に支持された可動部118に加わり、可動部118が振動する動作は実施の形態1の電気−機械−音響変換器1000と同様である。電気−機械−音響変換器1000と同様に、ボイスコイル117に加える電気信号の周波数が機械振動系125の共振周波数と一致する場合は、可動部118は大きく振動する。
【0058】
電気−機械−音響変換器3000は、サスペンション114の代わりにサスペンション124を備える点と、抑制手段200が省略された点が電気−機械−音響変換器1000(図1および図2)と異なる。可動部118を支持するサスペンション124の材料としては機械振動系125の振動に対して内部損失が高く、振動を減衰させる材料が用いられる。そのため、例えば電気信号の周波数と機械振動系125の共振周波数とが一致した場合などの可動部118の大振幅時には、内部損失が高いサスペンション124が可動部118の振動を抑制する。サスペンション124により機械振動力の尖鋭度が抑制され、尖鋭度を小さくすることができる。
【0059】
その結果、実施の形態1および2で示したような抑制手段200(弾性体等)および抑制手段220(第1のマグネット201および第2のマグネット202)を付加することなく、可動部118が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を拡大することができる。これにより、使用条件により可動部118の共振周波数が変化した場合でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる。
【0060】
またサスペンション124の基材として金属であるアルミを用いているために、サスペンション124が支持系として機能するための弾性力も確保できる。
【0061】
なお、本実施の形態の上記の説明では、サスペンション124の材料として粘性の高い高分子材料を含む複合材料(アルミ−ゴム−アルミの3層構造)を用いたが、同様の効果が得られるのであればアルミ−エポキシ−アルミの3層構造、アルミ−アクリル−アルミの3層構造などを用いてもよい。また、サスペンション124の材料として、ポリエーテルサルゴン(polyether sulphone)およびポリアリレート(polyarylate)等の内部損失係数の高い材料が用いられてもよい。サスペンション124の材料は内部損失係数が0.01以上の材料であることが望ましい。また、サスペンション124の材料として金属内部の転位運動により振動を吸収するマグネシウムや転位型制振合金(例えばマグネシウム−ジルコニウム合金)を用いてもよい。また、サスペンション124の材料として少なくとも2種類の材料を含む積層材(例えばアルミ−銅合金とアルミ−アロイ複合材との2層の積層材)を用いてもよく、各層の間の境界面での摩擦で機械振動を吸収させることにより機械振動力の尖鋭度を抑制することができる。このようなサスペンション124の材料として用いられる積層材の材料は互いに内部損失係数が異なる。また、サスペンション124の材料として金属と樹脂との積層材である制振鋼板が用いられてもよい。また、サスペンション124の材料として少なくとも2種類の金属の積層材である制振合金が用いられてもよい。
【0062】
なお、サスペンション124の材料としては積層材に限定されず、例えばステンレスの基材の上にSBR(スチレンブタジエンゴム)などの制振材料を塗布した材料を用いてもよい。
【0063】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4における電気−機械−音響変換器4000を図7に示す。図7は電気−機械−音響変換器4000の断面図である。
【0064】
電気−機械−音響変換器4000は、振動板108と、振動板108に対向して配置された可動部228と、可動部228を支持するサスペンション133と、振動板108およびサスペンション133の周辺部を支持する支持部139と、ボイスコイル117と、可動部228と支持部139とに接続されたしきり板134とを備える。
【0065】
可動部228は磁気回路216と重り123とを備え、支持部139に対して相対的に動作する。磁気回路216は、碗形状のヨーク210と、マグネット111とプレート112とを備える。強磁性体のヨーク210の内周面とプレート112の外周面との間に磁気ギャップ215が形成されている。重り123はヨーク210と一体に形成され得る。サスペンション133および可動部228は機械振動系121を形成する。サスペンション133の材料および形状は実施の形態1のサスペンション114と同様である。ボイスコイル117は、振動板108および可動部228が振動するための駆動力を発生する。碗形状の支持部139は、サスペンション133およびしきり板134を挟み込むために3つ以上の部品から構成されてもよい。
【0066】
しきり板134は、支持部139と振動板108との間に形成された空間を2つに分割する分割部として機能する。しきり板134は断面形状が円弧形状を変形させた略ロール型の形状をしている。
【0067】
支持部139には、支持部139としきり板134とヨーク210との間に形成された空間と電気−機械−音響変換器4000の外部空間とを連通する空気穴135が形成されている。空気穴135として例えば複数個の円形の穴が支持部139に形成される。しきり板134、空気穴135および支持部139は、可動部228が振動することにより発生する機械振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段として機能する。
【0068】
次に、電気−機械−音響変換器4000の動作について説明する。
【0069】
駆動回路101からボイスコイル117に交流の電気信号が加えられると、ボイスコイル117と磁気回路216との間に作用・反作用の力が働く。磁気回路216に働く反作用の力がサスペンション133に支持された可動部228に加わり、可動部228は振動する動作は実施の形態1の電気−機械−音響変換器1000と同様である。電気−機械−音響変換器1000と同様に、ボイスコイル117に加える電気信号の周波数が機械振動系121の共振周波数と一致する場合は、可動部228は大きく振動する。
【0070】
電気−機械−音響変換器4000は、しきり板134を備える点と、抑制手段200が省略された点とが電気−機械−音響変換器1000と異なる。可動部228の振動時にはしきり板134も共に振動し、しきり板134と支持部139との間の空間内の空気は圧縮される。圧縮された空気は空気穴135から外部に放出される。このとき空気穴135内を空気が移動することによって生じる音響抵抗が可動部228の振動を抑制する。この音響抵抗によって可動部228が振動することにより発生する機械振動力が抑制され、機械振動力の尖鋭度を小さくすることができる。
【0071】
その結果、可動部228が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を拡大することができるので、使用条件により可動部228の共振周波数が変化した場合でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる。また、可動部228はサスペンション133およびしきり板134の2つの構成要素で支持されるので、可動部228がローリングしにくくなるという効果も得られる。
【0072】
なお、本実施の形態ではしきり板134の形状は略ロール型であったが、空間を遮断し、可動部228の振幅余裕を確保できる形状であれば、波形状等でもよい。
【0073】
なお、本実施の形態では空気穴135は円筒形状であったが、同様の音響抵抗を得られれば大きさ、形状、個数はこの限りでない。空気穴135の形状、個数の設定により可動部228の振動を抑制する割合が変化するので、可動部228が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を調整することができる。
【0074】
また、支持部139に振動板108背面側の空間と外部空間とを連通する空気穴が形成されてもよい。
【0075】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5として、本発明の電気−機械−音響変換器を備えた携帯端末機である携帯電話機61について図8および図9を参照して説明する。
【0076】
図8は、本発明の実施の形態5における携帯電話機61の一部破断斜視図を示す。図9は携帯電話機61内部のブロック図を示す。
【0077】
携帯電話機61は、筐体62と、筐体62に設けられた音孔63と、電気−機械−音響変換器64とを備える。携帯電話機61に備えられる電気−機械−音響変換器64としては、本発明の実施の形態1、2、3および4で示した電気−機械−音響変換器1000、2000、3000および4000の何れかが適用される。筐体62内部において電気−機械−音響変換器64は、振動板108が音孔63に対向するように設けられている。
【0078】
図9に示すように、携帯電話機61は、アンテナ150と、送受信回路160と、呼出信号発生回路161と、マイクロホン152とを更に備える。また、送受信回路160は、復調部160a、変調部160b、信号切替部160cおよび留守録音部160dを備える。
【0079】
アンテナ150は最寄りの基地局より出力された電波の受信および基地局への電波の送信のために用いられる。復調部160aはアンテナ150から入力された変調波を復号して受信信号に変換し、受信信号を信号切替部160cに出力する。信号切替部160cは受信信号の内容に応じて信号処理を切り換える回路である。受信信号が着信信号である場合は呼出信号発生回路161に出力され、音声信号の場合は電気−機械−音響変換器64に出力され、留守録音の音声信号の場合は留守録音部160dに出力される。留守録音部160dは例えば半導体メモリである。電源オン時の留守録音メッセージは留守録音部160dに記憶されるが、携帯電話機61がサービスエリア外にあるときや電源がオフ時には、留守録音メッセージは基地局の記憶装置に記憶される。呼出信号発生回路161は呼出信号を生成し、電気−機械−音響変換器64に出力する。
【0080】
従来の携帯電話機と同様に、携帯電話機61には、電気音響変換器として小型のマイクロホン152が設けられている。変調部160bは、ダイヤル信号や、マイクロホン152で変換された音声信号を変調し、アンテナ150に出力する。
【0081】
このような携帯端末装置としての携帯電話機61の動作を説明する。
【0082】
基地局から出力された電波はアンテナ150で受信され、復調部160aでベースバンドの受信信号に復調される。信号切替回路160cは、受信信号が着信信号であることを検出すると、着信を携帯電話機61の使用者に知らせるため、着信信号を呼出信号発生回路161に出力する。
【0083】
呼出信号発生回路161は、このような着信信号を受けると、呼出信号を出力する。呼び出し設定がマナーモードの場合、呼出信号は電気−機械−音響変換器64の機械振動系の共振周波数に近い周波数成分を含む電気信号として入力される。その結果、機械振動系から最も大きな振動が得られ、支持部が大きく振動する。その支持部の振動により、携帯電話機の筐体62が加振され、携帯電話機本体61が振動する。このようにして使用者は携帯電話機本体61の振動により着信を知ることができる。一方、呼び出し設定が標準モードの場合、呼出信号は可聴帯域の純音又はそれらの複合音の信号を含み、この呼び出し信号が電気−機械−音響変換器64に入力されると電気−機械−音響変換器64の振動板が振動し着信音を発生する。この着信音は音孔63を通して外部に出力され、使用者に着信を知らせる。
【0084】
使用者が受話状態に入ると、信号切替部160cは受信信号のレベル調整を行った後、受信された音声信号を電気−機械−音響変換器64に直接出力する。電気−機械−音響変換器64はレシーバ又はスピーカとして動作し、音声信号を再生する。
【0085】
使用者の音声はマイクロホン152で検知され、音声信号に変換されて変調部160bに入力される。変調部160bにおいて音声信号は変調され、所定の搬送波に変換されてアンテナ150から出力される。
【0086】
また、携帯電話機61の使用者が電源がオンの状態で留守録音状態にセットした場合、送話内容は留守録音部160dに記憶される。また携帯電話機61の使用者が電源をオフにしている場合、送話内容は基地局に一時記憶される。そして使用者がキー操作により留守録音の再生依頼を行うと、信号切替部160cはこの依頼を受けて、留守録音部160dまたは基地局から録音メッセージを取得する。そしてその音声信号を拡声レベルに調整し、電気−機械−音響変換器64に出力する。このとき、電気−機械−音響変換器64はレシーバ又はスピーカとして動作し、メッセージを出力する。
【0087】
このように、従来の携帯電話機に複数個内蔵していた音響部品の数を減らすことが可能となる。また携帯電話機の持ち方、置き方などによる使用条件の変化によって機械振動系の共振周波数が変化する。しかし本発明の電気−機械−音響変換器の機械振動力の尖鋭度は小さいために常に使用者が感じる振動力をほぼ一定にすることが可能である。
【0088】
振動は周波数帯域によって体感感度が異なり、200Hz以下の低い周波数帯域の感度が高い。特に、130Hz近傍の周波数の感度が高いので、機械振動系の共振周波数を130Hz近傍に設計することが望ましい。また音声や音楽信号を再生する場合、再生帯域が200Hz以上であることが望ましい。
【0089】
なお、携帯電話機61では、電気−機械−音響変換器64を直接筐体62に取り付けたが、携帯電話機61に内蔵されている基板上に取り付けてもよい。また、電気−機械−音響変換器64は音響ポートを介して音孔63に対向して取り付けられてもよい。また、電気−機械−音響変換器64を他の携帯端末機に取り付けても同様の動作、効果となる。
【0090】
また、図8および図9では携帯端末機の一例として携帯電話機を示したが、これに限定されず、ポケットベル、ノート型パソコン、PDAおよび腕時計等、電気−機械−音響変換器が搭載される携帯端末機に本発明は適用される。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、可動部が振動することにより発生する機械振動力の尖鋭度を抑制する抑制手段を備えた電気−機械−音響変換器が提供される。抑制手段が振動力の尖鋭度を小さくすることにより、可動部が振動し、十分な機械振動力を得ることが可能な周波数帯域を拡大することができる。これにより、使用条件によって可動部の共振周波数が変化した場合でも安定した十分な大きさの機械振動力を得ることができる。
【0092】
また、駆動部により可動部および振動板を振動させられるために、機械振動と音の両方を発生することができる。
【0093】
また本発明の携帯端末装置は、本発明の電気−機械−音響変換器を備える。これにより、使用者に機械振動により着信を知らせる機能、音により着信を知らせる機能、音声などの受話音を再生する機能を有する携帯端末装置を実現することができる。本発明の携帯端末装置は、本発明の電気−機械−音響変換器を備えることで、1つのユニットのみで機械振動と音を発生する携帯端末装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電気−機械−音響変換器の平面図
【図2】本発明の実施の形態1における電気−機械−音響変換器の断面図
【図3】本発明の実施の形態1における機械振動力の周波数特性を示す図
【図4】本発明の実施の形態2における電気−機械−音響変換器の断面図
【図5A】本発明の実施の形態2における第1のマグネットの平面図
【図5B】本発明の実施の形態2における第2のマグネットの平面図
【図6】本発明の実施の形態3における電気−機械−音響変換器の断面図
【図7】本発明の実施の形態4における電気−機械−音響変換器の断面図
【図8】本発明の実施の形態5における携帯電話機の部分破断図
【図9】本発明の実施の形態5における携帯電話機を示すブロック図
【図10】従来の電気−機械−音響変換器の断面図
【図11】機械振動力の周波数特性を示す図
【符号の説明】
108 振動板
109 支持部
110 ヨーク
111 マグネット
112 プレート
113 重り
114 サスペンション
115 磁気ギャップ
116 磁気回路
117 ボイスコイル
118 可動部
200 抑制手段

Claims (7)

  1. 振動板と、
    可動部と、
    前記振動板および前記可動部が振動するための駆動力を発生する駆動部と、
    前記振動板を支持する支持部と
    前記可動部と前記支持部とに接続され、前記支持部と前記振動板との間に形成された空間を2つに分割する分割部とを備え、
    前記支持部は、前記分割部と前記支持部との間に形成された空間と外部空間とを連通する少なくとも1つの空気穴が形成され、
    前記空気穴の音響抵抗により前記可動部の振動力の尖鋭度を抑制する、
    電気−機械−音響変換器。
  2. 前記尖鋭度は、前記可動部の共振周波数付近の振動力の尖鋭度である、請求項1記載の電気−機械−音響変換器
  3. 前記可動部は前記駆動部に磁束を供給する磁気回路を有する、請求項1または2に記載の電気−機械−音響変換器。
  4. 前記可動部は、前記磁気回路と一体に形成された重りをさらに備える請求項記載の電気−機械−音響変換器。
  5. 前記分割部はしきり板である、請求項1乃至4のいずれかに記載の電気−機械−音響変換器。
  6. 前記しきり板は、振動方向の断面がロール形状である、請求項1乃至5のいずれかに記載の電気−機械−音響変換器。
  7. 筐体と、
    着信信号を入力し呼出信号を出力する呼出信号発生回路と、
    前記筐体内に設置され前記呼出信号を入力する電気−機械−音響変換器を備え、
    前記電気−機械−音響変換器は、
    振動板と、
    可動部と、
    前記振動板および前記可動部が振動するための駆動力を発生する駆動部と、
    前記振動板を支持する支持部と
    前記可動部と前記支持部とに接続され、前記支持部と前記振動板との間に形成された空間を2つに分割する分割部とを備え、
    前記支持部には、前記分割部と前記支持部との間に形成された空間と外部空間とを連通する少なくとも1つの空気穴が形成され、前記呼出信号を入力した場合に、前記空気穴の音響抵抗により前記可動部の振動力の尖鋭度を抑制し、
    前記可動部の振動が伝播することにより前記筐体が振動する
    携帯端末。
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