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JP3959913B2 - 入退場管理システム及び本人確認方法 - Google Patents

入退場管理システム及び本人確認方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はページャ(選択呼出受信機)機能付きID端末をIDカード等の識別媒体として使用した入退場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、研究所や軍事施設等の高度の機密が要求される場所への入場は予め指定された特定の人に制限されている。これらの指定された人のデータをコンピュータ等に登録すると同時に本人の身元や身分を保証するするための顔写真入りのIDカードを警備員等に提示し、警備員が本人と確認すれば入場を許可する方法が一般的である。この方法はIDカードとそれを所持する本人とを直接警備員が確認するので安全で確実な方法であるが、このために警備員を常時配置し、入場者は施設の入り口で一旦停止してIDカードを提示して一々確認をとらなければならず入場手続きが煩雑で時間もかかるという問題があった。
そこで、近年ではIDカードに記録されたID情報を自動的に読みとる入退場管理システムが導入されるようになり、警備員による目視確認を不要とすることが可能になった。
【0003】
図4は、従来のIDカードによる入退場管理システムを示したブロック図である。
同図に示した入退場管理システムは、当人の社員番号や認識番号等のID情報が磁気的に記録されているIDカード401と、前記IDカード401からID情報を磁気的に読みとり電気的信号としてID情報信号を出力するカードリーダ402と、入退場者全てのID情報を記憶する記憶手段403と、前記カードリーダ402からのID情報と前記記憶手段403の全ID情報とを比較照合し開錠信号を送出する照合部404と、前記照合部404からの開錠信号に従い入退場用のドアの鍵を開錠するドアキー部405とを備えている。
【0004】
以下図示した従来例についてその動作を説明する。
記憶手段403には施設等の職場に入場を許可された従業員や関係者(以下関係者という)の名前、生年月日、職場名、職位及び社員番号等の個人データがID情報として登録されている。前記関係者は会社名と社員番号等のID照合情報を磁気的に記録したIDカード401を所持している。
前記関係者は職場に入場する際、入場口のドア付近に設置されたカードリーダ402に前記IDカードを通す。前記カードリーダ402は前記IDカード401からID照合情報を読みとり照合部404へ出力する。前記照合部404は前記ID照合情報と前記記憶手段403に記憶されたID情報とを照合し両者が一致すれば開錠信号をドアキー部405へ送出する。前記ドアキー部405は前記開錠信号に従いドアを閉錠から開錠の状態にする。また、照合した結果両者が一致しない場合はドアは閉錠の状態が保たれる。このように、関係者の所持するIDカード401に書き込まれたID照合情報と記憶手段403に記憶されているID情報を照合し両者が一致するか否かを判定することによって施設への入退場を管理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上説明した従来のIDカードによる入退場管理システムでは以下のような問題点があった。
すなわち、関係者がIDカードを紛失したり又は盗難されてしまうといった場合、IDカードが関係者以外の第三者の手に渡ってしまう。このとき、第三者は入手したIDカードを使用すれば当然施設へ不正に立ち入ることができてしまう。
更に、第三者は入手したIDカードの磁気情報を不正に読みとりIDカードの複製を多数偽造することも可能になる。その結果、関係者以外の者が不特定多数、不正に施設に立ち入ることができてしまうといった問題点があった。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、ページャ機能付きID端末をIDカードの代わりに利用することで、不正な偽造を防止できかつセキュリティ機能の高い入退場管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明に係わる入退場管理システムの請求項1記載の発明は、関係者と関係者以外の第三者とを判別して施設への入退場を管理する為の入退場管理ゲートと、前記関係者が保持するID端末とを備えた入退場管理システムであって、前記入退場管理ゲートは各関係者に対応してIDを発生するID発生手段と、該ID発生手段により発生されたIDと関係者の個人情報とをID情報として記憶する記憶手段と、IDを少なくとも含むID情報の所定部分をID照合情報として前記記憶手段より取り出し当該関係者のID端末に無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する伝送手段と、前記ID端末からID照合情報を受け取る手段と、受け取ったID照合情報と前記記憶手段に記憶されたID情報とを照合する照合手段とを備えており、前記ID端末は前記伝送手段から伝送されるID照合情報を受信する受信手段と、受信したID照合情報を前記入退場管理ゲートにて受け取り可能な形態に変換するデータ変換手段とを備えており、前記ID発生手段はIDを時間的に更新する機能を有しており、記憶手段に記憶されたIDを更新したIDに書き換えると共に、更新したIDを含むID照合情報をID端末に伝送することを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項2記載の発明は、関係者と関係者以外の第三者とを判別して施設への入退場を管理する為の入退場管理ゲートと、前記関係者が保持するID端末とを備えた入退場管理システムであって、前記入退場管理ゲートは、各関係者に対応してIDを発生するID発生手段と、該ID発生手段により発生されたIDと関係者の個人情報とをID情報として記憶する記憶手段と、IDを少なくとも含むID情報の所定部分をID照合情報として前記記憶手段より取り出し当該関係者のID端末に無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する伝送手段と、前記ID端末からID照合情報を受け取る手段と、受け取ったID照合情報と前記記憶手段に記憶されたID情報とを照合する照合手段とを備えており、前記ID端末は、前記伝送手段から伝送されるID照合情報を受信する受信手段と、受信したID照合情報を前記入退場管理ゲートにて受け取り可能な形態に変換するデータ変換手段とを備えており、前記ID発生手段は、IDを時間的に更新する機能を有しており、記憶手段に記憶されたIDを更新したIDに書き換えることを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項3記載の発明は、請求項1または2 に記載の入退場管理システムにおいて、前記ID端末は、ページャ或いは携帯電話であることを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の入退場管理システムにおいて、前記ID発生手段は、所定のタイミングを発生するタイマー手段に基づいてIDを更新するものであることを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の入退場管理システムにおいて、前記入退場管理ゲートは、更に、緊急事態が生じた旨の緊急信号を入力する入力手段を備え、該入力手段に緊急信号の入力があったとき、前記照合手段における照合動作を中止するとともに、ゲートを開錠状態とすることが可能なことを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の入退場管理システムにおいて、前記データ変換手段は、ID照合情報をバーコードに変換する変換手段と、このバーコードを表示するための表示手段とを有するものであり、前記入退場管理ゲートは、ID照合情報を受け取る手段としてバーコード読み取り装置を用いたことを特徴とする。
また、本発明に係わる入退場管理システムの請求項7記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の入退場管理システムにおいて、前記データ変換手段は、ID照合情報を無線信号に変換して送出する無線送信手段を有するものであり、前記入退場管理ゲートは、ID照合情報を受け取る手段として前記無線送信手段からの無線信号を受信可能な受信装置を用いたことを特徴とする。
また、本発明に係わる本人確認装置の請求項8記載の発明は、バーコードを使用した本人確認装置であって、予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する手段と、前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取る手段と、前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が前記記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合する手段と、比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力する手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる本人確認装置の請求項9記載の発明は、バーコードを使用した本人確認装置であって、予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する手段と、前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取る手段と、前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が前記記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合する手段と、比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力する手段と、緊急事態が生じた旨の緊急信号に対応して前記比較照合する手段における照合動作を中止する手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる本人確認方法の請求項10記載の発明は、バーコードを使用した本人確認方法であって、予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送するステップと、前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取るステップと、前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合するステップと、比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力するステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる本人確認方法の請求項11記載の発明は、バーコードを使用した本人確認方法であって、予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送するステップと、前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取るステップと、前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合するステップと、比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力するステップと、緊急事態が生じた旨の緊急信号に対応して前記比較照合するステップにおける照合動作を中止するステップと、を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施の形態例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係わる入退場管理システムの実施の形態例を示すブロック図である。
この例に示す入退場管理システムは、所定の時間間隔で時間信号を送出するタイマー101と、前記タイマー101からの時間信号に従い所定の周期毎にランダムに変化する所定数のID番号を発生するID番号発生部102と、前記ID番号発生部102からのID番号と入力手段から登録した情報をID情報として処理する制御部103と、前記制御部103から登録されたID情報を記憶する記憶手段104と、前記記憶手段104からID情報の一部を読み出しID照合情報として公衆電話回線105を介して伝送する回線接続部106と、前記公衆回線105からの前記ID照合情報を無線信号として送信する無線基地局107と、前記無線基地局107からの無線信号を受信しID照合情報をバーコードにて表示する為の液晶表示部を備えたページャ機能付きID端末108a,108b,108c・・・・と、前記ID端末108a,108b,108c・・・・のバーコード表示したID照合情報を光学的に読みとり電気信号に変換して出力するバーコード読取部109と、前記バーコード読取部109からのID照合情報と前記記憶手段102のID情報とを比較照合し開錠信号を発生する照合部110と、前記照合部110からの開錠信号に従い入退場のドアの開錠を行うドアキー部111とを備えている。
【0009】
以下図示した実施の形態例についてその動作を詳細に説明する。
まず、入力手段を用いて制御部103に各関係者の氏名、社員番号、電話番号等の個人情報を所定人数分入力する。前記制御部103は前記入力手段から個人情報が入力されると前記所定人数分に応じてID数制御信号をID番号発生部102へ送出する。ID番号発生部102は前記ID数制御信号に従いランダムな数値配列をしたID番号を所定人数分発生すると共に前記制御部103へ送出する。
【0010】
前記制御部103は前記ID番号と前記個人情報をID情報として記憶手段104へ書き込むと共に回線接続信号を回線接続部106へ送出する。
前記回線接続部106は前記制御部103から回線接続信号を受信すると前記記憶手段104に保存されたID情報から所定の電話番号を読み出すと共に公衆電話回線105と無線基地局105を介してID端末108aを呼び出す。前記回線接続部106は前記ID端末108aを呼び出すと前記記憶手段104に保存されたID情報のうち氏名、社員番号、ID番号等の所定部分をID照合情報として読み出し前記公衆電話回線105及び前記無線基地局107を介して前記ID端末108aへ送出する。
前記ID端末108aはいわゆるページャ端末であり、図3に示すような構成を有する。ID端末108aは前記ID照合情報を受信するとアンテナ301と高周波受信部302と復調部303を経て記憶手段304に記憶され、またその内容が表示部305にバーコードとして表示される。
【0011】
前記回線制御部106は前記ID端末108aにID照合情報の送出を完了すると同様に他のID端末108b、108c・・・・へもそれぞれID照合情報を送出する。その結果前記ID端末108b、108c・・・・の表示部にはそれぞれ各ID端末固有のID照合情報が表示されることになる。
次に、ID端末108aを所持した関係者が入退場のドアを通過する際、前記ID端末108aのバーコードとして表示されたID照合情報をバーコード読取部109に接触させる。前記バーコード読取部109は前記ID端末108aのバーコード表示部分からID照合情報を光学的に読み取るとともに電気信号に変換し照合部110へ送出する。前記照合部110は前記ID照合情報が記憶手段104に保存されているID情報に一致しているか比較照合する。比較照合の結果一致していれば照合部110は開錠信号をドアキー111に送出し入退場のドアが一定時間開錠され関係者は前記入退場のドアを通過することができる。比較照合の結果不一致の場合、照合部110は開錠信号を送出しないので入退場のドアは開錠されずに閉錠の状態を維持する。
【0012】
次に、所定の時間が経過するとタイマー101が時間信号をID番号発生部102に対して送出する。ID番号発生部102は前記時間信号を受信すると新たに所定人数分のID番号を発生し制御部103へ送出する。
前記制御部103は記憶手段104に保存されていたID番号を新たなID番号に書き換えるとともに、回線接続部106に対して回線接続信号を送出する。
前記回線接続部106は前記回線接続信号を受信すると記憶手段104に保存されたID情報から所定の電話番号を読み出すと共に公衆電話回線105と無線基地局1055を介してID端末108a、108b・・・・をそれぞれ呼び出しID照合情報を送出する。
その結果、ID端末108a、108b・・・・の表示部には更新されたID照合情報がバーコード表示されることになる。
【0013】
このように、各ID端末108a、108b・・・・の表示部にバーコード表示されるID照合情報はタイマー101が発生する時間信号に基づいて所定時間毎に更新されることになるので、関係者以外の者がID端末を不正に入手したとしても、それが発覚した時点で当該ID端末へのID照合情報の更新を停止すれば入退場のドアを通過することは不可能となる。一方、ID端末の表示部にバーコード表示されたID照合情報をコピーすれば一時的に入退場のドアを通過できるがID照合情報が更新された時点で入退場のドアを通過する事は不可能となるので、従来のIDカードによる入退場管理システムのように大量偽造をすることは不可能であり、極めて偽造防止効果の高い入退場管理システムを構成することができる。
【0014】
図2は本発明に係わる第二の実施の形態例を示すブロック図である。
図2は上述した図1での実施例に加えて制御部103と照合部110間に信号線を二系統追加したものである。この実施例では、まず前述したID情報の入力方法と同様に、関係者一部のグループに共通のID番号であるグループID番号を付与し入力手段を用いて該グループID番号を入力する。すると制御部103は記憶手段104に前記グループID番号を他のID情報とともに保存する。
【0015】
次に、制御部103は回線接続部106に回線接続信号を送出し、回線接続部106は公衆電話回線105及び無線基地局107を介してグループID番号を付与された関係者が所持するID端末に前記グループID番号をID照合情報とともに送出する。
すると、前記ID端末はID照合情報と共にグループID番号がバーコード表表示される。また、前記制御部103は照合部110に対してグループ照合制御信号を送出し、照合部110は前記グループ照合制御信号を受信するとID照合情報の中にグループID番号が含まれているか否かを判定し、グループIDが含まれていれば通常の照合を実施し、グループID番号が含まれていない場合は、照合を実施せずドアキー111を閉錠状態とする。
このように、関係者中である特定グループにグループIDを付与すれば一時的に前記特定グループのみを入退場のドアを通過させるといった管理も可能となる。
【0016】
また、火災等に緊急事態が生じた場合、入力手段で緊急信号を制御部103へ入力すると制御部103は照合制御信号を照合部110に送出する。前記照合部110は前記照合制御信号を受信すると全ての照合動作を中止するとともにドアキー111を開錠状態とする。その結果、緊急時にはID端末を所持しなくとも入退場のドアを自由に通過できるといったことも可能になる。
【0017】
以上説明した本発明の実施例においては、ID端末にID照合情報をバーコード表示させたものをバーコード読取部で光学的に読みとるようにしたが、本発明にあってはこれに限らず。例えば、無線送信手段を備えたID端末でID照合情報を微弱な無線信号にして送信し、これを無線受信手段を備えた照合部で受信しID照合情報を照合するようにしてもよい。また、ID端末としてページャのみならず、携帯電話等の他の携帯端末を用いて構成しても良い。
このようにすれば照合をする度に、ID端末のバーコード表示部分をバーコード読取部に直接接触させて照合動作を行う必要がなくなる。例えば関係者がID端末のある特定のキーを押すと微弱な無線信号に変換されたID照合情報を送出するようにし、照合部ではこの無線信号を検出して照合を自動的に実施するようにすれば、入退場のドアを通過する人数が多い状況下で照合処理速度を上げる上で特に有効なものとなるであろう。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、入退場を制限された特定の場所へ設置した入退場管理システムにおいて、入退場のドアを通して入退場する関係者にページャ機能を有するID端末を識別媒体として所持させ、前記ID端末に当人であることを示すID照合情報を無線伝送しバーコード表示させるとともに、前記バーコード表示したID照合情報をもって前記入退場のドアの通過を制限管理し、また前記ID端末に伝送するID照合情報を時間的に更新することによって、従来識別媒体としてIDカード等を使用していたことで生じていた不正な偽造を防止できかつセキュリティ機能の高い入退場管理システムを提供することができその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入退場管理システムの第一の実施の形態例を示すブロック図。
【図2】本発明に係わる入退場管理システムの第二の実施の形態例を示すブロック図。
【図3】ページャ付きID端末のブロック図。
【図4】従来の入退場管理システムの実施の形態例を示すブロック図。
【符号の説明】
101・・・タイマー
102・・・ID番号発生部
103・・・制御部
104・・・記憶手段
105・・・公衆電話回線
106・・・回線接続部
107・・・無線基地局
108a,108b,108c,・・・・ ・・・ID端末
109・・・照合部
110・・・バーコード読取部
111・・・ドアキー部
301・・・アンテナ
302・・・高周波受信部
303・・・復調部
304・・・記憶手段
305・・・表示部
401・・・IDカード
402・・・カードリーダ
403・・・照合部
404・・・照合部
405・・・ドアキー部

Claims (11)

  1. 関係者と関係者以外の第三者とを判別して施設への入退場を管理する為の入退場管理ゲートと、前記関係者が保持するID端末とを備えた入退場管理システムであって、
    前記入退場管理ゲートは各関係者に対応してIDを発生するID発生手段と、該ID発生手段により発生されたIDと関係者の個人情報とをID情報として記憶する記憶手段と、IDを少なくとも含むID情報の所定部分をID照合情報として前記記憶手段より取り出し当該関係者のID端末に無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する伝送手段と、前記ID端末からID照合情報を受け取る手段と、受け取ったID照合情報と前記記憶手段に記憶されたID情報とを照合する照合手段とを備えており、
    前記ID端末は前記伝送手段から伝送されるID照合情報を受信する受信手段と、受信したID照合情報を前記入退場管理ゲートにて受け取り可能な形態に変換するデータ変換手段とを備えており、
    前記ID発生手段はIDを時間的に更新する機能を有しており、記憶手段に記憶されたIDを更新したIDに書き換えると共に、更新したIDを含むID照合情報をID端末に伝送することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 関係者と関係者以外の第三者とを判別して施設への入退場を管理する為の入退場管理ゲートと、前記関係者が保持するID端末とを備えた入退場管理システムであって、
    前記入退場管理ゲートは、各関係者に対応してIDを発生するID発生手段と、該ID発生手段により発生されたIDと関係者の個人情報とをID情報として記憶する記憶手段と、IDを少なくとも含むID情報の所定部分をID照合情報として前記記憶手段より取り出し当該関係者のID端末に無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する伝送手段と、前記ID端末からID照合情報を受け取る手段と、受け取ったID照合情報と前記記憶手段に記憶されたID情報とを照合する照合手段とを備えており、
    前記ID端末は、前記伝送手段から伝送されるID照合情報を受信する受信手段と、受信したID照合情報を前記入退場管理ゲートにて受け取り可能な形態に変換するデータ変換手段とを備えており、
    前記ID発生手段は、IDを時間的に更新する機能を有しており、記憶手段に記憶されたIDを更新したIDに書き換えることを特徴とする入退場管理システム。
  3. 前記ID端末は、ページャ或いは携帯電話であることを特徴とする請求項1または2 に記載の入退場管理システム。
  4. 前記ID発生手段は、所定のタイミングを発生するタイマー手段に基づいてIDを更新するものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の入退場管理システム。
  5. 前記入退場管理ゲートは、更に、緊急事態が生じた旨の緊急信号を入力する入力手段を備え、該入力手段に緊急信号の入力があったとき、前記照合手段における照合動作を中止するとともに、ゲートを開錠状態とすることが可能なことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の入退場管理システム。
  6. 前記データ変換手段は、ID照合情報をバーコードに変換する変換手段と、このバーコードを表示するための表示手段とを有するものであり、
    前記入退場管理ゲートは、ID照合情報を受け取る手段としてバーコード読み取り装置を用いたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の入退場管理システム。
  7. 前記データ変換手段は、ID照合情報を無線信号に変換して送出する無線送信手段を有するものであり、
    前記入退場管理ゲートは、ID照合情報を受け取る手段として前記無線送信手段からの無線信号を受信可能な受信装置を用いたことを特徴とする請求項項1乃至5の何れかに記載の入退場管理システム。
  8. バーコードを使用した本人確認装置であって、
    予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する手段と、
    前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取る手段と、
    前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が前記記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合する手段と、
    比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力する手段と、を備えることを特徴とするバーコードを使用した本人確認装置。
  9. バーコードを使用した本人確認装置であって、
    予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送する手段と、
    前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取る手段と、
    前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が前記記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合する手段と、
    比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力する手段と、
    緊急事態が生じた旨の緊急信号に対応して前記比較照合する手段における照合動作を中止する手段と、を備えることを特徴とするバーコードを使用した本人確認装置。
  10. バーコードを使用した本人確認方法であって、
    予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送するステップと、
    前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取るステップと、
    前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合するステップと、
    比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力するステップと、を備えることを特徴とするバーコードを使用した本人確認方法。
  11. バーコードを使用した本人確認方法であって、
    予め登録された関係者の個人情報に基づいて生成され時間的に更新されるIDを含むID情報を記憶手段に保存すると共に、該ID情報若しくは少なくともIDを含むID情報の一部を前記関係者が所持するID端末にID照合情報として無線基地局を有する公衆電話回線を介して伝送するステップと、
    前記関係者が所持するID端末の表示手段に表示されたバーコードを読み取るステップと、
    前記読み取ったバーコードを変換して得られるID照合情報が記憶手段に保存されているID情報と一致するか否かを比較照合するステップと、
    比較照合の結果一致していたときに照合が一致した旨の信号を出力するステップと、
    緊急事態が生じた旨の緊急信号に対応して前記比較照合するステップにおける照合動作を中止するステップと、を備えることを特徴とするバーコードを使用した本人確認方法。
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