JP3954977B2 - 電子ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、移動体としての自動車などに装備される電子ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体としての自動車には、ECU(Electronic Control Unit)などの種々の図15などに示す電子ユニット(例えば、特許文献1参照。)101が搭載される。この種の電子ユニット101は、図15に示すように、ケース102と、このケース102内に収容された印刷配線板103と、前記ケース102に取り付けられたコネクタ104とを備えている。
【0003】
ケース102は、箱状に形成されかつ内側に水などの液体が侵入することを防止する。印刷配線板103は、種々の電子部品105が実装されているとともに、表面に銅箔などからなる導体パターンが形成されている。導体パターンと電子部品105とは、予め定められるパターンにしたがって電気的に接続している。
【0004】
コネクタ104は、ケース102に取り付けられたハウジング106と、このハウジング106内に収容された複数の端子107とを備えている。ハウジング106は、ケース102と別体である。ハウジング106は、平板状の奥壁106aと、この奥壁106aの外縁に連なる複数の側壁106bとを一体に備えて、筒状に形成されている。側壁106bは、ケース102に取り付けられている。奥壁106aは、側壁106bのケース2の内側寄りの縁に連なっている。ハウジング106には、相手側のコネクタが嵌合する。
【0005】
端子107は、棒状に形成されており、ハウジング106の奥壁106aを貫通して、一端部がハウジング106の側壁106b間則ちケース102外に露出しており、他端部がケース102内に収容されている。端子107の一端部と他端部とは、棒状に形成されており互いに連なっている。端子107の一端部と他端部とは互いに直交している。端子107の他端部には、印刷配線板103の導体パターンが電気的に接続している。
【0006】
前述した構成の電子ユニット101は、コネクタ104に相手側のコネクタが嵌合することにより、端子107の一端部に相手側の端子金具が接続する。すると、前述した端子107を介して、相手側の端子金具と導体パターン則ち電子部品105とが電気的に接続する。電子ユニット101は、コネクタ104に相手側のコネクタが嵌合することにより、相手側のコネクタなどを介して、前述した自動車などに配索されるワイヤハーネスと電気的に接続する。
【0007】
前述した公報に記載された電子ユニット101では、ケース102とコネクタ104のハウジング106とが別体であるため、これらの間からケース102内に水などの液体が侵入する虞があった。このため、図16に示すように、コネクタ104のハウジング106とケース102とを一体にすることが考えられる。
【0008】
この場合、ケース102を射出成形などにより成型する際に、前述した棒状の端子107をインサート成型する必要が生じる。このため、前述した一端部と他端部とが一直線となった状態の端子107(図16中に二点鎖線で示す)をインサート成型して、成型後に前述した他端部を折り曲げる必要が生じる。この場合、一端部と他端部とが一直線となった端子107をケース102内に収容するため、ケース102が大型化する傾向であった。さらに、成型後に棒状の端子107を折り曲げるため、端子107の折り曲げ精度を確保しにくく、加工にかかる工数が増加するとともに歩留まりが低下する傾向であった。
【0009】
このため、図17に示すように、コネクタ104のハウジング106の側壁106bと奥壁106aとを別体にすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。図17に例示された電子ユニット101では、側壁106bをケース102と一体に形成する。一端部と他端部とが折れ曲がった状態の端子107をインサート成型して、奥壁106aを形成する。奥壁106aをケース102内に位置付けて、棒状の端子107の一端部の長手方向に沿ってスライドさせることで、奥壁106aをケース102に取り付ける。こうして、図17に示された電子ユニット101では、ケース102にコネクタ104を取り付けるようになっている。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−92652号公報(図1ないし図3、図6)
【特許文献2】
特開平11−284386号公報(図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献2に記載された電子ユニット101では、一端部の長手方向に沿ってスライドさせて、奥壁106aをケース102に取り付ける。このため、相手側のコネクタをコネクタ104に嵌合する際に相手側のコネクタから前記一端部に沿って図17中の矢印Zに沿った力が加わるため、相手側のコネクタをコネクタ104に嵌合する際に、奥壁106a則ち端子107がケース102から不意に脱落する虞があった。このため、相手側のコネクタと接続できなくなる虞があった。
【0012】
したがって、本発明の目的は、小型化と歩留まりの低下を図ることにくわえ、コネクタに相手側のコネクタを確実に接続できる電子ユニットを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電子ユニットは、箱状のケースと、前記ケース内に収容されかつ電子部品が実装された印刷配線板と、を備えた電子ユニットにおいて、前記ケースは、第1のケース部材と、この第1のケース部材に取り付けられる第2のケース部材とに分割されており、第1のケース部材に一体に形成されかつ相手側のコネクタと嵌合するコネクタ受け部と、前記ケース内に収容されかつ前記コネクタ受け部に取り付けられて前記相手側のコネクタの端子金具と前記印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続する接続部材と、前記接続部材を前記ケースに固定する固定部材と、を備え、前記接続部材は、前記相手側のコネクタの端子金具と前記印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続する棒状の端子と、前記棒状の端子の中央部を取り付けているとともに前記ケースの第1のケース部材に着脱自在な部材本体とを備え、前記棒状の端子は、前記相手側のコネクタの端子金具と接続する棒状の第1の接続部と、前記第1の接続部に連なりかつ第1の接続部と交差する方向に延びているとともに前記印刷配線板の導体パターンと電気的に接続する棒状の第2の接続部とを一体に備え、前記部材本体は、前記第1のケース部材の内側から前記第1の接続部の長手方向に沿って前記コネクタ受け部に向かってスライドして前記第1のケース部材に取り付けられ、前記固定部材は、前記第1の接続部の長手方向に対し交差する方向に沿って前記部材本体と前記第1のケース部材との双方に圧入されて、これら部材本体と前記第1のケース部材に固定されることを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の本発明の電子ユニットは、請求項1に記載の電子ユニットにおいて、前記第1のケース部材と前記接続部材の部材本体との双方には、接続部材が第1のケース部材に取り付けられると互いに連通する孔が設けられており、前記孔は前記第1の接続部に対し交差する方向に沿って延びているとともに、前記部材本体の固定部材と相対する端面に開口しており、前記固定部材は、前記部材本体の端面に重なる平板部と、この平板部から立設しかつ前記平板部が端面に重なると第1のケース部材と前記部材本体との双方に設けられた孔内に侵入可能なボス部と、を備え、前記平板部を前記端面に重ねて前記ボス部を双方の孔内に圧入して、前記第1のケース部材と接続部材の部材本体との双方に固定されることを特徴としている。
【0015】
請求項3に記載の本発明の電子ユニットは、請求項1または請求項2記載の電子ユニットにおいて、前記第1の接続部の長手方向と前記固定部材の圧入方向とは、互いに直交していることを特徴としている。
【0016】
請求項1に記載した本発明の電子ユニットによれば、コネクタ受け部がケースの第1のケース部材と一体に形成されている。このため、コネクタ受け部と第1のケース部材との間からケース内に水などの液体が侵入することを防止できる。
【0017】
また、コネクタ受け部と接続部材の部材本体とが互いに別体である。このため、一端部と他端部とが折れ曲がった状態の端子をインサート成型又は圧入することにより、接続部材を製造できる則ち部材本体を成型できる。なお、インサート成型する際には、真っ直ぐの状態の端子をインサート成型した後、端子を折り曲げても良い。又、端子の形状を工夫することで折れ曲がった状態の端子をインサート成型できる。更に、圧入する際には、真っ直ぐの状態の端子を圧入した後、端子を折り曲げても良い。又、端子の保持方法を工夫することで折れ曲がった状態の端子を圧入できる。したがって、端子の歩留まりが低下することを防止できるとともに第1のケース部材則ちケースの大型化を防止できる。
【0018】
接続部材を端子の第1の接続部の長手方向に沿ってスライドさせて、第1のケース部材則ちケースに取り付ける。さらに、第1の接続部に交差する方向に沿って固定部材を接続部材に圧入して、該固定部材を接続部材と第1のケース部材との双方に取り付ける。
【0019】
このように、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが交差している。このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することを防止できる。
【0020】
請求項2に記載した本発明の電子ユニットによれば、互いに連通する接続部材の部材本体に設けられた孔と第1のケース部材に設けられた孔との双方に、固定部材のボス部を圧入して、固定部材で接続部材を第1のケース部材に固定する。また、孔は、第1の接続部の長手方向に対し交差している。このため、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが交差する。このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することを防止できる。
【0021】
請求項3に記載した本発明の電子ユニットによれば、第1の接続部の長手方向と固定部材の圧入方向とが互いに直交している。このため、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが直交する。このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態にかかる電子ユニットを、図1ないし図14を参照して説明する。図1などに示す電子ユニット1は、自動車などに搭載される。電子ユニット1は、図1ないし図3に示すように、箱状のケース2と、このケース2内に収容された印刷配線板(Printed Circuit Board)3(図3に示す)と、コネクタ受け部4と、接続部材5と、固定部材6(図2及び図3に示す)とを備えている。
【0023】
ケース2は、扁平な箱状に形成されている。ケース2は、互いに着脱自在な第1のケース部材7と、第2のケース部材8とに分割されている。第1のケース部材7は、板状の天井壁9と、この天井壁9の外縁に連なる複数の周壁10とを一体に備えている。天井壁9の平面形状は、略矩形状に形成されている。周壁10は、天井壁9の外縁から互いに同方向に立設している。複数の周壁10同士も連なっている。周壁10は、図示例では四つ設けられている。
【0024】
図1中手前側の位置する一つの周壁10(以下符号10aで示す)には、開口部14が設けられている。開口部14は、勿論、周壁10aを貫通している。開口部14の平面形状は、矩形状である。
【0025】
第2のケース部材8は、絶縁性の合成樹脂からなり平板状に形成されている。第2のケース部材8は、第1のケース部材7の周壁10の外縁で囲まれる開口を塞ぐ格好で第1のケース部材7に取り付けられる。第1のケース部材7と第2のケース部材8とが互いに取り付けられると、これらの間にパッキン11が設けられる。
【0026】
パッキン11は、弾性体としてのゴムなどの弾性を有する合成樹脂からなり輪状に形成されている。パッキン11は、第1のケース部材7の周壁10の外縁と、第2のケース部材8の外縁との間に配される。パッキン11は、第1のケース部材7と、第2のケース8との間を水密に保つ。パッキン11は、第1のケース部材7と第2のケース部材8との間から水などの液体がケース2内に侵入することを防止する。また、本発明では、パッキン11の代わりに周知のシール剤を用いても良い。
【0027】
印刷配線板3は、平板状の基板12と、この基板12の表面に形成された導体パターン13とを備えている。基板12は、絶縁性の合成樹脂からなる。導体パターン13は、銅などの金属からなり箔状(則ち銅箔)に形成されている。印刷配線板3には、各種の電子部品15が実装されている(取り付けられている)。電子部品15は、導体パターン13と予め定められるパターンにしたがって電気的に接続している。
【0028】
コネクタ受け部4は、筒状に形成されているとともに第1のケース部材7と一体に形成されている。コネクタ受け部4は、所謂雌型のコネクタハウジングの形状に形成されている。コネクタ受け部4は、図1中手前側の一つの周壁10aに一体に形成されている。コネクタ受け部4は、前述した開口部14の外縁部に連なっている。コネクタ受け部4の内側の空間は、前述した開口部14を介して、ケース2の内外を連通している。コネクタ受け部4には、図12ないし図14に示す相手側のコネクタ16が嵌合する。
【0029】
相手側のコネクタ16は、図12ないし図14に示すように、コネクタハウジング17と、雌型の端子金具(以下雌端子と呼ぶ)18と、スペーサ19と、防水パッキン20と、嵌合用レバー21とを備えている。コネクタハウジング17は、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。コネクタハウジング17には、複数の端子収容室22が設けられている。端子収容室22は、それぞれ直線状に形成されている。複数の端子収容室22は、互いに平行に配されている。
【0030】
雌端子18は、導電性の板金などを折り曲げて得られる。雌端子18は、端子収容室22内に収容される。なお、図12ないし図14では、一つの端子収容室22内に収容された雌端子18のみ図示し、他を省略している。雌端子18は、電線接続部23と、電気接触部24とを備えている。電線接続部23には、電線25などが加締められる。電線接続部23は、電線25が加締められると該電線25の芯線と電気的に接続する。電線25は、自動車などの配索されるワイヤハーネスを構成する。
【0031】
電気接触部24は、筒状に形成されており、電気接触部24内には、相手側のコネクタ16とコネクタ受け部4とが嵌合すると、接続部材5の後述する端子29の第1の接続部31が侵入する。電気接触部24は、端子29の第1の接続部31が内側に侵入すると、該端子29と電気的に接続する。雌端子18は、電線25と端子29とを電気的に接続する。
【0032】
スペーサ19は、コネクタハウジング17に取り付けられる。スペーサ19は、コネクタハウジング17に取り付けられると、端子収容室22内から雌端子18が抜け出ることを規制する。
【0033】
防水パッキン20は、弾性体としてのゴムなどの弾性を有する合成樹脂からなる。防水パッキン20は、相手側のコネクタ16とコネクタ受け部4とが嵌合すると、コネクタハウジング17とコネクタ受け部4との間を水密に保つ。防水パッキン20は、互いに接続した雌端子18と端子29の第1の接続部31との接触箇所に水などの液体が侵入することを防止する。
【0034】
嵌合用レバー21は、一端部を中心としてコネクタハウジング17に回転自在に支持されている。嵌合用レバー21は、コネクタ受け部4内にコネクタハウジング17が侵入した状態で、一端部を中心として回転されることで、雌端子18内に端子29の第1の接続部31が侵入するように、前記コネクタ受け部4とコネクタハウジング17とをより近づける。
【0035】
前述した構成の相手側のコネクタ16は、前記電線25が他の電子ユニットなどと接続されており、コネクタハウジング17がコネクタ受け部4に侵入して、雌端子18内に端子29の第1の接続部31が侵入して、コネクタ受け部4に嵌合する。すると、雌端子18などを介して電線25と端子29とが電気的に接続する。
【0036】
また、前述した周壁10aには、図3に示すように、スライド支持部26が設けられている。スライド支持部26は、周壁10aの内面から第1のケース部材7則ちケース2の内側に向かって突出している。スライド支持部26は、コネクタ受け部4の中央と、コネクタ受け部4と周壁10との間とに配されている。これらのスライド支持部26は、互いに構成が略同等であるので、以下、コネクタ受け部4の中央に配されたスライド支持部26を代表して説明する。
【0037】
スライド支持部26は、印刷配線板3則ち固定部材6と相対する端面27を備えている。端面27は、印刷配線板3の基板12の表面に沿って平坦に形成されている。端面27は、接続部材5の第1の接続部31の長手方向に沿って平坦に形成されている。端面27には、孔28が開口している。孔28の平面形状は、丸形である。孔28は、前記端面27に対し直交(交差)する方向則ち後述の第2の接続部32の長手方向に沿って延びている。
【0038】
孔28は、接続部材5を第1のケース部材7に取り付けると、接続部材5の後述の孔35と連通する。スライド支持部26は、端面27上に接続部材5を位置付けることにより、接続部材5を端面27則ち第1の接続部31の長手方向に沿って、スライド自在とする。
【0039】
接続部材5は、図4ないし図7に示すように、複数の端子29と、部材本体30とを備えている。端子29は、導電性の金属からなり棒状に形成されている。端子29は、直線状の第1の接続部31と、この第1の接続部31と連なる第2の接続部32とを一体に備えている。第1及び第2の接続部31,32は、それぞれ、勿論棒状に形成されている。
【0040】
第1の接続部31の長手方向と第2の直線部32の長手方向とは、互いに直交(交差)している。このため、第2の接続部32は、第1の接続部31と直交(交差)する方向に沿って延びている。第1の接続部31は、接続部材5が第1のケース部材7に取り付けられると、開口部14内を通ってコネクタ受け部4内に位置付けられる。第2の接続部32は、接続部材5が第1のケース部材7に取り付けられると、第1のケース部材7則ちケース2内に位置付けられる。
【0041】
第1の接続部31は、相手側のコネクタ16の雌端子18と電気的に接続し、第2の接続部32は、印刷配線板3の導体パターン13と電気的に接続する。端子29は、相手側のコネクタ16の雌端子18と、印刷配線板3の導体パターン13とを電気的に接続する。このため、接続部材5は、相手側のコネクタ16の雌端子18と、印刷配線板3の導体パターン13とを電気的に接続する。
【0042】
部材本体30は、絶縁性の合成樹脂からなる。部材本体30は、端子29の第1の接続部31の第2の接続部32寄りの中央部31aを埋設している。則ち、部材本体30は、端子29の中央部31aに取り付けられている。部材本体30は、第1の接続部31が互いに平行でかつ第2の接続部32が互いに平行となるように、端子29を支持している。部材本体30は、端子29同士を電気的に絶縁している。
【0043】
また、部材本体30には、接続部材5が第1のケース部材7に取り付けられる際に、スライド支持部26の端面27に重なる重なり部33を備えている。重なり部33は、図5に示すように、3つ設けられている。重なり部33は、部材本体30の中央部と、部材本体30の両端部とに設けられている。重なり部33は、両表面が平坦な平板状に形成されている。中央に位置する重なり部33の両縁には立設壁34が立設している。立設壁34は、互いに平行であるとともに、互いに間隔をあけて相対している。立設壁34の表面は部材本体30に取り付けられた端子29の第1の接続部31の長手方向と、第2の接続部32の長手方向との双方に沿って平坦である。
【0044】
各重なり部33には、孔35が開口している。孔35は、接続部材5が第1のケース部材7に取り付けられると、前述した孔28と連通する。孔35の平面形状は、丸形である。孔35は、第1の接続部31の長手方向に対し直交する方向則ち第2の接続部32の長手方向に沿って延びている。孔28,35は、同軸である。
【0045】
さらに、部材本体30には、複数の係止爪36が設けられている。係止爪36は、部材本体30則ち接続部材5が第1のケース部材7に取り付けられると、前述したコネクタ受け部4の内面に係止する。係止爪36がコネクタ受け部4の内面に係止したり離脱することで、部材本体30は、第1のケース部材7に着脱自在となっている。部材本体30則ち接続部材5は、係止爪36がコネクタ受け部4の内面に係止することで、コネクタ受け部4に取り付けられる。
【0046】
固定部材6は、図2などに示すように、平板状の平板部37と、この平板部37から立設した複数のボス部38とを一体に備えている。平板部37は、両表面が略平坦な板状に形成されている。ボス部38は、円柱状に形成されている。ボス部38の軸芯は、平板部37の表面に対し直交している。ボス部38の外径は、孔28,35の内径より若干大きい。ボス部38は、図2に示すように、3つ設けられている。ボス部38は、スライド支持部26と重なり部33とに対応している。
【0047】
固定部材6は、孔28,35が互いに連通した状態で、重なり部33を挟んで、前記端面27と相対される。すると、各ボス部38は、孔28,35と相対する。そして、ボス部38が孔28,35内に圧入される。このとき、ボス部38則ち固定部材6は、第1の接続部31の長手方向に対し直交する方向則ち第2の接続部32の長手方向(図11中に矢印Cで示す)に沿って孔28,35内に圧入される。矢印Cは、本明細書に記した圧入方向をなしている。矢印Cは、端面27と平板部37の両表面との双方に直交(交差)している。固定部材6は、端面27に平板部37が重なると、ボス部38が孔28,35双方に侵入する。固定部材6は、ボス部38が孔28,35双方に侵入することにより、接続部材5を第1のケース部材7則ちケース2に固定する。
【0048】
前述した構成の電子ユニット1を組み立てる際には、予め、印刷配線板3の所定の位置に電子部品15を取り付けておくとともに、インサート成型又は圧入により部材本体30内に端子29の中央部31aを埋設させて、接続部材5を組み立てておく。そして、図8に示すように、第1のケース部材7の周壁10の外縁で囲まれる開口をとおして、接続部材5を矢印Cに沿って第1のケース7内に挿入する。このとき、第2の接続部32の長手方向に沿って接続部材5を第1のケース7内に挿入して、第1の接続部31を開口部14に相対させる。
【0049】
そして、図9中の矢印Aで示す第1の接続部31の長手方向に沿って接続部材5をコネクタ受け部4に近づける。すると、スライド支持部26の端面27と重なり部33の表面とが互いに重なり、これらの端面27及び表面に案内されて、接続部材5がコネクタ受け部4に向かってスライドされる。このように、部材本体30は、第1のケース部材7の内側から第1の接続部31の長手方向に沿ってコネクタ受け部4に向かってスライドして第1のケース部材7に取り付けられる。
【0050】
すると、図10に示すように、周壁10aの内面と接続部材5の部材本体30とが当接する。第1の接続部31は、開口部14を通してコネクタ受け部4内に位置付けられるとともに、端面27に開口した孔28と重なり部33を貫通した孔35とが連通する。さらに、係止爪36が、コネクタ受け部4の内面に係止する。
【0051】
その後、孔28,35と固定部材6のボス部38とを、図11中の矢印Cで示す第2の接続部32の長手方向に沿って相対させる。固定部材6のボス部38を図11中の矢印Cに沿って孔28,35内に圧入する。すると、端面27と平板部37の表面とが互いに重なるとともに、ボス部38が孔28,35双方に侵入する。こうして、固定部材6は、接続部材5を第1のケース部材7則ちケース2に固定する。
【0052】
そして、印刷配線板3を取り付けるとともに、この印刷配線板3の導体パターン13と接続部材5の端子29の第2の接続部32とを予め定められるパターンにしたがって電気的に接続する。このとき、印刷配線板3の端部を、固定部材6の平板部37に重ねる。そして、周壁10の外縁にパッキン11を取り付けて、第2のケース部材8を第1のケース部材7に取り付ける。ケース2を組み立てて、ケース2の内側を水密に保つ。こうして、電子ユニット1を組み立てる。
【0053】
電子ユニット1のコネクタ受け部4に相手側のコネクタ16を嵌合させる際には、まず、図12に示すように、第1の接続部31の長手方向に沿う矢印Bに沿って、コネクタ受け部4と相手側のコネクタ16とを相対させる。その後、矢印Bに沿って、コネクタ受け部4内に相手側のコネクタ16を挿入する。第1の接続部31と雌端子18とが近づくと、図13中の矢印Dに沿って、一端部を中心として嵌合用レバー21を回転させる。
【0054】
すると、コネクタ受け部4と相手側のコネクタ16とが更に近づいて、図14に示すように、第1の接続部31が雌端子18の電気接触部24内に侵入する。こうして、コネクタ受け部4に相手側のコネクタ16が嵌合して、雌端子18と端子29とが電気的に接続する。そして、電線25則ち自動車などに配索されたワイヤハーネスと、印刷配線板3に実装された電子部品15とが、予め定められるパターンにしたがって電気的に接続する。
【0055】
本実施形態によれば、コネクタ受け部4がケース2の第1のケース部材7と一体に形成されている。このため、コネクタ受け部4と第1のケース部材7との間からケース2内に水などの液体が侵入することを防止できる。
【0056】
また、コネクタ受け部4と接続部材5の部材本体30とが互いに別体である。このため、第1の接続部31と第2の接続部32とが折れ曲がった状態の端子29をインサート成型又は圧入することにより、接続部材5を製造できる則ち部材本体30を成型できる。なお、インサート成型する際には、真っ直ぐの状態の端子29をインサート成型した後、端子29を折り曲げても良い。又、端子29の形状を工夫することで折れ曲がった状態の端子29をインサート成型できる。更に、圧入する際には、真っ直ぐの状態の端子29を圧入した後、端子29を折り曲げても良い。又、端子29の保持方法を工夫することで折れ曲がった状態の端子29を圧入できる。したがって、端子29則ち接続部材5の歩留まりが低下することを防止できるとともに第1のケース部材7則ちケース2の大型化を防止できる。
【0057】
接続部材5を端子29の第1の接続部31の長手方向(図9中の矢印A)に沿ってスライドさせて、第1のケース部材7則ちケース2に取り付ける。さらに、第1の接続部31の長手方向に直交(交差)する方向(図11中の矢印C)に沿って固定部材6を接続部材5に圧入して、該固定部材6を接続部材5と第1のケース部材7との双方に取り付ける。
【0058】
このように、相手側のコネクタ16をコネクタ受け部4に嵌合する際に、端子29に相手側のコネクタ16から加わる力の方向(図12中に矢印Bで示す方向)と、固定部材6の圧入方向Cとが直交(交差)している。このため、相手側のコネクタ16を嵌合する際に、部材本体30則ち接続部材5がケース2則ち第1のケース部材7から不意に脱落することを防止できる。したがって、相手側のコネクタ16と確実に接続できる。
【0059】
互いに連通する接続部材5の部材本体30に設けられた孔35と第1のケース部材7に設けられた孔28との双方に、固定部材6のボス部38を圧入して、固定部材6で接続部材5を第1のケース部材7に固定する。また、孔28,35が延びた方向は、第1の接続部31の長手方向に対し直交(交差)している。このため、相手側のコネクタ16をコネクタ受け部4に嵌合する際に、端子31に相手側のコネクタ16から加わる力の方向(図12中に矢印Bで示す方向)と、固定部材6の圧入方向Cとが確実に直交(交差)する。
【0060】
このため、相手側のコネクタ16を嵌合する際に、部材本体30則ち接続部材5がケース2則ち第1のケース部材7から不意に脱落することを確実に防止できる。したがって、相手側のコネクタ16とより確実に接続できる。
【0061】
第1の接続部31の長手方向とボス部38の軸芯則ち固定部材6の圧入方向Cとが互いに直交している。このため、相手側のコネクタ16をコネクタ受け部4に嵌合する際に、端子29に相手側のコネクタ16から加わる力の方向(図12中に矢印Bで示す方向)と、固定部材6の圧入方向Cとが直交する。このため、相手側のコネクタ16を嵌合する際に、部材本体30則ち接続部材5がケース2則ち第1のケース部材7から不意に脱落することをより確実に防止できる。したがって、相手側のコネクタ16とより一層確実に接続できる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、コネクタ受け部がケースの第1のケース部材と一体に形成されている。このため、コネクタ受け部と第1のケース部材との間からケース内に水などの液体が侵入することを防止できる。
【0063】
また、コネクタ受け部と接続部材の部材本体とが互いに別体である。このため、一端部と他端部とが折れ曲がった状態の端子をインサート成型又は圧入することにより、接続部材を製造できる則ち部材本体を成型できる。なお、インサート成型する際には、真っ直ぐの状態の端子をインサート成型した後、端子を折り曲げても良い。又、端子の形状を工夫することで折れ曲がった状態の端子をインサート成型できる。更に、圧入する際には、真っ直ぐの状態の端子を圧入した後、端子を折り曲げても良い。又、端子の保持方法を工夫することで折れ曲がった状態の端子を圧入できる。したがって、端子の歩留まりが低下することを防止できるとともに第1のケース部材則ちケースの大型化を防止できる。
【0064】
接続部材を端子の第1の接続部の長手方向に沿ってスライドさせて、第1のケース部材則ちケースに取り付ける。さらに、第1の接続部に交差する方向に沿って固定部材を接続部材に圧入して、該固定部材を接続部材と第1のケース部材との双方に取り付ける。
【0065】
このように、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが交差している。このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することを防止できる。したがって、相手側のコネクタと確実に接続できる。
【0066】
請求項2に記載の本発明は、互いに連通する接続部材の部材本体に設けられた孔と第1のケース部材に設けられた孔との双方に、固定部材のボス部を圧入して、固定部材で接続部材を第1のケース部材に固定する。また、孔は、第1の接続部の長手方向に対し交差している。このため、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが交差する。
【0067】
このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することを確実に防止できる。したがって、相手側のコネクタとより確実に接続できる。
【0068】
請求項3に記載の本発明は、第1の接続部の長手方向と固定部材の圧入方向とが互いに直交している。このため、相手側のコネクタをコネクタ受け部に嵌合する際に、端子に相手側のコネクタから力が加わる方向と、固定部材の圧入方向とが直交する。このため、相手側のコネクタを嵌合する際に、部材本体則ち接続部材がケース則ち第1のケース部材から不意に脱落することをより確実に防止できる。したがって、相手側のコネクタとより一層確実に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる電子ユニットの斜視図である。
【図2】図1に示された電子ユニットの主要部を分解して示す斜視図である。
【図3】図1中のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示された電子ユニットの接続部材の斜視図である。
【図5】図4中の矢印V方向からみた接続部材の平面図である。
【図6】図4中の矢印VI方向からみた接続部材の正面図である。
【図7】図4中の矢印VII方向からみた接続部材の側面図である。
【図8】図3に示された電子ユニットのケースに接続部材を挿入する状態を示す断面図である。
【図9】図8に示された電子ユニットのケースに接続部材を挿入した状態を示す断面図である。
【図10】図9に示された接続部材を電子ユニットのコネクタ受け部に向かってスライドさせた状態を示す断面図である。
【図11】図10に示された接続部材とコネクタ受け部の孔に固定部材のボス部を圧入する状態を示す断面図である。
【図12】図11に示された接続部材とコネクタ受け部の孔に固定部材のボス部を圧入した状態を示す断面図である。
【図13】図12に示されたコネクタ受け部内に相手側のコネクタを挿入した状態を示す断面図である。
【図14】図13に示された相手側のコネクタの嵌合用レバーを回転させて、コネクタ受け部に相手側のコネクタを嵌合させた状態を示す断面図である。
【図15】従来の電子ユニットの要部の一例を示す断面図である。
【図16】従来の電子ユニットの要部の他の例を示す断面図である。
【図17】従来の電子ユニットの要部の更に別の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電子ユニット
2 ケース
3 印刷配線板
4 コネクタ受け部
5 接続部材
6 固定部材
7 第1のケース部材
8 第2のケース部材
13 導体パターン
15 電子部品
16 相手側のコネクタ
18 雌端子(端子金具)
27 端面
28 孔
29 端子
30 部材本体
31 第1の接続部
31a 中央部
32 第2の接続部
35 孔
37 平板部
38 ボス部
A 第1の接続部の長手方向
C 第1の接続部の長手方向に直交(交差)する方向(圧入方向)
Claims (3)
- 箱状のケースと、前記ケース内に収容されかつ電子部品が実装された印刷配線板と、を備えた電子ユニットにおいて、
前記ケースは、第1のケース部材と、この第1のケース部材に取り付けられる第2のケース部材とに分割されており、
第1のケース部材に一体に形成されかつ相手側のコネクタと嵌合するコネクタ受け部と、
前記ケース内に収容されかつ前記コネクタ受け部に取り付けられて前記相手側のコネクタの端子金具と前記印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続する接続部材と、
前記接続部材を前記ケースに固定する固定部材と、を備え、
前記接続部材は、前記相手側のコネクタの端子金具と前記印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続する棒状の端子と、前記棒状の端子の中央部を取り付けているとともに前記ケースの第1のケース部材に着脱自在な部材本体とを備え、
前記棒状の端子は、前記相手側のコネクタの端子金具と接続する棒状の第1の接続部と、前記第1の接続部に連なりかつ第1の接続部と交差する方向に延びているとともに前記印刷配線板の導体パターンと電気的に接続する棒状の第2の接続部とを一体に備え、
前記部材本体は、前記第1のケース部材の内側から前記第1の接続部の長手方向に沿って前記コネクタ受け部に向かってスライドして前記第1のケース部材に取り付けられ、
前記固定部材は、前記第1の接続部の長手方向に対し交差する方向に沿って前記部材本体と前記第1のケース部材との双方に圧入されて、これら部材本体と前記第1のケース部材に固定されることを特徴とする電子ユニット。 - 前記第1のケース部材と前記接続部材の部材本体との双方には、接続部材が第1のケース部材に取り付けられると互いに連通する孔が設けられており、前記孔は前記第1の接続部に対し交差する方向に沿って延びているとともに、前記部材本体の固定部材と相対する端面に開口しており、
前記固定部材は、前記部材本体の端面に重なる平板部と、この平板部から立設しかつ前記平板部が端面に重なると第1のケース部材と前記部材本体との双方に設けられた孔内に侵入可能なボス部と、を備え、前記平板部を前記端面に重ねて前記ボス部を双方の孔内に圧入して、前記第1のケース部材と接続部材の部材本体との双方に固定されることを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。 - 前記第1の接続部の長手方向と前記固定部材の圧入方向とは、互いに直交していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子ユニット。
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