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JP3941153B2 - セラミックカラー組成物およびガラス板 - Google Patents

セラミックカラー組成物およびガラス板 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛、カドミウムを含まず、亜鉛を含有するセラミックカラー組成物に関し、特に耐酸性に優れたセラミックカラー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
セラミックカラー組成物の代表的な用途例としては自動車用窓ガラス向けがある。これは、自動車の窓ガラス周辺または中央部にペースト化したセラミックカラー組成物を、スクリーン印刷し、乾燥した後、曲げ加工のためのガラス板加熱工程にて焼き付けるもので、自動車用セラミックカラーペーストとして普及している。
【0003】
このセラミックカラーペーストはガラス周辺部に焼き付けることにより、着色不透明層を形成し、ウレタンシーラントの紫外線による劣化を防止することまたは電熱線の端子等が車外から透視できないようにすることの目的で用いられている。
【0004】
かかるセラミックカラーペーストを構成する組成物としては、低融点ガラスの粉末に種々の耐熱性着色顔料を混ぜたものが知られている。かかる低融点ガラスとしてはこれまで一般に鉛、カドミウム等を含有するものが用いられ、公知である(特開平1−160845など)。
【0005】
一方、鉛およびカドミウムを含有せず、亜鉛をフラックス剤として含有するガラスの粉末も公知である(特開昭56−5348、特開昭56−5349、特開昭60−186438、特開平2−102147、特開平5−339029、米国特許明細書第4970178号、米国特許明細書第5252521号)。
【0006】
しかしこれらのガラス粉末を用いたセラミックカラー組成物は充分な耐酸性を有していない。したがって、ペースト化してガラス板に焼き付けられたセラミックカラー組成物は酸により浸食されやすく、たとえば酸性の雨水の影響によりこのセラミックカラー膜の色調が変化したり、膜はがれ等の発生が懸念されるため、工業的実用化が困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の有していた上記課題を解消し、鉛、カドミウムを含まず、耐酸性に優れたセラミックカラー組成物の提供およびガラス板の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無機成分が着色耐熱性顔料粉末5〜40重量%、亜鉛含有ガラスの粉末60〜95重量%、耐火物フィラー粉末0〜10重量%とからなり、前記ガラスは重量%表示で本質的に、
SiO2 30〜60、
ZnO 8〜60、
23 0〜 5、
Li2 O 0〜20、
Na2 O 0〜20、
2 O 0〜20、
Li2 O+Na2 O+K2 O 0.1〜20、
MgO+CaO+SrO+BaO 0〜20、
Bi23 0〜40、
TiO2 0〜10、
F 0〜 5、
からなるセラミックカラー組成物である。
また、本発明のセラミックカラー組成物の好ましい態様においては、前記ガラスは重量%表示で本質的に、
SiO 2 30〜60、
ZnO 8〜60、
2 3 0〜 5、
Li 2 O 0〜20、
Na 2 O 0〜20、
2 O 0〜20、
Li 2 O+Na 2 O+K 2 O 0.1〜20、
MgO+CaO+SrO+BaO 0〜20、
Bi 2 3 1〜40、
TiO 2 0〜10、
F 0〜 5、
からなる。
また、前記セラミックカラー組成物が焼き付けられているガラス板である。
【0009】
【発明の実施の形態】
かかるガラスの組成限定理由は次のとおりである。
SiO2 は、ガラスのネットワークフォーマーであり、また耐薬品性、耐熱性を向上するためにも必須である。その含有量が30重量%(以下、単に%という)未満ではガラス化できないおそれがある。この観点では、32%以上が好ましい。一方、60%超ではガラス軟化点が高くなりすぎ、たとえばセラミックカラー組成物の汎用用途である自動車用ガラスの曲げ加工温度で焼き付けることが難しくなる。この観点では、SiO2 の含有量は好ましくは50%以下である。
【0010】
ZnOはフラックス剤として作用し、ガラスの熔融性を向上するためにも必須である。その含有量が8%未満では高温時のガラスの流動性が低下し、ガラス板を曲げ加工する温度でガラス板に焼き付けることが難しくなるおそれがある。この観点では、好ましくは9%以上である。一方、60%超ではガラス化しにくくなる傾向がある。この観点では、ZnOの含有量は好ましくは45%以下である。
【0011】
23 は必須ではないが、フラックス剤として作用し、ガラスの熔融性を向上させるために含有することができる。しかし、5%超では耐酸性を著しく低下させる。また、B23 の添加は焼成時の結晶化の速度をゆるやかにして、緻密なセラミックカラー層を得るために効果的である。このためには、0.1%、特に0.5%以上B23 を含有することが好ましい。
【0012】
Na2 O、K2 O、Li2 O(以下、R2 O)はフラックス剤として用いる。本発明のガラスでは、合量で0.1%以上含有する。効果を確実にするためには、合量で5%以上含有することが好ましい。一方、合量で20%超では、耐酸性が低下するおそれがある。この観点では、15%以下であることが好ましい。また、R2 Oの含有量はそれぞれ20%以下とする。それぞれ、好ましくは0.1〜15%、特に好ましくは0.1〜10%である。
【0013】
本発明におけるガラスにおいて、特にLi2 Oの添加は結晶化挙動ひいては耐酸性に大きく影響する。つまり、Li2 Oは本ガラス組成域で、熱処理によるリチウム亜鉛シリケート結晶の析出を促す効果があり、またこの結晶を析出させることがセラミックカラー組成物の耐酸性向上につながる。また、Li2 Oの添加量により結晶の析出温度および析出量が制御できる。
【0014】
かかる観点から、R2 Oについては、このうち少なくともLi2 Oを含む2種以上を含むことが好ましく、これらの割合は求められる耐酸性、熱膨張係数、焼結温度に応じて適宜決めうる。Li2 Oは上記範囲内で特に好ましくは0.3〜5%である。
【0015】
また、必須ではないが、焼結性、耐酸性、熱膨張係数を調整するために、アルカリ土類酸化物MgO、CaO、SrO、BaO(以下RO)の成分を添加できる。特に、セラミックカラー組成物とそれを焼き付ける基体との熱膨張係数との差が小さいと、これらの複合体の強度が高くなる。したがって、基体の種類によってROの種類や量を適宜選択する。たとえば、基体がソーダライムシリカガラスの場合はMgOの添加が効果的である。これらは合量で20%以下とする。これを超えると、軟化点および熱膨張係数が高くなりすぎ、組成物の焼結性および組成物と基体からなる複合体の強度低下を招くおそれがある。好ましくは、合量で10%以下である。
【0016】
Bi23 は必須ではないが、フラックス剤として作用し、ガラスの熔融性を向上させるために含有することができる。この観点で、Bi23 は1%以上、特に5%以上含有することが好ましい。また、得られるガラス粉末の高温時の流動性を向上するため、セラミックカラーペーストと基体との密着性を向上する効果もある。コスト低減と耐酸性向上の観点から含有量は40%以下とする。好ましくは30%以下である。なお、前記本発明のセラミックカラー組成物の好ましい態様においては、Bi 2 3 は1%以上である。
【0017】
TiO2 は必須ではないが、ガラス粉末の結晶化時の核形成剤となり、結晶性を制御できるため含有することができる。ただし、焼結性、耐酸性を損なわないために含有量は10%以下、好ましくは5%以下とする。
【0018】
さらに、必須ではないが、Fを添加できる。Fは軟化点を下げ、高温時の流動性を高めるため、焼結性を向上させる効果がある。耐酸性を損なわないため、含有量は5%以下とする。
【0019】
上記成分の他にAl23 、La23 、ZrO2 、SnO2 、P25 等の成分を焼結温度、熱膨張係数等の調整に、ガラスの均質性を損なわない範囲で10%以下、好ましくは5%以下適宜含有させうる。
【0020】
次に、本発明のセラミックカラー組成物の構成について説明する。
ガラス粉末の含有量が、60重量%未満ではガラス板を曲げ加工する温度でガラス板に焼き付けることが難しくなり、95重量%超では着色耐熱性顔料粉末の含有量が相対的に少なくなり所望の濃さが得られない。
【0021】
一方で、着色耐熱性顔料粉末の含有量は5重量%未満では所望の濃さが得られず、40重量%超では相対的にガラスの量が少なくなりすぎ、ガラス板を曲げ加工する温度でガラス板に焼き付けることが難しくなる。望ましくは10〜38重量%である。かかる着色耐熱性顔料としては鉄マンガンの酸化物を主体とするもの、銅クロムの酸化物を主体とするもの、コバルトクロムの酸化物を主体とするものが例示される。
【0022】
また、耐火物フィラー粉末は必須ではないが、この耐火物フィラー粉末を10重量%以下含有することにより熱膨張係数の制御、流動性の制御ができる。耐火物フィラー粉末の含有量が10重量%超ではガラス分が少なくなりすぎ、ガラス板を曲げ加工する温度でガラス板に焼き付けることが難しくなるおそれがある。かかる耐火物フィラーとしては、α−アルミナ、α−石英、ジルコン、コーディエライト、ホルステライトまたはチタン酸ビスマスが例示される。
【0023】
車両用窓ガラスとして本発明のセラミックカラー組成物を用いる場合のガラス粉末は、500〜700℃の温度域で結晶を析出する結晶性ガラスであることが好ましい。曲げ加工時に、結晶が析出すると、見かけ上粘度が高くなりプレス型へのセラミックカラー組成物の付着を防止できるためである。ここでいう結晶性ガラスとは、室温ではガラス状態にあり、500〜700℃に10分間保持する熱処理により結晶を析出するものをいう。
【0024】
この観点では、前述のように、本発明におけるガラス粉末の成分として、Li2 Oを含有するようにして、焼成時にリチウム亜鉛シリケートの結晶が析出させることが好ましい。
【0025】
特に、車両用窓ガラスとしては、通常の窓等に使用されるガラス板、すなわち、SiO2 :68〜74重量%、Al23 :0.5〜2重量%、CaO:7〜12重量%、MgO:2〜5重量%、Na2 O:9〜15重量%の組成を有するソーダライムシリカガラス板に焼き付けられるのに適したものになるように、焼結温度、結晶化温度、熱膨張係数などを調整することが好ましい。
【0026】
すなわち、本発明で用いるガラスのガラス転移点は550℃以下であることが好ましい。また、400℃以上であれば、ガラス板の曲げ加工温度域で焼成でき、より好ましい。
【0027】
さらに、50〜350℃の平均熱膨張係数は65×10-7〜100×10-7/℃、特に70×10-7〜95×10-7/℃であることが好ましい。
【0028】
また、ガラス粉末の結晶化温度を車両用の窓ガラスであるソーダライムシリカガラス板の曲げ加工する温度域にあたるように調整すれば、ガラス板を加熱曲げ加工する際にガラス粉末の一部が結晶化し、見かけ上粘度が高くなりプレス型へのセラミックカラー組成物の付着を防止できる。
【0029】
前記の各材料の重量平均粒径は、0.1〜10μmの範囲が好ましい。重量平均粒径が0.1μm未満では実質的に生産性が悪く、高価となる。一方、10μm超ではペーストのスクリーン印刷性が悪くなる。より望ましくは1〜6μmである。
【0030】
本発明のセラミックカラー組成物を使用する場合は以下のようにする。まず、かかるセラミックカラー組成物に有機ビヒクルを含有させペースト化する。有機ビヒクルとしては通常使用されるエチルセルロース、アクリル樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹脂またはブチラール等の高分子をα−テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、フタル酸エステル等の溶媒に溶解したものが使用される。
【0031】
次いで、ペースト化したセラミックカラー組成物を被膜形成すべき基体(通常はソーダライムシリカガラス等のガラス板)面の所望の部位にスクリーン印刷等の塗布手段により塗布する。塗布する部位は、たとえば、自動車用ガラス板であれば、フロントガラス、サイドガラス、リアガラスの周縁部である。
【0032】
次いで、必要に応じて、このセラミックカラー層の少なくとも一部を覆って銀ぺーストの層を形成する。かかるセラミックカラー組成物を塗布した基体は、乾燥され、次いで加熱炉に搬入され加熱される。この加熱温度は500〜620℃であり、この温度でセラミックカラー組成物および銀ペーストを塗布した場合は銀ペーストが基体に融着する。
【0033】
次いで、基体をさらに600〜700℃の温度に保持することにより、好ましくは融着したセラミックカラー組成物のガラスが結晶化し、セラミックカラー組成物が基体に焼き付けられる。
【0034】
自動車用の窓ガラス用途の場合は、次いで、基体たるガラス板は常法により炉内に設けられたプレス装置または真空吸着成形装置等の成形装置により曲げ加工される。この際、プレス装置、真空吸着成形装置等の型は、通常ガラス繊維の布で覆われたステンレス鋼が使用され、ガラス板はこの布を介して圧接される。
【0035】
【実施例】
表1、表2のガラス組成欄に示すガラス組成(単位:重量%)となるように原料を調合・混合し、1300〜1400℃の温度にて熔融してガラス化し、結晶性ガラスを得た。次いでこの結晶性ガラスを、ボールミルで粉砕し重量平均粒径約2.5μmのガラス粉末とした。
【0036】
このガラスの特性を表1、表2のガラス転移点(単位:℃)、熱膨張係数(単位:×10-7/℃)、および酸中での重量減少(単位:%)の欄に示す。なお、ここで熱膨張係数とはガラス粉末焼成後の50〜350℃の平均熱膨張係数を示しており、酸中での重量減少とは、ガラス粉末を直径5mm、高さ30mmの円柱形に成形して650℃、10分間で焼成することにより焼結し、これを1規定硫酸に24時間浸漬して、浸漬後の重量減少を示している。好ましい重量減少は10%以下、特に好ましくは5%以下である。
【0037】
次にこのガラス粉末、黒色耐熱性顔料粉末(日本フェロー社製、302A)およびフィラー(本実施例の場合はジルコン)を表1、表2のペースト組成欄に示す重量比率で混合した。
【0038】
次いで、この混合粉末80重量部に対し、10重量%のエチルセルロースを溶解したα−テルピネオール溶液を20重量部の割合で加えて混練し、3本ロールミルにより均質分散を行い、所望のペースト粘度に調整し、ペースト状のセラミックカラー組成物を得た。なお、例13、14は本発明の範囲外のものである。
【0039】
こうして得られたペースト状のセラミックカラー組成物を、ソーダライムシリカガラス板(厚さ3.5mm、10cm角)の全面にスクリーン印刷した後、乾燥し、それを650℃で焼成した。焼成後のセラミックカラー膜をX線回折で分析したところ、すべての例について、リチウム亜鉛シリケートの結晶が生成していた。
【0040】
さらに、これらのセラミックカラー膜付きガラス板を0.1規定硫酸に浸漬し、40℃で24時間保持した後取り出し、セラミックカラー膜の表面性状を肉眼で観察して耐酸性を評価した。評価基準として、○印は試験前後でセラミックカラー膜表面の色調に変化が観察されなかった場合、×印は試験前後でセラミックカラー膜表面の色調変化が激しくガラス板からのはがれも観察される場合、をそれぞれ示す。
【0041】
表1、表2より明らかなように、本発明によるセラミックカラー組成物は耐酸性に優れる。なお、例6、例12は参考例である。
【0042】
【表1】
Figure 0003941153
【0043】
【表2】
Figure 0003941153
【0044】
【発明の効果】
本発明のセラミックカラー組成物は、ZnOとSiO2 を含有し、ガラス成形温度で結晶化し、耐酸性にも優れるので、ガラス板のプレス曲げ加工工程でプレス型との融着を生じることがなく、鉛等の環境汚染物質を含まない、耐酸性に優れた車両用窓ガラス等の曲面ガラス板を低コストで製造できる。
【0045】
本発明は自動車用窓ガラス用途のみならず、かかるセラミックカラー組成物を焼き付けられる物品に対しても使用できる。たとえば建築用材料等にも適用できる。

Claims (5)

  1. 無機成分が着色耐熱性顔料粉末5〜40重量%、亜鉛含有ガラスの粉末60〜95重量%、耐火物フィラー粉末0〜10重量%とからなり、前記ガラスは重量%表示で本質的に、
    SiO2 30〜60、
    ZnO 8〜60、
    23 0〜 5、
    Li2 O 0〜20、
    Na2 O 0〜20、
    2 O 0〜20、
    Li2 O+Na2 O+K2 O 0.1〜20、
    MgO+CaO+SrO+BaO 0〜20、
    Bi23 〜40、
    TiO2 0〜10、
    F 0〜 5、
    からなり、Li 2 O、Na 2 OおよびK 2 Oのうち少なくともLi 2 Oを含む2種以上を含み、鉛およびカドミウムのいずれも含まないセラミックカラー組成物。
  2. 前記ガラスがLi2 Oを0.1〜10重量%含有する請求項1記載のセラミックカラー組成物。
  3. 前記ガラスの粉末が、500〜700℃に10分間保持する熱処理により結晶を析出するものである請求項1または2記載のセラミックカラー組成物。
  4. 前記熱処理により析出する結晶がリチウム亜鉛シリケートである請求項3記載のセラミックカラー組成物。
  5. 請求項1、2、3または4記載のセラミックカラー組成物が焼き付けられているガラス板。
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