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JP3917728B2 - 鋼管杭及び同鋼管杭を使用した基礎工法 - Google Patents

鋼管杭及び同鋼管杭を使用した基礎工法 Download PDF

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JP3917728B2
JP3917728B2 JP27264497A JP27264497A JP3917728B2 JP 3917728 B2 JP3917728 B2 JP 3917728B2 JP 27264497 A JP27264497 A JP 27264497A JP 27264497 A JP27264497 A JP 27264497A JP 3917728 B2 JP3917728 B2 JP 3917728B2
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耕之 吉田
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Chiyoda Geotech Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボーリングの硬さ表示であるN値が10未満の超軟弱地盤に、例えば比較的低層の2階建住宅等の建造物を構築する際の基礎補強となる鋼管杭及び同鋼管杭を使用した基礎工法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、2階建住宅等の低層の建造物の基礎を構築する際、地盤の強度に応じて基礎間の間隔である基礎幅を設定している。例えば、1m2 当たり5TON 以上の地耐力を有する地盤の場合には基礎幅は500mmで、1m2 当たり3TON の地耐力しか有さない場合には基礎幅を広くした800mm幅に設定するのが一般的である。
【0003】
ところで、地表面が軟弱な地盤の場合、2階建住宅の基礎を構築するには、地耐力のある比較的硬い地盤層がある深さまで掘削して基礎の底面を設置する、いわゆる深基礎工法を採用するが、水位が高い軟弱地盤では地盤の掘削に際し、掘削した箇所に土砂が崩れ落ちたり、地下水がわき出て溜まったりしないように土留をしたり、排水(水替え)をしなければならず、基礎の施工が困難である。
【0004】
一方、杭基礎を採用する場合、杭を支える地盤は、少なくともボーリングの硬さ表示であるN値が15以上で、N値が30程度の硬さが望ましい。軟弱地盤の場合、N値が30程度の層は地面から約10mから15mの深さとなる。ところで、杭の支持力は、〔定数30×N値30×杭の先端断面積〕×(1/3)で示され、例えば、杭の先端断面積を0.049とする場合、杭1本当たりの支持力は14.7トン(約15トン)となる。5トン基礎を使用する場合には、上述の如く、基礎幅を500mmとし、2mピッチで荷重を受ける仮定すると、杭にかかる荷重は5トン×500mm×2,000mm=5トン程度に過ぎず、これを約15トンの支持力を有する杭で支持することは、たとえ安全率を高く見積もったとしても無駄(不経済)である。
【0005】
また、杭の支持力に合わせて杭を配列することを考えた場合、支持力15トンの杭では、杭間隔が6mとなって広くなり過ぎて、杭間に架設する地中梁は、その断面積を大きく設定する必要があり、結果的には不経済となる。
【0006】
さらに、直径が100mm〜150mm程度の先端断面積の小さい、支持力が3トンから4トン程度の鋼管杭を使用し、これを1.8m間隔で打ちこんむ場合、約10mから15mの長さの杭が必要となり、施工コストが高騰化する。
【0007】
基礎施工に関する調査結果によれば、住宅の不同沈下の原因の約70%は、3mから4m付近までの地表面下の軟弱地盤で生じていることが判明している。地表面から4m乃至5mよりもさらに深い地盤では、その上層の土砂による圧密を受けており、地盤の強度は杭を支持できる程ではないが、多少とも強くなっている。このため、深基礎工法による掘削孔あるいは部分掘削による掘削孔内にコンクリートを充填した、いわゆるアップルコンクリート基礎を構築して住宅を支えることが提案されているが、上述した深基礎工法で説明した如く、水位の高い軟弱地盤では、掘削に際し、土留矢板や排水が必要となり、敷地が狭い小規模住宅では施工が困難である。
【0008】
近年、深基礎工法の代わりに、例えばソイルセメントと施工現場の土砂とを混合撹拌して基礎を形成する工法が採用されている。この工法によれば、施工現場の土砂をソイルセメントで固めた、直径が50cm乃至60cm、長さが5m乃至6m前後の、建物荷重支持のための地盤改良柱を2階建住宅の基礎として使用する。
【0009】
しかしながら、自然形成の土砂は、地域等によってその性状が大きく異なっており、これにソイルセメントを混合撹拌してバラツキのない、品質の均一な地盤改良柱を形成することは、困難である。例えば、土砂の性状に合わせて土砂とソイルセメントとを混合撹拌するが、撹拌条件、時間等が異なり、品質のバラツキを回避することは殆ど不可能である。
【0010】
また、地盤改良柱では、その柱体周囲の土砂との間に摩擦力が生じて、この摩擦力が地盤改良柱を地盤中に支える力の一つとなると言われているが、軟弱地盤では期待した程摩擦力が発揮されない。このため、地盤改良柱の先端には、その上端から建造物の荷重が作用する一方、その先端(断面)に地盤の反力が作用するが、この軸方向荷重の殆どを地盤改良柱のみで支えており、地盤改良柱の品質にバラツキがあると、柱体に座屈が生じて不同沈下の原因となる。
【0011】
支持杭を使用することが困難である、軟弱地盤に基礎を構築する場合、深基礎工法、アップルコンクリート基礎工法、地盤改良柱工法等が知られているが、上述の如く、いずれも種々の問題を抱えている。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、安全且つ施工が非常に簡単で、支持杭を使用することが困難な軟弱地盤に適用することができる、鋼管杭を提供することを目的とする。また、この鋼管杭を使用して、深基礎工法や地盤改良柱工法等に代わる、新規な基礎工法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明では、鋼管の直径の2倍乃至3倍の外径を有する螺旋状翼を設けた通常の鋼管杭では基礎として使用することが困難なN値が10未満の超軟弱地盤に適用できるようにするため、鋼管にその直径の5倍乃至6倍前後の外径を有する螺旋状翼を設ける点に第1の特徴を有している。また、螺旋状翼の下部に土砂を包み込むように拘束して圧密し、この土砂の圧密効果により支持力を得るようにするため、螺旋状翼の下面周縁に周壁を設ける点に第2の特徴を有している。
【0014】
すなわち、本発明の第1の態様は、支持杭を基礎として使用することが困難な、N値が10未満の超軟弱地盤に適用する拡底型の鋼管杭であって、鋼管(短尺管)に、その直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板(螺旋状翼)を固定してなることを特徴としている。
【0015】
また、前記螺旋状底板(螺旋状翼)に、その下面周縁に沿って周壁を設けてなることを特徴としている。
【0016】
また、鋼管(短尺管)に、その直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板(螺旋状翼)を固定した拡底型の鋼管杭を、N値が10未満の超軟弱地盤内に無排土で回転推進し、前記鋼管及び前記螺旋状底板を介して超軟弱地盤の下方に位置する強度のある地盤に建造物の荷重を伝達させて、建造物を超軟弱地盤上に支持することを特徴としている。
【0017】
また、鋼管(短尺管)に、その直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板(螺旋状翼)を固定し、且つ螺旋状底板(螺旋状翼)に、その下面周縁に沿って周壁を設けた鋼管杭を、N値が10未満の超軟弱地盤内に無排土で回転推進させる際、周壁が螺旋状底板(螺旋状翼)の下部に土砂を包み込むように拘束して圧密し、鋼管杭の埋設後、周壁による圧密効果と螺旋状底板(螺旋状翼)による支圧力とにより建造物を超軟弱地盤上に支持することを特徴としている。
【0018】
前記鋼管(短尺管)の先端(下端)に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を有する底板を固定するようにしてもよい。
【0019】
また、前記周壁を前記螺旋状底板(螺旋状翼)と一体に形成するようにしてもよい。また、前記周壁を一体に形成した螺旋状底板(螺旋状翼)において、その曲げ強度を高めるために凹凸部を形成するようにしてもよい。
【0020】
本発明の第1の態様によれば、N値が10未満の超軟弱地盤に地表面から4m乃至5mの深さまで拡底型の鋼管杭を無排土で回転推進すると、螺旋状底板がN値4〜5の多少強度を有する地盤に達する。この地盤では、鋼管の直径の2倍程度の螺旋翼を有した支持杭を支えることはできないが、鋼管の5倍乃至6倍の直径を有する螺旋状底板を支持することは可能である。建造物の荷重は、鋼管から螺旋状底板に作用し、該螺旋状底板から25分の1から36分の1の大きさの荷重に分散して螺旋状底板の下方の地層に位置する強度のある地盤に伝達されることになる。
【0021】
そして、螺旋状底板(螺旋状翼)の下面周縁に周壁が設けてあると、鋼管杭が地盤中に回転推進される際、周壁が螺旋状底板(螺旋状翼)の下部に土砂を包み込むように拘束して圧密し、鋼管杭の埋設後、周壁による圧密効果と螺旋状底板による支圧力とが相俟って建造物を超軟弱地盤上に支持することができる。
【0022】
また、本発明の第2の態様は、鋼管の外周面にその軸線方向に沿って複数の螺旋状翼を適宜間隔をおいて配置し、これら螺旋状翼のうち最下部に配置される螺旋状翼の外径を鋼管の直径の2倍乃至3倍に設定し、該最下部の螺旋状翼から鋼管の上部に配置される螺旋状翼にしたがって外径が順次大径になるようにし、且つ各螺旋状翼に、その下面周縁に沿った周壁をそれぞれ設けてなることを特徴としている。
【0023】
また、鋼管の外周面にその軸線方向に沿って複数の螺旋状翼を適宜間隔をおいて配置し、これら螺旋状翼のうち最下部に配置される螺旋状翼の外径を鋼管の直径の2倍乃至3倍に設定し、該最下部の螺旋状翼から鋼管の上部に配置される螺旋状翼にしたがって外径が順次大径になるようにし、且つ各螺旋状翼に、その下面周縁に沿った周壁をそれぞれ設けた鋼管を、N値が10未満の超軟弱地盤内に無排土で回転推進し、その際、前記周壁が前記螺旋状底板の下部に土砂を包み込むように拘束して圧密し、前記鋼管杭の埋設後、前記周壁による圧密効果と前記螺旋状底板による支圧力とによって建造物を超軟弱地盤上に支持することを特徴としている。
【0024】
本発明の第2の態様によれば、各螺旋状翼による支圧力の他に、各螺旋状翼の周壁による圧密効果があるため、N値が10未満の超軟弱地盤内でも建造物を支持することができる。また、最下部の螺旋状翼から鋼管の上部に配置される螺旋状翼にしたがって外径が順次大径になるようにしてあり、全体として円錐状となり、各螺旋状翼による垂直方向支圧力のみならず、クサビ効果が働いて斜め方向に対する支圧力も付加され、大きな支持力が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下本発明の鋼管杭の一実施例について添付図面を参照して説明する。
【0026】
図1は本発明の第1の態様である拡底型の鋼管杭の第1実施例を示す一部省略した正面図、図2は図1の螺旋状底板の斜視図、図3は螺旋状底板の変形例を示す正面図、図4は図3の螺旋状底板の斜視図、図5は螺旋状底板の別の変形例を示す斜視図、図6は螺旋状底板のまた別の変形例を示す斜視図、図7は螺旋状底板の更に別の変形例を示す底面図、図8は図7に示す螺旋状底板の正面図、図9は螺旋状底板の更に別の変形例を示す底面図、図10は図9に示す螺旋状底板の正面図、図11は本発明の拡底型の鋼管杭の第2実施例を示す一部省略した正面図、図12は同第3実施例を示す一部省略した正面図、図13は同第4実施例を示す一部省略した正面図、図14は同第5実施例を示す一部省略した正面図、図15は同第6実施例を示す一部省略した正面図、図16乃至図18は図14又は図15に示す拡底型の鋼管杭の先端部分の変形例を示す部分正面図、図19乃至図22は図1、図11、図12又は図13に示す拡底型の型の鋼管杭の変形例を示す一部省略した正面図、図23乃至図26は図12、13、14又は図15に示す拡底型の型の鋼管杭の別の変形例を示す一部省略した正面図、図27は周壁を設けた螺旋状底板を有する杭の効果を試験するための、杭頭荷重と沈下量との関係を示すグラフ、図28は本発明の第2の態様である円錐状多翼型の鋼管杭の一実施例を示す一部省略した正面図である。
【0027】
図1に示す本実施例の拡底型の鋼管杭は、例えば165φ程度の直径を有する鋼管10の先端部分をその先端外周に沿ってほぼ1周にわたり螺旋状に切欠し、該切欠部分に沿って鋼管10の直径の5倍乃至6倍前後程度の直径を有する、ほぼ1巻の掘削刃兼用の螺旋状底板20を溶接等により固定したものである。
【0028】
螺旋状底板20は、図2に示すように、鋼管10の直径の5倍乃至6倍前後程度の直径を有する環状円板に、その中心に達する半径方向の切り込みを入れ、該切り込みを介して環状円板を鋼管10の螺旋状に切欠した先端面に沿うように折り曲げ加工して形成される。
【0029】
螺旋状底板20には、その始端と終端との間の隙間を閉じる閉じ板21が設けられ、またその中央部に鋼管10内への土砂の進入を許容する土砂進入孔22が設けられる。また、螺旋状底板20の中央部には、土砂進入孔22を横切るようにして固定され、鋼管10の推進方向に突出するほぼ台形状の先導部材23が設けられる。この先導部材23は、回転推進に際し、螺旋状底板20より先に地盤に食い込んで螺旋状底板20を地盤に対して位置決めをし、螺旋状底板20の回転芯ずれを防止するものである。なお、この土砂進入孔22を先導部材23により閉塞した形式もある。
【0030】
次に、図1に示す第1実施例の拡底型の鋼管杭を使用して、N値が10未満の超軟弱地盤に例えば2階建の住宅用の基礎を構築する、基礎工法を説明する。
【0031】
基礎を構築しようとする軟弱地盤上に、図1の拡底型の鋼管杭を起立させ、その上端を図示しない回動押し込み駆動装置に取り付け、該駆動装置によって鋼管10を回転しつつ地盤中に押し込むようにすると、まず先導部材23が地盤に食い込み、螺旋状底板20の地盤に対する位置決めをする。次いで、螺旋状底板20が先導部材23と共に掘削刃として鋼管10の推進方向にある土砂を掘削軟化しつつ、該土砂を鋼管10の側部に押し出しながら横振れなく、鋼管10が地盤中に無排土で回転推進されて埋め込まれる。
【0032】
螺旋状底板20が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点で回動押し込み駆動装置の駆動を停止する。螺旋状底板20が位置する箇所は、その上層の土砂による圧密を受け、杭を支持できる程の地盤強度を有していないものの、地表面部分よりも多少地盤強度を有している。
【0033】
建造物の荷重は、鋼管10から螺旋状底板20に伝達され、さらに螺旋状底板20からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状底板20は、鋼管10の直径の5倍から6倍の直径に形成されていることから、螺旋状底板に作用する地盤からの反力は、鋼管10のみの場合に受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たり25分の1から36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、鋼管10のみで支える場合に比して25分の1から36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0034】
したがって、軟弱地盤の下方に位置する深い地層まで拡底型の鋼管杭を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いたような状態で埋め込むことで、不同沈下を確実に防止して建造物を超軟弱地盤上に支えることができる。
【0035】
また、螺旋状底板20に地盤からの鉛直方向の反力により曲げモーメントが作用するが、螺旋状底板20が鋼管10の先端面に固定されていることから、鋼管10には作用せず、鉛直方向の圧縮応力のみであり、鋼管10を曲げモーメントに耐えるように厚肉にする必要はない。なお、杭体を所定の深さに回転埋設する場合に、杭の支持力を算出する計算式の一例としては、次式が一般的に使用されており、
【数1】
Ra=安全率1/3×(係数30×N値×先端の投影面積)
となる。杭先端の螺旋翼が、所定深度の地盤に到着したときに、その地盤のN値が支持力計算時のN値以上の強度であるかを施工管理する方法としては、杭体を回転させる機械のモータの回転抵抗トルク値のグラフと、地盤調査のN値グラフとが近似値を示すことから、杭施工時の回転抵抗トルク値を記録し、杭先端の地盤が所定の地盤のN値以上であるかを確認することにより、N値より算出した杭の設計支持力を杭が得られているかどうかを管理することができる。
【0036】
図3及び図4は、図1、図2に示す螺旋状底板20の変形例を示すもので、螺旋状底板20aに、階段状の刃を有する掘削刃24、24を、螺旋状底板20の中心から直径方向に延び且つ螺旋状底板20の底面に対して40°乃至45°傾斜するように固定している。
【0037】
この掘削刃24は、先導部材23と同様に、回転推進に際し、螺旋状底板20より先に地盤に食い込んで螺旋状底板20を地盤に対して位置決めをし、螺旋状底板20の回転芯ずれを防止し、そして螺旋状底板20が地盤に食い込んだ後は螺旋状底板20と共に鋼管10の推進方向の土砂を掘削軟化する。また、掘削刃24は、螺旋状底板20を補強する補強リブとなる。したがって、螺旋状底板20は、その肉厚を厚く設定しなくても、地盤からの反力による曲げモーメントに耐えることができる。
【0038】
図5は、図1、図2に示す螺旋状底板20の別の変形例を示すものである。これによれば、螺旋状底板20bの下面周縁に沿って周壁25が溶接等の固着手段により固定してある。この周壁25は、拡底型の鋼管杭の埋設後、螺旋状底板20bの底面側の土砂が逃げないようにして(包み込むように拘束して)圧密し、土砂の保持力を高めるものである。周壁25の高さは、大体30mm乃至50mm程度に設定される。このような範囲に設定したのは、周壁25の高さが30mmよりも低いと周壁25による圧密効果が十分に得られず、また周壁25の高さが50mmよりも高いと軟弱地盤とはいえ地盤中への回転推進に際して大きな抵抗となって好ましくない上に、圧密効果の向上もそれほど期待できないという理由からである。地盤の状態によっては、僅かではあるが30mmよりも低くなることや、50mmよりも高くなることがある点に留意すべきである。
【0039】
図6は、例えば、鋼板をプレス加工等の塑性加工して周壁25aを螺旋状底板20と一体に形成した変形例を示している。この場合、図5に示す螺旋状底板20に比して溶接等の固着工程が省略できる上に、螺旋状底板20を成形すると同時に周壁25aを成形することができ、加工コストの大幅な低減を図ることが可能となる。そして、図7乃至図10に示すように、螺旋状底板20に凹凸部であるエンボス部20cを形成することによって、このエンボス部20cと周壁25aとで該螺旋状底板20の曲げ強度を更に向上させることができる。換言すれば、図5に示す場合よりも更に螺旋状底板20の板厚を薄く設定しても、地盤からの反力による曲げ力に対して十分に耐えることができるようになる。エンボス部20cの数、形状等は図7乃至図10に示す実施例に限定されるものではない。要は螺旋状底板20の曲げ強度を向上させるものであれば図7乃至図10に示すものに限定されるものではない。
【0040】
螺旋状底板20の下面周縁に沿って周壁25、25aを設けた鋼管杭をN値が10未満の超軟弱地盤に回転推進させて、例えば2階建の住宅用の基礎を構築する場合にも、図1に示す鋼管杭と同様に回動押し込み駆動装置によって鋼管10を回転しつつ地盤中に押し込むようにする。これにより、鋼管杭は所定の深さ(地表面から5m乃至6m程度の深さ)まで超軟弱地盤中に埋設される。この際、周壁25、25aが螺旋状底板20bの底面側(下部側)の土砂が逃げないようにして(包み込むように拘束して)圧密する。したがって、周壁25、25aによる圧密効果と螺旋状底板20による支圧力によって建造物を超軟弱地盤上に支持することができる。
【0041】
図11は本発明の拡底型の鋼管杭の第2実施例を示すものである。
【0042】
この第2実施例によれば、ほぼ165φ程度の直径を有する短尺管11の先端を螺旋状に切欠し、この切欠した短尺管11の先端切欠部に、短尺管11の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板30を固定している。そして、短尺管11の上端開口部には、該開口部の内径に合致した外径を有する鋼管12を嵌合して溶接等の接合手段によって固定する。なお、短尺管11の上端開口部の内周に雌ネジを形成し、また鋼管12の先端部外周に雄ネジを形成して、鋼管12を短尺管11の上端開口部に螺合するようにしてもよい。
【0043】
螺旋状底板30の中央部には、図1、図2の螺旋状底板20と同様に、鋼管12の推進方向に突出する台形状の先導部材31が設けられる。この先導部材31は、回転推進に際し、螺旋状底板30より先に地盤に食い込んで螺旋状底板30を地盤に対して位置決めをし、螺旋状底板30の回転芯ずれを防止するものである。
【0044】
なお、図示しないが、螺旋状底板30には、その始端と終端との間の隙間を閉じる閉じ板が設けられ、またその中央部に短尺管11、鋼管12内への土砂の進入を許容する土砂進入孔が設けられる場合と、該土砂進入孔が閉塞される場合とがある。
【0045】
図11に示す拡底型の鋼管杭の場合も、図1に示す拡底型の鋼管杭と同様に、回動押し込み駆動装置によって軟弱地盤に埋め込み、螺旋状底板30が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点でこの埋め込みを停止する。
【0046】
建造物の荷重は、鋼管12、短尺管11から螺旋状底板30に伝達され、さらに螺旋状底板30からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状底板30は、短尺管11の直径の5倍から6倍の直径に形成されていることから、螺旋状底板30に作用する地盤からの反力は、鋼管12のみの場合に受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たり25分の1から36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、鋼管12のみで支える場合に比して25分の1から36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0047】
第2実施例の拡底型の鋼管杭によれば、第1実施例の拡底型の鋼管杭の場合と同様の効果がある他に、螺旋状底板30を固定した短尺管11と鋼管12とを分離した状態で施工現場まで搬送し、施工現場で両者を接合することにより、狭隘な施工現場への搬送が容易となる。
【0048】
なお、この第2実施例の螺旋状底板30にも、図3、4のような掘削刃24を設け、また図5乃至図10に示すような周壁25を設けることができる。
【0049】
図12は本発明の拡底型の鋼管杭の第3実施例を示すものである。
【0050】
この第3実施例によれば、ほぼ165φ程度の直径を有する鋼管13の先端に掘削刃41、41を設けた底板42を固定し、また鋼管13の先端側の外周に、鋼管13の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、ほぼ1巻きの螺旋状翼40を固定している。
【0051】
図12に示す拡底型の鋼管杭の場合も、回動押し込み駆動装置によって鋼管13を回転駆動すると、掘削刃41が地盤を掘削軟化しつつ、鋼管13が軟弱地盤内に埋め込まれ、螺旋状翼40が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点でこの埋め込みを停止する。
【0052】
建造物の荷重は、鋼管13から螺旋状翼40に伝達され、さらに螺旋状翼40からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状翼40は、鋼管13の直径の5倍から6倍の直径に形成されていることから、螺旋状翼40に作用する地盤からの反力は、鋼管13のみの場合に受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たり25分の1から36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、鋼管13のみで支える場合に比して25分の1から36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0053】
したがって、第1実施例の拡底型の鋼管杭と同様に、軟弱地盤の下方に位置する深い地層まで拡底型の鋼管杭を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いたような状態で埋め込むことで、不同沈下を確実に防止して建造物を超軟弱地盤上に支えることができる。
【0054】
図13は本発明の拡底型の鋼管杭の第4実施例を示すものである。
【0055】
この第4実施例によれば、ほぼ165φ程度の直径を有する短尺管14の先端に掘削刃51を備えた底板52を固定し、また短尺管14の軸線方向中間部の外周に、短尺管14の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、ほぼ1巻きの螺旋状翼50を固定する。そして、短尺管14の上端にほぼ90φ〜100φ程度の直径を有する鋼管15を溶接等の接合手段で接続している。
【0056】
図13に示す拡底型の鋼管杭の場合も、回動押し込み駆動装置によって鋼管15を回転駆動すると、掘削刃51が地盤を掘削軟化しつつ、短尺管14、鋼管15が軟弱地盤内に埋め込まれ、螺旋状翼50が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点でこの埋め込みを停止する。
【0057】
建造物の荷重は、鋼管15、短尺管14から螺旋状翼50に伝達され、さらに螺旋状翼50からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状翼50は、短尺管14の直径の5倍から6倍程度の直径に形成されていることから、螺旋状翼50に作用する地盤からの反力は、短尺管14、鋼管15で受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たりほぼ25分の1からほぼ36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、短尺管14、鋼管15のみで支える場合に比してほぼ25分の1からほぼ36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0058】
したがって、第1実施例の拡底型の鋼管杭と同様に、軟弱地盤の下方に位置する深い地層まで拡底型の鋼管杭を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いたような状態で埋め込むことで、不同沈下を確実に防止して建造物を超軟弱地盤上に支えることができる。
【0059】
また、螺旋状翼50を固定した短尺管14と鋼管15とを分離した状態で施工現場まで搬送し、施工現場で両者を接合することにより、狭隘な施工現場への搬送が容易となる。
【0060】
図14は本発明の拡底型の鋼管杭の第5実施例を示すものである。
【0061】
この第5実施例によれば、ほぼ165φ程度の直径を有する鋼管16の先端部外周に鋼管16の直径の2倍乃至3倍前後の直径を有するほぼ1巻きの掘削用螺旋翼61を設け、この掘削用螺旋翼61から軸線方向上方に所定距離おいた鋼管16の外周面に、鋼管16の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、ほぼ1巻きの螺旋状翼60を設けている。
【0062】
図14に示す拡底型の鋼管杭の場合も、回動押し込み駆動装置によって鋼管16を回転駆動すると、掘削用螺旋翼61が地盤を掘削軟化しつつ、鋼管16が軟弱地盤内に埋め込まれ、螺旋状翼60が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点でこの埋め込みを停止する。
【0063】
建造物の荷重は、鋼管16から螺旋状翼60に伝達され、さらに螺旋状翼60からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状翼60は、鋼管16の直径の5倍から6倍の直径に形成されていることから、螺旋状翼60に作用する地盤からの反力は、鋼管16のみの場合に受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たり25分の1から36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、鋼管16のみで支える場合に比して25分の1から36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0064】
したがって、第1実施例の拡底型の鋼管杭と同様に、軟弱地盤の下方に位置する深い地層まで拡底型の鋼管杭を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いたような状態で埋め込むことで、不同沈下を確実に防止して建造物を超軟弱地盤上に支えることができる。
【0065】
また、地盤からの反力(地盤抵抗)を螺旋状翼60のみではなく、掘削用螺旋翼61でも受けることから、この掘削用螺旋翼61で受ける荷重分だけ螺旋状翼60にかかる荷重を低減することができる。換言すれば、地盤からの反力(地盤抵抗)を螺旋状翼60と掘削用螺旋翼61とで分配して受けるようにしてあるので、螺旋状翼60の肉厚を薄く設定することができる。また、2枚の翼で掘削することになり、掘削効率を向上させることができる。
【0066】
図15は本発明の第6実施例を示すものである。
【0067】
この第6実施例によれば、ほぼ165φ程度の直径を有する短尺管17の先端部外周面に短尺管17の直径の2倍乃至3倍前後の直径を有するほぼ1巻きの掘削用螺旋翼71を設け、この掘削用螺旋翼71から軸線方向上方に所定距離おいた短尺管17の外周面に、短尺管17の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、ほぼ1巻きの螺旋状翼70を設けている。短尺管17の上端にほぼ90φ〜100φ程度の直径を有する鋼管18を溶接などの接合手段で接続している。
【0068】
図15に示す拡底型の鋼管杭の場合も、回動押し込み駆動装置によって鋼管18を回転駆動すると、掘削用螺旋翼71が地盤を掘削軟化しつつ、短尺管17、鋼管18が軟弱地盤内に埋め込まれ、螺旋状翼70が地表面から5m乃至6m程度地盤内に推進した時点でこの埋め込みを停止する。
【0069】
建造物の荷重は、鋼管18、短尺管17から螺旋状翼70に伝達され、さらに螺旋状翼70からその下方に位置する深い地層にある強度を有した地盤に伝達される。このとき、螺旋状翼70は、短尺管17の直径の5倍から6倍の直径に形成されていることから、螺旋状翼70に作用する地盤からの反力は、鋼管18で受ける地盤の反力の場合に比して単位面積当たりほぼ25分の1からほぼ36分の1程度になる。換言すれば、建造物の荷重を、鋼管18のみで支える場合に比して25分の1から36分の1程度に分散して下方に位置する強度のある地盤に伝達するようになる。
【0070】
したがって、第1実施例の拡底型の鋼管杭と同様に、軟弱地盤の下方に位置する深い地層まで拡底型の鋼管杭を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いたような状態で埋め込むことで、不同沈下を確実に防止して建造物を超軟弱地盤上に支えることができる。
【0071】
また、地盤からの反力(地盤抵抗)を螺旋状翼70のみではなく、掘削用螺旋翼71でも受けることから、この掘削用螺旋翼71で受ける荷重分だけ螺旋状翼70にかかる荷重を低減することができる。換言すれば、地盤からの反力(地盤抵抗)を螺旋状翼70と掘削用螺旋翼71とで分配して受けるようにしてあるので、螺旋状翼70の肉厚を薄く設定することができる。また、2枚の翼で掘削することになり、掘削効率を向上させることができる。
【0072】
さらに、螺旋状翼70を固定した短尺管17と鋼管18とを分離した状態で施工現場まで搬送し、施工現場で両者を接合することにより、狭隘な施工現場への搬送が容易となる。
【0073】
なお、図14、図15に示す第5、6実施例において、図16に示すように、鋼管16、短尺管17の先端に1対の掘削刃80、80を設けてもよい。また、図17、図18に示すように、鋼管16、短尺管17の先端に底板81を設けて、この底板81に台形状の掘削刃82を設けるか、あるいは底板81の中心側で刃高を高くした掘削刃83、83を設けてもよい。
【0074】
図19は、図1に示す拡底型の鋼管杭の変形例であり、螺旋状底板20の上面であって鋼管10との接合部分に三角形状の補強リブ26を設けている。これにより、螺旋状底板20の肉厚を薄く設定しても、地盤からの反力による曲げモーメントに耐えることができる。
【0075】
図20は、図11に示す拡底型の鋼管杭の変形例であり、螺旋状底板30の上面で、短尺管11との接合部分に三角形状の補強リブ32を設けている。
【0076】
図21は、図12に示す拡底型の鋼管杭の変形例であり、螺旋状翼40の上面で、鋼管13との接合部分に三角形状の補強リブ43を設けている。
【0077】
図22は、図13に示す拡底型の鋼管杭の変形例であり、螺旋状翼50の上面で、短尺管14との接合部分に三角形状の補強リブ53を設けている。
【0078】
なお、図21、図22に示すような補強リブ43、53を、図14、図15に示す螺旋状翼60、70の上面に設けるようにしてもよい。
【0079】
また、図12乃至図15に示す実施例において、鋼管13、15、16、18の外周面に軸線方向に沿って適宜間隔をおいて複数枚の螺旋状翼40、50、60、70を設けるようにしてもよい。
【0080】
また、図12乃至図15に示す螺旋状翼40、50、60、70の下面周縁に沿って図5に示すような周壁25を設けてもよい。
【0081】
鋼管13、15、16、18に複数枚の螺旋状翼40、50、60、70を設け場合において、最下部の螺旋状翼40、50、60、70のみならず、それ以外の各螺旋状翼40、50、60、70にそれぞれ周壁25を設けるようにしてもよい。
【0082】
図23乃至図26は、図12乃至図15に示す拡底型の鋼管杭の更に別の変形例であり、例えば鋼板をプレス加工等の塑性加工することにより螺旋状翼40、50、60、70の下面周縁に沿って周壁25bを一体に形成した場合を示している。この周壁25bは、図5、図6に示す周壁25、25aと同様に、拡底型の鋼管杭の埋設後、螺旋状翼40、50、60、70の底面側(下部側)の土砂が逃げないようにして圧密し(包み込むように拘束して圧密し)、土砂の保持力を高めるものである。
【0083】
螺旋状翼40、50、60、70に凹凸部であるエンボス部20dを形成することによって、このエンボス部20dと周壁25bとで該螺旋状翼40、50、60、70の曲げ強度を更に向上させることができる。
【0084】
螺旋状翼40(50、60、70)の下面周縁に沿って周壁25bを設けた鋼管杭を、N値が10未満の超軟弱地盤に回転推進させて、例えば2階建の住宅用の基礎を構築する場合にも、図1に示す鋼管杭と同様に、回動押し込み駆動装置によって鋼管13(15、16、18)を回転しつつ地盤中に押し込むようにする。これにより、鋼管杭は所定の深さ(地表面から5m乃至6m程度の深さ)まで超軟弱地盤中に埋設される。この際、周壁25bが、螺旋状翼40、50、60、70の底面側(下部側)の土砂が逃げないようにして(包み込むように拘束して)圧密する。したがって、周壁25bによる圧密効果と、螺旋状翼40、50、60、70による支圧力とによって建造物を超軟弱地盤上に支持することができる。
【0085】
図27は、地盤工学会基準(JSF1821)に基づいて実施した、上記実施例に示す鋼管杭の載荷試験結果を示すグラフである。縦軸は杭の沈下量(mm)を示し、横軸は杭頭荷重(トン)を示している。
【0086】
この載荷試験は、まず試験杭の回りに4本の反力杭を埋め込み、これら反力杭間に第1の梁を架け渡すと共に、該第1の梁間に試験杭上を横切るようにして第2の梁を架け渡し、該第2の梁と試験杭の頭部との間にジャッキ(100トン)を配置して準備し、次いでジャッキを駆動して、第1、2の梁を介して反力杭に引き抜き力を作用する一方、この引き抜き力の反力としての押圧力を試験杭の頭部に作用して行った。
【0087】
上記載荷試験を実施した地盤はN値が3程度の超軟弱地盤であった。沈下量は電気抵抗式測定器を使用して測定した。載荷試験に使用した試験杭は、次の通りである。
【0088】
試験杭1 図14に示すタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、上方の螺旋状翼の外径600φ、下方の螺旋状翼の外径250φ、翼間距離1.2 m)
試験杭2 図14に示すタイプの杭において螺旋状翼の間隔を半分に狭めたタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、上方の螺旋状翼の外径600φ 、下方の螺旋状翼の外径250φ、翼間距離0.6m)
試験杭3 図24に示すタイプの杭(短尺管の直径160φ、鋼管の直径110φ、螺旋状翼の外径600φ)
試験杭4 図12に示すタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、螺旋状翼の外径700φ)
試験杭5 試験杭4よりも螺旋状翼の外径を小さくした図12に示すタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、螺旋状翼の外径600φ)
試験杭6 図23に示す周壁25bを設けたタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、螺旋状翼の外径600φ、周壁の高さ50mm)
試験杭7 図23に示す周壁25bを設けたタイプの杭であって、試験杭6よりも螺旋状翼の外径を大きくしたタイプの杭(鋼管の直径114.3φ、螺旋状翼の外径700φ、周壁の高さ35mm)である。
【0089】
なお、比較として従来の鋼管杭(螺旋状翼の外径を鋼管の2倍乃至3倍に設定した杭)についても同様の試験を行ったが、杭頭荷重が2トン程度になると杭が地盤中に急速に沈み込んでしまい、沈下量の測定が不可能となった。
【0090】
図27に示すグラフから明らかなように、上記実施例の拡底型の鋼管杭は、いずれも超軟弱地盤(N値が3程度)で十分支持力が得られることが確認された。例えば、図24に示す鋼管杭では、8トンの荷重に対して沈下量は130mmから140mm程度であった。そして、周壁を設けた場合には、周壁を設けない他の杭に比してさらに沈下量を小さくすること(大きな支持力が得られること)が確認された。例えば、試験杭6では13トンの杭頭荷重に対して沈下量は100mm程度であり、また試験杭7では15トンの杭頭荷重に対して沈下量は100mm程度であり、螺旋状翼の支圧力と相俟って周壁の圧密効果により超軟弱地盤において更に大きな支持力が得られることが確認された。
【0091】
図28は、本発明の第2の態様である円錐状多翼型の鋼管杭の一実施例を示すもので、例えば165φ程度の直径を有する鋼管19の外周面に、その軸線方向に沿って3枚の螺旋状翼90、91、92を略等しい間隔で配置し、鋼管19の下端近傍に位置する最下部の螺旋状翼90の外径を鋼管19の直径の2倍乃至3倍に設定し、該螺旋状翼90から上部に配置される螺旋状翼91、92にしたがって外径が順次大径となるようにしてある。最上部に位置する螺旋状翼92の外径は鋼管19の直径の5倍乃至6倍に設定してある。そして、各螺旋状翼90、91、92には、その下面周縁に沿って周壁25cが一体に形成してある。
【0092】
周壁25cは、図5、図6等に示す周壁25、25a、25bと同様に、鋼管杭の埋設後、各螺旋状翼90、91、92の底面側(下部側)の土砂が逃げないようにして圧密し(包み込むように拘束して圧密し)、土砂の保持力を高めるものである。
【0093】
螺旋状翼90、91、92に凹凸部であるエンボスを形成することによって、このエンボス部と周壁25cとで各螺旋状翼90、91、92の曲げ強度を更に向上させることができる。
【0094】
なお、鋼管19の先端(下端)には、底板100が設けられ、該底板100に台形状の回転芯ずれ防止用の先導部材101が設けられる。先導部材101の代わりに掘削刃を設けるようにしてもよい。
【0095】
各螺旋状翼90、91、92の下面周縁に沿ってそれぞれ周壁25cを設けた円錐状多翼型の鋼管杭を、N値が10未満の超軟弱地盤に回転推進させて、例えば2階建の住宅用の基礎を構築する場合にも、図1に示す鋼管杭と同様に、回動押し込み駆動装置によって鋼管10を回転しつつ地盤中に押し込むようにする。これにより、鋼管杭は所定の深さ(地表面から5m乃至6m程度の深さ)まで超軟弱地盤中に埋設される。この際、各周壁25cが螺旋状翼90、91、92の底面側(下部側)の土砂が逃げないようにして(包み込むように拘束して)圧密するので、周壁25cによる圧密効果と螺旋状翼90、91、92による支圧力によって建造物を超軟弱地盤上に支持することができる。
【0096】
また、螺旋状翼90、91、92による垂直支圧力の他に、円錐形状によるクサビ効果が働いて斜め方向に対する支圧力も付加され、大きな支持力が得られることになる。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の態様である拡底型の鋼管杭によれば、鋼管等にその直径の5倍乃至6倍程度の直径を有する螺旋状底板、螺旋状翼を設けるようにしてあるので、N値が10未満の超軟弱地盤であっても建造物を不同沈下しないように確実に支えることができる。また、施工に際しては、通常の支持杭と同様に拡底型の鋼管杭を地盤中に回転推進させるだけでよく、しかもその深さは5m乃至6m程度でよく、施工が非常に簡単で、深基礎工法、アップルコンクリート基礎工法のように土留や排水をしながら地盤を掘削したり、あるいは地盤改良柱工法のように施工現場の土砂をソイルセメントと混合撹拌するような手間のかかることをしなくても済み、施工コストを大幅に低減することが可能となる。さらに、地盤改良柱工法のように品質にバラツキが生じるおそれがない。
【0098】
また、螺旋状底板、螺旋状翼の下面周縁に周壁を設けることにより、鋼管杭を地盤中に回転推進させる際、周壁が螺旋状底板、螺旋状翼の下側の土砂を包み込むように拘束して圧密し、鋼管杭の埋設後、周壁による圧密効果と螺旋状底板、螺旋状翼の支圧力とが相俟って超軟弱地盤であっても建造物を沈下しないように確実に支持することができる。
【0099】
また、本発明の第2の態様であるの円錐状多翼型の鋼管杭によれば、鋼管の外周面に複数の螺旋状翼を所定の間隔をおいて配置し、最下部の螺旋状翼の外径を鋼管の直径の2倍乃至3倍に設定し、最下部の螺旋状翼から上部に配置される螺旋状翼にしたがって外径が順次大径となるようにし、且つ各螺旋状翼の下面周縁に沿って周壁を設けてあるので、各螺旋状翼による支圧力と各周壁による圧密効果とによって超軟弱地盤であっても建造物を沈下しないように確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡底型の鋼管杭の第1実施例を示す一部省略した正面図である。
【図2】図1の螺旋状底板の斜視図である。
【図3】螺旋状底板の変形例を示す正面図である。
【図4】図3の螺旋状底板の斜視図である。
【図5】螺旋状底板の別の変形例を示す斜視図である。
【図6】螺旋状底板のまた別の変形例を示す斜視図である。
【図7】螺旋状底板の更に別の変形例を示す底面図である。
【図8】図7に示す螺旋状底板の正面図である。
【図9】螺旋状底板の更に別の変形例を示す底面図である。
【図10】図9に示す螺旋状底板の正面図である。
【図11】本発明の拡底型の鋼管杭の第2実施例を示す一部省略した正面図である。
【図12】第3実施例を示す一部省略した正面図である。
【図13】第4実施例を示す一部省略した正面図である。
【図14】第5実施例を示す一部省略した正面図である。
【図15】第6実施例を示す一部省略した正面図である。
【図16】図14又は図15に示す拡底型の鋼管杭の先端部分の変形例を示す部分正面図である。
【図17】図14又は図15に示す拡底型の鋼管杭の先端部分の変形例を示す部分正面図である。
【図18】図14又は図15に示す拡底型の鋼管杭の先端部分の変形例を示す部分正面図である。
【図19】図1に示す拡底型の鋼管杭の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図20】図11に示す拡底型の鋼管杭の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図21】図12に示す拡底型の鋼管杭の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図22】図13に示す拡底型の鋼管杭の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図23】図12に示す拡底型の型の鋼管杭の別の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図24】図13に示す拡底型の型の鋼管杭の別の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図25】図14に示す拡底型の型の鋼管杭の別の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図26】図15に示す拡底型の型の鋼管杭の別の変形例を示す一部省略した正面図である。
【図27】周壁を設けた螺旋状底板を有する杭の効果を試験するための、杭頭荷重と沈下量との関係を示すグラフである。
【図28】本発明の第2の態様である円錐状多翼型の鋼管杭の一実施例を示す一部省略した正面図である。
【符号の説明】
10、12、13、15、16、18、19 鋼管
11、14、17 短尺管
20、30 螺旋状底板
40、50、60、70、90、91、92 螺旋状翼
25、25a、25b、25c 周壁
41、51 掘削刃
61、71 掘削用螺旋翼
23、31 先導部材
26、32、43、53 補強リブ

Claims (21)

  1. 先端を螺旋状に切り欠いた鋼管の該先端切欠部に、鋼管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板を固定してなり、
    前記螺旋状底板に、該螺旋状底板の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  2. 先端を螺旋状に切り欠いた短尺管の該先端切欠部に、短尺管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状底板を固定し、且つ前記短尺管の上端開口部に、該開口部の内径に合致した外径を有する鋼管を嵌合して固定してなり、
    前記螺旋状底板に、該螺旋状底板の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  3. 請求項1又は2に記載の鋼管杭にして、前記螺旋状底板の上面又は下面であって、前記鋼管あるいは前記短尺管と前記螺旋状底板との接合部分に、補強リブを取り付けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の鋼管杭にして、前記螺旋状底板の下部中央に、回転芯ずれ防止用の先導部材を取り付けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の鋼管杭にして、前記螺旋状底板に、その下面周縁に沿った周壁を設けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  6. 請求項5に記載の鋼管杭にして、前記螺旋状底板と周壁とを一体に形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  7. 先端に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を有する底板を固定した、鋼管の先端側の外周に、該鋼管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する螺旋状翼を固定してなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  8. 先端に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を備えた底板を固定した短尺管の外周に、該短尺管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する螺旋状翼を固定し、且つ前記短尺管の上端に該短尺管より小径の鋼管を接続してなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  9. 請求項7又は8に記載の鋼管杭にして、前記螺旋状翼に、その下面周縁に沿った周壁を設けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  10. 請求項9に記載の鋼管杭にして、前記螺旋状翼と周壁とを一体に形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載の鋼管杭にして、前記鋼管に、その軸線方向に沿って適宜間隔をあけて前記螺旋状翼を複数枚配置してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  12. 鋼管の先端部外周面に該鋼管の直径の2倍前後の外径を有する略一巻の掘削用螺旋翼を設け、該掘削用螺旋翼から軸線方向上方に所定距離おいた前記鋼管の外周面に、鋼管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状翼を設けてなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  13. 先端に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を有する底板を固定した、鋼管の先端部外周面に該鋼管の直径の2倍前後の外径を有する略一巻の掘削用螺旋翼を設け、該掘削用螺旋翼から軸線方向上方に所定距離おいた前記鋼管の外周面に、鋼管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する、螺旋状翼を設けてなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  14. 短尺管の先端部外周面に該短尺管の直径の2倍前後の外径を有する略一巻の掘削用螺旋翼を設け、該掘削用螺旋翼から軸線方向上方に所定距離おいた前記短尺管の外周面に、短尺管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する螺旋状翼を設け、且つ前記短尺管の上端に該短尺管より小径の鋼管を接続してなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  15. 先端に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を有する底板を固定した、短尺管の先端部外周面に該短尺管の直径の2倍前後の外径を有する略一巻の掘削用螺旋翼を設け、該掘削用螺旋翼から軸線方向上方に所定距離おいた前記短尺管の外周面に、短尺管の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する螺旋状翼を設け、且つ前記短尺管の上端に該短尺管より小径の鋼管を接続してなり、
    前記螺旋状翼に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部を形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  16. 請求項12乃至15のいずれかに記載の鋼管杭にして、前記螺旋状翼の上面又は下面であって、前記鋼管あるいは前記短尺管と前記螺旋状翼との接合部分に、補強リブを取り付けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  17. 請求項12乃至16のいずれかに記載の鋼管杭にして、前記鋼管にその軸線方向に沿って適宜間隔をおいて前記螺旋状翼を複数枚配置してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  18. 請求項12乃至17のいずれかに記載の拡底型の鋼管杭にして、前記複数枚の螺旋状翼のうち少なくとも最下部に位置する前記螺旋状翼に、その下面周縁に沿った周壁を設けてなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  19. 請求項18に記載の鋼管杭にして、前記螺旋状翼と周壁とを一体に形成してなることを特徴とする拡底型の鋼管杭。
  20. 先端に掘削刃又は回転芯ずれ防止用の先導部材を有する底板を固定した鋼管の外周面に、その軸線方向に沿って複数の螺旋状翼を適宜間隔をおいて配置し、これら螺旋状翼のうち最下部に配置される螺旋状翼の外径を鋼管の直径の2倍乃至3倍に設定し、該最下部の螺旋状翼から上部に配置される螺旋状翼にしたがって外径が順次大径になるようにし、且つ各螺旋状翼に、その下面周縁に沿った周壁をそれぞれ設けてなると共に該螺旋状翼の曲げ強度を高める凹凸部をそれぞれ形成してなることを特徴とする鋼管杭。
  21. 請求項20に記載の鋼管杭にして、前記各螺旋状翼と周壁とを一体に形成してなることを特徴とする鋼管杭。
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