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JP3898115B2 - 受信装置、復調器及び通信方法 - Google Patents

受信装置、復調器及び通信方法 Download PDF

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JP3898115B2
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置、復調器及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動体通信において伝送容量の増大を図る手段の1つとして、多値変調を行うことが検討されている。即ち、移動体通信では、従来のPDC(Personal Digital Cellular Telecommunications System)、PHS(Personal Handy-phone System)において使用されているQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)といった変調方式にかえて、1シンボルにおけるビット数が大きい16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMといった多値直交振幅変調方式を用いることが検討されている。
【0003】
QPSKでは、信号が伝搬路を伝搬する際に受ける位相変動のみを考慮して復調すればよいが、16QAMや64QAMといった多値直交振幅変調の場合には、位相変動だけでなく振幅変動も考慮して復調を行う必要がある。しかし、移動体通信では一般に、送信電力の制限や送信電力の制御、フェージング等に起因する急激な振幅変動が存在する。そのため、移動体通信において多値直交振幅変調を行う場合には、振幅変動の推定を正確に行う必要がある。
【0004】
従来、多値直交振幅変調を行う場合には、パイロットシンボルを用いた振幅の推定が行われていた(例えば、特許文献1参照)。具体的には、送信側が、チャネル推定を行うためのパイロットシンボルと、データシンボルとの送信電力の比を受信側に通知する。そして、受信側では、受信したパイロットシンボルの振幅と、パイロットシンボルとデータシンボルとの送信電力の比に基づいて、データシンボルの振幅を推定していた。又、受信側では、推定したデータシンボルの振幅に基づいて、受信したデータシンボルの硬判定も行っていた。又、送信側が送信電力の比を通知する代わりに、受信側が送信電力の比を推定し、推定した送信電力の比を用いて振幅を推定する方法もあった。あるいは、データシンボルの受信電力と、パイロットシンボルから推定したノイズの分散とを用いて振幅を推定する方法もあった(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−217862号公報
【0006】
【非特許文献1】
Motorola、「Pilot Power Ratio Signaling(Corrected)」、TSG−RAN−WG1 HSDPA Ad−Hoc. TSGR1(01)1087、Sophia Antipolis,France、2001年11月5日〜7日
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の振幅の推定方法では、送信側がパイロットシンボルとデータシンボルとの送信電力の比を受信側に通知する必要があった。受信側では、送信電力の比を通知してもらい、その送信電力の比を用いて振幅の推定を行う必要があった。更に、その通知に誤りが生じる場合があった。又、受信側が送信電力の比を推定する場合には、まず、送信電力の比を推定し、次に、それを用いた振幅の推定を行う必要があった。又、データシンボルの受信電力と、パイロットシンボルから推定したノイズの分散とを用いて振幅を推定する場合にも、まず、ノイズの分散を推定し、次に、それを用いた振幅の推定を行う必要があった。そのため、制御遅延の発生、送信側及び受信側での制御負荷の増大、正確な推定が困難といった問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、簡単にデータシンボルの振幅の推定を行うことができ、制御負荷や制御遅延を軽減できる受信装置、復調器及び通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る受信装置は、受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求める平均化手段と、平均化手段が求めた平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する振幅推定手段とを備えることを特徴とする。このような本発明に係る受信装置によれば、平均化手段が、受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求める。そして、振幅推定手段が、その平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する。そのため、受信装置は、受信したデータシンボルを用いて直接、振幅の推定を行うことができる。よって、受信装置は、送信電力の比を通知してもらい、その送信電力の比を用いて振幅の推定を行ったり、まず、送信電力の比を推定し、次に、それを用いた振幅の推定を行ったりするという複雑な方法によらずに、簡単に振幅の推定を行うことができる。その結果、受信装置は、制御負荷や制御遅延を軽減できる。
【0010】
尚、複数のデータシンボルに関する平均値とは、受信したデータシンボル全てについての平均値だけでなく、受信したデータシンボルの中から選択される一部のデータシンボルについての平均値や、受信したデータシンボルの中から、他のデータシンボルとの差が大きいデータシンボルを外したデータシンボルについての平均値等も含まれる。
【0011】
又、平均化手段は、複数のデータシンボルの同相成分と直交成分に関する平均値を求めることが好ましい。同相成分と直交成分に関する平均値としては、同相成分の絶対値と直交成分の絶対値それぞれの平均値、同相成分の測定値と直交成分の測定値の正の値と負の値それぞれの平均値、同相成分の絶対値と直交成分の絶対値をあわせた平均値又は同相成分の測定値と直交成分の測定値を正の値と負の値毎にあわせた平均値の少なくとも1つを求めることが好ましい。又、平均化手段は、複数のデータシンボルの受信電力の平均値を求めるようにしてもよい。これらのデータシンボルに関する平均値は、データシンボルの振幅と同等である。そのため、振幅推定手段は、これらの平均値に基づいて、簡単に振幅の推定を行うことができる。
【0012】
更に、振幅推定手段が推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行う硬判定手段を備えることが好ましい。これによれば、受信装置は、簡単にデータシンボルの振幅の推定を行って、硬判定を行うことができる。
【0013】
更に、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を決定するシンボル数決定手段を備え、平均化手段は、シンボル数決定手段が決定した数のデータシンボル毎に平均値を求め、振幅推定手段は、シンボル数決定手段が決定した数のデータシンボル毎に振幅を推定することが好ましい。
【0014】
これによれば、シンボル数決定手段が振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を決定する。そして、平均化手段や振幅推定手段は、決定した数のデータシンボル毎に平均値を求め、振幅の推定を行う。そのため、受信装置は、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を変化させることができる。よって、例えば、フェージングが速く、データシンボルの振幅の変動が激しい場合等には、受信装置は、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を小さくして、データシンボルの振幅の変化を捉えることができる。一方、フェージングが遅く、データシンボルの振幅の変動が小さい場合等には、受信装置は、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を大きくする。これにより、受信装置は、雑音成分を小さくでき、より高精度な振幅の推定を行うことができる。
【0015】
又、シンボル数決定手段は、フェージング周波数に基づいてデータシンボルの数を決定することが好ましい。又、シンボル数決定手段は、平均値の変化に基づいてデータシンボルの数を決定するようにしてもよい。このようにフェージング周波数や、平均値の変化に基づいてデータシンボルの数を決定することにより、受信装置は、伝搬環境に応じて振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を変化させることができる。
【0016】
又、本発明に係る復調器は、受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求める平均化手段と、平均化手段が求めた平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する振幅推定手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
又、本発明に係る通信方法は、受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求めるステップと、求めた平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定するステップとを有することを特徴とする。又、平均値を求めるステップにおいて、複数のデータシンボルの同相成分と直交成分に関する平均値を求めることが好ましい。又、平均値を求めるステップにおいて、複数のデータシンボルの受信電力の平均値を求めるようにしてもよい。
【0018】
更に、推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行うステップを有することが好ましい。更に、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を決定するステップを有し、平均値を求めるステップにおいて、決定した数のデータシンボル毎に平均値を求め、振幅を推定するステップにおいて、決定した数のデータシンボル毎に振幅を推定することが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
〔第1の実施の形態〕
(受信装置)
受信装置10は、図1に示すように、復調器11と、受信部16と、アンテナ16aとを備える。受信部16は、アンテナ16aを介して信号を受信する。受信部16は、信号として、例えば、広帯域に拡散された高速のデータ系列であるデータチップを受信する。受信部16は、例えば、送信装置で16QAMや64QAMといった多値直交振幅変調方式によって変調された信号を受信する。受信部16は、受信したデータチップを復調器11に入力する。
【0021】
復調器11は、受信した信号を復調する。復調器11は、逆拡散部12と、RAKE合成部13と、信号点平均部14と、硬判定部15とを備える。尚、図1では、復調器11について、受信部16より受信した信号を入力されてから、硬判定を行うまでの部分を示している。
【0022】
逆拡散部12は、受信部16から受信したデータチップを入力される。逆拡散部12は、入力されたデータチップを、各受信マルチパスのタイミングで逆拡散する。逆拡散部12は、データチップを逆拡散することにより得られた複数の各受信マルチパスのデータシンボルを、RAKE合成部13に入力する。
【0023】
RAKE合成部13は、逆拡散部12から複数の各受信マルチパスのデータシンボルを入力される。RAKE合成部13は、入力された複数の各受信マルチパスのデータシンボルをRAKE合成する。RAKE合成部13は、チャネル推定を行う。即ち、RAKE合成部13は、受信部16が受信した信号が伝搬した伝搬環境、即ち、通信チャネルの状況を推定する。RAKE合成部13は、例えば、パイロットシンボルを用いてチャネル推定を行う。RAKE合成部13は、チャネル推定結果に基づいて、複数の各受信マルチパスのデータシンボルを最大比合成してRAKE合成し、データシンボルを作成する。RAKE合成部13は、作成したデータシンボルを信号点平均部14と硬判定部15に入力する。尚、チャネル推定は、必ずしもRAKE合成部13が行う必要はなく、RAKE合成部13は、他からチャネル推定結果を取得するようにしてもよい。
【0024】
信号点平均部14は、受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求める平均化手段である。信号点平均部14は、RAKE合成部13から、受信部16が受信したデータチップから作成したデータシンボルを入力される。信号点平均部14は、RAKE合成部13から入力された複数のデータシンボルに関する平均値を求める。信号点平均部14は、求めた平均値を硬判定部15に入力する。
【0025】
以下、受信部16が、16QAMにより変調された信号を受信し、信号点平均部14が、RAKE合成部13から4800個のデータシンボルを入力された場合を例にとって説明する。尚、各データシンボルの同相成分(以下「I成分」という)、直交成分(以下「Q成分」という)はそれぞれ「I」、「Q」(i=1〜4800)と表し、各データシンボルは(Ii,Qi)と表す。よって、信号点平均部14は、RAKE合成部13から、4800個のデータシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)を入力される。
【0026】
信号点平均部14は、複数のデータシンボルに関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値を求める。例えば、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分の絶対値と、複数のデータシンボルのQ成分の絶対値それぞれの平均値を求める。この場合、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分の絶対値を平均してI成分絶対値平均値を求め、複数のデータシンボルのQ成分の絶対値を平均してQ成分絶対値平均値を求める。
【0027】
具体的には、信号点平均部14は、図2の信号点配置図に黒丸で示された実際のデータシンボルの信号点の位置から、各データシンボルのI成分、Q成分を求める。そして、信号点平均部14は、(1)式、(2)式に示すように、4800個のデータシンボルのI成分の絶対値を平均してI成分絶対値平均値を求め、4800個のデータシンボルのQ成分の絶対値を平均してQ成分絶対値平均値を求める。(1)式により求めたI成分絶対値平均値1、(2)式により求めたQ成分絶対値平均値2は、図2に示すようになる。尚、図2において、縦軸はQ成分を表し、横軸はI成分を表す。又、縦軸、横軸は共に任意軸である。
【0028】
I成分絶対値平均値=(|I|+|I|+・・・+|I4800|)/4800 ・・・(1)
Q成分絶対値平均値=(|Q|+|Q|+・・・+|Q4800|)/4800 ・・・(2)
尚、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分の測定値と、複数のデータシンボルのQ成分の測定値の正の値と負の値それぞれの平均値を求めるようにしてもよい。この場合、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分の測定値そのものを、正の値と負の値毎に平均してI成分測定値平均値を求め、複数のデータシンボルのQ成分の測定値そのものを、正の値と負の値毎に平均してQ成分測定値平均値を求める。そして、信号点平均部14は、正の値と負の値毎に求めたI成分測定値平均値やQ成分測定値平均値の絶対値を比較し、正の平均値と負の平均値との間で差がないかを判断する。信号点平均部14は、正の平均値の絶対値と負の平均値の絶対値との差が、予め定めた一定値未満であり、ほぼ等しい場合には、正の値と負の値いずれか一方のI成分測定値平均値やQ成分測定値平均値を、硬判定部15に入力する。又、信号点平均部14は、正の平均値の絶対値と負の平均値の絶対値との差が、予め定めた一定値以上であり、差が大きい場合には、正の値と負の値両方のI成分測定値平均値やQ成分測定値平均値を、硬判定部15に入力する。
【0029】
又、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分の絶対値と、複数のデータシンボルのQ成分の絶対値をあわせた両成分絶対値平均値を求めてもよい。この場合、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分の絶対値と、複数のデータシンボルのQ成分の絶対値をあわせて平均し、両成分絶対値平均値を求める。具体的には、信号点平均部14は、(3)式に示すように、4800個のデータシンボルのI成分の絶対値と、4800個のデータシンボルのQ成分の絶対値をあわせた合計9600個の成分を平均して両成分絶対値平均値を求める。
【0030】
両成分絶対値平均値=(|I|+|I|+・・・+|I4800|+|Q|+|Q|+・・・+|Q4800|)/9600 ・・・(3)
尚、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分の測定値と、複数のデータシンボルのQ成分の測定値を、正の値と負の値毎にあわせた両成分測定値平均値を求めるようにしてもよい。この場合、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分の測定値そのものと、複数のデータシンボルのQ成分の測定値そのものを、正の値と負の値毎にあわせて平均し、両成分測定値平均値を求める。そして、信号点平均部14は、正の値と負の値毎に求めた両成分測定値平均値の絶対値を比較し、正の平均値の絶対値と負の平均値の絶対値との間で差がないかを判断する。信号点平均部14は、正の平均値の絶対値と負の平均値の絶対値との差が、予め定めた一定値未満であり、ほぼ等しい場合には、正の値と負の値いずれか一方の両成分測定値平均値を、硬判定部15に入力する。又、信号点平均部14は、正の平均値の絶対値と負の平均値の絶対値との差が、予め定めた一定値以上であり、差が大きい場合には、正の値と負の値両方の両成分測定値平均値を、硬判定部15に入力する。
【0031】
このように、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分の絶対値や測定値と、複数のデータシンボルのQ成分の絶対値や測定値をあわせた両成分絶対値平均値や両成分測定値平均値を求める場合には、平均値を求める母体数を大きくできる。そのため、信号点平均部14は、データシンボルに含まれるノイズ成分を小さくできる。よって、I成分の絶対値や測定値と、Q成分の絶対値や測定値とが同程度である場合等には、両成分絶対値平均値や両成分測定値平均値に基づいて、データシンボルの振幅を精度良く推定することが可能となる。
【0032】
又、信号点平均部14は、複数のデータシンボルに関する平均値として、複数のデータシンボルの受信電力の平均値を求めるようにしてもよい。信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分の測定値とQ成分の測定値をそれぞれ2乗して合計し、成分の数、即ち、I成分の数とQ成分の数の合計で除算することにより、データシンボルの受信電力の平均値を求める。具体的には、信号点平均部14は、(4)式に示すように、4800個のデータシンボルのI成分の測定値の2乗と、4800個のデータシンボルのQ成分の測定値の2乗を合計し、成分の数である9600で除算して、受信電力平均値を求める。
【0033】
受信電力平均値=(I +Q +I +Q +・・・I4800 +Q14800 )/9600 ・・・(4)
尚、複数のデータシンボルに関する平均値とは、受信部16が受信したデータシンボル全てについての平均値だけでなく、受信したデータシンボルの中から選択される一部のデータシンボルについての平均値や、受信したデータシンボルの中から、他のデータシンボルとのI成分やQ成分の差が大きいデータシンボルを外したデータシンボルについての平均値等も含まれる。
【0034】
よって、信号点平均部14は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値を求める場合に、受信した4800個のデータシンボル全てを用いて平均値を求める必要はない。信号点平均部14は、受信したデータシンボルの中から、予め定められた割合のデータシンボルを選択し、選択した一部のデータシンボルを用いて平均値を求めてもよい。例えば、受信したデータシンボル4800個の50%の2400個のデータシンボルを用いて平均値を求めることができる。又、信号点平均部14は、受信したデータシンボルの中から、他のデータシンボルとのI成分やQ成分の差が予め定められた一定値以上であるデータシンボルを外したデータシンボルを用いて平均値を求めるようにしてもよい。
【0035】
硬判定部15は、信号点平均部14が求めた平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する振幅推定手段である。又、硬判定部15は、推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行う硬判定手段としても機能する。硬判定部15は、RAKE合成部13から、受信部16が受信したデータチップから作成したデータシンボルを入力される。又、硬判定部15は、信号点平均部14から、複数のデータシンボルに関する平均値を入力される。硬判定部15は、信号点平均部14から入力される複数のデータシンボルに関する平均値に基づいて、RAKE合成部13から入力される複数のデータシンボルについて、その振幅を推定する。
【0036】
信号点平均部14から入力されるI成分絶対値平均値やQ成分絶対値平均値、I成分測定値平均値やQ成分測定値平均値、両成分絶対値平均値や両成分測定値平均値、複数のデータシンボルの受信電力の平均値等の複数のデータシンボルに関する平均値は、データシンボルの振幅と同等である。そのため、硬判定部15は、これらの平均値に基づいて、簡単に直接的にデータシンボルの振幅を推定できる。尚、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値は、データシンボルの受信電力の平均値に比べてノイズ成分が小さいため、硬判定部15は、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値に基づいて、振幅の推定を行うことが好ましい。これにより、硬判定部15は、より高精度に振幅を推定できる。
【0037】
そして、硬判定部15は、推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行う。硬判定部15は、硬判定結果を出力する。例えば、硬判定部15は、硬判定結果をデータシンボルの復号を行う復号器や、データシンボルの誤り判定等を行うデータ判定部に入力する。尚、硬判定部15は、信号点平均部14から正の値と負の値両方のI成分測定値平均値やQ成分測定値平均値、両成分測定値平均値を入力された場合には、正の値、負の値の両方に基づいて、データシンボルの振幅を推定し、硬判定を行う。
【0038】
以下、受信部16が、16QAMにより変調された信号を受信し、硬判定部15は、RAKE合成部13から、4800個のデータシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)を入力され、信号点平均部14から、上記(1)式及び(2)式により求めたI成分絶対値平均値と、Q成分絶対値平均値を入力された場合を例にとって説明する。
【0039】
硬判定部15は、図2示すI成分絶対値平均値1、Q成分絶対値平均値2に基づいて、データシンボルの振幅を推定し、データシンボルの正しい信号点の位置を推定する。硬判定部15は、データシンボルの正しい信号点の位置を、図2の信号点配置図における白丸の位置と推定する。次に、硬判定部15は、RAKE合成部13から入力された4800個のデータシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の硬判定を行う。硬判定部15は、データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の実際の信号点それぞれについて、推定した正しい信号点の中で最も近い位置にある信号点を見つける。そして、硬判定部15は、データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の実際の信号点それぞれについて見つけた最も近い位置にある推定した信号点を、データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)それぞれの元の信号点と判定する。このようにして、硬判定部15は、硬判定を行う。
【0040】
尚、硬判定部15は、硬判定を行う際に、各データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の実際の信号点と、最も近い位置にある推定した信号点を、各データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の元の信号点と判定するだけでなく、各データシンボル(I,Q)〜(I4800,Q4800)の実際の信号点と、最も近い位置にある推定した信号点との距離や、距離の2乗を求めて、硬判定を行ってもよい。この場合、硬判定部15は、元の信号点と判定した信号点の位置だけでなく、求めた距離や、距離の2乗を硬判定結果として出力する。例えば、硬判定部15は、求めた距離や距離の2乗等を含む硬判定結果を、畳込み復号器やターボ復号器等の複号器や、データ判定部に入力する。畳込み復号器やターボ復号器は、実際の信号点と、最も近い位置にあると推定した信号点との距離や距離の2乗を、例えば、軟判定に用いることができる。
【0041】
(通信方法)
次に、受信装置10を用いた通信方法を説明する。図3に示すように、まず、逆拡散部12は、受信部16が受信したデータチップを、各受信マルチパスのタイミングで逆拡散する(S101)。次に、RAKE合成部13は、チャネル推定結果に基づいて、逆拡散された複数の各受信マルチパスのデータシンボルを最大比合成してRAKE合成し、データシンボルを作成する(S102)。
【0042】
次に、信号点平均部14は、RAKE合成部13から入力された複数のデータシンボルに関する平均値を求める(S103)。信号点平均部14は、例えば、複数のデータシンボルに関する平均値として、複数のデータシンボルのI成分とQ成分に関する平均値や、複数のデータシンボルの受信電力の平均値を求める。次に、硬判定部15は、信号点平均部14が求めた平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する。そして、硬判定部15は、推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行う(S104)。
【0043】
(効果)
このような受信装置10、復調器11及び通信方法によれば、信号点平均部14が、受信部16が受信した複数のデータシンボルに関する平均値を求める。そして、硬判定部15が、その平均値に基づいて複数のデータシンボルの振幅を推定する。更に、硬判定部15は、推定した複数のデータシンボルの振幅に基づいて、複数のデータシンボルの硬判定を行う。
【0044】
そのため、受信装置10や復調器11は、受信したデータシンボルを用いて直接、振幅の推定を行うことができる。よって、受信装置10や復調器11は、送信電力の比を通知してもらい、その送信電力の比を用いて振幅の推定を行ったり、まず、送信電力の比を推定し、次に、それを用いた振幅の推定を行ったりするという複雑な方法によらずに、簡単に振幅の推定を行うことができる。その結果、受信装置10や復調器11は、制御負荷や制御遅延を軽減できる。更に、受信装置10や復調器11は、簡単にデータシンボルの振幅の推定を行って、硬判定を行うことができる。
【0045】
よって、受信装置10や復調器11は、16QAMや64QAM等の多値直交振幅変調された信号を簡単に復調することができる。そのため、例えば、急激な振幅変動が存在する移動体通信においても、より簡単な多値直交振幅変調による通信を提供できる。
【0046】
〔第2の実施の形態〕
(受信装置)
受信装置20は、図4に示すように、復調器21と、受信部16と、アンテナ16aとを備える。又、復調器21は、逆拡散部12と、RAKE合成部13と、信号点平均部24と、硬判定部25と、シンボル数決定部26とを備える。尚、図4では、復調器21について、受信部16より受信した信号を入力されてから、硬判定を行うまでの部分を示している。図4において、受信部16、アンテナ16a、逆拡散部12、RAKE合成部13は、図1に示す受信部16、アンテナ16a、逆拡散部12、RAKE合成部13と実質的に同様であるため、ここでは、同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】
シンボル数決定部26は、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を決定するシンボル数決定手段である。複数のデータシンボルを含むデータシンボル列は、振幅の推定を行う数のデータシンボル毎にブロックに区切られる。そして、そのブロックに含まれるデータシンボル毎に、振幅の推定が行われる。そのため、シンボル数決定部26は、1つのブロックに含まれる1回の振幅の推定を行うデータシンボルの数を決定する。以下、振幅の推定を行う複数のデータシンボルの数を、「推定シンボル数」という。シンボル数決定部26は、決定した推定シンボル数を信号点平均部24と、硬判定部25に通知する。
【0048】
又、シンボル数決定部26は、硬判定を行う複数のデータシンボルの数(以下「硬判定シンボル数」という)を、推定シンボル数とは別で決定することもできる。この場合には、シンボル数決定部26は、決定した推定シンボル数と硬判定シンボル数の両方を、硬判定部25に通知する。
【0049】
具体的には、シンボル数決定部26は、予め規定された固定値を保持し、その中から推定シンボル数や硬判定シンボル数を選択して決定することができる。推定シンボル数や硬判定シンボル数の固定値は、具体的なデータシンボルの数で規定してもよく、スロット単位やフレーム単位、TTI(Transmission Timing Interval)単位で規定してもよい。即ち、推定シンボルや硬判定シンボル数は、データシンボルの数を直接規定せずに、スロット単位やフレーム単位で規定することもできる。この場合には、信号点平均部24や硬判定部25は、スロット単位やフレーム単位、TTI単位中に含まれる数のデータシンボル毎に、平均値を求めたり、振幅の推定や硬判定を行ったりする。
【0050】
又、シンボル数決定部26は、伝搬環境の状況を示すフェージング周波数に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定することもできる。シンボル数決定部26は、アンテナ16aと接続し、アンテナ16aと送信装置との間に設定されている通信チャネルが受けているフェージングの周波数を取得する。シンボル数決定部26は、取得したフェージング周波数が大きい場合には、推定シンボル数や硬判定シンボル数を小さくする。その結果、例えば、図5(a)に示す複数のデータシンボルを含むデータシンボル列があった場合、図5(b)に示すように、1つのブロック3bに含まれる推定シンボル数や硬判定シンボル数は少なくなる。そのため、フェージングが速く、データシンボルの振幅の変動が激しい場合に、硬判定部26は、細かいブロックに分けて振幅の推定や硬判定を行うことができ、データシンボルの振幅の変化を捉えるようにすることができる。
【0051】
一方、シンボル数決定部26は、取得したフェージング周波数が小さい場合には、推定シンボル数や硬判定シンボル数を大きくする。その結果、例えば、図5(c)に示すように、1つのブロック3cに含まれる推定シンボル数や硬判定シンボル数は多くなる。そのため、フェージングが遅く、データシンボルの振幅の変動が小さい場合に、硬判定部26は、多くのデータシンボルを用いた振幅の推定や硬判定を行うことができ、雑音成分を小さくできる。よって、硬判定部26は、より高精度な振幅の推定を行うことができ、高精度な振幅の推定値に基づいて硬判定を行うことができる。
【0052】
又、シンボル数決定部26は、平均値の変化に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定することもできる。シンボル数決定部26は、信号点平均部24から、求めた平均値の通知を受ける。シンボル数決定部26は、通知された平均値の変化に応じて、逐次的に推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定する。まず、シンボル数決定部26は、平均値の差を求める。シンボル数決定部26は、例えば、隣りあうブロックの平均値の差や、一定間隔毎のブロックの平均値の差を求める。シンボル数決定部26は、推定シンボル数を決定するための平均値の差の閾値や、硬判定シンボル数を決定するための平均値の差の閾値を予め定め、保持する。そして、シンボル数決定部26は、求めた平均値の差と、閾値を比較する。
【0053】
シンボル数決定部26は、平均値の差が閾値よりも大きい場合には、データシンボルの振幅の変動が激しいと判断して、推定シンボル数や硬判定シンボル数を小さくする。その結果、1つのブロックに含まれる推定シンボル数や硬判定シンボル数は少なくなる。そのため、データシンボルの振幅の変動が激しい場合に、硬判定部26は、細かいブロックに分けて振幅の推定や硬判定を行うことができ、データシンボルの振幅の変化を捉えるようにすることができる。
【0054】
一方、シンボル数決定部26は、平均値の差が閾値以下の場合には、データシンボルの振幅の変動が小さいと判断して、推定シンボル数や硬判定シンボル数を大きくする。その結果、1つのブロックに含まれる推定シンボル数や硬判定シンボル数は多くなる。そのため、データシンボルの振幅の変動が小さい場合に、硬判定部26は、多くのデータシンボルを用いた振幅の推定や硬判定を行うことができ、雑音成分を小さくできる。よって、硬判定部26は、より高精度な振幅の推定を行うことができ、高精度な振幅の推定値に基づいて硬判定を行うことができる。
【0055】
例えば、推定シンボル数が1200個であり、1200個のデータシンボル毎に平均値を求め、振幅の推定を行い、硬判定を行っていた場合、1200個のデータシンボルで1ブロックとなる。シンボル数決定部26は、次に行う振幅の推定における推定シンボル数を決定するときに、2つ前のブロックの平均値と、1つ前のブロックの平均値との差を求める。そして、シンボル数決定部26は、求めた平均値の差と、閾値とを比較する。そして、シンボル数決定部26は、平均値の差が閾値よりも大きい場合には、推定シンボル数を1200個よりも小さくする。一方、シンボル数決定部26は、平均値の差が閾値以下の場合には、推定シンボル数を1200個よりも大きくする。
【0056】
又、シンボル数決定部26は、平均値の差の範囲を定め、求めた平均値の差がその範囲内にある場合には、推定シンボル数や硬判定シンボル数を変化せずに、一定とするようにしてもよい。そして、シンボル数決定部26は、求めた平均値の差が範囲の上限値を超える場合には、推定シンボル数や硬判定シンボル数を小さくし、求めた平均値の差が範囲の下限値を下回る場合には、推定シンボル数や硬判定シンボル数を大きくするようにしてもよい。尚、推定シンボル数を決定するための平均値の差の閾値や、硬判定シンボル数を決定するための平均値の差の閾値、平均値の差の範囲は、適宜設定することができる。例えば、平均値の差の閾値や範囲は、振幅の変化の把握と振幅の推定精度の両者を考慮して、適宜設定できる。
【0057】
信号点平均部24は、シンボル数決定部26が決定した数のデータシンボル毎に平均値を求める。信号点平均部24は、シンボル数決定部26により通知された推定シンボル数のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力される複数のデータシンボルを含むデータシンボル列を区切り、複数のブロックとする。そして、信号点平均部24は、各ブロックに含まれるデータシンボル毎に平均値を求める。信号点平均部24は、推定シンボル数のデータシンボル毎に求めた平均値を、硬判定部25に入力する。又、シンボル数決定部26が、平均値の変化に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定する場合には、信号点平均部24は、求めた平均値をシンボル数決定部26に通知する。
【0058】
尚、上記したように、複数のデータシンボルに関する平均値とは、受信部16が受信したデータシンボル全てについての平均値だけでなく、受信したデータシンボルの中から選択される一部のデータシンボルについての平均値や、受信したデータシンボルの中から、他のデータシンボルとの差が大きいデータシンボルを外したデータシンボルについての平均値等も含まれる。
【0059】
よって、信号点平均部24は、推定シンボル数のデータシンボル毎に平均値を求める場合にも、推定シンボル数のデータシンボル毎に区切られたブロックに含まれる全てのデータシンボルを用いて平均値を求める必要はない。信号点平均部24は、推定シンボル数のデータシンボル毎に区切られた各ブロックに含まれるデータシンボルの中から、予め定められた割合のデータシンボルを選択し、選択した一部のデータシンボルを用いて平均値を求めてもよい。又、信号点平均部24は、各ブロックに含まれるデータシンボルの中から、他のデータシンボルとの差が予め定められた一定値以上であるデータシンボルを外したデータシンボルを用いて平均値を求めるようにしてもよい。
【0060】
硬判定部25は、シンボル数決定部26が決定した数のデータシンボル毎に振幅を推定する。硬判定部25は、シンボル数決定部26により通知された推定シンボル数のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力された複数のデータシンボルを含むデータシンボル列を区切り、複数のブロックとする。そして、硬判定部25は、各ブロックに含まれるデータシンボル毎に、信号点平均部24から入力される推定シンボル数のデータシンボル毎の平均値に基づいて、その振幅を推定する。
【0061】
又、硬判定部25は、シンボル数決定部26が決定した数のデータシンボル毎に硬判定を行う。硬判定部25は、シンボル数決定部26から、推定シンボル数のみを通知された場合には、振幅の推定を行う際に区切った各ブロックに含まれるデータシンボル毎に、推定したデータシンボルの振幅に基づいて、データシンボルの硬判定を行う。
【0062】
一方、硬判定部25は、シンボル数決定部26から、硬判定シンボル数の通知も受けた場合には、硬判定を行う際に、その硬判定シンボル数のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力されたデータシンボル列を区切り、複数のブロックとする。そして、硬判定部25は、硬判定シンボル数のデータシンボル毎に区切られた各ブロックに含まれるデータシンボル毎に、硬判定を行う。
【0063】
例えば、シンボル数決定部26が、推定シンボル数を2400個と決定したとする。信号点平均部24は、2400個のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力されるデータシンボル列を区切り、複数のブロックとする。そして、信号点平均部24は、各ブロックに含まれる2400個のデータシンボル毎に平均値を求める。硬判定部25は、2400個のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力されるデータシンボル列を区切り、複数のブロックとする。そして、硬判定部25は、各ブロックに含まれる2400個のデータシンボル毎に、信号点平均部24から入力される2400個のデータシンボル毎の平均値に基づいて、その振幅を推定する。
【0064】
最後に、硬判定部25は、各ブロックに含まれる2400個のデータシンボル毎に、推定したデータシンボルの振幅に基づいて、データシンボルの硬判定を行う。図3に示す信号点平均部24、硬判定部25は、以上説明した点以外は、図1に示す信号点平均部14、硬判定部15と実質的に同様である。
【0065】
(通信方法)
次に、受信装置20を用いた通信方法を説明する。図6に示すように、まず、ステップ(S201)、(S202)を行う。ステップ(S201)、(S202)は、図3に示すステップ(S101)、(S102)と実質的に同様である。
【0066】
次に、シンボル数決定部26は、例えば、示すフェージング周波数に基づいて推定シンボル数を決定する(S203)。信号点平均部24は、シンボル数決定部26が決定した推定シンボル数のデータシンボル毎に、RAKE合成部13から入力された複数のデータシンボルに関する平均値を求める(S204)。次に、硬判定部25は、シンボル数決定部26が決定した推定シンボル数のデータシンボル毎に振幅を推定する。最後に、硬判定部25は、シンボル数決定部26が決定した推定シンボル数のデータシンボル毎に硬判定を行う(S205)。
【0067】
(効果)
このような受信装置20、復調器21及び通信方法によれば、図1に示した受信装置10や復調器11、図3に示した通信方法によって得られる効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
【0068】
シンボル数決定部26が、推定シンボル数を決定する。そして、信号点平均部24や硬判定部25は、決定した推定シンボル数のデータシンボル毎に平均値を求め、振幅の推定や硬判定を行う。そのため、受信装置20や復調器21は、推定シンボル数を変化させることができる。よって、例えば、フェージングが速く、データシンボルの振幅の変動が激しい場合等には、受信装置20や復調器21は、推定シンボル数を小さくして、データシンボルの振幅の変化を捉えるようにし、データシンボルの振幅の変化に応じた硬判定を行うことができる。一方、フェージングが遅く、データシンボルの振幅の変動が小さい場合等には、受信装置20や復調器21は、推定シンボル数を大きくして雑音成分を小さくできる。よって、受信装置20や復調器21は、より高精度な振幅の推定を行うことができ、より高精度に推定された振幅に基づいた硬判定を行うことができる。
【0069】
又、シンボル数決定部26は、フェージング周波数に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定したり、平均値の変化に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定したりできる。このようにフェージング周波数や、平均値の変化に基づいて推定シンボル数や硬判定シンボル数を決定することにより、受信装置20や復調器21は、伝搬環境に応じて推定シンボル数や硬判定シンボル数を変化させることができる。
【0070】
〔変更例〕
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、復調器11,21において、逆拡散部12とRAKE合成部13とを用いてデータシンボルを作成したが、逆拡散部と等化部とを用いてデータシンボルを作成してもよく、等化器の一種である結合推定部(JD:Joint Detection)等を用いてデータシンボルを作成してもよい。
【0071】
又、本発明において無線アクセス方式は特に限定されず、無線アクセス方式が、広帯域符号分割多元接続方式(W―CDMA)や時分割多元接続方式(TDMA)、周波数分割多元接続方式(FDMA)、TTD―CDMA等、いずれの場合にも本発明を適用することができる。又、本発明は、干渉キャンセラ等にも適用できる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単にデータシンボルの振幅の推定を行うことができ、制御負荷や制御遅延を軽減できる受信装置、復調器及び通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る信号点配置図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る通信方法の手順を示すフロー図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る推定シンボル数の決定方法を説明する図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る通信方法の手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
10,20 受信装置
11,21 復調器
12 逆拡散部
13 RAKE合成部
14,24 信号点平均部
15,25 硬判定部
16 受信部
16a アンテナ
26 シンボル数決定部

Claims (13)

  1. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルを、I−Q平面上にマッピングするマッピング手段と、
    前記マッピング手段によって前記I−Q平面上にマッピングされた前記複数のデータシンボルの、前記I−Q平面上における位置についての平均値を求める平均化手段と、
    前記平均化手段によって求められた前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定する第1の決定手段と、
    前記信号点のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定する第2の決定手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記平均化手段は、前記複数のデータシンボルの同相成分と直交成分に関する平均値を求めることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記同相成分と直交成分に関する平均値は、前記同相成分の絶対値と前記直交成分の絶対値それぞれの平均値、前記同相成分の測定値と前記直交成分の測定値の正の値と負の値それぞれの平均値、前記同相成分の絶対値と前記直交成分の絶対値をあわせた平均値又は前記同相成分の測定値と前記直交成分の測定値を正の値と負の値毎にあわせた平均値の少なくとも1つであることを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  4. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルの、受信電力の平均値を求める平均化手段と、
    前記平均化手段によって求められた前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定する第1の決定手段と、
    前記信号点のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定する第2の決定手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 前記複数のデータシンボルの数を決定するシンボル数決定手段をさらに備え、
    前記平均化手段は、前記シンボル数決定手段によって決定された数のデータシンボル毎に前記平均値を求め、
    前記第1の決定手段は、前記シンボル数決定手段によって決定された数のデータシンボル毎に求められた前記平均値に基づいて、前記信号点の位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記シンボル数決定手段は、フェージング周波数に基づいて前記データシンボルの数を決定することを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  7. 前記シンボル数決定手段は、前記平均値の変化に基づいて前記データシンボルの数を決定することを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  8. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルを、I−Q平面上にマッピングするマッピング手段と、
    前記マッピング手段によって前記I−Q平面上にマッピングされた前記複数のデータシンボルの、前記I−Q平面上における位置についての平均値を求める平均化手段と、
    前記平均化手段によって求められた前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定する第1の決定手段と、
    前記信号点のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定する第2の決定手段と
    を備えることを特徴とする復調器。
  9. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルの、受信電力の平均値を求める平均化手段と、
    前記平均化手段によって求められた前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定する第1の決定手段と、
    前記信号点のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定する第2の決定手段と
    を備えることを特徴とする復調器。
  10. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルを、I−Q平面上にマッピングするステップと、
    前記I−Q平面上にマッピングされた前記複数のデータシンボルの、前記I−Q平面上における位置についての平均値を求めるステップと、
    前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定するステップと、
    前記信号点のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定するステップと、
    判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定するステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
  11. 前記平均値を求めるステップにおいて、前記複数のデータシンボルの同相成分と直交成分に関する平均値を求めることを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  12. 所定の変調方式で変調された複数のデータシンボルの、受信電力の平均値を求めるステップと、
    前記平均値に基づいて、前記所定の変調方式で規定される全ての信号点の位置を決定するステップと、
    前記信号点の位置のうち、各データシンボルの位置に最も近い位置の信号点を判定するステップと、
    判定された前記信号点の振幅を、各データシンボルの振幅として決定するステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
  13. 前記複数のデータシンボルの数を決定するステップをさらに有し、
    前記平均値を求めるステップにおいて、前記決定した数のデータシンボル毎に前記平均値を求め、
    前記信号点の位置を決定するステップにおいて、前記シンボル数決定手段によって決定された数のデータシンボル毎に求められた前記平均値に基づいて、前記信号点の位置を決定する
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の受信装置。
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