JP3878625B2 - 振幅調整回路、モータ駆動制御装置、振幅調整方法、及びモータ駆動制御方法 - Google Patents
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Description
ある種の典型的な直流ブラシレスモータは、ステータ上に120度の回転角をおいて、3組の巻線とホール素子とを備えている。これらのホール素子は、ロータの回転に伴って、互いに120度の位相差を有する3相のロータ位置検出信号を出力する。
この駆動制御装置の一例が、特許文献1に開示されている。
図12は、特許文献1に示された駆動制御装置から本発明に関わる部分を抜粋した駆動制御装置9を示す機能ブロック図である。同図中、ホール素子91〜93及び巻線94〜96は、駆動されるモータの一部である。
このために、絶対値加算回路19は、信号X1〜X3の絶対値和を算出することによって振幅検出信号Yを生成して出力する。そして、比較器25は振幅検出信号Yと基準電圧26との比較に応じて可変利得増幅器21〜23へ利得制御信号を出力する。これによって、信号X1〜X3の振幅は、基準電圧26に応じた一定値に保たれる。
モータを低騒音、低振動に駆動するためには、巻線電流値を滑らかに、望ましくは純粋な正弦波に従って、増加及び減少させることによって、不要なトルク変動を排除することが有効なのだが、従来技術の回路は、これに反して、台形波のように歪んだ信号X1〜X3から得た差信号P1〜P3を用いることによって、不要なトルク変動を持ち込んでしまう。
しかし、モータの起動直後、及び停止直前のような低速回転時におけるリップル成分の周波数は10Hz以下の低い周波数となり、そのようなリップル成分を遮断する低いカットオフ周波数を得るためには、10μF〜100μFの大容量の平滑用コンデンサを用いざるを得ず、そうすると、そのコンデンサの充電時間のためにAGC制御の応答性が損なわれる。
また、前記最大値検出手段は、一つの定電流源と、前記各相の信号それぞれがゲートに入力され、かつ、各ソースが前記定電流源に接続された、相数と同数のNチャネルMOSFETとを備え、前記各ソースと定電流源との接続点から前記最大値信号を出力し、前記最小値検出手段は、一つの定電流源と、前記各相の信号それぞれがゲートに入力され、かつ、各ソースが前記定電流源に接続された、相数と同数のPチャネルMOSFETとを備え、前記各ソースと定電流源との接続点から前記最小値信号を出力してもよい。
また、本発明のモータ駆動制御装置は、ロータ位置を表す複数のホール信号を基に、複数の相のコイルを有するブラシレスモータを駆動するモータ駆動制御装置であって、前記各ホール信号を増幅して出力する可変利得増幅手段を含み、前記可変利得増幅手段から出力される信号のうち最大となる信号と最小となる信号とのレベル差に基づく利得制御を行うことにより、前記各ホール信号を一定振幅に調整して得た信号を出力する振幅調整回路と、前記振幅調整回路の出力信号から、コイルの電圧又は電流の目標値を示す参照信号を相ごとに生成する参照信号生成手段と、前記各相の参照信号に基づいて前記ブラシレスモータの複数の相のコイルを駆動する駆動回路とを備える。
また、これらのモータ駆動制御装置は、半導体集積回路装置に形成されてもよい。
この構成において、一定振幅に調整された複数のホール信号が前記振幅調整回路から出力されるから、その各ホール信号をそのまま、又は単に位相シフトして得られる参照信号を基に、滑らかに変化する駆動電流を生成することができる。そのため、装置全体の回路構成は簡素であり、ブラシレスモータを低振動で駆動することができる。また、AGCの制御信号を平滑する必要がないから、モータの広い回転域で応答性が損なわれることがない。
更にまた、前記振幅調整後のホール信号から得た位相情報に基づいて参照信号を合成する場合には次のような効果が得られる。一般に、ホール素子で検出されるホール信号の振幅は製造ばらつき、周囲温度等によって変化する。従って、この種の振幅調整回路が無い場合、ホール信号のレベルが小さくなると、位相検出誤差が相対的に大きくなる。それを改善するために、一般的なAGC回路を用いた場合、低速回転域になるとAGC制御信号のリップル成分が大きくなり、位置検出信号が歪むことから位相検出精度が劣化する。しかし、この構成では、ホール素子の検出レベルが変動しても、振幅調整回路から出力する位置検出信号が低歪かつ一定振幅に保たれるので位相の検出精度が維持される。その結果、低速回転域まで高い精度で参照信号が合成され、モータを良好に駆動できる。
これらの方法に従ってモータを駆動制御することによって、モータ駆動制御装置について前述したと効果と同様の効果が得られる。
第1の実施の形態における3相直流ブラシレスモータ用の駆動制御装置は、当該モータのロータ位置を表すホール信号(以降、ロータ位置検出信号と言う)を一定振幅に調整する振幅調整回路を含んで構成され、振幅調整後のロータ位置検出信号に基づいて当該モータへの給電を制御する。ここで、一定振幅とは、振幅調整の手がかりとなる程度の微小な振幅変動を含んではいるものの、モータを駆動制御する上では実用的に一定とみなせる振幅を言う。また、ホール素子を用いて得られるロータ位置検出信号は、従来技術の項で説明したように、回転磁界に応じて変化する正弦波のような信号である。
<全体構成>
図1は、第1の実施の形態における振幅調整回路を用いた3相直流ブラシレスモータ用の駆動制御装置1を、駆動されるモータの一部を含めて表した機能ブロック図である。同図において、従来の技術の項で説明した駆動制御装置9と同一の構成要素に同一の符号を付して示す。図に示したように、駆動制御装置1は、駆動制御装置9と比べて、ロータ位置検出信号H1〜H3を振幅調整する制御信号を生成するための構成が異なる。
また、説明の便宜上、減算回路31〜33を総括して参照信号生成回路30と言い、電流駆動回路41〜43を総括して駆動回路40と言う。電源90、ホール素子91〜93、及び巻線94〜96は、駆動されるモータの一部であり、駆動制御装置1には含まれない。
<振幅検出回路10>
振幅検出回路10は、平滑用コンデンサを用いずに構成され、AGC制御の応答性を良好に保つと共に、リップル成分を従来よりも大幅に低減させた利得制御用の制御信号(振幅検出信号AMP)を出力する。この特徴は、次のような構成によって実現される。
振幅検出回路10は、最大値検出回路11、最小値検出回路12、レベルシフト回路14、及び減算器13から構成される。
最大値検出回路11は、定電流源117と、NPNトランジスタ111〜113と、抵抗114〜116とから構成される。NPNトランジスタ111〜113のそれぞれのベースには可変利得増幅器21〜23から信号V1〜V3が入力され、それぞれのエミッタは個別の抵抗114〜116を介して定電流源117に接続されている。最大値検出回路11は各抵抗と定電流源117との接続点から最大値信号MAXを出力する。
最小値検出回路12は、定電流源121と、PNPトランジスタ125〜127と、抵抗122〜124とから構成される。PNPトランジスタ125〜127のそれぞれのベースには可変利得増幅器21〜23から信号V1〜V3が入力され、それぞれのエミッタは個別の抵抗122〜124を介して定電流源121に接続されている。最小値検出回路12は各抵抗と定電流源121との接続点から最小値信号MINを出力する。
図3は、振幅検出回路10における主要信号の波形図である。この波形図は、抵抗114〜116、抵抗122〜124を何れも5.2KΩとし、定電流源117、121の電流値を何れも25μAとし、信号V1〜V3の振幅を何れも800mVp−pとし、信号V1〜V3の周波数を200Hzとして行ったシミュレーションの結果に基づいている。
最大値信号MAXは、図示したように、抵抗114〜116の作用によって、最大となる信号が入れ替わる前後において変化率が緩和された(言うなれば、歪んだ)波形となる。最小値信号MINも、同様に、最小となる信号が入れ替わる前後において歪んだ波形となる。これらの歪みは、図から明らかに、両者の差である振幅検出信号AMPの変動を緩和する方向に作用する。
<最大値検出回路11における抵抗の作用>
信号V1、V2の大小が入れ替わる前後における最大値信号MAXの変化率は、抵抗114、115によって次のようにして緩和される。
(1)V1に比べてV2が十分に小さい期間、NPNトランジスタ111(以下Tr111と略記する)はON、NPNトランジスタ112(以下Tr112と略記する)はOFFなので、V1からTr111に関係するベース・エミッタ間電圧VBE、と抵抗に生じる電圧IE・Rとを差し引いた電圧V1−(VBE+IE・R)が最大値信号MAXRとして得られる。
(2)V2がV1−IE・Rを上回ると、Tr112のエミッタ電流が流れ始めると同時に、同一の定電流源117から供給されるTr111のエミッタ電流が減少し始める。この後、V2の上昇に伴って、Tr111に関係する(VBE+IE・R)が減少し、TR112に関係する(VBE+IE・R)が増大する。これにより、V1及びV2のそれぞれに、両者の差に応じた重みを付けて加算した電圧が最大値信号MAXRとして得られる。
(3)その後、V1がV2−IE・Rを下回ると、Tr111は完全にOFFするので、電圧V2−(VBE+IE・R)が最大値信号MAXRとして得られる。
2つのトランジスタがONする期間を移行期間と呼び、抵抗がある場合の移行期間tRと抵抗がない場合の移行期間t0とを、図4に表示した。t0<tRであり、抵抗を大きくするほど前記しきい値が大きくなって移行期間が延長され、最大値信号MAXRの変化率が一層緩和される。
<第1のまとめ>
以上説明したように、第1の実施の形態の振幅検出回路10を用いて、振幅検出信号AMPに含まれるリップル成分を約2%に低減できる条件を見出した。
振幅調整回路20は、この振幅検出信号AMPをAGC用制御信号としてロータ位置検出信号H1〜H3の振幅を調整するので、低リップルでかつ正弦波のまま一定振幅に調整された信号V1〜V3が得られる。振幅検出信号AMPは平滑用コンデンサを用いずに生成されるため、当該振幅検出信号AMPを用いてAGC制御を行っても応答性は損なわれない。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態における駆動制御装置は、第1の実施の形態に示した駆動制御装置と比べて全体構成(図1参照)は同一であるが、振幅検出回路の詳細な構成が異なる。以下、第2の実施の形態の振幅検出回路について詳細に説明する。
<振幅検出回路15>
図5は、第2の実施の形態の振幅検出回路15の詳細な構成を示した等価回路図である。振幅検出回路15は、振幅検出回路10と同様に、最大値及び最小値の差に基づいて振幅を検出する。しかしながら、振幅検出回路10がNPNトランジスタ及びPNPトランジスタを用いて構成されるのに対して、振幅検出回路15はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Filed Effect Transistor)を用いて構成される。
最大値検出回路16は、定電流源164と、NチャネルMOSFET161〜163とから構成される。NチャネルMOSFET161〜163のそれぞれのゲートには、可変利得増幅器21〜23から信号V1〜V3が入力され、それぞれのソースは定電流源164に接続されている。最大値検出回路16は各ソースと定電流源164との接続点から最大値信号MAXを出力する。
図6は、振幅検出回路15における主要信号の波形図である。この波形図は、定電流源164、171の電流値を何れも25μAとし、信号V1〜V3の振幅を何れも800mVp−pとし、信号V1〜V3の周波数を200Hzとし、NチャネルMOSFET161〜163のゲート長を3μm、ゲート幅1.5μmとし、PチャネルMOSFET172〜174のゲート長を3μm、ゲート幅4.5μmとして行ったシミュレーションの結果に基づいている。
最大値信号MAXは、図示したように、MOSFETの非線形(2乗)特性の作用によって、最大となる信号が入れ替わる前後において変化率が緩和された波形となる。最小値信号MINも、同様に、最小となる信号が入れ替わる前後において変化率が緩和された波形となる。前記シミュレーションの結果から、振幅検出信号AMPの平均電圧は105mV、含まれるリップル成分は約0.8%と算出される。
<第2のまとめ>
以上説明したように、第2の実施の形態の振幅検出回路15を用いて、振幅検出信号AMPに含まれるリップル成分を約0.8%に低減できる条件を見出した。
振幅検出回路15によって得られた振幅検出信号AMPを用いてロータ位置検出信号H1〜H3の振幅を調整した場合もまた、第1の実施の形態と同様に、低リップルでかつ正弦波のまま一定振幅に調整された信号V1〜V3が得られる。振幅検出信号AMPは平滑用コンデンサを用いずに生成されるため、当該振幅検出信号AMPを用いてAGC制御を行っても応答性は損なわれない点も、第1の実施の形態と同様である。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態における駆動制御装置は、第1の実施の形態に示した駆動制御装置と比べて振幅検出回路の構成が異なる。
<振幅検出回路18>
振幅検出回路18は、2乗回路181〜183、及び加算回路184から構成され、可変利得増幅器21〜23から出力された信号V1〜V3の2乗和を算出して得た振幅検出信号AMPを出力する。
図8は、振幅検出回路18における主要信号の波形図である。ほとんどリップル成分を含まない振幅検出信号AMPが得られる結果、ロータ位置検出信号H1〜H3は、ほとんど歪むことなく一定振幅の信号V1〜V3に増幅される。
<第3のまとめ>
振幅検出回路18によって得られた振幅検出信号AMPを用いてロータ位置検出信号H1〜H3の振幅を調整した場合もまた、第1及び第2の実施の形態と同様に、低リップルでかつ正弦波のまま一定振幅に調整された信号V1〜V3が得られる。振幅検出信号AMPは平滑用コンデンサを用いずに生成されるため、当該振幅検出信号AMPを用いてAGC制御を行っても応答性が損なわれない点も、第1及び第2の実施の形態と同様である。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態における駆動制御装置は、ロータ位置検出信号の位相に基づいて参照信号を合成し、当該合成された参照信号を用いて各巻線をPWM(Pulse Width Modulation)駆動する。以下、第4の実施の形態の駆動制御装置について詳細に説明する。
<全体構成>
図9は、第4の実施の形態における駆動制御装置3の全体構成を表す機能ブロック図である。第1の実施の形態で説明した駆動制御装置1に含まれる構成要素に同一の符号を付して示し、説明を省略する。
振幅調整回路29は、振幅調整回路20に比べて、振幅調整後の信号が差動出力される点で異なる。可変利得増幅器21〜23はロータ位置検出信号H1〜H3を一定振幅に調整して得た信号V1〜V3を差動出力する。当該信号V1〜V3は、差動増幅器101〜103を介して振幅検出回路10へ入力されると共に、参照信号生成回路50の比較器51〜53へ入力され信号ごとにその極性が判断される。図10に、信号V1及びV2についてそれぞれ得られる極性判断信号A及びBを例示する。この極性判断によって、信号ごとの位相情報が抽出される。
減算回路57は、生成されたスロープ波のうちの2つの差によって表される参照信号を巻線ごとに合成する。スロープ波が三角波である場合、得られる参照信号は台形波である。図10に、スロープ波CからDを減じて得られる参照信号Eを例示する。
<第4のまとめ>
振幅調整回路29は、モータの回転速度の広い範囲にわたってロータ位置検出信号を一定振幅に調整するので、特に低速回転域まで当該信号が一定振幅で得られることは、次のような効果を生じる。駆動制御装置3では振幅調整回路29を用いることによって低速回転域までロータ位置検出信号が低歪かつ一定振幅に保たれるので、高精度な参照信号を生成することができる。その参照信号を基に比較器による比較動作を行うと、良好な極性判断精度が維持され、モータを良好に駆動することができる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態における駆動制御装置は、振幅調整後のロータ位置検出信号を参照信号として用いて各巻線をPWM(Pulse Width Modulation)駆動する。以下、第5の実施の形態の駆動制御装置について詳細に説明する。
<全体構成>
図11は、第5の実施の形態における駆動制御装置4の全体構成を表す機能ブロック図である。第1及び第4の実施の形態で説明した駆動制御装置1及び3に含まれる構成要素に同一の符号を付して示し、説明を省略する。
参照信号生成回路58は、信号V1〜V3の位相をシフトして得た正弦波の参照信号 Y1〜Y3を出力する。参照信号生成回路58は、図1の参照信号生成回路30と実質的に等価であってもよい。
<第5のまとめ>
この駆動制御装置によれば、モータの低速回転域であっても、平滑用コンデンサを用いずに低歪みでかつ一定振幅のロータ位置検出信号が得られるため、誤差の少ないPWM信号で各相の巻線を駆動することができ、低速回転域においても回転むらの少ない安定なモータ駆動を行うことができる。
<その他の変形例>
なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)本発明は、実施の形態で説明したステップを含む方法を、コンピュータシステムを用いて実現するためのコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記プログラムを表すデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、電気通信回線、無線又は有線通信回線、若しくはインターネットに代表されるネットワーク等を経由して伝送される前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号は、前記記録媒体に記録されて移送され、若しくは、前記ネットワーク等を経由して移送され、独立した他のコンピュータシステムにおいて実施されるとしてもよい。
(2)本発明の振幅調整回路を、駆動制御装置に関する他の技術と併用しても構わない。
本発明の振幅調整回路によってロータ位置検出信号が低歪かつ一定振幅に増幅されているので、このような簡便な構成によって正確なトルク調整を行うことができる。
(3)実施の形態で説明した駆動制御装置は、IC(半導体集積回路)に形成されるとしてもよい。一例を代表して説明すれば、例えば図9の駆動制御装置3の枠内の回路をICに形成してもよい。その場合、枠の上に示された白丸が、当該ICが備える入出力端子を表す。
(4)実施の形態では、本発明の振幅調整回路を、3相直流ブラシレスモータのロータ位置検出信号の振幅調整に用いる例を説明した。しかしながら、本発明の振幅調整回路の用途が、ロータ位置検出信号の振幅調整に限定されないことはいうまでもない。
10 振幅検出回路
11 最大値検出回路
12 最小値検出回路
13 減算器
14 レベルシフト回路
15 振幅検出回路
16 最大値検出回路
17 最小値検出回路
18 振幅検出回路
19 絶対値加算回路
20 振幅調整回路
21〜23 可変利得増幅器
25 比較器
26 基準電圧
27 位相補償用コンデンサ
29 振幅調整回路
30 参照信号生成回路
31〜33 減算回路
40 駆動回路
41〜43 電流駆動回路
50 参照信号生成回路
51〜53 比較器
54〜56 スロープ生成回路
57 減算回路
58 参照信号生成回路
59 減算回路
60 駆動回路
61〜63 比較器
64 PWM基準信号生成回路
71〜73 インバータ
74〜79 パワートランジスタ
80 駆動回路
81〜83 PWMコンパレータ
84〜86 CMOSインバータ回路
90 電源
91〜93 ホール素子
94〜96 巻線
101〜103 差動増幅器
111〜113 NPNトランジスタ
114〜116 抵抗
117 定電流源
118 PNPトランジスタ
119、121 定電流源
122〜124 抵抗
125〜127 PNPトランジスタ
161〜163 NチャネルMOSFET
164、171 定電流源
172〜174 PチャネルMOSFET
181〜183 2乗回路
184 加算回路
Claims (11)
- 多相交流の各相の信号それぞれを一定振幅に調整して得た信号を出力する振幅調整回路であって、
制御信号に応じて利得が設定され、前記各相の信号それぞれを増幅して出力する、相数と同数の可変利得増幅手段と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号のうち最大となる信号に基づいて最大値信号を出力する最大値検出手段と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号のうち最小となる信号に基づいて最小値信号を出力する最小値検出手段と、
前記最大値信号と前記最小値信号との差が所定の基準値よりも大きい場合、利得を下げる方向の制御信号を前記各可変利得増幅手段へ出力し、逆に小さい場合、利得を上げる方向の制御信号を前記各可変利得増幅手段へ出力する制御信号生成手段と
を備えることを特徴とする振幅調整回路。 - 前記最大値検出手段は、
一つの定電流源と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号それぞれがベースに入力され、かつ、各エミッタが個別の抵抗を介して前記定電流源に接続された、相数と同数のNPNトランジスタと
を備え、
前記各抵抗と定電流源との接続点から前記最大値信号を出力し、
前記最小値検出手段は、
一つの定電流源と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号それぞれがベースに入力され、かつ、各エミッタが個別の抵抗を介して前記定電流源に接続された、相数と同数のPNPトランジスタと
を備え、
前記各抵抗と定電流源との接続点から前記最小値信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の振幅調整回路。 - 前記最大値検出手段は、
一つの定電流源と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号それぞれがゲートに入力され、かつ、各ソースが前記定電流源に接続された、相数と同数のNチャネルMOSFETと
を備え、
前記各ソースと定電流源との接続点から前記最大値信号を出力し、
前記最小値検出手段は、
一つの定電流源と、
前記各可変利得増幅手段から出力された信号それぞれがゲートに入力され、かつ、各ソースが前記定電流源に接続された、相数と同数のPチャネルMOSFETと
を備え、
前記各ソースと定電流源との接続点から前記最小値信号を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の振幅調整回路。 - ロータ位置を表す複数のホール信号を基に、複数の相のコイルを有するブラシレスモータを駆動するモータ駆動制御装置であって、
前記複数のホール信号を一定振幅に調整して得た信号を出力する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の振幅調整回路と、
前記振幅調整回路の出力信号から、コイルの電圧又は電流の目標値を示す参照信号を相ごとに生成する参照信号生成手段と
を備えることを特徴とするモータ駆動制御装置。 - 前記モータ駆動制御装置は、さらに、
各参照信号によって示される電圧又は電流を対応する相のコイルへ供給する駆動手段を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動制御装置。 - ロータ位置を表す複数のホール信号を基に、複数の相のコイルを有するブラシレスモータを駆動するモータ駆動制御装置であって、
前記各ホール信号を増幅して出力する可変利得増幅手段を含み、前記可変利得増幅手段から出力される信号のうち最大となる信号と最小となる信号とのレベル差に基づく利得制御を行うことにより、前記各ホール信号を一定振幅に調整して得た信号を出力する振幅調整回路と、
前記振幅調整回路の出力信号から、コイルの電圧又は電流の目標値を示す参照信号を相ごとに生成する参照信号生成手段と、
前記各相の参照信号に基づいて前記ブラシレスモータの複数の相のコイルを駆動する駆動回路と
を備えることを特徴とするモータ駆動制御装置。 - 前記駆動回路は、前記各相の参照信号の波動に応じてパルス幅が変調されたPWM信号を相毎に出力して前記ブラシレスモータの複数の相のコイルを駆動する
ことを特徴とする請求項6に記載のモータ駆動制御装置。 - 多相交流の各相の信号それぞれを一定振幅に調整して得た信号を出力する振幅調整方法であって、
前記各相の信号それぞれを、調整可能な利得で増幅して出力する可変利得増幅ステップと、
前記可変利得増幅ステップにおいて出力された信号のうち最大となる信号に基づいて最大値信号を出力する最大値検出ステップと、
前記可変利得増幅ステップにおいて出力された信号のうち最小となる信号に基づいて最小値信号を出力する最小値検出ステップと、
前記最大値信号と前記最小値信号との差が所定の基準値よりも大きい場合、前記可変利得増幅ステップにおける利得を下げる方向に調整し、逆に小さい場合、前記可変利得増幅ステップにおける利得を上げる方向に調整する利得調整ステップと
を含むことを特徴とする振幅調整方法。 - 前記最大値検出ステップは、
前記可変利得増幅ステップにおいて出力された信号のうち最大となる信号と2番目に大きくなる信号との差が所定のしきい値よりも小さい場合、前記最大となる信号と前記2番目に大きくなる信号とに、それぞれ、両者の差に応じた重みを付けて加算して得た信号を最大値信号として出力し、
前記最小値検出ステップは、
前記可変利得増幅ステップにおいて出力された信号のうち最小となる信号と2番目に小さくなる信号との差が所定のしきい値よりも小さい場合、前記最小となる信号と前記2番目に小さくなる信号とに、それぞれ、両者の差に応じた重みを付けて加算して得た信号を最小値信号として出力する
ことを特徴とする請求項8に記載の振幅調整方法。 - ロータ位置を表す複数のホール信号を基に、複数の相のコイルを有するブラシレスモータを駆動するモータ駆動制御方法であって、
請求項8又は請求項9に記載の振幅調整方法を用いて前記各ホール信号を一定振幅に調整して得た信号を出力する振幅調整ステップと、
前記振幅調整ステップにおいて出力された信号から、コイルの電圧又は電流の目標値を示す参照信号を相ごとに生成する参照信号生成ステップと
を含むことを特徴とするモータ駆動制御方法。 - 前記モータ駆動制御方法は、さらに、
各参照信号によって示される電圧又は電流を、対応する相のコイルへ供給する駆動ステップを含む
ことを特徴とする請求項10に記載のモータ駆動制御方法。
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