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JP3876903B2 - 排気ガス浄化システムの脱硫制御方法及び排気ガス浄化システム - Google Patents

排気ガス浄化システムの脱硫制御方法及び排気ガス浄化システム Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関の排気ガス中のNOx(窒素酸化物)を還元して浄化するNOx吸蔵還元型触媒を備えた排気ガス浄化システムの脱硫制御方法及び排気ガス浄化システムに関する。
ディーゼルエンジンや一部のガソリンエンジン等の内燃機関や様々な燃焼装置の排気ガス中からNOxを還元除去するためのNOx触媒について種々の研究や提案がなされている。その一つに、ディーゼルエンジン用のNOx低減触媒としてNOx吸蔵還元型触媒があり、有効に排気ガス中のNOxを浄化できる。
このNOx吸蔵還元型触媒は、空燃比がリーン状態の時に、NO(一酸化窒素)をNO2 (二酸化窒素)に酸化した後、バリウム(Ba)等のNOxを吸蔵する性質を持つ金属に吸蔵させた後、適時空燃比をリッチ状態にするNOx再生制御をして逆にNO2 を吸蔵材から放出させて、HC(炭化水素),CO(一酸化炭素)との三元機能により三元浄化を行う触媒反応機構を持っている(例えば、特許文献1参照。)。
このNOx吸蔵還元型触媒は、燃料中に含まれている硫黄(サルファー)が燃焼によってSO2 (二酸化硫黄)となり、NO2 と同様に吸蔵材に吸蔵された後、Ba2 SO4 (硫酸バリウム)等の硫酸塩を生成してNO2 の吸蔵能力が減少してしまう現象、即ち、サルファー被毒による性能劣化の問題がある。
従って、初期の触媒浄化性能を維持するためには、NOx再生制御によりNOx吸蔵能力を回復することの他に、触媒内に吸着及び吸蔵した硫黄を脱離及び放出させることが必要となる。この硫黄の脱離及び放出には、一定以上の温度と還元排気ガス組成雰囲気とが必要となるため、適時高温でリッチな雰囲気を作る脱硫制御を行って、硫酸塩が分解し易い環境を作る必要がある。
この脱硫制御においては、触媒によって差があるが、硫酸塩は概ね600℃〜700℃の高温のリッチ条件にならないとSO2 を分解放出しないため、エンジン側で、吸気絞り等によって排気ガスの流量を減らして熱容量を減らすと共に、ポスト噴射や排気管への軽油噴射を行い、NOx吸蔵還元型触媒の上流側の酸化触媒上でHC活性による反応熱を生じさせて、高温でリッチな条件を作っている(例えば、特許文献2〜4参照。)。
しかし、従来技術のシリンダ内燃料噴射におけるポスト噴射や、排気管内への直接燃料添加等による、排気ガス温度を硫黄分解可能温度(脱硫可能温度)までの昇温させる方法では、触媒内の温度分布を模式的に示す図8及び触媒内の温度の時系列を示す図9に示すように、触媒の内部の温度分布が均一とならず、触媒内部の上流域Fは硫黄分解可能温度Tsd以上に昇温できず、触媒内部の中流域Mと下流域Aのみが硫黄分解可能温度Tsd以上の温度となってしまう。
そのため、脱硫操作を行っても、硫黄分解可能温度Tsdより低い触媒内部の上流域Fの硫黄は脱離、放出が不十分となり、触媒性能の回復ができないという問題がある。なお、図9中のSは脱硫量を、λは空気過剰率を、Tf,Tm,Taはそれぞれ、NOx吸蔵還元型触媒の上流側、中流側、下流側の触媒温度を示す。
つまり、触媒昇温後の排気ガス組成を還元雰囲気にするリッチ過程で、この触媒内は図8及び図9に示すように温度分布が不均一となり、触媒上流域Fでは温度Tfが硫黄分解可能温度Tsd以下の低温域となる。
そのため、触媒活性が低いので、触媒表面及び吸蔵剤内の酸化消費が不十分となり、触媒表面域の還元雰囲気が不足する。その結果、硫黄脱離効果の極端な低下を生じて、触媒性能の回復が不可能となる。
また、触媒の中流域Mでは、温度Tmが硫黄分解可能温度Tsd以上で触媒熱劣化温度Tcd以下となるので、空燃比リッチ状態で効率よく脱硫が行われ、硫黄被毒から回復する。
しかしながら、触媒下流域Aでは、温度Taが上がりすぎて、触媒熱劣化温度Tcdを超える異常な高温となってしまい、極度の熱劣化を生じ、触媒の耐久性を極端に低下させてしまう。
一方、触媒の温度Tcを触媒内部の上流域Fが硫黄分解可能温度Tsdまで昇温すると、触媒の内部の温度分布の不均一が原因となって、今度は、触媒内部の温度が触媒熱劣化温度Tcd以上となる異常高温域が広がり、極度の熱劣化と触媒の耐久性が極端に低下する部分が拡大するという問題が生じる。
特開平10−30430号公報 特表2003−500594号公報 特開2003−336518号公報 特開2004−92445号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、排気ガス中のNOxの浄化のためにNOx吸蔵還元型触媒を用いる排気ガス浄化システムにおいて、脱硫再生制御時に、NOx吸蔵還元型触媒を全体的に均等に硫黄分解可能温度以上に維持して、脱硫空燃比制御を行って、NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒を均一に除去することにより、硫黄被毒による寿命劣化を回避し、また、触媒内部の下流側が部分的に高温になることによる熱劣化を防ぎ、熱劣化による寿命劣化を抑えることが可能な排気ガス浄化システムの脱硫制御方法及び排気ガス浄化システムを提供することにある。
以上のような目的を達成するための排気ガス浄化システムの脱硫制御方法は、排気ガスの空燃比が、リーン状態の場合にNOxを吸蔵し、かつ、リッチ状態の場合に吸蔵していたNOxを放出すると共に還元するNOx吸蔵還元型触媒と、該NOx吸蔵還元型触媒の上流側の酸化触媒とを備え、前記NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒による劣化を回復するための脱硫制御を行う排気ガス浄化システムにおいて、前記脱硫制御を行う際に、排気温度の昇温を行って、前記酸化触媒と前記NOx吸蔵還元型触媒との間に配置された前記NOx吸蔵還元型触媒の上流側温度センサと、前記NOx吸蔵還元型触媒の下流側に配置された下流側温度センサとで測定される、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側と出口側の温度差が所定の温度値以下になってから、脱硫用空燃比制御を行うことを特徴とする方法である。
なお、ここでいう排気ガスの空燃比状態とは、必ずしもシリンダ内における空燃比の状態を意味するものではなく、NOx吸蔵還元型触媒に流入する排気ガス中に供給した空気量と燃料量(シリンダ内で燃焼した分も含めて)との比のことをいう。
また、酸化触媒は、NOx吸蔵還元型触媒の上流側に距離をおいて設けてもよく、触媒ハニカムの上流域に酸化触媒、下流域にNOx吸蔵還元型触媒を担持させた2ブリック型の触媒にしてもよい。
このNOx吸蔵還元型触媒の前段に酸化触媒を設置している構成により、上流域の酸化触媒でHC等が反応し排気ガス温度が昇温される、従って、排気ガス温度は後段のNOx吸蔵還元型触媒に流入する前から十分な活性温度以上の高温となるので、後段のNOx吸蔵還元型触媒の触媒温度分布は均一化され、触媒全体が硫黄分解可能な温度まで均一に昇温される。
更に、その後のリッチ操作を含む脱硫空燃比制御に入る前に、触媒出入口部分の温度差が所定の温度差内にあることを確認してから、即ち、NOx吸蔵還元型触媒内が均一温度分布になっていることを確認してから、脱硫空燃比制御に入るシステム制御としているので、触媒から硫黄を確実に脱離できる。
上記の、排気ガス浄化システムの脱硫制御方法において、前記所定の温度値を5℃〜25℃の範囲内の温度、好ましくは5℃とすると、NOx吸蔵還元型触媒の触媒温度分布の均一化を精度よく、また、効率的に脱硫できる。
また、前記脱硫用空燃比制御時に、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側の空燃比をリッチ側とする制御とリーン側とする制御とを、交互に繰り返す。そして、前記脱硫用空燃比制御において、前記リッチ側とする制御と前記リーン側とする制御の時間割合をリッチ:リーン=5:2〜4:3とすると、H2 Sの生成を抑制しながら効率よく脱硫できる。
以上のような目的を達成するための排気ガス浄化システムは、排気ガスの空燃比が、リーン状態の場合にNOxを吸蔵し、かつ、リッチ状態の場合に吸蔵していたNOxを放出すると共に還元するNOx吸蔵還元型触媒と、該NOx吸蔵還元型触媒の上流側の酸化触媒と、前記NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒による劣化を回復するための脱硫制御を行う脱硫制御手段を備えた排気ガス浄化システムにおいて、前記脱硫制御手段が、脱硫制御を行う際に、排気温度の昇温を行って、前記酸化触媒と前記NOx吸蔵還元型触媒との間に配置された前記NOx吸蔵還元型触媒の上流側温度センサと、前記NOx吸蔵還元型触媒の下流側に配置された下流側温度センサとで測定される、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側と出口側の温度差が所定の温度値以下になってから、脱硫用空燃比制御を行うように構成される。
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記所定の温度値を5℃〜25℃の範囲内の温度、好ましくは5℃とする。また、前記脱硫制御手段が、前記脱硫用空燃比制御時に、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側の空燃比を、リッチ側とする制御とリーン側とする制御とを、交互に繰り返すように構成される。そして、前記脱硫制御手段が、前記脱硫用空燃比制御において、前記リッチ側とする制御と前記リーン側とする制御の時間割合をリッチ:リーン=5:2〜4:3とするように構成される。
以上説明したように、本発明に係る排気ガス浄化方法の脱硫制御方法及び排気ガス浄化システムによれば、脱硫再生制御時に、NOx吸蔵還元型触媒を全体的に均等に硫黄分解可能温度以上に維持してから、脱硫空燃比制御を行って、NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒を均一に除去することにより、硫黄被毒による寿命劣化を回避でき、又、脱硫制御時に、触媒の後側が部分的に高温になることを回避できるので、この部分的高温になることによる熱劣化を防ぎ、熱劣化による寿命劣化を抑えることができる。
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化方法の脱硫制御方法及び排気ガス浄化システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、ここでいう排気ガスのリッチ状態とは、必ずしもシリンダ内でリッチ燃焼する必要はなく、NOx吸蔵還元型触媒に流入する排気ガス中に供給した空気量と燃料量(シリンダ内で燃焼した分も含めて)との比が理論空燃比に近い状態か又は理論空燃比より燃料量が多いリッチの状態であることをいう。
図1に、本発明の実施の形態の排気ガス浄化システム1の構成を示す。この排気ガス浄化システム1では、エンジン(内燃機関)Eの排気通路4に、酸化触媒12とNOx吸蔵還元型触媒11を有する排気ガス浄化装置10が配置される。
このNOx吸蔵還元型触媒11は、モノリス触媒で形成され、酸化アルミニウム、酸化チタン等の担持体に触媒コート層を設け、この触媒コート層に、白金(Pt)(Pd)等の触媒金属とバリウム(Ba)等のNOx吸蔵材(NOx吸蔵物質)を担持させて構成される。
このNOx吸蔵還元型触媒11では、酸素濃度が高い排気ガスの状態(リーン空燃比状態)の時に、排気ガス中のNOxをNOx吸蔵材が吸蔵することにより、排気ガス中のNOxを浄化し、酸素濃度が低いかゼロの排気ガス状態の時に、吸蔵したNOxを放出すると共に放出されたNOxを触媒金属の触媒作用により還元することにより、大気中へのNOxの流出を防止する。
また、酸化触媒12は、NOx吸蔵還元型触媒11の上流側に配置され、多孔質のセラミックのハニカム構造体などの担持体に、白金(Pt)等の酸化触媒を担持させて形成される。
そして、NOx吸蔵還元型触媒11の下流側にλセンサ(空気過剰率センサ)14を配置する。このλセンサには、図7に示すようなストイキ空燃比付近で値が急激変化する出力特性を持つバイナリλセンサを用いる。このλセンサ14の出力により触媒内が還元領域に変化したことを確認し、硫黄脱離が確実に行われていることを確認する。
また、NOx吸蔵還元型触媒11の温度を測定するために、上流側温度センサー15と下流側温度センサー16を、NOx吸蔵還元型触媒11の上流側と下流側、即ち、前後にそれぞれ配置する。この二箇所に設置した温度センサ15、16の温度差により、触媒11内の温度差を推定する。
更に、NOx吸蔵還元型触媒11の上流側の排気通路4に、NOxの還元剤となる炭化水素(HC)Fを供給するHC供給弁(燃料噴射用インジェクター)13を設ける。このHC供給弁13は、図示しない燃料タンクからエンジンの燃料である軽油等の炭化水素(HC)Fを排気通路4内に直接噴射して、排気ガスGの空燃比をリーン状態、リッチ状態やストイキ状態(理論空燃比状態)にするためのもので、燃料系リッチ制御の手段となるものである。なお、エンジンEのシリンダ内の燃料噴射においてポスト噴射することにより、同様な空燃比制御を行う場合には、このHC供給弁13の配設を省略できる。
そして、エンジンEの運転の全般的な制御を行うと共に、NOx吸蔵還元型触媒11のNOx浄化能力の回復制御も行う制御装置(ECU:エンジンコントロールユニット)20が設けられる。この制御装置20にλセンサ14や上流側温度センサ15や下流側温度センサ16等からの検出値が入力され、この制御装置20からエンジンEのEGR弁6や燃料噴射用のコモンレール電子制御燃料噴射装置の燃料噴射弁8や吸気絞り弁9等を制御する信号が出力される。
この排気ガス浄化システム1においては、空気Aは、吸気通路2のマスエアフローセンサ(MAFセンサ)17とターボチャジャー3のコンプレッサー3aを通過して、吸気絞り弁9によりその量を調整されて吸気マニホールド2aよりシリンダ内に入る。そして、シリンダ内で発生した排気ガスGは、排気マニホールド4aから排気通路4に出てターボチャジャー3のタービン3bを駆動し、排気ガス浄化装置10を通過して浄化された排気ガスGcとなって、図示しない消音器を通って大気中に排出される。また、排気ガスGの一部はEGRガスGeとして、EGR通路5のEGRクーラー7を通過し、EGR弁6でその量を調整されて吸気マニホールド2aに再循環される。
そして、排気ガス浄化システム1の制御装置が、エンジンEの制御装置20に組み込まれ、エンジンEの運転制御と並行して、排気ガス浄化システム1の制御を行う。この排気ガス浄化システム1の制御装置は、NOx吸蔵還元型触媒11のNOx再生制御や脱硫再生制御等を含む排気ガス浄化システムの制御を行う。
NOx再生制御では、エンジンEの運転状態から単位時間当たりのNOxの排出量ΔNOxを算出し、これを累積計算したNOx累積値ΣNOxが所定の判定値Cnを超えた時に再生を開始すると判断する。あるいは、NOx吸蔵還元型触媒11の上流側と下流側のNOx濃度からNOx浄化率を算出し、このNOx浄化率が所定の判定値より低くなった場合にNOx触媒の再生を開始すると判断する。
そして、NOx再生制御では、吸気系リッチ制御と燃料系リッチ制御を併用して、排気ガスの空燃比をストイキ空燃比(理論空燃比)又はリッチ状態に制御する。この吸気系リッチ制御では、EGR弁6を制御してEGR量を増加させたり、吸気絞り弁9を制御して新規の吸気量を減少させたりして、排気ガスの空燃比を低下させる。また、燃料系リッチ制御では、吸気系リッチ制御に加えて、シリンダ内噴射におけるポスト噴射又は排気管内噴射等により、排気ガス中へ燃料を添加して空燃比を低下させる。これらの制御により、排気ガスの状態を所定の空燃比状態(触媒にもよるが、空気過剰率換算で、概ね0.8〜1.0)にすると共に、所定の温度範囲(触媒にもよるが、概ね200℃〜600℃)にして、NOx吸蔵能力、即ちNOx浄化能力を回復し、NOx触媒の再生を行う。なお、本発明は、NOx吸蔵還元型触媒11の脱硫再生制御に関するものであり、NOx吸蔵能力を回復するためのNOx再生制御には従来技術を使用できるのでNOx再生制御についてのより詳細な説明は省略する。
一方、脱硫再生制御では、硫黄(サルファ)蓄積量を積算する等の方法で、NOx吸蔵能力が低下するまで硫黄が蓄積したか否かでサルファパージ制御を開始するか否かを判定する。つまり、硫黄蓄積量が所定の判定値以上になると脱硫の開始とする。そして、脱硫再生制御では、EGR制御や吸気絞り制御等の吸気系制御と、ポスト噴射又は排気管内噴射等の燃料系制御とにより、NOx吸蔵還元型触媒11の温度Tcを硫黄分解可能な温度Tsdまで昇温すると共に、排気ガスの空燃比を制御して、効率よく脱硫を行う。
そして、この排気ガス浄化システム1では、エンジンEの制御装置20に組み込まれた排気ガス浄化システム1の制御装置により、図2及び図3に例示するような脱硫再生制御フローに従って、NOx吸蔵還元型触媒11の脱硫再生制御が行われる。なお、この図2の脱硫再生制御フローは、エンジンEの運転に際して、エンジンEの他の制御フローと並行して、実行されるものとして示してある。
図2の脱硫再生制御フローがスタートすると、ステップS101で、燃料消費量積算等から触媒硫黄被毒量を算出し、脱硫再生時期か否かの決定を行う。脱硫再生時期ならステップS101で脱硫再生用のフラグをセットして、脱硫再生時期でないならば、そのままステップS103に行く。
そして、ステップS103で、脱硫再生用のフラグを確認し、脱硫再生用のフラグがセットされておらず脱硫再生時期でない場合は、リターンに行き、この脱硫再生制御ルーチンを終了する。脱硫再生用のフラグがセットされていて脱硫再生時期である場合にはステップS104へ進み、触媒昇温制御に入る。
このステップS104の触媒昇温方法としては、ポスト噴射や排気管噴射等の燃料系制御と、吸気絞りやEGR弁6などの吸気系の制御等が併用され、また、必要に応じてその他の方法も併用される。このポスト噴射や排気管噴射ではHCを酸化触媒12に供給し、酸化触媒12の触媒作用により酸化させて、発生する熱により排気ガス温度を昇温し、NOx吸蔵還元型触媒11を昇温する。
次のステップS105で、触媒温度Tcが硫黄分解可能温度Tsd以上になっているか、否かを判定し、硫黄分解可能温度Tsd未満である場合には、ステップS104に戻り、触媒昇温制御を行う。また、硫黄分解可能温度Tsd以上の場合には、ステップS106に進む。
このステップS106で、NOx吸蔵還元型触媒11の温度分布が均一になっているのを、NOx吸蔵還元型触媒11の入口側と出口側の温度差ΔTIOが所定の温度値(ここでは25℃)ΔT0 以下になっていることで確認し、所定の温度値ΔT0 以下になっていれば、脱硫空燃比制御を行うために、ステップS200の脱硫空燃比制御に行く。所定の温度値ΔT0 以下になっていなければ、ステップS103に戻る。この所定の温度値ΔT0 は5℃〜25℃の範囲内の温度、好ましくは5℃とする。
図3に示すように、このステップS200の脱硫空燃比制御では、硫黄脱離操作として幾つかの方法を用いることができるが、ここでは、図4に示すように、脱硫空燃比制御の期間ts中に、短い時間間隔(例えば、7s)でパルス的に、空燃比をリッチ側とする制御(例えば、4s)とリーン側とする制御(例えば、3s)とを交互に繰り返すことにより、H2 Sの生成を抑制しながら脱硫する方法を用いる。そして、この空燃比の制御を、ストイキ空燃比付近で値が急激変化する出力特性を持つバイナリλセンサを利用して行う。また、この場合に、リッチ側とする制御とリーン側とする制御の時間割合をリッチ:リーン=5:2〜4:3とすることが好ましいことが実験的に得られている。
そして、ステップS200の最初のステップS201では、脱硫空燃比制御の最初の制御として、ポスト噴射や排気管噴射等により、硫黄放出リッチ制御を所定の時間(目標リッチ空燃比になっているか否かを判定するインターバルに関係する時間)Δtrの間行う。この硫黄放出リッチ制御ではλセンサ14で検出した空燃比(λから換算した値)が、目標リッチ空燃比になるように制御する。そして、ステップS202に行く。
ステップS202では、目標リッチ空燃比になったか否かを判定し、目標リッチ空燃比になった場合は、NOx吸蔵還元型触媒11からの酸素放出が終了したと判断して、ステップS203からのリッチ・リーン繰返制御に入る。この目標リッチ空燃比になったか否かの判断においては、NOx吸蔵還元型触媒11の下流側のバイナリλセンサがストイキ空燃比付近で値が急激変化する特性を利用して、センサ値がストイキ側に振れた時を目標リッチ空燃比になったか時と判断する。
このステップS203では、空燃比リッチ状態を所定のリッチ維持時間Δtr(例えば、4s〜5s)の間維持する。次に、ステップS204で硫黄放出量ΣSP1を算出する。この硫黄放出量ΣSP1の算出は、事前試験によって予めECU内に記録した、エンジン回転数と触媒温度をベースに硫黄脱離量SP1を記録したマップデータを参照して、計測されたエンジン回転数と触媒温度から硫黄脱離量SP1を算出する。この硫黄脱離量SP1を積算して硫黄放出量ΣSP1を算出する。
次のステップS205で、硫黄放出終了値ΣSPを算出する。この算出は、事前試験によって予めECU内に記録した、エンジン回転数と触媒温度をベースに硫黄放出終了値ΣSPを記録したマップデータを参照して、計測されたエンジン回転数と触媒温度から硫黄放出終了量ΣSPを算出する。
次にステップS206で、この硫黄放出量ΣSP1が硫黄放出終了値ΣSPを超えたか否かにより、硫黄放出終了の確認を行う。この確認で、硫黄放出量ΣSP1が硫黄放出終了値ΣSPを超えておらず、硫黄放出終了が確認できない場合には、脱硫空燃比制御を続行することにし、ステップS207に行く。このステップS207では、空燃比リーン状態を所定のリーン維持時間Δtl(例えば、2s〜3s)の間維持する。そして、リッチ維持時間Δtrとリーン維持時間Δtlの時間割合をΔtr:Δtl=5:2〜4:3とする。なお、リッチ維持時間Δtrとリーン維持時間Δtlを固定せずに、可変にした場合には、1回の脱硫再生制御におけるトータルのリッチ維持時間の総和ΣΔtrとリーン維持時間の総和ΣΔtlとが、ΣΔtr:ΣΔtl=5:2〜4:3となるようにする。
その後、ステップS203に戻り、空燃比リッチ状態を所定のリッチ維持時間Δtrの間維持する。このステップS203〜ステップS207をステップS206で、硫黄放出終了が確認できるまで、即ち、硫黄放出量ΣSP1が硫黄放出終了値ΣSPを超えるまで、繰り返す。
ステップS206で、硫黄放出終了が確認できた場合には、ステップS208に行き、空燃比リッチ状態を空燃比リーン状態に切り換えて、硫黄放出フラグをリセットする等の脱硫再生制御終了作業をして、リターンし、メインの制御フローに戻るが、再度、この図2の脱硫再生制御フローは呼ばれて、エンジンの停止まで繰り返される。
なお、制御の途中でエンジンキイーがOFFされた場合には、図示していないが、割り込みが発生し、割り込みが生じたそれぞれのステップで必要な終了処理(図示していない)を行った後、リターンして、メインの制御の終了と共に、この脱硫再生制御フローも終了する。
この脱硫再生制御フローによれば、脱硫再生制御を開始すると、最初に、ポスト噴射又は排気管噴射により酸化触媒12の下流域の温度Tdaを硫黄分解可能温度Tsdまで上昇させる。その後、NOx吸蔵還元型触媒11の下流域の温度Taが上昇するまで、その運転条件を継続する。これにより、図5に示すように、NOx吸蔵還元型触媒11全体の温度Tf,Tm,Taを硫黄分解可能な温度Tsd以上にする。
そして、NOx吸蔵還元型触媒11全体が略均等に昇温したことを、入口排気ガス温度と出口排気ガス温度の温度差ΔTIOが所定の温度値(ここでは25℃)ΔT0 以下になっていることで確認してから、脱硫空燃比制御に入る。
この脱硫空燃比制御では、最初に、空燃比を小さくして行き、NOx吸蔵還元型触媒11の下流側でストイキ空燃比になるように制御する。そして、ストイキ空燃比になった時に、触媒からの酸素放出が終了したとして、それ以後は、空燃比リッチ状態と空燃比リーン状態を繰り返す制御を行う。
この時、NOx吸蔵還元型触媒11の下流側のバイナリλセンサ14がストイキ空燃比付近で値が急激変化する特性を利用して、センサ値が振れるように空燃比を制御する。この繰返制御により、触媒表面に酸素(O2 )が無くなると硫黄(サルファ)は水素(H2 )と結合し硫化水素(H2 S)となるため、これを防ぐと同時にHC,COのスリップを防ぐ。
このリッチ・リーン繰返制御を硫黄放出終了まで継続し、硫黄放出終了を確認できたら終了する。これにより、脱硫再生制御が終了する。
図6に、この図2及び図3の制御フローによる空気過剰率λ,硫黄放出量Sと酸化触媒12の上流側温度Tdf,下流側温度Tda,NOx吸蔵還元型触媒11の上流側温度Tf ,中流側温度Tm .下流側温度Ta の実験で計測された時系列の一例を示す。この図6によれば、図9の従来技術の例に比べて、NOx吸蔵還元型触媒11の内部温度、特に上流側温度Tf が均等化され、脱硫空燃比制御時には硫黄分解可能温度Tsd以上になっていることが分かる。
以上の構成の排気ガス浄化システムの脱硫再生制御方法及び排気ガス浄化システム1によれば、NOx吸蔵還元型触媒11の硫黄被毒から触媒を再生する脱硫再生制御において、触媒の内部温度Tcを略均等に硫黄分解可能温度Tsd以上に保持してから、脱硫空燃比制御を行って、NOx吸蔵還元型触媒11の硫黄を均一に除去することにより、硫黄被毒による寿命劣化を回避でき、又、脱硫制御時に、触媒内部の下流域が部分的に高温になることを回避できるので、この部分的高温になることによる熱劣化を防ぎ、熱劣化による寿命劣化を抑えることができる。
本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの構成を示す図である。 NOx吸蔵還元型触媒の脱硫再生制御フローの一例を示す図である。 図2の脱硫再生制御フローの一部である脱硫空燃比制御の一例を示す図である。 リッチ・リーン繰返制御における空気過剰率(λ)とバイナリλセンサの出力を模式的に示す図である。 図2の脱硫再生制御フローの制御を行った場合の触媒内の温度分布を示す図である。 図2の脱硫再生制御フローの制御を行った場合の触媒内の温度分布の時系列を示す図である。 バイナリλセンサの出力を模式的に示す図である。 従来技術の脱硫再生制御を行った場合の触媒内の温度分布を示す図である。 従来技術の脱硫再生制御を行った場合の触媒内の温度分布の時系列を示す図である。
符号の説明
E エンジン
1 排気ガス浄化システム
2 吸気通路
4 排気通路
5 EGR通路
6 EGR弁
8 燃料噴射弁
9 吸気絞り弁(吸気スロットル弁)
10 排気ガス浄化装置
11 NOx吸蔵還元型触媒
12 酸化触媒
13 HC供給弁
14 バイナリλセンサ
15 上流側温度センサ
16 下流側温度センサ
ΔTIO NOx吸蔵還元型触媒の出入口温度差
ΔT0 所定の温度差

Claims (8)

  1. 排気ガスの空燃比が、リーン状態の場合にNOxを吸蔵し、かつ、リッチ状態の場合に吸蔵していたNOxを放出すると共に還元するNOx吸蔵還元型触媒と、該NOx吸蔵還元型触媒の上流側の酸化触媒とを備え、前記NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒による劣化を回復するための脱硫制御を行う排気ガス浄化システムにおいて、前記脱硫制御を行う際に、排気温度の昇温を行って、前記酸化触媒と前記NOx吸蔵還元型触媒との間に配置された前記NOx吸蔵還元型触媒の上流側温度センサと、前記NOx吸蔵還元型触媒の下流側に配置された下流側温度センサとで測定される、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側と出口側の温度差が所定の温度値以下になってから、脱硫用空燃比制御を行うことを特徴とする排気ガス浄化システムの脱硫制御方法。
  2. 前記所定の温度値を5℃〜25℃の範囲内の温度とすることを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化システムの脱硫制御方法。
  3. 前記脱硫用空燃比制御時に、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側の空燃比をリッチ側とする制御とリーン側とする制御とを、交互に繰り返すことを特徴と請求項1又は2記載の排気ガス浄化システムの脱硫制御方法。
  4. 前記脱硫用空燃比制御において、前記リッチ側とする制御と前記リーン側とする制御の時間割合をリッチ:リーン=5:2〜4:3とすることを特徴と請求項3記載の排気ガス浄化システムの脱硫制御方法。
  5. 排気ガスの空燃比が、リーン状態の場合にNOxを吸蔵し、かつ、リッチ状態の場合に吸蔵していたNOxを放出すると共に還元するNOx吸蔵還元型触媒と、該NOx吸蔵還元型触媒の上流側の酸化触媒と、前記NOx吸蔵還元型触媒の硫黄被毒による劣化を回復するための脱硫制御を行う脱硫制御手段を備えた排気ガス浄化システムにおいて、前記脱硫制御手段が、脱硫制御を行う際に、排気温度の昇温を行って、前記酸化触媒と前記NOx吸蔵還元型触媒との間に配置された前記NOx吸蔵還元型触媒の上流側温度センサと、前記NOx吸蔵還元型触媒の下流側に配置された下流側温度センサとで測定される、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側と出口側の温度差が所定の温度値以下になってから、脱硫用空燃比制御を行うことを特徴とする排気ガス浄化システム。
  6. 前記所定の温度値を5℃〜25℃の範囲内の温度とすることを特徴とする請求項5記載の排気ガス浄化システム。
  7. 前記脱硫制御手段が、前記脱硫用空燃比制御時に、前記NOx吸蔵還元型触媒の入口側の空燃比をリッチ側とする制御とリーン側とする制御とを、交互に繰り返すことを特徴と請求項5又は6記載の排気ガス浄化システム。
  8. 前記脱硫制御手段が、前記脱硫用空燃比制御において、前記リッチ側とする制御と前記リーン側とする制御の時間割合をリッチ:リーン=5:2〜4:3とすることを特徴と請求項7記載の排気ガス浄化システム。
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