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JP3857876B2 - レンズ付きファイバ、その製造方法、製造装置及び半導体レーザモジュール - Google Patents

レンズ付きファイバ、その製造方法、製造装置及び半導体レーザモジュール Download PDF

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JP3857876B2
JP3857876B2 JP2000373150A JP2000373150A JP3857876B2 JP 3857876 B2 JP3857876 B2 JP 3857876B2 JP 2000373150 A JP2000373150 A JP 2000373150A JP 2000373150 A JP2000373150 A JP 2000373150A JP 3857876 B2 JP3857876 B2 JP 3857876B2
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fiber
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健司 鈴木
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きファイバ、その製造方法、製造装置及び半導体レーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザモジュールにおいて、レーザダイオード(LD)から出射される光を光ファイバに入射させるタイプのものがある。
このような半導体レーザモジュールに用いられるレンズ付きファイバとして、例えば、光ファイバの先端全体を凸レンズ状に加工したものが知られている(米国特許第3,910,677号参照)。
【0003】
このようなレンズ付きファイバとLDとを光結合させた半導体レーザモジュールは、例えばEDFA(erbium doped fiber amplifier)やラマンアンプ用の励起光源として用いられる。
このような励起光源として用いられる半導体レーザモジュールは、通信用光源に比べて非常に高い光出力が求められ、そのニーズは、例えば100mW以上、200mW以上、300mW以上……と、年を重ねるごとに厳しくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のレンズ付きファイバを用いた半導体レーザモジュールでは、LDから出射される光出力全体に占めるレンズ付きファイバへの入射量の割合、すなわちLDとレンズ付きファイバとの結合効率が80%程度止まりで、それ以上の結合効率を達成することは困難であった。そのため、従来のレンズ付きファイバを用いた半導体レーザモジュールでは、高い光出力を得ることが困難となっていた。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、レーザダイオードとの結合効率に優れたレンズ付きファイバ、その製造方法及び製造装置、半導体レーザモジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のレンズ付きファイバは、コアとクラッドを有する光ファイバの先端をレンズ加工してなるレンズ部を有するレンズ付きファイバにおいて、
前記レンズ部は、コア端面に形成された実質的な平坦部と、クラッド端面に形成された傾斜面と、前記実質的な平坦部と傾斜面との間に、コアの一部を含んで形成された凸曲面とを有し、前記実質的な平坦部は、前記コアの直径以下の幅又は径を有し、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に形成され、実質的に加工変質層がなく、且つ鏡面状の平面部を備え、前記凸曲面は、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨により実質的に加工変質層が除去されて形成されることを特徴とする。
【0007】
一例として、前記レンズ部は、楔状に形成する。
他の例として、前記レンズ部は、頂部が切り欠かれた円錐状に形成する。
平面部は、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に、切断したままの状態で形成したものであってもよいし、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨砥石によって研磨して形成したものであってもよい。
好ましくは、前記実質的な平坦部の幅もしくは直径をコア直径の0.2〜0.6倍とする。
好ましくは、前記実質的な平坦部の幅もしくは直径を1μm以上とする。
【0008】
好ましくは、前記実質的な平坦部は、前記凸曲面の曲率半径の10倍以上の平均曲率半径に設定する。
好ましくは、前記実質的な平坦部の中心部分は曲面加工が施されていない平面部で構成する。
好ましくは、前記平面部の幅もしくは直径を、実質的な平坦部の直径もしくは幅の0.5倍以上とする。
【0009】
また本発明のレンズ付きファイバの製造方法は、光ファイバの先端にコアの中心軸に略直交する平面部を形成する工程A、前記平面部の周囲に傾斜面を形成する工程B、前記平面部と前記傾斜面との稜の部分に、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープを用いて凸曲面加工を施し、コアの一部を含む凸曲面を形成すると共に、前記A工程において形成される平面部を実質的な平坦部に仕上げる工程Cを含むことを特徴とする。
【0010】
好ましくは、前記工程Aは、光ファイバの先端にコアの中心軸に略直交する平面部を切断により形成する工程とする。
好ましくは、前記工程Aは、光ファイバの先端に、コアの中心軸に略直交する平面部を、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨砥石によって研磨して形成する工程とする。
好ましくは、前記工程Bは、前記平面部におけるコアと前記傾斜面の稜との間の幅δ1,δ2がそれぞれコア直径Dcrの1/3〜3倍となるように、前記傾斜面を形成する工程とする。
【0011】
好ましくは、前記工程Bは、前記平面部の両側に2面の傾斜面をそれぞれ形成する工程とする。
好ましくは、前記工程Bは、前記光ファイバをコアの中心軸を中心に回転させて研磨する工程とする。
好ましくは、複数本のファイバ孔が1列に形成されたホルダに複数本の光ファイバを挿入して仮止めし、前記工程A、工程B、工程Cの少なくとも1つの工程で前記複数本の光ファイバを一括して加工処理する。
【0012】
好ましくは、複数本のファイバ孔が1列に形成されたホルダに複数本の光ファイバを挿入して仮止めし、前記工程A及び工程Bで一括して加工処理し、その後、前記工程Cにおいて前記複数本の光ファイバを1本ずつ加工処理する。
好ましくは、複数本のファイバ孔が1列に形成されたホルダに複数本の光ファイバを挿入して仮止めし、前記工程A、工程B、工程Cの少なくとも1つの工程で前記ホルダと共に前記複数本の光ファイバを研磨加工する。
【0013】
好ましくは、前記工程B及び/又は工程Cは、研磨テープを走行させながら、該研磨テープを前記光ファイバの所望加工部分に接触させる工程とする。
好ましくは、前記工程Cは、凹溝を有するバック部材を裏側から当接させた研磨テープを走行させながら、該研磨テープを前記光ファイバの平面部と傾斜面との稜の部分に接触させて加工する工程とする。
【0014】
本発明のレンズ付きファイバの製造装置は、光ファイバを保持する保持部と、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープと、該研磨テープを走行させる駆動機構と、前記研磨テープの裏面に当接する当接面を有するバック部材とを有することを特徴とする。
好ましくは、前記研磨テープは、前記保持部の両側に配置する。
好ましくは、前記バック部材は、前記当接面に凹溝を設ける。
【0015】
本発明の半導体レーザモジュールは、レーザダイオードと、該レーザダイオードに光結合される本発明のレンズ付きファイバとを有することを特徴とする。
LDからの出射光は、図18に示すように、光軸の部分に最も強い光が存在する。
本発明のレンズ付きファイバは、実質的な平坦部が先端に形成されているので、上記最も強い光を効率良く受光できる。また、本発明のレンズ付きファイバは、実質的な平坦部と斜面部との間に凸曲面が形成され、レンズ効果が高められている。
【0016】
よって、本発明のレンズ付きファイバによれば、LDから出射された光を非常に高い結合効率で受光できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のレンズ付きファイバの一例として楔形光ファイバ、その製造方法及び製造装置に係る第1の実施形態を図1乃至図11に基づいて詳細に説明する。
楔形光ファイバ1は、図1及び図2に示すように、直径6μmのコア1aと、その外側を取り囲むクラッド1bとを有する直径125μmの石英ガラスファイバである。
【0018】
楔形光ファイバ1は、先端にレンズ加工が施されて、楔形のレンズ部Lが形成されている。
レンズ部Lは、実質的な平坦部1cと、傾斜面1eと、これら実質的な平坦部1cおよび傾斜面1eの間に形成される凸曲面1dを有している。
実質的な平坦部1cは、コア1a端面を含むように形成され、コアの中心軸Ccrに直交して略平面状に、幅(図2中の左右方向の長さ)1μm以上で形成される。
【0019】
さらに詳しくは、実質的な平坦部1cは、図2に示すように、中心部分がファイバカッタで切断して形成された鏡面FMで、残部は曲率半径の大きな研磨面で構成されている。これによって実質的な平坦部1cは、全体として曲率半径の大きな平面状に形成されている。
また、傾斜面1eは、実質的な平坦部1cの両側を、コアの中心軸Ccrに対して対称に研磨加工して形成されている。傾斜面1eは主にクラッド1b先端の露出面であるが、一部コア1aにまで及んで形成されていてもよい。
【0020】
凸曲面1dは、実質的な平坦部1cと傾斜面1eとの間に研磨によって形成されたコア1a先端面であり、実質的な平坦部1cに比べて非常に小さな曲率半径を有している。
一例として、楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cの幅がコア1aの直径の0.4倍である2.4μmで形成され、鏡面FMの幅は平坦部1cの幅の半分である1.2μmで形成される。実質的な平坦部1cの平均曲率半径は鏡面FMがあるため、非常に大きい。凸曲面1dは曲率半径が5μmで形成される。2つの傾斜面1eがなす角θは80°である。
【0021】
楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cにおいて、強度分布において最強部分の光を受光する。実質的な平坦部1cの鏡面FMは光ファイバの切断面から構成されているため、その表面には研磨面特有の加工変質層が形成されることがない。また、鏡面FMの周囲の凸曲面1dも、酸化セリウムなど、研磨時に石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープなどを用いて仕上げ研磨することにより、加工変質層を殆ど除去することが可能である。
【0022】
加工変質層は、研磨によるダメージによって屈折率が所定の値から変化してしまった層をいい、レンズ部Lにおける表面反射によって光の結合効率を低下させる原因となる。
本実施形態における楔形光ファイバ1は、光を受光するレンズ部Lの、特に強い光を受光する中心部分を加工変質層のない鏡面FMとすることによって、光の結合効率が向上している。
【0023】
また、楔形光ファイバ1は、凸曲面1dを形成することによって、高いレンズ効果が得られ、コア1a内に光を十分に引き込み、さらに光の結合効率を向上させることができる。
ここで、楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cの幅に対して鏡面FMの幅を0.5倍以上となるように設定することにより、より光の結合効率を向上させることができる。
【0024】
また、楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cの平均曲率半径を凸曲面1dの曲率半径よりも10倍以上大きくなるように設定することで、実質的な平坦部1cを好適な平坦度にすることができ、かつ凸曲面1dも好適なレンズ効果を得ることができる。
上記のような特徴を有する楔形光ファイバ1は、SiO2を主成分とする石英系光ファイバ、SiO2−Na2O−CaO系,SiO2−B2O3−Na2O系,アルカリを含まないGa2O2−GeO2−P2O5系等の多成分系光ファイバあるいはフッ化物系光ファイバ等、あらゆる成分の光ファイバを使用して製造することができる。
【0025】
このような形状を有する楔形光ファイバ1は、以下に説明する製造装置を用いて製造される。
製造装置10は、図4及び図5に示すように、保持部となる保持ユニット20、第1加工ユニット30及び第2加工ユニット35を備えている。
保持ユニット20は、第1支持台11に設置され、光ファイバFbを保持し、コアの中心軸Ccr(図6参照)に平行な矢印Yと、これに直交する矢印X,Zで示す3軸(図4,5参照)方向に移動する。保持ユニット20は、ファイバチャック21、第1スライドテーブル22、Y軸アジャスタ23、第2スライドテーブル26、X軸アジャスタ27及びZ軸アジャスタ28を備えている。ここで、第1支持台11は、4本の脚12によって四隅で支持され、保持ユニット20と対向する位置にはモニタ18が設置されている。
【0026】
モニタ18は、後述する第1加工ユニット30及び第2加工ユニット35による光ファイバFb先端に形成される楔形の部分の幅や形状等の研磨状態を測定し、研磨の良否を判断する顕微鏡としての機能を備えたカメラである。
ファイバチャック21は、図4及び図6に示すように、2枚の保持板21a,21b(図6参照)を有し、互いに対向する一方の面の中央には光ファイバFbを位置決めして保持するV溝(図示せず)が形成されている。第1スライドテーブル22は、Y軸方向にスライドするテーブルで、ファイバチャック21が止めねじ22aで着脱自在に固定される。第1スライドテーブル22は、Y軸アジャスタ23によって図中Y軸方向に駆動される。Y軸アジャスタ23は、マイクロメータを備え、第1スライドテーブル22のY軸方向における位置調節手段で、最も微細な場合には0.1μm単位で位置を微調節することができる。X軸アジャスタ27及びZ軸アジャスタ28も、Y軸アジャスタ23と同じ位置調節精度を有している。また、Y軸アジャスタ23は、第1スライドテーブル22をY軸方向へ移動させて、モニタ18によって光ファイバFbの先端を観察する際の焦点調節に利用される。
【0027】
第2スライドテーブル26は、X軸方向にスライド自在なスライド部材で、X軸アジャスタ27に駆動されてX軸方向へ移動する。第3スライドテーブル29は、Z軸アジャスタ28に駆動され、第2スライドテーブル26と共にZ軸方向へ移動する。
第1及び第2加工ユニット30,35は、保持ユニット20に保持された光ファイバFbの先端を楔形に加工するユニットで、第2支持台13に設けられている。第2支持台13は、図5に示すように、第1支持台11に設けたそれぞれ4本ずつの支柱14,15に支持されている。
【0028】
第1加工ユニット30は、図4に示すように、研磨テープTab、巻取りリール31、搬送ローラ32、押圧部材33及びバック部材34を備えている。
ここで、第2加工ユニット35は、研磨テープTab、巻取りリール36、搬送ローラ37、押圧部材38及びバック部材39を備え、第1加工ユニット30と構造及び作用が同一である。従って、第1加工ユニット30について説明し、第2加工ユニット35については、以下の説明並びに図4乃至図6において対応する構成要素に対応する符号を用いることで重複した説明を省略する。
【0029】
巻取りリール31は、巻出しリール13aから巻き出される研磨テープTabを巻き取るリール31aと、リール31aを回転させるモータ31bとを有している。モータ31bは、第2支持台13に設けられ、巻出しリール13aは、第2支持台13に回転自在に支持されている。
ここで、研磨テープTabは、第1加工ユニット30においては、巻出しリール13aから巻き出された後、ガイドローラ13b、バック部材34、ガイドローラ13c、搬送ローラ32及び押圧部材33を経て巻取りリール31に巻き取られる。一方、第2加工ユニット35においては、研磨テープTabは、巻出しリール13dから巻き出された後、ガイドローラ13e、バック部材39、ガイドローラ13c、搬送ローラ37及び押圧部材38を経て巻取りリール36に巻き取られる。
【0030】
搬送ローラ32は、ローラ32aと、第2支持台13に設けられ、ローラ32aを回転駆動させる駆動モータ32bとを有している。
押圧部材33は、スイングアーム33a、スイングアーム33aの端部に設けられる押圧ローラ33b及び引きばね33cを有し、一端を第2支持台13に、他端をスイングアーム33aに、それぞれ係止させた引きばね33cによって押圧ローラ33bがローラ32aに所定の押圧力で押圧されている。これにより、研磨テープTabは、搬送ローラ32と押圧部材33とによって一定の速度で搬送される。
【0031】
バック部材34は、ステンレス鋼等の素材が使用され、研磨テープTabに裏側から当接し、保持ユニット20に保持された研磨対象の光ファイバFbを楔状に研磨する。バック部材34は、図6に示すように、光ファイバFbと対向する先端側にテーパ状に形成され、研磨テープTabの裏側に当接する当接面34aを有している。バック部材34は、図4及び図5に示すように、第2支持台13の支持ブロック13gに取り付けられている。
【0032】
製造装置10は、以上のように構成され、以下に説明する本発明方法によって楔形光ファイバ1が製造される。
(工程A)
先ず、直径6μmのコアと、その外側を取り囲むクラッドとを有する直径125μmの石英ガラスファイバの先端をファイバカッタを使って、コアの中心軸Ccrに略直交する平面部PPL(図3C参照)を形成する。
【0033】
すなわち、図3Aに示すように、まず光ファイバFbをファイバホルダ51,52により長手方向に所定間隔離して固定し、丸型刃53で光ファイバFbの側面に切り欠き54を設ける。そして、図3Bに示すように、切り欠き54の反対側から治具55で光ファイバFbを押し上げると共に、光ファイバFbに引っ張り応力を作用させて切断する。このようにして切断すると、光ファイバFbは、図3Cに示すように、先端にコアの中心軸Ccrに略直交し、鏡面からなる平面部PPLが形成される。
【0034】
(工程B)
次に、光ファイバFbを、平面部PPLを突出させて前記V溝に位置決めし、2枚の保持板21a,21bで保持した状態でファイバチャック21を止めねじ22aで第1スライドテーブル22に固定する。
次に、保持ユニット20のY軸アジャスタ23、X軸アジャスタ27及びZ軸アジャスタ28により、図4に示すように、光ファイバFbがモニタ18と対向すると共に、左右のバック部材34,39の当接面34a,39aと対応する位置に微調節する。この位置が研磨開始の際の保持ユニット20の初期位置である。
【0035】
次いで、モータ31b及び駆動モータ32bを起動させ、研磨テープTabを巻出しリール13aから巻き出して、図4に示すように、ガイドローラ13b、バック部材34、ガイドローラ13c、搬送ローラ32及び押圧部材33を経て巻取りリール31へと一定の速度で搬送しながら光ファイバFbの研磨を開始する。このとき用いる研磨テープTabは、ポリエステル等からなる基材に、平均粒径3μmのアルミナ粉を付着させた幅60mmのテープである。
【0036】
そして、光ファイバFbを楔状に研磨するときは、先ず、X軸アジャスタ27により第2スライドテーブル26をX軸に沿って図4の左方に移動させ、モニタ18でモニタしてから光ファイバFbの先端をバック部材34側の研磨テープTabに当接させ、一定の速度で搬送される研磨テープTabで、図7Aに示すように、光ファイバFbの一方側を研磨して傾斜面Fsを形成する。
【0037】
次に、X軸アジャスタ27により第2スライドテーブル26をX軸に沿って図4の右方に移動させ、モニタ18でモニタしてから光ファイバFbの先端をバック部材39側の研磨テープTabに当接させ、一定の速度で搬送される研磨テープTabで、図7Bに示すように、光ファイバFbの他方側を研磨して傾斜面Fsを形成する。これにより、図8に示すように、光ファイバFbは、コアの中心軸Ccrに直交する幅10μmの部分が鏡面FMで、2つの傾斜面Fsを有する楔状に加工される。このとき、光ファイバFbは、鏡面FMと傾斜面Fsとの間に角張った稜Rが形成される。
【0038】
工程Bにおいては、バック部材34は、製造される楔形光ファイバ1において2つの傾斜面1eのなす角度θ(図2参照)がθ=80度となるように、図6に示すコアの中心軸Ccrとテーパ面34aとのなす角θ1が40度のものを使用する。
【0039】
(工程C)
次いで、バック部材34,39を、図6及び図9に示すように、当接面41a,42aに凹溝41b,42bが形成され、当接面41a,42aとコアの中心軸Ccrとのなす角θ2(図6参照)が45度のバック部材41,42に取り替える。また、研磨テープTabも、より細かい平均粒径(ここでは1μm以下)のものに変更する。そして、保持ユニット20を用いて前記と同様の操作により光ファイバFbの先端、即ち、鏡面FMと各傾斜面Fsとの稜Rの部分を研磨テープTabで研磨する。
【0040】
このとき、図9に示すように、バック部材41は、当接面41aに凹溝41bが形成されている。このため、楔状に加工された光ファイバFbの稜Rの部分を凹溝41bに対応する研磨テープTabの表面に当接させると、研磨テープTabが凹溝41bの部分で図示のように凹む。この結果、光ファイバFbは、凹んだ研磨テープTabによって稜Rの部分が凸曲面に加工される。
【0041】
尚、稜Rの曲面加工のために、ここではバック部材41の当接面41aに凹溝41bを形成したが、例えば、バック部材41の当接面41aは平坦面として、この当接面や研磨テープTabの材質を若干柔らかいものとしたり、研磨テープTabの厚みを、例えば25μm、50μm、75μmと厚くしてゆくことにより、バック部材41や研磨テープTabの弾性変形を利用して、稜Rに曲面加工を施すことも可能である。
【0042】
この場合、バック部材41の当接面41aは、材質として、例えばゴム等が利用できる。
従って、本発明の製造装置10と上記製造方法によって、先端に、コアの中心軸Ccrに直交し、一部が鏡面である実質的な平坦部1cと、実質的な平坦部1cに隣接する凸曲面1dを介して傾斜面1eとが形成され、先端側が楔状に成形された図1に示す楔形光ファイバ1が製造される。
【0043】
ここで、直径6μmのコアと、その外側を取り囲むクラッドとを有する直径125μmの石英ガラスファイバを用い、実質的な平坦部1cの幅が、0.5μmより大きく、3.5μmよりも小さい種々の幅を有する楔形光ファイバ1を、製造装置10を用いて本発明方法によって製造し、波長980nm帯のLDと光結合させたときの結合効率を測定した。その結果を図10に示す。
【0044】
図10に示す結果から明らかなように、楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cの幅がコア径の0.2〜0.6倍であれば、80%以上の高い結合効率を得られ、この範囲から外れると、結合効率が急激に低下することが分かった。従って、楔形光ファイバ1は、実質的な平坦部1cの幅がコア径の0.2〜0.6倍であることが望ましい。
【0045】
また、米国特許第3,910,677号に開示された従来のレンズ付きファイバでは、結合効率が80%程度であったのに対し、実質的な平坦部1cの幅が2.2μmである、楔形光ファイバ1では89%と、結合効率が増大した。
ここで、ファイバチャック21は、Z軸方向に長い2枚の保持板とし、互いに対向する一方の面の中央に光ファイバFbを位置決めして保持する複数のV溝をZ軸方向に所定間隔をおいて形成したものを使用すると、複数の楔形光ファイバ1を製造することができる。
【0046】
この場合、工程Bでは、上記60μm程度の幅の広い研磨テープTabを用いて複数本の光ファイバFbを一括して研磨し、工程Cでは、Z軸方向に光ファイバFbを移動させ、1本ずつの光ファイバFbに対して順次精密研磨を行う。工程Cでは、所定の光ファイバFbを研磨する際に隣接する光ファイバFbと干渉しないように、研磨テープTabを、工程Bより幅の狭いもの(例えば幅6mm程度)とすることが好ましい。
【0047】
以上のようにして製造された楔形光ファイバ1は、断面楕円形状のモードフィールドを持つ光を受光する場合に好適である。
また、製造装置10は、1本の光ファイバFbを保持するファイバチャック21を備えた保持ユニット20をY軸廻りに回転自在に構成すると、図11に示すように、コア2aと、その外側を取り囲むクラッド2bとを有し、コアの中心軸Ccrに直交し、実質的な平坦部2cの一部が鏡面で、実質的な平坦部2cに隣接する凸曲面2dを介して傾斜面2eとが形成され、頂部が切り欠かれた円錐形状に成形されたレンズ付きファイバ2を製造することができる。
【0048】
このようなレンズ付きファイバ2は、断面真円形のモードフィールドを有する光を受光する場合に好適である。
このように、本発明のレンズ付きファイバは、LDから出射される光のモードフィールド形状に合わせて、適切なレンズ形状とすることができる。
次に、本発明のレンズ付きファイバとその製造方法に係る第2の実施形態を図12乃至図16Bに基づいて詳細に説明する。
【0049】
先ず、本実施形態の楔形光ファイバを、図12に基づいて説明する。
楔形光ファイバ5は、図12に示すように、コア5aと、その外側を取り囲むクラッド5bとを有する石英ガラスファイバで、先端に形成された実質的な平坦部5cの両側に、凸曲面5dを介して形成される傾斜面5eによって楔状に成形されている。このとき、楔形光ファイバ5は、コア5aの外周が一部研磨され、平坦部5cがコアの中心軸Ccrにおいて1μm以上の幅を有して直径方向に形成され、凸曲面5dを介して傾斜面5eへと連なるように楔状に研磨加工されている。
【0050】
楔形光ファイバ5は、実質的な平坦部5cが全て研磨面によって構成されている点で楔形光ファイバ1と異なっている。
このような形状を有する楔形光ファイバ5は、例えば以下に説明する方法によって製造される。
先ず、図13A,図13Bに示すように、ホルダ7の複数のファイバ孔(図示せず)に複数本の光ファイバFbを挿入して先端を端面5aから僅かに突出させ、ワックス接着剤Awxで一時的に仮止めする。
【0051】
複数本の光ファイバFbとしては、石英ガラスファイバからなる複数本の光ファイバをテープ状に成形したテープファイバFtpから先端部分の被覆を除去し、個々の光ファイバFbに分離したものを用いる。また、ホルダ7としては、例えば、複数のファイバ孔が高い精度で1列に形成された多芯コネクタのフェルールを使用する。
【0052】
(工程A)
次に、ホルダ7に第1の加工を施す。この加工工程においては、複数本の光ファイバFb及びホルダ7を、光ファイバFbの軸に直交する端面が平面となるように、例えば、平均粒径10μmのダイヤモンド砥石によって平面に粗研磨加工すると共に、端面にはみ出したワックス接着剤Awxを除去する。
【0053】
(工程B)
次いで、同様にして、ホルダ7を、光ファイバFbの配列方向と直交する幅方向における形状が、図14A,図14Bに示すように、先端が光ファイバFbの光軸(すなわちコアの中心軸Ccr)に直交すると共に各光ファイバFbのコアCRの端面全てを含む平面Feと、平面Feの両側に形成され、平面Feに対して対称な傾斜面Fsとを有する台形状に粗研磨加工する。
【0054】
このとき、ホルダ7は、光ファイバFbが、例えば、コア径約6μmのシングルモードファイバの場合、平面Feの幅W1及び傾斜面Fsを、それぞれW1=80μm程度で、2つの傾斜面Fsのなす角度αがα=55度程度となるように、両傾斜面Fsを光ファイバFbの光軸に対して対称に研磨する。ホルダ7は、平面Feの幅W1をW1=80μm程度残すことにより、各光ファイバFbのコアCRに及ぶ研磨欠けを防止することができる。
【0055】
この後、酸化セリウムを含む砥粒(平均粒径1μm)から製作された砥石を用い、ホルダ7の平面Feを仕上げ研磨すると共に、2つの傾斜面Fsを平面Feが図15Bに示す所定の幅W2(μm)となるように仕上げ研磨する。このとき、ホルダ7は、平面Feが、コアCRの外側と、平面Feと傾斜面Fsとによって形成される稜Rとの間に、コア直径の1/3〜3倍の範囲の幅を有するように傾斜面Fsを仕上げ研磨する。即ち、ホルダ7は、図15A,図15Bに示すように、コアCRの直径をDcr、コアCRの外側と、平面Feと傾斜面Fsとによって形成される稜Rとの間の幅をδ1,δ2(μm)としたときに、平面Feの幅W2が次式で表わされるように、2つの傾斜面Fsのなす角度βをβ=60度程度となるように、両傾斜面Fsを光ファイバFbの光軸に対して対称に仕上げ研磨する。
W2=δ1+δ2+Dcr
【0056】
例えば、光ファイバFbがコア径6μmの場合、コアCRの外側と、平面Feと傾斜面Fsとによって形成される稜Rとの間の幅δ1,δ2は、δ1=δ2が望ましく、光ファイバFbの光軸に対して対称に研磨される方がベストである。また、幅δ1,δ2は、下記の範囲に設定する。
2<δ1,δ2<15
【0057】
このとき、幅δ1,δ2は、2μm以下になると、後述する第2の加工工程において滑らかな凸曲面を得ることができず、15μm以上になると、得られる凸曲面の曲率半径が大きくなり過ぎ、製造される楔形光ファイバ5が目的とする特定の方向にレンズ効果を発揮することができなくなる。
【0058】
従って、このように設定した場合、平面Feの幅W2(μm)は、次式で表される範囲となる。
10<W2<36
このように加工することで、ホルダ7は、図15A,図15Bに示すように、仮止めされた各光ファイバFbが、クラッドCLが一部研磨され、コアCRの外側と稜Rとの間が幅δ1,δ2で、全体の幅が幅W2の平面Feと2つの傾斜面Fsとを有する台形に仕上げ研磨され、第1の加工工程が終了する。
【0059】
この仕上げ研磨においては、前記のように酸化セリウムを含む砥粒から製作された砥石を用いる。このため、ホルダ7は、光ファイバFbと共に、平面Fe及び2つの傾斜面Fsがメカノケミカル作用によって平坦度に優れ、前記した加工変質層のない鏡面に加工される。
【0060】
(工程C)
次に、ホルダ7に第2の加工を施す。この加工工程においては、前記酸化セリウムを含む砥粒を用い、ホルダ7の平面Feと傾斜面Fsとによって形成される稜Rの部分を主としてバフ研磨する。このバフ研磨に際し、ホルダ7は、平面Feや傾斜面Fsの稜Rに沿った近接部分も研磨される。このため、ホルダ7は、複数本の光ファイバFbのコアCRの中心に沿った先端に、図16A,図16Bに示すように、1μm以上の幅を有する実質的な平坦部FLと、平坦部FLの両側に傾斜面Fsに連なる凸曲面FCBとが形成され、平坦部FLの部分では各光ファイバFbはコアCRの幅方向外側が僅かに研磨されている(図16B参照)。
【0061】
このとき、第2の加工工程においては、製造される楔形光ファイバ5と光結合するLDの特性に応じて、凸曲面FCBの曲率半径が3〜6μm、より好ましくは、3.5〜5.5μmとなるようにホルダ7を研磨する。ここで、ホルダ7は、第2の加工を施すことで、先端に実質的な平坦部FLが形成されるが、必ずしも平面である必要はない。即ち、平坦部FLは、その両側に形成される凸曲面FCBの曲率半径の10倍以上の曲率半径を有していれば、実質的な平坦部FLであるとみなすこととする。また、ホルダ7は、加工終了時において、図16Aに示すように、2つの傾斜面Fsのなす角度γがγ=70度程度となるように、凸曲面FCBを光ファイバFbの光軸に対して対称に研磨加工する。
【0062】
このようにして第2の加工工程が終了したら、ホルダ7を加熱してワックス接着剤Awxを溶かし、複数のファイバ孔(図示せず)から複数本の光ファイバFbを取り出し、付着したワックス接着剤Awxを清掃すれば、一度に複数本の楔形光ファイバ5が得られる。
このように、本実施形態の製造方法によれば、ホルダ7を用いることにより、光ファイバを複数本まとめて加工することができる。また、本製造方法は、第1の加工工程では、酸化セリウムを含む砥粒から製作された砥石により平面に仕上げ研磨し、第2の加工工程では、前記酸化セリウムを含む砥粒を用い、ホルダ7の平面Feと傾斜面Fsとによって形成される稜Rの部分を主としてバフ研磨する。このため、製造される楔形光ファイバ5は、コア端面が凹むことがないうえ、平坦部が鏡面に加工されるので、十分な光伝送性能を有し、反射減衰量を測定したところ、55dB以上であった。
【0063】
また、本発明の楔形光ファイバと従来方法で製造された楔形光ファイバとを、波長980nm帯のLDと光結合させたところ、結合距離を従来よりも1.2〜1.5倍大きくすることができ、結合効率の向上も見られた。
次に、上記第1、第2の実施形態のレンズ付きファイバを用いた本発明の半導体レーザモジュールの一例を図17に基づいて説明する。
【0064】
図17に示すように、半導体レーザモジュール100は、パッケージ101の底板101a上に、放熱を行うペルチェモジュール102、ベース103、チップキャリア104、レーザダイオード105が順次配置されている。レンズ付きファイバ107は、レーザダイオード105の光出射端面にレンズ部Lが対向するように配置され、ファイバ固定部材106を介してベース103上に固定されている。レンズ付きファイバ107は、筒状孔部108に設けたスリーブ109を介してパッケージ101の外部に導出されている。
【0065】
このような半導体レーザモジュール100において、レーザダイオード105の光出射端面から光を出射させ、レンズ部Lを介してレンズ付きファイバ107内に光を入力させた場合、レンズ付きファイバ107は、上記第1、第2の実施形態の楔形光ファイバ1,2,5で説明したように、レンズ部Lにおける光の結合効率が非常に高い。しかも、レーザダイオード105は、光軸に直交する方向における出射光の相対強度分布を示す図18から明らかなように、光軸の部分に最も強い光が存在する。このため、半導体レーザモジュール100は、従来よりも出力が向上する。特に、希土類元素ドープファイバ型の光アンプやラマン用光アンプ等においては、高出力の励起光源となる半導体レーザモジュールが求められるため、光結合効率が高い半導体レーザモジュール100が好適に利用される。
【0066】
【発明の効果】
請求項1乃至6の発明によれば、光源となるレーザダイオードとの結合効率に優れたレンズ付きファイバ、その製造方法、製造装置および半導体レーザモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きファイバの第1の実施形態に係る楔形光ファイバを示す斜視図である。
【図2】図1の楔形光ファイバの側面図である。
【図3】光ファイバを切断する工程を示す説明図であり、(a)は光ファイバに傷をつける工程、(b)は光ファイバを切断する工程、(c)は切断された後の光ファイバを示す図である。
【図4】図1の楔形光ファイバを製造する製造装置の平面図である。
【図5】図4の製造装置の正面図である。
【図6】図4の製造装置において、保持ユニットに保持される光ファイバのコアの中心軸とバック部材のテーパ面とのなす角を説明する要部拡大図である。
【図7】図4の製造装置における光ファイバの傾斜面の加工工程を示す概略図である。
【図8】図4の製造装置によって傾斜面が加工された光ファイバの側面図である。
【図9】図4の製造装置によって凸曲面を加工する工程を示す要部拡大図である。
【図10】図4の製造装置によって製造された楔形光ファイバの結合効率と実質的な平坦部の幅との実測結果を示す測定図である。
【図11】図4の製造装置によって製造される他のレンズ付きファイバの例を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る製造方法によって製造される楔形光ファイバの斜視図である。
【図13】図12の楔形光ファイバの製造方法を説明するもので、ホルダに複数本の光ファイバを仮止めした状態を示す側面図(a)と、平面図(b)である。
【図14】複数本の光ファイバを仮止めしたホルダを、第1の加工工程で台形に粗研磨加工した状態を示す側面図(a)と、平面図(b)である。
【図15】図14に示すホルダを、第1の加工工程で更に仕上げ研磨した状態を示す側面図(a)と、光ファイバの部分を拡大した平面図(b)である。
【図16】図15のホルダの先端両側を、第2の加工工程によって所定曲率半径の曲面に研磨加工した状態を拡大して示す側面図(a)と、平坦部並びに光ファイバのコア部分を拡大した平面図(b)である。
【図17】本発明のレンズ付きファイバを使用した半導体レーザモジュールの断面側面図である。
【図18】光軸に直交する方向におけるLDからの出射光の相対強度分布を示す強度分布図である。
【符号の説明】
1 楔形光ファイバ
1a コア
1b クラッド
1c 平坦部
1d 凸曲面
1e 傾斜面
2 楔形光ファイバ
2a コア
2b クラッド
2c 平坦部
2d 凸曲面
2e 傾斜面
5 楔形光ファイバ
5a コア
5b クラッド
5c 平坦部
5d 凸曲面
5e 傾斜面
7 ホルダ
7a 端面
10 製造装置
20 保持ユニット(保持部)
30 第1加工ユニット(加工部)
35 第2加工ユニット(加工部)
100 半導体レーザモジュール
101 パッケージ
102 ペルチェモジュール
105 レーザダイオード
107 レンズ付きファイバ
Awx ワックス接着剤
Ccr コアの中心軸
CL クラッド
CR コア
DCR コアの直径
Fb 光ファイバ
FCB 凸曲面
Fe 平面
FL 平坦部
Fs 傾斜面
FM 鏡面
R 稜(平坦部と傾斜面とによって形成される)

Claims (10)

  1. コアとクラッドを有する光ファイバの先端をレンズ加工してなるレンズ部を有するレンズ付きファイバにおいて、
    前記レンズ部は、コア端面に形成された実質的な平坦部と、クラッド端面に形成された傾斜面と、前記実質的な平坦部と傾斜面との間に、コアの一部を含んで形成された凸曲面とを有し、
    前記実質的な平坦部は、前記コアの直径以下の幅を有し、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に切断したままの状態で形成され、実質的に加工変質層がなく、且つ鏡面状の平面部を備え、
    前記凸曲面は、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨により実質的に加工変質層が除去されて形成される
    ことを特徴とするレンズ付きファイバ。
  2. コアとクラッドを有する光ファイバの先端をレンズ加工してなるレンズ部を有するレンズ付きファイバにおいて、
    前記レンズ部は、コア端面に形成された実質的な平坦部と、クラッド端面に形成された傾斜面と、前記実質的な平坦部と傾斜面との間に、コアの一部を含んで形成された凸曲面とを有し、
    前記実質的な平坦部は、前記コアの直径以下の幅を有し、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨砥石によって研磨して形成され、実質的に加工変質層がなく、且つ鏡面状の平面部を備え、
    前記凸曲面は、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨により実質的に加工変質層が除去されて形成される
    ことを特徴とするレンズ付きファイバ。
  3. 前記実質的な平坦部は、前記コアの直径の0.2〜0.6倍の幅を有することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ付きファイバ。
  4. コアとクラッドを有する光ファイバの先端をレンズ加工してなるレンズ部を有するレンズ付きファイバにおいて、
    前記レンズ部は、コア端面に形成された実質的な平坦部と、クラッド端面に形成され、前記コアのまわりにおいて前記コアの円周方向に形成した傾斜面と、前記実質的な平坦部と傾斜面との間に、コアの一部を含んで形成された凸曲面とを有し、
    前記実質的な平坦部は、前記コアの直径以下の直径を有し、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に切断したままの状態で形成され、実質的に加工変質層がなく、且つ鏡面状の平面部を備え、
    前記凸曲面は、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨により実質的に加工変質層が除去されて形成される
    ことを特徴とするレンズ付きファイバ。
  5. コアとクラッドを有する光ファイバの先端をレンズ加工してなるレンズ部を有するレンズ付きファイバにおいて、
    前記レンズ部は、コア端面に形成された実質的な平坦部と、クラッド端面に形成され、前記コアのまわりにおいて前記コアの円周方向に形成した傾斜面と、前記実質的な平坦部と傾斜面との間に、コアの一部を含んで形成された凸曲面とを有し、
    前記実質的な平坦部は、前記コアの直径以下の直径を有し、光ファイバのコアの中心軸に略直交する方向に、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨砥石によって研磨して形成され、実質的に加工変質層がなく、且つ鏡面状の平面部を備え、
    前記凸曲面は、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨により実質的に加工変質層が除去されて形成される
    ことを特徴とするレンズ付きファイバ。
  6. 前記実質的な平坦部は、前記コアの直径の0.2〜0.6倍の直径を有することを特徴とする請求項4または5に記載のレンズ付きファイバ。
  7. レーザダイオードと、該レーザダイオードに光結合される請求項1ないし 6のいずれかに記載のレンズ付きファイバとを有することを特徴とする半導体レーザモジュール。
  8. 請求項1または4に記載のレンズ付きファイバを製造する方法であって、
    光ファイバの先端にコアの中心軸に略直交する平面部を切断により形成する工程A、
    前記平面部の周囲に傾斜面を形成する工程B、
    前記平面部と前記傾斜面との稜の部分に、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープを用いて凸曲面加工を施し、コアの一部を含む凸曲面を形成すると共に、前記A工程において形成され、切断したままの状態で形成される鏡面状の平面部を実質的な平坦部に仕上げる工程Cを含むことを特徴とするレンズ付きファイバの製造方法。
  9. 請求項2または5に記載のレンズ付きファイバを製造する方法であって、
    光ファイバの先端に、コアの中心軸に略直交する平面部を、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨砥石によって研磨して形成する工程A、
    前記平面部の周囲に傾斜面を形成する工程B、
    前記平面部と前記傾斜面との稜の部分に、石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープを用いて凸曲面加工を施し、コアの一部を含む凸曲面を形成すると共に、前記A工程において形成される平面部を実質的な平坦部に仕上げる工程Cを含むことを特徴とするレンズ付きファイバの製造方法。
  10. 請求項1ないし6のいずれかに記載のレンズ付きファイバを製造する装置であって、
    光ファイバを保持する保持部と、
    石英に対してメカノケミカル反応を及ぼす研磨テープと、
    該研磨テープを走行させる駆動機構と、
    前記研磨テープの裏面に当接する当接面を有するバック部材と
    を有することを特徴とするレンズ付きファイバの製造装置。
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