JP3812540B2 - 車両用計器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に採用するに適した車両用計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に装備される車両用計器の見映えを向上させるため、種々の方法が採られている。たとえば、目盛表示部に沿って目盛盤の表面側に設けられる略リング状の導光部材と、導光部材のみに光を入射可能に配置されて導光部材を照明する第1光源と、目盛盤の裏面側に目盛盤に光を照射可能に配置されて目盛板を透過照明しその照射光の一部は目盛板を介して導光部材に入射する第2光源とを備え、導光部材を第1光源により発光させて装飾性を向上させて斬新な見映えの計器とすることが提案されている。
【0003】
また、この計器において、第1光源と導光部材との間の目盛盤に色印刷を施して導光部材を所定の色で発光させることが提案されている。(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−5697号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の車両用計器において第1光源のみを点灯させた場合は、導光部材は所定の色で発光し且つ視認される。一方、第1光源および第2光源の両方を点灯させた場合は、導光部材は、第2光源からの光によっても照明されるので、第1光源のみを点灯させた場合に比べて薄い色で視認される、あるいは着色されていないように視認されてしまい、計器の装飾性を向上させ斬新な見映えを実現することが困難となる可能性がある。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、このようなことに対処するため、車両用計器の導光部材の照明方法に工夫を凝らし、斬新な見映えの車両用計器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
【0008】
本発明の請求項1に記載の車両用計器は、透光性材料からなる目盛盤と、目盛盤の外周部に沿って目盛盤の表面側に設けられる略リング状の導光部材と、導光部材のみに光を入射可能に配置されて導光部材を照明する第1光源と、目盛盤の裏面側に目盛盤に光を照射可能に配置されて目盛盤を透過照明し且つその照射光の一部は目盛盤を透過して導光部材に入射する第2光源とを備え、導光部材の照明色は目盛盤の照明色とは異なり、目盛盤の導光部材に対応する部分に導光部材の照明色と同系色の着色手段を設け、第1光源および第2光源は時差点灯および時差消灯の少なくとも一方が実施される構成としている。第1光源および第2光源の両方を点灯させた場合は、導光部材は、第2光源からの光によっても照明される。従来の車両用計器の場合、導光部材に入射する第2光源からの光により導光部材の照明色が薄められてしまい、目盛盤の照明色と導光部材の照明色のコントラストが弱められ見映えが低下するという問題があった。これに対して、本発明の請求項1に記載の車両用計器においては、目盛盤の導光部材に対応する部分に導光部材の照明色と同系色の着色手段を設けているので、導光部材に入射する第2光源からの光は導光部材の照明色と同系色となる。これにより、導光部材の照明色を補完して、表示部の照明色と導光部材の照明色のコントラストを際立たせることができるので、斬新な見映えの車両用計器を提供することができる。
【0009】
本発明の請求項2に記載の車両用計器は、目盛盤は、複数の目盛が円弧状に配列されてなる目盛部と複数の数字が円弧状且つ目盛部と同心上に配列されてなる数字部とを備え、導光部材は目盛部および数字部の少なくとも一方を覆う構成としている。これにより、目盛部および数字部の少なくとも一方の照明色を目盛盤の他の部分の照明色と異なるものにして、斬新な見映えの車両用計器を提供することができる。
【0010】
この場合、本発明の請求項3に記載の車両用計器のように、着色手段は目盛および数字には設けない構成とすれば、目盛および数字の発光色を導光部材の発光色と変えることができ、目盛および数字の視認性を向上することができる。
【0011】
本発明の請求項4に記載の車両用計器は、第1光源の発光色は第2光源の発光色と異なる構成としている。これにより、容易に導光部材の発光色を目盛盤の発光色とは異なるものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による車両用計器を自動車に搭載される速度計1に適用した場合を例として図に基づいて説明する。なお、各図において、同一構成部分には同一符号を付してある。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施形態による車両用計器である速度計1の断面図であり、図2中のI−I線断面図である。
【0014】
図2は、速度計1の正面図である。
【0015】
速度計1は、コンビネーションメータ100に組み込まれ、目盛盤2の表面に沿って指針9を回動させて当該自動車の走行速度を表示している。コンビネーションメータ100は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に配設され、速度計1の他、複数の計器等を備え、当該自動車に関する各種情報を運転者が視認可能に表示している。
【0016】
目盛盤2は、透光性材料、たとえば透明なポリカーボネート等の薄板からなり、その表面、すなわち運転者から視認される面(図1において左側表面)には、図1に示すように、複数の目盛21aが円弧状に配列されてなる目盛部21が設けられ、さらに目盛部21の内周側には、複数の数字22aが円弧状且つ目盛部21と同心上に配列されてなる数字部22が設けられている。目盛部21および数字部22は、目盛盤2表面に半透光性を有する着色処理(図示せず)を印刷あるいはホットスタンプ等を施すことに形成されている。このとき、図2において、目盛21aおよび数字22aには、着色処理を施さない、すなわち透明な状態としてある。本発明の一実施形態による速度計1においては、この着色処理の色は明るい灰色である。
【0017】
目盛盤2の外周部の表面には、目盛盤2の外周部に沿う略リング状の導光部材であるリング3が密着固定されている。リング3は、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等から略C字状に形成され、図2に示すように、目盛盤2の目盛部21を覆うように配置されている。また、リング3の両端部、つまりC字の両端部は目盛盤2の裏側(図1の右側)へ延出され、その先端に入射面31が形成されている。さらに、リング3には、図1に示すように、入射面31からリング3へ入射した光を目盛盤2の表面に沿う方向に向けて反射するための反射面32が設けられている。
【0018】
また、目盛盤2の裏面(図1の右側表面)のリング3に対応する部分には、リング3の照明色と同系色の着色手段である着色層4が印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。本発明の一実施形態における速度計1において、リング3の照明色は青色なので、着色層4も半透光性の青色となっている。
【0019】
目盛盤2の裏面には、速度計1、さらにはコンビネーションメータ100の電気回路部を形成するプリント基板7が配設されている。
【0020】
プリント基板7上には、リング3のみに光を入射する第1光源である発光ダイオード5が、リング3の入射面31に対向して実装されている。この発光ダイオード5は青色発光ダイオードが用いられている。これにより、発光ダイオード5が点灯されると、リング3は発光ダイオード5の発光色、すなわち青色で照明される。
【0021】
また、プリント基板7には、発光ダイオード5および入射面3を覆う遮光筒14が装着されている。遮光筒14は、遮光性を有する材質、たとえば黒色の樹脂からなり、発光ダイオード5が発する光以外の光、主には後述する発光ダイオード6が発する光が入射面31に入射すること、および発光ダイオード5が発する光が外部に洩れて目盛盤2を照射することを阻止している。
【0022】
また、プリント基板7には、目盛盤2に光を照射して目盛盤2を透過照明するための第2光源である発光ダイオード6が実装されている。この発光ダイオード5は青色発光ダイオードが用いられている。これにより、発光ダイオード6が点灯されると、目盛盤2は白色光で透過照明されるので、目盛盤2の地の部分は着色処理の色である明るい灰色で発光表示されるとともに、目盛21aおよび数字22aは白色で発光ダイオード表示される。さらに、発光ダイオード6から目盛盤2の着色層4に入射した光は、着色層4により青色光となってリング3を照明する。
【0023】
すなわち、本発明の一実施形態における速度計1において、リング3は青色で発光ダイオード表示され、一方、目盛盤2は明るい灰色で発光ダイオード表示され、両者の発光色は異なるように設定されている。
【0024】
また、プリント基板7には、図1に示すように、外部からの電気信号、すなわち車速信号に対応した角度だけシャフト81を回動させる回動内機であるムーブメント8が取付けられている。ムーブメント8のシャフト81は、目盛盤2の中央孔部23を通して目盛盤2の表面側(図1の左側)へ延出し、その先端には指針9が固定されている。指針9は、透光性を有する材質、たとえば透明なポリカーボネート樹脂等から形成され、光源である発光ダイオード15(図示せず)からの光が導入されて発光表示される。本発明の一実施形態による速度計1においては、発光ダイオード15は指針9に内蔵されている。
【0025】
また、プリント基板7には、図1に示すように、発光ダイオード5、6、15の点灯・消灯を制御する制御装置10が実装されている。また、制御装置10は、車速センサ16からの車速信号が入力されると、それに基づいてムーブメント8を駆動してシャフト81を所定角度位置まで回動させる。
【0026】
以上説明した、目盛盤2およびプリント基板7等は、図1に示すように、ケース13内に収容、保持されている。
【0027】
また、目盛盤2の表面には、樹脂製の見返し板11を介し透明カバー12が装着されている。見返し板11は、リング3の外周部に接するように配置され、速度計1の見映えを整えている。透明カバー12は、透明な薄板状のポリカーボネート等から形成され、速度計1内の気密を良好に維持している。
【0028】
次に、本発明の一実施形態による速度計1の電気回路構成について説明する。
【0029】
図3は、本発明の一実施形態による速度計1の電気回路構成を説明する模式図である。
【0030】
速度計1の制御装置10には、バッテリ18から電力が供給されるとともに、イグニッションスイッチ17が、そのON、OFFを検出可能に接続されている。また、制御装置10には車速センサ16が接続され、その車速信号に基づきムーブメントが駆動される。さらに、制御装置10には発光ダイオード5、6、15が接続され、イグニッションスイッチ17のON、OFFを検出すると、所定の規則にしたがって、発光ダイオード5、6、15の時差点灯あるいは時差消灯される。
【0031】
次に、上述のように構成された、本発明の一実施形態による速度計1の発光表示作動について説明する。
【0032】
図4は、イグニッションスイッチ17がONされた場合における、本発明の一実施形態による速度計1の制御装置10による、各発光ダイオード5、15、6への印加電圧Eと時間Tとの関係を示すグラフである。
【0033】
図5は、イグニッションスイッチ17がOFFされた場合における、本発明の一実施形態による速度計1の制御装置10による、各発光ダイオード5、15、6への印加電圧Eと時間Tとの関係を示すグラフである。
【0034】
図4、図5において、(a)、(b)、(c)は、それぞれ発光ダイオード5、15、6の場合を示す。また、縦軸は印加電圧Eを、横軸は時間Tを示す。
【0035】
(1)イグニッションスイッチ17がONされた場合。
【0036】
運転者によりイグニッションスイッチ17がONされ、バッテリ18の電圧が制御装置10に印加されて、制御装置10がイグニッションスイッチ17がONされたことを認知すると、制御装置10が各発光ダイオード5、6、15の点灯制御、すなわち時差点灯制御を開始し、各発光ダイオード5、6、15へは、図3(a)〜(c)に示すように、遅延時間tをおきながら電圧が印加される。
【0037】
先ず、発光ダイオード5が点灯され、遅延時間tが経過すると発光ダイオード15が点灯される。そして、さらに遅延時間tが経過すると発光ダイオード6が点灯される。これを、運転者側から速度計1を見ると、暗くて何も無いかのようなコンビネーションメータ100の中に、先ず、リング3が青色で発光表示され、暫くすると今度は指針9が発光ダイオード表示される。さらに暫くすると目盛盤2が地の部分は明るい灰色で、目盛21aおよび数字22aは白色で発光ダイオード表示される。このとき、発光ダイオード6からの光の一部は着色層4を透過して青色光となってリング3に入射しリング3を照明する。したがって、発光ダイオード6が点灯されても、リング3は、依然として鮮やかな青色で視認される。また、着色層4は、目盛盤2の目盛21aには設けられていないので、目盛21aは、発光ダイオード6が点灯されると青色のリング3を背景として明るい白色で発光表示される。したがって、目盛21aの視認性を向上することができる。
【0038】
なお、本発明の一実施形態による速度計1においては、イグニッションスイッチ17がON状態にあるときは、各発光ダイオード5、6、15は点灯されている。
【0039】
(2)イグニッションスイッチ17がOFFされた場合。
【0040】
運転者によりイグニッションスイッチ17がOFFされ、制御装置10がイグニッションスイッチ17がOFFされたことを認知すると、制御装置10が各発光ダイオード5、6、15の消灯制御、すなわち時差消灯制御を開始し、各発光ダイオード5、6、15へは、図3(a)〜(c)に示すように、遅延時間tをおきながら印加電圧が制御される。
【0041】
先ず、発光ダイオード6が消灯され、遅延時間tが経過すると発光ダイオード15が消灯される。そして、さらに遅延時間tが経過すると発光ダイオード5が点灯される。これを、運転者側から速度計1を見ると、目盛盤2、リング3および指針9がそれぞれ発光表示される状態で、先ず、目盛盤2、つまり地の部分、目盛21aおよび数字2aが消灯されて暗くなる。暫くすると今度は指針9が消灯されて目立たなくなる。さらに暫くするとリング3が消灯されて暗くなり、コンビネーションメータ100において、あたかも速度計1が消えたかのように視認される。
【0042】
以上説明した、本発明の一実施形態による速度計1においては、リング3の照明色と目盛盤2の照明色とを異なるものとし、目盛盤2のリング3に対応する部分にリング3の照明色である青色の着色層4を設け、発光ダイオード5、6を時差点灯および時差消灯させている。
【0043】
従来の車両用計器においては、第1光源および第2光源の両方を点灯させると、導光部材に入射する第2光源からの光により導光部材の照明色が薄められて目盛盤の照明色と導光部材の照明色のコントラストが弱められ、車両用計器の見映えが低下するという問題があった。
【0044】
これに対して、本発明の一実施形態による速度計1においては、発光ダイオード5、6の両方が点灯されて、発光ダイオード6からの光の一部が目盛盤2を透過してリング3に入射する場合、この入射光は、着色層4を透過して青色光となってリング3に入射しリング3を照明する。したがって、発光ダイオード6が点灯されても、リング3は、依然として鮮やかな青色で視認される。これにより、発光ダイオード5、6を時差点灯あるいは時差消灯させる際の見映えを効果的に向上することができる。
【0045】
また、着色層4は、目盛盤2の目盛21aには設けていない。これにより、目盛21aは、発光ダイオード6が点灯されると青色のリング3を背景として明るい白色で発光表示されるので、目盛21aの視認性、すなわち運転者による読取り易さを向上することができる。
【0046】
また、リング3の照明色を発光ダイオード5の発光色、すなわち青色としている。これにより、印刷あるいは着色フィルム貼付等の着色手段を省略して、速度計1の組付け工数を低減することができる。
【0047】
なお、本発明の一実施形態による速度計1においては、リング3の照明色を青色とし、目盛盤2の照明色を明るい灰色としているが、両者の照明色を、このような組み合わせに限る必要はなく、リング3の照明色と目盛盤2の照明色とが互いに異なる組み合わせであれば、他の組み合わせでもよい。たとえば、リング3の照明色が黄緑色で目盛盤2の照明色が明るい灰色、あるいは、リング3の照明色が橙色で目盛盤2の照明色が青色であってもよい。
【0048】
また、本発明の一実施形態による速度計1においては、着色層4を目盛盤2の裏面(図1において右側表面)に設けているが、目盛盤2の表面(図1において左側表面)に設けてもよい。
【0049】
また、本発明の一実施形態による速度計1においては、リング3の照明色を発光ダイオード5の発光色で発色させているが、他の方法で発色させてもよい。たとえば、第1光源として白色発光ダイオードを用いるとともに、リング3の入射面31に印刷を施す、あるいは着色フィルム貼付する等して発色させてもよい。
【0050】
また、本発明の一実施形態による速度計1においては、目盛盤2の照明色を、第2光源として白色発光ダイオードを用いるとともに、目盛盤2に着色処理を施してそれにより発色させているが、他の方法で発色させてもよい。たとえば、目盛盤2に透光性の白色印刷を施す、あるいはシボ面加工を施すとともに、発光ダイオードの発光色を白以外の色、たとえば青色、橙色、黄緑色等としてもよい。
【0051】
また、本発明の一実施形態による速度計1においては、第1光源、第2光源として発光ダイオード5、6を用いたが、発光ダイオード5および発光ダイオード6の少なくとも一方を他の光源、たとえば電球あるいは放電管等に置換えてもよい。
【0052】
また、各発光ダイオード5、6、15の時差点灯の規則あるいは時差消灯の規則は、以上説明した本発明の一実施形態による速度計1における規則、すなわち図4、図5に示す規則に限る必要はなく、必要に応じて変更可能である。
【0053】
また、本発明の一実施形態を、車両用計器である速度計1に適用した場合を例に説明したが、速度計1以外の車両用計器、たとえばエンジン回転計あるいは燃料計等に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による速度計1の断面図で、図2中のI−I線断面図である。
【図2】本発明の一実施形態による速度計1を含むコンビネーションメータ100の部分正面図である。
【図3】本発明の一実施形態による速度計1の電気回路構成を説明する模式図である。
【図4】(a)、(b)、(c)は、それぞれ発光ダイオード5、15、6のイグニッションスイッチ17ON時における印加電圧Eと時間Tの関係を示すグラフである。
【図5】(a)、(b)、(c)は、それぞれ発光ダイオード5、15、6のイグニッションスイッチ17OFF時における印加電圧Eと時間Tの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 速度計(車両用計器)
2 文字盤
21 目盛部
21a 目盛
22 数字部
22a 数字
3 リング(導光部材)
31 入射面
32 反射面
4 着色層(着色手段)
5 発光ダイオード(第1光源)
6 発光ダイオード(第2光源)
7 プリント基板
8 ムーブメント
81 シャフト
9 指針
10 制御装置
11 見返し板
12 透明カバー
13 ケース
14 遮光筒
15 発光ダイオード
16 車速センサ
17 イグニッションスイッチ
18 バッテリ
E 印加電圧
T 時間
t 遅延時間
100 コンビネーションメータ
Claims (4)
- 透光性材料からなる目盛盤と、
前記目盛盤の外周部に沿って前記目盛盤の表面側に設けられる略リング状の導光部材と、
前記導光部材のみに光を入射可能に配置されて前記導光部材を照明する第1光源と、
前記目盛盤の裏面側に前記目盛盤に光を照射可能に配置されて前記目盛盤を透過照明し且つその照射光の一部は前記目盛盤を透過して前記導光部材に入射する第2光源とを備え、
前記導光部材の照明色は前記目盛盤の発光色とは異なり、
前記目盛板の前記導光部材と対応する部分に前記導光部材の照明色と同系色の着色手段を設け、
前記第1光源および前記第2光源は時差点灯および時差消灯の少なくとも一方が実施されることを特徴とする車両用計器。 - 前記目盛盤は、複数の目盛が円弧状に配列されてなる目盛部と複数の数字が円弧状且つ前記目盛部と同心上に配列されてなる数字部とを備え、前記導光部材は前記目盛部および前記数字部の少なくとも一方を覆うことを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
- 前記着色手段は前記目盛および前記数字には設けられないことを特徴とする請求項2に記載の車両用計器。
- 前記第1光源の発光色は前記第2光源の発光色と異なることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用計器。
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