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JP3810812B2 - 放送方法、受信装置及び双方向放送システム - Google Patents

放送方法、受信装置及び双方向放送システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、双方向番組を提供するテレビ放送あるいはラジオ放送の放送方法及びその受信装置、さらには、双方向放送システムに関し、特に、受信者からの応答の送信先において、受信者の応答タイミングを正確に検知することができるようにする発明に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話回線のアクセスによる視聴者参加番組が、テレビ放送やラジオ放送において行われている。これは、例えばテレビショッピング、アンケート調査や、視聴者参加型のクイズ番組などとして放送されており、放送側で、応答のための受付電話番号をアナウンスしたり、適宜の時間だけ、スーパーインポーズで画面に表示することにより、視聴者に応答の宛先を知らせるようにし、視聴者は、応答を電話やファクシミリによって行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の電話回線による応答の方法は、電話を掛けて音声やパルス信号を送信したり、ファクシミリでイメージデータとして送るようにするものであって、1回の応答に対して、送信側、受信側の双方とも、処理にかなりの時間と労力が必要とされる。
【0004】
また、一般に、テレビショッピングやクイズ番組へのアクセス回答は、早いもの勝ちで決められることが多く、特に、早押しクイズにいたっては、コンマ何秒で勝ち負けが決まってしまうが、上述の従来の電話回線による応答の方法では、通話及び通話要求が特定の電話回線に集中して、その回線の処理能力を超えてしまい、電話がなかなかつながらず、応答タイミングによっては後から電話アクセスした方が先につながる状態が起こってしまう。また、地域的特性によって、電話の中継局側で優先順位があったりもするため、従来の電話がつながったもの順の早いもの勝ち方式では、電話回線による視聴者からの応答を公正に処理することができないという問題があった。
【0005】
また、例えば、ある決まった時間までの応募を有効とする場合のように、所定の時間幅内または所定の時刻まででの応答が有効とされる場合には、回線の混雑状態により、或いは、自宅の電話が例えばファクシミリ受信中で回線使用中であることなどにより、実際には、定められた時間幅内あるいは時刻までに応答の意思があっても、これら時間幅内あるいは所定時刻までに応答アクセスすることができないという問題があった。
【0006】
以上のような問題は、CATV(テーブルテレビ)放送の場合において、ケーブルを介して受信者の応答を受けるようにする場合にも、応答アクセスが混雑している状況のときに同様に生じる。
【0007】
この発明は、以上の点に鑑み、応答者の応答のための端末の問題や、応答者からの応答情報の伝送路の混雑状態に関係なく、応答者の応答アクセスの実際のタイミングを、応答の送信先において検知することができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明による双方向放送システムは、
受信者の応答を期待する双方向番組のときに、主放送信号に、副放送情報として、上記テレビジョン信号の1または複数フィールド(またはフレーム)単位の精度の時間情報と、上記受信者の応答のための表示データおよび上記表示データを用いて上記受信者に応答の選択手順を提供すると共に上記受信者の応答操作を受け付けるためのプログラムを含む選択手順情報と、上記受信者の応答が、上記双方向番組でのいずれの設問に対する応答であるかを識別するために用いられる上記選択手順の識別情報と、上記応答の返信先情報と、を多重化して放送し、
受信装置では、受信者の応答操作に応じて、上記応答操作をしたときに放送されている、上記時間情報と、上記選択手順の識別情報と、自装置固有の識別情報と、を含めて応答情報を形成して、この応答情報を上記返信先情報を用いて送信先に送信し、
上記送信先では、受信した上記時間情報および上記選択手順の識別情報とから、応答した受信装置についての応答順位を判定するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】
上記の構成のこの発明においては、ユーザー(視聴者)が応答すると、受信側では、その応答時点において、多重放送されている時間情報と、番組に関する識別情報と、返信先情報とを含む副放送情報が抽出され、受信側からの応答情報に付加されて、送信先(例えば放送側)に返信される。送信先では、この応答情報に付加された時間情報と、番組に関する識別情報とを含む副放送情報によって、受信装置のユーザーが、番組内のどのタイミングで応答操作をしたかを確定することができ、正確な応答順位を確定することができる。
【0013】
【実施例】
以下、この発明の実施例を、図を参照しながら説明する。
この発明による放送方法を実施する放送形態としては、地上波によるテレビジョン放送、FM、AMラジオ放送のほか、衛星放送、さらには、CATV放送が可能であるが、図1〜図5に示す第1の実施例はCATV放送の場合の例である。この例では、受信者の応答は、電話回線を介して送られる。
【0014】
この発明においては、放送局からは双方向番組を放送する際には、主放送信号に副放送情報を多重化して伝送するようにするが、この第1の実施例では、この副放送情報は、例えば文字多重放送と同様に、映像信号の垂直ブランキング期間内の空き水平区間に多重化される。まず、この副放送情報が多重化される放送について説明する。
【0015】
[副放送情報の作成と放送]
この例の副放送情報は、双方向番組において、視聴者(受信者)からの応答のための各種の情報を含む。この副放送情報は、双方向番組の放送時に主放送信号に多重化されると共に、双方向番組以外のときにも、必要に応じて、適宜、多重化されて放送される。
【0016】
まず、放送局側では、例えばクイズ番組などの設問ごとの選択手順情報が作成されて、番組の放送に備えられる。設問が3択の問題であれば、3つの回答をメニュー表示して視聴者に選択させるという選択手順が作成される。
クイズ番組の場合、返信先は放送局側の受信システムとなり、このシステムへの通信プロトコルと受信用の電話番号が、返信先情報として設定される。
【0017】
そして、例えばクイズ番組などの放送中、視聴者に解答を委ねる場面になった時点から、次に説明するように、時間情報、選択手順情報及び返信先情報が、映像信号の垂直帰線期間に多重されて放送される。
【0018】
図1は、副放送情報の多重化の態様及び副放送情報の内容の例を説明するための図である。この図1に示すように、この例では、副放送情報は、映像信号の垂直ブランキング期間内の空き水平区間、例えばNTSC方式のテレビジョン信号の場合であれば、第14H(第277H(ただしHは水平区間、以下同じ))〜第16H(第279H)及び第21H(第284H)のうちの1Hないし複数Hに重畳される。
【0019】
この例の副放送情報は、図1に示すように、時間情報と、選択手順情報と、返信先情報とからなるものが1単位となっている。この1単位の副放送情報は、図1では、1フィールド分の画像データのブランキング期間内に、全て多重化されるものとして示したが、この1単位の副放送情報のうち、時間情報以外の情報は複数フィールドに渡る場合もある。
【0020】
(1)時間情報
副放送情報のうち、時間情報は、この例では1フィールド毎に更新される時刻データである。したがって、この時間情報は、複数フィールドにも渡る場合もある選択手順情報や返信先情報と異なり、1フィールド毎の固有の情報であり、NTSC方式のテレビジョン信号の場合、1/60秒の精度となる。この時刻データには、年月日、曜日が含まれる。もちろん、用途によっては、年月日、曜日は含めなくてもよい。
【0021】
なお、選択手順情報や返信先情報部分を除いて、この時間情報のみを副放送情報として、フィールド毎に多重化して放送するようにしてもよい。また、時間情報は、常時、多重化するのではなく、視聴者の応答を期待する期間のみ、例えば双方向番組のときにのみ、多重化して放送するようにしてもよい。さらに、時間情報は、1フィールド毎に更新するのではなく、許容される時刻精度を考慮して複数フィールド毎に更新するようにしてもよい。
【0022】
(2)選択手順情報
選択手順情報は、通信用プロトコルのような、いわば、一つのプログラムの塊であって、この例の場合には、選択手順識別情報と、選択手順の情報と、表示/音声データと、時間制限情報と、その他の情報から構成される。選択手順情報は、かなりの情報量となり得るため、前述したように、複数のフィールドにわたって多重されることもある。
【0023】
選択手順識別情報は、視聴者が選択結果を返信する際に、その返信情報に付加して送信することにより、当該選択結果がその選択手順、つまり、どの質問、どのアンケート項目、どのクイズ問題に対しての答えであるのかを、返信先で判断するための識別子である。この選択手順識別情報の返送によって、返信先では、遅れて受け取った答えであっても、どの問題に対しての答えであるかの判断ができる。
【0024】
選択手順は、中間言語的な記述による、メニュー選択のプログラムであって、ここに記載された流れに従って、例えばイメージ表示、文字列表示、動画表示などにより、画面への表示が行なわれ、また、場合によっては音声メッセージが再生される。また、視聴者からの操作の受付や、この操作に対しての画面の表示の切り換えなどの応答処理も行なわれる。
表示/音声データは、上述のような、イメージ、文字列、動画などの表示に用いるためのフォント、グラフィック、アニメーション、動画などのデータ及び音声メッセージのデータである。
【0025】
時間制限情報は、上述の選択手順識別情報により示される、選択内容への返信を許可する有効時間(有効期間)と、メニュー表示に何らの操作がない場合に、受信側で自動的に表示を中止するまでの時間の情報である。
受信側で表示を中止する場合には、正解を放送するまでの予定時間が設定される。
また、選択内容への返信の有効時間は、正解を放送するまでの予定時間に、前述のような電話回線の混雑を見込んで、若干の余裕時間が加算される。
【0026】
(3)返信先情報
次に、返信先情報は、通信環境設定情報と、返信先の電話番号と、その他の情報などで構成される。
通信環境設定情報は、返信の際の通信速度、パリティの有無、NMPの使用の有無、Xモデム方式などからなる。返信先の電話番号は、視聴者の選択操作により答えが返信されるときの自動ダイヤルのために用いられ、この電話番号の返信先に対して、前記通信環境設定情報により設定された環境に従って、図2に示すような返信情報が視聴者から返信される。
【0027】
[返信情報の作成]
前述のような選択手順情報などの放送に対応して、この発明による双方向放送の受信装置では、答えなどの選択操作を行うと、図2に示すような返信情報が作成され、返信先情報の電話番号にしたがって自動ダイヤルが行われ、電話回線を通じて伝送される。
【0028】
先頭の返信データ識別情報は、放送局側で受信したデータが、返信データであるのか、その他のアクセスによるものかを区別するための識別子である。
【0029】
次のチェックデータは、データ長の情報と整合性チェックデータとからなる。データ長は、後述する返信データと返信元識別情報のデータ長を示している。整合性チェックデータは、後述する返信データと返信元識別情報のチェックサムなどのチェック用データである。このチェックデータは、この返信情報の送信時のビット落ち、ノイズなどによりデータが変化していないかどうかの整合をとるためのものである。
【0030】
次の返信データは、選択手順識別情報と選択結果情報とからなる。この返信データのうち、選択手順識別情報は、図1の放送信号に多重化された副放送情報中の選択手順識別情報であって、前述したように、これにより、視聴者からの解答が、どのメニュー、どの質問に対する答であるかが判断される。放送局からは、質問1、質問2‥‥の順序で放送されても、電話回線の状況によっては、視聴者からの回答が放送と同じ順序で返信されるとは限らないので、このような識別情報が必要となる。
【0031】
また、選択結果情報としては、最終的に選ばれたメニュー項目を示す情報や、その選択操作が行なわれた時刻などが返信される。この場合の時刻の情報としては、副放送情報として多重化された時間情報が用いられる。つまり、ここで返信される選択操作発生時間は、最終の選択操作が発生したときに、多重放送されている時間情報であり、これにより、選択操作が視聴者側で発生した実際の時間を示すことができる。
【0032】
また、放送番組のなかには、選択手順中に視聴者に入力を促す場合もあり、その場合は、選択結果情報としては、ユーザーの入力データを返信する。さらに、例えば、テレビショッピングに対して視聴者のクレジットカードの番号が返信されたり、電話番号が返信される場合もある。
【0033】
なお、副放送情報中の時間情報を用いて受信装置の内蔵タイマーの時刻を修正して、その内蔵タイマーの時刻を選択結果情報中の時刻の情報とするようにしてもよい。
【0034】
返信データの次の、返信元識別情報としては、視聴者に固有の番号、例えば、視聴者の電話番号や受信装置の製造番号などが用いられる。返信元識別情報の次には、返信データの終了を示す返信データ終了コードが送られる。
【0035】
[受信装置の構成]
次に、図3を参照しながら、この発明による双方向放送の受信装置の第1の実施例の構成について説明する。この例は、前述したように、映像信号に多重化された副放送情報を抽出してデコードすることが可能なケーブルボックスの例である。
【0036】
図3において、10はテレビジョン信号系であり、20は制御系である。
信号系10では、図示しないケーブルを介して伝送されてきた放送信号が選局回路(チューナ)11に供給される。選局回路11には制御系20から選局信号が供給されて、この選局回路11において所望のチャンネルの放送信号が選択されて中間周波信号に変換される。この中間周波信号は中間周波回路12に供給される。この中間周波回路12には、映像復調器13と音声復調器14とが含まれ、映像信号及びオーディオ信号が復調される。
【0037】
両復調器13、14からの映像信号Sと音声信号Sとが、それぞれ映像信号処理回路15と音声信号処理回路16とを通じて、外部の受像機1に供給される。
【0038】
映像復調器13からの映像信号Svは、また、多重データ抽出回路17に供給されて、前述のような多重化された副放送情報のデータD17を抽出する。この多重データ抽出回路17は、副放送情報が多重化されている垂直ブランキング期間内の所定の水平区間のみをゲートするゲート回路と、そのゲート出力に対して所定レベルでスライスして2値化多重データを取り出すいわゆるデータスライサとで構成することができる。そして、この多重データ抽出回路17からのデータD17が制御系20のCPU21に供給される。
【0039】
制御系20は、CPU21と、ROM22と、DRAM23と、SRAM24と、VRAM25とを備え、それぞれがシステムバス26に接続される。ROM22には、多重された副放送情報のデコードや返信処理プログラムのほか、各種の制御プログラムが格納されると共に、表示に用いるフォントやグラフィックのデータも格納される。DRAM23は主に演算のための作業領域として利用され、SRAM24には受信装置自身の設定情報やID情報などが保存される。そして、VRAM25は表示に用いられる。
【0040】
システムバス26には、また、遠隔制御用のいわゆるリモコン受信機27が接続され、このリモコン受信機27に含まれるデコーダと、図示を省略したインタフェースとを通じて、リモコン送信機(コマンダ)28の操作による制御データが制御系20に入力される。
【0041】
なお、図3に示すように、選局回路11、映像信号処理回路15及び音声信号処理回路16は、図示を省略したインタフェースを介して、システムバス26に接続され制御される。また、この例の場合、いわゆるペイテレビやペイパービューなどの有料放送番組はスクランブルが掛けられているので、選局回路11には、デスクランブラが搭載される。デスクランブラが搭載されるのは、CATVシステムの受信装置だけではなく、衛星有料放送のデコーダの場合も同様である。
【0042】
そして、この実施例では、公衆電話回線を介した視聴者参加型番組への応答など、双方向放送に対応するために、デジタル信号−音声信号の変換を行なうモデム(変復調装置)31が搭載される。
【0043】
このモデム31は、電話回線2と電話機3との間に介挿されると共に、システムバス26に対して接続される。
【0044】
[選択手順情報などの受信]
次に、図4をも参照しながら、図3の実施例の選択手順情報などの受信について説明する。
【0045】
受信装置では、多重データ抽出回路17が常時機能して、CPU21により、多重データが監視される。
【0046】
そして、多重データの副放送情報が検出され、図1に示すような選択手順情報が受信されると、この情報内の選択手順の記述に従って、例えば、クイズに対する回答のメニューが受像機1に表示される(ステップS1)。この表示は、多重化されているフォント、グラフィック、テキストコードなどのデータおよび表示座標や、ROM22上のフォント、グラフィックなどのデータを、手順に従って、VRAM25上の各アドレスに転送することによりなされる。
【0047】
視聴者は、受像機1に表示されたメニューに応じて、リモコンコマンダ28を使用して選択操作を行なう(ステップS2)。選択手順情報が階層的な場合、選択された項目が次のメニュー表示を示すものであれば、所定の手順に従って次のメニューが表示される。
【0048】
受像機1に表示されたメニューに対して、視聴者が中止の項目を選択せず、また、メニュー選択で示されるタイムアウト情報による制限時間内に最終メニューの項目が選択された場合は(ステップS3〜S5)、その選択の時点で放送されている時間情報がデコードされて(ステップS6)、この時間情報が図2に示したような返信情報に組み込まれる。
【0049】
次いで、モデム31を用いて、返信先情報で示される返信先へ選択情報を送信する処理が、1つのタスクとして、システム制御回路21に登録される(ステップS7)。この登録は、たまたま、電話3が通話中であったり、回線2が混んでいて電話が通じない場合に、時間をずらして再送信(リダイル)処理を行なうためのものである。送信タスクの登録時点で回線2が空いていれば直ちに送信処理が行なわれ、送信タスクのリダイヤル登録は行われない。なお、わが国では、3分間に3回以上のオートリダイヤリングは許されていないので、最初に3回ダイルして3分間休むことが考えられる。
【0050】
そして、登録が終われば、メニュー表示を終了し、もとの表示状態に戻る(ステップS8)。
【0051】
また、ステップS3において、受像機1に表示メニューに対して視聴者が答えたくないため、中止の項目が選択された場合や、ステップS4において、何も反応しないまま、制限時間が経過した場合は、ステップS8のメニュー表示終了に移行する。
【0052】
[返信情報の送信タスク]
次に、図5をも参照しながら、図3の実施例の返信情報の送信タスクについて説明する。
【0053】
図5のステップS11において、モデム31の通信プロトコルとして、前述の図1に示した放送局から送られてくる返信先情報に基づいて通信環境が設定される。そして、次のステップS12において、視聴者の選択操作が、放送局からの副放送情報に示された制限時間内であるか否か判別され、制限時間を越えていれば、ステップS19に進んで、時間切れを示すエラーメッセージを受像機1の画面に表示した後、終了する。
【0054】
次に、ステップS13において、回線が使用可能であるか否かが判断される。そして、回線が使用可能でない場合には、ステップS14に進んで、リダイヤルのために回線の解放待ちをし、ステップS12に戻る。
そして、回線が使用可能である場合には、DRAM23上に保存されている返信先の電話番号宛てに自動ダイヤルが行われ、前記の図2に示したような返信情報がモデム31を通じて、当該返信先に送信される(ステップS15)。
【0055】
次のステップS16では、この送信が成功したか否かが判断され、正常に終了した場合は回線が切断されて(ステップS17)、送信が成功した旨のメッセージが一定時間だけ表示され(ステップS18)、この送信タスクを終了する。
【0056】
また、送信が不首尾に終わった場合には、ステップS14に進み、回線解放を待ち、次回の送信まで待つ。
【0057】
上述のように、この実施例では、視聴者側において、放送番組のテレビジョン信号に多重して放送される返信先情報を利用することにより、容易かつ確実に応答することができる。
【0058】
また、返信先情報に選択手順識別情報を含めることにより、いずれの選択手順に対する選択応答であるかを、返信先は容易に知ることができる。また、返信情報には、選択応答操作をした時点の時刻(選択操作発生時刻)が含まれるので、回線状況や電話の使用状態のために、れて返信された返信情報であっても、常に、返信先において、選択応答操作時点の先後の優先順位を正しく認識することができる。
【0059】
また、視聴者からのアクセスを定型の通信データとすることにより、回線の使用時間を削減して、電話回線の混雑を軽減することができる。
【0060】
また、所定の制限時間を超えた場合には、返信先情報の返信先への発信が禁止されて、電話回線の無用の混雑が緩和される。返信先情報の返信先への発信を禁止しない場合であっても、返信情報には、選択操作発生時刻が含まれているので、選択操作が制限時間内に行なわれた否かを、返信先において容易に判定することができる。
【0061】
[返信情報の受信処理]
前述のような、定型の通信データとされた、視聴者側からの応答に対し、メニュー選択情報の呼出を受けた放送側の受信システムでは、コンピュータ処理により、順番にデータが受け付けられて、返信元に受信終了の信号を送ってから回線が切られ、データが取り込まれる。前述のような電話回線の混雑を見込んで、この実施例では、上述の返信データの取り込み期間は、例えば、クイズ番組の場合は、正解を示すタイミングまでの時間に、前述のリダイルの複数周期分の時間が加算されて設定される。なお、所定時間内に受信終了の信号を受けない視聴者に対しては一方的に回線が切られる。
【0062】
このようにして、一定期間にわたって取り込んだデータから、まず、正解のデータを抽出し、前出図2に示すような選択操作時刻をキーとして、抽出された正解のデータを昇順に整列することにより、例えば、クイズ番組の場合は、1番目のデータの返信元情報から、最も早く正解を出した視聴者が判る。
【0063】
また、テレビショッピングや視聴者プレゼントのように、先着何名の募集の場合にも、対応する数の、昇順に整列したデータの返信元情報から、該当する視聴者が判る。
【0064】
以上のように、この実施例では、放送側において、放送番組のテレビジョン信号に多重して放送した、視聴者の対応タイミングを知るための情報としての共通の時間情報を返信情報に含めて返信するので、この時間情報に基づいて、視聴者の実際のアクセス操作時刻を確定することができて、電話回線を通じて放送側に送信される視聴者からの応答を、電話ないし回線の状態に関係なく、公正に処理することができる。
【0065】
[この発明の第2の実施例]
次に、図6および図7を参照しながら、この発明による双方向番組の放送方法の第2の実施例について説明する。
【0066】
この実施例では、放送側で、前述のような視聴者の応答タイミングを知るための情報(以下、応答タイミング情報という)をDTMF(Dual Tone Multi Frequency )信号方式で、通常の音声信号に多重(重畳)して放送し、受信側では、通常の音声信号からDTMF信号を分離・デコードして、この応答タイミング情報を再生する。この例の場合も、応答タイミングを知るための情報のほかに視聴者に対して選択手順情報などを送る必要がある場合には、図1の情報を映像信号の垂直ブランキング期間に多重して放送する。この場合には、時間情報は送らなくてもよい。
【0067】
まず、図6及び図7を参照しながら、DTMF信号方式について説明する。
DTMF信号方式は、1つは低周波数のグループ、そしてもう1つは高周波数のグループの2つのトーンを同時に送るオーディオ帯域信号方式である。これらの低及び高周波数のグループの各々は、どの2つも調音の関係にない4つのオーディオ帯域周波数のトーンからなっている。
【0068】
DTMF信号では、低群の4周波数は、例えば、697Hz、770Hz、852Hz、941Hzとされ、高群の4周波数は、例えば、1209Hz、1336Hz、1477Hz、1633Hzとされている。そして、これら低群と高群の中のそれぞれ1周波数ずつを組み合わせ、その組み合わせからなる各DTMF信号(この各DTMF信号のそれぞれを、以下機能信号という)を、図に示すように、4行4列に配設されたプッシュボタン「0」〜「D」にそれぞれ割り付けられる。
【0069】
電話通信では、DTMF信号の16の組み合わせの機能信号のうち、単に12個が一般に加入者アドレス(電話番号)の信号に用いられている。つまり、電話機でいわゆるテンキーとして使用されている「0」〜「9」の数字と、「*」や「#」の記号に対して、前記の12個の組み合わせの機能信号が対応される。図6に破線で示した「A」、「B」、「C」、「D」の文字に対応する機能信号は、日本国内では一般には利用しておらず、プッシュボタン(PB)ダイヤルを利用したデータ伝送に利用されているのみである。
【0070】
このようなDTMF信号を使って電話番号による回線選択を行なう場合、信号の送出条件は、図7に示すように規定されている。
【0071】
上述のような2周波数の組み合わせと送出条件とによって、DTMF信号は、自然界では滅多に発生しないものとなり、人の声などのような自然音と明確に区別することができるので、通常の放送オーディオ信号に多重(混声)して放送することができて、受信側での分離も比較的容易である。
【0072】
ちなみに、DTMF信号は、多機能電話においても利用されており、外出先からプッシュボタン式の電話のボタン操作によって、自宅の電話に留守番録音されている用件を再生させたり、留守番録音の応答メッセージを録音、再生したり、用件を消去したりすることができる。
【0073】
メッセージや表示に応じて応答して、手動で返信の電話をするのであれば、文字多重データは送らなくてもよい。
【0074】
[視聴者の応答タイミング情報の多重化方法及び応答タイミングの検知方法]
この例の場合、放送局側では、クイズ番組などの双方向番組のときには、副放送情報は、上述の例と全く同様に、映像信号の垂直ブランキング期間内に多重して放送すると共に、応答タイミング情報をDTMF信号として音声信号に多重(混声)して放送する。したがって、この例の場合には、映像信号に多重化するデータ中の時間情報は応答タイミング情報としては、使用しないので、この時間情報を多重化データに含める必要はない。
【0075】
この例の応答タイミング情報は、「0」〜「9」、「#」、「*」、「A」〜「D」を示すDTMF信号を、図7に示した条件を満足した上で、所定の周期で音声信号に多重する。例えば、早押しのクイズ番組の場合に、これらDTMF信号を順次に多重して放送する。DTMF信号で表される番号及び記号は、全部で16種であるので、例えば8秒間の期間に限って早押しを認めるようにするクイズ番組の場合には、0.5秒間隔で、前記16種のDTMF信号を順次に多重化する。
【0076】
そして、図2に示した受信側からの返信情報において、選択結果情報中の選択操作発生時刻に代えて、選択操作発生直前あるいは直後のDTMF信号で示された番号あるいは記号のコードを送信する。返信先では、DTMF信号による番号及び記号の送信順序が分かっているので、この返信情報の応答タイミング情報としての番号あるいは記号から選択操作発生順位を知ることができる。例えば、「0」〜「9」、「#」、「*」、「A」〜「D」の順に多重化した場合に、選択操作した時点の直前の放送信号中の多重DTMF信号が番号「8」を示すものであった場合には、返信情報の選択操作発生時刻情報の代わりに「8」を示すコードを返送するものである。
【0077】
以上の説明の例では、DTMF信号で表される番号及び記号の一つを応答タイミング情報とするようにしたが、DTMF信号で表される番号及び記号の複数個を応答タイミング情報とするようにすることができ、その場合には、より長い応答制限期間を指定することができる。例えば、DTMF信号で表される番号及び記号の2個を、応答タイミング情報とした場合、図7に示した条件を満足した上で、最短周期でこれら16種の番号及び記号を、順次に、且つ、これら番号及び記号の2個の組み合わせ及びその順位を変えて繰り返し並べるように多重化する。
【0078】
この場合には、視聴者が選択操作した直前または直後の、これら2個の番号及び記号を返信情報の応答タイミング情報とすることにより、選択操作タイミングの優先順位を識別することができる。
【0079】
[DTMF信号を応答タイミング情報とするときの受信装置]
上述のようなDTMF信号で構成される応答タイミング情報に対応する受信装置の構成を図8に示す。この図8において、図3の例に対応する部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0080】
図8の実施例では、音声復調器14からの音声信号Saは、前処理回路41を介してDTMFデコーダ42に供給される。このDTMFデコーダ42は、その入力信号中のDTMF信号を常時サーチし、DTMF信号を検知すると、そのDTMF信号がいずれの機能信号であるかのデコードを行う。つまり、「0」〜「9」の番号、「#」、「*」、「A」〜「D」がデコードされる。そして、そのデコードしたデータを制御系20に供給する。
【0081】
この例の場合には、このDTMFデコーダ42としては、広く普及している市販のDTMFデコーダを用いる。前処理回路41は、このようにDTMFデコーダ42として市販のDTMFデコーダを使用しても、より精度の高いDTMF信号のデコードを行うことができるようにするための前処理を行うために設けられる。すなわち、前処理回路41は、オーディオ信号Saについて、DTMF信号以外の周波数成分を除去して、DTMFデコーダ42の入力信号が、市販のDTMFデコーダが許容する信号となるようにするもので、フィルタ回路からなる。
【0082】
DTMFデコーダ42のデコード出力は、ROM22上のソフトウエアに即して、CPU21により常時監視される。
【0083】
そして、デコーダ42からのDTMF信号のデコードデータD42は、DRAM23上に取り込まれて、前述のような応答タイミング情報として処理される。つまり、前述と同様にしてリモコンコマンダ28により、視聴者が選択操作を行うと、その操作時点の、例えば直前(または直後)に取り込まれたDTMF信号で表された番号あるいは記号の一つ、または、これらの組み合わせが、前述のようにして返信情報に含められて返信先に送信される。
【0084】
この場合にも、応答タイミング情報を制限時間以外は放送信号に多重しないようにしておけば、制限時間外に応答操作した視聴者からの返信情報には、応答タイミング情報が付加されないので、あるいは応答タイミング情報に代わる情報が含まれるため、返信先では、視聴者の応答タイミングが制限時間外であることを知ることができる。
【0085】
なお、図8の例の場合、電話回線2に対してモデム31が接続されているときに、電話回線2を介して送られてくる信号がモデム31を通じてそのままDTMFデコーダ42に供給されており、電話回線2を通じて送られてくる信号がDTMF信号である場合には、DTMFデコーダ4でそれがデコードすることができるようにされている。
【0086】
なお、図8から明らかなように、DTMF信号形式の応答タイミング情報は、音声信号処理回路16を経て、受像機1に内蔵のスピーカ(図示は省略)から放音されるので、例えば、早押しクイズ番組中で、視聴者の反応が期待される期間のみ放送することにより、「ピッポッパ」の音が視聴者を心理的に圧迫するという、ゲーム上の効果も期待される。
【0087】
なお、以上の例では、電話回線を介して返信情報を送信するようにしたが、CATVケーブルが双方向ケーブルである場合には、その双方向ケーブルを介して返信情報を送ることができることはいうまでもない。
【0088】
また、以上の例は、ケーブルを通じて放送番組が放送される場合であるが、この発明は、衛星放送、その他の放送にも適用できる。また、テレビジョン放送ではなく、ラジオ放送であってもよい。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、放送側で受信側の応答タイミングを知るための副放送情報を、主放送信号に多重化して放送し、受信側では当該受信側に固有の識別情報と、応答情報と、当該応答情報の入力操作時点でのタイミング情報とを返信先に送信するようにしたので、伝送路の混雑状態などに関係なく、視聴者の実アクセス操作タイミングを確定することができる。
【0090】
また、視聴者の応答タイミングが確定できるので、放送側で視聴者の応答を許可する期間を制限した場合にも、応答が制限期間内に行われたか否かをも、返信先において、容易に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による双方向放送方法の一実施例の要部の構成を説明するための概念図である。
【図2】この発明による双方向放送方法の一実施例の他の要部の構成を説明するための概念図である。
【図3】この発明による双方向放送の受信装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明するための流れ図である。
【図5】図3の実施例の他の動作を説明するための流れ図である。
【図6】この発明による双方向放送方法の他の実施例の構成を説明するための概念図である。
【図7】この発明による双方向放送方法の他の実施例の構成を説明するための表図である。
【図8】この発明による双方向放送の受信装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受像機
2 電話回線
10 受信装置
17 多重データ抽出回路
20 多重デコーダ
21 CPU
28 制御用送信機(コマンダ)
31 モデム
41 前処理回路
42 DTMFデコーダ

Claims (5)

  1. 受信者の応答を期待する設問を含む双方向番組のときに、主放送信号に、前記設問に対する受信者の応答タイミングを知るための副放送情報を多重化して放送するようにした放送方法において、
    上記主放送信号はテレビジョン信号であって、
    上記副放送情報として、
    上記テレビジョン信号の1または複数フィールド(またはフレーム)単位の精度の時間情報と、
    上記受信者の応答のための表示データおよび上記表示データを用いて上記受信者に応答の選択手順を提供すると共に上記受信者の応答操作を受け付けるためのプログラムを含む選択手順情報と、
    前記受信者の応答が、前記双方向番組でのいずれの設問に対する応答であるかを識別するために用いられる前記選択手順の識別情報と、
    上記応答の返信先情報と、
    を上記テレビジョン信号のうちの映像信号に多重化して放送するようにしたことを特徴とする放送方法。
  2. 上記副放送情報は、上記映像信号の垂直ブランキング期間内の空き水平区間に多重化される
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送方法。
  3. 放送信号を受信、復調して放送番組を再生する手段と、
    上記放送信号の主放送信号に多重化された副放送情報としての、上記テレビジョン信号の1または複数フィールド(またはフレーム)単位の精度の時間情報と、上記放送番組中で放送された設問に対する受信者の応答のための表示データおよび上記表示データを用いて上記受信者に応答の選択手順を提供すると共に上記受信者の応答操作を受け付けるためのプログラムを含む選択手順情報と、上記受信者の応答が、上記双方向番組でのいずれの設問に対する応答であるかを識別するために用いられる上記選択手順の識別情報と、上記応答の返信先情報と、を上記放送信号から抽出して取り込む手段と、
    上記受信者が上記応答操作をするための応答操作手段と、
    上記応答操作手段による上記応答操作に応じて、上記応答操作をしたときに放送されている、上記受信者の応答タイミングを知るための情報としての上記時間情報と、上記選択手順の識別情報と、自装置固有の識別情報と、を含めて応答情報を形成する応答情報形成手段と、
    上記応答情報形成手段で形成された上記応答情報を、上記返信先情報を用いて送信先に送信する手段と、
    を備える受信装置。
  4. 受信者の応答を期待する設問を含む双方向番組のときに、主放送信号に、副放送情報として、上記テレビジョン信号の1または複数フィールド(またはフレーム)単位の精度の時間情報と、上記双方向番組中で放送された設問に対する受信者の応答のための表示データおよび上記表示データを用いて上記受信者に応答の選択手順を提供すると共に上記受信者の応答操作を受け付けるためのプログラムを含む選択手順情報と、上記受信者の応答が、上記双方向番組でのいずれの設問に対する応答であるかを識別するために用いられる上記選択手順の識別情報と、上記応答の返信先情報と、を多重化して放送し、
    受信装置では、上記受信者の上記応答操作に応じて、上記応答操作をしたときに放送されている、上記時間情報と、上記選択手順の識別情報と、自装置固有の識別情報と、を含めて応答情報を形成して、この応答情報を上記返信先情報を用いて送信先に送信し、
    上記送信先では、受信した上記時間情報および上記選択手順の識別情報から、応答した受信装置についての応答順位を判定するようにした双方向放送システム。
  5. 受信者の応答を期待する設問を含む双方向番組のときに、主放送信号に、副放送情報として、上記テレビジョン信号の1または複数フィールド(またはフレーム)単位の精度の時間情報と、上記双方向番組中で放送された設問に対する受信者の応答のための表示データおよび上記表示データを用いて上記受信者に応答の選択手順を提供すると共に上記受信者の応答操作を受け付けるためのプログラムを含む選択手順情報と、上記受信者の応答が、上記双方向番組でのいずれの設問に対する応答であるかを識別するために用いられる上記選択手順の識別情報と、上記応答の返信先情報と、を多重化して放送し、
    受信装置では、上記受信者の上記応答操作に応じて、上記応答操作をしたときに放送されている、上記時間情報上記選択手順の識別情報と、自装置固有の識別情報と、を含めて応答情報を形成して、この応答情報を上記返信先情報を用いて送信先に送信し、
    上記送信先では、受信した上記時間情報と、上記選択手順の識別情報とから、上記応答操作が行なわれたタイミングが有効時間内であるか否かを判定するようにした双方向放送システム。
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