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JP3773996B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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JP3773996B2
JP3773996B2 JP23081396A JP23081396A JP3773996B2 JP 3773996 B2 JP3773996 B2 JP 3773996B2 JP 23081396 A JP23081396 A JP 23081396A JP 23081396 A JP23081396 A JP 23081396A JP 3773996 B2 JP3773996 B2 JP 3773996B2
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滋 安田
博儀 山口
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用座席の背もたれの傾斜角度を可変設定するのに適したリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
リクライニング装置は種々の形式のものがあり、両側ロックリクライナーの一例として図8に例示するようなリクライニング装置410が知られている。
図8に例示される従来のリクライニング装置410は、車両用座席の左右両側部のうちの一方側に設けられた第1のリクライニングユニット411と、他方側に設けられた第2のリクライニングユニット412とを備えている。
【0003】
上記リクライニングユニット411,412は後述する操作レバー418以外は実質的に同等の構造であるため、以下に第1のリクライニングユニット411を代表して説明する。
【0004】
図8に示すように第1のリクライニングユニット411は、座席の座部フレーム側に固定されるベースプレート415と、背もたれフレーム側に固定される回動プレート416と、ベースプレート415に固定されるヒンジ軸417と、ヒンジ軸417に回転自在に設けられた操作レバー418と、ラッチ部材419と、カム部材420などを備えている。ベースプレート415にはピン423等によってサブプレート424が固定され、ベースプレート415とサブプレート424との間に回動プレート416が挟み込まれた格好になっている。
【0005】
上記ヒンジ軸417に操作レバー418が回転自在に取付けられている。操作レバー418は連動ピン454を備えている。上記ヒンジ軸417によって回動プレート416が回転自在に支持されている。回動プレート416には内歯461が設けられており、かつベースプレート415との間にラッチ部材419とカム部材420とを設けている。ラッチ部材419はベースプレート415のガイド壁436,437に沿って往復移動可能である。カム部材420は円形に形成された挿通孔487に連動ピン454が嵌合することにより操作レバー418と直結され、かつこのカム部材420はラッチ部材419を内歯461に係脱させる方向に動かすことのできる形状に形成されている。
【0006】
また、ベースプレート415と回動プレート416はヒンジ軸417を中心とした円弧状に形成された挿通孔441と長孔463を有しており、上記操作レバー418の連動ピン454が挿通孔441と挿通孔487と長孔463を挿通して連結ロッド492の一方の端末部品493の接続孔493aに接続されている。
【0007】
さらに連結ロッド492の他方の端末部品593の接続孔593aに第2の連動ピン(図示せず)などが接続されることによって、第2のリクライニングユニット412が接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の従来のリクライニング装置410では、座席の左右にそれぞれ第1のリクライニングユニット411と第2のリクライニングユニット412とを組付ける際に、取付精度上の問題から図6に示す矢印Sまたは矢印Uの方向に取付け誤差が生じる。そして、上記接続孔493a,593aは上記ヒンジ軸417を中心とするとともに第1のユニット411と第2のユニット412の取付け誤差に応じた円弧状に形成されている。そのため、第2のリクライニングユニット412のロック解除が、第1のリクライニングユニット411のロック解除にくらべ著しく遅れてしまい、左右のユニット411,412が同期して作動しないことにより操作フィーリング上の問題があった。
【0009】
従って本発明の目的は、左右一対のリクライニングユニットのロック解除が略同期して作動できるようにし、操作フィーリングを向上させることが可能なリクライニング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の本発明のリクライニング装置は、座席の左右両側部のうちの一方に設ける第1のリクライニングユニットと、他方に設ける第2のリクライニングユニットとを備えたリクライニング装置であって、
上記第1のリクライニングユニットは、
座席の座部側に固定される第1のベースプレートと、上記第1のベースプレートに水平方向の第1のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定されかつ上記第1のヒンジ軸を中心とする円弧に沿う内歯が設けられた第1の回動プレートと、上記第1のベースプレートと上記第1の回動プレートとの間に収容されかつ上記第1のベースプレートに設けられたガイド壁に沿って上記内歯に噛合うロック位置と内歯から外れるロック解除位置とにわたって往復移動自在な第1のラッチ部材と、上記第1のベースプレートと上記第1の回動プレートとの間に収容されかつ上記第1のヒンジ軸が挿通する貫通孔を有するとともに上記第1のヒンジ軸まわりに回転自在に支持されしかも上記第1のラッチ部材を上記ロック位置とロック解除位置とにわたって駆動することの可能な形状の第1のカム部材と、上記第1のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられた操作レバーと、上記操作レバーに設けられかつ上記第1のベースプレートに設けられた孔を通って上記第1のカム部材側に延出して上記操作レバーと上記第1のカム部材とを連結する第1の連動ピンと、上記操作レバーを常にロック位置の方向に付勢する第1のばねとを備えて構成され、
上記第2のリクライニングユニットは、
座席の座部側に固定される第2のベースプレートと、上記第2のベースプレートに水平方向の第2のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定されかつ上記第2のヒンジ軸を中心とする円弧に沿う内歯が設けられた第2の回動プレートと、上記第2のベースプレートと上記第2の回動プレートとの間に収容されかつ上記第2のベースプレートに設けられたガイド壁に沿って上記内歯に噛合うロック位置と内歯から外れるロック解除位置とにわたって往復移動自在な第2のラッチ部材と、上記第2のベースプレートと上記第2の回動プレートとの間に収容されかつ上記第2のヒンジ軸が挿通する貫通孔を有するとともに上記第2のヒンジ軸まわりに回転自在に支持されしかも上記第2のラッチ部材を上記ロック位置とロック解除位置とにわたって駆動することの可能な形状の第2のカム部材と、上記第2のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられたレバーと、上記レバーに設けられかつ上記第2のベースプレートに設けられた孔を通って上記第2のカム部材側に延出して上記レバーと上記第2のカム部材とを連結する第2の連動ピンと、上記レバーを常にロック位置の方向に付勢する第2のばねと、上記第1のリクライニングユニットの上記操作レバーの回転力を第2のリクライニングユニットの上記第2のカム部材に伝えるための連結ロッドとを備えて構成され、
さらに、上記連結ロッドの一端側端末部品に上記第1の連動ピンを通す第1の接続孔を有するとともに上記連結ロッドの他端側端末部品には上記第2の連動ピンを通す第2の接続孔を有しかつ上記ヒンジ軸を中心に回動可能でしかも上記各接続孔は上記第1のリクライニングユニットと第2のリクライニングユニットの取付け角度誤差を吸収できるように各連動ピンとの間に遊びをもつ大きさを有し、かつ、
上記第1の連動ピンは、第1のカム部材に形成された差動用の孔と上記第1の接続孔とに挿通されていて、この差動用の孔は上記操作レバーにロック解除方向の力が入力されたときに上記第1の接続孔内を上記連動ピンが移動する範囲でかつ上記連結ロッドの捩じれ分が吸収されるまでは上記第1のカム部材にロック解除力が伝わらないように上記第1の連動ピンとの間に遊びをもつ大きさとしてあり、上記操作レバーをロック解除方向に操作したときに上記第1のカム部材が上記第2のカム部材よりも先に回転することを防ぐことにより、上記第1のリクライニングユニットと上記第2のリクライニングユニットとが略同時にロック解除されるようにしている。
【0012】
請求項に記載の本発明のリクライニング装置は請求項記載のリクライニング装置において、上記差動用の孔は、上記ヒンジ軸を中心とする円弧状の長孔であって、この長孔の長さ方向に上記連動ピンが上記遊び分を移動できるようにしている。
【0014】
請求項に記載されたリクライニング装置は、第1のカム部材に形成された差動用の孔内を、第1の連動ピンがある程度の範囲を移動できるように構成されている。このため、操作レバーをロック解除方向に操作したときに第1のカム部材と第2のカム部材とを同期させてロック解除方向に回転させることが可能となり、第1のリクライニングユニットと第2のリクライニングユニットとが略同時にロック解除されることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1の実施形態について、図1から図7を参照して説明する。図2に示されたリクライニング装置10は、車両用座席の座部と背もたれ部とをつなぐ左右両側部のうちの一方側のヒンジ部に設けられた第1のリクライニングユニット11と、他方側のヒンジ部に設けられた第2のリクライニングユニット12とを備えている。いわゆる両側ロックリクライナーである。
【0016】
まず、第1のリクライニングユニット11について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように第1のリクライニングユニット11は、座席の座部フレーム側に固定されるベースプレート15と、背もたれフレーム側に固定される回動プレート16と、ベースプレート15に固定されるヒンジ軸17と、ヒンジ軸17に回転自在に設けられた操作レバー18と、ロック手段として機能するラッチ部材19及びカム部材20などを備えている。ベースプレート15にはピン23等によってサブプレート24が固定され、ベースプレート15とサブプレート24との間に回動プレート16が挟み込まれた格好になっている。
【0017】
ヒンジ軸17は、スリット27が設けられた円柱状の端部28と、止め輪取付溝29と、非円形断面の部分30と、円柱状の中間胴部31と、端末部32などを備えている。
【0018】
ベースプレート15にはプレスによってブランク溝35が形成されている。このブランク溝35は、回動プレート16と向かい合う面が凹んだ形状をなしており、ブランク溝35の下半部に上下方向に沿う一対の直線状ガイド壁36,37が設けられている。また、ブランク溝35の上半部に円弧状ガイド壁38,39が設けられている。
【0019】
円弧状ガイド壁38,39の中心部分に非円形のヒンジ取付孔40が設けられている。このヒンジ取付孔40にヒンジ軸17の非円形断面の部分30が嵌合した状態で固定されるようになっている。ヒンジ取付孔40の周りに、この孔40を中心とする円弧状の連動ピン挿通孔41が設けられている。
【0020】
ベースプレート15の一部にばね係止部45が設けられており、このばね係止部45に引っ張りばね46の一端47が係止されるようになっている。引っ張りばね46の他端48は操作レバー18の一部18aに係止されており、このばね46の弾力によって、操作レバー18が図4(A)に示すロック位置の方向に付勢されるようになっている。
【0021】
操作レバー18は人等が座席の角度調整を行う時に用いる操作部18bを備えているとともに、ヒンジ軸17に回転自在に取付けられている。すなわちこの操作レバー18の基部に円形の孔51が設けられており、この孔51にヒンジ軸17の端部28を挿入した状態で、Eリング等の止め輪52を止め輪取付溝29に装着することによって、操作レバー18がヒンジ軸17から抜けないようになっている。操作レバー18の基部には、孔51の近傍に第1の連動ピン54が設けられている。
【0022】
回動プレート16にもプレスによってブランク溝60が形成されている。このブランク溝60は、ベースプレート15と向かい合う面が凹んだ形状をなしている。このブランク溝60の下部に、ヒンジ軸17を中心とする円弧に沿うように内歯61が設けられている。回動プレート16の中央部には、上記内歯61の円弧の中心に位置する円形の軸受孔62が設けられている。この軸受孔62にヒンジ軸17の中間胴部31が相対回転自在に挿入される。また、軸受孔62の周りに、軸受孔62を中心とする円弧状の長孔63が設けられている。
【0023】
回動プレート16の上部にばね掛けピン65が固定されている。このばね掛けピン65に、渦巻きばね66の外端67が係止されている。渦巻きばね66の内端68はヒンジ軸17のスリット27に嵌合されており、このばね66の弾力によって回動プレート16が図4(C)中の矢印F方向(背もたれを起こす方向)に作用するようになっている。
【0024】
ベースプレート15のブランク溝35と回動プレート16のブランク溝60との間の空間部分に、ラッチ部材19とカム部材20が収容されている。ラッチ部材19はベースプレート15の直線状ガイド壁36,37に摺接する直線状の側面部75,76を有しており、直線状ガイド壁36,37に沿って上下方向に移動できるようになっている。ラッチ部材19の下部には、前記内歯61に係脱可能な外歯80が設けられている。また、ラッチ部材19の上部側にはフック部81と、傾斜した形状のカム受け面82が設けられている。
【0025】
図1及び図3に示すようにカム部材20は、ベースプレート15の円弧状ガイド壁38,39に丁度嵌合できる曲率半径の外周部85を有している。従ってこのカム部材20は、円弧状ガイド壁38,39に沿って自由に回転することができる。しかもカム部材20の回転中心には、ヒンジ軸17の外径よりも十分に大きいヒンジ挿通用の貫通孔86が設けられており、カム部材20の回転がヒンジ軸17によって拘束されることがないようにしている。
【0026】
図3に示すように上記貫通孔86の周りに、この孔86を中心とする円弧状の長孔である差動用の挿通孔87が設けられており、操作レバー18の基部に設けられた第1の連動ピン54がベースプレート15の連動ピン挿通孔41を挿通して、上記挿通孔87に挿通可能な構成となっている。なお、上記挿通孔87及び上記第1の連動ピン54は、この明細書に記した差動手段を構成している。
【0027】
さらに上記第1の連動ピン54は、回動プレート16の長孔63を通り抜けて回動プレート16の外側に突出し、第1の連動ピン54の先端部に連結ロッド92の端末部品93が接続されている。連結ロッド92は、座席の幅方向に水平に延びるロッド本体94を有している。ロッド本体94の一端側開口部95はヒンジ軸17の端末部32によって回動自在に支持されている。図2に示すようにロッド本体94の他端側開口部96は、後述する第2のリクライニングユニット12のヒンジ軸117の端末部132によって回動自在に支持されている。
【0028】
第1の連動ピン54と接続された上記連結ロッド92の端末部品93の取付誤差吸収手段として機能する接続孔93aは、ヒンジ軸17を中心とした円弧状に形成されている。上記接続孔93aは、座席等の左右に取付けられた際に第1のリクライニングユニット11と第2のリクライニングユニット12との間にある程度の取付け角度誤差(ヒンジ軸17,117回りのベースプレート15の中心線と後述する第2のリクライニングユニット12のベースプレート115の中心線のなす角度)が生じても、その取付誤差を吸収して連結ロッド92に組付けることができるような遊びをもつ大きさとしている。
【0029】
図1および図3等に示すように、カム部材20には、ラッチ部材19のフック部81に引っ掛かることのできる形状の係止部98と、カム受け面82に接触することのできる形状のカム面99が設けられている。カム面99は、カム部材20が図4(A)に示すようにロック位置にある時にラッチ部材19のカム受け面82を図中の矢印A方向に押すことにより、ラッチ部材19の外歯80を内歯61に押付けるようになっている。
【0030】
カム部材20の係止部98は、カム部材20が図4(C)に示されるロック解除位置まで回動した時、ラッチ部材19のフック部81を引っ掛けながら回動することにより、ラッチ部材19を矢印B方向に引き上げるようになっている。
【0031】
次に、第2のリクライニングユニット12について図2を参照して説明する。第2のリクライニングユニット12は、第1のリクライニングユニット11に連動するものであり、レバー118及びカム部材120以外の部品は第1のリクライニングユニット11と同等の構成となっている。
【0032】
図2に示された第2のリクライニングユニット12は、座席の座部フレーム側に固定されるベースプレート115と、背もたれフレーム側に固定される回動プレート116と、ベースプレート115に固定されるヒンジ軸117と、ヒンジ軸117に回転自在に設けられたレバー118と、ロック手段として機能するラッチ部材119及びカム部材120などを備えている。ベースプレート115にはピン123等によってサブプレート124が固定され、ベースプレート115とサブプレート124との間に回動プレート116が挟み込まれた格好になっている。
【0033】
ヒンジ軸117は、スリット127が設けられた円柱状の端部128と、止め輪取付溝129と、非円形断面の部分130と、円柱状の中間胴部131と、端末部132などを備えている。
【0034】
ベースプレート115にブランク溝135が形成されている。このブランク溝135は、回動プレート116と向かい合う面が凹んだ形状をなしており、ブランク溝135の下半部に上下方向に沿う一対の直線状ガイド壁136,137が設けられている。ブランク溝135の上半部に、円弧状ガイド壁138,139が設けられている。
【0035】
円弧状ガイド壁138,139の中心部分に非円形のヒンジ取付孔140が設けられている。このヒンジ取付孔140に、ヒンジ軸117の非円形断面の部分130が嵌合した状態で固定されるようになっている。ヒンジ取付孔140の周りに、この孔140を中心とする円弧状の連動ピン挿通孔141が設けられている。
【0036】
ベースプレート115の一部にばね係止部145が設けられており、このばね係止部145に、引っ張りばね146の一端147が係止される。引っ張りばね146の他端148はレバー118の一部118aに係止されており、このばね146の弾力によって、レバー118がロック位置の方向に付勢されるようになっている。
【0037】
レバー118は第1のリクライニングユイニット11を構成する操作レバー18の操作部18bを切り落とした形状に形成されており、ヒンジ軸117に回転自在に取付けられている。すなわちこのレバー118の基部に円形の孔151が設けられており、この孔151にヒンジ軸117の端部128を挿入した状態で、止め輪152を止め輪取付溝129に装着することによって、レバー118がヒンジ軸117から抜けないようになっている。レバー118の基部には、孔151の近傍に第2の連動ピン154が設けられている。
【0038】
回動プレート116にもプレスによってブランク溝160が形成されている。このブランク溝160は、ベースプレート115と向かい合う面が凹んだ形状をなしており、このブランク溝160の下部に内歯161が設けられている。回動プレート116の中央部には、上記内歯161の円弧の中心に位置する円形の軸受孔162が設けられている。この軸受孔162に、ヒンジ軸117の中間胴部131が相対回転自在に挿入される。また軸受孔162の周りに、この孔162を中心とする円弧状の長孔163が設けられている。
【0039】
回動プレート116の上部にばね掛けピン165が設けられている。このばね掛けピン165に、渦巻きばね166の外端167が係止されている。渦巻きばね166の内端168はヒンジ軸117のスリット127に嵌合されており、このばね166の弾力によって回動プレート116が前方(背もたれを起こす方向)に作用するようになっている。
【0040】
ベースプレート115のブランク溝135と回動プレート116のブランク溝160との間の空間部分に、ラッチ部材119とカム部材120が収容されている。ラッチ部材119はベースプレート115の直線状ガイド壁136,137に摺接する側面部175,176を有し、直線状ガイド壁136,137に沿って上下方向に移動できるようになっている。ラッチ部材119の下部には、前記内歯161に係脱可能な外歯180が設けられている。また、ラッチ部材119にフック部181とカム受け面182が設けられている。
【0041】
カム部材120は、ベースプレート115の円弧状ガイド壁138,139に丁度嵌合できる曲率半径の外周部185を有し、円弧状ガイド壁138,139に沿って自由に回転することができるようになっている。カム部材120の回転中心には、ヒンジ軸117の外径よりも十分に大きいヒンジ挿通用の貫通孔186が設けられており、カム部材120の回転をヒンジ軸117が妨げないようにしている。
【0042】
上記貫通孔186の近傍に、円形の挿通孔187が設けられており、レバー118の基部に設けられた第2の連動ピン154がベースプレート115の連動ピン挿通孔141を挿通することによって上記挿通孔187に挿通可能な構成となっている。
【0043】
さらに上記第2の連動ピン154は、回動プレート116の長孔163を通り抜けて回動プレート116の外側に突出し、第2の連動ピン154の先端部に連結ロッド92の端末部品193が接続されている。
【0044】
第2の連動ピン154と接続された上記連結ロッド92の端末部品193の取付誤差吸収手段として機能する接続孔193aは、ヒンジ軸117を中心とした円弧状に形成されている。上記接続孔193aは、座席等の左右に取付けられた際に第1のユニット11と第2のユニット12との間にある程度の取付け角度誤差が生じても、その取付誤差を吸収して連結ロッド92に組付けることができるような遊びをもつ大きさとしている。
【0045】
カム部材120には、ラッチ部材119のフック部181に引っ掛かることのできる形状の係止部198と、カム受け面182に接触することのできる形状のカム面199とが設けられている。カム面199は、カム部材120がロック位置にある時にラッチ部材119のカム受け面182を押すことによって、ラッチ部材119の外歯180を内歯161に押付けるようになっている。
【0046】
カム部材120の係止部198は、カム部材120がロック解除位置まで回動した時、ラッチ部材119のフック部181を引っ掛けながら回動することにより、ラッチ部材119を内歯161から外すようになっている。
【0047】
次に、上記構成のリクライニング装置10の作用について、図4から図7を参照して説明する。
図4(A)に示すロック状態では、カム部材20によってラッチ部材19が内歯61に向って押付けられており、内歯61と外歯80が互いに噛合うことにより、回動プレート16がベースプレート15に固定されている。つまり、背もたれが固定された状態となる。
【0048】
操作レバー18を図4中の矢印C方向に回動させると、操作レバー18の回転力が第1の連動ピン54を介して連結ロッド92に伝わり、連結ロッド92が回転することにより、第2のリクライニングユニット12のカム部材120が上記操作レバー18と同じ方向に回転しようとする。
【0049】
もともと、取付精度上の問題から、図6に示すように矢印Sまたは矢印Uの方向に取付け角度誤差を生じている。このため、連結ロッド92に設けられた接続孔93a,193aはヒンジ軸17を中心とした円弧状に形成されている。このため、操作レバー18を図6に示す矢印Cの方向に操作しても上記接続孔93a,193a内を連動ピン54,154が移動する段階においては、第2のリクライニングユニット12のカム部材120は上記操作レバー18と同じ方向に回転せずに静止したままとなる。
【0050】
一方、第1のリクライニングユニット11側では、あらかじめ上記接続孔93a,193aに応じて挿通孔87内の第1の連動ピン54の移動可能角度θ2がが形成されているため、図4(B)に示すように第1の連動ピン54は、カム部材20に設けた挿通孔87の一端87aに接していた状態から他端87bに接する状態へ図示中の矢印T方向に移動することとなり、上記操作レバー18の回転力は第1のカム部材20にも作用しないこととなる。
【0051】
その後、接続孔93a,193aの円弧の一方側に連動ピン54,154が当接することによって上記接続孔93a,193a内を連動ピン54,154が移動できなくなると、第1のリクライニングユニット11のカム部材20と第2のリクライニングユニット12のカム部材とがほぼ同時に上記操作レバー18と同方向に回転することとなる。第1のリクライニングユニット11を代表して説明すると、操作レバー18の回転力が第1の連動ピン54を介してカム部材20に直接伝わり、カム部材20の係止部98がラッチ部材19のフック部81を引上げる方向に移動するため、図4(C)に示すように内歯61と外歯80の噛合いが外れる。このためラッチ部材19による回動プレート16の拘束が解かれ、ベースプレート15に対し回動プレート16がヒンジ軸17を中心に回動できる状態になる。
【0052】
この時、第2の連動ピン154を介して第2のリクライニングユニット12のカム部材120も上記カム部材20と同じ方向に回転する。このため、第2のリクライニングユニット12においても、回動プレート116の内歯161とラッチ部材119の外歯180との噛合いが外れることにより、回動プレート116が回転自在となる。
【0053】
上記のロック解除状態で背もたれの傾斜角度を調整したのち、操作レバー18の操作力を解除すれば、操作レバー18が引っ張りばね46の弾力により、図4(A)に示す位置に戻るとともに、操作レバー18に連動してカム部材20がロック位置に戻ることにより、ラッチ部材19の外歯80が回動プレート16の内歯61と噛合って回動プレート16が固定される。また第2のリクライニングユニット12においては、引っ張りばね146の弾力によってレバー118がロック位置に戻るとともに、カム部材120がロック位置に戻ることにより、ラッチ部材119の外歯180が内歯161と噛合って回動プレート116が固定される。
【0054】
上述したように本実施形態のリクライニング装置10によれば、操作レバー18にロック解除方向の回転力が作用する際に、第1のリクライニングユニット11と第2のリクライニングユニット12との取付け誤差を吸収可能な接続孔93a,193a内を連動ピン54,154が移動する角度に応じて、第1のリクライニングユニット11のカム部材20に設けられた差動用の挿通孔87内を第1の連動ピン54が、カム部材20を回転させずに移動するため、第1のリクライニングユニット11と第2のリクライニングユニット12のロック状態をほぼ同時に解除することが可能となる。
【0055】
また、連結ロッド92を完全な剛体として製作することは事実上困難であるため、図6に示す矢印Cの方向に操作レバー18を回転させると図中の矢印Nの方向に捩じれが生じる。そして図7に示すように端末部品93の中心線O1と端末部品193の中心線O2との間に僅かに捩じれ角θ1が生じる。しかし、上記捩じれ角θ1が生じても、その捩じれ分は連動ピン54が差動用の孔87の内部を移動できることによって吸収できるため、左右一対のリクライニングユニットのロック解除タイミングには殆ど影響しないこととなる。
【0056】
次に本発明の第2の実施形態について、図5を参照して説明する。
図5に示されたリクライニング装置210は、上記した第1実施形態と同様に両側ロックリクライナーであり、車両用座席の座部と背もたれ部とをつなぐ左右両側部のうちの一方側のヒンジ部に設けられた第1のリクライニングユニット211と、他方側のヒンジ部に設けられた第2のリクライニングユニット212とを備えている。
【0057】
まず、上記リクライニング装置210について、第1のリクライニングユニット211を代表して説明する。
図5に示すように第1のリクライニングユニット211は、座席の座部フレーム側に固定されるプレート215と、背もたれフレーム側に固定される回動プレート216と、プレート215に固定されるヒンジ軸217と、ヒンジ軸217に回転自在に設けられた操作レバー218と、ロック部材219などを備えている。
【0058】
ヒンジ軸217は、スリット227が設けられた円柱状の端部228と、止め輪取付溝229と、非円形断面の部分230と、円柱状の中間胴部231と、端末部232などを備えている。
【0059】
プレート215の座部取付け時の上端部に非円形のヒンジ取付孔240が設けられている。このヒンジ取付孔240にヒンジ軸217の非円形断面の部分230が嵌合した状態で固定されるようになっている。
【0060】
プレート215の一部にばね係止部245が設けられており、このばね係止部245に引っ張りばね246の一端247が係止されるようになっている。引っ張りばね246の他端248は操作レバー218の一部218aに係止されており、このばね246の弾力によって、操作レバー218がロック位置の方向に付勢されるようになっている。
【0061】
操作レバー218は人等が座席の角度調整を行う時に用いる操作部218bを備えているとともに、ヒンジ軸217に回転自在に取付けられている。すなわちこの操作レバー218の基部に円形の孔251が設けられており、この孔251にヒンジ軸217の端部228を挿入した状態で、Eリング等の止め輪252を止め輪取付溝229に装着することによって、操作レバー218がヒンジ軸217から抜けないようになっている。操作レバー218の基部には、孔251の近傍に連動ピン254が設けられている。
【0062】
回動プレート216の下部に、ヒンジ軸217を中心とする円弧に沿うように内歯261が設けられている。回動プレート216の中央部には、上記内歯261の円弧の中心に位置する円形の軸受孔262が設けられている。この軸受孔262にヒンジ軸217の中間胴部231が相対回転自在に挿入される。また、軸受孔262の周りに、軸受孔262を中心とする円弧状の長孔263が設けられている。
【0063】
回動プレート216の上部にばね掛けピン265が固定されている。このばね掛けピン265に、渦巻きばね266の外端267が係止されている。渦巻きばね266の内端268はヒンジ軸217のスリット227に嵌合されており、このばね266の弾力によって回動プレート216が背もたれを起こす方向に作用するようになっている。
【0064】
操作レバー218と回動プレート216の間に、ロック部材219が挾まれている。ロック部材219は回動プレート216の内歯261の方向に頂部271を有する涙的型に形成されている。略中央部にヒンジ軸217の中央胴部231の外径よりも十分に大きいヒンジ挿通用の貫通孔286が設けられており、ロック部材219の回転がヒンジ軸217によって拘束されることがないようにしている。
【0065】
上記貫通孔286の周りに、この孔286を中心とする円弧状の挿通孔287が設けられ、かつ操作レバー218の基部に設けられた連動ピン254が挿通可能な構成となっている。
【0066】
ロック部材219の頂部271は、上記内歯261に係脱可能とするために先尖型に形成されている。
さらに上記連動ピン254は、回動プレート216の長孔263を通り抜けて回動プレート216の外側に突出し、連動ピン254の先端部が連結ロッド292の端末部品293の接続孔293a接続されている。上記接続孔293aは上記ヒンジ軸217を中心とした円弧状に形成されている。連結ロッド292は、座席の幅方向に水平に延びるロッド本体294を有している。ロッド本体294の一端側開口部295はヒンジ軸217の端末部232によって回動自在に支持されている。ロッド本体294の他端側開口部296は、後述する第2のリクライニングユニット212のヒンジ軸317の端末部(図示せず)によって回動自在に支持されている。上記連結ロッド292の他端側の端末部品297の接続孔297aもヒンジ軸317を中心とした円弧状に形成されるとともに、第2のリクライニングユニット212の連動ピン(図示せず)が接続されている。
【0067】
第2のリクライニングユニット212は、第1のリクライニングユニット211に連動するものであり、上記第1実施形態と同様にレバー318及びロック部材(図示せず)に設けられた連動ピン挿通孔(図示せず)の形状以外は第1のリクライニングユニット211と同等の構成となっている。第2のリクライニングユニット212のロック部材に設けられた挿通孔は第2の連動ピンが丁度嵌合する大きさの円形に形成されている。
【0068】
上記した第2の実施形態においても、接続孔293a,297a内を連動ピン254が移動する角度に応じて、差動用の挿通孔287の孔寸法が設定されているため、第1のリクライニングユニット211と第2のリクライニングユニット212のロック状態をほぼ同時に解除することが可能となる。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、一方のリクライニングユニットに設けられている操作レバーがロック解除方向に操作されたときに、第1のリクライニングユニットと第2のリクライニングユニットをほぼ同時にロック解除でき、操作フィーリングを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すリクライニング装置の一部の分解斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態のリクライニング装置における第2のリクライニングユニットを分解して示す斜視図。
【図3】図1に示されたリクライニング装置におけるカム部材の側面図。
【図4】図1に示されたリクライニング装置の作動状態を示す装置の一部の断面図。
【図5】本発明の第2実施形態を示すリクライニング装置の分解斜視図。
【図6】両側ロックライナーの斜視図。
【図7】連結ロッドの捩じれ状態を示す図6中のvii-vii から見た側面図。
【図8】従来のリクライニング装置を示す分解斜視図。
【符号の説明】
10…リクライニング装置
11…第1のリクライニングユニット
12…第2のリクライニングユニット
15…第1のベースプレート
16…第1の回動プレート
17…第1のヒンジ軸
18…操作レバー
19…第1のラッチ部材
20…第1のカム部材
54…第1の連動ピン
61,161…内歯
87…差動用の孔
92…連結ロッド(連結部材)
115…第2のベースプレート
116…第2の回動プレート
117…第2のヒンジ軸
119…第2のラッチ部材
120…第2のカム部材
154…第2の連動ピン

Claims (2)

  1. 座席の左右両側部のうちの一方に設ける第1のリクライニングユニットと、他方に設ける第2のリクライニングユニットとを備えたリクライニング装置であって、
    上記第1のリクライニングユニットは、
    座席の座部側に固定される第1のベースプレートと、
    上記第1のベースプレートに水平方向の第1のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定されかつ上記第1のヒンジ軸を中心とする円弧に沿う内歯が設けられた第1の回動プレートと、
    上記第1のベースプレートと上記第1の回動プレートとの間に収容されかつ上記第1のベースプレートに設けられたガイド壁に沿って上記内歯に噛合うロック位置と内歯から外れるロック解除位置とにわたって往復移動自在な第1のラッチ部材と、
    上記第1のベースプレートと上記第1の回動プレートとの間に収容されかつ上記第1のヒンジ軸が挿通する貫通孔を有するとともに上記第1のヒンジ軸まわりに回転自在に支持されしかも上記第1のラッチ部材を上記ロック位置とロック解除位置とにわたって駆動することの可能な形状の第1のカム部材と、
    上記第1のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられた操作レバーと、
    上記操作レバーに設けられかつ上記第1のベースプレートに設けられた孔を通って上記第1のカム部材側に延出して上記操作レバーと上記第1のカム部材とを連結する第1の連動ピンと、
    上記操作レバーを常にロック位置の方向に付勢する第1のばねと、
    を備えて構成され、
    上記第2のリクライニングユニットは、
    座席の座部側に固定される第2のベースプレートと、
    上記第2のベースプレートに水平方向の第2のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定されかつ上記第2のヒンジ軸を中心とする円弧に沿う内歯が設けられた第2の回動プレートと、
    上記第2のベースプレートと上記第2の回動プレートとの間に収容されかつ上記第2のベースプレートに設けられたガイド壁に沿って上記内歯に噛合うロック位置と内歯から外れるロック解除位置とにわたって往復移動自在な第2のラッチ部材と、
    上記第2のベースプレートと上記第2の回動プレートとの間に収容されかつ上記第2のヒンジ軸が挿通する貫通孔を有するとともに上記第2のヒンジ軸まわりに回転自在に支持されしかも上記第2のラッチ部材を上記ロック位置とロック解除位置とにわたって駆動することの可能な形状の第2のカム部材と、
    上記第2のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられたレバーと、
    上記レバーに設けられかつ上記第2のベースプレートに設けられた孔を通って上記第2のカム部材側に延出して上記レバーと上記第2のカム部材とを連結する第2の連動ピンと、
    上記レバーを常にロック位置の方向に付勢する第2のばねと、
    上記第1のリクライニングユニットの上記操作レバーの回転力を第2のリクライニングユニットの上記第2のカム部材に伝えるための連結ロッドと、
    を備えて構成され、さらに、
    上記連結ロッドの一端側端末部品に上記第1の連動ピンを通す第1の接続孔を有するとともに上記連結ロッドの他端側端末部品には上記第2の連動ピンを通す第2の接続孔を有しかつ上記ヒンジ軸を中心に回動可能でしかも上記各接続孔は上記第1のリクライニングユニットと第2のリクライニングユニットの取付け角度誤差を吸収できるように各連動ピンとの間に遊びをもつ大きさを有し、かつ、
    上記第1の連動ピンは、第1のカム部材に形成された差動用の孔と上記第1の接続孔とに挿通されていて、この差動用の孔は上記操作レバーにロック解除方向の力が入力されたときに上記第1の接続孔内を上記連動ピンが移動する範囲でかつ上記連結ロッドの捩じれ 分が吸収されるまでは上記第1のカム部材にロック解除力が伝わらないように上記第1の連動ピンとの間に遊びをもつ大きさとしてあり、上記操作レバーをロック解除方向に操作したときに上記第1のカム部材が上記第2のカム部材よりも先に回転することを防ぐことにより、上記第1のリクライニングユニットと上記第2のリクライニングユニットとが略同時にロック解除されるようにしたことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 上記差動用の孔は、上記ヒンジ軸を中心とする円弧状の長孔であって、この長孔の長さ方向に上記連動ピンが上記遊び分を移動できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
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