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JP3773862B2 - コンソールボックス - Google Patents

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JP3773862B2
JP3773862B2 JP2002034982A JP2002034982A JP3773862B2 JP 3773862 B2 JP3773862 B2 JP 3773862B2 JP 2002034982 A JP2002034982 A JP 2002034982A JP 2002034982 A JP2002034982 A JP 2002034982A JP 3773862 B2 JP3773862 B2 JP 3773862B2
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広則 柄本
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Toyota Auto Body Co Ltd
Kojima Industries Corp
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Toyota Auto Body Co Ltd
Kojima Industries Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回動開閉可能かつ車両前後方向にスライド可能な蓋体を備えたコンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンソールボックスとして、たとえば、特開平8−113086号公報に開示されたコンソールボックスがある。
上記公報に開示されたコンソールボックスでは、スライド操作ノブを引き上げることにより、蓋体をボックス本体に対して車両前後方向にスライドさせることができる。また、開閉操作ノブを引き上げることにより、閉位置にある蓋体をボックス本体に対して開動させることができる。開閉操作ノブは、スライド操作ノブの下側でかつスライド操作ノブに近接した位置に配置されている。
また、上記公報に開示されたコンソールボックスでは、アームレストを構成する部材と開閉操作ノブが配置される部材とは、異なる部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
▲1▼自動車の運転者は蓋体を車両前後方向にスライドさせアームレストとして使用できるが、自動車の運転者の車両前後方向位置はほとんど変更されないため、蓋体の車両前後方向位置も一度設定されると以後変更されることはほとんどない。それに対し、蓋体は小物等の収納スペースの蓋であるため、蓋体の開閉操作は頻繁に行われる。
しかし、上記公報に開示されたコンソールボックスでは、操作頻度の高い開閉操作ノブが、操作頻度の低い操作スライドノブの下側に配置されているので、開閉操作ノブの操作性が悪い。
▲2▼また、アームレストを構成する部材と開閉操作ノブが配置される部材とが異なるため、アームレストの上面と開閉操作ノブとの距離が遠い。そのため、アームレストの上面に手を置きながら開閉操作ノブを指で操作することが困難であり、アームレストに手を置かずに腕で手を支えたままの状態で指で探るようにして開閉操作ノブを操作する必要がある。そのため、開閉操作ノブを操作するときには、開閉操作ノブを見ながら操作する必要があり、運転中の開閉操作ノブの操作性を改善することが望まれる。
本発明の目的は、操作頻度の高い開閉操作ノブの操作性を向上させることができるコンソールボックスを提供することにある。
【0004】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
) ボックス本体と、
前記ボックス本体に開位置と閉位置との間で回動可能に取り付けられたベースと、
前記ベースに対してスライド可能な蓋体と、
前記ベースが閉位置にあるときに前記ベースを前記ボックス本体にロックする第1のロック装置と、
前記蓋体を前記ベースにロックする第2のロック装置と、
開閉操作ノブを備え、前記第1のロック装置を解除し前記ベースを前記ボックス本体に対して開動可能とする第1のロック解除装置と、
スライド操作ノブを備え、前記第2のロック装置を解除し前記蓋体を前記ベースに対してスライド可能とする第2のロック解除装置と、
を有し、
前記開閉操作ノブは前記スライド操作ノブの上側に配置されているコンソールボックス。
) 前記開閉操作ノブは前記蓋体の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置している(1)記載のコンソールボックス。
) 前記開閉操作ノブの車両前後方向前端部の車両左右方向中間部に上方に凹となる切欠き部が形成されている(1)記載のコンソールボックス。
) 前記ボックス本体の車両前後方向前端部に車両前方と上方に開放した凹部が設けられており、該凹部内に前記スライド操作ノブが配置されている、(1)記載のコンソールボックス。
【0005】
上記(1)〜()のコンソールボックスでは、頻繁に操作する開閉操作ノブを操作頻度の低いスライド操作ノブの上側に配置している。そのため、開閉操作ノブをスライド操作ノブの下側に配置する場合に比べて、開閉操作ノブの操作性が向上する。
上記()のコンソールボックスでは、開閉操作ノブが蓋体の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置しているので、アームレストの上面に手を置き手の位置を安定させながら、見なくても開閉操作ノブの位置に容易に指を持っていくことができる。そのため、運転中の開閉操作ノブの操作性が改善される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明実施例のコンソールボックス1は、図1、図2に示すように、ボックス本体10と、ボックス本体10に開位置と閉位置との間で回動可能に取り付けられたベース20と、ベース20に対してスライド可能な蓋体30と、ベース20が閉位置にあるときにベース20をボックス本体10にロックする第1のロック装置40と、蓋体30をベース20にロックする第2のロック装置50と、開閉操作ノブ61を備え第1のロック装置40を解除しベース20をボックス本体10に対して開動可能とする第1のロック解除装置60と、スライド操作ノブ71を備え第2のロック装置50を解除し蓋体30をベース20に対してスライド可能とする第2のロック解除装置70と、を有する。
【0007】
ボックス本体10は、車両または車両に固定して取り付けられる部材に、固定して取り付けられている。ボックス本体10は、図1、図3に示すように、収容部11と、凹部12とを、有する。
収容部11は、図3に示すように、上方に開放する。ベース20が開位置に位置するとき、収容部11に小物等を収納したり、収容部11内に収容した小物等を収容部11から取り出すことができる。
凹部12は、図1に示すように、ボックス本体10の車両前後方向前端部で車両左右方向中間部に位置している。凹部12は、収容部11よりも車両前方に位置している。凹部12は、車両前方と上方に開放している。
【0008】
ベース20は、図2に示すように、ボックス本体10に開位置と閉位置との間で回動可能に支持されるアーム21と、アーム21に固定して取り付けられるベース本体22と、からなる。
アーム21は、たとえば金属製または硬質樹脂製である。アーム21は、アーム21の車両後方側端21aでボックス本体10に回動可能に取付けられており、アーム21の車両前方側端21bでベース本体22に固定されている。アーム21の車両後方側端21aは、ボックス本体10の収容部11より車両後方にある。アーム21の回動軸芯Pは、車両左右方向に延び、したがってベース20は軸芯Pを中心として上下方向に回動する。
【0009】
ベース本体22は、金属製または樹脂製である。ベース本体22は、アーム21の車両前方側端21bに固定して取り付けられている。
ベース本体22は、平板またはほぼ平板からなる平板部22aと、平板部22aの車両左右方向両端またはその近傍から後述の蓋体アウター31側に立ち上がる側壁22bと、ガイド22cとを、有する。
側壁22bは、車両前後方向に延びている。
【0010】
ガイド22cは、側壁22bから車両左右方向外方に突出して形成されている。ガイド22cは車両前後方向に延びている。ガイド22cは、後述のガイドレール33を車両前後方向に可動に保持する。ガイド22cには、サポート22dが設けられている。サポート22dは板ばねからなる。サポート22dは、ガイドレール33をガイド22cの上面または下面に押し付けることにより、ガイドレール33がガイド22cに対してがたつくことを防止する。サポート22dは、1個のガイド22cに少なくとも1個設けられている(図示例では1個のガイド22cに2個設けられている場合を示している)。
【0011】
蓋体30は、ボックス本体10の収容部11の蓋である。蓋体30は、ベース20に、ベース20に対して車両前後方向にスライド可能に保持されている。蓋体30は、ベース20がボックス本体10に対して開位置と閉位置との間で回動軸芯Pまわりに回動するとき、ベース20とともにボックス本体10に対して開位置と閉位置との間で回動軸芯Pまわりに回動する。
【0012】
蓋体30は、付勢装置30aにより、ベース20に対して車両前方に常時付勢されている。付勢装置30aは、たとえば、ベース本体22と蓋体30の一方に取り付けられたボビン30bと、ベース本体22と蓋体30の他方に引っ掛けられボビン30bに巻つけ・巻ほどし可能なバネ30cと、からなる。ただし、付勢装置30aは、バネ30cをボビン30bに巻き付けたものに限定されるものではなく、捩じりバネ、コイルスプリング、あるいは、モーター等の電気的手段を用いたものでもよい。
【0013】
蓋体30は、蓋体アウター31と、蓋体インナー32と、ガイドレール33とを、有する。ただし、蓋体30は、蓋体インナー32を有していなくてもよい(本発明実施例および図示例では、蓋体30が蓋体インナー32を有する場合を示している)。
【0014】
蓋体アウター31は、たとえば樹脂製である。蓋体アウター31の表面(外面、上面)には、クッション材31aが取り付けられている。蓋体アウター31にクッション材31aが取り付けられているので、蓋体30をアームレストとして使用した場合に、腕を痛めることはない。クッション材31aの表面(外面)には、表皮31bが取り付けられている。表皮31bが取り付けられているので、蓋体30の見栄えがよい。
【0015】
蓋体アウター31は、第1のロック解除装置60の開閉操作ノブ61を保持する開閉操作ノブ保持部31cと、第2のロック解除装置70のスライド操作ノブ71を保持するスライド操作ノブ保持部31dとを、有する。
開閉操作ノブ保持部31cは、蓋体アウター31の裏面の車両前後方向前端部またはその近傍に形成されている。 開閉操作ノブ保持部31cは、開閉操作ノブ61を回動可能に保持する。
スライド操作ノブ保持部31dは、蓋体アウター31の裏面の車両前後方向前端部またはその近傍で、開閉操作ノブ保持部31cが形成される部位とは異なる部位に、形成されている。 スライド操作ノブ保持部31dは、スライド操作ノブ71を回動可能に保持する。
【0016】
蓋体インナー32は、たとえば樹脂製である。蓋体インナー32は、蓋体アウター31の裏面に固定して取り付けられる。蓋体インナー32は、ベース20をボックス本体10に対して回動し、ベース20が開位置に位置するとき、蓋体30の裏側から蓋体30の内部が見えることを防ぐ。
ガイドレール33は、金属製または硬質樹脂製である。ガイドレール33は、蓋体アウター31の車両左右方向の各側壁の内側面に固定して取り付けられている。ガイドレール33は、車両前後方向に延びている。ガイドレール33は、ベース本体22のガイド22cに、車両前後方向にスライド可能に保持されている。
【0017】
第1のロック装置40は、ロックがかかった時に、ベース20をボックス本体10に対し回動開閉不能にし、ロックが外れた時に回動開閉可能にする。
第1のロック装置40は、図6に示すように、爪部材41と、爪部材41が係合可能な爪受け部42と、からなる。
【0018】
爪部材41は、たとえば樹脂製である。爪部材41は、1個設けられている(ただし、複数であってもよい)。爪部材41は、ベース20に回動可能に取り付けられている。爪部材41の回動軸芯Qは、車両左右方向に延びている。爪部材41は、爪受け部42に係合する方向に、ばね付勢されている。
爪部材41は、回動軸芯Qから上方に延びる上方アーム41aと、回動軸芯Qから下方に延びる下方アーム41bとを、有する。
上方アーム41aの上端は、後述のリンク部材62の下面に常時接触している。
下方アーム41bの下端部は、爪形状を有しており、ベース20が閉位置に位置するとき、爪受け部42に係脱可能とされている。下方アーム41bが爪受け部42に係合しているとき、すなわち、爪部材41が爪受け部42に係合しているとき、第1のロック装置40のロックがかかり、ベース20は、ボックス本体10に対して閉位置に保持される。第1のロック装置40のロックがかかっているとき、ベース20は、ボックス本体10にがたつきなく、または、無視できる程度のがたつきをもって、保持されている。
【0019】
爪受け部42は、ボックス本体10の車両前後方向前端部またはその近傍で、ボックス本体10の上端部またはその近傍に設けられている。爪受け部42は、ボックス本体10の収容部11よりも車両前方に位置している。爪受け部42は、コンソールボックス1の外部から視認できる部位に設けられていてもよく、視認できない部位に設けられていてもよい。
【0020】
第2のロック装置50は、ロックがかかった時に、蓋体30をベース20に対し車両前後方向に移動(スライド)不能にし、ロックが外れた時に車両前後方向に移動(スライド)可能にする。
第2のロック装置50は、図2、図8に示すように、ロックピン51と、ロックピン51が係合可能なロックピン係合穴52と、からなる。
【0021】
ロックピン51は、たとえば金属製または硬質樹脂製である。ロックピン51は、2本設けられている(ただし、1本以上であればよい)。2本のロックピン51は、蓋体30の車両左右方向中央を通り車両前後方向に延びる中心線に対して、左右対称に配置されている。ロックピン51は、車両左右方向に延びている。ロックピン51は、蓋体アウター31の裏面と、蓋体アウター31に固定して取り付けられるロックピンカバー53とで、挟みこまれて支持されている。ロックピン51は、蓋体アウター31とロックピンカバー53との間で、蓋体アウター31に対して、車両左右方向に移動可能とされている。ロックピン51が蓋体30の車両左右方向中央側から蓋体30の車両左右方向外側に移動したとき、ロックピン51の車両左右方向外側端51aが、ロックピン係合穴52に入り込む。ロックピン51がロックピン係合穴52に入り込んでいるとき、蓋体30はベース20に対して車両前後方向に移動できず、ロックされる。
【0022】
ロックピン51は、蓋体30の車両左右方向中央側から蓋体30の車両左右方向外側に向って(ロックピン51がロックピン係合穴52に係合する方向に)、ロックピン付勢スプリング54により付勢されている。
ロックピン付勢スプリング54は、たとえばコイルスプリングからなる。ロックピン付勢スプリング54は、2本のロックピン51の間に圧縮された状態で配置されている。
【0023】
ロックピン係合穴52は、ベース本体22の側壁22bに形成されている。ロックピン係合穴52は、側壁22bを車両左右方向に貫通している。ロックピン係合穴52は、車両前後方向に間隔を隔てて複数形成されている。
【0024】
第1のロック解除装置60は、第1のロック装置40によるロック(閉位置に位置するベース20がボックス本体10に対して開動できない状態)を解除する装置である。第1のロック解除装置60は、図3、図6に示すように、開閉操作ノブ61と、リンク部材62と、リンク部材付勢スプリング63と、からなる。
【0025】
開閉操作ノブ61は、蓋体30の車両前後方向前端部に配置されている。開閉操作ノブ61は、蓋体アウター31の開閉操作ノブ保持部31cに回動可能に取り付けられている。開閉操作ノブ61は、蓋体30の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置している。開閉操作ノブ61の車両前後方向前端部の車両左右方向中央部には、上方に凹となる切欠き部61aが形成されている(図1参照)。開閉操作ノブ61の回動軸芯Rは、車両左右方向に延びている。開閉操作ノブ61に指を引っ掛け、開閉操作ノブ61を引き上げることにより、開閉操作ノブ61は蓋体アウター31に対して回動する。
開閉操作ノブ61には、リンク部材62をリンク部材付勢スプリング63の付勢力に抗して車両後方に押す、リンク部材押し部61bが設けられている。
【0026】
リンク部材62は、蓋体アウター31の裏面に移動可能に取り付けられている。リンク部材62は、車両前後方向に延びている。リンク部材62の車両前方側端は、開閉操作ノブ61のリンク部材押し部61bに、常時接触している。ただし、リンク部材62の車両前方側端は、開閉操作ノブ61のリンク部材押し部61bと回動可能に連結されていてもよい。
リンク部材62には、車両後方かつ下方に傾く長溝62aが形成されている。長溝62a内には、常時、蓋体アウター31に固定され蓋体アウター31から延びるピン31eが挿入されている。リンク62が開閉操作ノブ61のリンク部材押し部61bにより車両後方に押されたとき、長溝62aとピン31eにより、リンク62は、蓋体アウター31に対して車両後方かつ下方に移動する。
【0027】
リンク部材付勢スプリング63は、リンク部材62を蓋体アウター31に対して車両前方に付勢する。リンク部材付勢スプリング63は、たとえば、コイルスプリングからなる。リンク部材付勢スプリング63の一端は、リンク部材62の車両後方側端に当てられており、リンク部材付勢スプリング63の他端は、蓋体アウター31に当てられている。リンク部材62がリンク部材付勢スプリング63の付勢力により車両前方に移動すると、リンク部材62と接触(または連結)する開閉操作ノブ61が、指を引っ掛ける前の状態に戻る方向に移動(回動)する。
【0028】
第2のロック解除装置70は、第2のロック装置50によるロック(蓋体30がベース20に対して車両前後方向に移動できない状態)を解除する装置である。第2のロック解除装置70は、図5、図7に示すように、スライド操作ノブ71と、キャッチ72と、キャッチ付勢スプリング73と、からなる。
スライド操作ノブ71は、蓋体アウター31の車両前後方向前端部またはその近傍に設けられている。スライド操作ノブ71は、スライド操作ノブ71の少なくとも車両前後方向前端部がボックス本体10の凹部12内に入り込むように配置されている。スライド操作ノブ71は、蓋体アウター31のスライド操作ノブ保持部31dに回動可能に取り付けられている。スライド操作ノブ71の回動軸芯Sは、車両左右方向に延びている。スライド操作ノブ71に指を引っ掛け、スライド操作ノブ71を引き上げることにより、スライド操作ノブ71は、蓋体アウター31に対して回動する。スライド操作ノブ71には、キャッチ72を車両後方に押すキャッチ押し部71aが形成されている。スライド操作ノブ71は、開閉操作ノブ61に比べて、車両前後方向長さおよび車両左右方向長さが小とされている。
【0029】
キャッチ72は、蓋体アウター31の裏面に取り付けられている。キャッチ72は、蓋体30に対して車両前後方向に移動可能である。
キャッチ72は、図8に示すように、車両前後方向に延びる通常部72aと、通常部72aと一体に形成され通常部72aの車両後方側端に連なる二股部72bと、からなる。キャッチ72は、車両左右方向に対称形状となっている。
【0030】
通常部72aの車両前方側端は、蓋体アウター31の車両前後方向前端部近傍にあり、通常部72aの車両後方側端は、蓋体アウター31の車両前後方向中央部またはその近傍にある。通常部72aの車両前方側端は、スライド操作ノブ71のキャッチ押し部71aに、常時、接触している。ただし、通常部72aの車両前方側端は、スライド操作ノブ71のキャッチ押し部71aと回動可能に連結されていてもよい。
【0031】
二股部72bは、通常部72aの車両後方側端から蓋体30の車両左右方向外側に向って延びる第1の延び部72cと、第1の延び部72cの延び方向先端から車両後方に折れ曲がり車両後方に所定距離延びる第2の延び部72dと、からなる。第2の延び部72dの車両左右方向内側面は、車両後方にいくにつれて車両左右方向外方に傾斜する傾斜面72eとなっている。傾斜面72eは、第2の延び部72dの車両左右方向内側面の車両前後方向全体に形成されていてもよく、第2の延び部72dの車両左右方向内側面の車両前後方向の一部に形成されていてもよい。第2の延び部72dの車両左右方向内側面には、第2のロック装置50のロックピン51が摺動可能に引っ掛けられる。キャッチ72が車両後方に移動することにより、ロックピン51が傾斜面72e上を摺動し(のぼり)、ロックピン51がロックピン付勢スプリング54の付勢力に抗して蓋体30の車両左右方向中央部側に移動する。キャッチ72が車両前方に移動すると、ロックピン51がロックピン付勢スプリング54の付勢力により傾斜面72e上を摺動し(すべりおり)、ロックピン51が蓋体30の車両左右方向外方に移動する。
【0032】
キャッチ付勢スプリング73は、図5に示すように、キャッチ72を、蓋体アウター31に対して車両前方に付勢する。キャッチ付勢スプリング73は、たとえば、コイルスプリングからなる。キャッチ付勢スプリング73の一端は、キャッチ72の車両後方側端に当てられており、キャッチ付勢スプリング73の他端は、蓋体アウター31に当てられている。キャッチ72がキャッチ付勢スプリング73の付勢力により車両前方に移動すると、キャッチ72と接触(または連結)するスライド操作ノブ71が、指を引っ掛ける前の状態に戻る方向に移動(回動)する。
【0033】
本発明実施例の作動を説明する。
▲1▼ベース20の開動について説明する。
ベース20が閉位置にあり、開閉操作ノブ61を引き上げていないとき、リンク部材62は、図3に示すように、リンク部材付勢スプリング63の付勢力により車両前方側に移動した位置にある(図3の実線の位置にある)。第1のロック装置40の爪部材41は、図4に示すように、爪受け部42に引っ掛かっている。爪部材41が爪受け部42に引っ掛かっているので、第1のロック装置40のロックがかかった状態になり、ベース20はボックス本体10に対して開動できない。
【0034】
開閉操作ノブ61に指を引っ掛け、開閉操作ノブ61を引き上げると、開閉操作ノブ61が回動軸芯Rまわりに回動し、図3に示すように、開閉操作ノブ61のリンク部材押し部61bがリンク部材62をリンク部材付勢スプリング63の付勢力に抗して車両後方に押し込む。リンク部材62が車両後方に押し込まれると、リンク部材62は、長溝62aと蓋体アウター31のピン31eとにより、蓋体アウター31に対して、車両後方かつ下方に移動する(図3の2点鎖線の位置に移動する)。リンク部材62が下方に移動するので、爪部材41の上方アーム41aがリンク部材62の下面により押され、爪部材41が回動軸芯Qまわりに回動する。爪部材41が回動するので、爪部材41が爪受け部42から外れ、第1のロック装置40のロックが解除される。ロックが解除されたとき、ベース20をボックス本体10に対して回動軸芯Pまわりに開動させることができる。すなわち、蓋体30を回動軸芯Pまわりに開動させることができる。
【0035】
▲2▼蓋体30の車両前後方向の位置調整を説明する。
スライド操作ノブ71を引き上げていないとき、図8に示すように、キャッチ72は、キャッチ付勢スプリング73の付勢力により車両前方側に移動した位置にある。ロックピン51はキャッチ72の傾斜面72e上をのぼっていない。ロックピン51の車両左右方向外側端51aは、ロックピン係合穴52に係合している。ロックピン51がロックピン係合穴52に係合しているので、第2のロック装置50のロックがかかった状態になり、蓋体30はベース20に対して車両前後方向に移動(スライド)できない。
【0036】
スライド操作ノブ71に指を引っ掛け、スライド操作ノブ71を引き上げると、図7に示すように、スライド操作ノブ71が回動軸芯Sまわりに回動し、スライド操作ノブ71のキャッチ押し部71aがキャッチ72をキャッチ付勢スプリング73の付勢力に抗して車両後方に押し込む。キャッチ72が車両後方に移動すると、図8に示すように、ロックピン51がキャッチ72の傾斜面72e上を摺動し(のぼり)、ロックピン51が蓋体30の車両左右方向中央側に移動する。ロックピン51が蓋体30の車両左右方向中央側に移動するので、ロックピン51がロックピン係合穴52から抜け、第2のロック装置50のロックが解除される。ロックが解除されたとき、蓋体30をベース20に対して車両前後方向にスライドさせることができる。このとき、付勢装置30aが備えられているので、蓋体30をベース20に対して車両前方にスライドさせる時に、付勢装置30aが備えられていない場合に比べて蓋体30を軽い力で車両前方にスライドさせることができる。
【0037】
第2のロック装置50のロックを解除した状態で、蓋体30をベース20に対して車両前後方向に所望の位置に移動(スライド)させた後、スライド操作ノブ71に引っ掛けていた指をスライド操作ノブ71から外す。スライド操作ノブ71から指を外すと、キャッチ72がキャッチ付勢スプリング73の付勢力により蓋体30に対して車両前方に移動する。キャッチ72が車両前方に移動すると、スライド操作ノブ71は、指で引っ掛ける前の状態に戻る方向にキャッチ72により押し戻される。また、キャッチ72が車両前方に移動すると、ロックピン51がロックピン付勢スプリング54の付勢力でキャッチ72の斜面72e上を摺動しながら蓋体30の車両左右方向中央側から車両左右方向外側に移動する。ロックピン51が蓋体30の車両左右方向外側に移動すると、蓋体30がベース20に対して車両前後方向に移動する前に係合していたロックピン係合穴52とは別の(車両前後方向位置で異なる)ロックピン係合穴52に係合する。ロックピン51がロックピン係合穴52に係合することにより、第2のロック装置50のロックがかかり、蓋体30はベース20に対して車両前後方向に移動不能となる。
【0038】
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
頻繁に操作する開閉操作ノブ61を、図1に示すように、操作頻度の低いスライド操作ノブ71の上側に配置しているので、開閉操作ノブ61をスライド操作ノブ71の下側に配置する場合に比べて、開閉操作ノブ61の操作性が向上する。
また、頻繁に操作する開閉操作ノブ61を、操作頻度の低いスライド操作ノブ71の上側に配置しているので、頻繁に操作する開閉操作ノブ61を目立つ位置にし、操作頻度の低いスライド操作ノブ71を目立たない位置にすることにより、コンソールボックスを操作する者の違和感をおこさせないようにしている。
また、開閉操作ノブ61が蓋体30の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置しているので、蓋体30の上面(アームレストの上面)に手を置き手の位置を安定させながら、見なくても開閉操作ノブ61の位置に容易に指を持っていくことができる。そのため、運転中の開閉操作ノブ61の操作性が良い。
【0039】
【発明の効果】
請求項1〜請求項のいずれかに記載のコンソールボックスによれば、頻繁に操作する開閉操作ノブを操作頻度の低いスライド操作ノブの上側に配置している。そのため、開閉操作ノブをスライド操作ノブの下側に配置する場合に比べて、開閉操作ノブの操作性が向上する。
請求項記載のコンソールボックスによれば、開閉操作ノブが蓋体の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置しているので、アームレストの上面に手を置き手の位置を安定させながら、見なくても開閉操作ノブの位置に容易に指を持っていくことができる。そのため、運転中の開閉操作ノブの操作性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のコンソールボックスの開閉操作ノブとその近傍を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例のコンソールボックスの、ボックス本体を除いた、分解斜視図である。
【図3】本発明実施例のコンソールボックスの、開閉操作ノブとリンク部材の動きを示す断面図である。
【図4】本発明実施例のコンソールボックスの、開閉操作ノブと第1のロック装置の動きを示す断面図である。
【図5】本発明実施例のコンソールボックスの、スライド操作ノブとキャッチの動きを示す断面図である。
【図6】本発明実施例のコンソールボックスの、第1のロック解除装置とその近傍を示す拡大断面図である。
【図7】本発明実施例のコンソールボックスの、スライド操作ノブの動きを示す拡大断面図である。
【図8】本発明実施例のコンソールボックスの、第1、第2のロック装置と、第1、第2のロック解除装置を示す透視平面図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス
10 ボックス本体
11 収容部
12 凹部
20 ベース
21 アーム
22 ベース本体
30 蓋体
31 蓋体アウター
32 蓋体インナー
33 ガイドレール
40 第1のロック装置
41 爪部材
42 爪受け部
50 第2のロック装置
51 ロックピン
52 ロック係合穴
60 第1のロック解除装置
61 開閉操作ノブ
61a 切欠き部
62 リンク部材
70 第2のロック解除装置
71 スライド操作ノブ
72 キャッチ
P ベースと蓋体の回動軸芯
Q 爪部材の回動軸芯
R 開閉操作ノブの回動軸芯
S スライド操作ノブの回動軸芯

Claims (4)

  1. ボックス本体(10)と、
    前記ボックス本体(10)に開位置と閉位置との間で回動可能に取り付けられたベース(20)と、
    前記ベース(20)に対してスライド可能な蓋体(30)と、
    前記ベース(20)が閉位置にあるときに前記ベース(20)を前記ボックス本体(10)にロックする第1のロック装置(40)と、
    前記蓋体(30)を前記ベース(20)にロックする第2のロック装置(50)と、
    開閉操作ノブ(61)を備え、前記第1のロック装置(40)を解除し前記ベース(20)を前記ボックス本体(10)に対して開動可能とする第1のロック解除装置(60)と、
    スライド操作ノブ(71)を備え、前記第2のロック装置(50)を解除し前記蓋体(30)を前記ベース(20)に対してスライド可能とする第2のロック解除装置(70)と、
    を有し、
    前記開閉操作ノブ(61)は前記スライド操作ノブ(71)の上側に配置されているコンソールボックス(1)。
  2. 前記開閉操作ノブ(61)は前記蓋体(30)の車両前後方向前端部の下面よりも上方に位置している請求項1記載のコンソールボックス(1)。
  3. 前記開閉操作ノブ(61)の車両前後方向前端部の車両左右方向中間部に上方に凹となる切欠き部(61a)が形成されている請求項1記載のコンソールボックス(1)。
  4. 前記ボックス本体(10)の車両前後方向前端部に車両前方と上方に開放した凹部(12)が設けられており、該凹部(12)内に前記スライド操作ノブ(71)が配置されている、請求項1記載のコンソールボックス(1)。
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