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JP3770930B2 - 画像形成機の転写装置 - Google Patents

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JP3770930B2
JP3770930B2 JP30013194A JP30013194A JP3770930B2 JP 3770930 B2 JP3770930 B2 JP 3770930B2 JP 30013194 A JP30013194 A JP 30013194A JP 30013194 A JP30013194 A JP 30013194A JP 3770930 B2 JP3770930 B2 JP 3770930B2
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transfer
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龍司 渡木
哲卓 岡崎
恵生 藤田
譲 南條
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Kyocera Mita Corp
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電子写真装置や静電記録装置等の画像形成機に装備される転写装置、更に詳しくは、像担持体上に形成されたトナー像を転写紙に転写し、トナー像が転写された転写紙を搬送する画像形成機の転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種画像形成機は、像担持体に形成されたトナー像を転写紙に転写する方式として、コロナ放電による転写方式が一般に用いられている。しかるに、このコロナ放電による転写方式は、高湿度時における転写性が悪く、また、コロナワイヤの汚れや転写紙の皺等で転写不良を生じ易いという問題がある。このような問題を解決するものとして、駆動ローラと、該駆動ローラと間隔をおいて配設された從動ローラと、該駆動ローラと該從動ローラとに張設せしめられた転写ベルトと、該転写ベルトを挟んで像担持体と対向して配設された転写ローラとを備えた転写ベルトユニットを像担持体と対向して配設し、上記転写ローラに高電圧を印加して転写ベルトを所定の極性に帯電することにより、像担持体と転写ベルトの間に供給された転写紙に像担持体の表面に形成されているトナー像を順次吸引して転写するようにした転写方式が例えば特開平4ー345183号公報に開示されている。上記各ローラはその回転軸が支持板に回転自在に軸支され、上記転写ベルトは上記支持板間において上記各ローラに張設せしめられており、転写ベルトの側端と支持板との間には隙間を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような転写方式の転写装置においては、転写ベルトは像担持体と直接触するため、その表面にトナーは付着し易くこのトナーが転写ベルトと支持板との隙間から支持板に装着した上記各ローラの軸受に侵入する。その結果、軸受の機能が損なわれ上記各ローラの回転不良が生じて、転写ベルトの蛇行や片寄り等の不具合が発生しする。また、転写ベルトの側端と支持板との隙間から転写ベルトの内側にトナーが侵入し、このトナーが転写ローラに付着して転写不良が発生するという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その主たる技術的課題は、転写装置を構成する各ローラの軸受へのトナーの侵入および転写ローラへのトナーの付着を防止することができる画像形成機の転写装置を提供することにある。本発明の他の技術的課題および特徴については、以下に述べる説明により明らかにされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記主たる技術的課題を達成するために、本発明によれば、所定の間隔を置いて配設された一対の支持板と、該一対の支持板の一端部に回転自在に軸支された駆動ローラと、該一対の支持板の他端部に該駆動ローラと間隔をおいて回転自在に軸支された從動ローラと、該駆動ローラと該從動ローラとの間に配設され該一対の支持板に回転自在に軸支された転写ローラと、該駆動ローラ該從動ローラおよび転写ローラに張設せしめられ像担持体と対向して配設された転写ベルトとからなるベルトユニットとを具備し、該転写ベルトと該像担持体との間に供給される複写紙に該像担持体上に形成されたトナー像を転写、トナー像が転写された転写紙を搬送する画像形成機の転写装置において、
該ベルトユニットの該転写ベルトは、その幅が該一対の支持板の間隔より大きく形成され、その側端部が該一対の支持板のそれぞれ厚さ方向の少なくとも一部を包囲して配設されており、
該駆動ローラと該從動ローラおよび該転写ローラは、外周面の一部が該一対の支持板から外方に突出している、
ことを特徴とする画像形成機の転写装置が提供される。
【0006】
また、本発明によれば、上記ベルトユニットは、該駆動ローラと從動ローラとの間に配設され該一対の支持板に回転自在に軸支され所定の電圧が印加される転写ローラを具備し、該転写ローラを回転自在に軸支する軸受は、該一対の支持板に各々内面から外方に向けて所定の距離を置いた位置に埋め込まれて配設されている、画像形成機の転写装置が提供される。
【0007】
更に、本発明によれば、上記一対の支持板には、転写ベルトの側方への移動を規制する蛇行防止部材がされている、画像形成機の転写装置が提供される。
【0008】
【作用】
本発明による画像形成機の転写装置においては、ベルトユニットを構成する転写ベルトは、その幅が該一対の支持板の間隔より大きく形成されており、その側端部が該一対の支持板の少なくとも一部を包囲いて配設されているので、転写ベルトに付着したトナー粉が一対の支持板と転写ベルトによって形成される空間内に侵入し難くなっている。
【0009】
【実施例】
以下、本発明に従って構成された画像形成機の転写装置の好適実施例を示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明による転写装置を装備した画像形成機の一実施例を示す概略構成図、図2は本発明による転写装置を装備した画像形成機の正面図である。
【0011】
図1に示す画像形成機2は、回転自在に装着された感光体ドラムからなる像担持体3を具備している。該像担持体3の周囲には、その矢印Aに示す回転方向に見て順次に、帯電用コロナ放電器4、現像装置5、本発明に従って構成された転写装置6、クリーニングユニット7および除電ランプ8が配設されている。図示の画像形成機2は、上記像担持体3の上方に配設された照射ランプ9、第1のミラー10、第2のミラー11、第3のミラー12、レンズ13、第4のミラー14からなる光学系を具備している。この光学系は、照射ランプ9によって図示しない原稿載置透明板上に置かれた原稿に照射し、その反射光像を第1のミラー10、第2のミラー11、第3のミラー12、レンズ13および第4のミラー14を介して上記像担持体3上に結像するように構成されている。画像形成機2は、上記転写装置6に転写紙を供給するための転写紙供給装置15を備えている。該転写紙供給装置15は、転写紙を収納する転写紙カセット16、転写紙送出ローラ17、給紙ローラ対18、案内路19、搬送ローラ対20、案内路21、レジストローラ対22を具備している。また、上記転写装置6の転写紙送出側には定着ローラ対23および排出ローラ対24が配設されている。このように構成された画像形成機は、図1において1点鎖線より下側に配置されている各部材が図2で示すクラムシェルタイプの機体ハウジングを構成する下側ハウジング25に配設され、図1において1点鎖線より上側に配置されている各部材が上側ハウジング26に配設される。なお、上側ハウジング26は、図2において右側下端が下側ハウジング25に軸27によって旋回可能に装着されている。上記転写装置6は図2において2点鎖線で示すように下側ハウジング25の中央部に配設される。また、下側ハウジング25の前側板には、上記転写紙カセット16を装着するための開口28が形成されている。
【0012】
以上のように構成された画像形成機2は、像担持体3が矢印A方向に回転駆動せしめられる間に、帯電用コロナ放電器4が像担持体3上の感光体を特定極性に実質上均一に帯電し、次いで、照射ランプ9によって図示しない原稿載置透明板上に置かれた原稿に照射し、その反射光像が第1のミラー10、第2のミラー11、第3のミラー12、レンズ13および第4のミラー14を介して前記像担持体3上に走査露光され、像担持体3上に静電潜像が形成される。しかる後、像担持体3上の静電潜像が現像装置5によってトナー像に現像される。一方、転写紙供給装置15の転写紙カセット16に収納された転写紙が転写紙送出ローラ17から送り出され、給紙ローラ対18、案内路19、搬送ローラ対20、案内路21およびレジストローラ対22を通って転写装置6に搬送される。転写装置6に搬送された転写紙は、トナー像が形成された像担持体3と転写装置6の後述する転写ベルトの間を通過することによってトナー像が転写され、次いで定着ローラ対23により定着されて、排出ローラ対24から排出される。また、上述のようにして転写工程が終了した像担持体3は、クリーニングユニット7によってその感光体表面に付着しているトナーが除去され、更に、除電ランプ8によって感光体表面に除電光が照射され、除電される。
【0013】
次に、上記転写装置6について図3乃至図20を参照して説明する。図3は転写装置を構成する転写ベルトユニットの斜視図、図4は転写ベルトユニットの平面図、図5は転写ベルトユニットの一部を破断して示す正面図、図6は転写ベルトユニットの断面図である。図示の転写ベルトユニット29は、ベルトユニット30と該ベルトユニット30を収納支持するユニットハウジング60とを具備している。
【0014】
上記ベルトユニット30について、主に図7、図8および図9を参照して説明する。図示のベルトユニット30は、図7に明確に示されているように支持フレーム31を具備している。この支持フレーム31は、基部32と該基部32の前端および後端に各々形成された端壁33および34とを有しており、これらは合成樹脂によって一体成形されている。端壁33および34には、上方に開放する切欠部331、332、333および341、342、343が各々形成されている。この端壁33および34には、後述する各ローラを支持する合成樹脂によって形成され所定の間隔を置いて配設された一対の支持板35および36がビス37、38(図7には支持板36側のみを示している)によって取り付けられている。この支持板35および36の中央部には、各々前側(図7において左上側)および後側(図7において右下側)に突出する円筒状のストッパ351および361が一体成形されている。このストッパ351および361は、上記像担持体3を回転自在に支持するホルダの下面に当接してベルトユニット30と像担持体3との位置関係を規定する機能を有している。また、支持フレーム31の端壁33および34には、後述する駆動ローラを支持する合成樹脂によって形成され所定の間隔を置いて配設された一対の支持板39および40が装着されている。該支持板39および40は、上記支持板35および36側端部においてピン41(図7には支持板40側のみを示している)によって回動可能に連結されており、ビス42(図7には支持板36側のみを示している)によって固定されるようになっている。なお、図示の実施例においては、一対の支持板が支持板35および36と支持板39および40とに分割して構成されているが、これは、後述する転写ベルトの装着を容易にするためである。支持板39および40の外側面には、円盤上の装着部391および401が各々設けられており、この装着部391および401には各々その外周に平行な二面392、392および402、402が形成されている(図4参照)。
【0015】
上記支持板39と40との間には、駆動ローラ43が配設されている。該駆動ローラ43は、図8に示すようにアルミ合金からなる中空材によって形成されており、その前端(図8において左端)および後端(図8において右端)に回転軸431および432が取り付けられている。前側の回転軸431は、上記支持板39に配設された軸受44によって回転自在に軸支されている。前側の回転軸431には歯車45が装着されており、この歯車45はその側面に形成された係合溝451が回転軸431を径方向に貫通して配設されたピン452と係合することにより回転軸431と一体的に回転するように構成されている。また、回転軸431の前端部には、取付ボルト挿通用の穴461および462を備えた着脱部材46が回転自在に装着されている。この着脱部材46には、円錐面を有する案内部463と該案内部463の外周に連続して形成された嵌合部464とからなる位置規制手段465が設けられている。このように構成された着脱部材46の機能については後述する。後側の回転軸432は、上記支持板40に配設された軸受441によって回転自在に軸支されている。後側の回転軸432には位置規制部材47が回転自在に装着されており、該位置規制部材47は上記装着部401との間に配設されたコイルばね475によって図8において右方に押圧されている。この位置規制部材47は、円錐面を有する案内部471と該案内部471の外周に連続して形成された嵌合部472とフランジ部473とからなっている。このように構成された位置規制部材47の機能については後述する。また、後側の回転軸432には被駆動歯車48が装着されており、この歯車48はその側面に形成された係合溝481が回転軸432を径方向に貫通して配設されたピン482と係合することにより回転軸432と一体的に回転するように構成されている。
【0016】
上記支持板35と36との間には、従動ローラ49、転写ローラ50、テンションローラ51およびアースローラ52が配設されている。なお、上記各ローラの支持板35側支持構造と支持板36側支持構造とは図示の実施例においては同一構造であるため、支持板36側支持構造のみを図9に示してある。
【0017】
上記従動ローラ49は、アルミ合金からなる円柱材によって形成され、その両端部は縮径された回転軸491となっており、該回転軸491が上記支持板36(35)に装着された軸受53によって回転自在に軸支されている。
【0018】
上記転写ローラ50は、鋼材からなる円柱材によって形成された回転軸501と該回転軸501の外周面に導電性の接着剤によって装着されたスポンジ状のローラ部502とからなっている(図6参照)。ローラ部502は、発泡ウレタン、発泡シリコン等の発泡体によって形成されたロール部材にカーボン等の導電性物質を含浸せしめて構成されており、その体積電気抵抗値が10〜10Ωcmに設定されている。なお、上記ローラ部502を構成するロール部材に導電性物質を含浸せしめる方法としては、例えば、カーボン等の導電性物質の粉末を溶かした溶液に発泡ウレタン、発泡シリコン等の発泡体によって形成されたロール部材を漬け、該ロール部材に導電性物質の粉末を溶かした溶液を浸透せしめた後に乾燥する方法を用いることができる。また、ローラ部502の硬さは、線圧3g/cmで圧縮量が0.45mm〜2.00mmの範囲に設定されている。このように、転写ローラ50のローラ部502をその硬さが線圧3g/cmで圧縮量が0.45mm〜2.00mmの発泡ウレタン、発泡シリコン等の発泡体等の比較的柔らかい材料によって構成するのは次の理由からである。即ち、本発明者等の試験によると、転写ローラのローラ部を硬質ゴム等の比較的硬い材料によって構成すると、転写ポイントでの圧力が高く、通常の転写紙では問題はないが、オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用フィルム等のようにトナーが付着しにくい場合には、線の中央が像担持体側に残る所謂中抜け現象が発生し易いことが判った。そこで、本発明者等は、発砲ウレタンによって制作した種々の転写ローラについて試験した。なお、転写ローラのローラ部の体積電気抵抗値を10Ωcm、転写ベルトの体積電気抵抗値を1011Ωcm、転写ローラの印加電圧を2.5kVとした。試験の結果、ローラ部の硬さが線圧3g/cmで圧縮量が0.45mmより硬いとオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用フィルムへの転写時に所謂中抜け現象が発生し、ローラ部の硬さを低くすると所謂中抜け現象は発生しなかった。しかしながら、線圧3g/cmで圧縮量が2.00mmを越えてローラ部の硬さが低くなると、所定の摩擦力が得られず転写ベルトとの連れ回りが困難となり、また、転写ベルトとローラ部で発生する剪断力によりローラ部の表面が破損することが判った。従って、転写ローラのローラ部の硬さは、線圧3g/cmで圧縮量が0.0.45mm〜2.00mmの範囲が望ましいことが判った。転写ローラ50を構成する回転軸501の両端部は、上記支持板36(35)に装着された軸受54によって回転自在に軸支されている。軸受54は、上記円筒状のストッパ361(351)に対向した位置で上記支持板36(35)の内面からストッパ361(351)側、即ち外方に向けて所定の距離を置いた位置に埋め込まれて配設されている。従って、上記支持板36(35)の内側からトナー粉や埃が軸受54に侵入し難くなっている。なお、上記転写ローラ50の回転軸501には、図1に示す電圧印加手段200によって所定の電圧が印加されるように構成されている。
【0019】
上記テンションローラ51は、上記従動ローラ49と転写ローラ50との間に配設されており、アルミ合金からなる円柱材によって形成され、その両端部は縮径された回転軸511となっており、該回転軸511が上記支持板36(35)に装着された軸受55によって回転自在に軸支されている。
【0020】
上記アースローラ52は、上記転写ローラ50と駆動ローラ43との間に配設されてており、アルミ合金からなる円柱材によって形成され、その両端部は縮径された回転軸521となっており、該回転軸521が上記支持板36(35)に装着された軸受56によって回転自在に軸支されている。該アースローラ52はは、適宜のアース手段によってアースされている。なお、アースローラ52とテンションローラ51および転写ローラ50の位置関係は次のように構成されている。即ち、転写ローラ50はその外周面の上端が、アースローラ52とテンションローラ51の外周面上端を結ぶ直線より図において下側に位置するように配設されている。従って、上記各ローラに後述する転写ベルト57が張設された状態では、転写ローラ50は転写ベルト57から離隔している(図6参照)。
【0021】
上記のようにして支持板39および40と支持板35および36に装着された駆動ローラ43、従動ローラ49、転写ローラ50、テンションローラ51およびアースローラ52には、無端状の転写ベルト57が巻き掛けられている。この転写ベルト57は、ポリクロロプレン等の半導電性材料によって形成されており、その体積電気抵抗値が109 〜1012Ωcmに設定されている。転写ベルト57を上記各ローラに装着するに際しては、上記支持板39および40を支持フレーム31の端壁33および34に固定しているビス42を弛めて支持板39および40と支持フレーム31の端壁33および34との固定を解除し、支持板39および40をピン41を中心として回動せしめる。このように支持板39および40をピン41を支点として旋回することにより転写ベルト57を上記各ローラに容易に被嵌することができる。次に、支持板39および40をピン41を支点として元の位置まで回動してビス42をを締めつけることにより、転写ベルト57に所定の張力を与えて装着することができる。なお、図7および図9において2点鎖線で示すように、転写ベルト57の幅寸法は、上記支持板35および39と支持板36および40との間隔より大きく構成されており、その両側端は支持板35および39と支持板36および40の中央部に位置し、各支持板のそれぞれ厚さ方向の一部を包囲している。従って、転写ベルト57に付着したトナー粉が支持板35、39および支持板36、40と転写ベルト57によって形成される空間内に侵入し難くなっている。なお、転写ベルト57の両側端部が支持板35および39と支持板36および40の一部を包囲して構成することに関連して、上記駆動ローラ43、従動ローラ49、転写ローラ50、テンションローラ51およびアースローラ52は、その外周面の一部が転写ベルト57が包囲している部分の支持板35および39と支持板36および40の対応する外端より外方に僅かに突出するように配設されている。従って、転写ベルト57は上記各ローラに接触した状態で作動せしめられる。また、転写ベルト57の作動時に転写ベルト57の蛇行するのを防止するために、上記支持板39および40の上面には転写ベルト57の側方への移動を規制する蛇行防止部材58、58が取り付けられている。従って、転写ベルト57が片方に移動して上記支持板35、39または36、40の内端と転写ベルト57の側端との間に隙間が生じることはなく、転写ベルト内へのトナー粉の侵入を未然に防止することができる。
【0022】
次に、上記ベルトユニット30を収納支持するユニットハウジング60について、図10をも参照して説明する。図示の実施例におけるユニットハウジング60は、図10に示すように前側壁63と後側壁64と底壁65と左側壁66および右側壁67とを有し、上方が開放しており、これらは合成樹脂によって一体形成されている。前側壁63および後側壁64の図10のおいて左側壁66側上部には、上記ベルトユニット30の駆動ローラ43を軸支する支持板39および40に設けられた装着部391および401を回動可能に支持する円形支持穴631および641が形成されている。この円形支持穴631および641は、上記装着部391および401の直径と対応し、各々上方が開放されており、その開放幅は装着部391および401に形成された平行な二面392、392および402、402の二面幅に対応している。従って、上記装着部391および401の平行な二面392、392および402、402を上記円形支持穴631および641の開放部に対応させて上方から円形支持穴631および641に挿入嵌合し、該装着部391および401を支点としてベルトユニット30を略90°旋回することにより、ベルトユニット30をユニットハウジング60に装着することができる。また、前側壁63および後側壁64の右側壁67側端部は各々前側および後側に突出して形成されており、その上部には上記ベルトユニット30のストッパ351および361の移動を許容するための切欠部632および642が各々形成されている。前側壁63の上記切欠部632が形成されている突出部には、底壁65よりも下方に突出する取付部634が設けられており、この取付部634には図5に示すように楕円形の位置決め穴635および楕円形の取付ボルト挿通用の穴636が形成されている。また、前側壁63の図5において中央よりやや左側の部分は下方に突出して形成されており、該突出部には後述する摺動レールと対応する位置に係合穴633が設けられている。上記底壁65には、上記前側壁63に形成された係合穴633と対応する位置に下方に突出して形成され前側端部から後側端部に延びる摺動レール654が設けられている。この摺動レール654は、両側部に下方に突出するガイド655、656と、該ガイド655、656間に形成された摺動面657を備えており、該摺動面657が上記前側壁63に形成された係合穴633の上端と略同一位置に形成されている。また、上記底壁65には、中央部に開口651が形成され、上記右側壁67側の前後端部に開口652および653が形成されている。この開口651、652および653の機能については後述する。
【0023】
上記ユニットハウジング60の左側壁66側には、図6に示すように廃トナー収容部68が左側壁66に沿って前後方向に形成されている。この廃トナー収容部68の下部には、トナー搬送部材69が配設されている。トナー搬送部材69は、回転軸691と該回転軸691に装着された螺旋羽根692とを備えている。このトナー搬送部材69は、回転軸691の一端部が上記前側壁63に回転自在に軸支されており、その他端部は廃トナー収容部69に開口し上記後側壁64から後方に突出して設けられた案内筒693によって螺旋羽根692の一部が回転可能に支持されている(図10参照)。回転軸691の一端には被駆動歯車70が装着されており、該被駆動歯車70は図5に示すように前側壁63に軸713によって回転自在に軸支され中間歯車71の小歯車711と噛み合っている。なお、中間歯車71は上記小歯車711と一体に大歯車712を備えており、該大歯車712が上記駆動ローラ43の回転軸431に装着された歯車45と噛み合うように構成されている。また、回転軸691の他端部は上記案内筒693の先端より突出しており、その先端に上記案内筒693の外径と略同一の外径を有する閉塞盤694が装着されている。なお、案内筒693には図3に示すように閉塞筒72が嵌合される。この閉塞筒72はその内端から軸方向に形成された係合溝721を備えており、該係合溝721が上記案内筒693に設けられた突条695と係合することにより、軸方向には移動できるが回動が規制されている。また、閉塞筒72はその内端にはフランジ722を備えており、該フランジ722と上記後側壁64との間に配設されたコイルばね723によって後方に押圧されている。
【0024】
上記ユニットハウジング60には、上記廃トナー収容部68に沿って上記ベルトユニット30の転写ベルト57を清掃するためのクリーニング手段73が配設されている。図示の実施例におけるクリーニング手段73は、共通のホルダ74と、クリーニングブレード75と、紙粉除去部材76を具備している。共通のホルダ74は、上記転写ベルト57の幅と略同じ寸法の長さを有するチャンネル状部材からなっており、装着部741と支持部742を備えている。該ホルダ74の支持部742には、その中央部に取付部材77が固着されている。取付部材77には、その基部に長手方向に貫通し一部に開口部772を備えた断面円形の穴771が設けられており、また、取付部材77の中央部には被作動レバー773が一体的に形成されている。この取付部材77を回動可能に支持するための支持軸78(図6参照)が上記ユニットハウジング60の底壁65に設けられている。該支持軸78は、底壁65から立設して形成された支持壁79、79と一体成形されており、上記穴771の直径と対応し且つ外周に上記開口部772の開口幅に対応する平行な二面が形成されている。取付部材77を支持軸78に取り付けるには、上記開口部772を上記支持軸78に形成された平行な二面に対応させて上方から穴771を支持軸78に嵌合し、取付部材77を略90°旋回することにより、図6および図10に示すように被作動レバー773が上記底壁65に形成された開口651から突出するように位置付けられる。クリーニングブレード75はウレタンゴム等によって形成され上記転写ベルト57の幅と略同じ寸法の長さを有しており、上記ホルダ74の装着部741に接着剤等によって固着されている。このクリーニングブレード75は、転写時にはエッジが転写ベルト57に圧接されて(図20参照)転写ベルト57に付着しているトナーを掻き落とす。紙粉除去部材76はスポンジ等の発泡材によって構成され上記クリーニングブレード75と同様に転写ベルト57の幅と略同じ寸法の長さを有しており、上記ホルダ74の装着部741に接着剤等によって固着されている。この紙粉除去部材76は、上記クリーニングブレード75より転写ベルト57の作動方向下流側に配設されて、上記クリーニングブレード75の厚さより厚く形成されおり、転写時および非転写時のいずれにおいても一部が転写ベルト57に接触しているように構成されている。紙粉除去部材76は、クリーニングブレード75では除去し難い転写ベルト57に付着している紙粉を除去し、また、上記クリーニングブレード75が転写ベルト57から離隔した際に接触位置に溜まっていたトナーをならす機能を有している。ユニットハウジング60左側壁66の上端には、上記廃トナー収容部68の上方を覆うシール板80が装着されている。このシール板80は、前側壁63から後側壁64にわたって延びており、上記転写ベルト57と対向する面および上記クリーニングブレード75と対向する部分にパイルウール、スポンジおよびフェルト等のシール材81が装着されている。そして、図6に示すように非転写時にクリーニングブレード75のエッジ部がシール材81に接触するように構成されている。従って、クリーニングブレード75のエッジ部に付着したトナーや紙粉等を非転写時毎に除去することができる。
【0025】
次に、上記のように構成された転写ベルトユニット29をクラムシェルタイプの下側ハウジング25に装着するためのスライダ機構について図11乃至図20をも参照して説明する。下側ハウジング25は、前側板85と、該前側板85と間隔を置いて配設された後側板86と、前側板85と後側板86間に配設された基板90を具備している。前側板85には、図12に示すように転写ベルトユニット29における上記着脱部材46の嵌合部464に対応し上方が開放して形成された円形支持穴851と、上記ユニットハウジング60の前側壁63に形成された取付部634に対応する矩形状の切欠部852および後述するスライダの係止部と係合する穴853が設けられている。後側板86には、図13に示すように転写ベルトユニット29における上記位置規制部材47の嵌合部472対応する穴861と、上記閉塞筒72を挿通可能にするための穴862が設けられている。
【0026】
上記下側ハウジング25の基板90上には、前側板85と後側板86間に延びるスライダ87が配設されている。スライダ87は、断面チャンネル状の鋼材によって構成されており、その幅は上記摺動レール654のガイド655、656間に形成された摺動面657の幅と対応した寸法に形成されており、その上板871の上面は上記摺動レール654の摺動面657を載置するための載置面871aとなっている。スライダ87の両側板872、872には、後端部(図11において上側、図15乃至図18において右側)に各々前後方向に延びる第1の長穴873、873および第2の長穴874、874が設けられている。後端側に設けられた第1の長穴873、873は上記載置面871aと平行な直線状に形成されている。該第1の長穴873、873よりも前端側に設けられた第2の長穴874、874は、上記載置面871aと平行な第1の平行部874aと、該第1の平行部874aの前端から上方に傾斜する傾斜部874bと、該傾斜部874bの上端から前端側に向けて上記載置面871aと平行な第2の平行部874cとによって形成されている。両側板872、872の後端には、上記載置面871aより上方に突出するストッパ875、875が各々設けられている。また、両側板872、872の前端には、上記前側板85に形成された穴853(図12および図15参照)に嵌合し、スライダ87を傾斜させた状態で保持する係止凹部876aを備えた係止部876が設けられている。上記上板871の前端には、上記ユニットハウジング60の前側壁63に形成された係合穴633と係合する係合部877が設けられている。この係合部877と上記前側壁63に形成された係合穴633とは互いに係合する係合手段を構成する。このように構成されたスライダ87は、上記両側板872、872に形成された第1の長穴873、873に第1の支持ピン88が挿通され、また、第2の長穴874、874に第2の支持ピン89が挿通される。この第1の支持ピン88および第2の支持ピン89の両端は、基板90の一部を切り起こして形成された支持ブラケット901、901および902、902に各々支持されている。上記スライダ87の両側板872、872に形成された第1の長穴873、873および第2の長穴874、874と支持ブラケット901、901および902、902に各々支持された第1の支持ピン88および第2の支持ピン89は、スライダ87を前後方向に移動可能でかつ後端部を支点として上下方向に揺動可能に支持する支持手段を構成している。上記第2の支持ピン89と該第2の支持ピン89より後端側において上記スライダ87の上板871に設けられた係止部878との間に引っ張りコイルばね92が張設されており、該引っ張りコイルばね92の張力によりスライダ87は常に前端側に移動すべく付勢されている。従って、スライダ87は、組み付けられた状態ではその前端が前側板85に当接している(図11参照)。このとき、上記第1の支持ピン88がスライダ87の両側板872、872に設けられた第1の長穴873、873の略中間部に位置し、上記第2の支持ピン89が第2の長穴874、874の傾斜部874bと第2の平行部874cと接続部に位置するように構成されている。この状態から、スライダ87の前端部を上方に持ち上げると、スライダ87は第1の支持ピン88を中心として回動しつつ上記第2の支持ピン89が挿通された第2の長穴874、874に案内され前端側に移動して、係止部876が前側板85に形成された穴853に達すると、図15に示すように係止部876が穴853に嵌合し、穴853の下縁と係止部876の係止凹部876aが係合して、スライダ87はその前端が前側板85の上端より上側に位置付けられた傾斜下状態で保持される。このとき、上記第1の長穴873、873の後端が第1の支持ピン88に位置し、第2の長穴874、874の第1の平行部874aの後端が上記第2の支持ピン89に位置付けられる。
【0027】
転写ベルトユニット29をクラムシェルタイプの下側ハウジング25に装着するためのスライダ機構は以上のように構成されており、以下、転写ベルトユニット29の装着手順について説明する。まず、スライダ87の前端部を上方に持ち上げ、図15に示すように係止部876の係止凹部876aを前側板85に形成された穴853の下縁に係合して傾斜した状態に保持する。この状態で、スライダ87の載置面871a上に転写ベルトユニット29のユニットハウジング60に形成された摺動レール654の摺動面657を載置し、転写ベルトユニット29をスライダ87の載置面871aに沿って移動させて図16に示す位置に達すると、摺動レール654の後端がスライダ87の後端に設けられたストッパ875、875に当接する。一方、ユニットハウジング60の前側壁63に形成された係合穴633がスライダ87に設けられた係合部877係合して、転写ベルトユニット29とスライダ87とが一体化する。このとき、転写ベルトユニット29の駆動ローラ43に装着された被駆動歯車48が後側板86に形成された穴861を挿通し、位置規制部材47の案内部471が上記穴861の上縁部に当接した状態となっている。また、トナー搬送部材69の案内筒693に嵌合された閉塞筒72が後側板86に形成された穴862に挿入された状態となっている。図16の状態から、転写ベルトユニット29とスライダ87を後方に押すと、上記係止部876と上記穴853との係合が解除されるため、転写ベルトユニット29とスライダ87は第1の支持ピン88を支点として下方に旋回しつつ上記第2の支持ピン89が挿通された第2の長穴874、874に案内され、図17に示すように略水平状態になると前側壁63の取付部634の位置に対応する底壁65が前側板85に形成された切欠部852の底縁854に当接する。このとき、位置規制部材47は後側板86に形成された穴861に円錐面を有する案内部471が案内されて嵌合部472が嵌合して位置決めされるとともに、フランジ部473が後側板86に当接する。また、トナー搬送部材69の案内筒693に嵌合された閉塞筒72は、後側板86の後方に配設された廃トナーボックス95に設けられた穴951に挿入され、フランジ722が後側板86に当接する。なお、駆動ローラ43の前端部に装着された着脱部材46と歯車45の間の小径部が前側板85に形成された円形支持穴851にその上方開口部から嵌合される。図17に示す状態から、転写ベルトユニット29とスライダ87を更に後方に押すと、図18に示すように上記取付部634が前側板85に当接する。このとき、図12に示すように前側板85に設けられた位置決めピン96に上記取付部634に形成された位置決め穴635が嵌合する。また、着脱部材46は位置規制手段465を構成する案内部463の円錐面に案内されて上記円形支持穴851内を移動し、嵌合部464が円形支持穴851と嵌合して位置規制される。この状態で、図12に示すように上記取付部634に形成された取付ボルト挿通用の穴636に取付ボルト971を挿入し前側板85に形成されたねじ穴に螺合するとともに、着脱部材46に形成された取付ボルト挿通用の穴461および462に取付ボルト972および973を挿入し前側板85に形成されたねじ穴に螺合することにより、転写ベルトユニット29をクラムシェルタイプの下側ハウジング25に装着固定することができる。一方、転写ベルトユニット29の後端側においては、図18に示すように駆動ローラ43に装着された被駆動歯車48が後側板86に取り付けられた短軸98に回転自在に装着され図示しない駆動装置に伝動連結された伝動歯車99と噛合する。また、トナー搬送部材69の案内筒693に嵌合された閉塞筒72は、フランジ722が後側板86に当接して移動しないが、案内筒693は移動するため、その先端部が閉塞筒72から廃トナーボックス95内に突出してトナー搬送部材69によって搬送される廃トナーの排出を可能にする。以上のようにして下側ハウジング25に装着された転写ベルトユニット29を部品交換等のために取り外す場合は、上記装着手順の逆の操作を行うことによって容易に取り外すことができる。
【0028】
以上のように転写ベルトユニット29をクラムシェルタイプの機体ハウジングを構成する下側ハウジング25に装着した状態における像担持体3との位置関係が図19に示されている。即ち、転写ベルトユニット29の転写ローラ50が像担持体3の略真下に対向して位置付けられ、転写ベルト57と像担持体3との間には間隙が設けられている。また、転写ベルト57と転写ローラ50との間にも1.00mm〜2.00mm程度の間隙が設けられている。このように、機体ハウジングを構成する下側ハウジング25に装着された転写ベルトユニット29のベルトユニット30は、転写時には、後述する接離手段によって上記駆動ローラ43を中心として上方に回動せしめられて転写位置に位置付けられ、図20に示すように転写ベルト57が像担持体3の外周面に接触するとともに転写ローラ50によって押圧される。以下、接離手段について主に図11、図19および図20を参照して説明する。
【0029】
接離手段は下側ハウジング25を構成する基板87の上方に前後方向に配設され前側板85と後側板86に回転自在に支持された作動軸100を具備している。該作動軸100の後端部には、後述するカムによって作動せしめられるレバー101が取り付けられている。該レバー101を作動せしめるカム102は、前側板85に回転自在に軸支された回転軸103に装着されている。上記レバー101と前側板85との間には引っ張りコイルばね105が装着されており、従って、レバー101は常にカム102の外周面に接触せしめられている。上記回転軸103には被駆動歯車104が装着されており、該被駆動歯車104が図示しない駆動装置に伝動連結されている。従って、被駆動歯車104が回転駆動せしめられると、カム102の作用によりカム102の外周面に接触しているレバー101は所定の角度範囲で回動し、作動軸100を所定の角度範囲で往復回動する。作動軸100には、前側板85および後側板86から各々やや中央に寄った位置にばね鋼によって形成された接離用作動レバー106および107が装着されている。この接離用作動レバー106と107は下側ハウジング25に装着された転写ベルトユニット29のユニットハウジング60の底壁65に形成された開口652および653に対応する位置に位置付けられている。また、作動軸100の中央部には上記クリーニングブレード75および紙粉除去部材76を装着したホルダ74を取り付ける取付部材77に形成された被作動レバー773の上面に接触するばね鋼によって形成されたクリーニング用作動レバー108が装着されている。これら被作動レバー773、クリーニング用作動レバー108、作動軸100および上記レバー101、カム102などは、クリーニングブレード75および紙粉除去部材76を装着したホルダ74を上記接離手段によるベルトユニット60の作動方向に対応して作動せしめる作動機構を構成しており、接離手段と共通の駆動源によって作動せしめられる。
【0030】
図示の実施例による画像形成機の転写装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。転写ベルトユニット29を下側ハウジング25に上記のようにして装着した状態(図19)から画像形成機が作動すると、図示しない駆動装置によって被駆動歯車104が回転駆動される。被駆動歯車104が回転駆動されることにより、カム102も回転せしめられ図20で示す転写位置に達したとき停止される。カム102が図20で示す転写位置まで回動するに伴い、カム102の外周面に接触しているレバー101が上方に揺動して、作動軸100を図20において半時計方向に回動せしめる。従って、作動軸100に装着された接離用作動レバー106および107が上方に揺動され、ベルトユニット30を構成する支持板35および36の下面に当接してベルトユニット30を駆動ローラを中心として上方に回動して押し上げる。これにより、転写ベルト57が像担持体3に圧接せしめられ、更に転写ローラ50が転写ベルト57に圧接せしめられる。この圧接で転写ローラ50のローラ部が0.5mm〜1.0mm程度圧縮されることにより、転写ベルト57を所定の圧接力で像担持体3に均一に接触させることができる。一方、上記作動軸100に装着されたクリーニング用作動レバー108が下方に揺動せしめられ、従って、該作動レバー108と接触している被作動レバー773を備えた取付部材77が支持軸78を中心として図20において時計方向に回動せしめられる。これにより、取付部材77を取り付けたホルダ74が図20で示す位置に作動して、該ホルダ74に装着されたクリーニングブレード75のエッジ部に転写ベルト57に圧接せしめられる。また、この状態でホルダ74に装着されている紙粉除去部材76のクリーニングブレード75側のエッジ部が転写ベルト57に接触せしめられる。
【0031】
次に、上記図示しない駆動装置に伝動連結された伝動歯車99を介して被駆動歯車48が回転駆動されると、該被駆動歯車48を装着した駆動ローラ43が回転せしめられる。駆動ローラ43が回転すると、転写ベルト57が矢印B方向に作動せしめられる。また、駆動ローラ43が回転すると、該駆動ローラ43に装着された歯車45および中間歯車71を介して被駆動歯車70が回転せしめられる。被駆動歯車70が回転すると、該被駆動歯車70を装着したトナー搬送部材69が回転する。一方、転写ローラ50に電圧印加手段200(図1参照)によって所定の電圧が印加される。該転写ローラ50を介して転写ベルト57に所定の極性の電荷が帯電せしめられる。従って、像担持体3と転写ベルト57の間に転写紙が供給されると、像担持体3と転写ベルト57とが対向する転写部において転写ベルト57に帯電した電荷の作用により、像担持体3の表面に形成されているトナー像は転写紙に順次吸引され転写せしめられる。トナー像が転写された転写紙は、転写ベルト57によって搬送され、定着ローラ対23により定着されて、排出ローラ対24から排出される。なお、転写ベルト57の表面に付着されたトナーは、矢印B方向に移動している際にクリーニングブレード75によって掻き落とされ、廃トナー収容部68に落下する。廃トナー収容部68に落下したトナーは、トナー搬送部材69によって後方側に搬送され、案内筒693の先端から廃トナーボックス95内に排出される。
【0032】
次に、非転写時には、駆動ローラ43が停止されるとともに、転写ローラ50への電圧印加が遮断される。そして、図示しない駆動装置によって被駆動歯車104を回転駆動し、カム102を図19で示す位置に位置付ける。カム102が図19で示す位置まで回動するに伴い、カム102の外周面に接触しているレバー101が下方に揺動して、作動軸100を図19において時計方向に回動せしめる。従って、作動軸100に装着された接離用作動レバー106および107が下方に揺動され、従って、ベルトユニット30は駆動ローラを中心として下方の旋回して支持板35および36がユニットハウジング60の底壁65に当接して停止し図19に示す非転写位置の状態となる。即ち、像担持体3と転写ベルト57および転写ベルト57と転写ローラ50とは、夫々離隔せしめられる。従って、転写ローラ50が転写ベルト57に常時接触していることによって生ずる転写ローラ50の変形を未然に防止することができる。一方、上記作動軸100に装着されたクリーニング用作動レバー108が上方に揺動せしめられ、従って、該作動レバー108と接触している被作動レバー773を備えた取付部材77が支持軸78を中心として図19において時計方向に回動せしめられる。これにより、取付部材77を取り付けたホルダ74が図19で示す位置に作動して、該ホルダ74に装着されたクリーニングブレード75が転写ベルト57から離隔する。従って、クリーニングブレード75が転写ベルト57に常時圧接していることによって生ずる転写ベルト57の変形を未然に防止することができる。また、この状態においてもホルダ74に装着されている紙粉除去部材76は、クリーニングブレード75側と反対側のエッジ部が転写ベルト57に接触せしめられる。このように、紙粉除去部材76は常時転写ベルト57に接触せしめられているので、ベルトユニット30の離隔時に転写ベルト57のクリーニングブレード75が接触していた位置に溜まって付着していたトナーが転写ベルトの慣性によって停止するまでの間に移動しても紙粉除去部材76によってならされるため、つぎの転写時にトナーが溜まった状態で転写ベルトに付着して移動することによる機内への落下を未然に防止することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明による画像形成機の転写装置は以上のように構成され、ベルトユニットの該転写ベルトは、その幅が該一対の支持板の間隔より大きく形成されており、その側端部が該一対の支持板のそれぞれ厚さ方向の一部を包囲して配設されているので、転写ベルトに付着したトナー粉が一対の支持板と転写ベルトによって形成される空間内に侵入し難くなっている。従って、各ローラを軸支する軸受へのトナー粉の侵入および転写ローラへのトナー粉の付着が防止でき、軸受の機能不良に起因する上記各ローラの回転不良に基づく転写ベルトの蛇行や片寄り等の不具合が発生、およびトナー粉の付着による転写不良の発生を未然に防止することができる。
【0034】
また、本発明によれば、上記ベルトユニットの転写ローラを回転自在に軸支する軸受は、一対の支持板に各々内面から外方に埋め込まれた位置に配設されているので、該軸受へのトナー粉の侵入が更に確実に防止でき、特に転写性能に影響を及ぼす転写ローラを常に円滑に作動することができる。
【0035】
更に本発明によれば、上記一対の支持板には、転写ベルトの側方への移動を規制する蛇行防止部材がされているので、転写ベルトが片方に移動して上記支持板の内端と転写ベルの側端との間に隙間が生じることはなく、転写ベルト内へのトナー粉の侵入を防止することができる。従って、各ローラを軸支する軸受へのトナー粉の侵入および転写ローラへのトナー粉の付着が防止でき、軸受の機能不良に起因する上記各ローラの回転不良、およびトナー粉の付着による転写不良の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された転写装置を装備した画像形成機の一実施例を示す概略構成図。
【図2】本発明に従って構成された転写装置を装備したクラムシェルタイプの画像形成機の正面図。
【図3】本発明に従って構成された転写装置を構成する転写ベルトユニットの斜視図。
【図4】図3に示す転写ベルトユニットの平面図。
【図5】図3に示す転写ベルトユニットの一部を破断して示す正面図。
【図6】図3に示す転写ベルトユニットの断面図。
【図7】図3に示す転写ベルトユニットを構成するベルトユニットの斜視図。
【図8】図7に示すベルトユニットを構成する駆動ローラの断面図。
【図9】図7に示すベルトユニットを構成する各ローラの支持構造を示す断面図。
【図10】図3に示す転写ベルトユニットを構成するユニットハウジングの斜視図。
【図11】図3に示す転写ベルトユニットを装着する機体ハウジングの装着部を示す平面図。
【図12】図3に示す転写ベルトユニットを機体ハウジングに装着した状態を示す正面図。
【図13】図3に示す転写ベルトユニットを機体ハウジングに装着した状態を示す背面図。
【図14】図3に示す転写ベルトユニットを機体ハウジングに装着するためのスライダの斜視図。
【図15】図14に示すスライダの引き出した状態を示す側面図。
【図16】図15に示すスライダに転写ベルトユニットを載置した状態を示す側面図。
【図17】図16に示すスライダに転写ベルトユニットを載置した状態からスライダおよび転写ベルトユニットを機体ハウジング内に押し込んだ状態を示す側面図。
【図18】図17に示す状態からスライダおよび転写ベルトユニットを機体ハウジングの所定の装着位置に移動させた状態を示す側面図。
【図19】機体ハウジングに装着した転写装置の断面図。
【図20】機体ハウジングに装着した転写装置を転写状態とした断面図。
【符号の説明】
2:画像形成機
3:像担持体
4:帯電用コロナ放電器
5:現像装置
6:転写装置
7:クリーニングユニット
8:除電ランプ
9:照射ランプ
10:第1のミラー
11:第2のミラー
12:第3のミラー
13:レンズ
14:第4のミラー
15:転写紙供給装置
16:転写紙カセット
17:転写紙送出ローラ
18:給紙ローラ対
19:案内路
20:搬送ローラ対
21:案内路
22:レジストローラ対
23:定着ローラ対
24:排出ローラ対
25:下側ハウジング
26:上側ハウジング
29:転写ベルトユニット
30:ベルトユニット
31:支持フレーム
35:支持板
36:支持板
39:支持板
40:支持板
43:駆動ローラ
46:着脱部材
47:位置規制部材
48:被駆動歯車
49:従動ローラ
50:転写ローラ
51:テンションローラ
52:アースローラ
57:転写ベルト
58:蛇行防止部材
60:ユニットハウジング
63:前側壁
64:後側壁
65:底壁
66:左側壁
67:右側壁
68:廃トナー収容部
74:ホルダ
75:クリーニングブレード
76:紙粉除去部材
80:シール板
81:シール材
85:前側板
86:後側板
87:スライダ
90:基板
88:第1の支持ピン
89:第2の支持ピン
92:引っ張りコイルばね
100:作動軸
102:カム
104:被駆動歯車
105:引っ張りコイルばね
106:接離用作動レバー
107:接離用作動レバー
108:クリーニング用作動レバー
654:摺動レール
873:第1の長穴
874:第2の長穴
876:係止部
877:係合部

Claims (3)

  1. 所定の間隔を置いて配設された一対の支持板と、該一対の支持板の一端部に回転自在に軸支された駆動ローラと、該一対の支持板の他端部に該駆動ローラと間隔をおいて回転自在に軸支された從動ローラと、該駆動ローラと該從動ローラとの間に配設され該一対の支持板に回転自在に軸支された転写ローラと、該駆動ローラ該從動ローラおよび転写ローラに張設せしめられ像担持体と対向して配設された転写ベルトとからなるベルトユニットとを具備し、該転写ベルトと該像担持体との間に供給される複写紙に該像担持体上に形成されたトナー像を転写、トナー像が転写された転写紙を搬送する画像形成機の転写装置において、
    該ベルトユニットの該転写ベルトは、その幅が該一対の支持板の間隔より大きく形成され、その側端部が該一対の支持板のそれぞれ厚さ方向の少なくとも一部を包囲して配設されており、
    該駆動ローラと該從動ローラおよび該転写ローラは、外周面の一部が該一対の支持板から外方に突出している、
    ことを特徴とする画像形成機の転写装置。
  2. 該ベルトユニットは、該駆動ローラと從動ローラとの間に配設され該一対の支持板に回転自在に軸支され所定の電圧が印加される転写ローラを具備し、該転写ローラを回転自在に軸支する軸受は、該一対の支持板に各々内面から外方に向けて所定の距離を置いた位置に埋め込まれて配設されている、請求項1記載の画像形成機の転写装置。
  3. 該一対の支持板には、該転写ベルトの側方への移動を規制する蛇行防止部材がされている、請求項1記載の画像形成機の転写装置。
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