JP3768578B2 - シート斜行補正装置及びシート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート斜行補正装置及びこれを装備した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置においてはシート位置に対する画像の記録位置(以下「記録精度」という)が重要な画像品質要素となっている。従って、従来の画像形成装置には記録精度向上のための種々のシート斜行補正手段が提案されている。
【0003】
例えば、画像形成部に最も近いシート搬送方向上流側(以下、単に「上流側 」という)において、シート搬送方向と直交する方向にレジストローラ対を配置し、シートの先端を該レジストローラ対のニップ部に当接させてシートの斜行を補正するといったレジストローラ方式のシート斜行補正装置が広く採用されている。
【0004】
上記レジストローラ方式を用いたシート斜行補正装置を装備した従来の画像形成装置の一例を図21を用いて説明する。図21において、シートカセット100 から給送ローラ101 により給送されたシートSは、予めクラッチ等により停止しているレジストローラ対102 のニップ部に該シートSの先端が当接し、更に給送ローラ101 が回転してシートSは図21に示すように、湾曲したループを形成してシートS自身の腰の強さにより斜行が矯正される。
【0005】
レジストローラ対102 の近傍上流側にはレジストセンサ103 が配置されており、該レジストセンサ103 によりシートSの先端を検知してから、前述のようにシートSがループを形成して斜行が補正される所定の時間が経過した時点で、レジストローラ対102 を回転させ、プロセスカートリッジ104 内に配置された感光体ドラム105 が対向する画像形成部にシートSを搬送するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来の技術では、レジストローラ対102 と給送ローラ101 との間でシートSに所定のループを形成させるために、レジストローラ対102 および給送ローラ101 を所定のタイミングで回転駆動する必要があり、これ等の駆動制御系が複雑となると共に、高い制御精度が要求されるため、高性能のクラッチをギアトレインに設ける等の必要がある。
【0007】
また、シートSがレジストローラ対102 のニップ部へ進入する時の摩擦抵抗を軽減するために、レジストローラ対102 を摩擦抵抗の少ない金属製のローラ等で構成する必要があり、一方では、レジストローラ対102 を金属製で構成した場合のシートSに対する搬送力の不足を補うためにレジストローラ対102 に加圧機構を設ける必要がある。この加圧機構は比較的高価であり、装置内の占有スペースも大きくなるため、装置が大型化すると共にコストアップになるという問題がある。
【0008】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、構成が簡単でコストダウンおよび装置の小型化が図れ、シートの斜行補正精度を向上させたシート斜行補正装置およびこれを備えた画像形成装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートを搬送する第1のシート搬送手段と、前記第1のシート搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを搬送する第2のシート搬送手段と、前記第2のシート搬送手段の近傍で、且つ、該第2のシート搬送手段よりもシート搬送方向上流側に配置され、前記第1のシート搬送手段により搬送されるシートの先端に当接して該シートの先端を係止し得る第1の姿勢と、シートを通過させ得る第2の姿勢とに揺動可能な複数のシャッター部材と、前記複数のシャッター部材を前記第1の姿勢状態に付勢する付勢手段と、前記第1のシート搬送手段によって搬送されるシートの先端がシャッター部材に当接してシートにループが形成されたときにシートのループ部分が当接する搬送ガイドと、を有し、前記第2のシート搬送手段は、シート搬送回転体を含み、前記複数のシャッター部材は、前記シート搬送回転体の回転中心を中心にして揺動可能に連設され、前記第1のシート搬送手段によって搬送されるシートの先端が前記複数のシャッター部材と当接してシートにループが形成され、シートのループ部分が前記搬送ガイドに当接するとシートは前記付勢手段の付勢力に抗して前記複数のシャッター部材を押して前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に揺動させ、シートの先端が前記複数のシャッター部材と当接した状態でシートが前記複数のシャッター部材を前記第2の姿勢へ揺動させている途中で前記シートの先端が前記第2の搬送手段に挟持されることを特徴とする。
【0010】
また、前記第2のシート搬送手段をシート搬送回転体を含んで構成し、前記係止部材を該シート搬送回転体の回転中心を中心にして揺動可能に構成すれば好ましい。
【0011】
また、前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート搬送手段との間のシート搬送路上に前記係止部材の作用によりシートが形成するループ形状に対応する形状のスペースを設けるか、或いはシートが形成するループ形状に対応する形状を有するシートガイドを有し、該シートガイドに対向する位置にシートのループ形成を助長するフラッパ部材または弾性部材を配置して構成すれば好ましい。
【0012】
また、前記係止部材のシートの先端に当接する当接面を、所定の径を有する円弧面または端部にR面を形成した曲面で構成すれば好ましい。また、前記係止部材のシートの先端に当接する当接面は、シート搬送方向と直交する方向において、複数設ければ好ましい。また、前記係止部材がシートに作用させる反力は、該係止部材に作用する重力により発生するように構成すれば好ましい。
【0013】
本発明は、上述の如く構成したので、付勢手段はシートの先端が係止部材のシートの先端に当接する当接面に倣うために必要な付勢力を発揮し、第1のシート搬送手段により搬送されるシートの先端が係止部材に係止され、該シートがループを形成してシート自身の腰の強さにより該シートの斜行が補正される。
【0014】
そして、シートに逃げ場がなくなった時のシートの腰の強さが係止部材に作用した時、該係止部材を付勢する付勢手段の付勢力にシートの腰の強さが勝り、シートの先端が係止部材のシートの先端が当接する当接面に倣ったままシートが係止部材を揺動させて退避させ、シートは該係止部材を通過して第2のシート搬送手段により搬送される。
【0015】
また、第2のシート搬送手段をシート搬送回転体を含んで構成し、前記係止部材を該シート搬送回転体の回転中心を中心にして揺動可能に構成した場合には、係止部材の第2のシート搬送手段に対する位置決め精度が向上するので好ましい。
【0016】
係止部材よりも上流側には、搬送抵抗やシート搬送手段となる搬送ローラ類の部品公差等があるため、シート搬送速度が異なる場合が生じ、この場合、シートが所定のループを形成できないで係止部材を揺動して退避させ、通過し得る力を発揮できない場合が生じるが、その場合には、係止部材の上流側に設けたスペースやフラッパ部材、弾性部材等により所定のループを強制的に形成させることによりシートが所定の腰の強さを発揮できるようにすることで、上流側におけるシート搬送速度差を吸収することが出来る。
【0017】
また、係止部材のシートの先端に当接する当接面を、所定の径を有する円弧面または端部にR面を形成した曲面で構成することで、シートの先端が係止部材に当接した時シート先端部の損傷が防止できる。また、係止部材のシートの先端に当接する当接面をシート搬送方向と直交する方向において複数設けることで、シートが係止部材に摺動した跡を局部的に形成しない。
【0018】
また、係止部材がシートに作用する当接抵抗は、シートが自身の腰の強さにより斜行を補正するまで必要で、シートの先端が係止部材を通過した後は、係止部材がシートに作用する当接抵抗は、少ない方がシート搬送においては好都合であるので、係止部材がシートに作用する当接抵抗を係止部材自身の自重により発生するように構成し、係止部材がシートに押されて回動することで係止部材がシートに作用する当接抵抗を徐々に小さくすることが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第1実施形態を説明する断面説明図、図2は第1実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す斜視図、図3は第1実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図、図4〜図6は第1実施形態のシート斜行補正装置の動作説明図、図7は第1実施形態のシート斜行補正装置において、異なるシート幅に対応する様子を示す平面説明図である。
【0020】
先ず、図1を用いて本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の全体構成を説明する。給送ユニットUに収容された紙や合成樹脂等で構成されるシートSは、給送ローラ1により繰り出され、図示しない分離手段により一枚ずつ分離されて給送される。
【0021】
給送ローラ1により給送されたシートSは、第1のシート搬送手段となる搬送ローラ対5により搬送され、更にシート搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)に配置された第2のシート搬送手段となるシート搬送回転体としての搬送ローラ対13,14により搬送されて、画像形成手段となるプロセスカートリッジ7に配置され、電子写真感光体で構成される像担持回転体としての感光体ドラム8が対向する画像形成部に導かれる。
【0022】
一方、帯電器により表面が一様に帯電された感光体ドラム8に対してコントロールユニット4により制御されたレーザスキャナ6が画像情報に応じたレーザ光を走査して潜像を形成する。そして、この潜像にプロセスカートリッジ7に設けられた現像装置によりトナー画像が形成される。
【0023】
そして、感光体ドラム8の回転に同期してシートSが感光体ドラム8と転写帯電器12との間に搬送され、該転写帯電器12により感光体ドラム8に形成されたトナー画像がシートSに転写される。画像が転写されたシートSは定着ユニット11に搬送され、該定着ユニット11により加熱,加圧処理されてシートSにトナー画像が定着された後、排出ローラ対2,3によって機外へ排出される。
【0024】
また、搬送ローラ対5と搬送ローラ対13,14との間、および搬送ローラ対13,14の近傍下流側で、且つ、感光体ドラム8よりもシート搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という)には、夫々シート検知手段となるセンサ9,10が配置されており、搬送ローラ対13,14には、詳しくは図2〜図7に示して後述するシート斜行補正装置が装備されている。
【0025】
センサ10は、図4〜図6に示すように、搬送ローラ対13,14の近傍下流側に配置されており、シートSが通過しない時、軸10bを中心にして回動可能なセンサフラグ10aの一端が搬送ローラ対13,14の下流側に設けられたシート搬送路21bに突出して配置され、該センサフラグ10aの他端がフォトセンサで構成される検知部10cの光路を遮断する位置に配置される第1の状態(図4,図5参照)と、シートSがシート搬送路21bに突出したセンサフラグ10aの一端に係合して該センサフラグ10aを軸10bを中心に図6の矢印a方向に回動させて、該センサフラグ10aの他端が検知部10cの光路を透過させる位置に配置される第2の状態(図6参照)とに回動可能に構成されている。
【0026】
次に、本発明の特徴であるシート斜行補正装置の第1実施形態の構成を図2〜図7を用いて説明する。感光体ドラム8の回転軸方向に対して、回転軸が平行に配置された搬送ローラ対13,14は、図2に示すようにシート搬送方向と直交する方向に複数に分割されて配置されており、回転軸14aに固着されて該回転軸14aと一体的に回転する搬送ローラ14と、該複数に分割された搬送ローラ14に夫々対応する位置に対向して同じく複数に分割されて配置され、図示しない本体フレームに対して回転自在に軸支された回転軸18に固着されたシート搬送回転体となる搬送コロ13とを有して構成される。
【0027】
搬送コロ13を固定した回転軸18には、該回転軸18方向に複数配置された搬送コロ13の間に該搬送コロ13よりも小さい外径を有する複数の補助コロ19が回転軸18に対して回転自在に嵌合されており、更に該補助コロ19の外周面には、連結部材16により一体的に連結された複数の係止部材となるシャッター部材15が該補助コロ19に対して回転自在に嵌合されている。
【0028】
図3に示すように、シートSは中央基準で搬送され、中央部Cに配置される搬送コロ13の両側に配置される補助コロ19のシャッター部材規制面19aと、該補助コロ19に嵌合するシャッター部材15の当接面15hとが当接,摺動することによりシャッター部材15は補助コロ19によって搬送コロ13に対する位置決めがされるようになっている。
【0029】
上記構成により、回転軸18方向において、シャッター部材15と搬送コロ13とは、補助コロ19によって離隔されて両者が接触することがないため、搬送コロ13とシャッター部材15とが夫々独立して回動出来るようになっている。従って、搬送コロ13がシャッター部材15に接触して該シャッター部材15の回動動作を阻害することがない。
【0030】
尚、本実施形態では、補助コロ19を用いて構成したが、シャッター部材15の回転軸18方向における位置を例えばE形止め輪(所謂Eリング)等で規制するように構成することでも良い。
【0031】
複数のシャッター部材15は、搬送ローラ対5により搬送されるシートSの先端に突き当て面20aが当接して該シートSの先端を係止し得る第1の姿勢位置(図4、図5参照)と、シートSを通過させ得る第2の姿勢位置(図6参照)との間で、回転軸18を中心にして揺動可能に構成されており、各シャッター部材15は連結部材16によって回転軸18を中心とする回動動作の位相が合わされる。
【0032】
シャッター部材15は、シートSが係合しない時には、回転軸18を回転中心とするシャッター部材15および連結部材16の重力が作用して図2に示す前記第1の姿 勢位置に常時保持されるようになっている。
【0033】
即ち、本実施形態では、シャッター部材15を第1の姿勢位置に付勢する付勢手段として、シャッター部材15を連結する連結部材16の自重に作用する重力が連結部材16の回転中心である回転軸18に対して発生する回転モーメントを利用したものである。
【0034】
前記シャッター部材15には、搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部にシートSが進入する寸前にシートSの先端に当接して該シートSを係止し得るシート先端当接面となる突き当て面20aが設けられている。そして、前記シャッター部材15の突き当て面20aは、シャッター部材15が第1の姿勢位置にある時、搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部よりも上流側に配置されるようになっている。
【0035】
尚、本実施形態では、連結部材16により複数のシャッター部材15を連結するように構成したが、他の構成としてシャッター部材15と連結部材16とを一体的に形成することでも良い。
【0036】
ここで、シートSが搬送ローラ対5により搬送され、例えば、図3に示すように、シートSが搬送ローラ対13,14に対して斜行して進入すると、シャッター部材15および連結部材16が存在しない場合、シートSは斜行した姿勢のまま搬送されて画像形成部に到達し、シートSに転写される画像はシートSに対して傾斜して記録されることになる。
【0037】
しかしながら、本実施形態では、シャッター部材15および連結部材16を上述のように構成して、搬送ローラ対13,14に装備したことで、後述する作用によりシートSの斜行が補正される。
【0038】
先ず、シートSの先行する側(図3の下側)の先端部が該先端部が対応する位置に配置されたシャッター部材15の突き当て面20aに当接する。この時点では、連結部材16の自重に作用する重力に抗してシートSの先端がシャッター部材15を押して回動することが出来ないようになっている。
【0039】
そして、搬送ローラ対5が更にシートSを搬送すると、シートSの先行する側の先端部はシャッター部材15の突き当て面20aに当接した状態で係止され、シートSの後続する側の先端部が該先端部に対応する位置に配置されたシャッター部材15の突き当て面20aに順次当接して係止され、更に搬送ローラ対5によりシートSが搬送されると、該シートSは図5に示すように湾曲したループを形成し、シートS自身の腰の強さが作用してシートSの斜行が補正されて搬送ローラ対13,14の回転軸方向に対してシートSの先端が平行になる。
【0040】
そして、図5に示すように、シートSが搬送ローラ対13,14の近傍上流側に設けられたシート搬送路21a内で所定のループを形成した時点で初めてシャッター部材15を回転軸18を中心に図5の矢印b方向に回動させて退避させる力がシートSの腰の強さにより発生し、図6に示すように、シャッター部材15が退避した時点でシートSの先端は該シャッター部材15の突き当て面20aによる係止から解除されてシートSの先端は搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部に進入し、該搬送ローラ対13,14の給送動作により搬送ローラ対13,14のニップ部に挟持されて搬送される。
【0042】
そして、シートSは、搬送ローラ対13,14の近傍下流側に配置されたセンサ10のセンサフラグ10aに係合して該センサフラグ10aを軸10bを中心にして図6の矢印a方向に回動させて、検知部10cの光路を透過させることで、センサ10がシートSの通過を検知する。
【0043】
センサ10がシートSを検知した時点で、レーザスキャナ6が感光体ドラム8の表面に潜像を形成してプロセスカートリッジ7の一連のプロセス動作により感光体ドラム8の表面にトナー画像が形成され、感光体ドラム8の回転動作に同期して搬送されるシートSに感光体ドラム8の表面上に形成されたトナー画像が転写される。
【0044】
上述のように、センサフラグ10aが検知部10cを作動させ、検知部10cの検知情報により画像形成手段の画像形成動作が開始されるように構成したことで、シートSがシャッター部材15を通過するのに要する時間に関係なく画像を形成するタイミングを一定に維持することが出来る。即ち、腰の強さが異なる種々のシートSに対応してシャッター部材15を通過する時間が異なっても画像を形成するタイミングを一定に維持することが出来るものである。
【0045】
このとき、シートSの先端は、前述の斜行補正動作により搬送ローラ対13,14の回転軸方向に対して平行になっているので、搬送ローラ対13,14により、シートSに対して十分な搬送力が作用すれば、感光体ドラム8に対してシートSを斜行なく搬送することが出来、シートS上に転写される画像が該シートSに対して傾斜することなく記録することが出来る。
【0046】
ここで、図7に示すように、使用されるシートSのシート搬送方向と直交する方向の長さ(以下、「シートSの幅」という)が比較的大きい場合(図7の実線で示すシートS)、主としてシートSの両側端部近傍に対応して配置される二つのシャッター部材15a,15dが前述したようにシートSの先端に作用して該シートSの斜行が補正される。
【0047】
また、使用されるシートSの幅が、前記シャッター部材15a,15dにかからないような比較的小さい場合(図7の二点鎖線で示すシートS)、シャッター部材15a,15dよりも中央部に配置されたシャッター部材15b,15cによってシートSの斜行が補正される。
【0048】
ここで、より精度良いシートSの斜行補正能力を得るためには、シートSの幅に対応する複数のシャッター部材15の間隔が出来るだけ開いている方が、搬送ローラ対13,14の回転軸方向に対するシートSの先端の補正角度誤差が小さくなるのでシャッター部材15を搬送されるシートSの両側端部近傍に配置すれば好ましいが、比較的小さな幅のシートSでも斜行補正出来るようにシートSの搬送中央部C近傍にもシャッター部材15を配置して構成し、複数のシャッター部材15を備えると良い。
【0049】
この時、シートSの搬送路の中央部Cに最も近い両側の二つのシャッター部材15b,15cの間隔を、その画像形成装置に使用されるシートSの最小の幅よりも小さくすると良い。
【0050】
また、シャッター部材15の突き当て面20aと、搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部との間の距離を本実施形態のように極力小さくなるように構成し、シートSの先端が搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部に入り込み、該ニップ部に挟み込まれる寸前で突き当て面20aによりシートSの先端を突き当てて係止し、シートSの斜行を補正するように構成することで、シャッター部材15によりシートSの斜行補正が行われた後、直ぐに搬送ローラ14と搬送コロ13とのニップ部に挟持されて搬送されるので、シートSの斜行補正効果を維持することが出来る。
【0051】
また、シャッター部材15を第1の姿勢位置に付勢する付勢手段として、連結部材16の自重に作用する重力を用いて構成したことにより、その構成が簡単であると共に、シートSに押されてシャッター部材15が回動し、該シートSがシャッター部材15を通過した時に、シートSに対するシャッター部材15からの付勢抵抗が増加することがないので有利である。
【0052】
また、この場合、特に、シートSがシャッター部材15を押して該シャッター部材15を揺動させた時に該シートSが該シャッター部材15から受ける反力が、シートSの先端が該シャッター部材15に初めて当接した時に該シートSが該シャッター部材15から受ける反力よりも弱くなるように重力バランスが作用するので、シートSがシャッター部材15を回動して退避させ通過しやすくなり、ジャムの発生がなくなり好ましい。
【0054】
また、各種シートSの腰の強さに対応させて連結部材16の重量を変化させることで各種の腰の強さを有するシートSの斜行補正に対応させることが出来る。
【0055】
尚、本実施形態では、シャッター部材15と連結部材16とを搬送コロ13の回転軸18を中心にして回動するように構成したが、他の構成として、搬送ローラ14の回転軸14aを中心にして回動するように構成することでも良い。
【0056】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第2実施形態について図8(a),(b)を用いて説明する。図8(a)は第1実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す水平断面説明図、図8(b)は第2実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す水平断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】
前記第1実施形態では、図8(a)に示すように、係止部材となるシャッター部材15の突き当て面20aを平面で形成しているため、突き当て面20aの端部が角部となり、この角部にシートSの先端が当接すると、該シートSの先端が損傷する可能性がある。
【0058】
これを防止するために、本実施形態では、図8(b)に示すように、係止部材となるシャッター部材15の突き当て面20bを所定の径を有する円弧面や、角部にR面を形成した曲面で構成し、シートSが斜行して搬送され、シャッター部材15の突き当て面20bにシートSの先端が当接した際に、第1実施形態のように角部に当接することがなく、該シートSの先端が損傷することがない。
【0059】
この時の突き当て面20bのR面または円弧面の形成は、このシート斜行補正装置が想定するシートSの最大斜行時にシートSの先端が突き当て面20bの両側端部とR面または円弧面との境界の曲率の変化部に当たらないような所定の曲率に設定することで、シートの斜行補正能力とシートSの損傷防止効果を最適な状態で両立させることが出来る。他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成し、同様の効果を得ることが出来る。
【0060】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第3実施形態について図9を用いて説明する。図9は第3実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す垂直断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0061】
前記第1実施形態では、図5に示すように、係止部材となるシャッター部材15が第1の姿勢位置にある時、シャッター部材15の突き当て面20aは、搬送されるシートSのシート面に対して直交する方向に形成されており、突き当て面20aは突き当たるシートSのシート面に対して略90°で交差する。この場合、シートSのループの形成状態によっては、シートSの先端が突き当て面20aから図5の下方へ逃げる可能性がある。
【0062】
これを防止するために、本実施形態では、図9に示すように、係止部材となるシャッター部材15が第1の姿勢位置にある時、シャッター部材15の突き当て面20cは、搬送されるシートSのシート面に対してシートSが搬送される側から図9の時計回り方向に90°以下の鋭角方向に形成されており、突き当て面20cは突き当たるシートSのシート面に対して90°以下の鋭角で交差するようになっている。
【0063】
これによって、シートSの先端は、突き当て面20cとシャッター部材15の端面15eとによって形成される溝部20dに落ち込み、前述のようにシートSの先端が突き当て面20cから逃げることがなく、確実にシートSの先端を係止して該シートSの斜行補正動作を行うことができる。他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成し、同様の効果を得ることができる。
【0064】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第4実施形態について図10〜図12を用いて説明する。図10は第4実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図、図11は第4実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す断面説明図、図12は図10中のA1 部の斜視拡大図であり、付勢手段の反力切換手段の要部を示す図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0065】
図10に示すように、本実施形態では、前記第1実施形態と同様に構成されたシート斜行補正装置に対して、シャッター部材15を前記第1の姿勢位置に付勢する付勢手段となるねじりコイルバネ24を追加的に設けて構成したものである。
【0066】
ねじりコイルバネ24は、回転軸18に対して摺動可能に嵌合され、連結部材16側の端部24bが連結部材16に係止されると共に、フレーム17側の端部24aが装置本体フレーム17に設けられた反力切換手段となる第1、第2の突起部23a,23bに適宜選択的に係止されるようになっている。
【0067】
例えば、通常の腰の強さを有するシートSの場合には、ねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aが第1の突起部23aに係止されている。上記の構成により、シャッター部材15は、ねじりコイルバネ24により図11の矢印c方向に常時付勢されている。
【0068】
また、上記の構成では、ねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aを第2の突起部23bに掛け替えることによって、図11の矢印c方向に作用する付勢力Fを大きくすることが可能であり、使用するシートSの腰の強さに応じてねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aを第1、第2の突起部23a,23bに選択的に係止して適度な付勢力Fを得ることが出来る。
【0069】
上記構成により、シートSは前記第1実施形態と略同様にしてシャッター部材15により斜行が補正されて搬送されるのでここでは詳しい説明を省略する。
【0070】
ここで、シートSとしては、例えば、1平方メートル当たりの重量が50g程度の薄紙から、同じく1平方メートル当たりの重量が120g程度の厚紙まで、多様な種類のシートSが使用される。
【0071】
例えば、シートSが薄紙の場合、シートSの腰が弱いのでシャッター部材15の付勢力Fが小さい場合でも、シートSはループを形成し易く、シートSの斜行が補正され易い。
【0072】
その反面、シートSの腰が弱いことからねじりコイルバネ24による付勢力Fが必要以上に大きく設定された場合、シートSがシャッター部材15を図11の矢印c方向と反対方向に回動してシャッター部材15を退避させ、該シャッター部材15を通過することが困難となり、シートSのジャム等の問題が生じる。
【0073】
また、シートSが厚紙の場合、シートSの腰が強いのでシャッター部材15の付勢力Fが小さい場合には、シートSはループを形成し難く、シートSの斜行が完全に補正されずに、シャッター部材15を回動して退避させ、該シャッター部材15を通過してしまうという問題がある。
【0074】
ここで、本実施形態において、ねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aが第1の突起部23aに係止されている場合、使用されるシートSの内、最も腰が弱いシートSの時にもシートSがシャッター部材15を回動して退避させ該シャッター部材15を通過可能な付勢力Fとなるように設定したと仮定すると、この状態で厚紙等の比較的腰の強いシートSを搬送すると、シートSの斜行の補正量が薄紙と比較して小さくなる。
【0075】
この時、ねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aを第2の突起部23bに掛け替えると、前記付勢力Fが大きくなり、厚紙でも大きな斜行補正量が確保できる。
【0076】
上述の本実施形態のように構成することにより、シートSが薄紙等で比較的腰が弱い場合の搬送性能を確保しつつ、シートSが厚紙等で比較的腰が強い場合に大きな斜行補正能力を発揮することが出来るものである。
【0077】
尚、本実施形態では、ねじりコイルバネ24のフレーム17側の端部24aを係止する位置を変更することにより、ねじりコイルバネ24による付勢力Fを調整したが、これ等に限定されるものではなく、シャッター部材15を第1の姿勢位置に付勢する付勢力Fを調整し得る他の種々の手段を用いて構成することが出来る。
【0078】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第5実施形態について図13、図14を用いて説明する。図13は第5実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図、図14(a),(b)は第5実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0079】
図13に示すように、本実施形態では、前記第1実施形態と同様に構成されたシート斜行補正装置にシート検知手段となる検知部10cを作動させるセンサフラグ16aを一体的に設けて構成したものである。
【0080】
回転軸18の一端部には、回転軸18に嵌合され、該回転軸18に対して回転自在に軸支されると共に、連結部材16に固着されたセンサフラグ16aが設けてあり、センサフラグ16aは連結部材16と一体的に回転軸18を中心に回動可能になっており、シャッター部材15が回動すると、該シャッター部材15と同期してセンサフラグ16aも一体的に回動する。
【0081】
センサフラグ16aに対向する位置には、前記第1実施形態と同様にシート検知手段を構成する検知部10cが配置されており、図14(a)に示すように、シャッター部材15がシートSの先端に当接して該シートSの先端を係止し得る第1の姿勢位置にある時、センサフラグ16aは検知部10cの光路を透過させる位置に設定されている。
【0082】
また、図14(b)に示すように、シャッター部材15がシートSを通過させ得る第2の姿勢位置にある時、センサフラグ16aは検知部10cの光路を遮断する位置に設定されている。
【0083】
上記の構成において、前記第1実施形態と同様に搬送ローラ対5により搬送されるシートSの先端がシャッター部材15の突き当て面20aに当接して係止され、ループを形成して斜行が補正された後、シャッター部材15を押し上げて回動させて退避させ、シャッター部材15を通過する。この時、センサフラグ16aはシャッター部材15と同じ角度だけ回転軸18を中心に図14(a)の矢印b方向に回動し、検知部10cの光路を遮断する。
【0084】
従って、検知部10cの検知情報によりレーザスキャナ6が感光体ドラム8の表面上に潜像を形成してプロセスカートリッジ7の一連のプロセス動作により感光体ドラム8の表面にトナー画像が形成され、感光体ドラム8の回転動作に同期して搬送されるシートSに感光体ドラム8の表面上に形成されたトナー画像が転写される。
【0085】
尚、本実施形態では、連結部材16により複数のシャッター部材15を連結し、該連結部材16にセンサフラグ16aを固着して構成したが、他の構成としてシャッター部材15、連結部材16およびセンサフラグ16aを一体的に形成することでも良い。
【0086】
前記実施形態では、シャッター部材15を連結する連結部材16にセンサフラグ16aを設け、シャッター部材15の回動動作に連動するセンサフラグ16aが検知部10cを作動させ、検知部10cの検知情報により画像形成手段の画像形成動作が開始されるように構成したことで、前述の第1実施形態と同様に、シートSがシャッター部材15を通過するのに要する時間に関係なく画像を形成するタイミングを一定に維持することが出来る上に、シャッター部材15の一部がシート検知手段の一部を兼ねるように構成したことで、部品点数の削減が出来、装置のコストダウンを図ることが出来る。
【0087】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第6実施形態について図15、図16を用いて説明する。図15は第6実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、図16は図15中のA2 部の矢視図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0088】
本実施形態では、本発明に係るシート斜行補正装置をプロセスカートリッジ7に一体的に構成し、第2のシート搬送手段となる像担持回転体である感光体ドラム8の回転軸を中心にしてシャッター部材15を回動可能に構成したものである。図16において、突き当て面20aを有する複数のシャッター部材15が連結部材16により一体的に連結され、連結部材16は、感光体ドラム8の両端部に設けられたダボ8a,8bに対して該ダボ8a,8bを中心にして回動可能に支持されている。
【0089】
シャッター部材15が図15の実線で示すように、シートSの先端に当接して該シートSの先端を係止し得る第1の姿勢位置にある時、シャッター部材15の突き当て面20aは、感光体ドラム8と転写帯電器12とのニップ部近傍上流側に配置されるようになっている。尚、シャッター部材15が図15の破線で示す状態位置は、シートSを通過させ得る第2の姿勢位置である。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成し、同様な効果を得ることが出来る。
【0090】
上記の構成により、前記第1実施形態と同様に、搬送ローラ対13,14に配置されたシャッター部材15により斜行補正された後、今度は第1のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13,14によりシートSが搬送されて、図15の実線で示す第1の姿勢位置にあるシャッター部材15の突き当て面20aにシートSの先端が当接すると、前記第1実施形態と同様に、シートSはループを形成して、シートS自身の腰の強さにより斜行を補正し、その後、シャッター部材15を押してダボ8a,8bを中心にして図15の時計回り方向に回動させて図15の破線で示す第2の姿勢位置になった時、シートSがシャッター部材15を通過して下流側へ搬送される。
【0091】
上記構成によれば、プロセスカートリッジ7内に設けられた感光体ドラム8のダボ8a,8bに連結部材16を介してシャッター部材15が回動自在に取り付けられているので、シャッター部材15の感光体ドラム8に対するアライメント(位置精度)が正確に維持される。即ち、シートSの感光体ドラム8に対するアライメントを正確に維持することが可能となり、画像記録精度を更に向上させることが出来る。
【0092】
尚、本実施形態では、シャッター部材15を連結した連結部材16を感光体ドラム8のダボ8a,8bを中心として回動自在に取り付けて構成したが、他の構成として、転写帯電器12を転写回転体で構成した場合において、該転写回転体の回転中心を中心にシャッター部材15を回動可能に設けて構成しても同様な効果を得ることが出来る。
【0093】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第7実施形態について図17を用いて説明する。図17は第7実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0094】
本実施形態では、前記第1実施形態と同様に構成されたシート斜行補正装置をシートSを搬送する搬送経路上に複数配置して構成したものである。図17において、本実施形態の画像形成装置では、給送ユニットU1,U2が上下二段に構成されている。そして、前記第1実施形態と同様に、プロセスカートリッジ7の近傍上流側には、シート斜行補正装置であるシャッター部材15A等を装備した搬送ローラ対13A,14Aが配置されている。
【0095】
また、装置本体の給送ユニットU1,U2からのシート搬送路の合流点Bの近傍下流側にも同じく前記第1実施形態と同様に構成されたシート斜行補正装置であるシャッター部材15B等を装備した搬送ローラ対13B,14Bが配置されている。
【0096】
また、プロセスカートリッジ7に配置された感光体ドラム8が対向する画像形成部までのシートSの搬送経路長が比較的長くなる下段の給送ユニットU2には、前記第1実施形態と同様に構成されたシート斜行補正装置であるシャッター部材15C等を装備した搬送ローラ対13C,14Cが配置されている。
【0097】
また、搬送ローラ対13A,14Aおよび搬送ローラ対13B,14Bの夫々の近傍下流側には、前記第1実施形態と同様にシート検知手段となるセンサ9,10が配置されている。他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成し、同様の効果を得ることが出来る。
【0098】
上記構成により、給送ユニットU2から第1のシート搬送手段として作用する給送ローラ1aにより繰り出されたシートSは、先ず、給送ローラ1aと第2のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13C,14Cとの間でループを形成して斜行が補正された後、下流へ搬送され、更に、今度は第1のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13C,14Cと第2のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13B,14Bとの間でループを形成して再度斜行が補正された後、下流へ搬送され、更に、今度は第1のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13B,14Bと第2のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13A,14Aとの間でループを形成して再再度斜行が補正された後、プロセスカートリッジ7に配置された感光体ドラム8が対向する画像形成部に搬送される。
【0099】
また、給送ユニットU1から第1のシート搬送手段として作用する給送ローラ1bにより繰り出されたシートSは、先ず、給送ローラ1bと第2のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13B,14Bとの間でループを形成して斜行が補正された後、下流へ搬送され、更に、今度は第1のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13B,14Bと第2のシート搬送手段として作用する搬送ローラ対13A,14Aとの間でループを形成して再度斜行が補正された後、プロセスカートリッジ7に配置された感光体ドラム8が対向する画像形成部に搬送される。
【0100】
これ等の構成により、シートSを収容する給送ユニットUから画像形成手段となるプロセスカートリッジ7までのシートSの搬送経路長が比較的長い場合であっても、各所に、上述のシート斜行補正装置を複数配置することで、シートSの搬送経路上で随時シートSの斜行補正を行うことが出来、シート搬送経路上の搬送抵抗等の原因により搬送中のシートSが斜行した場合でも、斜行が累積して大きくなる前に、随時所定の位置で斜行補正を施すことが出来るので、画像記録精度を更に向上させることが出来る。
【0101】
尚、前記実施形態では、本発明に係るシート斜行補正装置を三箇所に配置した場合の一例を示したが、他の構成として、他の所望する位置に所望する数のシート斜行補正装置を適宜配置して構成することでも良い。
【0102】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第8実施形態について図18を用いて説明する。図18は第8実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0103】
前記各実施形態において、シートSの先端がシャッター部材15に当接して係止された状態で、シートSは、該シートSの斜行補正に必要な量のループを形成する必要がある。このループ量とシートSの斜行補正量とは略同値関係にあり、シートSの斜行量が大きい場合には、安定した所定のループ量を確保する必要がある。
【0104】
図18において、第1のシート搬送手段となる搬送ローラ対5により搬送されるシートSの先端が第2のシート搬送手段となる搬送ローラ対13,14に設けられたシャッター部材15の突き当て面20aに当接して係止されると、シートSは搬送ローラ対5と搬送ローラ対13,14との間に設けられた所定の曲率を有するシートガイドとなる搬送ガイド面G1 から離れるようにループを形成する。
【0105】
そして、所定のループ量を形成した時、前記搬送ガイド面G1 に対向する側にシートSをガイドする部材がない場合には、シートSは際限なくループ量を大きくして座屈し、シャッター部材15の付勢力に負けて搬送ローラ対13,14のニップ部に進入できずシートSにジャムが発生するという問題がある。
【0106】
本実施形態は、前記問題を解決するものであって、シャッター部材15により先端が係止されたシートSに安定したループを形成させることで、シートSの腰の強さによりシャッター部材15を押して回動させて退避させ、該シャッター部材15を確実に通過し得るように構成したものである。
【0107】
図18において、搬送ローラ対5と搬送ローラ対13,14との間には、所定の曲率を有するシートガイドとなる搬送ガイド面G1 に対向すると共に、該搬送ガイド面G1 の曲率に対応する曲率を有して形成されたガイド面22aを有するフラッパ部材22が搬送ガイド面G1 に対して近接/離隔出来るように回動可能に設けられている。
【0108】
フラッパ部材22の回動中心は、図18に示すように、搬送ローラ対5のニップ部の延長線上付近に配置されており、シートSが搬送ガイド面G1 に沿って搬送され、シートSの先端がシャッター部材15に突入するまでは、フラッパ部材22が開かない図18の実線で示す状態位置に設定してシートSの搬送をガイドする。
【0109】
そして、シートSの先端がシャッター部材15に当接して係止されシートSがループを形成する時点で、フラッパ部材22を図18の破線で示す状態位置に回動して開き、シートSが該シートSの斜行補正に必要とする十分なループを形成できるように設定する。
【0110】
前記フラッパ部材22は、搬送されるシートSの幅に対応して該シートSの幅方向の同一線上に少なくとも二箇所以上配置し、搬送されるシートSの少なくともシート搬送方向両側端部近傍に当接し得るように構成することで、シートSの左右のループ量の差を吸収し、逆にループが成長し過ぎてシートSの斜行補正が完了しないうちに該シートSの先端がシャッター部材15の突き当て面20aから脱離したり、搬送ローラ対13,14のニップ部へ突っ込んだりすることを防止することが出来る。
【0111】
前記フラッパ部材22は、該フラッパ部材22の自重によりシートSに当接してシートSのループを押す力として作用させることにより、軽量でも十分な効果を発揮させることができる。
【0112】
また、他の構成として、図18に示す搬送ガイド面G1 の曲率を利用して、搬送ローラ対5と搬送ローラ対13,14との間の領域において、搬送ローラ対5のニップ部の延長線上付近から曲率が大きくなる方向にシートSがループを形成できるようなスペースを設けることで、該スペースに倣ってシートSがループを形成し、シートSの斜行補正に必要とする十分なループを形成できるように設定することでも良い。
【0113】
また、フラッパ部材22の代わりに、シートSが形成するループが倣う弾性部材を搬送ガイド面G1 に対向して配置し、該弾性部材に倣ってシートSがループを形成し、シートSの斜行補正に必要とする十分なループを形成できるように設定することでも良い。
【0114】
次に、本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第9実施形態について図19、図20を用いて説明する。図19は第9実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図、図20は図19中のA3 部の要部断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0115】
本実施形態では、前記シート斜行補正装置を構成するシャッター部材15を排出ローラ対3に装備することで、シートSの排出時におけるシートSの整列性を向上させるものである。特に、定着ユニット11において加熱,加圧処理によりトナー画像が定着されたシートSではカールが発生し易く、カールが形成されたまま排出されるとシートSの整列性が低下する。
【0116】
従って、排出ローラ対3の手前でシートSにループを形成してシートSの斜行を補正すると共に、シート斜行補正装置を構成するシャッター部材15と排出ローラ対3との協働によりシートSのカールを除去する作用を付加することで、シートSの排出時におけるシートSの整列性,積載性を向上させることが出来る。
【0117】
図20に示すように、第2のシート搬送手段となる排出ローラ対3の一方の排出ローラ3aの回転軸3cには、前記第1実施形態と略同様に構成されるシャッター部材15が該回転軸3cを中心にして該回転軸3cに対して回動可能に設けられており、装置本体フレーム17に一端が固着された付勢ばね25の他端がシャッター部材15の一端に係合されている。
【0118】
シャッター部材15は、付勢ばね25の付勢力により、図20の実線で示すように、第1のシート搬送手段となる排出ローラ対2により搬送されるシートSの先端に当接して該シートSの先端を係止し得る第1の姿勢位置に設定される。
【0119】
そして、排出ローラ対2により搬送されるシートSの先端がシャッター部材15を押して回転軸3cを中心にして回動させてシャッター部材15を退避させると、シャッター部材15は図20の破線で示すように、シャッター部材15の一端に形成された当接部15fが装置本体フレーム17に当接してシートSを通過させ得る第2の姿勢位置に設定される。
【0120】
また、排出ローラ対2と排出ローラ対3との間には、所定の曲率を有するシートガイドとなる搬送ガイド面G2 および該搬送ガイド面G2 に対向してシートSが形成するループ形状に対応する形状のスペース26を形成する搬送ガイド面G3 が設けられている。
【0121】
前記搬送ガイド面G2 ,G3 は、搬送ガイド面G3 が排出ローラ対2のニップ部の延長線上から図20の左側方向に膨らんだスペース26を形成しており、このスペース26により、シートSのループを積極的に形成できるようになっている。
【0122】
上記構成により、シートSが排出ローラ対2により搬送され、シートSの先端が付勢ばね25の付勢力により第1の姿勢位置に保持されたシャッター部材15の突き当て面20aに当接して係止されると、シートSはスペース26内でループを形成する。そして、シートSのループが搬送ガイド面G3 に当接すると、シートSの先端がシャッター部材15を押して回転軸3cを中心に回動させて退避させ、シートSがシャッター部材15を通過して排出ローラ対3のニップ部に進入して挟持され搬送される。
【0123】
この時、シャッター部材15は、図20の破線で示す第2の状態位置で保持され、シートSが排出ローラ対3のニップ部に進入する方向とシャッター部材15のしごき面15gとがなす角度θが所定の角度で設定される。これにより、シートSは排出ローラ対3のニップ部とシャッター部材15のしごき面15gとの作用によりしごかれてカールが除去された後、機外へ排出される。
【0124】
シートSに形成されるカールの向きは、各種画像形成装置によって異なるため、各種画像形成装置に対応させて付勢ばね25の付勢力、しごき角度θ、シャッター部材15の規制方向等を適宜変えることで、各種画像形成装置に対応させてシートSの斜行補正とカール除去を一度に行うことが出来る。
【0125】
本実施形態では、シート斜行補正装置が、シートSの斜行補正作用に加えてカール除去作用を発揮してシートSの排出時におけるシートSの整列性,積載性を向上させることが出来る。
【0126】
尚、前記実施形態では、シートSの排出部にシート斜行補正装置を設けた場合を例示したが、これに限定されるものではなく、シートSの搬送経路上の所望する位置に一つまたは複数配置することで、同様な効果を得ることが出来る。
【0127】
尚、前記各実施形態では、画像形成手段として電子写真画像形成手段を装備した画像形成装置に適用した場合について説明したが、他の構成として、インクジェットヘッドやサーマルヘッドを有して構成した画像形成手段を装備した画像形成装置に適用することも出来る。
【0128】
【発明の効果】
本発明は、上述の如き構成と作用とを有するので、前述の従来例のようにレジストローラ対のような搬送ローラの起動/停止の制御等の電気的な制御の必要がないため、シートを検知するセンサ等のシート検知手段等も最小限で良く、機械的にシートの斜行を補正する機構を簡単な構成で安価に出来、省スペース化が図れる。
【0129】
また、係止部材のシートに対する付勢力を調整可能に構成することで、シートの種類によらず、シートの搬送能力と、斜行補正能力を確保することが出来る。
【0130】
また、係止部材の一部とシート検知手段の一部とを兼用することで部品点数が削減できてコストダウンが図れると共に、シートが係止部材を通過するに要する時間に関わらず、画像形成手段の画像記録開始タイミングを一定に維持することが出来る。
【0131】
また、係止部材の上流側にシートのループを形成するスペースを確保することで、大きな斜行補正能力を発揮することが出来る。
【0132】
また、本発明に係るシート斜行補正装置をシート搬送経路の所定位置に複数配置することで、シートの斜行防止機能を向上させることが出来る。
【0133】
プロセスカートリッジ内の像担持回転体に係止部材を配置することで、像担持回転体と係止部材とのアライメント(位置精度)を正確にすることが出来、画像記録精度を向上させることが出来る。
【0134】
また、シートの斜行補正作用に加えてシートのカール除去作用を持たせることで、画像形成後のシートを排出した時のシートの整列性および積載性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート斜行補正装置及びこれを備えたシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第1実施形態を説明する断面説明図である。
【図2】第1実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す斜視図である。
【図3】第1実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図である。
【図4】第1実施形態のシート斜行補正装置の動作説明図である。
【図5】第1実施形態のシート斜行補正装置の動作説明図である。
【図6】第1実施形態のシート斜行補正装置の動作説明図である。
【図7】第1実施形態のシート斜行補正装置において、異なるシート幅に対応する様子を示す平面説明図である。
【図8】(a)は第1実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す水平断面説明図、(b)は第2実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す水平断面説明図である。
【図9】第3実施形態の係止部材の突き当て面の外形形状を示す垂直断面説明図である。
【図10】第4実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図である。
【図11】第4実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す断面説明図である。
【図12】図10中のA1 部の斜視拡大図であり、付勢手段の反力切換手段の要部を示す図である。
【図13】第5実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す平面図である。
【図14】(a),(b)は第5実施形態のシート斜行補正装置の構成を示す断面説明図である。
【図15】第6実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。
【図16】図15中のA2 部の矢視図である。
【図17】第7実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。
【図18】第8実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。
【図19】第9実施形態のシート斜行補正装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。
【図20】図19中のA3 部の要部断面説明図である。
【図21】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…給送ローラ、2,3…排出ローラ対、3a…排出ローラ、3c…回転軸、4…コントロールユニット、5…搬送ローラ対、6…レーザスキャナ、7…プロセスカートリッジ、8…感光体ドラム、8a,8b…ダボ、9,10…センサ、10a…センサフラグ、10b…軸、10c…検知部、11…定着ユニット、12…転写帯電器、13,14、13A,14A、13B,14B、13C,14C…搬送ローラ対(13…搬送コロ、14…搬送ローラ)、14a…回転軸、15,15a〜15d,15A,15B,15C…シャッター部材、15e…端面、15f…当接部、15g…しごき面、15h…当接面、16…連結部材、16a…センサフラグ、17…装置本体フレーム、18…回転軸、19…補助コロ、19a…シャッター部材規制面、20a,20b,20c…突き当て面、20d…溝部、21a,21b…シート搬送路、21 c, 21 d…ガイド部材、22…フラッパ部材、22a…ガイド面、23a,23b…突起部、24…ねじりコイルバネ、24a,24b…端部、25…付勢ばね、26…スペース、B…合流点、C…中央部、G1 ,G2 ,G3 …搬送ガイド面、S…シート、U,U1,U2…給送ユニット
Claims (20)
- シートを搬送する第1のシート搬送手段と、
前記第1のシート搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートを搬送する第2のシート搬送手段と、
前記第2のシート搬送手段の近傍で、且つ、該第2のシート搬送手段よりもシート搬送方向上流側に配置され、前記第1のシート搬送手段により搬送されるシートの先端に当接して該シートの先端を係止し得る第1の姿勢と、シートを通過させ得る第2の姿勢とに揺動可能な複数のシャッター部材と、
前記複数のシャッター部材を前記第1の姿勢状態に付勢する付勢手段と、
前記第1のシート搬送手段によって搬送されるシートの先端がシャッター部材に当接してシートにループが形成されたときにシートのループ部分が当接する搬送ガイドと、を有し、
前記第2のシート搬送手段は、シート搬送回転体を含み、前記複数のシャッター部材は、前記シート搬送回転体の回転中心を中心にして揺動可能に連設され、
前記第1のシート搬送手段によって搬送されるシートの先端が前記複数のシャッター部材と当接してシートにループが形成され、シートのループ部分が前記搬送ガイドに当接するとシートは前記付勢手段の付勢力に抗して前記複数のシャッター部材を押して前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に揺動させ、シートの先端が前記複数のシャッター部材と当接した状態でシートが前記複数のシャッター部材を前記第2の姿勢へ揺動させている途中で前記シートの先端が前記第2の搬送手段に挟持されることを特徴とするシート斜行補正装置。 - 前記シャッター部材のシートの先端に当接する当接面は、シート搬送方向と直交する方向において、少なくとも三箇所に設けられ、その内の少なくとも一箇所を、搬送されるシートのシート搬送方向と直交する方向の幅の中央部に配置して構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記シャッター部材のシートの先端に当接する当接面を、所定の径を有する円弧面または端部にR面を形成した曲面で構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記シャッター部材がシートの先端に当接して該シートの先端を係止し得る第1の姿勢に設定された時、該シャッター部材のシートの先端に当接する当接面は、シートのシート面に対して90°以下の鋭角で交差する面を有して構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記付勢手段は、シートが前記シャッター部材を押して該シャッター部材を揺動させた時に該シートが該シャッター部材から受ける反力が、シートの先端が該係止部材に初めて当接した時に該シートが該シャッター部材から受ける反力よりも弱くなるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記付勢手段により前記シャッター部材がシートに作用させる反力は、該シャッター部材に作用する重力により発生するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のシート斜行補正装置。
- 前記付勢手段は、前記シャッター部材がシートに作用させる反力を調整するための反力切換手段を有することを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記第2のシート搬送手段と、前記シャッター部材との協働によりシートの斜行補正作用とシートのカール除去作用とを有するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記シート搬送回転体は、同軸上に複数に分割されて配置され、 前記シート搬送回転体の軸上で、分割された該シート搬送回転体の間には前記シャッター部材が揺動可能に支持され、前記シート搬送回転体の軸上で、前記シート搬送回転体と前記シャッター部材との間には、前記シャッター部材を前記シート搬送回転体に対して位置決めすると共に、前記シート搬送回転体と前記シャッター部材とが夫々独立して回動可能に構成する補助コロを設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート搬送手段との間のシート搬送路上に、前記シャッター部材の作用によりシートが形成するループ形状に対応する形状の、前記搬送ガイドによって形成されたスペースを設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート搬送手段との間に前記シャッター部材の作用によりシートが形成するループ形状に対応する形状を有するシートガイドを有し、前記シートガイドに対向する位置にシートのループ形成を助長するフラッパ部材を配置して構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 前記フラッパ部材は、搬送されるシートのシート搬送方向に直交する方向の幅に対応してシート搬送方向と直交する方向の同一線上に少なくとも二箇所配置し、搬送されるシートの少なくともシート搬送方向両側端部近傍に当接し得るように構成したことを特徴とする請求項11に記載のシート斜行補正装置。
- 前記第1のシート搬送手段と前記第2のシート搬送手段との間に前記シャッター部材の作用によりシートが形成するループ形状に対応する形状を有するシートガイドを有し、前記シートガイドに対向する位置にシートのループ形成を助長する弾性部材を配置して構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載のシート斜行補正装置を、シートを搬送する搬送経路上に複数配置したことを特徴とするシート斜行補正装置。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載のシート斜行補正装置を備え、
該シート斜行補正装置により斜行が補正され、搬送されたシートに画像情報に応じて画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記シャッター部材よりもシート搬送方向下流側で、且つ、前記画像形成手段の近傍で、且つ該画像形成手段よりもシート搬送方向上流側に配置されたシート検知手段を有し、前記シート検知手段の検知情報により、前記画像形成手段の画像形成動作が開始されるように構成したことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記シャッター部材と前記シート検知手段とが連動するように構成したことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記シャッター部材の一部が前記シート検知手段の一部を兼ねるように構成したことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
- 前記第2のシート搬送手段は、前記画像形成手段を構成する像担持回転体または該像担持回転体に対向する転写回転体を含むことを特徴とする請求項15または請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記シャッター部材は、シートの先端が落ち込む溝部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート斜行補正装置。
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